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連休中の山岳遭難で11人死亡 69人負傷、警察庁まとめ

警察庁は17日、ゴールデンウイーク期間中(4月29日~5月7日)に山岳遭難が156件発生し、178人が遭難、このうち6県で11人が死亡したと発表しました。行方不明者は1人、負傷者は69人でした。前年の連休に比べ発生は1件増え、死者は1人増えました。
警察庁によりますと、遭難者のうち81人が60歳以上でした。北アルプス前穂高岳では、登山中の男性3人が滑落し、50代の2人が死亡、60代の1人が肋骨を折るなどの重傷を負いました。
全国の警察は救助隊員ら延べ760人を投入し、ヘリコプターが40回出動して捜索や救助活動に当たりました。

ロッククライミング中滑落、男性けが 御在所岳前尾根

12日午前10時20分頃、御在所岳前尾根でロッククライミングをしていた40代男性が約5m下に滑落し、本人から「けがをして下山できない」と110番がありました。連絡を受けた四日市西署山岳警備隊や菰野町消防本部の隊員らが救助に向かい、約2時間後に保護、名古屋市の防災ヘリで四日市市内の病院に搬送しました。男性は左足首にけがを負いましたが、命に別条はないそうです。
同署によりますと、男性は知人らと5人で同日午前6時40分に入山していました。

「播隆祭」 山の安全を祈願

10日に奥飛騨温泉郷で、北アルプス飛騨側開山祭「播隆祭」が行われ、地元関係者など約100人が参列しました。江戸時代に槍ヶ岳を開山するなどした「播隆上人」の偉業をたたえるとともに、山の安全を祈りました。
神事のあと、伝統芸能の「鶏芸」や、獅子が蛇を捕まえる獅子舞「へんべとり」が奉納されました。

金華山の白骨遺体 登山中に不明の男性と判明

今年4月に金華山で見つかった白骨化した遺体は、2月に金華山で行方不明になった60代男性と判明しました。
警察によりますと、遺体は 4月28日、金華山で草刈りをしていた岐阜市の職員が見つけました。警察で身元の確認を進めたところ、DNA型鑑定や衣服などから60代男性と分かりました。この男性は、2月12日、20人ほどのグループで金華山に登り、途中で行方不明となっていました。遺体は白骨化していたため死因はわかっていませんが、衣服などに目立った損傷はなかったということです。

GW中の山岳遭難 去年の約3倍に

ゴールデンウィークに県内で発生した山岳遭難は去年と比べて3倍近くに増加しました。長野県警は「コロナ禍前に戻った印象」としています。
県警山岳安全対策課によりますと、先月29日から今月7日の9日間でコロナ禍前の2019年と同じ18件の山岳遭難が発生し、4人が死亡しました。去年のゴールデンウィークは10日間で7件発生し、1人が死亡しています。去年の3倍近く発生した理由について、県警は「天候が安定し多くの入り込みがあった」と分析しています。県警は「春山特有の怖さ」として、朝と昼の気温差で凍結した残雪を挙げています。

赤石岳で男性滑落 救助を要請

5日午後5時半ごろ、赤石岳を一人で登っていた男性から「30~40m転落して、山小屋に避難している」と警察に通報がありました。
警察によりますと、転落したのは20代男性で、足を滑らせて滑落し、両腕や足などに出血を伴うけがをしました。命に別条はないそうです。男性はその後、自力で山小屋に避難し、待機しているようです。
警察は、6日早朝から山岳救助隊5人で救助に向かう予定です。

その後、9日に避難小屋で静岡中央警察署山岳遭難救助隊の隊員4人に救助され、長野県警のヘリで松本市内の病院に搬送されました。警察によりますと、男性は左足をねん挫したほか、両腕に打撲や擦り傷を負っていたということです。

弓折岳で男性滑落、救助

5日午前7時30分頃、弓折岳付近で、下山中だった50代男性が雪で滑り、約300m下に落ちました。男性は約2時間半後に長野県警のヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。頭部裂傷などの重傷を負ったが、意識はあるそうです。
高山署によりますと、男性は3日、新穂高登山口から1人で入山。5日は弓折岳付近でのテント泊を終え、新穂高登山口に向けて下山していました。近くを通りがかった男性が気付いて119番しました。

八海山で沢登り中に滑落

南魚沼市の八海山で5日、沢登りをしていた男性が滑落して右足にケガをして県警ヘリコプターに救助されました。
警察によりますと、5日午前9時前、「沢登りをしていたが滑落した」と110番通報がありました。ケガをしたのは60代男性で、5日午前6時頃から知人と3人で八海山に入り、5合目付近で沢登りをしていたところ滑落し、右足をケガしたということです。県警のヘリコプターが午前10時半ごろ、男性を救助し、男性は病院に運ばれました。警察は、男性が沢登り中に踏み外したとみて調べています。

奥穂高岳で400m滑落、ヘリで救助されたが死亡

5日午前5時10分頃、奥穂高岳の岩場「ザイテングラート」付近(約2,600m)で、70代男性が滑落しました。長野県警のヘリコプターで救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
松本署の発表によりますと、男性は3日から仲間と2人で入山して奥穂高岳に登頂。この日は下山中で、約400m滑落しました。

八ケ岳連峰の赤岳、女性が転倒し行動不能に

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の赤岳付近(標高約2,670m)で5日午前、70代女性が転倒して行動不能になりました。通報を受けた同署山岳遭難救助隊員らが救助活動をしています。

前穂高岳 男性が滑落し重傷

長野県警松本署によりますと、4日午後、前穂高岳の前穂高沢付近を下山していた60代男性が滑落しました。男性は北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の隊員が引き上げ、山小屋に運ばれました。5日午前8時15分、県警ヘリコプターで救助し、松本市内の病院に搬送されました。左腕の骨を折り、重傷です。

北穂高岳、落石で男性負傷

松本署によりますと、北穂高岳の北穂高沢付近(標高約2,500m)で4日、20代男性が落石に遭いけがをしました。男性は3人パーティで入山し、北穂高岳へ登頂中でした。自力で近くの山小屋まで下山し、山小屋関係者が救助要請しました。県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。

布引山で女性頭を打つけが

長野県警大町署によりますと、4日午前6時54分、布引山から冷乗越間の稜線上(標高約2,400m)で20代女性が縦走中に滑落してけがをしました。同行者の要請で県警ヘリが救助して、その後、大町市内の病院に搬送されました。同署の発表によりますと、女性は頭を打っていますが軽傷のようです。

高妻山で男性が滑落し負傷

長野中央署によりますと、高妻山の山頂付近(標高約2,350m)で4日、20代男性が転倒し滑落しました。腹部打撲など負傷したようです。男性は同日、2人パーティで高妻山に入山し、山頂から下山中でした。男性から救助要請を受け、県警ヘリが救助。救急隊に引き継ぎ、長野市内の病院に搬送しました。

仙丈ケ岳 男性2人を救助

伊那署によりますと、3日午後、仙丈ケ岳に入山していた、20代男性2名が道に迷い、行動不能となりました。要請を受けた長野県警ヘリコプターが3日午後6時40分に救助しました。2人にけがはありません。

焼岳で滑落 女性重傷

長野県警松本署によりますと、3日午前焼岳から下山していた50代女性が約20m滑落しました。右足の骨を折る大けがです。女性は県警ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。

蝶ケ岳 男性滑落

安曇野署によりますと、3日午後、蝶ケ岳から下山していた20代男性が登山道から滑落しました。男性にけがはありません。救助要請を受けた安曇野署山岳救助隊員が登山口まで同行し救助しました。

御在所山でロッククライミング男性滑落

1日午後2時20分頃御在所山前尾根でロッククライミングをしていた60代男性が約2m下に滑落し、別の登山客が119番しました。連絡を受けた四日市西署山岳警備隊員や地元消防隊員らが入山し、約6時間後に救助。男性は左肩や左足首にけがを負い、四日市市内の病院に搬送されましたが命に別条はないようです。

大杉峡谷シシ淵で兵庫の男性滑落けが

1日午後4時15分頃、大杉峡谷シシ淵で60代男性が滑落しているのが見つかりました。頭部挫創などを負っています。
大台署によりますと、山小屋従業員が通報し、男性は他の登山客に付き添われ山小屋に移動しました。警察と消防が2日午前7時10分頃接触し、自力で下山できない男性を防災ヘリで病院へ搬送しました。滑落原因は調査中です。

登山事故 男性が大けが

3日午前9時半頃、槍ヶ岳山荘から槍平小屋に向けて下山していた50代男性が雪で滑って転倒し、足首を骨折する大けがを負いました。
警察によりますと、現場は標高約2,000mの槍平小屋から北西に600mほどの地点で、毎年ゴールデンウイークの時期には、雪が残っているということです。

間ノ岳で女性が滑落

南部警察署によりますと、3日午前7時頃、間ノ岳で30代女性が尾根から10m下に滑落しました。女性は韮崎市内の病院に運ばれましたが、肩や足の骨を折る大けがをしました。女性は友人と2人で前日夜から山頂を目指し登山をしていました。

金華山登山道で転倒、大けが

3日午前10時50分頃、金華山で、70代男性が登山中に足を滑らせて転倒しました。男性は消防に救助され岐阜市内の病院に搬送されましたが、肋骨や鎖骨などを折る大けがを負いました。岐阜中署によると、男性は妻と登山道「めい想の小径」を登っていましたが、山頂まで約200mの地点で後ろ向きに転びました。男性の後ろを歩いていた別の登山客が目撃し、119番しました。

針ノ木岳 登山道から150メートル滑落

富山県警上市警察署によりますと2日午前9時50分頃、針ノ木岳の標高2,700m付近の斜面で「登山道から男性が滑落した」と別の登山者から通報がありました。男性は、富山県警のヘリ「つるぎ」で救助され、病院に運ばれましたが、約3時間半後に死亡が確認されました。
死亡したのは、50代男性で、警察によりますと、男性は長野県から単独で日帰りの予定で入山したとみられます。男性は登山道から斜面を約150mほど滑落したとみられ、周囲には所々積雪が残っていたということです。死因は外傷性くも膜下出血とみられ、警察が詳しい滑落の原因を調べています。

前穂高岳で登山中の男性3人が滑落 2人死亡

午前9時過ぎ、標高約2,500mの前穂高岳の奥明神沢付近で、山小屋の人から「遭難が発生したかもしれない」と警察に通報がありました。警察や地元の山岳遭難対策協会が午前10時頃、滑落した男性の登山者3人を発見し救助しました。2人は心肺停止の状態で、ヘリコプターで搬送されたが死亡が確認されました。1人は意識がありますが、けがをして病院に搬送されました。
3人は全員が同じパーティーではなく、少なくとも1人は他の登山者の滑落に巻き込まれたとみられます。滑落した現場は積雪があり、滑りやすかったようです。

悪沢岳付近で50歳女性が滑落 救助されるも意識不明の重体

静岡県警によりますと、悪沢岳付近で2日午前9時25分頃、「後ろで大きな声が聞こえ、振り返ると妻の姿が見えなくなった」と一緒に登山をしていた夫から110番通報がありました。遭難したのは、50代女性で、500mほど滑落したとみられます。
2日午前10時15分頃、捜索していた静岡県警のヘリに発見・救助され、病院に搬送されましたが女性は意識不明の重体のもようです。
滑落した女性は夫と共に4月30日、畑薙から入山し、1日目は椹島で一泊、2日目は千枚小屋に泊まり、3日目となる5月2日は悪沢岳付近を登山している途中だったということです。

槍ケ岳でアイゼン外れ男性が行動不能に

松本署によりますと、槍ケ岳の山頂付近(標高約3,150m)で2日午前、40代男性が、アイゼンが外れ紛失し行動不能になりました。男性は4月30日に新穂高から単独で入山し、5月2日は付近の山小屋から山頂に向けて登山中でした。男性からの救助要請を受け、北アルプス南部地区山岳遭難対策協会救助隊員が出動し救助しました。

御在所山で男性が滑落で左足首けが

警察によりますと、1日午後2時20分ごろ菰野町にある御在所山の前尾根で、「男性が2mくらい滑落した」と別の登山客から消防に通報がありました。
滑落したのは1人で登山をしていた60代男性で、左肩や左足首にけがをし、自力で歩くことができなくなりました。その後、男性は山岳救助隊の隊員らに担がれて下山しました。男性に意識はあるということです。

立山 バックカントリースキーの男性が重傷

富山県警上市警察署によりますと、29日午前9時10分頃、立山連峰の標高2,400mにある雷鳥荘付近の斜面で、40代男性がバックカントリースキーをしていたところ、バランスを崩し転倒しました。同行していた妻が山小屋を通じて室堂警備派出所に救助を要請し、富山県警山岳警備隊が男性を雪上車に収容して搬送、救急隊に引き継ぎました。
男性は病院に搬送されましたが、左足を骨折する重傷です。

蝶ケ岳で遭難、男性が心肺停止の重体

長野県警安曇野署によりますと、蝶ケ岳で30日午前、登山道に人が倒れているとの連絡が近くの山小屋にありました。その後、この山小屋の関係者が心肺停止で登山道に倒れている男性を発見し、死亡が確認されました。

宝剣岳を背にアルプホルンの音色を響かせた中アの開山式

長野県駒ケ根市の駒ケ根観光協会は28日、中央アルプスの開山式を中ア千畳敷で開きました。新型コロナや天候不良の影響で、宝剣岳を望む晴天の下での開催は5年ぶりです。神事で山の安全を願い、アルプホルンの音色とともに登山シーズンの幕開けを祝いました。式典後には、地元のアルプホルン愛好者でつくる「アルプホルン駒ケ根」のメンバー6人が演奏を披露しました。
同協会によりますと、この日の千畳敷の気温は9.9度(午前9時30分)で、積雪は例年より1mほど少ない2.2mでした。

金華山に白骨遺体、市職員が発見

28日午後2時30分ごろ、岐阜市の金華山で、白骨化した遺体を草刈り中の岐阜市役所の男性職員が見つけ、110番しました。
岐阜中署によりますと、男性が草むらで頭蓋骨を発見し、駆け付けた署員が近くに全身の骨があるのを確認しました。現場は登山道を外れた山林で、付近には灰色の運動靴とリュックサックがありました。性別や年齢などは分かっていません。現場は、金華山ロープウェー山麓駅から南東約100mの山中で、署が身元や死因などを調べています。

中央アルプス千畳敷で4人が行動不能に

28日午前10時過ぎ、中央アルプス千畳敷上部の乗越浄土付近で、男性4人が110番で救助を求めました。パトロール中の警察署員と遭対協の救助隊員が午後12時半過ぎに行動不能になっていた4人を救助しました。いずれもケガは無いということです。
警察によりますと遭難したのは、20代~50代男性です。友人同士で、「日帰りで景色の良い所まで行こう」と稜線付近まで登ったものの動けなくなったということです。
現場は千畳敷上部の急斜面で、凍った所もありますが、全員がアイゼンやピッケルなど雪山で必要な装備を持っていませんでした。

涸沢テント場で「息をしていない状態」で発見

涸沢テント場で28日40代男性が心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されました。同行していた知人男性が朝起きてこない男性のテントを確認したところ、息をしていないの状態でみつかり、警察に通報しました。
正午過ぎに松本警察署の山岳遭難救助隊員がヘリで救助し、空港で死亡を確認しました。テント場は標高2,300mほどで、当時の天候は晴れだったということです。警察が死因などを調べています。

黒姫山で男性遭難

23日午後6時すぎ、黒姫山しらたま平付近(標高約1,998m)で、60代男性が仲間3人とはぐれたと長野中央署が発表しました。長野県警と長野市戸隠山岳遭難救助隊が24日早朝から捜索します。
その後、男性を24日午前10時15分に発見しました。男性は新潟県側に自力で下山していました。疲労していますが、けがはないようです。

常念岳東尾根、男性が行動不能に

安曇野署によりますと、常念岳の東尾根(標高約1,000m)で9日午後、40代男性が道に迷い、疲労のため行動不能になりました。男性は同日、単独で入山し前常念岳に登頂後、三股ゲートに向け下山中でした。本人が救助要請しましたが、日没が迫っていたためビバークを指示。同署山岳遭難救助隊員らが10日朝、救助に向かい、同日午前10時25分に安曇野署山岳遭難救助隊員らが男性を発見し、同行下山しました。男性にけがはありません。

八ケ岳連峰の天狗岳付近の山小屋で救助

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の天狗岳付近の山小屋(標高約2,400m)で30日午前、神奈川県相模原市の女子高校生が体調不良となり、同署山岳遭難救助隊員と諏訪広域消防特別救助隊員が出動。生徒は同行して下山し、茅野市内の病院に搬送されました。生徒は27日から、30人パーティーで入山していました。

白馬岳、50代男性が滑落し死亡

大町署によりますと、白馬岳の主稜上(標高約2,800m)で29日午前、3人パーティーで入山していた50代男性らが滑落しました。収容先の松本市内の病院で死亡が確認されました。同行者からの救助要請を受け、富山県警ヘリが2人を救助。救助された50代女性は、左足などにけがをしました。

八ケ岳赤岳近くで転倒、行動不能の登山者を救助

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の赤岳近くの山小屋(標高約2,200m)付近で19日午後、50代男性が凍結した地面に足を滑らせ右足にけがを負い、行動不能になりました。右足の骨を折ったようです。山小屋関係者から救助要請があり、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動し、警察ヘリで救助。松本市内の病院に搬送しました。

八ケ岳連峰赤岳で男性が遭難

八ケ岳連峰赤岳の標高約2,200m付近で17日、60代男性が道に迷い遭難しました。警佐久署によりますと、同日午後3時56分に遭難を認知しましたが、日没と悪天候により同日中のヘリコプターでの救助は見合わせました。男性は16日に単独で入山。17日に赤岳へ登頂した後、大天狗方面へ下山中に道に迷いました。
男性は2日後に救助されました。けがはありません。

ロッククライミング中に足元の岩はがれる

9日午後1時頃、八ヶ岳連峰赤岳の標高約2,600m付近で、30代男性が単独でロッククライミングをしていたところ足元の岩がはがれ、約200m下へ滑落しました。男性は自ら救助要請をして、1時間半後に山梨県消防防災ヘリに救助されました。男性は病院に搬送されましたが、右足の骨折や左肩を打撲するなど重傷を負いましたが命に別条はありません。現場には雪があり大事には至らなかったということです。
警察によりますと、男性は冬山登山の経験があり、冬山の装備も十分で、登山届も提出していました。

下山中に60代男性、疲労で動けず

5日午前0時25分頃、岐阜県本巣市根尾上大須の明神山(標高1,134m)を下山していた60代男性が疲労で動けなくなり、約2時間後消防隊員に救助されました。男性は衰弱しており揖斐郡内の病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
北方署によりますと、男性は4日朝に2人で入山。尾根伝いに1周するコースで、道中が藪だったため、正規のコースから外れてしまったとみられます。同行していた80代男性が電波の届く場所まで移動して家族を通じて110番し、救助隊を案内しました。

八ヶ岳連峰赤岳付近で男性が約100メートル滑落

4日午前、八ヶ岳連峰の赤岳付近で男性が滑落し、病院に運ばれましたが心肺停止の状態です。遭難があったのは赤岳(標高2,670m付近)で、4日午前10時すぎ、登山客から「男性が滑落した」と警察に通報がありました。
男性は地蔵尾根の登山道から急しゅんな斜面をおよそ100m滑落したとみられ、山梨県の消防防災ヘリで佐久市内の病院に運ばれましたが、心肺停止の状態です。
男性の年齢は50代から60代くらいで今のところ身元はわかっておらず、目撃した人は「1人で下山していた」と話しているということです。

登山道から約150m滑落 西穂高岳西穂独標付近でバランス崩す

西穂高岳で40代女性が登山道から約150m滑落して行動不能となりヘリコプターで救助されましたが、けがはない模様です。
3日午前8時過ぎ、同行者から「西穂高岳に一緒にいた方が長野県側に100mほど滑落した」と警察に救助要請がありました。警察によりますと、女性は2日、2人パーティーで新穂高ロープウェーから西穂高岳に入山し、3日、山頂に向けて登山中、西穂独標付近でバランスを崩して、登山道から雪上を約150m滑落して動けなくなりました。岐阜県警ヘリが午前11時10分頃救助しましたが、女性にけがはない模様で病院に搬送はされませんでした。
警察によりますと、女性は冬山は1年ほどの経験だということです。

「岐阜のグランドキャニオン」で63歳女性が転倒、骨折

1日午前11時30分頃、遠見山の山頂付近で、下山中の60代女性が転倒して右足にけがをし、岐阜県防災ヘリで救助されました。女性は右足首を骨折しましたが、命に別条はないようです。
加茂署によりますと、女性は登山仲間の70代男性とこの日の朝から山を登っていました。遠見山は「岐阜のグランドキャニオン」とも称され、近年登山者が増えています。

六百山で男性を救助

長野県警松本署は28日、六百山の山頂付近(標高約2,340m)で30代男性が救助されたと発表しました。松本市内の病院に運ばれ、疲れてはいるが命に別状はないようです。
男性は2月27日、単独で入山。霞沢岳を経由し、六百山山頂から上高地へ下山中に、日没で行動不能になりました。一晩ビバークしたものの、自力で下山できないと救助を要請。28日午前10時すぎ、富山県防災ヘリで救助されました。

八ケ岳連峰の中岳、女性が行動不能に

茅野署によりますと、八ケ岳連峰中岳付近で26日、40代女性がけがのため行動不能となりました。軽傷のもようです。女性は同日、単独で入山し阿弥陀岳付近の登山道で滑落し、足などにけがを負いましたが、その後も中岳に向けて登山を継続中でした。本人から救助要請を受け、午後4時半過ぎに静岡県警ヘリが救助し、松本市内の病院に収容しました。

雪に埋もれて遺体で発見 野伏ケ岳で行方不明になっていた男性

岐阜県警郡上署は22日、郡上市の野伏ケ岳で行方不明になっていた30代男性を遺体で発見したと発表しました。死因は寒冷死です。
署によりますと、22日午前、標高1,000m付近の斜面で、あおむけの状態で雪に埋もれている男性を見つけました。現場は白山中居神社から北西に約2.5kmで、周辺は約1mの積雪がありました。

八丁ダルミの規制解除へ 御嶽

御嶽の火山防災協議会が20日に高山市で開かれ、多くの犠牲者が出た尾根「八丁ダルミ」の立ち入り規制に関し、麓の長野県王滝村が7月下旬をめどに解除する見通しだと明らかにしました。
八丁ダルミは噴火以来立ち入り規制が続いており、王滝村は昨年、噴石から身を守るトンネル型のシェルターを設置し、登山道の整備も進めてきました。協議会は新型コロナウイルス流行以降、書面による協議が続き、現地開催は3年ぶりで、地元自治体関係者や有識者が出席しました。

天狗原で動けなくなった女性を救助 山スキーで転倒

白馬乗鞍岳天狗原の南側斜面(標高約2,100m)で18日昼過ぎ、バックカントリースキー中に転倒して動けなくなっていた50代女性は19日午後1時過ぎに救助されました。大町署によりますと、北安曇郡内の病院に運ばれ、右脚を骨折する重傷でした。
女性は5人パーティーで、同行者が119番通報。女性を含む3人がビバークし、2人は自力で下山しました。19日早朝から同署山岳遭難救助隊などが救助に向かっていました。

金華山で60代男性が行方不明 七曲り登山道で登山中

12日午後0時35分ごろ、岐阜市の金華山に約20人のグループで登山に来ていた60代男性が行方不明になったと、男性の妻が市内の交番へ届け出ました。警察と消防が捜索しています。
岐阜中署によりますと、男性は同日午前10時50分ごろ、妻らグループで七曲り登山道を経由して山頂を目指していたところ、グループを抜け出して走って行ったそうです。後続が追いかけましたが見失い、警察に届け出ました。署によりますと、男性は身長175cmぐらいで痩せ型、白色のハイネックシャツ、黒色のズボン、紺色のリュックサック、灰色のトレッキングシューズ姿です。

米山の山中で倒れている女性を発見 すでに心肺停止

米山で行方不明者を捜索していたヘリコプターが倒れている女性を発見しました。心肺停止の状態で、4日から登山に出かけて行方不明になっていた女性と見られています。
警察によりますと4日朝から米山に登山に出掛けた60代女性が行方不明になっていました。家族からの通報で警察と消防が捜索にあたっていて5日は発見に至らず、6日午後1時半すぎ、県の防災ヘリコプターが登山道から外れたところで倒れている女性を発見しました。すでに心肺停止の状態だったということです。
服装などの特徴から行方不明となっている女性とみられていて警察と消防が確認を急いでいます。他の登山者の話によると4日の米山は山頂付近は強い吹雪になっていたということで、警察は志賀さんが登山道を外れて遭難した可能性があると見ています。

その後、遺体は行方不明となっていた60代女性と確認されました。

入笠山で負傷の男性救助

茅野署によりますと、入笠山の標高約1,800m付近で5日、足をひねりけがをした30代男性を救助しました。軽傷のようです。男性は同日2人パーティーで入山し、山頂からの下山中にけがをしました。同行者からの救助要請を受け、同署山岳遭難救助隊員らが出場し救助、諏訪郡内の病院に搬送されました。

常念岳、女性が行動不能に

安曇野署によりますと、常念岳の東尾根(標高約2,100mメートル)で5日、体調不良で行動不能になった30代女性を救助しました。疲れていますが、けがはないようです。女性は4日、4人パーティーで常念岳に向け入山していました。同行者から救助要請があり、同署山岳遭難救助隊員らが出動し、同行して下山しました。

米山で60代女性行方不明に

新潟県の米山で登山に出掛けた60代女性が行方不明になっていて警察が捜索しています。警察によりますと女性は4日1人で米山に登山に出かけましたが予定を過ぎても帰宅せず、家族が上越警察署に届け出ました。女性の車は登山道入り口の駐車場に停められていて、携帯が繋がらずどこにいるかは分かっていません。
女性は身長152cmくらいのやせ型、黒髪の短髪で、赤色のジャンパー、黒色のズボン、紺系色の登山バックに赤色系の登山靴を履いていたということです。
警察が消防と合わせて10人で5日午前7時から捜索を進めています。

その後、5日の捜索で女性は見つからず、警察などは6日朝に再び捜索する方針です。

五竜岳、男性が行動不能に

大町署によりますと、五竜岳の南方稜線上(標高約2,600m)で5日、滑落して行動不能になった30代男性を救助しました。左膝をけがしているようです。男性は1月10日に新潟県内から単独で入山し、北アルプスを縦走していました。自ら救助要請し、富山県警ヘリが救助、松本市内の病院に搬送されました。

常念岳の東尾根で男性が行動不能

安曇野署によりますと、常念岳の東尾根(標高約1,300m)で3日、疲れて行動不能になっていた70代男性を救助しました。けがはないようです。男性は2日、単独で常念岳へ向け登山中に疲労のため行動不能になりました。本人が3日に救助要請し、同署山岳遭難救助隊員などが救助、安曇野市内の病院に搬送されました。

金華山で男性滑落、登山道は積雪して凍結

31日午後0時15分ごろ、金華山で下山途中の60代男性が登山道から数十m下の山中に滑落しました。男性は軽度の外傷性くも膜下出血などで市内の病院に搬送されましたが、意識はあるそうです。
岐阜中署によると、現場は「めい想の小径」の山頂から約300m下った地点で、登山道には積雪があり凍結していたようです。助けを求める男性の声に気付いた男性登山者が別の登山者を通じて119番しました。男性は1人で登山しており、アイゼンは装着していませんでした。

30代男性2人行方不明 バックカントリーのスノーボードで遭難か

長野県白馬村へスノーボードに出かけた30代男性2人が行方不明になっています。警察は八方尾根でバックカントリー中に遭難したとみて捜索しています。
9日朝、警察の遭難救助隊が八方尾根スキー場から捜索に向かいました。2人はバックカントリーのスノーボード仲間で8日、日帰りの予定で白馬村へ出かけましたが、夜になっても帰らず、電話なども通じないため親族が警察に届け出ました。
八方尾根スキー場近くの駐車場で2人が使っていた車が見つかっていて、警察は八方尾根でバックカントリー中に遭難したとみています。
警察によりますと、唐松岳(標高2,696m)の頂上近くで2人を見かけたという目撃情報があるということですが、9日の捜索では発見できませんでした。10日も天候を見ながら引き続き捜索を行うことにしています。

西穂高岳で20m滑落か

長野県警松本署によりますと、7日に50代男性が西穂高岳で20mほど滑落しました。男性が同日午前10時過ぎに救助要請し、同署山岳遭難救助隊員らが救助に向かいました。男性は6日に2人パーティーで西穂高岳に入山し、7日は新穂高ロープウェイに向かって下山中でした。男性にけがは無いようです。

八ヶ岳連峰赤岳の岩場で転落 稜線から約100m下で発見

1月2日、八ヶ岳連峰赤岳で遭難した40代男性について、6日、捜索していた富山県警のヘリが男性を発見、救助しましたが、死亡が確認されました。男性は1日、単独で八ヶ岳連峰赤岳に入山、2日、下山中に「岩場で転落して身動きが取れない」と警察に救助を要請しました。警察や地元の山岳遭難防止対策協会などが捜索していましたが、悪天候の影響で発見には至りませんでした。
6日午前10時40分ころ、富山県警のヘリが赤岳の南西側斜面(標高約2530m)で男性を発見、救助しましたが、死亡が確認されました。男性は稜線から約100m下で倒れている状態で発見されたということです。

八ヶ岳連峰を越年登山の60代男女4人が遭難

八ヶ岳連峰を登山していたの60代男性3人と60代女性1人が遭難し、2日早朝から警察などが捜索する予定です。
1日午後9時半頃、このうちの1人から「日が暮れて雪洞を掘ってビバークしているが、気温が下がって仲間が衰弱するので救助してほしい」と警察に連絡がありました。警察によりますと、4人は八ヶ岳連峰の石尊稜付近(標高約2,708m)を登山中に日没のため行動不能になりました。けがや体調が悪い人はいないということです。現場は吹雪いていて、ビバークして一夜を過ごすとしていますが、装備は十分ではないということです。4人は12月31日に美濃部口から入山し、山小屋に2泊して1月2日に下山予定でした。警察や地元の山岳遭難防止対策協会救助隊らは2日午前4時から9人体制で地上から捜索する予定で、天候をみて県警ヘリで上空からも捜索するとしています。

その後、けが人はおらず、全員無事だということがわかりました。

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