裏銀座縦走

裏銀座縦走 ~まだ歩きたい~

一人見渡す

  

更に各山々を拡大して見てみよう。絶景でお腹が一杯になりそうだ。

大天井岳の左奥には八ヶ岳、更に左に目を移すと浅間山だ。これだけ鮮明に見ることができれば十分。
そして槍ヶ岳からわずかに見えていた戸隠の山々もここからは形がはっきりと見えている。昨年アッちゃんと登った高妻山と乙妻山だ。こちらか見るとあんな形していたんだ。

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昨日のぼった鷲羽岳とワリモ岳。登山道がうっすらと見えてるね。

  
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いつ見ても美しい形の笠ヶ岳。二週間前に歩いた抜戸岳への稜線もはっきり。

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山頂から見下ろす水晶小屋。ここに小屋を設けるのに大変な苦労があったようだ。

  
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今日は絶好の縦走日和。槍ヶ岳から穂高への稜線。北アルプス南部の代表的なルートだけど、遠くから見るのも楽しい。槍からは昨日歩いた西鎌尾根もちゃんと見えている。明るくてガスが出ていなければ水晶岳も見えたことだろう。

  
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鹿島槍ヶ岳、五龍岳と近くなった分だけ鮮明に見えている。こちらは読売新道が北に続いているけれど、裏銀座は野口五郎岳へ続く。長いコースだ。

  
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北アルプスから遠く離れた山々も雲海の中にはっきり。ここへはいつか登りに行けるだろうか。

  
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剱・立山をバックに読売新道の先は赤牛岳。その左手には小さく五色ヶ原山荘が見えている。ここも秘境だ。

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黒部湖もだいぶガスが晴れてきた。プロジェクトXで一時黒部ダムが注目されてたね。

  

意外だったのが妙高、戸隠の山々の一部が見えていたこと。

アッちゃんと登った高妻山に乙妻山、そしてその時に教えてもらった焼山、火打山、妙高山とシルエットだが鮮明に見えている。高妻山からは水晶岳が鮮明に見えたからね。こちらから見えるのもうなずける。

いやいや、一つ一つの山を味わっていくときりがないや。

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こちらから見るとまた変わった形の高妻、乙妻山。雲が少なければその左手に西岳が見えるそうだ。


  

この水晶岳は双耳峰。南峰からは北峰が見える。北峰は南峰より標高は低いが、三角点が設置されている。ここまで来たのだから、三角点を見ていくことにしよう北峰はすぐそこ。一旦下ってちょっとだけ登る。

三角点はすぐに見つかった。南峰を振り返ると、やはりあちらの方が高いのがわかるね。南峰に隠れて一部の山々が見えなくなるため、やはり眺望は南峰の方が良い。ちょっと長居してしまった。時間も限られていることだし、そろそろ下山するとしよう。まずは北峰に戻る。

  

北峰に戻り、下山しようとしたら一人の男性が山頂を目指して登ってきた。彼はこのまま読売新道を北上するらしい。
その時に教えてもらったのだが、御嶽が昨日噴火したらしい。やはりそうだったのだ。しかしまだ現地が大惨事になっているとは想像もしていなかった。

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北峰の三角点。こちらの標高は2,977.5m。

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今回いくつの三角点をゲットしただろう。

  
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あそこが先ほどまでいた南峰。やはりあちらの方が高いね。

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昨日泊まった雲ノ平山荘。こちらもオアシスだ。

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岩に書かれた赤牛岳。無性にこの先を歩いてみたくなる。読売新道は黒部湖に向けてずーっと続くんだね。時間も金も限られている身にとっては我慢。またいつか来よう。

  
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タイトルは黒部五郎岳となっているが、手前の雲ノ平の地形も見てほしい。ここは日本で最も高い位置にある溶岩台地だ。

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かなり長居してしまった。そろそろ下山しましょう。


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