裏銀座縦走 ~まだ歩きたい~
双六小屋でフラフラ
途中からの登りは双六岳への登山道に合流する兆候だった。巻道の続く彼方に指導標が見えている。昨日通った分岐だ。足も早くなってくる。そして双六岳の登山道に合流。更にここから双六小屋まで下りていく。
眼下に双六小屋の赤い屋根が見えてきた。小屋についたと同時に時計を見るとちょうどお昼。あら? おばちゃんの言った通り本当に20分短縮しちゃったよ。
もちろんここでザックを下ろす。さすがにフラフラだ。そして小屋に入って缶ジュースを買う。小屋のお姉さんにお金を渡すのだが、財布から小銭を出すのに立っていられない。思わず座り込んでお金を出す。下界で普通に飲んでいる缶ジュースがこれほど美味いとはね・・・。
点々とする紅葉の中、緩やかな登り。
あそこが双六岳登山道との合流点だ!!
昨日通り過ぎた巻道との分岐。我ながらよく戻ってきた。
眼下には双六小屋。昨日は振り返らなかったけど、ここからの景色もいいね。あとは小屋目指して慎重に下る。
ようやく双六小屋に着いた。目標どおりちょうどお昼。
フラフラの中、缶ジュースで水分&栄養(?)補給。何とか生き返ったよ。
双六小屋の指導標。新穂高まで5時間20分らしい。
さすがにルートが交差するだけあって、外のテラスには休んでいる人あり、湯を沸かして食事している人あり。これから双六岳に向かう人もいるようだ。
休憩も十分、心機一転、新穂高に向けて再出発しよう。指導標には新穂高まで5時間20分。休憩時間考えると6時前には何とか着けるかな? とにかくわさび平に明るいうちに着けばいい。これならなんとかなりそうだ。焦らずにマイペースで行こう。
小屋の裏手は夏の診療所。さらに進むと双六池の横にテン場だ。次の目的地は弓折岳との分岐、弓折乗越だ。
双六小屋の診療所。7月下旬から8月下旬までの約一か月位開いているらしい。
テン場が見えてきた。そこそこいるね。
そして奥は双六池。ここからルートは南に続く。