槍穂縦走

槍穂縦走 二日目 ~大切戸からの夜明け~

飛騨泣きに泣く

  

飛騨泣きの登りにかかる。A沢のコルから見上げると本当にここ登るのか?と思うほどだ。岩には点々とペンキマークが続く。これを見落とさないように登っていく。

一気に高度が上がる。振り返ると先ほど越えてきた長谷川ピークの鋭いナイフリッジがまた見えてきた。その後ろには獅子鼻岩から大キレットの底までの全景が見える。何度も何度も思うことであるが、あんなところ歩いてきたのか・・・。

飛騨泣きへの登りは更に続く。

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A沢のコルから飛騨泣きへ。長谷川ピーク同様、難所だ。

  
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飛騨泣きへの登りの途中で振り返ってみる。獅子鼻岩から大キレットの底、そして長谷川ピーク。すげーな。

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すぐに息が切れてしまう。まだまだペンキマークは頭上に続く。

  
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いきなり立ちはだかる大岩。予習はしてきたが、実際見てみると圧巻。

やがて大きな岩が行く手を遮る。飛騨泣きの核心部だ。ここで北穂から縦走してきた男性とすれ違う。
大きな岩にはペンキマークで示されており、ステップも付けられているので、登る前はビビってしまったが、登ってみればさほど難しいことはなく、一瞬の出来事だった。
しかし危険地帯はまだまだ続く。全く気が抜けない。

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ペンキマークに従って登っていけばいいのだが・・・。

  
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最初はステップがあるので大丈夫。

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岩に取り付いたぞ。頭上に登っていくようだ。

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今度はトラバース。岩に打ち付けられたステップと鎖がありがたい。


何とか飛騨泣きの難所をクリアしたようだ。ルートは緩やかになったが、目指す北穂へはもう一登りしなければならない。

目の前に大きな岩峰が立ちはだかる。その右手奥には北穂高小屋。いやー・・・がんばろ。
北穂は賑わっているかな?

  
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手前の岩峰は巻くことになるが、いずれにせよ急登だ。その右奧には北穂高小屋。

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ちょっとは近づいてきたかな?

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完全に息切れ。これだけのハシゴもヒーコラ。でもあとちょっとだ。


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