立山連峰縦走 二日目 ~立山の神様に問う~
別山から稜線闊歩
今日は時間的に余裕があるので、北峰にも寄ってみる。
平坦な尾根を10分ほど歩けば北峰だ。ここは剱岳が最も美しく見える場所かもしれない。東側は後立が一望。西側には富山湾が広がっている絶景だ。北峰は標識が立っているだけの寂しい広場だけど、立山を訪れたら必ず立ち寄ってみたいところだね。
ここが別山の北峰。目の前に飛び込んでくるのは剱岳。剱御前小舎からの剱岳もきれいだったけど、ここからは圧巻の景色。
別山北峰からの眺め。剱岳が目の前にそびえている。これから歩く立山の縦走路、明日歩くはずだった薬師。遠くには白山も見えている。明るくなってから出発したのは正解だったかな・・・。
さっきまでいた本峰(南峰)が見えている。北峰までは近いのでぜひ立ち寄って欲しい。
出発した剱御前小舎。雪渓がハートマークだ。
別山を出発。ここからはちょっと下っていく。
十分に景色を楽しみ、歩いてきた道を引き返す。ここからアップダウンを繰り返して立山の最高峰、大汝山から神社のある雄山へと縦走だ。今日は明るい中を歩くので、景色を楽しみながら進もう。
別山からは一旦大きく下る。稜線を辿るので、視界を遮るものはなく、右手に室堂平を見下ろしながら歩いていく。コルからはちょっとした登り。登山道の脇にある手書きの地図を見てみると、左手に登っていくと真砂岳だ。巻道もあるけど、ここは真砂岳に寄っていきたいので、目の前のピーク目指して更に登っていく。
てっきり立山三山は雄山、大汝山、富士ノ折立かと思ったら、浄土山、雄山、別山のことだったらしい。それぞれ「過去」、「現在」、「未来」を表しているそうな。ということは、今の自分は未来から過去へと辿っているのか?
別山からはかなり大きく下る。先に見えている3つのピークが手前から富士ノ折立、大汝山、雄山だ。
南側の標識。こちらも3ヶ国語で書かれている。
やはり雄山から縦走するのが普通かな? 別山に向かう人達。
コルからはきつい登りが続くぞ。
右手には室堂平を見下ろす。いい眺めだ。
別山を振り返る。まだ山頂の石垣が見えているよ。
途中にあるコルは真砂乗越。ちょうど山の間から後立が見えた。鹿島槍は独特の形だからすぐわかるね。白馬はここからは見えないか。
手書きの地図。左へ登ると真砂岳だ。
思わず見上げてしまう。真砂岳への稜線には何人かの人が歩いているのがわかる。
指導標が立っている。手前左に進むと内蔵助山荘だ。
室堂のターミナル。今日はあそこまで下りてバスで帰るんだな。