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八ヶ岳連峰稲子岳付近で遭難 下山中にルートを誤り行動不能

八ヶ岳連峰稲子岳付近(標高約2,160m)で60代の夫婦が下山中に道に迷い行動不能になり、救助されました。
警察によりますと、6日午後2時過ぎ、男性から「妻と道に迷って戻れなくなった」と通報がありました。2人は6日、白駒池から入山し、にゅうを経由して下山中、ルートを誤って道に迷い、行動不能になりました。男性からの救助要請を受け、地元の遭対協が2人と携帯電話でやりとりをして位置を確認して合流、同行下山して午後9時頃、救助しました。
2人にけがはありません。

遠見尾根で遭難 男性がバランスを崩して足をひねる

遠見尾根の登山道上(標高約2,500m)で50代男性が下山中に足をひねり負傷し、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、男性は7日、9人パーティーで遠見尾根を下山中、バランスを崩して足をひねり、けがをしました。午前8時半過ぎ、同行者から救助要請があり、長野県消防防災ヘリが出動して、午前10時半ころ、男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。
男性は左足首を負傷しているようです。

八ヶ岳連峰の赤岳で転倒 男性が手首を骨折

八ヶ岳連峰赤岳の山頂付近で70代男性が転倒して負傷し警察に救助されました。
警察によりますと、男性は5日、2人パーティーで北杜市の登山口から赤岳を目指して入山しましたが、真教寺尾根を登山中に浮石でバランスを崩して転倒し負傷しました。5日は山頂近くの山小屋に宿泊しましたが6日になっても左手首の腫れが引かないため午前6時前に本人が救助を要請しました。
警察によりますと、本人の話から左手首を骨折しているようです。警察の山岳遭難救助隊員が山小屋に向かい6日午後1時半頃、男性を救助しました。

屏風の頭付近で遭難 体調不良で行動不能に

屏風の頭付近で広島市の60代男性が行動不能となり長野県の消防防災ヘリに救助されました。
警察によりますと、男性は5日に単独で上高地から入山し、6日は徳沢からパノラマコースで涸沢を目指していました。しかし、屏風の頭に近い屏風のコル(標高2,400m)付近で嘔吐などの体調不良で歩けなくなり、午後0時半頃、他の登山者が消防に救助を要請しました。長野県の消防防災ヘリが出動して午後2時前に男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。けがは無いということです。

爺ヶ岳で男性が転倒

爺ヶ岳の登山道で6日、60代男性が下山中に転倒し足首を骨折する重傷を負いました。
男性は5日に2人パーティーで入山し、6日に柏原新道を扇沢に向かって下山していましたが、午前10時半頃に標高1,550m付近で足を滑らせて転倒しました。歩けそうになかったため本人が消防に救助を要請し、午後1時前に消防署員が救助して池田町の病院に搬送しました。
男性は左足首の骨を折る重傷と見られています。

下山中に足にけがをして動けず…男性を救助 雨飾山

雨飾山で、けがをして下山できなくなっていた70代男性が救助されました。
警察によりますと、5日午後2時ごろ、雨飾山の登山道で男性がけがをして自力で下山できなくなっていると通りがかりの登山者を通じて通報がありました。県警の山岳遭難救助隊などが救助に向かい、午後8時半ごろ、男性を救助しました。男性は右足首にけがをしていて、途中、救助隊員に背負われたり、歩いたりしながら下山し、病院に運ばれました。
男性は、5日に単独で入山し、下山中だったということです。

奥穂高岳で体調不良を訴えた男性が心肺停止

松本警察署によりますと、奥穂高岳の標高およそ3,100mの山頂付近で、70代男性が体調不良を訴え、4日午前1時前に、一緒に登っていた40代男性から松本広域消防局に救助の要請がありました。県の山岳遭難防止常駐隊員らが出動し、救助に当たりましたが、70代男性は心肺停止のようです。
また、通報した男性も、4日正午前に山頂付近の山小屋に収容されましたが、低体温症のようです。心肺停止の男性については、天候の回復を待って救助することにしています。
2人は3日に前穂高岳から奥穂高岳に向かって登山していました。

八ヶ岳連峰赤岳で遭難 下山中に足を滑らせて転倒

八ヶ岳連峰赤岳で20代男性が下山中に転倒して負傷し、長野県消防防災ヘリに救助されました。
警察によりますと、男性は2日、赤岳の山頂から美濃戸口に向かって下山中、地蔵の頭付近(標高約2,700m)で足を滑らせて転倒し、けがをしました。午後2時半頃、本人から救助要請があり、午後5時過ぎ、県消防防災ヘリが男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。腓骨骨折の重傷です。
男性は2日、2人パーティーで八ヶ岳連峰赤岳に入山しました。

蓼科山で遭難 バランスを崩して転倒

八ヶ岳連峰蓼科山で登山をしていた70代男性が転倒して負傷し、警察などに救助されました。
警察によりますと、男性は妻と2人で山頂に向けて登山中、標高約2,400m付近の登山道でバランスを崩して、転倒して頭を打ちけがをしました。午前10時前、通りがかった登山者を通じて、警察に救助要請があり、警察や消防が男性を救助し、その後、茅野市内の病院に搬送しました。男性は頭に軽いけがを負いました。
男性は1日、夫婦で七合目登山口から入山していました。

槍ヶ岳で遭難 男性が下山中に転倒

警察によりますと、70代男性が槍ヶ岳から上高地へ向け下山中、グリーンバンド付近(標高約2,600m)で足を滑らせて転倒し、けがをしました。10月1日午前7時半過ぎ、本人から救助要請があり、地元の遭対協が出動、午前10時頃、消防ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は左足首の捻挫で軽傷です。
男性は9月29日、単独で上高地から入山していました。

「道に迷って」自ら通報し救助要請

警察によりますと、29日午後7時前、妙高山で、50代男性が山頂からの下山途中に道に迷い、自ら119番通報しました。その後、男性は「山小屋にたどり着いた」と警察に連絡。警察は「大谷ヒュッテ」という山小屋で合流し、夜10時すぎに救助しました。男性にケガはありません。

ロッククライミングで男性が滑落 2人が骨折などのけが

29日午前、2人1組でロッククライミングをしていた男性が滑落し、男女2人が骨折するなどの大けがをしました。事故があったのは、錫杖岳(標高2,186m)の前衛壁(標高約1,700m地点)で、29日午前9時ごろ、「クライミング中に相方が落ちました」と警察に通報がありました。
滑落したのは、60代男性で、両足と左手首を骨折する大けがをしました。ロープで連結されていたペアの50代女性は、左中指の一部を切断するけがをしました。
警察によりますと、男性は25m地点で、落としたクライミング道具を拾おうと下っている途中に足を滑らせたということです。現場は錫杖岳 南東約500mの前衛壁で、2人は「注文の多い料理店」と呼ばれる人気コースを登っていたということです。

涸沢で遭難 男性が転倒 頭に軽傷

28日午前7時ごろ、涸沢から下山していた70代男性がバランスを崩して転倒、頭に軽傷を負いました。同行者の救助要請で、県警山岳遭難救助隊と県山岳遭難防止常駐隊が出動、男性を背負って下山させ、救急隊に引き継ぎました。
男性は2人パーティ―で25日に入山、涸沢の山小屋に宿泊していたということです。

槍ヶ岳で遭難 山頂付近の鎖場から3m滑落

28日午後0時半頃、槍ヶ岳の山頂付近(標高3,170m)の鎖場で、60代女性がバランスを崩し、3m下へ滑落しました。左足を負傷したということです。同行者からの通報で、女性は消防ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。女性は2人パーティーで27日に入山、下山中でした。

登山道から5メートル下に転落し死亡 鷲羽岳

25日午後1時20分ごろ、鷲羽岳の西側、標高およそ2,420mの登山道で60代男性が、およそ5m下の沢の河原に転落しました。一緒に登山をしていた知人女性が呼びかけましたが、応じなかったことから、他の登山者を通じ富山県警の山岳警備隊に救助要請。男性は富山県警のヘリで病院に搬送されましたが、頭を強く打っていて約4時間半後に死亡が確認されました。
現場は横幅1mほどの狭い登山道で、警察によりますと知人女性は、男性が左足を踏み外して転落したように見えたと話しているということです。男性は24日、知人女性と2人で岐阜県側から入山し、水晶小屋などを経由して28日下山する予定でした。

八ヶ岳連峰硫黄岳山頂付近で足首を骨折

25日午前11時過ぎ、八ヶ岳連峰硫黄岳の山頂付近で50代女性が石につまずいて転倒し、けがをしたと本人から通報がありました。県警の山岳遭難救助隊などが駆けつけ女性を救助しました。
警察によりますと、女性は右足首の骨を折る大けがだということです。女性は24日単独で長野県茅野市側からの入口となる美濃戸口から入山し、25日、横岳から硫黄岳に向かう登山道で石につまずいて転倒したもので、硫黄岳山頂付近で動けなくなりました。

男性が心肺停止の状態で発見、大キレット

24日午前11時ごろ、標高およそ2,800メートルの北穂高岳の大キレット付近で、登山者の男性が滑落したとほかの登山者から警察に通報がありました。山岳遭難防止常駐隊の隊員2人が救助に向かい、現場で心肺停止を確認しました。男性は40代から50代で、単独で入山したと見られます。
滑落した現場は急峻な岩場が続く上級者向けのルートで、男性はおよそ100m滑落したものと見られます。警察は25日の朝、ヘリコプターで上空から救助活動を行うことにしています。

25日朝、ヘリコプターで男性を救助しましたが、その後、死亡が確認されました。死亡した男性は50代と身元が判明しました。

乗鞍岳で初霜、霜柱は3cm

23日朝の乗鞍岳は午前6時の気温が3℃まで下がり、標高約2,700mの畳平では初霜を観測しました。
乗鞍スカイライン管理事務所によりますと、去年よりも2日早いということで、鶴ケ池の周りには3cmほどの霜柱がみられました。23日朝にかけては放射冷却が強まり、岐阜県高山市荘川町六厩では最低気温が9.8℃と東海3県の観測所で今シーズン初めて10℃を下回りました。

南アルプス茶臼岳で行方不明の男性を心肺停止の状態で発見

9月22日、南アルプス茶臼岳付近を登山中の70代男性が行方不明になった山岳遭難のおそれがある事案で、警察は23日午前に山中の沢で男性を発見しました。男性は心肺停止の状態で、沢に滑落したとみられています。
警察によりますと、男性は単独で9月18日から9月20日に南アルプスで登山する旨を家族に伝えて出かけたものの、20日に「きょう茶臼小屋に泊まって、あす下山する」と家族にメールで連絡を取ったのちに音信不通となり、家族が22日に警察に相談していました。男性はウソッコ沢小屋から北に200メートル付近にある沢に滑落したとみられています。
男性の登山歴は25年近くあり、提出された登山計画によると椹島から聖平を通るルートで登山を計画していたということです。

南駒ヶ岳付近で男性が道に迷って行動不能に

20日午後6時半過ぎ、南駒ヶ岳周辺で、栃木県の59歳の男性が道に迷って動けなくなったと通報がありました。男性は、19日から2人パーティーで入山し、空木岳を経由し、20日に同行していた人と別ルートで下山していたところ、道に迷い動けなくなったということです。警察の救助隊などが、21日早朝から山に入り捜索を行うことにしています。

警察の救助隊などが翌日捜索を行いましたが、発見に至っていませんでした。その後、男性は、通報から2日経ったきょう22日に自力で下山。JR中央西線の大桑駅から同行者に連絡があり、午後6時半ごろには警察にも無事との連絡が入りました。男性とは20日の夜以降連絡が取れていませんでしたが、男性はビバークしながら、正規のルートに戻り、下山できたということです。
男性は、疲れているもののけがはないということです。

10歳男子小学生が発熱伴う体調不良で行動不能に

白馬鑓温泉で、発熱を伴う体調不良のため動けなくなった10歳の男子小学生が20日午前、長野県警のヘリコプターで救助されました。
大町警察署によりますと、男子児童は、17日に父親とともに栂池登山口から入山して19日に下山する予定でしたが、19日に体調不良を訴えたことから下山予定を延期して、19日の夜は白馬鑓温泉近くの標高およそ2,100m付近にある山小屋に宿泊していました。20日の朝になっても回復せず、発熱などもあったことから父親が午前6時前に救助を要請しました。
男子児童は、午前9時過ぎに、県警のヘリコプターで救助され、大町市内の病院に搬送されました。

赤石岳付近で遭難か 静岡県警がヘリコプターで救助へ

9月20日午後3時20分過ぎ、赤石岳付近にいた登山者から「登山道から外れて雑木林に入った。遭難したようだ」と110番通報がありました。
警察によると通報したのは男性とみられ、現在、山岳遭難救助隊がヘリコプターで現地へと向かっています。

林道で土砂崩れ 南アルプスの登山客など148人が取り残されたか

9月19日、静岡市葵区の山間部を走る林道で土砂崩れがあり、南アルプス登山の拠点のひとつ・椹島ロッヂへの通行ができない状態となっていて、ロッヂの利用客など約150人が取り残されたような状態となっています。
静岡県や消防によりますと、19日午前10時頃、静岡市葵区の林道東俣線で土砂崩れがあったと通報がありました。林道上には約700立米の土砂が堆積し、現在も土砂降りている状況だということです。この土砂崩れによるけが人は確認されていませんが、工事の作業員1人が熱中症の症状を訴え、消防ヘリで救助されました。
椹島ロッヂには、登山客をはじめ、工事作業員やロッヂの従業員など、少なくとも148人が取り残されたように状態となっています。また、20日に椹島へ下山を予定している登山客が23人いるとみられます。椹島ロッヂから登山道などで歩いて下山できる道はあるということですが、静岡市では、今後の天候などを見たうえで20日午前6時頃からヘリコプターを使って、登山客を下山させたいとしています。
静岡市によりますと、土砂撤去には早くとも2日はかかるということです。

八ヶ岳連峰赤岳で遭難 下山中に足を滑らせて転倒

八ヶ岳連峰赤岳で40代女性が下山中に転倒して負傷し、警察などに救助されました。
警察によりますと、女性は9月19日、赤岳の地蔵尾根(標高約2,500m)を下山中、登山道上で足を滑らせて転倒し、けがをしました。午前8時半前、同行者から救助要請があり、警察、消防、地元の遭対協が出動し、女性を背負って下山して、午後2時、救急隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に搬送しました。女性は転倒した際に、パイプ状の階段に足をぶつけましたが、軽傷とみられます。
女性は18日、友人と3人パーティーで赤岳に入山しました。

光岳で遭難 約10m滑落

光岳で登山をしていた60代男性が登山中に滑落して、痛みにより行動不能となり、長野県の消防防災ヘリに救助されました。
警察によりますと、男性は9月17日、単独で易老渡から光岳に向けて登山中、光石付近(標高約2,500m)でバランスを崩して約10メートル滑落しました。男性は山頂付近の山小屋に自力で移動して宿泊し、様子を見ましたが、翌朝になっても痛みがとれず、自力で下山できないことから、山小屋の関係者を通じて、消防に救助要請をしました。
男性は18日午前11時半前、消防防災ヘリに救助され、飯田市内の病院に搬送されました。

奥穂高岳で遭難 下山中にザイテングラート付近で約10m滑落

警察によりますと、60代男性が9月16日、単独で上高地から入山し、奥穂高岳から涸沢に向け下山中、ザイテングラート付近(標高約2,800m)で約10m滑落してけがをしました。午前6時半過ぎ、他の登山者から消防に救助要請があり、地元の遭対協などが出動し、午前8時半過ぎに県警ヘリが男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。脛骨多発骨折、鼻骨骨折などで重傷です。

奥穂高岳で遭難 下山中にザイテングラート付近で約30m滑落

警察によりますと、50代男性が9月18日、奥穂高岳から涸沢に向け下山中、ザイテングラート付近(標高約2,950m)で足を滑らせて約30m滑落しました。午前5時過ぎ、同行者から救助要請があり、地元の遭対協などが出動し、午前9時過ぎに県警ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。左肩甲骨、左肋骨骨折などで重傷です。
男性は16日、4人パーティーで新穂高温泉から入山していました。

八ヶ岳連峰硫黄岳の山小屋近くで体調不良

17日午後7時過ぎ、硫黄岳オーレン小屋付近に宿泊していた50代女性が体調不良を訴えていると、山小屋の関係者から消防に救助要請がありました。
警察によりますと、女性は山小屋の関係者に付き添われ午後8時半過ぎに下山し、茅野市内の病院に搬送されました。女性は腹痛と嘔吐の症状があるということですが、症状は軽いということです。
女性は2人パーティーで17日、八ヶ岳連峰に入山していました。

八ヶ岳連峰で遭難 道に迷い行動不能に

八ヶ岳連峰硫黄岳付近で50代男性が下山中に道に迷い、行動不能になりました。警察などが9月18日早朝から捜索する予定です。
警察によりますと、男性は17日、単独で八ヶ岳連峰に入山し、硫黄岳付近を下山中、道に迷い、行動不能になりました。 男性にけがはない模様です。午後4時頃、本人から救助要請があり、警察や地元の遭対協が18日早朝から捜索する予定です。

伊藤新道で転倒

富山南警察署によりますと、15日午前11時ごろ、三俣山荘と湯俣山荘をつなぐ伊藤新道で、登山をしていた50代男性が岩につまずき転倒し、右足首を負傷しました。 男性は14日から3泊4日の登山ツアーに参加していて、14日に長野県の七倉ダムから出発し晴嵐荘に宿泊。2日目の15日、晴嵐荘から三俣山荘を目指して伊藤新道を進んでいたところ、転倒したということです。男性はその後、自力で三俣山荘まで向かいましたが、ケガの状態が悪化し自力で歩くことが困難となったため、三俣山荘の従業員が山岳警備隊に救助要請をしました。
16日、富山県の消防防災ヘリが出動し午前9時40分ごろ男性を救助。男性は富山市内の病院へ搬送されましたが、右足首の骨を折る重傷です。警察によりますと、男性が転倒した当時、現場は霧雨で岩が濡れていたということです。

剱岳早月尾根の登山道で滑落

9月15日午前8時半ごろ剱岳早月尾根の標高1,350m付近の登山道で、50代女性が滑落しました。
警察によりますと、富山県警山岳警備隊が出動し、県警ヘリで女性を収容。上市町の丸山総合運動公園で救急隊に引継ぎ、富山市内の病院に運びました。女性は左前腕を骨折するなどのケガをしたということです。

蝶ヶ岳で7歳男子が下山中に転倒

蝶ヶ岳で7歳の小学生男子が下山中に転倒してけがをして救助されました。
警察によりますと男子は15日、蝶ヶ岳から下山中に第二ベンチ付近(標高2,350m)で転倒しました。階段でストックを突こうとした際にバランスを崩し、前のめりに転んでしまったということです。午前9時前に父親が「息子が転倒して頭から出血している」などと救助を要請し、駆けつけた警察の救助隊が午後1時過ぎに麓の登山口で救急隊に引き継ぎました。男子は松本市内の病院に搬送されて手当てを受けましたが、頭のけがは軽傷で入院の必要は無く、家族とともに帰宅したということです。
男子は14日に祖父と父親との3人パーティーで安曇野市から蝶ヶ岳に入山していました。

蝶ヶ岳で遭難 下山中に転倒

蝶ヶ岳で50代男性が下山中に転倒してけがをして、長野県警のヘリコプターに救助されました。
警察によりますと、男性は13日、下山中に第二ベンチ付近(標高約2,350m)で転倒してけがをしました。午後2時半前、同行者から救助要請があり、午後4時前に県警ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。右足首の骨折で重傷です。
男性は13日、2人パーティーで蝶ヶ岳に入山しました。

北アルプス登山道で倒れて死亡 病死とみられる

雲ノ平山荘付近の登山道で14日、60代女性が倒れて死亡しました。
警察によりますと、女性は14日午前10時半ごろに雲ノ平山荘を出発し、まもなく標高2,550m付近の登山道で前のめりに倒れました。同行者が山小屋を通じて救助要請し、女性は病院へ運ばれましたが死亡が確認されました。死因は病死とみられます。
女性は10人参加の登山ツアーで、13日に折立の登山口から入山し、14日は薬師沢小屋から出発して雲ノ平山荘で休憩していました。登山の経験は豊富だったということです。

下山中の2人が約20メートル滑落

14日午後3時過ぎ、燕岳の中房温泉登山口付近で、疲労のため動けなくなった70代女性を背負って下山していた男性が滑落しました。
警察によりますと、2人は登山道からおよそ20m滑落し、女性がすり傷などのけがをしました。男性にけがはありませんでした。

北穂高岳で遭難 左足負傷

14日朝、北穂高岳で足を負傷した60代男性登山者が救助されました。
13日午後、南岳から北穂高岳を縦走していた男性から救助要請がありました。山小屋にたどり着いたものの、左足を負傷し、行動できないという内容で、肉離れを起こしたとみられています。男性は14日午前6時過ぎ、県警ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。男性は9日に単独で七倉から入山していました。

黒姫山で遭難 下山中に道に迷う

黒姫山の越見尾根付近(標高約1,650m)で13日午後3時10分ごろ、40代女性(45)が遭難しました。
長野中央署によりますと、女性は単独で入山。下山中に道に迷って行動不能になりました。本人からの要請を受けて山岳遭難救助隊員らが14日早朝から捜索する予定です。

槍ヶ岳槍沢で遭難 下山中に疲労により行動不能

槍沢で登山に訪れた60代女性が疲労で行動不能になり、長野県警の救助隊に救助されました。
警察によりますと、女性は9月13日に友人と2人で槍ヶ岳から横尾方面に向けて下山中、槍沢の天狗原分岐付近(標高約2,300m)の登山道上で疲労のため行動不能になりました。午後1時過ぎに本人から110番通報があり、長野県警山岳遭難救助隊2人が女性を救助し、午後5時50分に付近の山小屋に収容しました。女性は9月11日に友人で上高地から入山し、3泊4日の予定でした。

燕岳で遭難 下山中に疲労のため行動不能

燕岳の第1ベンチ付近(標高約1,700m)で70代男性が疲労のため行動不能となり、警察に救助されました。
警察によりますと、男性は9月12日、2人パーティーで中房温泉登山口に向けて下山中、疲労により行動不能になりました。12日午後6時前、同行者から救助要請があり、警察が出動し、午後10時前に男性を救助、その後、安曇野市内の病院に搬送しました。男性は疲労はしているものの、けがはないということです。

槍ヶ岳で遭難 中国籍の男性が死亡

槍ヶ岳の東鎌尾根付近(標高約2,500m)で中国籍の70代男性が滑落し、長野県警のヘリコプターで救助されましたが、その後、病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は9月12日、30代の息子と2人で大天井岳から槍ヶ岳へ向け縦走中に約100m滑落しました。午後1時過ぎ、息子から救助要請を受け、県警ヘリが出動し、午後3時頃、男性を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。父親が滑落し、息子は救助に向かいましたが、技量不足で行動不能になり、その後、県警ヘリで救助されました。けがはないということです。
2人は10日、中房温泉から入山していました。

白馬乗鞍岳で遭難 女性が天狗原付近で足をひねって重傷

白馬乗鞍岳で60代女性が下山中に足をひねって大けがをしました。
警察によりますと、女性は11日、下山中に天狗原付近(標高約2,290m)で足をひねってけがをしました。午前11時半過ぎ、同行者から救助要請があり、警察が出動し女性を救助、その後、大町市内の病院に搬送されました。女性は右足首脱臼、骨折などで重傷とみられます。女性は友人と2人パーティーで2泊3日の予定で登山をしていました。

八海山 道に迷い疲労で動けず

八海山で一時遭難した男性が、警察のヘリコプターに救助されました。ケガなどはありません。
警察によりますと、男性は10日、知人と2人で八海山に登山に来ていて、下山していたところ知人とはぐれました。さらに、道に迷い疲労で動けなくなり、午後1時半すぎ自ら110番通報し救助を求めました。警察のヘリコプターが捜索にあたり、午後4時過ぎに男性を発見し救助。男性にケガなどはありませんでした。

薬師岳山頂直下でクマ出没

薬師岳山頂直下で、登山道を横切るクマが目撃されました。専門家は、標高3,000m前後もクマの行動域で、突然遭遇してもあわてないよう注意を呼びかけています。
近くの薬師岳山荘によりますと「山頂近くに出没することはあまりないが、いてもおかしくない、念のため登山者には注意を呼びかけている」と話しています。

北穂高岳で遭難 ドーム付近で男性が約10m滑落

北穂高岳のドーム付近(標高約3,050m)で60代男性が滑落し、けがをしました。
警察によりますと、男性は9月9日、単独で上高地から入山し、10日、北穂高岳から涸沢岳へ向け縦走中、バランスを崩して約10メートル滑落しました。午前10時過ぎに本人から救助要請を受け、地元の遭対協が男性を救助し、午後1時前に付近の山小屋に収容しました。男性は右脇腹と左足首を負傷しているということです。

奥穂高岳で遭難 難所のジャンダルム付近で約15m滑落

ジャンダルム付近(標高約3,100m)で9月8日、50代男性が滑落し大けがをしました。9日、長野県警のヘリで救助されました。
警察によりますと、9月8日、男性は2人パーティーで上高地から入山し、ジャンダルムから奥穂高岳方面へ縦走中、バランスを崩して約15メートル滑落しました。8日正午過ぎ、本人から救助要請があり、地元の遭対協の救助隊員3人が男性を救助し、午後5時前に付近の山小屋に収容しました。男性は9日午前9時過ぎ、県警ヘリにより救助され、松本市内の病院に搬送されました。全身打撲、肋骨骨折などで重傷です。

ザイテングラートで滑落 男性を救助

8日午前6時45分ごろ、奥穂高岳ザイテングラート(標高約2,800m)付近で、40代男性がバランスを崩して約3m滑落してけがをした、と近くの登山者から通報がありました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員らが出動し、同日午前9時38分に長野県警ヘリコプターで男性を救助しました。男性は松本市内の病院に運ばれましたが、左足骨折などで重傷です。
松本署によりますと、男性は7日に単独で上高地から入山し、8日に奥穂高岳方面から涸沢方面へ下山中にバランスを崩しました。

八ヶ岳連峰硫黄岳 男性が重傷

長野県警茅野署によりますと、8日午前、八ヶ岳連峰硫黄岳の山頂から下山していた50代男性が石の上でバランスを崩して転倒し、負傷しました。同行者から付近の山小屋へ救助要請があり、同山小屋が茅野署に通報し、茅野署山岳遭難救助隊員、諏訪広域消防本部特別救助隊が出動、男性は8日午後に茅野市内の病院に搬送されました。男性は右足首を骨折し重傷です。茅野署によりますと、男性は7日に7人パーティーで八ヶ岳連峰赤岳に入山し、赤岳鉱泉に向かう登山道(約2,300m付近)で転倒しました。

戸隠連峰五地蔵山 女性が重傷

長野県警長野中央署によりますと、戸隠連峰・五地蔵山の弥勒尾根新道付近(約1,480m)で、40代女性が足を滑らせて転倒し、左足をひねり負傷しました。救助要請を受けた長野中央署員、長野市消防局隊員、戸隠地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動。女性は8日午後、長野市内の病院に搬送されました。女性は左足の骨を折り重傷です。
長野中央署によりますと、女性は夫と2人で五地蔵山から下山中でした。

笠ヶ岳下山中に転倒、重症

7日午後0時40分頃、笠新道で、登山グループの添乗員の60代女性が下山途中に負傷したと、近くの山小屋の関係者が110番しました。同行者が女性を登山口まで運び、岐阜県警山岳警備隊が救助しました。女性は病院に搬送され、右足首骨折などの重症とみられます。
高山署によりますと、女性は12人パーティーの添乗員として登山に同行し、笠ヶ岳(2,898m)から下山中、登山口まで残り約100mの地点で、ぬかるみに足を取られて転倒しました。

御嶽で男性が転倒し負傷

御嶽(標高3,067m)の山頂付近で7日、登山者の男性が転倒して負傷しました。8日早朝に救助に向かう予定です。
遭難した男性は2人パーティーで7日に入山し、山頂の剣ヶ峰から王滝頂上に向かって八丁ダルミを下っていましたが、午後2時半過ぎに転倒・負傷しました。男性が消防に救助を要請し、木曽地区の山岳遭難防止対策協議会の救助隊が現場で合流して近くの山小屋に収容しました。右足をけがしているようです。
8日は天候が良ければ朝から長野県警のヘリを飛ばして救助する予定です。

雨飾山で遭難 男性が転倒し下山できず

雨飾山(標高1,963m)で7日、60代男性が転倒して下山できなくなりヘリコプターで救助されました。
7日に単独で日帰りの予定で小谷村の登山口から入山しましたが、午前10時半頃、下山中に標高1,700m付近で転倒して右足を負傷し歩けなくなりました。男性からの要請を受けて長野県警のヘリが出動し、男性を救助して午後0時半前に病院に搬送しました。右足首を骨折する重傷でした。

槍ヶ岳で男性が疲労で行動不能に

槍ヶ岳を登山中の40代男性が疲労で動けなくなり、ヘリコプターで救助されました。
男性は5日に単独で入山し、槍ヶ岳の山頂を目指して北鎌尾根を登っていましたが疲労のため行動不能になりました。7日午前6時過ぎに本人が救助を要請し、午前9時半過ぎに長野県警のヘリが救助して松本市内の病院に搬送しました。男性は疲れてはいるものの、けがは無いということです。

八海山で行方不明になっていた男性 県警ヘリが発見

八海山(標高1,778m)で行方不明となっていた70代男性が6日正午すぎ、捜索にあたっていた県警のヘリコプターによって発見、救助されましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと6日午後0時20分、県警ヘリが大日岳から北西に250mほど離れたところで倒れていた男性を発見、救助しましたが、その場で死亡が確認されました。
男性は5日の午前、八海山ロープウェーを使って入山しましたが、夕方になっても男性が下山してこなかったことから、午後5時半過ぎにロープウェーの職員が警察署に通報。男性と連絡がとれず、自力下山もしてこなかったため、6日朝から県の防災ヘリと警察・消防からなる地上捜索班が男性を捜索していました。男性がロープウェーを利用する際に提出した登山カードには「日帰り予定」と記入されていたということです。
警察は男性の死因などについて引き続き捜査しています。

南岳から北穂高岳に向け縦走中に滑落して全身打撲の大けが

北穂高岳で、70代男性が登山道から滑落して大けがをしました。
松本警察署によりますと、男性は6日午前、北穂高岳の標高およそ2,800mにある大キレット付近で、登山道からおよそ50m滑落したもので、全身を打撲したほか、左手の指の骨を折るなど大けがです。男性は自ら救助を要請し、午後1時過ぎに、県の消防防災ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に運ばれました。
男性は、5日に単独で新穂高温泉から入山し、6日は、南岳から北穂高岳に向け縦走していました。

八ヶ岳連峰赤岳山頂付近で転倒 女性をヘリで救助

9月6日、八ヶ岳連峰の赤岳で、70代女性が登山中に転倒し、両膝を負傷して長野県の消防防災ヘリに救助されました。女性は16人パーティーで山岳ツアーに訪れていたということです。
警察によりますと、女性は、5日に山岳ツアーに参加していた14人とガイド2人の16人パーティーで美濃戸口から入山し、6日、赤岳山頂に向けて登山中、山頂付近(標高約2,800m)で、足がもつれて転倒し、両膝にけがをしました。午前10時頃、同行者から山小屋を通じて救助要請があり、午後3時頃、女性は消防防災ヘリに救助され、諏訪市内の病院に搬送されました。女性は両足の膝をすりむき軽傷だということです。

ソフトバンク、剱岳の登山道周辺で通信サービスを提供

ソフトバンクは、日本百名山の剱岳の登山道周辺で通信サービスの提供を開始しました。
剣山荘・剱岳(登山口・登山道・山小屋周辺)や立山・剱御前小舎(登山道・山小屋周辺)では7月上旬~10月上旬、立山・雷鳥荘(登山道・山小屋周辺)では4月下旬~11月下旬の開山期間中のみSoftBank 4G LTEでの通信が行なえます。
このほか、立山室堂(室堂平)、立山登山口(室堂ターミナル周辺)、吉田口(登山口、登山道)では通年で通信が可能となっており、立山室堂についてはSoftBank 5Gでの通信にも対応します。また、春の観光スポットとなる雪の大谷についても4月中旬~6月下旬の開通期間中は通信が可能です。

八ヶ岳連峰硫黄岳で遭難

八ヶ岳連峰硫黄岳から横岳に向かう稜線付近(標高約2,650m)で50代女性が転倒して行動不能になり、救助されました。
警察によりますと、女性は9月4日、単独で硫黄岳に入山し、山頂付近の山荘で宿泊中、外出した際に転倒して、行動不能になりました。5日午前8時頃、本人から救助要請があり、警察や地元の遭対協が救助して同行下山しました。女性は右ひざをけがしている模様で、病院に搬送されました。

空木岳で登山中の男性が滑落しけが

5日午前7時半ごろ、空木岳を登っていた男性が滑落し、本人から救助要請が消防に入りました。消防の防災ヘリが出動し、午後4時ごろに男性は救助され松本市内の病院に運ばれました。警察によりますと、男性は軽いけがだということです。
男性は4日に1人で入山し5日は越百山から空木岳に向けて登山中で、滑落したのは標高およそ2,700m付近でした。

空木岳で登山中の男性が滑落しけが

5日午前7時半ごろ、空木岳を登っていた男性が滑落し、本人から救助要請が消防に入りました。消防の防災ヘリが出動し、午後4時ごろに男性は救助され松本市内の病院に運ばれました。警察によりますと、男性は軽いけがだということです。
男性は4日に1人で入山し5日は越百山から空木岳に向けて登山中で、滑落したのは標高およそ2,700m付近でした。

釈迦ヶ岳の登山道で男性の遺体が見つかる

釈迦ヶ岳の登山道で、50代男性の遺体が見つかりました。
警察によりますと、男性は3日の朝に、釈迦ヶ岳に登山に向かいましたが、夜になっても男性が帰宅しないことから男性の娘から行方不明届が出されていました。4日午前7時半ごろ、登山客から「男性が倒れている。」と110番通報があり、釈迦ヶ岳の駐車場から800mほど離れた登山道で死亡した状態の男性を発見したということです。

南アルプス駒ヶ岳 山頂に「東駒ヶ岳」の標識設置

伊那市は28日、南アルプス駒ヶ岳(2,967m)の頂上に、この山の伊那市側の呼び名「東駒ヶ岳」を記した標識を設置しました。山梨側の呼び名「甲斐駒ヶ岳」の方が一般に知られている中で、伊那市側から駒ヶ岳への登山ルートが開かれて今年で200年となることを記念した事業として実施。同日、市職員らが標識を山頂まで運びました。
この日は伊那市の白鳥孝市長と市職員、北杜市観光課長ら計約20人が午前5時半ごろから2グループに分かれて伊那市・山梨県南アルプス市境の北沢峠を出発し、午前10時半までに全員が登頂しました。白鳥市長らは山頂に着くと早速標識を設置し、既存の「甲斐駒ヶ岳」の標識も北杜市がこの日、新品に交換。「東駒ヶ岳」と同じ支柱に背中合わせに取り付けました。

道に迷い警察に通報 妙高山

警察によりますと、8月31日午後1時半ころ遭難した30代男性から警察に通報がありました。男性は1人で妙高山に上っていたところ、1,700m付近で道に迷ったということです。
警察と消防で救助隊を編成し、遭難者を発見。午後8時半ころに下山をしました。けがはありませんでした。

白山下山中の男性が滑落死

26日午前9時30分頃、白山(2,702m)の登山道で下山途中の60代男性が約40m下に滑落したと同行者の女性が110番しました。長野県警ヘリが午後1時頃に救助し、高山市内の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。死因は環椎脱臼骨折です。
高山署によりますと、男性は8人パーティーで25日に大白川から入山、26日は御前峰に盗聴し、標高約2,200m付近で滑落したようです。

大日岳 登山道で転倒

大日小屋から大日平の間の登山道で27日、登山に来ていた60代男性が転倒、県消防防災ヘリに救助されましたが、左足首を骨折する重傷です。
上市警察署によりますと27日午前7時50分ごろ、大日小屋から大日平の間の標高2,260m付近の登山道で、男性がバランスを崩し転倒しました。男性は左足首を骨折し自力で歩けなくなり、大日小屋に連絡して小屋の従業員から県警山岳警備隊に救助を要請しました。救助要請を受けて富山県消防防災ヘリ「とやま」が出動、午前9時25分に男性を救助、富山空港で救急隊に引き継ぎ、男性は富山市内の病院へ搬送されました。男性は、左足首の骨を折る重傷です。
男性は一人で2泊3日の行程で入山、初日は室堂から雷鳥沢へ向かい一泊、2日目は雷鳥沢から奥大日を経由して大日小屋に宿泊。3日目の最終日に転倒しました。
当時の天候は曇りで、登山道の上にあった岩が濡れていて、男性はバランスを崩し転倒したとみられています。

北岳を単独登山 下山中に滑落し骨折

北岳(標高3,193m)の山中で25日午前5時50分ごろ、60代女性の登山者が滑落して負傷し、県警ヘリ「はやて」に救助されました。
警察によりますと岸さんは単独で23日に広河原登山口から北岳に入山し、山小屋で一泊したあと、24日に北岳と間ノ岳に登頂しました。そして、下山途中の25日午前5時50分ごろ、バランスを崩して滑落し、左足首を骨折しました。このため、山小屋関係者を介して救助を要請しました。
天候不良で25日は救助ができませんでしたが、今日26日に警察の山岳救助隊などが現場に向かい、県警ヘリ「はやて」が救助しました。

別の遭難者を捜索中に滑落した男性を発見 甲武信ヶ岳

25日午後、甲武信ヶ岳で、沢登り中に滑落した60代男性が救助されました。男性は別の遭難者を探していた警察のヘリに発見されたということです。
警察によりますと、男性は25日午前5時30分ごろ西沢渓谷駐車場から単独で登山を開始しました。およそ6時間半後の午後0時頃、沢登り中に滑落し動けなくなりましたが、別の遭難者を捜索していた山梨県警のヘリに発見され、救助されました。
男性は山梨市内の病院に搬送され右の股関節を脱臼するけがだということです。

聖岳で遭難の女性を救助

聖岳で60代女性が転倒した山岳遭難事案で、25日、警察と消防が女性を救助しました。
警察や消防によりますと、女性は8月24日午後3時頃、聖岳から聖平小屋の方面へ下山中に岩につまづいて転倒し額を負傷しました。聖平小屋で一晩を過ごした女性に25日午前11時頃、警察と消防の救助隊が接触、女性は歩行可能で意識もあり、命に別条はありません。女性は救助隊とともに下山し、午後4時過ぎ、救急車で病院に搬送されたということです。
女性は十数人が参加した山岳ツアー客の1人で、登山歴は10年以上あったということです。

甲武信ケ岳で女性が滑落か

24日午後6時半ごろ、甲武信ケ岳の山梨県側の山中で登山をしていた男性から「同行者が滑落して意識がない」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性を含めた計8人で登山していたグループのうち、40代の女性が滑落したとみられ、自発呼吸はしているものの意識がないということです。滑落したとみられる現場付近は携帯電話の電波が届かない場所のようで、通報した男性は山中でビバークするという旨の話をした後、移動して連絡が取れなくなりました。8人の詳しい状況は分かっていません。
警察と消防などが25日早朝から救助に向かうということです。

鋸岳で10m滑落 自ら救助要請

24日午後1時10分ごろ、南アルプス鋸岳の山頂付近(標高約2,600m)にいた40代男性から「滑落した」と救助要請がありました。長野県消防防災航空隊が出動し、2時32分に長野県消防防災ヘリコプターが男性を救助、男性は伊那市内の病院に搬送されましたが、肋骨骨折や頭部打撲で重傷です。
伊那署によりますと、男性は23日に単独で北沢峠から入山し、24日に鋸岳山頂付近で足を滑らせ10mほど滑落しました。

聖岳から下山中に転倒 天候悪化で救助に向かえず

24日午後4時すぎ、聖岳付近で聖平小屋から「山頂から小屋に向かう途中で、60代の女性が転倒した」と消防に通報がありました。女性は頭部から出血していましたが、意識はあり、受け答えはできる状態で、現在山小屋で経過を観察しています。
天候の悪化の影響で、警察の山岳遭難救助隊が出動の準備はしていますが、まだ現場に向かえておらず、対応を検討しています。女性はツアーで山登りに参加していたということです。

赤岩岳付近 男性が数十m滑落

西穂高岳近くの赤岩岳付近(標高2,769m)で、24日に50代男性が滑落しヘリで救助されました。
男性は23日、単独で新穂高温泉から入山しました。24日午後0時半すぎ、赤岩岳山頂近くの登山道でバランスを崩し、数十m滑落しました。男性は自力で尾根まではい上がり、居合わせた登山者に助けを求め、登山者が110番通報しました。
男性は、頭部から出血し背中の痛みを訴え、午後2時半ごろ、県警のヘリで救助され松本市内の病院に搬送されました。腰椎を圧迫骨折し、重傷ということです。

黒部五郎岳 ぬかるんだ道で足を滑らせ転倒

23日午後0時半ごろ、70代女性が黒部五郎岳山頂から黒部五郎小舎を歩行中、ぬかるんだ道で足を滑らせ転倒しました。女性は、転倒した場所から約500m離れた黒部五郎小舎まで自力でたどりつきましたが、きょう24日午前5時5分頃、けがの程度が戻らず、痛みのため、自力で歩くのが困難となり、山小屋の従業員を通じて、太郎平小屋に常駐する山岳警備隊に救助要請しました。
女性は、午前8時3分ごろに県警ヘリ「つるぎ」で救助され病院に運ばれました。女性は左足首の骨を折る重傷です。

不動岳付近を縦走中に数メートル滑落

不動岳付近で23日、単独で縦走中だった50代男性が登山道から滑落し、自ら救助を要請しました。男性は県警ヘリで救助され、左足首を骨折するなど重傷です。
警察によりますと、男性は23日午後3時半過ぎ、北アルプスを縦走中に不動岳付近(標高約2,580m)の登山道から数mほど滑落しました。自ら警察に救助を要請し、午後5時前に県警ヘリで救助され、病院に搬送されました。左足首を骨折するなどの重傷だということです。
男性は18日に蓮華温泉から単独で入山し、北アルプスを縦走して、25日に新穂高温泉に下山する予定でした。

奥穂高岳で遭難 単独登山の男性が道迷い

北アルプス奥穂高岳で23日、単独で登山中に道迷いで行動不能となった70代男性から救助の要請がありました。警察の救助隊員が24日早朝から救助に向かう予定です。
警察によりますと、男性は21日に上高地から入山し、奥穂高岳から岳沢方面へ下山中だった23日午後、天狗沢付近(標高約2,100m)で道に迷って行動不能となり、警察に救助を要請しました。近くの山小屋から県警の山岳遭難救助隊員が駆けつけ、23日夜に男性を発見。テントを張ってビバークするよう指示しました。男性が装備を持っていなかったため、隊員がテントなどの装備を貸したということです。警察の救助隊員が24日早朝から救助に向かう予定です。

その後、男性はビバークして一夜を明かし、24日早朝、警察の救助隊員が救助しました。男性にけがはなく、隊員とともに無事下山しました。

川辺町で山火事 5日かけて鎮火

17日午前6時15分頃、川辺町比久見で「山から白煙が上がっている」と通報があり、かも消防事務組合などが消火にあたって、21日午後5時20分頃に鎮火しました。
組合によりますと、現場が山頂付近で、枯れ葉内部で火がくすぶって消えにくく、水も近くにないなど悪条件が重なりました。上空から県防災ヘリなどが連日散水し、地上からはかも消防事務組合の署員や川辺町消防団の団員ら15人ほどが片道1時間半かけて現場まで歩いて消化しました。
20日に弱い雨が降りましたが鎮火せず、21日に地上から再び消火活動を行いました。人的被害はなく、出火原因や焼失面積は調査中です。

有峰 ぬれた登山道で転倒 足首の骨を折る大けが

富山南警察署によりますと、22日午後1時50分ごろ、北アルプス有峰・標高2,000mの薬師沢登山道で、50代女性が雨で濡れた木道の上で足を滑らせました。女性は痛みのために歩行不能となったため、別の登山者を通じ富山県警の山岳警備隊に救助要請し、富山県警のヘリで病院に搬送されましたが右足首の骨を折る重傷です。
女性は知人と2人で22日に折立から入山、太郎平を経由して雲ノ平キャンプ場で宿泊し、25日に下山する予定でした。

北穂高岳で2人相次いで遭難

22日午前9時ごろ、北穂高岳の南稜(標高約2,750m)で、70代女性が浮石でバランスを崩し、滑落しました。同行者が山小屋に救助を求め、女性は消防ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。左腕骨折等の重傷ということです。
その後、午前11時45分ごろには、北穂沢付近(標高約2,600m)で、女性の孫で8歳の女子児童がバランスを崩して転倒しました。保護者からの通報で、消防ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されましたが、頭部打撲の軽傷ということです。
2人は、親族13人で19日に上高地から入山、22日は北穂高岳から涸沢方面に下山中でした。2人はいずれも意識があり命に別状はありません。

燕岳の山小屋に滞在の登山者が体調悪化

燕岳(2,763m)の山小屋で体調を崩した70代男性が22日、ヘリコプターで救助され麓の病院に搬送されました。
警察によりますと、男性は21日に2人パーティーで中房登山口から入山して燕岳の山小屋に着きましたが、めまいや吐き気を感じるようになったということです。22日になっても体調が回復しなかったため、山小屋を通じて消防に連絡し、午前11時前に長野県の消防防災ヘリが男性を救助して松本市内の病院に搬送しました。意識はあり会話は出来るということです。

湯ノ丸山で遭難 女性が体調悪化で行動不能に

浅間連峰の湯ノ丸山(標高2,101m)で21日、70代女性が登山中に行動不能となり消防隊員に救助されました。
警察によりますと、女性は2人パーティーで地蔵峠から入山し、湯ノ丸山に登った後、烏帽子岳(標高2,066m)を目指しました。しかし、標高1,830m付近で身体のしびれや悪寒から行動不能になったということです。居合わせた登山者が午前11時過ぎに救助を要請し、午後1時過ぎに駆け付けた消防隊員が女性を救助して病院に搬送しました。けがは無いということです。

槍ヶ岳の北鎌尾根で男性が死亡

槍ヶ岳(標高3,180m)で21日、男性登山者が滑落して死亡する事故がありました。
21日午後2時過ぎ、「北鎌尾根で登山者が滑落するのを見た」と、近くにいた登山者から警察に通報がありました。長野県警のヘリが標高2,850m付近の岩場で倒れている男性を発見し、午後4時前に救助して松本市内の病院に運びましたが、その後死亡が確認されました。
男性は70代くらいとみられ、警察が身元の確認を進めています。

その後、身元は70代男性と判明しました。単独で入山していたということです

浅間山の剣ケ峰不動滝付近 男性が遭難

浅間山の剣ヶ峰不動滝付近(標高約1,700m)で19日、男性2人が下山中に道に迷って行動不能になり救助されました。
長野県警佐久署によりますと、40代と20代の男性2名は車坂峠から入山して下山中に道に迷い、日没となって行動不能になりました。午後6時44分に本人からの救助要請を受けて山岳遭難救助隊員らが出動、20日午前3時35分に同行下山しました。2人にけがはありません。

立山連峰 登山道から滑落

富山南警察署によりますと18日午前9時頃、越中沢岳南側の標高2,500m付近の登山道で、60代男性がバランスを崩して斜面を50m滑落しました。男性は自力で登山道に上がりましたが左脇腹を強打していて歩くことが困難となったことから、同行していた男性がスゴ乗越小屋付近まで先行し110番通報しました。
通報を受けて県警ヘリが出動、午後4時半に男性を収容して富山空港で救急隊に引き継ぎ、男性は病院に救急搬送されました。男性は肋骨を折る重傷です。
警察によりますと男性は今月17日に室堂から入山、五色ヶ原山荘やスゴ乗越小屋など宿泊しながら越中沢岳周辺をまわり22日、新穂高温泉に下山する予定だったということです。

急斜面を誤って登り行動不能に 浅間連峰トーミの頭で救助

長野県警小諸署によりますと19日午後1時40分、浅間連峰のトーミの頭付近(標高約2,250m)で40代女性から救助要請があり、出動した長野県警ヘリコプターが午後4時11分に救助しました。女性にけがはありません。
女性は同日、単独で天狗温泉から入山し、トーミの頭へ登山中に誤って急斜面を登ってしまい行動不能になりました。

北穂高岳で遭難 男性が疲労やめまいなど体調不良

北穂高岳の南稜付近(標高約2,850m)で70代男性が体調不良により行動不能となり、長野県警のヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、男性は8月17日、妻と2人で上高地から入山し、19日に涸沢から北穂高岳へ登山中、疲労やふらつき、目まいなどの体調不良により行動不能となりました。別の登山者から19日午前9時半頃、「歩けなくなっている人がいる」と近くの山小屋に連絡があり、午後0時半頃、県警ヘリで救助、病院に搬送しました。男性にけがはないということです。

蓼科山で遭難 下山中に転倒した男性を救助

蓼科山の七合目登山口付近で70代男性が下山中に転倒して大けがをして、救助されました。
警察によりますと、男性は8月18日、17人パーティーで蓼科山の七合目登山口(標高約2,000m)から入山し、同登山口に下山中、登山道で転倒して、左足首をけがしました。午後3時半頃、同行者を通じて本人からの救助要請があり、消防と警察が男性を救助し、その後、病院に搬送しました。男性は左足腓骨骨折で重傷です。

奥大日岳山頂で記念撮影後に浮石を踏み転倒

富山県警上市警察署によりますと、17日午前10時ごろ、奥大日岳の山頂(標高2,611m)で、60代女性が記念撮影をしたあと、浮き岩を踏みバランスを崩し転倒。左ひざを岩に打ちつけ負傷しました。当時、現場では雨が降っていたということです。
女性は17日、大日小屋に宿泊しけがの様子をみていましたが、改善しないため、18日午前4時に小屋の従業員が室堂の山岳警備隊に救助を求めました。山岳警備隊と県警ヘリ「つるぎ」が出動し、午前9時30分に女性を救助。富山空港で救急隊に引き継ぎ、富山市内の病院へ搬送しましたが、女性は左足の膝蓋骨を骨折して重傷のようです。

空木岳で遭難 男性が転倒

17日午後4時半過ぎ、空木岳の迷尾根付近(標高約2,200m)で、50代男性が転倒、左足を負傷しました。別の登山者を通じて救助要請があり、男性は県警ヘリで救助され、伊那市内の病院に搬送されました。
男性は単独で入山し、当時は下山中だったということです。

赤石岳の崖下で、倒れている男性見つかる

静岡県警によりますと、16日午前8時15分頃、赤石岳の砲台型休憩所付近の登山道を外れた崖の下で、「頭を下にして横たわっている。出血がみられる」とツアー会社の添乗員から警察に通報がありました。倒れていたのは、30代から40代位の男性とみられていて、意識の有無やけがの状況などは分かっていないということです。
通報を受け、県警の山岳救助隊などが10人体制で、救助に向かっています。

その後、17日午前6時頃に砲台型休憩所付近で別の男性が倒れているのを発見しました。2人の男性はいずれも意識がない状態で、消防のヘリコプターで運ばれましたが、ともに死亡が確認されました。警察によりますと、死亡した2人は服装などからいずれも登山者とみられているということです。死亡したのは60代男性と50代男性と判明しました。

前穂高岳周辺で遭難か 男性を17日朝から捜索へ

16日午後1時半頃、北アルプス前穂高岳に登山に行っていた30代男性が予定日を過ぎても戻らないと家族から警察に連絡がありました。
警察によりますと、男性は14日に単独で上高地から入山し、前穂高岳に登って15日に下山予定でしたが、予定日を過ぎても上高地に下山してこなかったということです。17日朝から県の消防防災ヘリと県山岳遭難防止常駐隊が捜索を行うことにしています。

その後、行方が分からなくなっていた30代男性は17日朝に救助されましたが、死亡が確認されました。警察が遭難の原因を調べています。

八ヶ岳連峰ニュウで遭難 女性救助

16日、八ヶ岳連峰ニュウ付近で単独で登山をしていた60代女性が道に迷い、救助を要請しました。女性にけがはなく、救助隊員に付き添われながら下山しました。
警察によりますと、女性は16日に単独で八ヶ岳連峰に入山し、ニュウ(標高約2,200m)から下山中だった午前10時半頃、道に迷ったため救助を要請しました。警察の救助隊員が捜索を行い、ルートから200mほど外れた場所で女性を発見し、付き添いながら午後6時過ぎに下山しました。女性にけがはないということです。

白馬鑓ヶ岳で遭難 バランス崩して滑落

8月16日、白馬鑓ヶ岳の杓子沢付近の登山道上で40代男性が滑落し、救助されました。
警察によりますと、友人と3人パーティーで登山に訪れていた男性白馬鑓ヶ岳の杓子沢付近(標高約1,800m)の登山道上でバランスを崩し、約3m滑落しました。午後1時半過ぎ、同行者から警察に救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員が男性を救助し、近くの山小屋まで同行しました。男性にけがはないということです。
3人は16日、猿倉登山口から入山し、白馬鑓温泉付近の山小屋に向けて登山中だったということです。

柏原新道で遭難 下山中に転倒

爺ヶ岳の柏原新道登山道上(標高約1,650m)で50代男性が転倒して負傷し、消防に救助されました。
警察によりますと、男性は13日に妻と2人で柏原新道登山口から入山し、14日に下山中に足を滑らせて転倒し、けがをしました。妻から14日午後4時頃、消防に救助要請があり、消防署員7人が出動し午後7時過ぎに救助、病院に搬送しました。
男性は左足脛骨と右肩甲骨骨折などで重傷です。

薬師沢の橋で滑って転倒

富山南警察署によりますと、14日午前9時ごろ、有峰の薬師沢登山道(標高2,064m)で、60代男性が、沢に架かる橋の上で足を滑らせて転倒。男性は右ひざを負傷して、その場で動けなくなりました。男性は、薬師沢小屋を出発し太郎平小屋に向かっている途中でした。
男性は2人で登山をしていて、同行者が太郎平小屋に向かい、小屋に常駐する山岳警備隊員に救助を求めました。その後、県警ヘリ「つるぎ」が出動して、午前11時51分に男性を救助して、富山空港で救急隊に引き継ぎ、富山市民病院に搬送しました。男性は右ひざを骨折して重傷です。
警察によりますと、男性は鉄製の橋の濡れた部分で足を滑らせたということです。当時の天候は曇りでした。男性たちは、今月10日に折立登山口から入山し、太郎平小屋、薬師平小屋を経由して、高天原山荘で連泊。事故当日の14日が下山予定日で、薬師沢小屋から太郎平小屋に向かっている途中でした。

針ノ木岳で遭難 下山中に疲労のため行動不能

針ノ木岳の登山道上(標高約1,650m)で50代女性が疲労のため行動不能となり、警察が同行下山しました。
警察によりますと、女性は8月12日、2人パーティーで針ノ木岳登山口から入山し、13日、下山中に疲労のため行動不能になりました。正午前、通りがかりの登山者を通じて救助要請があり、警察が出動し、同行下山しました。 女性は疲労はしているものの、けがはありません。

穂高岳山荘付近の登山道で滑落

11日午後1時ごろ、穂高岳山荘付近の登山道で60代男性が滑落したと、警戒にあたっていた山岳警備隊から110番通報がありました。男性は首や頭にけがをしており、天候の回復を待って、12日午前7時30分ごろ、長野県警のヘリで病院に運ばれました。
男性は2人のパーティで登山していて、10日に上高地から入山し、11日に穂高岳山荘に宿泊予定でした。
警察によりますと、現場は穂高岳山荘から南へ30m付近のはしご場で順番待ちをしていたところ、バランスを崩して約20m滑落したということです。けがの程度は分かっていません。警察が事故当時の状況を詳しく調べています。

空木岳で男性が遭難

12日午前11時半ごろ、空木岳の池山尾根付近(標高2,200m)で、50代男性が下山中に足を踏み外して転倒し、およそ50m滑落しました。通りかかった登山者から救助要請があり、男性は県警ヘリで救助され松本市内の病院に運ばれました。男性はけがをしていますが、搬送時、意識はあり会話もできたということです。
男性は11日から3人パーティーで千畳敷から入山していました。

針ノ木岳で遭難 女性が滑落し重傷

8月11日午前9時半過ぎ、針ノ木岳で登山者から「倒れている人がいる」と警察に通報がありました。長野県警のヘリが針ノ木雪渓付近(標高約2,000m)で女性を救助し松本市内の病院に搬送しました。
遭難した女性は60代女性で、3人パーティーで登山していました。女性は滑落し、あごを骨折するなど重傷です。

御嶽で遭難 男性が道に迷う

御嶽山の三ノ池付近(標高約2,900m)で30代男性が道に迷い遭難し、救助されました。警察によりますと、男性は11日、友人と御嶽に入山し、単独で三ノ池に向かい、道に迷いました。12日午前1時過ぎ、本人から救助要請があり、12日午前8時前に地元の遭対協が救助し、周辺の施設に収容しました。男性にけがはありません。

霧ヶ峰車山で遭難 女性が疲労により行動不能

霧ヶ峰車山で60代女性が疲労により行動不能になり、救助されました。警察によりますと、女性は8月11日、2人パーティーで車山に入山し、山頂から下山途中、車山肩付近(標高約1,800m)で疲労により行動不能になりました。11日午後5時頃、同行者から消防に救助要請があり、午後6時過ぎ、警察と消防に救助され、病院に搬送されました。
女性は疲労はしているもののけがはありません。

八ヶ岳連峰編笠山 登山中の男性が転倒

八ヶ岳連峰の編笠山で登山をしていた60代男性がバランスを崩して転倒し、鎖骨を折る大けがをしました。
警察によりますと、男性は11日午前10時ごろ、観音平登山口から1人で、編笠山に向かって登山を始めました。山頂に到着し、午後2時15分ごろ、テント泊ができる宿泊予定地に向けて出発しようとザックを背負おうとしたところ、バランスを崩して転倒しました。男性は自分で警察に通報し、山梨県北杜警察署の山岳救助隊と、長野県の消防防災ヘリ「アルプス」が現場に向かい、午後4時すぎに救助されました。
男性は長野県松本市の病院に運ばれ、左の鎖骨を折る重傷だということです。

甲斐駒ヶ岳で登山中に身動き取れなくなった男性救助

10日午後1時ごろ、甲斐駒ヶ岳の山中で、50代男性が動悸により身動きが取れなくなりました。しばらく様子を見ていましたが回復しなかったため、一緒に登山をしていた人が、午後7時前に119番通報して、救助を要請しました。通報を受けた北杜警察署の山岳救助隊や県警ヘリ「はやて」などが現場に向かい、11日午前6時すぎに男性を見つけ、救助しました。男性にけがはありませんでした。
男性は、10日午前6時半ごろ、矢立石登山口から甲斐駒ヶ岳に向けて登山を始めていたということです。

剱岳 上級者ルートで滑落

上市警察署によりますと11日午前5時ごろ、剱岳の標高約2,400m付近の北方稜線で、東京から登山に来ていた40代男性が滑落しました。他の登山者から「岩の上で仰向けで倒れている」と警察に通報があり、午前7時半ごろ、男性は県警山岳警備隊や県警ヘリ「つるぎ」で救助され、病院に搬送されました。男性はヘルメットを着用していましたが、両足や鎖骨の骨を折ったほか、脳挫傷などの重傷です。
男性は、単独で黒部ダムから室堂を目指す2泊3日の登山を計画していて、10日は池ノ平小屋に宿泊。池ノ平小屋から剱岳の山頂に向かう途中だったとみられます。

檜尾岳から下山中の女性が疲労で行動不能に

警察によりますと11日午後5時ごろ、檜尾岳と千畳敷の間の島田娘付近で仲間が疲労で動けなくなっていると消防に通報がありました。行動不能になったのは50代女性で、けがは無いということです。警察と地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が午後8時前に現場で女性と合流して付き添い、午後11時前に千畳敷に下山したということです。
女性は11日朝から2人パーティーで檜尾岳を目指して千畳敷から入山し、日帰りで戻る途中だったということです。

燕岳で山岳遭難 男性が疲労で行動不能

11日昼過ぎ、燕岳の富士見ベンチ付近(標高およそ2,300m)で、50代男性から警察に救助要請がありました。男性は5人パーティーで11日に中房登山口から入山し、山頂に向けて登山中でした。
警察によりますと、男性は疲労によって行動出来なくなり、けがはないと見られます。警察の山岳遭難救助隊員などが救助に向かい、男性と同行し下山したということです。

八ヶ岳連峰の阿弥陀岳で落石 登山中の女性が重傷

11日午前8時過ぎ、八ヶ岳連峰阿弥陀岳の山頂付近(標高約2,700m)で落石があり、登山中の50代女性の足に当たりました。同行者が救助を要請し、長野県の消防防災ヘリが諏訪市内の病院に搬送しましたが右足の骨を折る重傷とみられています。
警察によりますと、落ちてきた石は直径30センチほどあったということです。女性は10日に2人パーティーで入山し、赤岳を経て阿弥陀岳に向かう途中でした。

白馬岳で遭難 女性が疲労のため行動不能

白馬岳の三国境付近(標高約2,750m)で60代女性が疲労のため行動不能となり警察などに救助されました。
警察によりますと、女性は8月10日、3人パーティーで栂池登山口から入山し、白馬岳付近の山小屋へ向けて登山中、疲労のため行動不能になりました。午前6時半頃、同行者から救助要請があり、警察などが出動し、午後9時頃、女性を付近の山小屋に収容しました。
女性が疲労はしているもののけがはないようです。

燕岳で遭難 下山中に転倒

燕岳合戦尾根(標高約2,350m)で60代女性が大けがをして、警察に救助されました。警察によりますと、女性は8月9日、2人パーティーで中房登山口から入山し、10日、中房登山口へ下山中に浮石を踏んでバランスを崩して転倒しました。午前7時頃、本人から救助要請があり、警察が救助しました。
女性は右足首の骨折で重傷です。

八ヶ岳連峰西岳付近で遭難 女性が足を滑らせ転倒

八ヶ岳連峰西岳付近(標高約1,900m)で70代女性が大けがをして消防防災ヘリに救助されました。警察によりますと、女性は8月10日、2人パーティーで八ヶ岳連峰西岳に入山し、山頂から富士見高原登山口に下山中、登山道で足を滑らせて転倒しました。午前11時過ぎ、同行者から消防に通報があり、女性は消防防災ヘリで救助され、病院に搬送されました。左足首骨折の重傷です。

北穂高岳で遭難 男性が約10m滑落

10日午前8時半過ぎ、北穂高岳の南稜付近(標高3,000m)で60代男性が約10m滑落しました。本人から救助要請があり、救助隊員が出動。その後、県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。頸椎脱臼骨折で重傷です。
男性は単独で入山、涸沢方面へ下山中、バランスを崩して滑落しました。

水俣乗越付近 深夜に男性を救助

警察によりますと、午後3時ごろ「山中に倒れている男性がいる」と登山者から通報がありました。場所は、西岳から槍ヶ岳に向かう水俣乗越(標高約2,450m)から少し外れたルートでした。当初ヘリが出動しましたが悪天候で近づけず、県警山岳遭難救助隊や県山岳遭難防止常駐隊が現場に向かい、午後11時前に男性を救助。男性を背負って下山し、松本市内の病院に搬送されました。
男性は県外から訪れた60代とみられ、搬送時意識はありましたが会話ができない状態でした。また、足をけがしていたということです。警察が身元の確認を進めています。

御嶽で女性骨折か、自力で小屋たどり着き通報

7日午前5時15分ごろ御嶽の飛騨頂上付近で、登山中の40代女性が右足をひねるけがを負いました。女性は長野県警航空隊のヘリで救助され、同県内の病院に搬送されました。右足首を骨折したとみられますが、命に別状はありません。
下呂署によりますと、女性は6日から4人のパーティーで入山していました。けがをしたのは標高約2,800m付近で、泊まっていた五ノ池小屋に戻る途中でけがをしました。自力で小屋にたどり着き、小屋のスタッフが警察に通報し、8日午前9時43分にヘリで救助されました。

奥穂高岳周辺で遭難 単独登山の男性が行方不明

奥穂高岳周辺で60代男性が行方不明になっていて、警察などが捜索にあたっています。
警察によりますと、男性は8月5日に単独で上高地から入山して6日に奥穂高岳周辺の山小屋に宿泊し、7日、明神へ下山予定でしたが、午後6時半頃から連絡が取れなくなっています。その前には、SNSで家族とやりとりがあったということです。
9日午後0時過ぎ、家族からの通報を受け、警察などが捜索にあたっています。

八ヶ岳連峰雨池山付近で遭難

警察によりますと、50代男性が8月9日、妻と一緒に八ヶ岳連峰北横岳に入山し、山頂から坪庭に下山中、雨池山付近(標高約2,350m)の登山道上の岩につまづき転倒してけがをしました。午後4時過ぎ、同行者から消防に救助要請があり、消防防災ヘリで救助し、佐久市内の病院に搬送しました。
男性は額をけがしました。

木曽駒ヶ岳 男性が行動不能

長野県警木曽署によりますと、7日午後、木曽駒ヶ岳の正沢川付近(約1,430m)で、60代男性が川を渡河できず、行動不能となりました。本人が救助要請し、木曽署山岳高原パトロール隊、木曽地区山岳遭難防止対策協会救助隊、木曽広域消防本部救急隊が8日早朝から捜索する予定です。
木曽署によりますと、男性は7日早朝に単独で入山し、山頂から茶臼山を経由して下山中でした。

北岳で倒れ意識もうろう ヘリで救助し病院搬送も死亡

8日午前8時50分ごろ北岳の登山道で意識もうろうとして倒れている50代男性を他の登山者の男性が見つけ、消防に通報しました。通報を受け県警ヘリはやてが出動し、午前9時40分ごろに男性を救助しました。男性は甲府市内の病院へ運ばれましたが死亡が確認されました。
男性に目立った外傷はなく、病死とみられています。

前穂高岳で女子大学生が滑落し重傷落

前穂高岳を登山していた女子大学生が約10m滑落し、長野県警のヘリコプターで救助されました。警察によりますと、女性は8月7日、大学の仲間と4人パーティーで上高地から入山し、8日、前穂高岳の北尾根付近(標高2,900m)をカムを岩場に打ち付けてロープを張って登っていたところ、そのカムが抜けて約10m滑落しました。同行者から午前11時過ぎ、救助要請があり、午後0時半過ぎに県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は左足関節骨折で重傷です。

常念岳に続く林道が一部崩落

7日朝、安曇野市の常念岳付近の林道が一部崩落しているのが見つかりました。6日朝の雨の影響とみられます。崩落したのは、常念岳の登山口に続く林道一ノ沢線です。午前6時すぎ登山者の駐車場からおよそ300m下った地点で道路の一部が幅およそ2mにわたって崩落しているのが見つかりました。
市によりますと、6日朝方の雨の影響とみられています。復旧のめどは立っておらず道路は当面の間通行止めになっています。

「動けなくなった」農鳥岳登山中で救助要請

6日午前7時40分頃、農鳥岳付近を登っていた40代男性から「動けなくなった」と、110番通報がありました。
警察によりますと、男性は5日から3人で農鳥岳を登っていましたが、6日の朝、体調不良で動けなくなり、自ら救助を要請したということです。県警のヘリコプターが出動し、午前9時40分、男性は無事救助され命に別状はないということです。

釈迦ヶ岳で遭難か 登山男性と連絡が取れず

釈迦ヶ岳で、4日から登山をしていた男性と連絡が取れず、警察が遭難したとみて捜索を続けています。
 警察によりますと、4日午後6時半ごろ、60代男性の妻から「夫が登山に行ったまま帰宅せず、連絡も取れない」と通報がありました。
男性は4日の朝に車で自宅を出発し、1人で登山をしていたとみられています。男性の車は登山口の駐車場に止まっていたということです。警察が5日の早朝から6人ほどで捜索しましたが発見には至らず、6日も捜索が続けられる予定です。

有峰の登山道 バランス崩し沢に転落

富山南警察署によりますと、60代男性が4日午後2時20分ごろ水晶岳から高天原山荘へ向かう標高2,250m付近の温泉沢登山道で、バランスを崩して沢に転落、左足首を負傷しました。男性は自力で高天原山荘まで向かい安静にしていましたが徐々に痛みが強くなり、自力で歩くことができなくなったことから、山小屋の従業員を通じて県警山岳警備隊に救助を要請しました。男性は一夜明けた5日午前9時ごろ県警ヘリ「つるぎ」に収容、救助され病院で手当てを受けました。男性は左足首を骨折する重傷です。
男性は3日富山市の折立から入山し薬師沢を経由、雲ノ平山荘で1泊し、4日は水晶岳から高天原山荘に宿泊して5日、下山する予定でした。警察が当時の詳しい状況を調べています。

不動岳で女子大学生が滑落死

長野県大町市の北アルプス不動岳で5日、20代女子大学生が登山道から滑落して死亡しました。
警察によりますと、女子大学生は5日午前8時過ぎに不動岳山頂から北へ延びる尾根筋の登山道(標高約2,500m)から滑落したということです。同行者からの要請で長野県警のヘリが救助し、救急隊が病院に搬送しましたが午前11時過ぎに死亡が確認されました。
女子大学生は大学の仲間と10人パーティーで7月30日に上高地から入山し、約2週間かけて栂海新道から親不知海岸へ縦走する予定だったということです。

ロッククライミングで結束相手転落、引きずられ骨折

4日午前7時30分頃、錫杖岳(2,168m)の前衛壁で、ロッククライミングをしていた50代女性が左前腕を骨折しました。県警山岳警備隊が救助し、高山市内の病院に搬送されました。
高山署によりますと、女性は4人パーティーで入山。うち40代男性と結束し、標高約1,700m付近でロッククライミングを行っていましたが、女性の上方を登っていた男性が5m転落、女性がロープで男性を確保した際に引きずられて負傷しました。
男性が119番しました。登山届は出していませんでした。

千畳敷で男性が約10m滑落

警察によりますと、5日午前10時前、千畳敷の八丁坂付近(2,700m)で、夫婦で登山に訪れた60代男性が登山道から約10m滑落しました。男性の妻から救助要請があり、現場へ駆けつけた駒ヶ根警察署の山岳遭難救助隊員が背負って下山しました。男性は駒ヶ根市内の病院に搬送されましたが、頭部を負傷して出血しているものの意識はあるということです。
5日は夫婦で千畳敷から木曽駒ヶ岳に登頂し下山する途中だったということです。

蝶ヶ岳で遭難 男性が疲労で行動不能

3日午後6時前、蝶ヶ岳の長塀尾根付近(約1,750m)で70代男性が疲労で行動不能になりました。同行者から救助要請があり、警察や山岳遭難防止対策協の救助隊員が出動、男性に付き添って下山させました。午後9時半過ぎ、男性は救急隊に引き継がれ、松本市内の病院に搬送されました。
男性は7月31日に2人パーティーで上高地から入山、当時は蝶ヶ岳から徳沢方面へ下山中でした。

八方尾根で膝の痛み 山岳防止常駐隊員が同行下山

八方尾根で30代女性が膝痛を訴え、近くにいた山岳防止常駐隊員が同行して下山しました。女性は4日に2人で八方尾根を唐松岳に向かって登っていいましたが膝を負傷し、午前6時過ぎに近くで活動していた長野県の山岳遭難防止常駐隊員に救助を要請しました。隊員が女性に同行し、正午過ぎに無事下山しました。

槍ヶ岳 高校登山部の男子生徒が熱中症の症状で行動不能

3日午後3時前、槍ヶ岳の東鎌尾根付近(標高約2,600m)で、高校1年の男子生徒(15)が体調不良で行動不能となりました。発熱やけいれんなどの症状があり、熱中症とみられています。男子生徒は高校の登山部員で、一行は11人パーティーで槍ヶ岳方面を登山中でした。
同行者から救助要請があり、男子生徒は消防ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。

西穂高岳で男性が滑落し死亡

長野県警によりますと3日午後1時半ごろ、西穂高岳の山頂付近で登山をしていた60代男性が滑落しました。同行者からの救助要請を受けた県警が、およそ1時間半後に男性をヘリコプターで救助しましたが、搬送先の松本市内の病院で死亡が確認されました。
男性は3人パーティーで2日に新穂高ロープウェイから入山し、3日は間ノ岳に向かっていたということです。

奥穂高岳で遭難 吊尾根で転倒

3日午後1時半頃、奥穂高岳の吊尾根付近(標高3,100m)で、60代女性がつまづいて転倒、右手首を負傷しました。同行者からの要請で、常駐の県警山岳遭難救助隊員が出動、女性を近くの山小屋に収容しました。
女性は5人パーティーで入山、当時は山頂から下山中だったということです。女性は4日、救助隊と一緒に下山する予定です。

八ヶ岳連峰・赤岳で遭難 「ザレ場」で転倒 男性が大腿部を負傷

3日午前10時前、赤岳の文三郎尾根(標高約2,600m)で50代男性が転倒し、左大腿部にけがをしました。ザレ場で足を滑らせたということです。本人の要請で県警ヘリが出動、男性を収容して松本市内の病院に搬送しました。軽傷ということです。
男性は2日に2人パーティーで入山、当時は下山中だったということです。

八ヶ岳連峰・天狗岳で遭難 女性が体調不良で行動不能

1日午後6時半過ぎ、天狗岳山頂から唐沢鉱泉へ下山中の40代女性が頭痛などで行動不能となりました。同行者からの要請で、警察と消防の救助隊員が出動、女性を背負って麓まで下ろし、午後10時過ぎ、救急隊に引き継ぎました。女性は茅野市内の病院に搬送されましたが、軽症ということです。
女性は2人パーティーで入山していました。

燕岳で遭難 山小屋宿泊中に女性が体調不良

2日午前6時過ぎ、燕岳の山小屋(標高約2,700m)に宿泊していた70代女性が頭痛や腹痛などを訴え、行動不能となりました。山小屋を介して救助要請があり、女性は午前9時過ぎ、県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。高山病とみられています。
女性は8人パーティーで入山、山小屋に一泊していました。

八ヶ岳連峰・権現岳で遭難 19歳男子大学生が体調不良で行動不能

1日午後4時過ぎ、八ヶ岳連峰の権現岳の山頂付近(標高約2,700m)で、男子大学生(19)が体調不良で行動できなくなりました。手足がしびれ、呼吸が苦しくなったということです。仲間から救助要請があり、男子大学生は県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。症状は軽いということです。
男子大学生は31日に12人パーティーで赤岳に入山し、権現岳に向けて縦走中だったということです。

小日向山で遭難 女性が転倒

1日午前8時25分頃、小日向山の小日向のコル付近(標高約1,700m)で、50代女性が転倒、左のすねの骨を折る重傷を負いました。同行者の要請で、県の消防防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。
女性は2人パーティーで入山、白馬岳方面を目指していたということです。

唐松岳の不帰の嶮付近で落石

唐松岳の不帰の嶮付近(標高約2,400m)で50代女性2名が落石によりけがをして、長野県消防防災ヘリに救助されました。1人は重傷です。
警察によりますと、2人は7月29日、10人パーティーで猿倉登山口から入山し、8月1日、唐松岳山頂方面に向けて縦走中、落石によりけがをしました。午前7時過ぎ、同行者から消防に救助要請があり、県消防防災ヘリで2人を救助し、病院に搬送しました。
一人の女性は右手首骨折などで重傷、もう一人の女性は膝の打撲などで軽傷です。

八ヶ岳連峰の硫黄岳で60代男性が転倒

30日午後2時1分ごろ、八ヶ岳連峰の硫黄岳赤岩の頭付近(標高約2,650m付近)で60代男性が足を滑らせて転倒したと、同行者が救助を要請しました。茅野署山岳遭難救助隊員らが出動して救助し、午後7時46分に麓の救急隊に引き継ぎました。男性は茅野市内の病院に搬送されたが、右足骨折で重傷のようです。同署によりますと、男性は30日に4人パーティーで硫黄岳に入山。山頂からの下山中に転倒しました。

八ヶ岳連峰にゅうで遭難 男性が道に迷い行動不能

警察によりますと、60代男性が7月29日、単独で八ヶ岳連峰にゅうに入山し、30日、稲子湯へ下山中にシャクナゲ尾根付近(標高約1,800m)でルートを誤って道に迷い行動不能になりました。午前7時前に本人から救助要請があり、佐久警察署山岳遭難救助隊員が午前9時半前に、同行下山しました。男性は疲労はしているもののけがはありません。

空木岳で転倒

空木岳で午前8時半過ぎ、標高およそ2,150mの池山尾根を下山していた60代女性が、転倒し顔面をけがをしました。救助の要請を受けた駒ヶ根警察署の山岳遭難救助隊が救助に向かっています。
女性は、29日に2人パーティーで駒ケ根高原から入山し、池山尾根を下山していました。

檜尾岳で負傷

檜尾岳で30日午前6時過ぎ、標高およそ2,700m付近を下山していた60代男性が、岩に足を取られけがをしたと通報がありました。軽いけがと見られ、駒ヶ根警察署の山岳遭難救助隊などが救助に向かっています。
男性は、29日に単独で千畳敷から入山し、30日に空木岳を経由して下山する途中でした。

槍ヶ岳で遭難 男性が疲労と体調不良により行動不能

槍ヶ岳で登山をしていた70代男性が疲労と体調不良により行動不能になり、警察が救助を行っています。
警察によりますと、男性は29日、4人パーティーで上高地から入山し、30日、槍ヶ岳に向けて登山中、グリーンバンド付近(標高約2,600m)で疲労と体調不良により行動不能になりました。午前10時過ぎ、同行者から救助要請があり、長野県警山岳遭難救助隊員が出動し、救助にあたっています。男性にけがはない模様です。

爺ヶ岳 疲れて動けなくなった男性を救助

爺ヶ岳の柏原新道登山道上(標高約2,330m)で30日午後、80代男性が疲労のため動けなくなり救助されました。
長野県警大町署によりますと、男性は30日に3人パーティーで柏原新道登山口から入山。爺ヶケ岳付近の山小屋への登山中に疲労のため動けなくなりました。同行者が山小屋を介して救助を要請。山岳遭難救助隊員らが出動し、午後5時17分に付近の山小屋に収容しました。男性にけがはないようです。

燕岳で女性が遭難 疲労で行動不能

燕岳で登山をしていた60代女性が疲労により行動不能となり、警察に救助されました。
女性は30日昼ごろ、3人パーティーで中房登山口から入山し、燕岳の山頂を目指していましたが、時間が遅くなったことなどから途中で引き返していたところ、「第三ベンチ」付近(標高約2,100m)で疲労により行動不能になったということです。午後4時前に同行者が救助を要請し、警察の隊員が午後7時半過ぎに付き添いながら下山して救助しました。女性は疲労しているものの、けがはありません。

八ヶ岳連峰で遭難 北横岳付近で下山中に転倒

八ヶ岳連峰北横岳付近(標高約2,300m)で下山中に男性が転倒し、救助されましたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。身元は70代男性と判明しました。
警察によりますと、男性は29日、4人パーティーで八ヶ岳連峰北横岳から下山中、仲間とはぐれ何らかの原因で転倒したとみられています。北横岳近くで意識のない男性が倒れているなどと、通りかかった登山者から午後2時過ぎ、救助要請があり、午後4時前に長野県消防防災ヘリで救助され、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は頭を強く打ったとみられます。ヘルメットは着用していなかったということです。

八ヶ岳連峰北横岳で遭難 女性が疲労で行動不能

八ヶ岳連峰の北横岳で28日、登山中の50代女性が行動不能になり警察に救助されました。
女性は4人パーティーで、この日は白駒池から北横岳を経て双子池に向かう予定でした。しかし、北横岳から大岳に向かう途中に疲労で行動不能となり、午後4時前に同行者が警察に救助を要請し、茅野警察署の山岳遭難救助隊員が午後8時に女性を発見・救助し山小屋に同行しました。女性にけがは無いということです。

北アルプス西岳でテント泊中に体調不良 ヘリで搬送も男性死亡

北アルプス西岳の頂上付近(標高約2,680m)のテント場で宿泊していた男性が体調不良で消防防災ヘリで救助され、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は2人パーティーで中房温泉登山口から入山し、7月28日、テント場で宿泊していましたが、体調不良となり、同行者の女性から29日午前5時前に救助要請がありました。地元の遭対協が出動し、男性と女性をそれぞれ消防防災ヘリで救助し、松本市内の病院へ搬送しましたが、その後、男性の死亡が確認されました。女性の症状は軽いようです。

霧ヶ峰高原の鷲ヶ峰で女性が転倒

霧ヶ峰高原の鷲ヶ峰で28日、登山者の40代女性が下山中に足をひねって負傷し救助されました。
女性は28日朝、3人パーティーで八島湿原の入り口から鷲ヶ峰に登り、午前10時前に山頂から下山中にバランスを崩して転倒した際に足をひねったということです。同行者が消防に通報し、現場に向かった救助隊が女性を正午前に諏訪市内の病院に搬送しました。左ひざを負傷していますが軽傷とみられています。

八ヶ岳連峰の北横岳、女性が行動不能

長野県警茅野署によりますと、八ヶ岳連峰の北横岳から大岳に向かう稜線付近(標高約2,360m)で28日午後、50代女性が疲労のため行動不能になりました。けがはありません。
女性は同日、4人パーティで入山し、北横岳から大岳に登山中でした。同行者からの救助要請を受け、同署山岳遭難救助隊員が出動し、最寄りの山荘に同行しました。

北岳で2遺体見つかる 死後1カ月以上経過

28日午前、北岳で登山者とみられる男性2人の遺体が見つかりました。警察が身元の確認を急いでいます。
南アルプス警察署によりますと、28日午前9時30分ごろ、北岳・大樺沢でクライミング中のグループが身元不明の男性2人の遺体を見つけ、警察に通報しました。遺体は北岳の大樺沢二俣の付近の沢で見つかり県警の山岳救助隊や県警ヘリ「はやて」などが収容しましたが、死後少なくとも1か月は経過しているとみられるということです。
北岳では今年1月1日から42歳と34歳の男性登山者が行方不明になっていて、警察は遺体がこの2人の可能性があるとみて身元の確認を急いでいます。

その後。8月30日にそれぞれ40代、30代の男性と判明しました。死因は2人とも多発性外傷でした。警察によりますと、2人は去年12月31日に夜叉神峠登山口から北岳の山頂を目指して出発し、1月4日に下山予定だったということです。

「岐阜のグランドキャニオン」山頂付近で男性死亡

加茂郡川辺町で登山をしていた60代男性が行方不明になり、27日朝、発見されましたが死亡が確認されました。警察によりますと26日午後7時半ごろ、男性の妻から「納古山に出かけた夫が帰ってこない」と、警察に届け出がありました。警察と消防などが朝から捜索したところ、午前8時半ごろ、納古山登山道の遠見山の山頂付近で倒れている男性を発見し、その場で死亡が確認されました。
遠見山は「岐阜のグランドキャニオン」と呼ばれていて、男性が発見されたのは山頂付近の標高約272mの場所です。男性は26日午前7時ごろ、遠見山の先にある標高632mの納古山を目指し、一人で山に入ったということです。
警察は、男性が滑落した可能性が高いとみて事故の状況を詳しく調べています。

笠ヶ岳で転倒の女性が重傷

28日午前10時50分ごろ、笠ヶ岳の笠新道で、50代女性が下山途中に足を滑らせて転倒しました。女性は県警の山岳警備隊に救助され、高山市内の病院に搬送されましたが、左足を骨折したとみられています。
警察によりますと、女性はガイドを含む12人パーティーで、登山のツアーに参加していたということです。

奥穂高岳、体調不良の男性をヘリで救助

長野県警松本署によりますと、27日午前8時20分ごろ、奥穂高岳の白出のコル付近(標高約2,980m)で、50代男性が体調不良のため行動不能となり、同行者から救助要請がありました。県警ヘリコプターが出動し、午前9時40分に救助し、松本市内の病院に運びました。
会社員男性は2人パーティーで26日に上高地から入山。テント場で体調不良になりました。

宝剣岳 転倒しけが

長野県警駒ヶ根署によりますと、27日午後、中央アルプス宝剣岳の八丁坂付近(約2,750m)で、80代男性が、落石を避けようとして転倒し、負傷しました。
他の登山者ら救助要請があり、駒ケ根署山岳遭難救助隊、中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動。駒ヶ根市内の病院に搬送されました。男性は頭部を負傷し、軽傷です。
駒ヶ根署によりますと、男性は27日、日帰りの予定で知人と6人パーティーで中央アルプス駒ヶ岳に入山し、下山中でした。

八ヶ岳で下山中に転倒 男性が動けず

八ケ岳連峰の赤岳に登った50代男性が27日朝、麓に下山中に転倒して動けなくなり病院に搬送されました。
男性は26日に単独で入山し、赤岳山頂付近の山小屋に泊った後、27日朝から濃戸口に下山していましたが、阿弥陀岳の南沢登山道の標高2,200m付近で岩に足を滑らせ転倒し動けなくなりました。別の登山者から連絡を受けた近くの山小屋が午前9時前に警察に救助を要請し、警察や消防、遭対協のメンバーが午後2時前、男性を救急隊に引き継ぎました。男性は長野県茅野市内の病院に搬送されましたが、左足首を骨折していて全治約1ヵ月とみられています。

燕岳の登山道で体調不良で行動不能に 病院に搬送も死亡を確認

燕岳に向かう登山道で60代男性登山者が体調を崩し、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
27日午前10時前、長野県安曇野市の中房温泉から燕岳に向かう通称「第1ベンチ」(標高1750m)付近で登山中の男性が体調不良で動けなくなったと同行者と別の登山者から警察に通報がありました。地元の警察や消防が現場に向かい午前11時過ぎに県警ヘリに男性を乗せて松本市内の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。 男性は2人パーティーで27日朝に入山したところでした。警察が男性の死因などについて調べています。

東天井岳で転倒 右腕を骨折か

東天井岳で27日、登山中の70代女性が転倒し、右腕を骨折した疑いでヘリで松本市内の病院に搬送されました。
女性はツアー登山の22人パーティーで26日に長野県安曇野市の中房登山口から入山し、燕岳の山小屋に宿泊して27日は常念岳に向かって縦走していましたが、東天井岳の山頂付近で浮石を踏んでしまい転倒したということです。女性は自力で山小屋に移動し診療所の医師の診断を受けた結果、右腕を骨折している疑いがあるとわかり、午後3時半過ぎに山小屋を通じて救助を要請しました。
午後5時前に長野県警のヘリが女性を収容して松本市内の病院に搬送しました。

薬師岳で転倒

富山南警察署によりますと、26日午前7時半ごろに、薬師岳で50代女性が転倒し、足の骨を折る事故がありました。

槍沢のババ平付近で遭難 男性が疲労により行動不能

槍沢のババ平付近(標高約2,000m)で70代男性が疲労により行動不能になりました。
警察によりますと、男性は26日、2人パーティーで槍ヶ岳から下山中、槍沢ババ平付近で疲労により行動不能になりました。正午過ぎ、同行者から救助要請があり、長野県警山岳遭難救助隊が出動し、午後3時過ぎに付近の山小屋に収容しました。けがはないようです。

横尾谷で遭難 女性が滑落

横尾谷の本谷橋付近(標高約1,800m)で70代女性が滑落し重傷を負いました。
警察によりますと、女性は26日、2人パーティーで上高地から入山し、涸沢に向け登山中のところ、本谷橋付近で滑落し、けがをしました。午後1時過ぎ、同行者から救助要請があり、午後3時頃、消防ヘリで救助し病院に搬送しました。女性は左太腿骨骨幹骨折で重傷です。

剱沢小屋付近の登山道 女性が転倒

上市警察署によりますと、25日午後2時5分ごろ、剱岳周辺の標高2,450m付近にある剱沢小屋近くの登山道で、40代女性が足を滑らせて転倒、左足を負傷し動けなくなりました。同行していた人から近くの山小屋を通じて警察に救助の要請があり山岳警備隊員2人が合流、付近の山荘まで搬送して一夜を過ごし、翌朝、県警ヘリで救助され病院で手当てを受けました。女性は左足首の骨を折る重傷です。
女性は同行者と2人で、25日から1泊2日の日程で室堂から、剱沢キャンプ場、剣山壮荘を経由し、剱岳に登頂、下山する予定だったということです。女性は登山道の雨でぬれた石で足を滑らせたと話していて、警察が詳しい状況を調べています。

クマが悠々と登山道をゆく

立山の室堂周辺、多くの登山者がいるなかで白昼堂々、クマが出没しました。26日午後2時ごろ立山の一ノ越山荘から室堂側に下りた登山道の近くで登山客のすぐ近くを1頭のクマ堂々と歩いていました。周囲の人は「危ないぞ」と声をかけあい、大きな声を出してクマが近づいてこないように警戒していたということですが、クマは意に介さず登山道を悠々と横切り一の越方面へ姿を消しました。
立山町によりますと周辺はクマの生息地ですがこれだけ登山者がいるなかで近くまで出てくることは珍しく、警戒の薄い子グマとみられます。

登山道で意識不明の男性みつかる 中白根山

24日午後1時半ごろ、中白根山の登山道で、意識がない状態で倒れている男性を別の登山者が見つけ、山小屋を通じて警察に通報しました。山岳救助隊や県警ヘリの「はやて」が出動しましたが、天候不良の影響で24日は救助活動を中断していました。警察は25日朝からヘリを使って救助する予定でしたが、悪天候が続いているため、救助活動は再開されていません。男性は、山小屋の中に収容されているということです。

25日午後1時7分ごろ警察の山岳救助隊や県警ヘリが出動し、男性を救助しましたが、死亡が確認されました。警察で男性の身元や死因について調べています。

南アルプスへ出かけ不明の男性を発見し県警ヘリが救助

70代男性が7月23日から南アルプス方面へ出かけたまま行方不明となり、家族の届け出を受け、警察の山岳遭難救助隊が捜索活動を行っていましたが、25日午後4時ごろ、南アルプス田代沢ノ頭付近で男性が発見され、静岡県警のヘリコプターにより救助されました。警察によりますと、男性は足を負傷していますが命に別条はないということです。

燕岳で遭難 男性が重傷

燕岳の第1ベンチ付近(標高約1,700m)で50代男性が転倒して大けがをしました。
警察によりますと、男性は24日、3人パーティーで中房登山口から入山し、燕岳に登頂後、中房登山口へ下山中、バランスを崩して転倒しました。午後4時頃、本人から救助要請があり、警察が男性を救助、その後、病院に搬送しました。男性は左足首骨折で重傷です。

奥穂高岳で遭難 単独登山の男性が滑落

奥穂高岳のザイテングラート(標高約2,750m)で70代男性が滑落してけがをしました。
警察によりますと、男性は25日、単独で奥穂高岳から涸沢に向けて下山中、約30m滑落してけがをしました。午前7時半過ぎ、本人から救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員などが出動し、捜索にあたっています。
男性は頭に切り傷があり、全身を打撲しているようです。

疲労で行動不能 横通岳

横通岳で70代男性が疲労で動けなくなり、ほかの登山者からの通報で午後5時半すぎに長野県警ヘリが救助しました。男性は高度の脱水症や腎不全の疑いで松本市内の病院に運ばれました。

北岳を下山中の男性が肋骨や骨盤を骨折

24日午前、北岳(標高3,193m)で下山途中の男性が足を踏み外し20m滑落しました。通りがかった他の登山者が110番通報をして救助を要請、警察の山岳救助隊などが現場に向かい救助し、男性は富士川町内の病院に搬送されました。
警察によりますと男性は70代で、家族と2人で7月22日に北岳に入山しました。山小屋に宿泊をして下山していた24日午前8時10分ごろ、滑落しました。男性は左の肋骨と骨盤を骨折するケガをしているということです。

鉢ノ木岳で遭難 縦走中に疲労で行動不能

鉢ノ木岳山頂付近(標高約2,820m)で80代男性が疲労により行動不能になりました。
警察によりますと、男性は22日、4人パーティーで八方尾根登山口から入山し、24日、鉢ノ木岳周辺の山小屋に向けて縦走中、疲労により行動不能になりました。24日午後4時頃、同行者から消防に救助要請があり、地元の遭対協などが出動し、午後7時半過ぎに付近の山小屋に収容しました。
男性は疲れているものの、けがはないようです。

槍ヶ岳で滑落 北鎌尾根北鎌のコル付近を登山中

槍ヶ岳で50代男性が滑落し、長野県警のヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、男性は22日、単独で入山し、24日、北鎌尾根北鎌のコル付近(標高約2,500m)を登山中に滑落してけがをしました。会社の同僚から救助要請があり、警察などが出動し、県警ヘリで男性を救助、松本市内の病院に搬送しました。

北アで転倒 少女大けが

23日午後2時30分頃、滝谷避難小屋付近で下山途中だったフランス国籍の少女(12)が転倒し、右足の骨を折る大けがをしました。少女は県警山岳警備隊と高山消防署員に救助されました。
高山署によりますと、少女は21日、両親と姉2人とともに上高地から入山し、23日は槍ヶ岳山荘から新穂高温泉に向かっていました。両親が近くの槍平小屋に救助を求め、新穂高登山指導センターを通じて署に通報しました。

布引山で遭難疲労により行動不能

布引山の山頂付近(標高約2,680m)で60代男性が疲労により行動不能になりました。
警察によりますと、男性は24日、単独で大谷原登山口から入山し、鹿島槍ヶ岳に向かっていたところ、疲労により行動不能になりました。午後3時前、通りがかりの登山者を通じて救助要請があり、地元の遭対協が出動し、午後6時前に付近の山小屋に収容しました。
男性は疲れているもののけがはないようです。

大遠見山で斜面から滑落

大遠見山で、23日午前11時過ぎ、登山者から「滑落した人を見た」との通報があり、県警ヘリが標高およそ1900メートルの斜面に倒れている男性を発見し、救助されましたが、その後、死亡が確認されました。
大町警察署によりますと、死亡した男性は、60代くらいで、緑色のTシャツと緑色のズボンを履いていたということで、身元を調べています。

水晶岳で男性が滑落

23日午前10時前、水晶岳の標高約2,700mの東沢乗越付近で、50代男性が滑落したと、同行者から救助要請がありました。男性は県警ヘリで救助されましたが、死亡が確認されました。

奥穂高岳で遭難 ザイテングラート付近で転倒

7月24日、奥穂高岳で70代男性が下山中に転倒し、頭などをけがしているようです
警察によりますと、男性は7月21日、3人パーティーで上高地から入山し、24日、奥穂高岳から涸沢に向けて下山中、ザイテングラート(標高約2,850m付近)で転倒しました。本人から消防に救助要請があり、県の山岳遭難防止常駐隊員や県の遭対協が出動し、救助活動にあたっています。
男性は頭から出血し、足の痛みを訴えているものの、命に別条はないということです。

爺ヶ岳で遭難 疲れにより行動不能

爺ヶ岳の南峰付近(標高約2,660m)で70代男性が疲労により行動不能になりました。
警察によりますと、男性は23日、単独で柏原新道登山口から入山し、24日、爺ヶ岳北峰から南峰に向かっていたところ、疲労により行動不能になりました。午前8時前、通りがかりの登山者を通じて救助要請があり、地元の遭対協が出動し、午前9時過ぎに男性を付近の山小屋に収容しました。
男性は疲労はしているもののけがはないようです。

中央アルプス中岳付近で遭難

中央アルプス中岳付近で50代男性が道に迷い行動不能になり、消防などが救助に向かっています。
警察によりますと、男性は24日、千畳敷から中岳方面に登山中、ルートを誤って道に迷い行動不能になりました。本人から消防に救助要請があり、消防と地元の遭対協が救助に向かっています。男性はけがはないようです。

中央アルプス檜尾岳付近で道迷いから行動不能

長野県警駒ケ根署によりますと、檜尾岳付近(標高約2,700m)で24日午前、70代女性が道に迷い行動不能となりました。女性は23日に木曽駒ヶ岳に単独で入山し、24日は桧尾橋へ下山する予定でしたが、ルートを誤りました。同署山岳遭難救助隊などが25日早朝から捜索する予定です。

八ヶ岳の天狗岳で遭難 女性が下山中に足を滑らせ転倒

八ヶ岳連峰天狗岳(標高約2,200m)で22日午後7時頃、50代女性が足を滑らせて転倒し、長野県の諏訪広域消防本部と茅野署に救助されました。
警察によりますと、女性は22日に単独で天狗岳に入山し、山頂から唐沢鉱泉に下山中、足を滑らせて転倒しました。本人からの要請を受けて救助し、唐沢鉱泉まで同行し下山しました。女性は軽傷です。

黒部五郎岳 男性が登山道で転倒、滑落

富山南警察署によりますと、22日午後2時50分頃、黒部五郎岳の標高2,690m付近の登山道で、東京から登山に来ていた76歳の無職の男性がつまづき転倒、約30m滑落し、頭や背中を負傷しました。同行していた家族が110番通報、県警ヘリ「つるぎ」が出動しましたが上空からの視界が悪くこの日の救助は断念、一夜明けて23日午前6時すぎにヘリで男性を収容、富山空港から救急隊に引き継ぎました。男性は背骨と肋骨を折る重傷です。
男性は今月21日、富山市折立から家族親族の男女合わせて4人で入山、黒部五郎小屋や薬師沢小屋などに宿泊したのち25日に下山する予定だったということです。現場は、太郎平小屋から黒部五郎小屋にある黒部カール内の岩の階段状の登山道で、警察が当時の詳しい状況を調べています。

穂高連峰の山小屋で「テント場」利用を中止

環境省によりますと、7月21日午後8時ごろ、標高2,160mの岳沢小屋のテント場で男性登山客がテントの中で横になっていたところ、クマがテントに覆いかぶさってきました。男性が、大声をあげてテントの中から、けりあげたところ、クマは逃げ男性にけがはありませんでした。
また、18日にも、無人のテントの中が荒らされ、フリーズドライの食品が食べられる被害がありました。周辺では他にもクマの目撃があり、岳沢小屋では22日から当面の間、テント場の利用を停止しています。

クマに襲われる 女性をドクターヘリで搬送

長野県大町市の登山道で70代女性がクマに襲われけがをしました。命に別条はないとみられています。北アルプスではクマの出没が相次いでいて、国や市が注意を呼びかけています。
登山者が襲われたのは爺ヶ岳に向かう大町市の柏原新道です。7月23日午後2時前、登山中の4人パーティーから「仲間がクマに襲われ右ほほをひっかかれた」と消防に通報がありました。消防によりますと、けがをした女性は自力で下山し、ドクターヘリで長野市内の病院に搬送されました。命に別条はないとみられています。
一帯ではクマの出没が相次いでいたということで、大町市は「クマ出没警戒警報」を出し、山に入る際は音の出るものを携帯することなどを呼びかけています。

八ヶ岳連峰赤岳で遭難 下山中に浮き石で足を滑らせ転倒

22日、八ヶ岳連峰赤岳(標高約2,700m)で40代女性が足を滑らせて転倒し、長野県警のヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、女性は22日、2人パーティーで八ヶ岳連峰赤岳に入山し、山頂から美濃部口に下山中、浮き石で足を滑らせて転倒しました。本人から午後1時半頃、救助要請があり、午後3時前、県警ヘリで救助し、病院に搬送しました。女性は鼻骨など骨折の重傷です。

白馬大池で遭難 60代女性が下山中に転倒

22日、白馬大池付近の登山道上(標高約2,380m)で60代女性が転倒しけがをして、救助されました。
警察によりますと、女性は20日、2人パーティーで栂池登山口から入山し、白馬岳を経由して、22日、下山中に転倒しました。本人から午前11時頃、救助要請があり、警察などが出動して、同行下山し、その後、病院に搬送しました。女性は顔面を打ち出血するなどのけがをしました。

北穂高岳で滑落 女性をヘリで救助

22日、北穂高岳の南稜(標高約2,900m付近)で70代女性が滑落し、大けがをしました。
警察によりますと、21日、女性は4人パーティーで上高地から入山し、22日、北穂高岳から涸沢に向けて下山中に約5メートル滑落しました。同行者から正午前、消防に救助要請があり、午後1時過ぎに消防ヘリで女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は肋骨骨折などで重傷です。

登山中に滑落 自力で山小屋まで戻り助けを求める

22日、北岳で山頂を目指し登山中の60代男性が足を踏み外し滑落しました。男性は県警のヘリで救助され、右足首骨折の重傷です。
男性は息子と2人で7月21日に北岳に入山し、山小屋に宿泊しました。22日午前5時ごろ、山頂を目指し再び登り始めましたが40分ほど登ったところで足を踏み外し滑落しました。男性は自力で息子と宿泊した山小屋まで戻り救助を依頼、午前8時55分ごろ県警ヘリはやてが救助し、南アルプス市内の病院に搬送されました。

槍ヶ岳で女性が滑落、救助

長野県警松本署によりますと、22日午前9時30分ごろ、槍ヶ岳の大曲(標高約2,000m)付近で、60代女性が約1m滑落し、左足骨折の重傷を負いました。県警ヘリコプターで正午前に救助し、松本市内の病院に運びました。会社員女性は20日に5人パーティーで上高地から入山。22日は槍ヶ岳から上高地へ下山中でした。

高妻山 男性が行動不能に

長野県警長野中央署によりますと、高妻山の不動滝付近(標高約1,500m)で21日午後、60台男性が体調不良で行動不能になりました。男性は同日に入山。長野市消防局に救助要請があり、同局員と同署員が出動。消防ヘリが収容し、松本市内の病院に搬送しました。

白馬鑓温泉の近く、男性が滑落しけが

長野県警大町署によりますと、白馬鑓温泉の近く(標高約2,070m)で21日、60台男性が滑落し、左足首にけがをしました。
男性は19日、3人パーティで栂池登山口から入山し、21日は白馬鑓ケ岳を下山中でした。同行者が救助要請し、出動した県山岳遭難防止常駐隊員が山小屋に収容しました。その後、県消防防災ヘリで救助し、引き継いだ救急隊が北安曇郡内の病院に搬送しました。

蓼科山 女性が行動不能に

長野県警茅野署によりますと、蓼科山付近(標高約2,350m)で21日午後、70台女性が体調不良で行動不能になりました。女性は同日、49人パーティで入山。山頂から7合目登山口へ下山中でした。同行者からの救助要請を受け、県警ヘリが救助し松本市内の病院に搬送しました。

槍ヶ岳北鎌尾根付近 悪天候で救助できず

警察によりますと、午前6時すぎ、北鎌尾根独標付近(標高約2,760m)を歩いていた登山者が「山中で倒れている人物がいる」と通報しました。このルートは上級者向けで、滑落した可能性があるということです。年齢や性別はわかっていません。
長野県警のヘリが出動しましたが、現地は気流による強風が吹き救助活動ができないということです。県警は、天候の回復を待って救助するとしています。

翌22日午後6時過ぎ、長野県警のヘリコプーターで男性を救助、その後、死亡が確認されました。身元については確認中です。警察などによりますと、滑落した可能性があるということです。

その後、持ち物などから50代男性であることが分かりました。発見当時、男性は雨具を身に着けリュックを背負うなどしていて、単独で登山をしていたとみられます。現時点で登山届は確認できていないということです。

前穂高岳で5m滑落、男性をヘリコプターで救助

20日午前9時41分ごろ、前穂高岳で60代男性が約5m滑落してけがをしたと同行者から救助要請がありました。長野県警ヘリコプターが出動し、同日午後0時8分に男性を救助、松本市内の病院に搬送しました。男性は右足首骨折で重傷のようです。
松本署によりますと、男性は19日に20人パーティーで入山し、滑落時は下山途中でした。

疲労で行動不能に、杓子岳で男性を救助

20日午後1時3分ごろ、杓子岳の最低鞍部付近(標高約2,600m)で60代男性が疲労で行動不能になっていると、通りかかった登山者から救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、同日午後3時35分に男性を救助しました。男性は疲労していますが、けがはないようです。
大町署によりますと、男性は19日に3人パーティーで杓子岳に入山。20日は白馬岳付近の山小屋に向かっていました。

山頂でジャンプ バランス崩して右膝捻り重傷

魚津警察署によりますと、17日午前11時半ごろ、富山県魚津市の駒ヶ岳の標高約2,000mの山頂付近で、50代男性が記念写真を撮るためジャンプしたところバランスを崩し、右膝をひねって負傷しました。同行していた50代の男性が携帯電話で110番通報し、午後6時ごろ、富山県警山岳警備隊の2人が現場で合流しました。しかし視界不良のため、この日の救助を断念、男性2人と警備隊員2人は山頂付近でビバークしました。
そして翌18日午前8時ごろ、50歳男性は県警ヘリ「つるぎ」で救助され、病院で手当てを受けました。警察が詳しい当時の状況を調べています。

前穂高岳で女性が滑落

7月18日、前穂高岳の重太郎新道の岳沢パノラマ付近(標高約2,600m)で60代女性が滑落し、消防防災ヘリで救助されました。
警察によりますと、女性は16日、9人パーティーで上高地から入山し、18日に奥穂高岳から下山中、岩場で足を滑らせて、約5m滑落しました。
18日午後1時頃、同行者から警察に救助要請があり、午後3時10分頃、消防防災ヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は右の手のひらの骨を折るなど重傷です。

白馬大池 道に迷った男性を救助

白馬大池付近の登山道で16日、白馬岳からの下山中に道に迷った70代男性が救助されました。長野県警大町署によりますと、男性は15日に単独で入山して山小屋に宿泊していました。本人からの救助要請を受けて県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、救助しました。

北アルプス登山協力金500円、実証実験スタート

北アルプスの登山道を維持していくため、登山者にも協力金を負担してもらう「北アルプストレイルプログラム」の実証実験が、岐阜県側で始まりました。高山市奥飛騨温泉郷神坂の新穂高センターや山小屋に協力金箱を設置し、一口500円から登山道を整備するための協力金を10月31日まで受け付けます。

槍ヶ岳で単独登山 男性が疲労で行動不能に

槍ヶ岳で16日、単独登山をしていた80代男性が疲労で行動不能となり、警察の山岳遭難救助隊員に救助されました。警察によりますと、男性は13日に単独で上高地から入山しましたが、15日昼頃、槍ヶ岳の山頂付近で疲労により身動きが取れなくなったということです。通りがかった他の登山客が警察に通報し、男性は近くの山小屋に搬送されました。
一夜明け、男性は自力で上高地へ下山しようとしましたが、すぐに疲労で行動不能になり、駆けつけた警察の山岳遭難救助隊員に背負われて下山したということです。男性にけがはないということです。

長野県の御陵山 男性が倒れ死亡

長野県警佐久署によりますと16日午後2時ごろ、南佐久郡南相木村の御陵山(標高1,650m付近)で、60代男性が体調を崩して倒れたと同行者から救助要請がありました。佐久広域消防本部の消防署員が救助に向かい、午後4時24分に救助され同郡小海町の病院に搬送されましたが、午後5時22分に死亡が確認されました。
男性は16日に18人で御陵山に入山し下山途中でした。

黒部川源流の登山道で男性が転倒

富山南警察署によりますと、15日午後3時50分ごろ、北アルプスの黒部川源流、標高1,970mの薬師沢小屋付近で、40代男性が登山道で転倒しました。動けなくなった男性の依頼を受けた別の登山者が、薬師沢小屋まで行き、山小屋の従業員を通じて富山県警山岳警備隊に救助を要請しました。
救助要請を受けて県警ヘリ「つるぎ」が出動、動けなくなった男性を救助して、富山空港で救急隊に引き継ぎ、男性は病院で手当てを受けました。男性は左足の骨を折る重傷です。
現場は太郎平小屋から薬師沢小屋へ向かう途中の登山道で、警察が詳しい状況を調べています。

蓼科山で男性が滑落、救助

長野県警佐久署によりますと、14日午後0時50分ごろ、蓼科山の山頂付近(標高約2,478m)で、下山中の60代男性が足を滑らせて約2m滑落し、けがをしました。他の登山者を介して救助要請があり、佐久広域消防隊員と佐久署山岳遭難救助隊員が出動し、午後7時前に救急隊に引き継ぎ、諏訪市内の病院に運ばれました。
男性は同日、2人パーティーで入山していました。

蝶ヶ岳で女性が転倒

13日午後2時47分ごろ、蝶ヶ岳を登山中の70代女性が転倒したと、山小屋関係者から通報がありました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、女性と同行下山して救助しました。女性は午後7時10分に救急隊に引き継がれ、安曇野市内の病院に搬送されました。軽傷とみられます。
安曇野署によりますと、女性は13日に15人パーティーで入山しました。

北アルプスの山岳警備隊員が本格始動

夏山シーズンに入り、北アルプスの山岳警備隊員が本格始動です。
11日の警備開始式には、岐阜県警山岳警備隊の隊員ら約40人が出席しました。新穂高登山指導センターには、8月19日まで救助隊員が常駐するほか、標高2,996mにある穂高岳山荘では、隊員3人が24時間態勢で事故に備えます。

立山連峰 女性が転倒 右足首を骨折

上市警察署によりますと、10日午前10時半頃、立山連峰の一ノ越と室堂の間の登山道の標高2,500m付近で、40代女性が歩行中に転倒、負傷しました。女性は、宿泊を予定していたミクリガ池温泉の山小屋まで移動しましたが、その後自力で動けなくなったため、山小屋の従業員から富山県警山岳警備隊に救助の要請が入りました。女性は病院に搬送されましたが、右足首を骨折する重傷です。
女性は友人と2人で1泊2日の予定で登山に来ていて、雨でぬれていた登山道の石畳で足を滑らせたと話しているということです。

焼岳の活動が活発化

気象庁は焼岳で火山性地震多い状態が続き活動が活発化しているとして、登山者に対してヘルメットを被るなどの安全対策を行うよう注意を呼びかけました。
気象庁は8日の会見で、焼岳について、「活火山だということを改めて認識して、登山の時はヘルメットを被るなど必要な注意は怠らないようにしてほしい」と呼びかけました。焼岳では5月末から火山性地震が多い状態が続き、山頂付近では緩やかな膨張を示すとみられる変化が続いています。
現在、焼岳の噴火警戒レベルは「レベル1」で登山ができる状態ですが、今後の活動によっては「火口周辺への立ち入り規制」を示す「レベル2」に引き上げる可能性もあるため最新の情報に注意するように呼びかけています。一方で、今回の活動で噴火がおきた場合は「水蒸気噴火」になるとして、仮に噴火しても、上高地などの観光地には影響がないとみています。

八方尾根 長野県警ヘリコプターが救助

長野県警大町署によりますと7日午前9時55分ごろ、八方尾根付近で60代男性が転倒しけがをしたと同行者から救助要請がありました。長野県警ヘリコプターが午前11時37分に救助し松本市内の病院に搬送しました。男性は額を負傷しているが軽傷のもよう。男性は7人パーティーで唐松岳から下山途中でした。

ドローンで捜索中、遺体を発見 2月の遭難者か

4日午後、涸沢岳のチビ谷雪渓上で身元不明の男性の遺体が見つかりました。警察によりますと、遺体が見つかったのは涸沢岳から北西約1.6kmのチビ谷雪渓上で、4日午後2時20分ごろ、ドローンで行方不明者を捜索していた山岳会員が発見しました。遺体は男性で、年齢は40~70代くらい、身長175cmで細身、服装は上が黒のフリース、下が青のヤッケ、ピッケルと青のヘルメットを所持していたということです。
遺体が発見された場所の付近では、2月12日に男女2人の山岳遭難があり、このうちの男性に身長、体格、服装が一致しているとして警察が身元の確認を進めています。発見現場は標高2,100mほどで、警察は死因についても調べています。

千畳敷カールに通じる駒ヶ岳ロープウェイが運休

駒ヶ岳ロープウェイの駅に続く県道が、土砂崩れのため通行止めとなり、ロープウェーも運休しています。通行止めとなっているのは駒ヶ岳ロープウェイの麓の駅であるしらび平駅から2キロほど下った長野県宮田村の県道駒ヶ岳公園線です。
伊那建設事務所によりますと、2日早朝に職員が見回りをした際に、道路わきの斜面の岩が、幅20m高さ30mにわたって崩れているのを見つけました。道路上の土砂は取り除かれましたが、まだ斜面に不安定な岩が残っていることなどから当面、通行止めとしています。
しらび平駅へ向かうバスはこの県道を通るしかないため、ロープウェーも運転を見合わせています。伊那建設事務所では1日の雨が原因とみていて、破れた土砂崩れ防止ネットなどの補修工事をできるだけ早く実施したいとしてます。

木曽駒ヶ岳で遭難 登山道上のつり橋なく

木曽駒ヶ岳で登山道が崩れ、60代男性が身動きがとれなくなり、救助されました。けがはないということです。警察によりますと、男性は7月3日に単独で木曽駒ヶ岳に入山し、山頂から下山中、登山道上の沢にかかるつり橋がなくなっていて、渡れなくなり、身動きがとれなくなりました。本人から3日午後8時半過ぎに救助要請があり、長野県警の救助隊と遭対協が翌朝5時に入山、1時間後に男性と合流し、午前7時過ぎに下山しました。つり橋はこのところの大雨で流されたとみられます。

クレバスの亀裂拡大で白馬大雪渓が通行止め

白馬岳へ通じる白馬大雪渓で、多数のクレバスが発生し、白馬村は安全な登山ルートが確保できないとして、4日から通行止めとしました。
村によりますと、白馬大雪渓では以前から多数のクレバスが発生していましたが、2日の大雨の影響などで、割れ目の幅が広くなり、崩落する危険性があるということです。村の職員や遭対協などの関係者らが3日に現地の状況を確認し、安全な登山ルートが確保できないことから、通行止めを決めました。解除の見通しは立っていません。白馬大雪渓では6月に大きな岩盤崩落が確認されていて、クレバスの発生に影響している可能性もあるということです。
白馬岳に向かう白馬鑓温泉ルート、と栂池ルートは通ることができます。

大遠見山で女性の遺体を発見

警察によりますと4日昼過ぎ、行方不明者の捜索を行っていた隊員が大遠見山の登山道から外れた場所で、一人の女性の遺体を発見しました。警察は、服装などから遺体は行方が分からなくなっていた夫婦で行方不明となった50代の女性とみて、身元の確認を進めています。
3日午前11時頃には、大遠見山の沢筋で倒れている一人の遺体を長野県警のヘリコプターが発見しており、行方不明の50代男性と判明しています。50代の夫婦は6月29日に五竜岳山頂近くの山小屋に宿泊後、行方がわからなくなっていて、警察が捜索をおこなっていました。

五竜岳中腹の大遠見山で男性の遺体を発見

警察によりますと、五竜岳で行方不明になった50代の夫婦を捜索していたところ、3日午前11時頃、長野県警のヘリコプターが沢筋で倒れている1人の遺体を発見しました。遺体は50代くらいの男性で、青色のレインウェアと黒色のズボンを身に着けており、登山道から滑落したとみられています。
大遠見山は五竜岳と白馬村の登山口を結ぶ遠見尾根にあり、足元が切り立った場所もあります。50代の夫婦は29日に五竜岳山頂近くの山小屋に宿泊後、行方がわからなくなっていて、警察は服装などから遺体は夫とみて身元の確認を進めるとともに4日も天候を見て捜索を続けることにしています。

「雨で動けなくなった…」横尾谷で行動不能に

1日午後0時半ごろ、横尾谷の標高1,700m付近で、「雨で動けなくなった」と下山中の70代男性から、近くの山荘に連絡がありました。山荘から通報を受けた警察によりますと、行動不能になったのは、70代男性4人のパーティーと、中国籍の50代男女の合わせて6人です。6人は午後2時半過ぎに山岳遭難防止対策協会の隊員によって近くの山小屋に救助され、全員けがはないということです。
2つのパーティは、6月29日、別々に上高地から涸沢に入り、1日朝、涸沢から横尾へ向けて下山していたところ、雨で登山道が浸水して動けなくなったということです。

甲斐駒ヶ岳 男性が滑落しけが

長野県警伊那署によりますと、甲斐駒ヶ岳の山頂付近(標高約2,900m)で30日、70代男性が滑落、足をけがして行動不能となりました。
男性は単独で入山し、滑落後に自ら救助要請しました。同署山岳高原パトロール隊と南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊が捜索予定です。

白馬岳 大雪渓で滑落の男性がけがか

長野県警大町署によりますと30日午前9時20分、白馬岳の大雪渓付近(標高約2,150m)で「大雪渓で同行者が数十メートル滑落した」と救助要請がありました。男性は腕から出血しているものの意識はあり、会話も出来るということです。男性は2人パーティーで28日に栂池登山口から入山し、29日は白馬岳山頂近くの山小屋に泊って30日に猿倉登山口に向かってげ下山していたということです。現場は天候が悪くヘリが飛べないため、長野県警の山岳遭難救助隊員が地上から向かうことにしています。

南岳で遭難か 男性の遺体収容

24日午後、北アルプス南岳で遭難したとみられる男性登山者の遺体が見つかりました。遺体が見つかったのは南岳南沢で、24日午後2時ごろ、30代とみられる男性の遺体を長野県警が発見し、ヘリコプターで収容しました。
岐阜県警によりますと、22日の午後9時半ごろ、「槍ヶ岳に登山に行った息子と連絡がとれない」と刈谷警察署に届け出があり、岐阜・長野の両県警が捜索していました。発見された場所は標高約2,300mの地点で、警察は遺体が行方不明届の出ている男性の可能性があるとみて、身元の特定を急ぐとともに死因などを詳しく調べています。
北アルプスは23日は雨が強く降っていて、天候の回復を待って24日から本格的な捜索が行われていました。

その後、遺体で見つかった登山者は、30代男性と身元が判明しました。警察によりますと、男性は22日に単独で新穂高を出発して槍ケ岳に向かい、再び新穂高に戻る途中で滑落したとみられています。登山届は出ておらず、死因は滑落による多発外傷でした。

白馬岳の大雪渓付近で滑落

白馬岳の大雪渓付近(標高約2,350m)で40代男性が滑落し、警察に救助されました。18日、男性は4人パーティーで猿倉登山口から入山し、山頂付近の山小屋を目指し大雪渓を登っている最中に滑落し、胸などをけがしているということです。午前11時半頃、同行者から救助要請があり、県警山岳遭難救助隊員が午後5時過ぎに男性を救助し、その後、病院に搬送されました。

高妻山で転倒して行動不能

長野中央署によりますと15日午後5時20分ごろ、高妻山(標高2,353m)の山頂付近にいる60代女性から「転倒して負傷し動けなくなった」と救助要請がありました。16日早朝から救助活動を始める予定。女性は単独で登山中でした。

浅間山・鋸岳付近で転倒

8日午後1時過ぎ、浅間山・鋸岳手前のJバンド付近(標高2,254m)で、40代男性がバランスを崩して転倒、負傷しました。同行者から救助要請があり、男性は埼玉県の防災ヘリに救助され、群馬県内の病院に搬送されました。
男性は14人パーティーで入山していたということです。

焼岳で火山性地震増加 気象庁が注意呼び掛け

気象庁によりますと、焼岳山頂付近を震源とする火山性地震は4日が6回、5日が5回、6日は4回、7日は14回で、先月29日から7日までの10日間は80回観測されました。気象庁は、「活火山であることに留意」の噴火警戒レベル1を維持したうえで、山頂付近では突発的に火山ガスなどが噴出する可能性があるとして、登山の際はヘルメットをかぶるなど安全対策を呼び掛けています。

クライミング男性、転落しけが

7日午前10時ごろ、御在所岳の藤内壁前尾根で、30代男性がロッククライミング中に転落して負傷したと同行者から119番がありました。四日市西署山岳警備隊や菰野町消防本部などが出動。男性は右肩や右腕などを強く打ち、県防災ヘリで四日市市内の病院に搬送されました。命に別条はないとみられます。
同署によりますと、男性は同日午前9時ごろ、同行者と2人で入山。同45分ごろからクライミングを始めましたが、器具の付け方を誤り、約4mの高さから転落しました。

登山中に雪の割れ目から約50m下に転落

8日午前、火打山から焼山に向かって登山をしていた70代の男性が、雪の割れ目から約50m下に転落しました。近くを通りかかった登山者らが消防に通報し、救助につながりました。
警察と消防によりますと、男性は8日午前10時ごろ、1人で登山中に足を滑らせ、雪の割れ目から約50m下に転落。近くを通りかかった登山者が、動けない状態の男性を発見しました。午後1時半前、救助要請を受けた県警ヘリで男性は救助され、上越市内の病院に搬送されました。頭から出血し左腕を骨折していましたが、意識はあり会話もできる状態だったということです。

戸隠連峰・五地蔵山で70代男性死亡

戸隠連邦・五地蔵山の弥勒新道付近で8日朝、登山者の男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
7日午後4時ごろ、複数の登山者から何がか落ちる音がしたという内容で通報があり、警察などが8日朝からおよそ10人で捜索していました。午前8時前、登山道(標高約1,480m)のおよそ70m下の急斜面で倒れている男性を発見、その場で死亡が確認されました。
死亡したのは70代男性で、登山道から滑落したものとみられています。警察によると男性には登山歴があり、単独で入山したということです。

白馬大池付近で登山者死亡 標高約2,000mの沢の中に倒れる

8日午前10時20分、白馬大池付近(標高約2,000m)で行方不明の登山者を捜索していた長野県警ヘリが、沢の中に倒れている男性を発見し収容しました。男性は長野県大町市内の病院に搬送され、死亡が確認されました。死亡したのは、60代男性です。
男性は白馬岳周辺を登山していて、3日から行方不明になっていました。

立山連峰 雪渓に倒れている女性 搬送先で死亡確認

8日朝、立山連峰の標高2,430m付近の雪渓で女性が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。死亡したのは50代女性です。
上市警察署によりますと、8日午前7時10分ごろ、立山連峰、雷鳥沢の標高2,430m付近の雪渓で、倒れている女性を別の登山者が見つけ、110番通報しました。県警山岳警備隊が出動、女性は県警ヘリで富山市内の病院に搬送されましたが、胸や腰を骨折しているほか胸を圧迫したとみられ、死亡が確認されました。
警察は提出された登山届から女性は単独で登山に訪れ滑落したものとみて、詳しい状況を調べています。

白馬大雪渓で岩盤崩落

白馬大雪渓で比較的大きな岩盤崩落が起きていたことが4日までに分かりました。崩落は3号雪渓の上部で発生し、雪渓本流に流れ出た大量の岩石が雪上で黒い帯となっています。
岩盤崩落が起きた3号雪渓は大雪渓の中ほどで北側から本流に合流しています。新潟大学で人工衛星からの画像を分析したところ、3号雪渓の上部から崩れ落ちた岩石が雪渓本流の下方まで流れ下った様子が写っていた。全体の長さは約900m、幅は広い所で40メートルほどで、発生時期は5月10日以前とみられます。
現場で状況を確認すると、数cm角から数十cm角の岩石が雪渓を広く覆い、末端部分では本流の中央付近まで達しています。流れ下った岩石の中には長さが5mを超えるものもあり、3号雪渓の急傾斜地で止まっている岩石は今後の融雪によって落ちてくる恐れがあることから注意が必要です。
長野県警山岳安全対策課はホームページなどを通じて登山者に注意を呼びかけることにしています。

木曽駒ヶ岳で遭難 男性が行動不能に

6日、木曽駒ヶ岳で登山をしていた50代男性が行動不能になり、救助されました。警察によりますと、6日、男性は単独で千畳敷から入山し、木曽駒ヶ岳を経由して、下山する予定でしたが、木曽駒ヶ岳駒飼ノ池付近(標高約2,700m)で行動不能になりました。登山道上には残雪があり、また霧で視界不良だったということです。
本人から午後3時半ころ、救助要請があり、遭対協の救助隊員2名が出動、男性を救助し、午後5時過ぎに近くの山小屋に収容しました。男性にけがはないということです。

北アルプス烏帽子岳付近で遭難

北アルプス烏帽子岳付近(標高約2,300m)で登山をしていた50代女性が滑落して行動不能になりました。警察などが救助に向かっています。
警察によりますと、女性は単独で入山し、烏帽子岳を下山中に滑落して行動不能になりました。3日午前8時前に本人から救助要請があり、警察などが救助に向かっています。 女性の負傷程度は不明ということです。

白馬岳周辺で男性が行方不明

3日、白馬岳周辺で60代男性の行方がわからなくなっています。警察は天候の回復を待ち、捜索を行う予定です。
警察によりますと、男性は6月1日から一泊二日の予定で猿倉登山口から入山し、白馬岳周辺の山小屋に宿泊、翌日、白馬大池を経由して、栂池方面へ下山予定でした。3日午前8時半頃、家族から「帰宅予定日を過ぎても帰宅しない」などと長野県警本部に届出がありました。男性とは連絡が取れない状態だということです。 警察は天候の回復を待ち、捜索を行う予定です。

剱岳の山頂を目指した50代女性 早月尾根で滑落し重傷

1日午前9時ごろ、50代女性が、剱岳・早月尾根の雪面を歩行中、バランスを崩し斜面を200m滑落しました。同行者から110番通報があり、富山県警ヘリ「つるぎ」で病院に運ばれましたが、右足首と左わき腹の骨を折る重傷です。
警察によりますと、女性は同日、剱岳山頂を目指し入山していて、友人と2人で登山中でした。

八ヶ岳連峰・赤岳で滑落

31日、八ヶ岳連峰赤岳に単独で入山していた40代男性が崖から滑落し、警察など12人が捜索活動に当たっています。男性は30日に単独で美濃戸口から八ヶ岳連峰赤岳に入山し、31日、美濃戸口に向け地蔵尾根(標高約2,700m)を下山中に崖に迷い込み、足を滑らせて滑落したということです。
午前10時前、本人から「道に迷い、滑落して右足をけがした」と警察に救助要請がありました。男性は「砂地の斜面で足を滑らせた」と話しているということです。警察などの救助隊12人が地上から捜索・救助に当たっています。

白馬岳周辺で男性が行方不明

白馬岳周辺で登山をしていた30代男性が行方不明となっていて、長野県警のヘリで捜索する予定です。警察によりますと、男性は単独で5月25日から一泊二日の予定で入山し、白馬岳から白馬鑓ヶ岳方面に縦走したとみられています。下山予定日になっても帰宅しなかったため、27日朝、家族から警察に届出がありました。

29日に白馬鑓ヶ岳の山中(標高約2,100m付近)で身元不明の男性の遺体が発見されました。警察が身元の確認を進めています。警察によりますと、29日午後5時前、行方不明者を捜索中に長野県警ヘリが登山道から外れた山中で倒れている男性の遺体を発見しました。男性は30歳代くらいで、黒色のジャンパー、ズボンを身に着けていました。警察が身元の確認を進めています。

その後、発見された遺体は25日に入山した30代男性と身元が判明しました。

恵那山で滑落した単独登山男性救助

24日午後5時30分ごろ、恵那山(2,191m)5合目付近の登山道で、下山していた30代男性が足を踏み外し、約30m下に滑落しました。男性が自ら119番し、翌25日午前2時30分ごろ、市消防署員に付き添われて下山しました。男性は両腕に切り傷を負いましたが、命に別条はありません。
中津川署によりますと、男性は24日午前7時30分ごろ、単独で前宮登山口から入山。登頂し、下山途中でした。

爺ヶ岳で男性が道に迷い救助要請

長野県警大町署によりますと、26日午後5時10分ごろ、爺ヶ岳の柏原新道付近で、50代男性医師が道に迷って行動不能になり、救助要請がありました。警察は男性にその場に留まり、ビバークするよう指示したということです。
27日早朝から、県警ヘリが捜索にあたり、午前6時頃、男性を救助しました。けがはないもようです。
男性は26日、単独で北アルプス爺ヶ岳に入山し、下山中でした。

前穂高岳で滑落の男性が死亡

26日朝、前穂高岳奥明神沢付近(約2,600m)で60代の男性が滑落して死亡しました。男性は25日に3人パーティーで上高地から岳沢に入山し、26日朝から前穂高岳を目指している途中で約100mから200m滑落したということです。
午前6時40分頃に同行者が警察に通報し、午前10時前に長野県警のヘリが到着しましたが現場で死亡が確認されたということです。

根子岳で浮石でバランス崩して転倒の女性を救助

根子岳(標高2,207m)の菅平高原側で25日午後1時ごろ、下山中に浮石を踏んでバランスを崩した30代女性が転倒して負傷しました。同行者からの救助要請を受け、消防ヘリコプターが午後2時22分に女性を救助して病院に搬送。女性は軽傷のもよう。
上田署によりますと、女性は25日に4人で入山していました。

燕岳で足首ひねった女性を救助

燕岳の第二ベンチ付近(標高約1,840m)で25日午後2時ごろ、下山中の50代女性がバランスを崩して右足首をひねり、行動不能になりました。近くの登山者が消防に救助要請し、防災ヘリコプターが午後4時14分に女性を救助。松本市内の病院に搬送しました。女性はねんざのもよう。
安曇野署によりますと、女性は24日に単独で入山し、25日は中房温泉登山口に向けて下山中でした。

涸沢で腰痛 行動不能に

涸沢で単独で登山をしていた60代男性が腰痛により行動不能となり、長野県警のヘリコプターで救助されました。軽傷のもようです。
警察によりますと、男性は5月19日に単独で上高地から入山し、22日、涸沢で腰痛のため行動不能になりました。いわゆる「ぎっくり腰」だということです。22日午前8時前、山小屋を通じて本人から救助要請があり、午前9時半過ぎに県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は軽傷のもようです。

剱岳で男性行方不明

剱岳方面を登山中だったとみられる60代男性が行方不明になっていて、警察が捜索を続けています。行方不明になっている男性は、20日夜に所属する山岳会から「連絡が取れない」と警察に相談がありました。
警察によりますと、男性は今月15日に室堂から入山し、20日までの予定で剱岳から駒ヶ岳などを経由し僧ヶ岳まで縦走する登山届を提出していました。コース一帯では、今月17日に吹雪となり19日から20日にかけて雨が降る悪天候だったということです。
警察は、1人で入山した男性が剱岳周辺で行方不明になった可能性があるとみて、22日も引き続き山岳警備隊やヘリコプターによる捜索を続けることにしています

22日現在、届け出が出されたルートを中心に捜索を続けましたが、発見には至っていません。

男性が山で遭難 クラシの登山道付近の崖下で発見され死亡

雨乞岳近くで50代男性が遭難し、その後、登山道付近の崖の下で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。男性は5月17日午前中に自宅を出発し、午後1時ごろに雨乞岳から入山しました。男性は山でテントに宿泊して、翌18日の午後1時ごろに帰宅するはずでしたが、予定時刻を過ぎても連絡がなく、18日午後2時半ごろ男性の妻から『登山に出た夫が帰ってこない』と警察に通報があったということです。
19日午前7時ごろから消防や警察が捜索したところ、クラシの登山道付近の崖の下で心肺停止状態の男性が見つかり、その後、死亡が確認されました。警察は男性が約100m上の崖から滑落したとみて、当時の状況を調べています。

燕岳で遭難の男女2人を救助

燕岳で行動不能になった40代男性と40代女性の登山者が救助されました。このうち1人が軽傷のもようです。警察によりますと、2人は19日に入山し、この日の夕方、北燕岳の頂上付近で転倒しました。現場は登山道から外れていたとみられ、20日朝4時半ごろ「自力で動けない」と連絡がありました。午後、県警の救助隊が2人を救助し、一緒に下山しました。
女性は左ひざの打撲で軽傷のもようです。また、男性は疲労はしているもののけがはないもようです。

槍ヶ岳で外国人2人が遭難

5月17日、槍ヶ岳の登山道上(標高約2,800m付近)で外国人の男性2人が遭難し、そのうち一人の死亡が確認されました。遭難したのは、登山に訪れていた外国籍の30代と20代の男性2人です。
登山中に20代の男性が動けなくなったたため、午前11時半頃、知人を通じて警察に救助要請しました。長野県警の救助隊や遭対協が8人体制で救助に向かい、2人を発見しましたが、20代男性の意識はなく、その後、死亡が確認されました。 30代男性は警察などと一緒に下山しているということです。警察が、遭難した経緯や当時の状況を調べています。

その後、死亡した外国人は、中国国籍の20代の男性と判明しました。調べによりますと男性は、5月15日にアメリカ国籍の30代の男性と2人パーティーで上高地から北アルプスの槍ヶ岳に入山。17日に槍ヶ岳の標高2,800m付近で、動けなくなったとして、同行者が知人を通じて警察に救助を要請していました。
2人は県警ヘリで救助されましたが、男性は、その後、死亡が確認されました。同行者のアメリカ国籍の男性にけがはありませんでした。現場付近は当時、雪が降っていたということです。

兎岳の東側の谷底で遺体で発見

5月3日、南アルプスに登山に出かけた男性が兎岳の東側の谷で遺体で見つかりました。警察は滑落したとみています。
警察によりますと、死亡したのは40代男性で、5月3日家族に南アルプスの荒川岳方面へ登山に行くと伝えて出かけていました。しかし下山予定日の7日を過ぎても帰ってこないことから、家族が8日警察に届け出ました。
警察が捜索していたところ、9日午後2時頃、静岡県警のヘリコプターが兎岳の東側、聖岳の北側に位置するの谷底で、遺体を見つけました。登山道から数百mほどの場所で、頭に大きなケガをしていたということです。警察は男性が滑落したとみて当時の状況を調べています。

北アルプス間ノ岳で行動不能に

北アルプス間ノ岳(標高約2,900m付近)で60代男性が登山中に行動不能になり、長野県消防防災ヘリに救助されました。警察によりますと、男性は9日、単独で上高地から入山して西穂高岳から奥穂高岳に向けて、難易度の高い稜線を縦走中に行動不能になったということです。
本人から午後3時20分頃、消防に「途中で道がわからなくなり、進むも戻るもできない」と救助要請がありました。消防は「安全が確保されていれば、その場に留まるよう」指示したということです。午後5時前、県消防防災ヘリが男性を救助しました。けがはないということです。
警察は技量不足のため、男性が遭難したとみています。

大型連休中 北アルプスで17件遭難

大型連休中、長野県内の山岳遭難は、過去2番目に多くなりました。
県警によりますと、4月27日から5月6日に起きた山岳遭難は26件、30人で、このうち北アルプスで17件発生し、約65パーセントを占め、大型連休に統計をとり始めてから、2013年(27件34人)に次いで多い発生となりました。
死者は3人で2023年より1人減りましたが、天候が安定する中入山者が増え、遭難が多発したとみています。また、40代から50代が4割以上、60代以上が3割を占め、体力などの低下による転倒や滑落が目立つということです。

農鳥岳で行方不明

農鳥岳などを目指したとみられる40代男性が行方不明となっています。
男性は4月27日に入山したものの帰宅予定の5月1日になっても帰宅しないため、家族が通報しました。警察と消防が5日早朝から午後6時まで捜索しましたが、見つかっていないということです。

槍ヶ岳で遭難 雪上で足を滑らせる

槍ヶ岳で30代男性が下山中に足を滑らせて重傷を負い、長野県警のヘリコプターに救助されました。警察によりますと、男性は単独で登山をしていて、6日、槍ヶ岳から上高地へ向けてグリーンバンド付近(標高約2,600m)を下山中に雪上で足を滑らせました。6日午前8時30分頃、本人から救助要請があり、約2時間後に県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。左足首骨折の重傷です。

北アルプス奥穂高岳で滑落か

奥穂高岳のコブ沢下部(標高約2,300m)で、6日午後2時すぎ、行方不明者の捜索を行っていた県警ヘリが、沢の中で倒れている男性の遺体を発見し、収容しました。身元は30代男性と判明しました。
警察によりますと、男性は北アルプス穂高連峰に5月3日から1泊2日の予定で単独で入山しましたが、下山予定を過ぎても帰宅せず、行方がわからなくなりました。5日夜、家族から通報があり、警察が6日朝から捜索し、午後2時すぎ、沢の中で倒れている男性の遺体を発見し、収容しました。男性は滑落したとみられます。

蝶ヶ岳で滑落

蝶ヶ岳で5日午前10時過ぎ、60代男性が足を滑らせ、登山道から約100m滑落。目撃した他の登山者からの通報で、山岳遭難防止対策協の救助隊員が出動、男性を登山道に復帰させました。けがはありませんでした。

八ヶ岳連峰天狗岳で滑落、骨折の重症

4日、八ヶ岳連峰天狗岳で午後2時過ぎ、50代女性が約5m滑落、右足骨折の重傷を負い、ヘリで救助されました。

有明山で骨折

4日、有明山で午後3時30分頃、20代男性が左足首をひねって骨折の重傷を負い、同行の20代男性も疲労で行動不能となり、2人ともヘリで救助されました。

爺ヶ岳で滑落、軽傷

4日、爺ヶ岳で午後2時30分頃、50代女性が滑落、顔面打撲などの軽傷を負い、ヘリで救助されました。

西遠見山で転倒

4日、西遠見山で午後2時20分頃、40代女性が転倒し、左ひざに軽傷を負い、ヘリで救助されました。

前穂高岳で滑落

長野県警松本署によりますと、4日午前、前穂高岳北尾根(約2,950m)で、30代男性が、足を滑らせ約5m滑落しました。同行者から救助要請を受け、県警ヘリコプターで救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は左肩の脱臼で軽傷のもよう。
松本署によりますと、男性は3日に3人パーティーで入山し、4日は涸沢から前穂高岳に向かう途中でした。

奥穂高岳で滑落

松本署によりますと、4日午前、奥穂高岳南稜(約2,600m)付近で、50代男性が足を滑らせ、約10m滑落しました。同行者からの通報を受け、消防ヘリコプターが男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は背中の打撲で軽傷のもよう。
 松本署によりますと、男性は3日から、4人パーティーで上高地に入山し、4日は岳沢小屋から奥穂高岳に向かう途中でした。

南アルプスで山岳遭難か

南アルプス間ノ岳周辺に登山に来た40代男性の行方が分からなくなくなっています。警察が山岳遭難のおそれがあるとして捜索を予定しています。
警察によりますと、男性は4月27日、1人で間ノ岳方面に登山に行くと家族に伝え出かけたものの、帰宅予定日の5月1日を過ぎても帰宅しないため、家族が神奈川県警に届け出たということです。男性は登山計画書を事前に出しており、登山ルートに静岡県が多くあることから、県警の航空隊のヘリコプターが、5月6日午前から捜索する予定です。

子檀嶺岳で遭難 男性が転倒

5日午後1時30分頃、60代男性が子檀嶺岳山頂付近から下山中、体調不良により転倒、右腕に擦過傷を負いました。男性は消防署員に救助され、下山しました。朝から体調が思わしくなかったということです。

離山で遭難 女性が転倒

5日午後3時前、3人パーティーで離山に入山した40代女性が頂上付近(標高約1,255m)でバランスを崩して転倒、左足捻挫とみられる軽傷を負いました。本人から救助要請があり、女性は消防署員に付き添われて下山し、病院に搬送されました。

鳴沢岳付近で遭難 男性が足負傷

5日朝7時すぎ、鳴沢岳付近で、足にけがをした50代男性から救助要請があり、男性はヘリで救助されました。
男性は4日、針ノ木岳から爺ヶ岳方面に向けて縦走中に滑落、その後テント泊しましたが、5日朝になって動けなくなったということです。

蝶ヶ岳 男性2人が雪上で行動不能に

5日午後3時40分頃、蝶ヶ岳に入山した20代男性2名が最終ベンチ付近(標高約2,500m)の雪上で行動不能となりました。他の登山者から通報で、遭難防止対策協の救助隊員が出動、2人を救助し、近くの山小屋に収容しました。
山には雪が残っていますが、2人はアイゼン、ピッケルなどの装備を持っていなかったということです。

白馬岳で男性が重傷

白馬岳で4日、下山しようとして転倒した40代男性がヘリコプターで救助されました。
男性は1泊2日の予定で3日に入山し、山頂付近の山小屋に宿泊しました。男性は4日午前7時前、下山のため山小屋を出た直後に転倒し、本人から救助を要請された従業員が山小屋にいた長野県警のパトロール隊員に連絡したということです。男性は午前9時過ぎに県警のヘリコプターで救助され病院に搬送されましたが、左足首を骨折する重傷ということです。男性が転倒した場所は凍結していたと見られています。

蝶ヶ岳で遭難 道に迷い行動不能

蝶ヶ岳で下山していた50代男性と50代女性の2人が道に迷い、行動不能となりました。2人ともけがはないということです。
警察によりますと、2人は5月1日に2人パーティーで上高地から入山、山小屋で一泊、2日、蝶ヶ岳から横尾へ向けて下山中にルートを誤って道に迷い、蝶ヶ岳の上黒沢付近(標高約2,100m)で行動不能になったということです。
2日午後5時半前、男性から救助要請があり、県警の機動隊山岳遭難救助隊などが出動し、3日午前1時過ぎに近くの山小屋まで救助したということです。2人にけがはなくその後、自力下山したということです。

空木岳で遭難 疲労で行動不能に

5月1日、空木岳を登山していた男女2人が疲労で行動不能となり、2日に長野県警のヘリで救助されました。けがはないということです。遭難したのは、60代男性と20代女性の2名です。
警察によりますと、1日、2人は駒ケ根高原の登山口から空木岳に1泊2日の予定で入山しましたが、午後7時半ごろ、池山尾根付近(標高約2,500m)で疲労により行動不能となりました。その後、知人を通じて消防に救助要請があり、消防から警察へ通報がありました。2人はビバークするのに十分な装備を整えていて、警察は「暖かくして夜を過ごすよう」指導したということです。
2日、県警ヘリで近くを捜索し2人を発見、午前10時前に収容しました。2人ともけがはないということです。

金華山をなめるな、岐阜県山岳事故の1割発生

大型連休に合わせ、岐阜県警地域課と岐阜中署などは金華山(329m)で、登山者に事故発生地点を記したチラシを配布して注意を呼びかけました。
金華山は市街地に近く気軽に登れる山ですが、昨年12件の事故が発生しており、内5人が骨折などの重傷を負っています。登山者の数も多いため、県内の山岳事故133件の1割が金華山で起きています。
県警担当者は「事故は下山中に起きやすい」と指摘。体力に自信のない人や登り慣れていない人は、最も道幅が広く緩やかな七曲がり登山道を通るよう勧めています。これからの気温が上がり始める季節は、体が暑さに慣れていないため、意識的に水分を取ることも呼びかけています。

戸隠連峰西岳「P1尾根」で滑落

4月25日、戸隠連峰西岳の通称「P1尾根」(標高約1,500m)で、長野県警のヘリが男性の遺体を発見しました。雪に埋もれた状態だったということです。身元は50代男性とわかりました。
男性は2月24日、戸隠連峰西岳から下山中に滑落し、行方不明となり、警察などが捜索していました。

北穂高岳で滑落か 女性死亡

警察によりますと、50代女性が北穂高岳の北穂高沢を4人パーティーで下山中に滑落しました。午前7時すぎ、女性の仲間から近くの山小屋を通じて救助要請がありました。長野県警の山岳遭難救助隊が出動しましたが、女性は数十m下に滑落していて、頭から出血もあり、死亡が確認されました。現場は標高約2,750mの落石や滑落の多い急な斜面で、当時、雨が降っていたということです。

奥穂高岳で遭難 「ロバの耳」付近

27日、奥穂高岳で男性登山者が行動不能になり、救助隊員によって山小屋へ収容されました。27日午後1時頃、奥穂高岳南の「ロバの耳」付近(標高約3,100m)で、50代男性が行動不能になり、救助を要請。遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、男性は付き添われて夜8時頃、近くの山小屋に収容されました。
疲労と装備不足が原因ということです。男性は夏山で7年程度、冬山は1年程度の登山歴があるということです。

納古山で滑落

13日午前11時頃、納古山の登山道で、70代男性が「登山中に転倒してけがをした」と110番しました。男性は山頂付近の「天空岩」と呼ばれる岩場から約3m下に滑落し、頭部や左腕、左足を負傷しました。通報から約1時間後に県防災ヘリで救助され、美濃加茂市内の病院に搬送されましたが、命に別状はないようです。
加茂署によりますと、男性は70代の妻と2人で七宗町の登山道から入山し、中級コースを登山中でした。

数十メートル滑落か 菰野町の山で一時遭難

30日午後2時15分ごろ、「割谷の頭」付近で、70代男性が「登山中にけがをして動けなくなった」と男性から連絡を受けた男性の妻から四日市西署に通報がありました。警察や消防が救助し、男性は四日市市内の病院に搬送されました。軽傷とみられます。
同署によりますと、男性は同日午前6時半ごろ1人で入山した後に道に迷い、登山道から少し離れた斜面で足を滑らせ転倒。数十メートル滑落しました。

鳩吹山で女性が転倒、骨折

30日午後0時45分頃、鳩吹山(313m)の登山道で70代女性が下山中に足を滑らせて転倒して右足を骨折し、県防災ヘリで救助されました。
可児署によりますと、女性は仲間の女性二人と登山中で、別の登山グループから「登山道でケガをした人がいる」と119番通報があり、美濃加茂市内の病院に搬送されました。

八ヶ岳連峰赤岳で2人遭難

八ヶ岳連峰の赤岳山頂付近(標高約2,800m)で50代男性が滑落し、行動不能になりました。警察が28日、捜索活動をする予定です。警察によりますと27日、50代男性と20代男性が美濃戸口から入山し、赤岳山頂に向けて西壁主稜を登山中、50代男性がバランスを崩し滑落して行動不能になりました。27日午後1時半過ぎ、20代男性から救助要請を受け、県警ヘリで捜索しましたが、強風のために活動を断念しました。
50代男性は顔面を打撲するなど軽いけがをしているということです。20代男性にけがはありません。警察は28日、天候を見て救助活動する予定です。

中央アルプスで遭難 遺体で発見

中央アルプスで3月11日から行方がわからなくなっていた50代男性は、27日、遺体で発見されました。警察によりますと、男性は3月11日に単独で千畳敷から入山し、行方がわからなくなっていました。男性は家族に「山に行く」と出かけたまま、連絡がとれなくなり、13日、愛知県警に行方不明届を出したということです。男性の登山届によりますと、11日に千畳敷から入山し、木曽駒ヶ岳に登り、桂小場に下山するルートで日帰りの予定でした。行方不明になってから2週間余り、27日、民間の捜索団体が木曽駒ヶ岳の馬ノ背北方(標高約2,400m)で男性の遺体を発見しました。雪に埋もれた状態だったということです。
警察によりますと、民間の捜索団体がビーコンの電波を頼りに捜索し、雪に埋もれた状態で発見しました。発見場所は登山道から外れていて、現場の状況から男性は滑落したとみられるということです。
中央アルプスでは、この男性のほか、単独で登山した2人が行方不明になっています。

山岳遭難が多発 中央アルプス

木曽駒ヶ岳に向かった40代男性が行方不明になっています。天候が悪く、捜索ができていません。警察によりますと21日に1人で千畳敷から入山し、1泊2日の予定で木曽駒ヶ岳に向かっていました。予定を過ぎても戻らないことから知人が警察に通報しました。現在も連絡が取れていません。
男性は10年ほどの登山経験があったとみられますが、今のところ登山届は確認できていません。警察は天候の回復を待ってからヘリで捜索する予定です。
また、13日に同じく木曽駒ヶ岳に向かったとみられる大学生は警察が捜索を続けていますが現在も見つかっていません。

西穂高岳で15歳中学生が約300m滑落 独標付近で雪で足を滑らせる

西穂高岳の独標付近(標高約2,350m)で男子中学生(15)が滑落し、長野県警のヘリで救助されました。警察によりますと、男子中学生は15日、2人パーティーで西穂高岳に入山し、16日、新穂高温泉に下山中、雪で足を滑らせて約300m滑落したということです。午前9時半頃、目撃者から110番通報があり、その後、本人からの救助要請を受け、約2時間半後に県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。頭をけがしていますが、軽傷の模様です。
男子中学生は登山歴1年ほどでヘルメットは着用していたということです。

西穂高岳で約100m滑落 独標付近でバランス崩す

西穂高岳独標付近(標高約2,850m)で50代男性が滑落し、長野県警のヘリコプターで救助されました。警察によりますと、男性は15日、単独で西穂高岳に入山し、16日、登山中にバランスを崩して約100m滑落しました。
午前10時20分頃、本人から救助要請があり、約1時間半後に県警ヘリに救助されました。男性にけがは無く、ヘルメットを着用していたということです。

中央アルプスで遭難 明日県警ヘリで捜索予定

中央アルプスを登山していた50代男性が行方不明になっています。警察によりますと、男性は3月11日に単独で千畳敷から入山し、登山中に行方不明になったとみられます。13日、家族から愛知県警に行方不明届が出されたということです。
明日14日、県警ヘリで捜索する予定です。

中央アルプス中岳で遭難 約20m滑

長野県警駒ケ根署によりますと、10日午後0時14分頃、中央アルプス中岳付近(標高約2,900m)で30代男性から滑落して負傷したと救助要請がありました。男性は10日に単独で千畳敷から入山し木曽駒ヶ岳に登頂。その後に中岳付近を下山中、バランスを崩して転倒し約20m滑落して右足を骨折しました。長野県警のヘリコプターが午後2時13分に救助し、伊那市の病院に搬送されました。

霞沢岳で遭難 男性が滑落

10日午後1時前、霞沢岳西尾根付近(標高約2,000m)で、下山中の50代男性が足を滑らせ、滑落しました。本人からの救助要請を受けて、長野県警の山岳救助隊員らが現地に向かいました。男性は単独で入山、下山中だったということです。

その後、男性は県警の山岳救助隊員らが午後9時前に救助し、松本市内の病院に搬送しました。右足首骨折で重傷です。

スリップして約200m滑落 千畳敷カールで男性救助

3日、千畳敷カールで、登山中の40代男性がスリップして滑落し、肋骨を骨折するなどの重傷を負いました。男性は警察などの隊員に救助され、病院に搬送されました。
警察によりますと、3日午前11時過ぎ、千畳敷カールの八丁坂付近(標高約2,620m)付近で、雪面の上を歩いていた男性がスリップして200mほど滑落したということです。仲間が警察などに救助を要請し、男性は警察や遭難防止対策協会の隊員に救助され、病院に搬送されました。肋骨を骨折するなどの重傷です。男性は仲間と2人パーティーで日帰りの予定で千畳敷から入山していました。

戸隠連峰西岳の難所で滑落、遭難6日目で発見

長野県警長野中央署は29日、戸隠連峰西岳の難所P1尾根から滑落した40代男性を発見し、死亡を確認したと発表しました。男性は24日に滑落。同行者からの要請を受けて同署が捜索していました。捜索が難航する中、29日に尾根北側にある熊の遊び場鎖場から約50m下の斜面(標高1,660m地点)で見つかりました。

積雪期の剱岳に向けて出発 厳冬の山岳遭難を想定した訓練へ

積雪のある時期の山岳遭難に備え富山県警山岳警備隊が28日、剱岳での救助訓練をスタートさせました。この訓練は雪山での遭難救助の技術を高めるために、県警山岳警備隊が毎年この時期に行っているもので、28日は富山県の上市警察署で出発式がおこなわれました。訓練は剱岳と赤谷山で10日間にわたり、隊員26人がロープを使った移動や、雪崩などの危険予知、ルートの確認などを行います。
去年1年間の山岳遭難事故件数は134件と、前の年から19件増加していて、県警は冬山に入る際はルートを十分に確認するなど、無理のない計画を呼びかけています。

川辺町令和6年度当初予算案を発表 新たな登山道整備も

川辺町は26日、令和6年度当初予算案を発表しました。
登山者に人気がある町内低山では、新たに八坂山~納古山の一部登山道約3kmを整備するため、500万円を計上。令和5年度初開催した里山の魅力を発信するイベントも継続します。

伊吹山で落石か、50代男性が死亡

24日午前10時45分ごろ、伊吹山山頂付近で落石に巻き込まれ、登山者が意識不明になるなどけが人が出ていると110番がありました。滋賀県のヘリコプターが50代の男性2人を救助しましたが、意識不明だった1人は搬送先の病院で死亡が確認されました。もう1人は頭を打つなどの軽傷です。
滋賀県警米原署によりますと、現場は山頂から南東方向に約400mの地点。男性らは計5人で登山中で、うち1人が通報時に「頭くらいの石が二つ落ちてきた」と話していました。
伊吹山は昨年7月の豪雨による登山道崩落のため米原市は登山しないよう求めています。伊吹山ドライブウェイも冬季閉鎖中です。

八ヶ岳連峰阿弥陀岳 登山中の男性が足を負傷

長野県警茅野署によりますと24日午前4時31分、50代男性から、八ケ岳連峰阿弥陀岳の御小屋山付近(約2,130m)で、足首をひねり負傷したとの救助要請がありました。男性は未明から3人パーティーで入山、舟山十字路から阿弥陀岳へ登山中でした。茅野署山岳遭難救助隊が救助に向かい、男性を発見、下山し午前9時半に救急隊に引き継いだということです。

八ヶ岳で遭難の中国国籍の男性を発見

八ヶ岳連峰の硫黄岳付近で遭難した中国国籍の60代男性が夜間登山訓練中のパーティーに無事救助されました。警察によりますと、男性は23日に知人と2人で入山し、山小屋に泊まる予定でしたが硫黄岳付近を登山中に知人とはぐれ道に迷い行動不能になりました。午後5時半過ぎに男性は自ら警察へ救助を要請しました。男性はテントなどの装備がないと話し警察は一晩、寒さをしのげる場所で動かないよう指示したということです。
その後、午後11時過ぎに夜間登山の訓練中だった2人パーティーが男性を発見・保護し中腹の山小屋まで同行。地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が男性と一緒に下山し、午前7時過ぎに救急隊に引き継ぎました。男性は手に軽い凍傷を負った疑いがあり、病院で手当てを受けたということです。

戸隠連峰西岳で遭難相次ぐ

戸隠連峰西岳で24日、下山中の滑落による遭難が相次ぎました。
警察によりますと、40代男性は23日に4人パーティーで西岳に入山し、1泊したあと24日朝から下山していましたが、通称「P1尾根」から20mほど滑落し、午前7時半過ぎに同行者が110番通報しました。男性は負傷している様子ですが呼びかけに応えることは出来るということです。

また、2人パーティーで下山中だった50代男性も同じ場所で滑落し、午前10時過ぎに同行者が救助を要請しました。男性は同行者から見えない所まで落ちていて、呼びかけにも応答しないということです。24日は天候が悪くヘリコプターでの救助は難しいことから地上から救助に向かうということです。

県警は、25日朝から捜索を予定していましたが雪のため断念し、天候の回復を待って、26日以降、救助活動を行う予定です。

涸沢岳に登頂した男性と女性が行方不明

涸沢岳付近で、登山していた50代男女2人が11日から行方不明になっています。県警は12日ヘリコプターで捜索しています。警察によりますと、11日午後5時半ごろ、「涸沢岳に登頂した二人がテントに戻らない」と同じ頃に同じ行程で登山していた登山者から高山警察署に通報がありました。
2人は登山仲間で、10日に新穂高登山口から入山、蒲田富士西側付近のテント場に1泊した後、11日早朝から涸沢岳に向け出発、山頂に登りました。通報した別の登山者も同じころ登頂し、2人より先に昼過ぎにはテントに戻ってきましたが、2人は夕方になっても戻ってこず、テントもそのままだということです。
警察は12日正午過ぎから山岳警備隊員と航空隊、合わせておよそ10人で、ヘリコプターによる付近の捜索を開始しました。

その後、警察は12日の捜索は打ち切り、13日も朝から捜索を再開する予定です。

八ヶ岳連峰・天狗岳で遭難多発

八ヶ岳の天狗岳では、10日に2人パーティーで入山した40代男性が山小屋近くのテント場に向かう途中で仲間とはぐれ、行方がわからなくなりました。家族から要請を受けた警察などが11日午前8時過ぎに男性を救助しました。自力で歩行できるものの手に軽い凍傷を負ったと見られています。

また、同天狗岳で50代男性も10日午後に下山中に日没になり、11日午後救助されました。凍傷などの疑いがありヘリコプターで松本市内の病院に搬送され手当てを受けています。

八ヶ岳連峰・根石岳で遭難の男性が低体温症で死亡

10日、60代男性が単独で八ヶ岳の根石岳から本沢温泉に向けて下山中、樹林帯で道に迷い動けなくなったため、10日午後7時前に男性から救助要請があり、警察と地元の遭難防止対策協会のメンバーが8人体制で11日早朝から救助に向かいましたが、午前11時前に男性を発見しましたが、心肺停止の状態で、その後死亡が確認されました。死因は低体温症だということです。

遭難多発の笠ヶ岳・笠新道にレスキューボックス

岐阜県内の行政や山岳関係者でつくる「県北アルプス山岳遭難対策協議会」と県警山岳警備隊飛騨方面隊は、遭難事故が多発する笠ヶ岳の笠新道に、遭難者が安全に救助を待てるようにするためのレスキューボックスを設置します。8日、県庁で開かれた県山岳遭難防止対策協議会で決まりました。
レスキューボックスは、笠新道の標高1,800m付近に設置し、防災非常食「アルファ化米」や飲料水、簡易テントなどを備えます。救助隊が出動できない夜間帯をしのぐための量を配備し、翌朝まで安全にとどまれるようにします。

笠新道は2022年に遭難者が多発したことを受け、昨年は6~10月まで試験的にレスキューボックスを設置していました。今年は夏山登山シーズン前の6~7月ごろを想定し、本格設置することにしました。県警山岳警備隊飛騨方面隊は「遭難者が安全に救助を待てるように、周知を進めていきたい」と話しました。

西穂高岳で仲間と登山していた女性が遭難

岐阜県高山市の西穂高岳で30代女性が遭難し、29日に発見されましたが、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、28日朝、西穂山荘の支配人から「宿泊を予定していた2人がまだ来ない」と警察に通報がありました。警察がヘリで捜索したところ、29日午前8時半ごろ西穂高岳の山頂から南に約200m、標高2,800mの稜線から岐阜県側に200m下りた斜面で女性を発見しましたが、その場で死亡が確認されました。
女性は登山仲間の男性と27日に入山し、登山中に西穂山荘に宿泊の依頼をしていて、28日昼前に西穂山荘に到着した男性は「稜線を歩いていた時に見失った」と話しているということです。

八ヶ岳連峰・赤岳で遭難の男性死亡

警察によりますと、19日午前8時前、茅野警察署山岳遭難救助隊員が行方不明の登山者を捜索中、八ヶ岳連峰赤岳の山頂付近で身元不明の男性の遺体を発見しました。男性は稜線から約40m下の崖下に横たわっている状態で発見され、滑落した可能性があるということです。警察が身元の確認を行い、行方不明の40代男性と判明しました。
男性は14日、2人で美濃戸口から入山しましたが、15日、山頂付近から下山中に行方がわからなくなりました。同行していた男性は「道に迷って時間をロスしているうちに日が暮れ、はぐれてしまった」と話していました。16日未明に男性の家族から警察に届け出があり、警察などが捜索を続けていました。

八ケ岳連峰・赤岳で行方不明

八ケ岳連峰の赤岳で登山をしていた40代男性が15日に行方不明になり、警察が捜索しています。男性は14日、友人の男性と2人で八ケ岳連峰の赤岳に入山。2人は山頂から下山していた15日、予定のルートから外れはぐれました。友人は山荘に戻りましたが、男性の行方がわかっていません。赤岳は15日霧が濃く、視界が悪かったということです。
16日は悪天候で警察のヘリがフライト出来ず、警察官2人が地上から捜索しています。

硫黄岳周辺で男性2人遭難 行方不明の1人死亡 1人は病院搬送

北アルプス硫黄岳周辺を登山していて行方がわからなくなっていた男性2人について、11日、発見、救助されましたが、1人の死亡が確認されました。いずれも40代の男性は1月5日に大町市の七倉登山口から入山し、硫黄岳を経由して槍ヶ岳方面に向かう途中で遭難したとみられます。
9日正午過ぎに2人の無線機から「SOS信号」が発せられ、受信したアメリカのサービス会社などを通して長野県警に連絡がありました。長野県警は10日、ヘリコプターで捜索する予定でしたが、天候が悪く断念。11日午前8時20分頃、新潟県警のヘリが2人を発見、救助しましたが、一人の男性の死亡が確認されました。もう一人の男性は病院に搬送されましたが、会話ができる状態だということです。

硫黄岳周辺 悪天候で捜索のめど立たず

北アルプスの硫黄岳周辺で40代の男性2人が遭難し現在連絡が取れていません。警察は10日から捜索を予定していましたが、天候悪化のため捜索のめどは立っていないということです。
登山計画書では硫黄岳や槍ヶ岳を経由し、11日、新穂高温泉に下山する予定でした。

硫黄岳周辺で40代男性2人が行方不明

北アルプス硫黄岳周辺で登山者の40代男性2名の行方がわからなくなっています。10日早朝から長野県警のヘリが捜索する予定です。
警察によりますと、1月5日から2人は七倉登山口から登山し、硫黄岳を経由して槍ヶ岳方面に向かっていたところ、何らかの理由で遭難したとみられています。2人が持っていた無線機から発せられた「SOS信号」をアメリカのサービス会社が受信して、通訳会社を通じて、9日午後0時半過ぎに長野県警に連絡がありました。2人とは連絡がつかない状態だということです。登山計画によりますと、難易度の高いコースをたどり、11日に新穂高温泉に下山する予定でした。

雪で視界不良で行動不能に 中央アルプス千畳敷付近

7日、中央アルプス千畳敷付近で登山者2人が道に迷い遭難しました。1人は低体温症のような症状があるということです。救助を要請したのは30代男性と、20代男性で、6日夕方、4人パーティーで千畳敷から入山しました。7日、2人だけで宝剣岳西面第2尾根から乗越浄土まで移動中に雪で視界不良のため道に迷ったということです。1人は低体温症のような症状があり、7日夜はビバークしました。
7日夕方に仲間から救助要請があり、8日朝から駒ヶ根警察署と山岳遭難防止対策協会の救助隊員が捜索していましたが、午前11時ごろ、2人が仲間と合流したのを確認し、救助しました。2人は病院に運ばれましたが、いずれも手などに凍傷を負っている模様です。

八ヶ岳連峰・天狗岳で女性が手首骨折の重傷

7日午後2時半過ぎ、八ヶ岳連峰の天狗岳の山小屋付近(標高約2,400m)で、50代女性が転倒し、左手首の骨を折る重傷を負いました。女性は8人パーティーで入山、山小屋付近を散策中、アイゼンが引っ掛かって転倒したとみられています。
山小屋スタッフからの救助要請を受けて、遭難防止対策協議会の救助隊員が出動、女性を救急隊に引き継いだということです。

八ヶ岳連峰横岳でアイスクライミング中の女性が転倒

7日午後2時半過ぎ、八ヶ岳連峰の横岳の三叉峰(標高2,600m)付近で、3人パーティーでアイスクライミングをしていた50代女性が転倒、右足を負傷して動けなくなりました。ヘリでの救助ができなかったため、7日夜はビバークしてもらい、8日早朝、警察と遭難防止対策協議会の救助隊員が12名体制で救助に向かうことにしています。

岐阜県郡上市の山で死亡 山行中滑落か

6日午後11時ごろ、郡上市八幡町初納の山中(標高約300m)で、登山をしていた40代男性が、頭から血を流して死亡しているのが発見されました。死因は外傷性脳出血です。
同署によりますと、同日午後7時55分ごろ、男性の妻から「登山に行った夫が帰ってこない」と通報がありました。同9時ごろから署員15人と市消防本部が携帯電話の位置情報を頼りに山中を捜索していたところ、倒れている男性を発見。その場で死亡を確認しました。現場はせせらぎ街道から北西80mの地点で、岩肌が露出した急勾配の斜面。当日は雨で地面が濡れていたようです。男性は1人で訪れており、滑落したとみられます。

八ヶ岳連峰・阿弥陀岳で滑落

7日午前8時半ごろ、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳の広河原付近(標高約2,400m)で、アイスクライミングをしていた50代女性が滑落し、足首の骨を折る重傷を負いました。 女性は仲間4人で6日に入山していました。救助要請を受けて、ヘリが出動しましたが、降下して救助するのが難しい場所で、警察と遭難防止対策協議会の救助隊員が救助に向かいました。

ジャンダルム付近で男性が300m滑落

5日午前8時過ぎ、ジャンダルム付近の標高3,163mの「ロバの耳」付近の稜線を登山中の30代男性から、携帯電話で「ロバの耳から落ちた」と通報がありました。男性は約2時間後、稜線から約300m下の岐阜県側の岩壁で県警のヘリに救助されましたが、腰と左足などを骨折する大けがをした疑いがあり、搬送先の病院で治療を受けています。
警察によりますと、現場は岩場に雪が積もり、ガスが視界をさえぎる危険な状態で、救助されたとき男性は意識が朦朧としていて、滑落した原因などは「よくわからない」と話していたということです。

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