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槍ヶ岳山荘で1泊予定が手前で遭難

きのう午後5時半すぎ、北アルプスで56歳の男性から「天気が悪く雪も多い。行動が難しい」と警察に通報がありました。高山警察署によりますと男性は60代の女性と2人できのうから山に入り、槍ヶ岳山荘で1泊する予定でしたが、山荘の400mほど手前で行動が難しくなったということです。
けさから警察などが捜索し、男性は自力で歩行できる状態で見つかりましたが、女性はその2時間後に約1km離れた場所で心肺停止の状態で見つかりました。現場付近は当時積雪が50cmほどあったということです。

「道が分からなくなった」110番

霊仙山で午後4時10分ごろ、50代夫婦が「展望台から下がったところで道が分からなくなった」と110番しました。滋賀県警彦根署は日没のため同日中の救助を断念し、2日朝から捜索します。同署によりますと、2人は下山中に遭難したとみられ、いずれも意識があり、食料も持っているようです。

御在所岳で滑落

御在所岳で、60代男性が滑落し救助されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと28日午後0時半ごろ、三重県菰野町の御在所岳で、男性自ら「下山中に滑落した」と110番通報しました。警察や消防が捜索したところ、およそ1時間半後に標高約880mの一ノ谷新道の登山道付近で発見され、その後、県の防災ヘリで病院に運ばれましたが死亡が確認されました。死因は多発外傷とみられています。
男性は1人で登山をしていたということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。

八ヶ岳連峰東天狗岳に向け登山中に行動不能

八ヶ岳連峰の東天狗岳で24日午前、70代男性が体調不良を訴えて動けなくなり救助されましたが、その後死亡が確認されました。
調べによりますと、男性は八ヶ岳連峰の東天狗岳を登山中に「息苦しい」と体調不調を訴え、歩くことができなくなりました。同行者が近くの山小屋を通じて110番通報し、警察や消防などの隊員が出て、男性を救助しましたが、その後、死亡が確認されました。男性は4人パーティで東天狗岳に向けて登山をしていたということです。

唐松岳 ドイツ国籍の男性が下山中に転倒しけが

唐松岳で24日午後、ドイツ国籍の男性が下山中に転倒し、けがをしました。
調べによりますと、24日午後1時半すぎ、唐松岳でドイツ国籍の30代男性が下山中に転倒しました。遭対協の隊員が、けがをしている男性を見つけ、警察に通報しました。県警ヘリで男性は救助され、大町市内の病院に搬送されました。男性は左足首のねんざで軽傷とみられます。

奥穂高岳で登山者救助

高山署は19日、奥穂高岳(3,190m)の穂高岳山荘(2,996m)付近で18日から動けなくなっていた登山者を県警ヘリで救助したと発表しました。低体温症の疑いがありますが、ヘリ収容時には歩けるまで回復していたようです。 署によりますと、救助されたのは60代男性で、下山中に体調不良のため穂高岳山荘の南方約50mで動けなくなったと、同行の60代男性が穂高岳山荘の従業員を通じて18日午後5時10分に高山署に通報しました。県北アルプス山岳遭難対策協議会の救助隊員でもある従業員が男性を発見し、穂高岳山荘で救助していました。

恵那山で男性転倒、救助

19日午前11時10分頃、恵那山(2,191m)の山頂付近で登山中だった50代男性の同行者の女性が「(男性が)転倒して負傷した」と119番しました。男性は県警航空隊のヘリコプターで救助され、中津川市の病院に搬送されました。男性は右足首に骨折の疑いがあるものの、命に別状はありません。
中津川署によりますと、男性は3人パーティーで、同日午前7時30分に広河原登山口から入山し、午後5時には下山する予定でした。

「登山に行った父が帰宅せず」 山中で発見され死亡を確認

17日、登山中に行方が分からなくなっていた60代男性が18日に見つかり、死亡が確認されました。
警察によりますと18日午前8時20分ごろ、男性の家族から「車で登山に行った父が帰宅せず、父の車が宇賀渓の駐車場に止まっている」と110番通報がありました。警察や山岳ボランティアが捜索したところ、竜ヶ岳の山中で男性が発見され死亡が確認されました。発見された場所は、登山道から外れた浅い川の中で、男性はうつ伏せで倒れていたということです。
男性は17日に山に入り、1人で登山をしていたとみられていて、警察は登山中の事故の可能性があるとして、当時の状況を調べています。

石につまづき転倒 八ヶ岳連峰中山で遭難

八ヶ岳連峰中山で60代女性が登山中に転倒し、けがをして救助されました。
警察によりますと、女性は18日、夫と2人で白駒池から入山し、中山展望台付近(標高約2,450m)で石につまづき転倒してけがをしました。午前10時半ごろ、夫から消防に救助要請があり、午後4時ごろ、警察と消防、地元の遭対協の隊員が女性を救助して、佐久市内の病院に搬送しました。女性は顔の額と左ひざをけがしましたが、軽傷とみられます。

高山市の山中で男性の遺体発見 斜面を滑落か

岐阜県高山市の山中で、60代男性が遺体で見つかりました。見つかった場所は急勾配の斜面で、警察は男性が滑落した可能性があるとみて調べています。警察によりますと、14日午後9時40分ごろ、男性の親族から「家人が家に帰ってこない。山中で本人の車を発見した」と通報がありました。警察と消防が捜索したところ、15日午前8時半すぎ、高山市高根町野麦の山中で、男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。発見された場所は高さ70mの急こう配の斜面で、警察は男性が滑落した可能性があるとみて当時の状況を調べています。

低体温症とみられる症状 蝶ヶ岳の頂上付近で遭難

蝶ヶ岳で登山をしていた80代男性が悪天候により行動不能となり、救助されました。
16日午後3時半ごろ、本人から「単独で入山して、暴風雨で動けない」と110番に救助要請がありました。警察によりますと、男性は16日、1人で三股登山口から入山し、蝶ヶ岳に向け登山中、頂上付近(標高約2,650m)で悪天候により行動不能になりました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午後5時ごろ男性を救助、低体温症とみられる症状があり、付近の山小屋に収容しました。男性は会話できる状態だということです。

奥穂高岳山頂近くの“馬の背”で男性遭難

奥穂高岳山頂近くの尾根で、動けなくなったオーストラリア人の男性登山者が、救助に向かった山荘従業員とビバーク後に岐阜県警ヘリで下山し、高山市の病院に運ばれました。男性は低体温症とみられますが、意識はあり命に別状はないということです。救助されたのは、30代のオーストラリア人男性です。
警察によりますと、14日午後4時10分ごろ、穂高岳山荘の支配人から「宿泊予定の人から『どうしたらよいか』と相談の電話があった」と警察に通報がありました。岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会の救助隊に所属している穂高岳山荘従業員4人が救助に向かい、14日午後11時50分ごろ、奥穂高岳南西150m付近、通称“馬の瀬”と呼ばれる標高3,100mほどの岩場で男性を発見し、2人が男性と現場でビバークしました。翌15日午前8時ごろに男性を穂高岳山荘に収容、午前11時10分ごろに穂高岳山荘から岐阜県警ヘリで高山市に運び、病院に搬送しました。

体力消耗で動けなくなっていた男性を救助

妙高山を登山中、体力消耗により下山できなくなった20代男性が13日午前、救助されました。
警察によりますと、12日午後6時半前、同行していた男性の友人から「下山途中に一人が体力低下により下山できなくなった。一人が付き添いに残っている」と通報があったということです。男性は6人組で12日に入山しましたが、その後、同行者と2人で行動していたということです。男性と同行者はその場にとどまり、13日午前8時前に登山道上で救助隊と合流。午前11時半頃、男性は救助隊に付き添われて下山。男性と同行者にケガはありませんでした。

前穂高岳の重太郎新道で滑落

前穂高岳で60代女性が下山中に滑落し、けがをして救助されました。
12日午後4時ごろ、女性の同行者から「滑落してけがをした」と110番に救助要請がありました。警察によりますと、女性は12日、涸沢から奥穂高岳を経由して下山中、前穂高岳の重太郎新道(標高約2,450m)で滑落して、けがをしました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、女性を救助、午後6時半ごろ、付近の山小屋に収容しました。左手首をかがしているようです。
女性は11日、2人パーティで上高地から入山していました。

「通行止め」無視して大雪渓で遭難

12日、白馬岳の大雪渓付近で10代男性2人が道に迷い行動不能となり、13日早朝から警察などが救助に向かう予定です。遭難したのは19歳の男性と17歳の男子高校生です。
警察によりますと、2人は12日、白馬大雪渓を登山中、道を逸れて迷い、岩場で動けなくなりました。遭難した2人とは携帯電話で連絡が取れていて、けがはないということです。2人はビバークなどの装備はなく、登山経験は少ないとみられます。13日早朝から警察と遭対協が8人態勢で救助に向かう予定です。

その後、13日昼ごろ救助隊に発見、救助されました。2人にけがはなく、救助隊員に付き添われて下山しました。
大町警察署によりますと、2人は12日に日帰りの予定で白馬村の猿倉登山口から白馬岳に入りましたが、道に迷い、午後3時半すぎに、「急な岩場の斜面で行動できなくなった」と、通報しました。
場所は白馬大雪渓の標高およそ2,200mの地点で、県警が13日の早朝から救助に向かい、昼ごろ2人を発見しました。2人にけがはなく、救助隊員に付き添われて午後5時過ぎに、猿倉登山口に下山したということです。
白馬大雪渓は、雪解けによるクレバスが出来たり、崩落が起きたりしていることから9月29日から通行止めになっていました。

火打山下山中に右足負傷し動けず

妙高警察署によりますと、10月12日午後1時20分、火打山を下山していた20代男性が「足をけがして動けない」と、同行していた家族から110番通報がありました。男性は同日午後4時13分、県消防防災ヘリに救助され上越市内の病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
男性は父親と2人で火打山に入山し、下山していたところ、富士見平分岐から山頂方面に約500mの標高約2,100m地点で右足を負傷し、身動きが取れなくなりました。右足首あたりに骨折の疑いがあるそうです。

奥穂高岳で3人遭難 男性1人が意識不明

11日夜、奥穂高岳を下山していた外国籍の男女3人が遭難し、12日早朝に発見されましたが、男性1人が意識不明の重体です。
警察によりますと、11日午後7時すぎ、穂高岳山荘の従業員から「フィリピン人女性から『7人で登山していたが3人が到着しない』と連絡を受けた」と110番がありました。県警の山岳警備隊などが捜索して12日早朝に3人を発見し、救助しました。このうち50代男性が意識不明の重体、40代男性は低体温症とみられますが意識はあり、女性も無事でした。
3人が見つかったのは、山荘から南に約170mの場所でした。3人は別の外国籍の4人と登山に来ていて、10日に上高地から入山し、奥穂高岳や涸沢岳を経由して12日に上高地に戻る予定だったということです。

その後、50代男性は死亡しました。

山で遭難、一夜明け男女4人救助

9日午後5時15分ごろ、岐阜県美濃市の水晶山(546m)で、登山をしていた20~50代男女4人から遭難したと関消防署に通報があり、10日午前8時35分ごろに県警ヘリが4人を救助しました。全員健康状態に問題はありません。
関署によりますと、9日に警察と消防が捜索し遭難者の声が聞こえる地点までたどりつきましたが、二次遭難の恐れがあったため午後8時で打ち切り、10日午前7時から再開していました。
4人は9日午後1時30分ごろ、関市富之保から入山し、登頂後、下山途中でした。

「疲れ切って動けない」燕岳

燕岳で11日午後、下山中の80代男性が疲労のため動けなくなり、救助されました。
燕岳で11日午後2時半ごろ、同行者から「男性が疲れ切って動けない」と警察に通報がありました。警察と消防の救助隊員が現地に向かい、男性を背負って下山しました。
男性は3人パーティで10日燕岳に登り、11日に下山しているところでした。

「強風で動けない」蝶ヶ岳

蝶ヶ岳で11日正午ごろ、60代男性が強風のため身動きが取れなくなり、救助されました。
蝶ヶ岳で11日正午ごろ、男性から「強風のため動けない」と通報がありました。山岳遭難救助隊員が現地に向かい、近くの山小屋に救助されました。男性はけがなどはないということです。
山小屋によりますと、当時はおよそ15mの風が吹いていたということで、男性はハイマツの陰に身を潜めて救助を待っていたということです。

夫婦で登山、約30m滑落

10月10日、戸隠山で60代女性が滑落し、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、女性は10日未明、夫と2人で鏡池登山口から入山し、西岳に向け登山中、午前9時頃、西岳第一峰付近(標高約2,000m)でバランスを崩して約30m滑落し、けがをしました。10日午前9時半ごろ夫が長野市消防局に救助要請し、長野県消防防災ヘリコプターが出動、午後1時半前に女性を救助し、長野市内の病院に搬送しました。右足をけがしているようです。

「疲労で行動できない」男性をヘリコプターで救助

白馬乗鞍岳で10日、80代男性が疲労から動けなくなり、ヘリコプターで救助されました。
大町警察署によりますと、男性は10日午前、白馬乗鞍岳の標高およそ2,400m付近を下山中に、疲労から動けなくなりました。一帯では携帯電話の電波が通じなかったことから、一緒に行動してた息子が前の日に宿泊していた近くの山小屋まで戻って午前8時半前に救助を求めました。北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動して、男性は午前10時半過ぎに県の消防防災ヘリコプターで救助され、大町市内の病院に搬送されました。
男性は、9日に栂池登山口から息子と2人パーティで入山し、白馬乗鞍岳付近の山小屋に泊まった後、下山する途中でした。宿泊していた山小屋を出てから間もなくの上り坂で、動けなくなったということです。

ロバの耳で滑落の男性救助

7日午後2時40分頃、ロバの耳付近で登山をしていた60代男性がバランスを崩して約3m滑落したと高山署に通報がありました。男性は8日午前8時20分頃、岐阜県警ヘリで救助されましたが、背中と首を打撲したとみられます。
署によりますと、男性は6日、4人パーティーで上高地から入山し、奥穂高岳や涸沢岳などを経て8日に下山する予定でした。

男性が吐き気を訴え、座り込む 千畳敷付近で遭難

千畳敷付近で9日午後、60代男性が体調不良を訴え、救助されました。
千畳敷付近で午後2時半ごろ、男性が妻と2人で下山中に「具合が悪い。吐き気があって歩けない」と体調不良を訴えその場に座り込んでしまったということです。妻からの110番通報を受け、駒ヶ根警察署の山岳遭難救助隊員が現場に向かい、男性を背負って下山、午後5時半ごろ救急隊に引き継ぎ、駒ヶ根市内の病院に搬送しましたが、けがはなく話はできる状態だということです。男性は9日、2人パーティで千畳敷から入山していました。

チビ谷で男性救助、増水した沢渡る際けが

5日午後5時20分ごろ、標高約1,760mのチビ谷で左足のけがで動けなくなった40代男性を岐阜県警山岳救助隊員らが見つけ、救助しました。男性は高山市内の病院に搬送され、左足首に骨折の疑いがあるものの命に別条はありません。
高山署によりますと、男性は4日に新穂高から単独で入山。5日に南岳小屋から槍ヶ岳を経由して下山する予定でしたが、下山中に増水した沢を渡る際、足を踏み外して左足を負傷しました。スマートフォン会社の衛星中継センターからの通報を受け、隊員らが捜索していました。

乗鞍岳で下山中に転倒

乗鞍岳で50代男性が下山中に転倒し、大けがをして救助されました。
6日正午ごろ、付近の山小屋から「登山道で転倒してけがをした人がいる」と消防に救助要請がありました。警察によりますと、男性は6日に単独で乗鞍岳に入山し、剣ヶ峰から下山中に転倒してけがをしました。警察と消防が出動し、男性を救助、午後4時半ごろ救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。左足の腓骨・脛骨の骨折で重傷です。

涸沢から下山中、横尾谷で転倒して足を骨折

10月6日、横尾谷で80代女性が下山中に転倒し、大けがをして救助されました。
警察によりますと、女性は涸沢から下山中、横尾谷(標高約1,900m)で転倒し、6日午前9時半過ぎに本人から「転倒して膝を打ち、自力歩行できない」と警察に救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊員4人が出動して女性を背負って救助し、正午ごろに救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。左腓骨骨幹部骨折で重傷です。
女性は10月3日から3泊4日の日程で夫婦で上高地から入山し、6日が下山予定日だったということです。

奥穂高岳で行動不能に

奥穂高岳で5日、60代男性が悪天候と疲労で行動不能となり、救助されました。
警察によりますと、男性は5日に1人で上高地から入山し、岳沢を経由して奥穂高岳を目指していましたが、山頂に近い南稜ノ頭付近(標高約3,100m)で雨と疲労で行動不能となりました。午後0時40分ごろ、「全身ずぶ濡れで寒くて動けない」と警察に救助を要請したということです。北アルプス南部地区遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、午後3時半ごろ近くの山小屋に収容しました。男性は雨具は持っていたということで、疲労しているもののけがは無いということです。

涸沢からの帰路に約100m滑落

10月4日朝、涸沢から帰ろうとしていた50代女性が滑落しました。
警察によりますと、女性は4日午前8時ごろ涸沢から屏風のコルを経由して上高地に下りるパノラマコースで滑落し、自力で動けなくなりました。同行者が救助を要請し、長野県警の救助隊員と山岳遭難防止常駐隊員の合わせて8人が約100m滑落していた女性を救助し、背負って下山して午後4時半ごろ救急隊に引き継ぎました。女性は松本市内の病院に搬送され、右腕を負傷したとみられるものの会話は出来る状態ということです。
滑落した女性は友人の女性との2人パーティーで2日に上高地から入山し、4日に下山予定でした。

奥穂高岳から下山中に転倒

10月3日、涸沢で20代男性が自力下山が難しくなり、ヘリコプターで救助されました。男性は前日に奥穂高岳からの下山中に転倒していたということです。
警察などによりますと、男性は10月2日に奥穂高岳から下山中に涸沢のパノラマコース(標高約2,450m)で転倒し、同行者から午後3時半ごろ「下山中に転倒し、頭を負傷した」と消防に救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、涸沢のテント場まで背負って移動し、同行者と共にテント泊しました。しかし一夜明けた3日朝も自力下山が難しく、長野県消防防災ヘリコプターで午前6時前に救助され、松本市内の病院に搬送されました。搬送時、会話は可能だったものの、ふらつきがみられたということです。
男性は大学生の友人らと3人パーティーで2泊3日の日程で1日に上高地から入山していたということです。

剱岳・早月尾根 ハシゴから70m転落

剱岳の標高2,800m付近の早月尾根で3日昼前、60代女性が約70m滑落し、消防防災ヘリで救助されました。女性は腰の骨を折る重傷です。
上市警察署によりますと、女性は3人パーティーで2泊3日の行程で馬場島から剱岳に登頂する予定でした。事故は剱岳登頂後の下山中、ガレ場のハシゴを降りている途中で約70m滑落したとみられています。事故があったのは標高約2,800m付近で、同行の登山者から依頼を受けた別の登山者が119番通報し、富山県消防防災ヘリ「とやま」が出動しました。女性は約1時間後にヘリに収容、病院に救急搬送され、腰の骨を折る重傷とのことです。警察が事故の詳しい状況について引き続き調べています。

「疲労で動けない」燕岳で遭難

燕岳で70代女性が疲労により行動不能となり、救助されました。
1日午後2時半前、同行者から「女性が疲労で動けない」と110番に救助要請がありました。警察によりますと、女性は1日、10人パーティで中房登山口から入山し、燕岳へ登頂中に疲労により行動不能になりました。警察と地元の遭対協の救助隊が出動し、女性を救助、午後7時半ごろ、救急隊に引き継ぎ、安曇野市内の病院に搬送しました。女性は疲労しているがけがはないようです。

「登山中に反応がなくなった」男性を搬送も死亡確認

中央アルプスで登山をしていた60代男性が下山中に体調不良となり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は妻と2人で千畳敷から入山し、30日午前11時すぎ、標高およそ2,800mの八丁坂を下山中に、体調不良で動けなくなりました。妻から消防に「夫の反応がなくなった」などと通報があり、男性はおよそ1時間半後にヘリに救助され、松本市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。警察は病気の可能性もあるとみて死因などを調べています。

早月尾根登山道から30メートル滑落

剱岳の早月尾根で30日夕方、60代男性が登山道から滑落し、山岳警備隊と消防ヘリに救助されました。男性は腰の骨を折る重傷です。
上市警察署によりますと9月30日午後6時半頃、早月尾根(標高約2,600m)で下山中だった60代男性が登山道から30m滑落しました。宿泊予定の山小屋に姿を見せなかったことから、山小屋の従業員が男性に電話で連絡をとって事故を知り、救助を要請しました。要請を受けた夜のうちに山岳警備隊員が現場に入り男性の安全を確保したうえ、一夜明けた1日午前7時過ぎ、富山県消防防災ヘリでピックアップし病院に救急搬送しました。

中岳で男性が遭難

29日午前11時5分ごろ、中岳(3,084m)の山頂から北西約50mの地点で、登山者の男性から「動けなくなっている登山者がいる」と110番がありました。高山署によりますと、遭難したのは50代男性で、低体温症の疑いがあり、北アルプス山岳遭難対策協議会救助隊が救助に当たっています。

その後、岐阜県警高山署は30日、中岳の山頂付近で動けなくなった登山者について、県警ヘリで30日午前に救助したと発表しました。低体温症の疑いがありますが、意識はあるようです。
署によりますと、登山届では男性は9月27日に富山県から入山し、29日昼前に中岳山頂から北西約50m地点で動けなくなり、北アルプス山岳遭難対策協議会救助隊員が現地で男性とビバークしていました。

登山中に疲労のため行動不能

奥穂高岳で台湾の60代男性が登山中に疲労のため行動不能となり、救助されました。男性は30日、岳沢から奥穂高岳に向け登山中、南稜ノ頭付近(標高約3,000m)で疲労のため行動不能になりました。午後3時半ごろ、本人から「道に迷って、どこにいるかわからない」と救助要請があり、地元の遭対協の隊員が出動して午後7時ごろ、男性を救助、付近の山小屋に収容しました。疲労はしていますが、けがはないということです。男性は29日、単独で上高地から入山していました。

北岳で溺死か

北岳の沢のなかで死亡している男性を山岳遭難対策を行っていた警察の山岳救助隊員が発見しました。死亡したのは60代男性で、死因は溺死とみられています。
23日午後2時頃、山岳遭難対策で北岳をパトロール中だった山岳救助隊員が、大樺沢の岸部付近で倒れている男性の遺体を発見しました。そして午後3時45分頃、県警ヘリ「はやて」が遺体を収容しました。その後、29日に死亡していたのは60代男性と分かりました。
男性は発見時に沢の水に全身がつかった状態で仰向けで倒れていて、死因は溺死とみられています。警察によりますと、男性は登山届は出していませんでしたが、服装や持ち物から登山に来て遭難したものとみています。

空木岳で遭難 登山道で倒れている状態で発見

30日午前10時過ぎ、空木岳付近の登山道(標高約2,750m)で男性が倒れているのを登山者が見つけました。山小屋を通じて通報があり、長野県警ヘリで昼過ぎに救助しましたが、男性は心肺停止の状態で、その後、死亡が確認されました。男性は50代から60代くらいで、警察が身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べています。

その後、身元は60代男性とわかりました。

中央アルプスで遭難

千畳敷付近(標高約2,800m)で体調不良となった60代男性がヘリコプターで救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は30日、2人パーティで中央アルプス千畳敷から入山し、八丁坂を下山中、体調不良となりました。同行者から午前11時過ぎ、救助要請を受け、午後0時40分ごろ長野県消防防災ヘリで救助しましたが、男性は心肺停止の状態で松本市内の病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

上高地への歴史的な登山道が半年ぶりに規制解除へ

大規模な土砂崩落のため4月から通行止めとなっていた上高地に通じる歴史的な登山道の規制が解除され、30日からおよそ半年ぶりに通行できるようになります。
30日から通行できるようになるのは、島々宿登山口から徳本峠を通って上高地の明神に通じる、全長20キロの登山道「島々明神線歩道」です。島々宿登山口から徳本峠までの間で少なくとも高さおよそ30m、長さおよそ20mにわたって大規模な土砂崩れが起き、16kmの区間が、4月9日から通行止めになっていました。環境省や県、市、地元の関係者が崩落した場所の南側の上部をう回する形で、およそ500mの付替えルートを整備することで、およそ半年ぶりの開通に漕ぎつけました。
島々明神線歩道は、釜トンネルが整備される以前は上高地に至る唯一の道で、日本アルプスを初めて世界に紹介したウォルター・ウェストンが歩いたことでも知られる歴史的な登山道です。大雨や群発地震の影響による土砂崩落で2020年に同じ区間で通行止めになった際には、通行再開までに4年の歳月を要していました。県では、再開後も落石や滑落の危険があることから、登山技術や装備、自身の体力を勘案した上で入山するよう呼びかけています。

「胸が苦しい」台湾国籍の24歳の男性をヘリコプターで救助

奥穂高岳から下山していた台湾国籍の20代男性が29日、胸の苦しさを訴えて、ヘリコプターで救助されました。
松本警察署によりますと、男性は29日の午前、奥穂高岳から下山中に胸の苦しさを訴え、午前11時半ごろ標高およそ2,300mの涸沢にある長野県警の山岳遭難救助隊の基地を訪れ、救助を求めたものです。男性は、午後1時半前に、長野県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。
男性は、男性2人、女性4人の6人パーティで24日に安曇野市の中房登山口から入山し、燕岳や西岳、槍ヶ岳の山荘に泊まった後、27日と28日は奥穂高岳の山荘に泊まり、29日は上高地に向け下山する途中でした。男性は、午前7時ごろに下山を始める時点で、すでに胸の苦しさを訴えていたということで、病院に搬送される際には手足のしびれも訴えていたということです。一緒に行動していた仲間の国籍や、男性の持病の有無などについてはわかっていません。

燕岳で約80m滑落か

燕岳で登山中の男性が滑落してヘリコプターで救助されましたが、その後、死亡が確認されました。28日午前8時半ごろ、通りがかかりの登山者から「滑落した人がいる」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性は28日、2人パーティで中房温泉登山口から入山し、登山中に滑落しました。長野県警ヘリが出動し、急斜面で倒れている男性を発見、午後1時ごろ救助して松本市内の病院に搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は第3ベンチ付近(標高約1,950m)の登山道から約80m滑落したとみられるということです。警察が状況を調べるとともに、身元の確認を進めています。

その後、滑落して死亡したのは韓国籍の50代男性と身元が判明しました。

御嶽山頂から下山中に浮石でバランスを崩して転倒

御嶽で60代男性が下山中に滑落、けがをしてヘリコプターで救助されました。27日正午過ぎ、山荘関係者から「男性が登山中に滑落して、山荘まで搬送した」と110番通報がありました。
男性は27日、御嶽山山頂から下山中、黒沢口登山道の石室山荘付近(標高約2,650m)で浮石でバランスを崩して転倒、約4、5m滑落して、けがをしました。 長野県消防防災ヘリが出動して、午後2時過ぎ、男性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。頭部をけがしているようです。男性は27日、日帰りの予定で2人パーティで御嶽に入山していました。

下山中に転倒 奥穂高岳から涸沢に向けて下山中

涸沢(標高約2,600m)で20代男性が下山中に転倒し、大けがをしてヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、27日午前11時前、通りがかりの登山者から「涸沢カールで足をけがしている人がいる」と通報がありました。男性は奥穂高岳から涸沢に向けて下山中、転倒してけがをしました。松本警察署山岳遭難救助隊員と長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動して、午後1時過ぎ、長野県警ヘリで男性を救助、松本市内の病院に搬送しました。右足首の骨折で重傷です。男性は26日、3人パーティで上高地から入山していました。

「自力下山は難しい」男性をヘリコプターで救助

常念岳で60代男性が登山道で転倒、けがをしてヘリコプターで救助されました。
男性は25日、上高地から1人で入山し、常念岳を経由して、27日、蝶ヶ岳の山小屋に向けて縦走中、登山道(標高約2,700m)で転倒して、けがをしました。男性はその後、蝶ヶ岳付近の山小屋まで自力で移動しましたが、午前11時半ごろ、山小屋の関係者から「自力下山は難しい」と安曇野警察署に通報がありました。長野県警ヘリが出動し、午後1時ごろ男性を救助、松本市内の病院に搬送しました。頭部をけがしているようです。

御嶽山噴火11年、遺族ら追悼式

死者58人、行方不明者5人を出し、戦後最悪の火山災害となった御嶽の噴火から11年を迎えた27日、麓の長野県王滝村の松原スポーツ公園で、犠牲者の追悼式が開かれました。遺族や地元関係者ら約60人が参列し、噴火発生時刻の午前11時52分に合わせて1分間の黙とうをささげました。

日帰り登山の予定が帰れず 八ヶ岳連峰赤岳

9月26日、八ヶ岳連峰赤岳で、登山道上にいた40代男性が救助されました。疲労はしているもののけがはない模様だということです。
警察によりますと、男性は2人パーティで25日に日帰り予定で八ヶ岳連峰赤岳に入山しましたが、赤岳から下山中、疲労により行動不能になったということです。同行者が入山翌日の26日午前4時半ごろ、「小屋に同行者が来ない」と警察に救助要請し、警察や地元の遭対協の救助隊員が出動したところ、赤岳の登山道上(標高約2,350m)にいる男性を発見し、午前11時半ごろに救助したということです。男性は疲労はしているものの、けがはないということです。

日帰り登山の予定が帰れず 八ヶ岳連峰赤岳

9月26日、八ヶ岳連峰赤岳で、登山道上にいた40代男性が救助されました。疲労はしているもののけがはない模様だということです。
警察によりますと、男性は2人パーティで25日に日帰り予定で八ヶ岳連峰赤岳に入山しましたが、赤岳から下山中、疲労により行動不能になったということです。同行者が入山翌日の26日午前4時半ごろ、「小屋に同行者が来ない」と警察に救助要請し、警察や地元の遭対協の救助隊員が出動したところ、赤岳の登山道上(標高約2,350m)にいる男性を発見し、午前11時半ごろに救助したということです。男性は疲労はしているものの、けがはないということです。

ぬかるんだ登山道で足をすべらせる 雲ノ平

25日午前、雲ノ平付近の登山道で台湾の60代女性が足を滑らせ骨折する事故がありました。事故当時、現場付近は雨でぬかるんでいたということです。
富山南警察署によりますと、25日午前10時すぎ、雲ノ平から高天原へ向かう途中、台湾に住む60代女性看護師が雨でぬかるんだ登山道で足をすべらせ左足首をひねりました。女性は高天原山荘まで行きましたが、自力で歩くことができなくなったため、午後6時15分ごろに高天原山荘を通じて警察に救助を要請しました。すでに暗くヘリが飛べなかったため、翌日26日午前11時ごろに富山県の消防防災ヘリで富山空港まで運び、富山市内の病院に搬送されました。女性は左足首の骨を折る重傷とみられます。
女性は5人パーティーで9月23日から10月1日までの日程で登山を行い、この日は薬師沢小屋から雲ノ平を経由して高天原まで向かう予定でした。

槍ヶ岳から下山中に疲労のため行動不能

槍ヶ岳で70代女性が疲労のため行動不能となり、救助されました。25日正午前、本人から「足に力が入らず動けなくなった」と110番に救助要請がありました。
警察によりますと、女性は25日、槍ヶ岳から下山中、グリーンバンド付近(標高約2,500m)で疲労のため行動不能になりました。長野県警山岳遭難救助隊員、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、女性を救助、救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。疲労しているもののけがはないようです。
警察によりますと、当時、周辺では雨が降っていたということです。女性は22日に単独で上高地から入山し、4泊5日の予定で26日に下山する予定でした。

暗くなり道に迷う

八ヶ岳連峰天狗岳の登山道上(標高約2,000m)で80代男性が下山中に道に迷い行動不能となり、警察に救助されました。
24日午後7時ごろ、男性の家族から「連絡がつかない、遭難したかもしれない」と長野県警茅野警察署に救助要請がありました。警察によりますと、男性は24日、八ヶ岳連峰天狗岳から唐沢鉱泉登山口へ向けて下山中に暗くなり道に迷って動けなくなりました。同署山岳遭難救助隊員が出動し、24日午後9時半ごろ、男性を救助しました。
男性は24日、単独で天狗岳に入山していました。

北アルプスを縦走予定の男性が行方不明

鹿島槍ヶ岳周辺を縦走する予定だった40代男性が帰宅せず、安否が気遣われています。
警察によりますと、24日午前10時ごろ、家族から「登山に出かけた夫と連絡が取れない」と届出がありました。男性は9月21日に1人で柏原新道の登山口から入山し、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳を経由して、23日に下山する予定だったということです。24日には五竜岳の登山口の駐車場で男性の車が見つかっていて、25日も天候を見て長野県警のヘリなどで捜索する予定です。

26日、行方不明になっていた男性を長野県警のヘリコプターが発見、救助しましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、26日に行方不明になっていた男性を県警ヘリで捜索していたところ、午後4時前、鹿島槍ヶ岳の八峰キレットの東側斜面で倒れている男性を発見、救助しましたが、その後、死亡が確認されました。身元は40代男性と判明しました。
男性は9月21日に1人で大町市の柏原新道の登山口から入山し、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳を経由して、23日、下山する予定でした。24日午前10時ごろ、家族から「登山に出かけた夫と連絡が取れない」と届出があり、警察が捜索、同日、白馬村の五竜岳の登山口の駐車場で男性の車が見つかっていました。25日は天候が悪く、県警ヘリでの捜索はできず、26日、ヘリが出動、男性を発見しました。警察によりますと、男性は滑落した可能性があるとしています。

女子大学生が滋賀・霊仙山で行方不明

女子大学生が滋賀県の霊仙山に入ったあと行方不明となっていて、警察と消防が捜索活動を行っています。
滋賀県警によりますと、20代女性は23日朝、柏原登山口で登山届を提出して霊仙山に登り、頂上で撮った写真を23日午後1時ごろに家族に送信した後、連絡が途絶えたということです。女性は1人で登山したとみられています。24日夜に、家族から「24日に帰宅すると言っていたのに帰宅しておらず、連絡が取れない」という旨の連絡が警視庁に入り、事態が発覚しました。
県警は女性が遭難した可能性があるとみて、25日朝から消防とともに30人規模で捜索を行っています。

滋賀県多賀町の山中で26日、登山靴をはいた女性の遺体が見つかりました。23日から「霊仙山」に登山に来ていた東京都在住の女子大学生と連絡が取れなくなって、警察と消防が捜索活動を行っていました。
警察によりますと、遺体が見つかったのは「霊仙山」南側の麓に位置する滋賀県多賀町河内の山中で、26日午後4時40分ごろ、崖のような斜面付近でうつぶせの状態で倒れている女性の遺体を捜索活動中の消防隊員が発見しました。遺体は身長が約160cm、長袖の赤いパーカーと黒色の長ズボン、茶色の登山靴をはいていましたが、遺体の損傷が激しく、滑落したものとみられています。携帯電話などの所持品は見つかっていませんが、警察は身体や服装の特徴から遺体は行方不明の女性の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。

その後、DNA型鑑定などを行い、遺体が行方不明の女性だと分かりました。司法解剖の結果、死因は全身を強く打ったことによる外傷性ショックで、警察は遺体の状況などから滑落した可能性が高いとみています。

シンガポール国籍の男性を救助して山小屋に収容

9月25日、白馬岳でシンガポール国籍の40代男性が体調不良のため行動不能となり救助され、付近の山小屋に収容されました。
9月25日午前9時過ぎ、同行者から「低体温症で動けません」と警察に通報がありました。男性は24日、2人パーティで入山し、25日、白馬岳から下山中、三国境付近(標高2,800m)で体調不良のため行動不能となったということです。救助要請を受け地元の遭対協の救助隊員が出動し、男性を救助、正午前に近くの山小屋に収容しました。男性は回復を待って、自力で下山すると話しているということです。周辺は当時、雨が降り、風も吹いていて気温も下がっていたとみられます

体調不良で行動不能に 五竜岳

五竜岳で24日午前、70代男性が体調不良により動けなくなり、県警のヘリコプターで救助されました。
調べによりますと、男性は23日、登山中に吐き気やめまいなどの症状を訴え、山小屋で一晩様子をみることにしました。しかし、24日朝になっても回復しないため、県警のヘリコプターで救助され、大町市内の病院に搬送されました。 命に別状はないということです。男性は、23日から3人パーティで五竜登山口から入山していました。

北穂高岳で下山中に滑落か

24日午前6時半ごろ、北穂高岳で「男性が滑落した」と目撃した登山者から通報がありました。県山岳遭難防止常駐隊が現場に向かったところ、標高およそ2,730mの登山道近くで、60代男性を発見しました。男性は県警のヘリコプターで救助されましたが、搬送先の松本市内の病院で、死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、男性は1人で22日上高地から入山し、24日に涸沢を経由して上高地に下山する予定だったとみられています。警察では、下山中に滑落した可能性があるとみて調べるとともに、身元の確認を進めています。

涸沢で遭難 転倒しけが

涸沢で23日朝、40代女性が下山中に転倒し、けがをしました。
調べによりますと、女性は、23日午前7時半ごろ、涸沢から上高地に向かって下山中に転倒しました。同行者からの要請で、県警の山岳遭難救助隊員などが現場に向かい、女性は松本市内の病院に搬送されました。女性は左足首にけがをしているとみられます。女性は3人パーティで21日に上高地から入山していました。

ザイテングラートで転倒してけが

奥穂高岳で22日、60代女性が転倒してけがをし、ヘリコプターで救助されました。
松本警察署によりますと、女性は22日午前、標高およそ2,850mのザイテングラートで転倒し、けがをしました。一緒に行動していた人から午前8時前に救助の要請があり、県警山岳遭難救助隊員や県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、女性を救助。午前9時半前に県警のヘリコプターで救助して松本市内の病院に搬送しました。女性は右手にけがしているようです。
女性は20日に3人パーティで松本市の上高地から入山し、22日は奥穂高岳から涸沢に向け下山していました。

冬の便り 乗鞍岳で2024年より1日早く初霜

9月22日、乗鞍岳の標高約2,700mにある畳平の鶴ヶ池の周辺では、今シーズン初めて霜が降りました。
乗鞍スカイライン管理事務所によりますと、午前5時半ごろの気温は0℃で、池の周辺には霜が降り池には高さ5cmほどの霜柱が確認されました。初霜の観測は2024年より1日早いということです。

下山中に転倒 33人のツアーで乗鞍岳に入山

乗鞍岳の登山道上(標高約2,970m)で40代女性が転倒し、けがをして救助されました。21日午後3時過ぎ、近くの山小屋から「近くで女性が転倒して負傷しているようだ」と110番通報がありました。
警察によりますと、女性は21日、33人のツアーで乗鞍岳に入山し、剣ヶ峰から下山中に転倒してけがをしました。長野県警山岳遭難救助隊員が出動し、女性を救助、午後7時前、救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。左足をけがしているようです。

槍・穂高連峰で遭難

北アルプスを登山をしていた30代男性が行方不明になっていて、21日以降捜索する予定です。20日午後3時前、男性の家族から「登山に行ったまま連絡が取れない」と警察に届出がありました。男性は17日に単独で入山し、槍ヶ岳と奥穂高岳を経由して西穂高岳方面に向かい20日に下山する予定でしたが、下山せず行方がわからなくなっています。21日以降天候を見て、長野県警ヘリなどで捜索する予定です。

21日にヘリを飛ばすなどして捜索しましたが、発見に至りませんでした。22日午前11時前、遭難者を捜索中の長野県警ヘリが斜面に倒れている男性の遺体を発見しました。現場の状況から男性は稜線から約150m滑落したとみられるということです。発見された遺体の身元は槍・穂高連峰に入山し、行方不明になっていた男性と判明しました。
警察によりますと、20日午後3時前、男性の家族から「登山に行ったまま連絡が取れない」と警察に届出がありました。 男性は17日に1人で上高地から入山し、槍ヶ岳・奥穂高岳、西穂高岳を経て20日に下山する予定でした。しかし、17日の朝、「登り始める」という内容のメッセージが家族に届いたのを最後に連絡が取れない状態となっていました。警察は、熟達者向けの北鎌尾根などで遭難した可能性があるとみて、県警ヘリなどで捜索していました。

農鳥岳登山の男性遭難 遺体で見つかる

農鳥岳を目指して登山をしていた70代男性が、悪天候により同行者とはぐれ、遺体で見つかりました。
警察によりますと、17日午前7時ごろ、70代男性が2人の同行者とともに早川町奈良田の登山口から大唐松山を目指して登山を始め、山頂に登頂した後、下山する予定でしたが、下山道が急傾斜だったため農鳥岳を目指す行程に変更し、大唐松山の山中でビバークして一夜を過ごしました。そして18日の午前6時ごろ、農鳥岳を目指し登山を再開しましたが、午後4時ごろ悪天候の影響で一緒に登山をしていた2人とはぐれてしまったため、この2人が山小屋を通じて警察に通報しました。警察の山岳救助隊などが男性を捜索し、19日の午後2時前に農鳥岳の山中で男性とみられる遺体を見つけました。険しい地形と悪天候のため遺体は収容できず、警察は天候の回復を待って収容に向かう予定です。

納古山で滑落し負傷

納古山で19日、70代男性が滑落し、県防災ヘリで病院に搬送されました。男性は頭や右腕にけがをしましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、男性は19日午前、登山仲間3人と納古山を下山中に、「天空の岩展望台」付近の岩場から約2m下に滑落したということです。仲間の男性が通報し、県防災ヘリが男性を救助しました。

八ヶ岳連峰で男性が行方不明

八ヶ岳連峰東天狗岳に単独で入山した70代男性が行方不明になっていて、19日早朝から警察などが捜索する予定です。
消防によりますと、18日午後4時ごろ、八ヶ岳連峰東天狗岳付近の位置から119番通報がありましたが、すぐに電話が切れ、消防が何度か発信番号に電話しましたがつながらず、その旨、警察に問い合わせました。その後、家族から警察に「連絡が取れない」と救助要請があり、19日早朝から長野県警察本部山岳安全対策課員、茅野警察署山岳遭難救助隊員、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が8人体制で捜索する予定です。

一夜明けた19日早朝、男性は無事発見されヘリコプターで病院に搬送されました。茅野警察署によりますと、県警本部山岳安全対策課や茅野警察署の山岳遭難救助隊などが19日早朝から出動し、午前6時半ごろに、東天狗岳の標高およそ2,450mの天狗の奥庭付近の登山道で男性を発見。午前10時半前に県の消防防災ヘリコプターで救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は、「疲労からバランスを崩して転倒した」と話していて、額から出血するけがをしていたということで、その後、鼻の骨を折るほか、指を脱臼するなどの大けがだったことが分かりました。男性はビバークする際に使うツェルトは持っていなかったということです。男性の車が天狗岳登山口の駐車場で見つかっていますが、いつ入山したのかなど詳しい行程はわかっていません。

横尾谷で遭難

横尾谷の登山道上(標高約1,950m)で70代女性が下山中に転倒して重傷を負い、救助されました。18日午後1時過ぎ、同行者から「下山中に転倒して、右足をけがして歩けない」と110番に救助要請がありました。
警察によりますと、女性は18日、涸沢から下山中に転倒してけがをしたということです。長野県警山岳遭難救助隊員が出動し女性を救助、午後5時前に救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。右足の腓骨・脛骨の骨折で重傷です。女性は16日、2人パーティで上高地から入山していました。

山小屋で一時意識不明に

燕山荘で夕食の際にビールを飲んだ70代女性が食後に倒れて一時意識がなくなり、一夜明けた18日午前、救助されました。
安曇野警察署によりますと、17日午後7時半前、標高およそ2,700mの燕山荘の関係者から「女性が食事を終え、立ち上がったら後ろに倒れ、意識がなくなった」と通報がありました。その後女性は意識を回復し、一夜明けた18日の早朝から山小屋の関係者と下山を始め、途中で安曇野警察署山岳遭難救助隊員と北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員と合流して、背負われたり自力で歩いたりしながら中房登山口に下山したということで、午後0時半前に待機していた救急隊に引き継いで安曇野市内の病院に搬送されました。
女性は、17日に山岳会の仲間11人パーティで1泊2日の予定で中房登山口から入山し、燕岳に登った後、山小屋に滞在していました。女性は夕食の際にビールをジョッキで飲んでいたということで、山小屋の関係者が医療関係者に聞いたところ、体が熱いなどの熱中症や脱水症の症状がある時にアルコールを飲んだ場合に、一時的に脳に十分な血液が供給されない脳虚血症のような状態になる可能性があると指摘されたということで、特に標高が高いところでのアルコールの摂取には改めて注意が必要となりそうです。

ヘッドライトや防寒具持たず 日没で行動不能の男性を救助

八ヶ岳連峰で16日、1人で下山していた20代男性が日没のため動けなくなり、救助されました。
茅野警察署によりますと、男性は16日午後、八ヶ岳連峰の行者小屋から美濃戸口に向けて下山していましたが、標高およそ1,800mの美濃戸南沢付近で日没のため動けなくなりました。午後7時前に男性から「暗くて動けない」との110番通報があり、出動した茅野警察署の山岳遭難救助隊員が、携帯電話で位置を確認しながら午後8時40分ごろに合流した後、午後9時半前に美濃戸口まで一緒に下山しました。男性にけがはないということです。
登山計画書によりますと、男性は日帰りの予定で、1人で美濃戸口から入山し、赤岳鉱泉を経て行者小屋から下山する途中で、ヘッドライトや防寒具などの装備は持っていなかったということです。

ストックを空振りし滑落

13日午前8時半ごろ、雲ノ平の標高2,350m付近の登山道で、70代男性がバランスを崩して斜面を3m滑落しました。男性は6人パーティで登山をしていて、自力で雲ノ平山荘までたどり着きましたが、自力で歩くのが困難になったことから翌14日に山荘を通じて警察に救助要請しました。しかし14日は天候が悪く救助活動ができなかったため、天気の回復を待って15日に県の消防防災ヘリが救急搬送しましたが、男性は肋骨の骨を折るなど重傷です。
警察によりますと男性は登山中にストックを突いた際、空振りしてバランスを崩したということです。

浮石でバランスを崩して転倒

焼岳で60代女性が下山中に転倒し、大けがをしてヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、15日午後3時10分ごろ、同行者から「一緒に来ていた人が下山中に転倒して左足を痛め、自力歩行が困難」と消防に救助要請がありました。
女性は15日、親子2人で北アルプス焼岳に入山し、山頂から下山中、浮石でバランスを崩して転倒し、けがをしました。長野県消防防災ヘリが出動して午後5時ごろ女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は左足首の骨折で重傷です。

「歩行ができなくなった」自力で下山が困難になり救助要請

9月15日午前、赤石岳付近で40代男性が体調不良となり救助を要請しました。静岡県警の山岳救助隊が現在、救助活動にあたっています。
15日午前7時前、赤石岳付近で登山をしていた40代男性の妻から「赤石小屋に向かっているところで、歩行ができなくなった」と消防に通報がありました。男性は、南アルプスの赤石岳を下山している際に自力で動けなくなったということで、警察が状況などを調べています。

「体力的に限界」 警察と消防が救助

15日午前、雨飾山で遭難していた20代男性が警察と消防によって救助されました。男性は衰弱しているものの命に別条はありません。
警察によりますと、男性は14日午前9時頃に雨飾山の山荘から1人で登山を開始しました。午後6時40分頃に「遅くなったが最低鞍部から下山する」と家族に連絡をしていましたが、道に迷って下山ができなくなったということです。警察は男性と午後9時頃まで連絡をとっていましたが、男性の携帯の充電が少なくなり、「体力的に限界、歩けない」などと話していたことから、その場にいるように指示し、15日の早朝から救助活動を行いました。警察と消防は15日午前5時43分に男性を発見、救助しました。
男性は衰弱しているものの意識ははっきりしていて付き添われながら自力で下山し、けがはないということです。

転倒して骨折の大けが

千畳敷で15日、70代女性が転倒して骨折し、病院に搬送されました。
駒ヶ根警察署によりますと、女性は15日午前、千畳敷の標高およそ2,800mの八丁坂を下山中に転倒し、脊椎の一番下にある仙骨を折る大けがをしました。一緒に行動していた人が午前9時半過ぎに救助を要請し、駒ヶ根警察署の山岳遭難救助隊員や中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が、正午ごろ合流した後、駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅まで背負って下山しました。午後1時半前に千畳敷駅に待機していた救急隊に引き継ぎ、駒ヶ根市内の病院に搬送しました。
女性は15日午前、2人パーティで千畳敷から入山して乗越浄土まで登った後、下山する途中でした。

体調不良から一時意識不明に

唐松岳で15日、体調不良から一時意識不明になった50代男性が救助され、山小屋に収容されました。
大町警察署によりますと、男性は15日、唐松岳の標高およそ2,600m付近を登山中に体調不良を訴え、動けなくなりました。午前7時前、一緒に行動していた人から県の山岳遭難防止常駐隊に「意識がない人がいる」と救助の要請があり、常駐隊員と北アルプス山岳遭難防止対策協会の隊員が出動して近くの山小屋に収容しました。男性は山小屋に着いた後で意識が戻り、天候の回復を待って16日にヘリコプターで麓の病院に搬送することにしています。
男性は14日に旅行会社が募集したツアーで16人パーティで八方尾根登山口から入山し、15日は唐松岳に向け登山中でした。

北岳で男性2人が下山中に骨折などのけが

北岳で15日、山岳遭難が相次ぎ、男性2人が骨折などのけがをしました。
警察によりますと14日から同行者と2人で北岳を登山していた50代男性は、山頂に登頂し下山していた15日午前10時50分ごろ、濡れた階段で滑って転倒し身動きが取れなくなりました。座り込んでいた男性を他の登山者が見つけ、山小屋で待機していた警察官に救助を要請、県警のヘリで救助され南アルプス市内の病院に運ばれましたが、右足を骨折する大けがをしました。

また、14日から同行者と2人で北岳を登山していた60代男性は山頂に登頂し下山途中だった15日午前9時ごろ、登山道にあった浮石にバランスを崩して転倒し額に負傷、同行者と山小屋まで行き警察に救助を要請しました。男性は県警ヘリで救助され、甲府市内の病院に運ばれました。

ワリモ岳で約20m滑落

13日午前10時45分頃、ワリモ岳(標高約2,870m)の富山県側で、40代女性が登山道の岩場から約20m下に滑落しました。一緒に登山をしていた友人が110番通報しましたが、悪天候のため救助活動ができなかったため、女性は山小屋まで自力で移動し、15日まで山小屋で待機していました。その後、15日になり天候が回復したため県の消防防災ヘリが救急搬送しましたが、右腕の骨を折るなど重傷です。
警察によりますと事故当時は雨が降っていたということで、女性が濡れた岩場でスリップしたとみられます。

別山乗越で滑落

標高2,720mの別山乗越付近で12日、60代男性が登山道から滑落し、山岳警備隊と消防防災ヘリで救助されましたが、病院で死亡が確認されました。
上市警察署によりますと、12日午前11時ごろ、別山乗越付近で登山に来ていた男性が登山道から滑落しました。目撃した同行者が110番通報で救助を要請。富山県警山岳警備隊員が現場から男性を救助し、富山県消防防災ヘリ「とやま」が収容、救急隊に引き継がれましたが、病院で死亡が確認されました。死因は脳挫傷とみられており、警察では詳しい状況を調査しています。

別山尾根 濡れた岩場で足滑らせたか

剱岳の登山道で11日、50代女性が転倒、右足を骨折する重傷を負い、消防防災ヘリで救助されました。
富山県警上市警察署によりますと、11日午前10時20分ごろ、剱岳・別山尾根(標高約2,900m)で女性が転倒しました。同行していた人が宿泊予定の山小屋を通じて警察に救助を要請、県警山岳警備隊と富山県消防防災ヘリ「とやま」が現場に出動し女性を救助、富山空港で救急隊に引き継ぎました。女性は右足を骨折する重傷です。
当時の天候は雨で、女性が下山途中、濡れた岩場で足を滑らせて転倒したとみられます。女性は8人のグループで3泊4日の日程で剱岳周辺を登山する予定でした。警察が引き続き詳しい事故の状況について調べています。

「山小屋にたどり着けない」疲労により行動不能

蝶ヶ岳で70代の女性が疲労のため行動不能となり、遭対協の隊員が救助し、近くの山小屋に収容しました。
警察によりますと、女性は9日、常念岳に登頂した後、横尾に下山中、蝶ヶ岳の登山道上(標高約1,800m)で疲労のため行動不能となりました。同行者が「目的としていた山小屋にたどり着けず、宿泊させてほしい」と付近の山小屋に連絡し、従業員が女性の様子を見に行ったところ、自力歩行が難しいとして午後9時半過ぎ、警察に救助要請をしました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員4人が出動して女性を背負って搬送、午後11時過ぎ付近の山小屋に収容しました。女性は疲労しているもののけがはない模様で、10日に体調を見て自力で下山する予定です。
女性は8日から2泊3日の予定で、4人パーティで一の沢登山口から入山していました。

燕岳で遭難 下山中に転倒

燕岳で9日午前、60代男性が下山中に転倒し、足の骨を折る大けがをしました。同行者からの届け出を受け、警察や消防などの隊員が救助に向かい、安曇野市の病院に搬送されました。男性は右足首の骨を折る大けがだということです。

山荘に向かう途中で転倒して足の骨を折る大けが

空木岳付近で転倒して大けがをした60代男性が一夜明けた9日朝、ヘリコプターで救助されました。
木曽警察署によりますと、男性は8日、2人パーティで千畳敷から入山し、空木岳と東川岳の間にある木曽殿山荘へ向かう途中で転倒して足にけがをしました。男性は、午後5時半過ぎに警察に救助を要請し、8日の夜は木曽殿山荘に宿泊しました。救助の要請を受けて一夜明けた9日に長野県警のヘリコプターが出動し、午前8時過ぎに男性を救助し、木曽町内の病院に搬送しました。男性は、足の骨を折る大けがです。
男性らは木曽殿山荘に宿泊した後、9日に空木岳に登る予定でした。

「ぎっくり腰になり下山できない」燕岳で遭難

9月9日、燕岳で50代女性がヘリコプターで救助されました。女性は下山しようと山小屋で靴ひもを結ぼうとしたときにぎっくり腰になったということです。
警察によりますと、女性は9日朝、燕岳の山小屋(標高約2,700m)で下山に向けて靴を履いていた時、腰痛で行動不能になったということです。本人から午前7時前、「靴ひもを結ぼうとしたとき、ぎっくり腰になってしまった」と安曇野警察署に救助要請があり、午前9時過ぎ長野県警のヘリコプターで救助して、松本市内の病院に搬送しました。
女性は8日から1泊2日の予定で2人パーティで中房温泉登山口から入山していました。

バランス崩し10メートルほど滑落

五竜岳で9日、登山道から10mほど滑落して動けなくなった60代男性が救助されました。
大町警察署によりますと、男性は五竜岳の標高およそ2,200mの遠見尾根を下山中にバランスを崩して滑落し、動けなくなりました。一緒に行動していた仲間が午前9時半に大町警察署に救助を要請し、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が現場に向かいました。男性は、登山道から10mほど滑落していて、午前11時過ぎに、ロープを使って登山道まで引き上げて、救助しました。男性は急な斜面を滑落したことから自力で登山道に戻ることができなくなったもので、けがはなく救助された後、自力で下山したということです。
男性は、7日に3人パーティで八方尾根登山口から入山し、唐松岳などを縦走した後、遠見尾根を下山していました。

まき担ぎ山小屋へ、230人駆け上がる

将棊頭山直下の山小屋「西駒山荘」(標高2,690m)にまきを背負って駆け上がるヒルクライムレース第11回「西駒んボッカ」(西駒こまくさ会主催)が7日、伊那市の鳩吹公園を発着点に開かれました。北海道から四国まで全国の山愛好家230人ほどが出場し、老若男女がまき(重さ3kgか15kg)を担ぎつつ、爽やかな表情で走り抜けました。
西駒んボッカは山荘の建て替えを記念して2013年に始まりました。当初は国登録有形文化財の石室に敷くれんがを運んでいましたが、現在は燃料用のまきを運んでいます。

室堂周辺でクマ目撃 一部登山ルート閉鎖

7日午前8時ごろ、室堂平の祓堂付近で登山者がツキノワグマの成獣1頭を目撃しました。室堂周辺では環境省などが6日から被害防止のため、遭遇リスクが高いと判断した一部登山ルートを閉鎖し、通行規制を実施しています。

槍ヶ岳の「グリーンバンド」付近で転倒し足を負傷

槍沢付近で8日、60代男性が救助されました。男性は7日に転倒して左足首を負傷し、下山できなくなったということです。
警察によりますと、男性は9月7日に槍ヶ岳から下山中、「グリーンバンド」付近で転倒しました。山小屋に移動して宿泊し様子をみていましたが痛みや腫れが引かず、8日午前5時半前に「左足を痛めて歩けない」と自分で警察に救助要請したということです。警察や消防の救助隊員7人が出動し、足首を固定したところ歩行出来る状態になったため同行下山し、午後2時前に救急隊員に引き継ぎました。男性は3日に単独で上高地から入山し、8日に下山予定だったということです。

八ヶ岳連峰・旭岳で山岳遭難

八ヶ岳連峰・旭岳の登山道で9月7日、男性の遺体が発見されました。警察は8日に遺体を回収し、身元などを調べることにしています。
警察によりますと、9月7日午前10時11分ごろ、旭岳で登山をしていた人から「登山道で意識のない状態で倒れている男性を発見した」と通報がありました。通報を受けた警察の山岳救助隊などが捜索を始め、午後3時40分に男性を発見。その場で死亡を確認しました。男性は単独で登山をしていたとみられ、警察は男性の遺体を8日に収容し、身元や死亡した原因を調べることにしています。

「動けなくなった」疲労により行動不能

易老岳で70代男性が疲労により行動不能となり、救助されました。
警察によりますと、男性は7日、光岳から易老渡登山口に下山中、疲労により行動不能となりました。午後1時ごろ、同行者から「パーティの1人が動けなくなった」と119番に救助要請があり、飯田警察署員、飯田広域消防本部山岳救助隊、阿南消防署員が出動し、午後5時半前、男性を救助し、飯田市内の病院に搬送しました。男性は疲労はしているものの、けがはないようです。男性は6日、4人パーティで光岳に入山していました。

「足がつった」と同行者が110番通報

9月6日、白馬鑓ヶ岳で60代男性が転倒して足がつって行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、男性は6日に入山し登山していましたが、標高約1800mの地点で転倒し、足がつったため行動不能になり午後2時過ぎに同行者から「転倒し、足がつった」と110番に救助要請がありました。警察は長野県警のヘリコプターで午後4時前、男性を救助しました。男性は疲労しているもののけがはないということです。
男性は1泊2日の日程で知人同士の4人パーティで入山していたということです。

船窪岳で胸を骨折

船窪岳で4日、縦走中の40代男性が滑落し、肋骨を折る重傷で長野県のヘリに救助されました。
男性は9月4日午前8時ごろ、船窪岳の標高2,300m付近で登山道から8mほど滑落したということです。自分で119番通報し、午前10時40分過ぎに長野県の消防防災ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。肋骨を折る重傷ということです。
警察によりますと、男性は8月31日に単独で栂池登山口から入山し、白馬岳や鹿島槍ヶ岳を経由して南下、大町市に下山する4泊5日の縦走中でこの日が最終日だったということです。

北鎌尾根で滑落

4日午前、槍ヶ岳北鎌尾根で70代男性が滑落し、ヘリで救助されました。
男性は4日午前11時過ぎに北鎌尾根の標高2,800m付近で滑落し、消防に救助を要請しました。「15mほど滑落した」と話していたということです。午後1時過ぎに長野県の消防防災ヘリが男性を救助して松本市内の病院に搬送しましたが、尾てい骨を折る重傷ということです。
警察によりますと、男性は9月2日に安曇野市の登山口から単独で入山し、6日に下山する予定でした。

途中で同行者と離れ行方不明

甲斐駒ヶ岳で60代男性が行方不明になっていて、4日早朝から警察が捜索する予定です。
男性は3日、親族と2人で甲斐駒ヶ岳に入山し、途中で離れてしまい1人で甲斐駒ヶ岳に向かいましたが、その後、行方がわからなくなっています。午後3時ごろ、同行者から「下山してこない、連絡がとれない」と警察に通報がありました。
4日早朝から、伊那警察署山岳高原パトロール隊など10人体制で捜索する予定です。

伊那警察署の山岳高原パトロール隊など10人が4日の早朝から捜索を始め、午前11時ごろに山頂に着き捜索を続けていますが、これまでのところ見つかっていないということです。
男性らは日帰りの予定で入山し、歩くスピードが速い男性が先行してしばらく登り、同行した人の到着を待って、また先行して登るという形を繰り返していましたが、同行した人が山頂に着いた時には男性がいなかったということです。男性は、携帯電話を持っているものの、通じないということです。捜索隊によりますと、一帯にはガスが出ていて、視界も10mほどしかないということです。

単独登山と見られる高齢男性をヘリコプターで救助

前穂高岳で3日、斜面に倒れていた高齢の男性がヘリコプターで救助されました。男性は、搬送時には意識があり会話ができたということですが、詳しいけがの状況などは分かっていません。
松本警察署によりますと、救助されたのは、70~80歳ぐらいの男性です。男性は、午前6時半ごろ、前穂高岳吊尾根の標高およそ2,920mにある最低コル付近で、登山道から外れた場所で倒れているのを通りかかった登山者に発見されました。通りかかった登山者からの通報で県警の山岳遭難救助隊が出動し、午後2時過ぎに県の消防防災ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。
男性は、単独で行動していたものと見られ、通報があった際には、呼びかけに返事はなかったものの、手を動かしていたということですが、搬送された際には、意識があり会話もできたということです。

その後、救助されたのは80代男性と判明し、左下腿開放骨折などで重傷のだということです。

標高2,700メートル付近で浮石踏み滑落

剱岳で50代男性が浮石を踏み10m滑落し、腕や胸の骨を折る重傷を負いました。
上市警察署によりますと、9月2日午前10時ごろ剱岳の標高約2,700m付近で、50代男性が滑落する事故がありました。男性は1泊2日の日程で同行者と2人で室堂から入山し、剱岳を往復する計画でした。剱岳登頂後、下山している途中で浮石を踏んでバランスを崩し、前のめりになって約10m滑落したということです。男性は左腕と胸部を骨折する重傷を負いましたが、自力で剱沢警備派出所まで歩き、山岳警備隊員に救助を要請しました。その後、隊員が男性を背負うなどして付き添い、室堂まで下山。待機していた救急隊に引き継がれ、病院で手当てを受けています。警察が当時の詳しい状況を調べています。

道に迷い体力消耗で動けなくなる 伊藤新道付近

伊藤新道で70代男性が体力消耗により、行動不能となり、9月2日以降にヘリコプターで救助する予定です。
1日午後5時前、本人から「道に迷って動けなくなった」と110番に救助要請がありました。警察によりますと、男性は伊藤新道付近(標高約2,000m)で道に迷い、体力消耗により行動不能となりました。けがはないということです。警察は男性に一晩ビバークを指示し、2日以降、長野県消防防災ヘリで救助する予定です。
男性は8月30日、単独で七倉登山口から入山していました。

その後、2日午前10時半過ぎに、県の消防防災ヘリで救助されました。男性は疲労しているもののけがはないとみられます。

体調不良で搬送

31日午後1時50分頃、弓折岳(2,592m)の鏡平山荘(2,300m)付近で、30代男性が体調不良となり、「熱中症のような症状で動けなくなった」と高山署に通報しました。岐阜県警のヘリに救助され、高山市内の病院に搬送されました。署によりますと、男性は妻と双六岳(2,860m)に向け登山していました。

ルート誤り遭難 岩場に身を寄せ一晩過ごす

8月31日、長野県川上村の天狗山付近(標高約1,685m)で60代男性が道に迷って行動不能となり、9月1日朝、救助隊員に救助されました。8月31日午後5時半ごろ、本人から「道に迷って、下山できない」と警察に救助要請がありました。
男性は31日、日帰りの予定で単独で川上村大深山の天狗山に入山しましたが、ルートを誤って道に迷い、行動不能となりました。警察はビバークを指示、男性は岩場に身を寄せて一晩過ごしたということです。
1日早朝から佐久警察署山岳遭難救助隊員が捜索にあたり、午前9時頃、男性を救助し、一緒に歩いて下山しました。男性は疲労しているもののけがはないということです。

西穂高岳で遭難死亡事故

警察によりますと、きのう午前11時過ぎ西穂高岳を訪れていた女性登山者から「登山道から約200m下に人のようなものがある」と長野県警に通報がありました。通報を受けた山岳警備隊と岐阜県警がヘリコプターで捜索していたところ、午後5時40分頃、西穂高岳山頂から北東約250mの岩場に身元不明の男性の遺体を発見し、収容しました。
男性は20代~40代くらいで、。身長約185センチで中肉、灰色の長袖Tシャツと黒色のタイツ、青色の短パンをはいていたということです。頭に外傷があり、何らかの原因で滑落したとみられていて、警察が身元の確認を急いでいます。

その後、見つかった遺体は20代男性とわかりました。男性が見つかったのは、西穂高岳山頂から北東へ約2500mの岩場で、死因は頭部の外傷でした。男性が提出した登山届けによると、8月29日に上高地から単独で入山し、西穂高岳や奥穂高岳に登って31日に下山する予定でした。

八ヶ岳連峰の赤岳で倒れた男性登山者を別の登山者が発見

31日あさ、八ヶ岳連峰の赤岳で意識がなく倒れている登山者の男性1人が見つかりました。
警察によりますと31日午前5時半ごろ山梨県北杜市の赤岳の山頂付近で男性の登山者1人が倒れているのを別の登山者が見つけ、近くの山小屋を通じて救助を要請しました。
倒れていたのは50代男性で、およそ2時間半後に県警ヘリに救助され甲府市内の病院に運ばれました。搬送時に意識はなく、頭を陥没骨折するなど重傷です。

仙丈ヶ岳で遭難 左手首骨折で重傷

仙丈ヶ岳の山頂付近(標高約2,900m)で30日午前、3人パーティーで登山中だった80代女性が転倒し、けがをしてヘリコプターで救助されました。
消防によりますと、午後9時過ぎ、同行者から「女性が転倒して、頭と手首をけがしている」と119番に救助要請がありました。長野県の消防防災ヘリが出動し、午前9時40分ごろ、女性を救助して、伊那市内の病院に搬送しました。左手首を骨折する重傷のようです。
女性は30日、3人パーティで北沢峠から入山し、仙丈ヶ岳に向け登山中でした。

燕岳の富士見ベンチ付近で転倒

燕岳で40代女性が下山中に転倒し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
30日午前8時半前、本人から「下山中に転倒して足をけがして、歩行できない。骨折しているかもしれない」と110番に救助要請がありました。警察によりますと、女性は30日、中房登山口に下山中、燕岳の富士見ベンチ付近(標高約2,200m)で転倒してけがをしました。長野県警ヘリと北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午前10時半過ぎ、女性をヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。右足腓骨骨折などで重傷のようです。
女性は29日、一泊二日の予定で、単独で中房登山口から燕岳に入山していました。

八ヶ岳連峰の蓼科山で遭難

八ヶ岳連峰の蓼科山で30日正午前、60代男性が標高2,500m付近で転倒して行動できなくなり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、正午ごろ、本人から「山頂から下山中に転倒して、身動きがとれない」と110番に救助要請がありました。諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午後1時半ごろ、長野県警のヘリが男性を救助して松本市内の病院に搬送しました。警察によりますと、右の膝付近を負傷しているようです。
男性は30日朝に蓼科山に入山し、山頂から下山途中でした。

霧ヶ峰の蝶々深山の山頂付近で体調不良により行動不能

霧ヶ峰の蝶々深山の山頂付近(標高約1,836m)で30日午後、80代女性が体調不良により行動不能となり、救助されました。
消防によりますと、30日午後0時半ごろ、同行者から「女性が登山中に具合が悪くなり、動けない」と119番通報がありました。
警察によりますと、女性は30日、登山クラブのメンバー31人で蝶々深山に入山し、山頂付近で体調不良により行動不能となりました。消防が出動して、午後3時前、女性を救助して、諏訪市内の病院に搬送しました。警察によりますと、女性は熱中症とみられる症状だったということです。

山小屋で体調不良に 烏帽子岳

烏帽子岳の山小屋で、体調不良を訴えた70代男性がヘリコプターで救助されました。
大町警察署によりますと、男性は28日の午後、標高およそ2,500mにある烏帽子岳付近の山小屋で、体調不良を訴えました。午後4時半前、山小屋の従業員が救助を要請し、男性は、午後5時半すぎに、長野県警のヘリコプターで救助され、安曇野市内の病院に搬送されました。
男性は28日に2人パーティで七倉登山口から入山していました。

山小屋で体調不良に めまいや吐き気訴える

8月29日、蝶ヶ岳の山小屋内で60代女性が体調不良となり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、女性は蝶ヶ岳の山小屋(標高約2,650m)に滞在中、体調不良で行動不能となりました。山小屋関係者から「体調が悪く、下山できない人がいる」と警察に救助要請があり、午前8時前、長野県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性はめまいや吐き気などの体調不良を訴えていたということです。
女性は27日に単独で上高地から入山し、29日に下山予定だったとみられるということです。

登山中に転倒し山小屋で一晩様子を見るも動けず

8月29日、白馬乗鞍岳で50代女性が救助されました。
警察によりますと、女性は28日、2人パーティーで長野県小谷村の栂池登山口から入山し、白馬乗鞍岳へ登山中、岩場でバランスを崩して転倒しました。そのまま山小屋まで行き、手当をしましたが、29日朝になっても痛みで動けず、本人から夏山常駐隊に救助要請があったということです。午前10時前に長野県消防防災ヘリコプターで救助され、松本市内の病院へ搬送されました。女性は臀部の打撲で軽傷とみられるということです。

大天井岳から常念岳に向け縦走中に転倒

横通岳の山頂付近(標高約2,700m)で60代男性が転倒しけがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は28日、14人パーティで中房温泉登山口から入山し、29日、大天井岳から常念岳に向け縦走中、転倒してけがをしました。
消防によりますと、午後2時前、本人から「登山道で転倒して、顔面から落ちて、自力歩行が難しい」と救助要請がありました。長野県消防防災ヘリが出動して男性を救助し、松本市内の病院に搬送されました。警察によりますと、男性は顔面の打撲で軽傷とみられます。

右足首の骨折で重傷 易老岳で遭難

易老岳の登山道(標高約1,050m)で70代男性が下山中に転倒し、大けがをして、救助されました。
警察によりますと、男性は28日2人パーティで光岳に入山し、29日、山頂から易老渡登山口へ下山中、足を滑らせてバランスを崩して転倒してけがをしました。午後0時半ごろ、同行者から警察に救助要請があり、警察と消防が出動し男性を背負って下山し、午後5時ごろ救急隊に引き継ぎ飯田市内の病院に搬送しました。右足首の骨折で重傷です。

登山中に滑落 八ヶ岳連峰東天狗岳で遭難

八ヶ岳連峰東天狗岳付近(標高約2,600m)で登山をしていた60代男性が滑落し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は28日、単独で八ヶ岳連峰東天狗岳に入山し、東天狗岳山頂に向け登山中に滑落してけがをしました。正午前、付近の山小屋を通じて救助要請があり、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午後2時半前、長野県警ヘリで男性を救助し松本市内の病院に搬送しました。第三頸椎骨折などで重傷のようです。

山中に白骨化した遺体

爺ヶ岳で27日午前、行方不明者の捜索をしていた県警のヘリコプターが白骨化した遺体を発見しました。
27日午前10時すぎ、爺ヶ岳の標高およそ1,800mの沢の近くで県警のヘリコプターが性別や年代のわからない白骨化した遺体を発見しました。
警察によりますと、爺ヶ岳周辺では今年5月「東京都の60代の男性と連絡が取れなくなっている」との届け出があり、27日も捜索を行っていました。これまでの捜索では、近くでスキー板が見つかっていて、行方不明の60代男性がバックカントリーをしていて遭難した可能性もあるとみて、身元の確認を進めています。

黒部湖の桟橋で足を滑らせ滑落

黒部湖付近で27日午後、登山中の男子大学生が約10m滑落する事故があり、消防防災ヘリで救助されました。男子大学生は左手の骨を折る重傷です。
富山県警上市警察署によりますと、8月27日午後2時20分ごろ、黒部湖の標高 約1,480mの登山道で21歳の男子大学生が滑落しました。男子大学生は同行者の男性と2人で登山道を歩いていたところ、雨でぬれた木の桟橋で足を滑らせ、登山道から約10m下に滑落しました。現場は携帯電話が通じない地域であったため、男子大学生は同行者に付き添われながら自力で近くの山小屋までたどり着き、山小屋からの110番で救助を求めたということです。連絡を受けて富山県消防防災ヘリ「とやま」が男子大学生を収容した後、救急隊に引き継ぎました。
男子大学生は8月20日に上高地から入山し、北アルプスを縦走して9月4日に新潟県の親不知まで下山する予定だったとみられています。

西穂高岳で男性が遺体で発見

警察によりますと、8月26日午前2時すぎ、西穂高岳で登山者の行方不明の連絡が富山県警から岐阜県警に入りました。岐阜県警のヘリが捜索したところ、午前10時半ごろ標高2,909mの西穂高岳の北東約330mの岩場で遺体で発見され、天候の回復を待った8月28日午前8時前、ヘリで収容されました。
死亡したのは40代男性で、死因は多発外傷だということです。男性は単独登山で、8月24日に長野県の上高地から入山、この日の午後3時ごろ「穂高岳山荘にいる」と関係者に知らせて以降連絡が取れなくなっていました。

下山中にザイテングラートで転倒

奥穂高岳で50代男性が下山中に転倒し、けがをして、救助されました。
警察によりますと、27日午前8時半前、通りがかかりの登山者から「ザイテングラートで転倒して、けがをしたと思われる男性がいる」と110番通報がありました。男性は25日、単独で上高地から入山し、27日、奥穂高岳から涸沢に向け下山中、ザイテングラート(標高約2800メートル)で転倒して、けがをしました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員と長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、男性を救助、背負って同行下山して、午後2時40分ごろ、救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。左足首をけがしているようです。

立山連峰で登山中に転倒、左足を骨折

27日午前、立山連峰の一ノ越付近で登山中だった60代男性が転倒し、自力で歩けなくなったため、山岳警備隊によって救助、病院に救急搬送されました。男性は左足の骨を折る重傷とみられます。
27日11時半すぎ、立山連峰、標高約2,555mの一ノ越付近で別の登山者から「転倒して歩けない人がいる」という趣旨の110番通報がありました。警察によりますと、男性が転倒して自力で歩くことができなくなったということです。連絡を受けて富山県警山岳警備隊が男性を担架で室堂まで運んだ後、救急隊に引き継ぎました。男性は左足の骨を折る重傷とみられます。
男性は2人パーティーで27日は雄山に登ったあと、室堂に戻る途中で転倒したということです。当時、男性は1人で行動して、現場は石畳の登山道で雨で滑りやすい状況でした。

八ヶ岳連峰東天狗岳山頂に向けて登山中に転倒

八ヶ岳連峰東天狗岳付近(標高約2,400m)で40代男性が登山中に転倒し、大けがをしてヘリコプターで救助されました。
26日午前9時10分ごろ、付近の山小屋から「男性が転倒して頭を打ち、全身しびれている」と110番に救助要請がありました。男性は26日、単独で八が岳連峰東天狗岳に入山し、中山峠から東天狗岳山頂に向けて登山中に転倒して、けがをしました。諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午前11時前、長野県警ヘリが男性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。脊椎損傷などで重傷のようです。

浮き石に足をのせ転倒 左手骨折の重傷

黒部五郎岳で60代男性が登山道でバランスを崩して転倒して左手を骨折し、自力で下山できなくなり、富山県の消防防災ヘリで救助されました。
富山南警察署によりますと、26日午後2時すぎ、黒部五郎岳山頂から黒部五郎小舎へ向かっていた男性が登山道で浮き石に足をのせてしまい、身体を支えようとついた左手を骨折ました。男性はその後自力で黒部五郎小舎までたどり着きましたが痛みで動けなくなってしまったため、男性がいた山小屋の従業員が、太郎平小屋に常駐する山岳警備隊に連絡し、救助を要請しました。要請を受けて富山県消防防災ヘリが出動し、およそ2時間後に富山市内の病院へ搬送されました。警察は当時の詳しい状況などを調べています。

爺ヶ岳で遭難 足首の骨を折る大けが

爺ヶ岳の柏原新道で、25日8時半過ぎ60代男性が下山中に転倒し、同行していた人から近くの山小屋に救助要請がありました。県の山岳遭難防止常駐隊員と大町警察署の山岳遭難救助隊員が救助に向かい、男性を背負って下山しました。男性は左足首の骨を折る大けがをしました。
男性は24日、3人パーティーで柏原新道の登山口から山に入り、25日に爺ヶ岳から下山する予定でした。

疲労のため行動不能 越百山

越百山で24日、80代男性が疲労などで動けなくなり、県警のヘリコプターで救助されました。
男性は、合わせて17人の登山ガイド付きツアーに参加し、今月21日から3泊4日の予定で、千畳敷から入山しました。24日昼ごろ、越百山に向かう途中で疲労などのため動けなくなり、同行していた人から救助要請がありました。男性は県警のヘリコプターで午後4時過ぎに救助され、駒ヶ根市内の病院に運ばれました。男性は疲労しているものの、けがはないとみられています。

登山中に行方が分からなくなっていた男性が無事に下山

きのう、仙ヶ岳で、70代男性の行方が一時、分からなくなり警察と消防が捜索していましたが、けさ自力で下山し、けがもありませんでした。
警察によりますと、きのう午後11時50分すぎ「亀山の山に登山に行くと言って外出した夫が帰ってこない」と愛知県安城市に住む70代男性の妻から警察に通報がありました。警察と消防は携帯電話の位置情報から男性が仙ヶ岳で山岳遭難したとみて、きょう午前6時半から約20人で捜索にあたっていましたが、男性は午前8時40分ごろに登山口まで自力で下山し、けがもありませんでした。
男性は、きのう夕方の下山中に携帯電話が故障したため、登山道の途中で待機して一夜を明かして下山したということです。

雲ノ平付近で転倒し左足首骨折

23日午前7時10分ごろ、雲ノ平付近の登山道(標高2,430m付近)で40代女性が足を滑らせて転倒しました。女性は左足首の骨を折る重傷のようです。
警察によりますと、女性は23日、雲ノ平山荘から高天原峠へ向かう途中の登山道で、足を滑らせて転倒し左足首を負傷しました。雲ノ平山荘まで自力で引き返しましたが、痛みにより歩行困難となったことから、山荘を通じて富山南警察署に救助を要請。県警ヘリ「つるぎ」が出動して、午後4時59分に女性を収容して富山空港で救急隊に引き継ぎ、富山市内の病院に救急搬送されました。女性は左足首の骨を折る重傷とみられます。

登山中に転倒しかかと骨折

唐松岳で23日に遭難し、山小屋に収容されていた50代女性が24日朝、県警ヘリで病院に搬送されました。
警察によりますと、女性は2人パーティーで23日に入山しましたが、午後0時半頃、山頂付近で転倒し左足首を負傷しました。の登山者から女性のことを聞いた近くの山小屋の山岳遭難防止常駐隊員などが現場に向かい、午後2時頃、小屋に収容しました。天候が回復したことから、24日午前9時半過ぎに県警ヘリで大町市内の病院に搬送されました。女性は左足のかかとを骨折しているということです。

登山中に行方不明になった男性を心肺停止状態で発見

三重県亀山市の臼杵山で8月22日、登山中に行方不明になった70代男性が、心肺停止の状態で発見されました。
警察によりますと、22日、亀山市の臼杵山に1人で登っていた男性が夜になっても帰ってこないと妻から110番通報がありました。警察と消防が23日早朝から捜索を行ったところ、午前7時ごろに登山口からおよそ600m離れた小川で、男性が心肺停止の状態でうつぶせで倒れているのが見つかりました。発見場所から10mほど崖を登ったところに登山道があり、警察は男性が足を滑らせて崖下に転落した可能性もあるとみて調べています。

北鎌尾根で約100メートル滑落

23日朝、槍ヶ岳山頂を目指していた40代女性が滑落し重傷を負いました。女性は2人パーティーで22日に上高地から入山し、北鎌尾根から槍ヶ岳山頂を目指していましたが、23日午前8時半ごろ、約100メートル滑落し、同行者が警察に救助を要請しました。午前10時半過ぎに長野県警のヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが骨盤の骨を折るなどの重傷ということです。

八ヶ岳連峰赤岳付近で体調不良で行動不能

八ヶ岳連峰赤岳付近で50代男性が体調不良になり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、23日午後0時半過ぎ、同行者から「一緒に来た登山者が転倒して頭にけがをした」と通報がありました。男性は23日、3人パーティで八ヶ岳連峰赤岳に入山して、赤岳付近の山小屋近くで体調不良になり、転倒しました。長野県警ヘリが出動して午後3時前に男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。後頭部からの出血で軽傷とみられます。

槍ヶ岳付近の山小屋で体調不良

槍ヶ岳付近の山小屋で50代男性が体調不良となり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、22日午後5時前、同行者から「一緒に登山に来た人が意識を失った」と110番に救助要請がありました。男性はその後、意識が戻り、午後5時半ごろ、長野県警ヘリで救助されました。搬送時、会話が可能な状態だったということです。
男性は22日、2人パーティで新穂高温泉から入山し、槍ヶ岳付近の山小屋で体調不良になったということです。

八ヶ岳連峰硫黄岳付近の山小屋で体調不良

八ヶ岳連峰硫黄岳付近の山小屋で60代男性が体調不良となり、救助されました。
警察によりますと、22日午後5時ごろ「同行者から一緒に登山に来た人が体調が悪くなった」と茅野警察に救助要請がありました。同署警察署山岳遭難救助隊員が出動し、男性を背負って下山し、午後9時20分ごろ、救急隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に搬送しました。男性はめまいや吐き気の症状を訴えていたということです。
性は22日、2人パーティで入山し、硫黄岳付近の山小屋で体調不良となりました。

「熱と頭痛で動けない」8歳の小学生男児を救助

八ヶ岳連峰の硫黄岳で22日、両親と山小屋に泊まっていた8歳の小学生男児が発熱で動けなくなり、救助されました。
茅野警察署によりますと、男児は両親とともに標高およそ2,300mの硫黄岳付近の山小屋に宿泊していましたが、発熱と頭痛で動けなくなり、22日の午前7時過ぎに両親が救助を要請しました。諏訪地区の山岳遭難防止対策協会救助隊が出動し、男児を背負って午前9時前に麓の茅野市の桜平登山口まで下ろしました。
男児は21日に下山した桜平登山口から両親と3人で入山していました。

槍ヶ岳から北穂高岳を経由して下山中に転倒

岳沢で50代男性が下山中に転倒して行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。消防によりますと、22日午後2時半ごろ、本人から「登山中に足をひねって、動けなくなった」と119番に救助要請がありました。
警察によりますと、男性は20日、2人パーティで中ノ湯から入山し、22日、槍ヶ岳から北穂高岳を経由して下山中、転倒して行動不能になりました。長野県警ヘリが出動し、午後5時ごろ、男性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。けがの程度は確認中だということです。

登山中に滑落 左手首骨折などで重傷

仙丈ケ岳で登山をしていた韓国籍の40代男性が滑落して、ヘリコプターで救助されました。消防によりますと、22日午後2時半過ぎ、通りがかりの登山者から「仙丈ケ岳で滑落事故があった」と救助要請がありました。
警察によりますと、男性は22日、2人パーティで仙丈ケ岳に入山し、下山中に藪沢小屋付近(標高約2,540m)の登山道から滑落して、けがをしました。長野県消防防災ヘリが出動して、午後5時前に男性を救助し、伊那市内の病院に搬送しました。左手首骨折などで重傷の模様です。

雲ノ平山荘付近で転倒、県警ヘリで救助

雲ノ平山荘付近で、40代女性が登山道の石につまずき左手を負傷、自力で歩けなくなり県警山岳警備隊に救助されました。
富山南警察署によりますと、21日午前9時頃、雲ノ平山荘付近の標高2,570m付近の登山道で、台湾から登山に来ていた女性が石につまずき、前のめりに転倒、左手を負傷しました。女性は雲ノ平山荘までたどり着きましたが、痛みのため自力で歩くのが困難となり、山小屋の従業員を通じて太郎平小屋の山岳警備隊に救助を要請しました。要請を受けて県警ヘリ「つるぎ」が出動し、女性を収容、空港で救急搬送に引き継がれ病院で手当てを受けました。女性は左手の骨を折る重傷です。
女性は友人と2人で高天原山荘から雲ノ平山荘へ向かう途中、事故に遭ったものです。8月19日から22日までの3泊4日で登山をする予定でした。警察は当時の詳しい状況などを調べています。

「足を滑らせて転倒して、けがをした」白馬岳で遭難

白馬岳で60代女性が下山中に転倒し、大けがをしてヘリコプターで救助されました。
21日午前8時ごろ、本人から「白馬岳から白馬大池に向かう途中、足を滑らせて転倒して、けがをした」と110番に救助要請がありました。警察によりますと、女性は19日、3人パーティで栂池登山口から白馬岳に入山し、21日、下山中に転倒してけがをしました。長野県山岳遭難防止常駐隊が出動し、午後3時40分ごろ、長野県消防防災ヘリで女性を救助し、大町市内の病院に搬送しました。右下腿骨折で重傷です。

「道に迷って、どこにいるかわからない」と救助要請

涸沢で70代男性が日没のため行動不能となり、救助されました。
男性は20日、奥穂高岳から下山中に涸沢(標高約2,400m)で日没のため行動不能となりました。20日午後7時半ごろ、本人から「道に迷って、どこにいるかわからない」と110番に救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、男性を救助して午後9時ごろ、付近の山小屋に収容しました。疲労していますが、けがはないということです。
男性は18日、単独で上高地から入山していました。

ザイテングラート付近で滑落

奥穂高岳で80代男性が下山中に滑落し、けがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は21日、奥穂高岳から涸沢に向けて下山中、ザイテングラート付近(標高約2,600m)で滑落してけがをしました。警察や消防によりますと、午前9時半ごろ同行者から119番通報があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、午前11時45分ごろ、長野県消防防災ヘリで男性を救助しました。搬送時、意識はあり、頭部から出血していて、右ひざをけがしていたということです。
男性は19日、上高地から入山していました。

沢登り中に急峻な崖に出て行動不能

宝剣岳で20代と50代の親子が疲労などにより行動不能となり、救助されました。けがはないようです。
警察によりますと、2人は20日、しらび平から入山し、沢登りしながら千畳敷へ向かう登山中に急峻な崖に出てしまい、登ることも下ることもできなくなりました。また、疲労も重なり行動不能となったことから、息子から110番に救助要請がありました。警察と地元の遭対協の隊員が出動し、2人を発見、救助し、午後7時ごろ、付近の施設に収容しました。
2人は疲労しているが、けがはないようで、自力で下山したということです。

布引山で遭難 登山道から滑落

布引山で、20日午前11時すぎ、50代男性が登山道から滑落しました。同行していた友人が救助を要請し、県の消防防災ヘリで松本市内の病院に搬送されました。男性は右ひざの骨を折る大けがです。
男性は友人と2人で19日に扇沢登山口から入山し、20日は鹿島槍ヶ岳方面に向かって縦走中だったということです。

ツキノワグマがテントと食料を持ち去る 薬師峠キャンプ場

19日夕方、薬師峠キャンプ場で登山者のテントと食料がツキノワグマに持ち去られる被害がありました。19日はこのキャンプ場にテント50張の予約がありましたが、最寄りの山小屋に避難したということです。
県自然保護課によりますと、きのう午後4時45分ごろ、標高2,294mの薬師峠キャンプ場=通称・太郎平キャンプ場でツキノワグマ1頭が登山者のテント1張と食料を持ち去る事案がありました。居合わせた登山者たちに被害はありませんでした。クマは、成獣になりきってない子グマとみられています。きのうは、このキャンプ場にテント50張の予約がありましたが閉鎖し、歩いて20分程にある太郎平小屋に避難したということです。
今月3日と4日には、太郎平小屋から標高を500mほど下がった折立登山道にある三角点の辺りでクマの親子が居座る事案も起きています。

富山県は20日、同キャンプ場を当面の間、閉鎖すると発表しました。再開時期は未定です。
県によりますと、クマは体長約1mとみられ、まだ現場の周辺にいる可能性があることから19日に利用者全員を近くの太郎平小屋へ避難させ、キャンプ場の入り口に閉鎖看板を設置。20日は小屋に宿泊できない登山者への応急措置として、小屋前の広場をテント場として臨時開放しています。

早月尾根を下山中に40メートル滑落

19日午前11時頃、剱岳で70代男性が下山中に40m滑落する事故があり、県警ヘリに救助されました。
上市警察署によりますと、19日午前11時頃、剱岳の標高約2,560m付近で、登山者が滑落した男性を発見、警察に110番通報しました。通報を受けて、県警山岳警備隊と県警ヘリが現場に向かい、早月尾根から約40m滑落した地点で、愛知県から登山に来ていた73歳の男性を発見、救助しました。男性は、腰の骨を折る重傷です。
男性は1泊2日の予定で馬場島から剱岳に単独で入山、剱岳を登頂し剱岳から早月尾根を下山中に滑落したとみられます。

「疲労で動けない」背負って下山

8月18日、八ヶ岳連峰天狗岳の登山道上で80代男性が疲労で行動不能となり、19日未明に救助されました。
警察によりますと、男性は18日、2人パーティで渋の湯登山口から天狗岳方面に向けて登山中、疲労により行動不能となりました。18日午後7時過ぎ、同行者を通じて「疲労で動けないようだ」と警察に救助要請がありました。これを受け、茅野警察署の山岳救助隊員や諏訪広域消防本部特別救助隊員、地元の遭対協が8人体制で出動して男性を背負って下山し、19日午前0時半ごろ、救急隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に搬送しました。男性にけがはないということです。

疲労により行動不能 御嶽

御嶽で70代男性が疲労により行動不能となり救助されました。
警察によりますと、男性は17日に単独で御嶽山に入山し、王滝山頂から下山中、王滝口登山道の8合目から9合目までの間(標高約2,600m)の地点で疲労のため行動不能となりました。18日午前6時頃、通りがかりの登山者から「道に迷ったようだ」と110番通報があり、長野県警山岳遭難救助隊員と木曽警察署山岳高原パトロール隊員が4人体制で出動し、午後1時半頃、男性を担いで同行下山して救助しました。男性は疲労しているもののけがはないということです。男性は日帰りの予定で入山していたということです。

入山3時間後「胸が痛い」と救助要請

8月18日、烏帽子岳で40代男性が病気のため行動不能になり、長野県消防防災ヘリで救助されました。
警察によりますと、男性は兄弟と2人で18日午前0時頃、七倉登山口から入山し、烏帽子岳のブナ立尾根(標高約1,700m)を登山中、病気のため行動不能となりました。入山後3時間ほど経った午前3時半ごろ、同行者から「胸が痛くて動けない」と消防に通報があり、午前7時前、長野県消防防災ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。搬送時の様子などから、心疾患とみられるということです。

登山道から滑落して大けが 甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳で18日午前、50代女性が登山道から滑落して大けがをしました。
伊那警察署によりますと、2人パーティで甲斐駒ヶ岳から下山中、8合目(六万石)付近の登山道(標高約2,700m)から滑落して、けがをしました。午前10時半前、通りがかりの登山者から110番通報があり、午後1時15分ごろ、長野県消防防災ヘリで男性を救助し、伊那市内の病院に搬送しました。腰椎骨折で重傷のようです。

登山道で足を滑らせ 30m滑落

18日午前7時半ごろ、越中沢岳の標高2,430m付近の登山道で、50代女性が登山道から30m滑落しました。女性は県警ヘリで救助されましたが、右腕を骨折するなどの重傷です。
富山南警察署によりますと、女性は五色ヶ原山荘から薬師岳山荘へ向かう縦走路を歩いていた際、標高約2,430m地点で足を滑らせ、登山道から30m滑落しました。 女性は自力で登山道まで戻りましたが、動けなくなり通りかかった別の登山者に助けを求めました。連絡を受けた山小屋が山岳警備隊に通報しました。通報を受け県警のヘリコプター「つるぎ」が出動し、午前10時28分に女性を収容し、女性は富山市内の病院に救急搬送されました。右腕を骨折する重傷です。

下山中に滑落 ヘリコプターで救助

唐松岳で登山をしていた50代女性が滑落し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
女性は17日、2人パーティで八方尾根登山口から入山し、唐松岳から下山中、滑落して、けがをしました。正午前、同行者から付近の山小屋に救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊が出動して、午後2時前、長野県警ヘリで女性を救助し、大町市内の病院に搬送しました。左下腿骨折で重傷です。

石につまづき30メートル滑落

剱岳の標高2,830m付近の別山尾根で16日午前、60代女性が石につまづき30m滑落し、県警ヘリで救助されました。女性は左腕と右足首骨折の重傷です。
上市警察署によりますと、16日午前11時5分ごろ、剱岳・別山尾根の標高約2,830m付近で下山中だった女性が石につまづき、30m滑落しました。同行していたツアーガイドが110番通報し救助を要請、県警ヘリ「つるぎ」が女性をピックアップしたのち、女性は救急搬送されました。女性は左腕と右足首を骨折するなどの重傷です。
女性は2泊3日の日程でガイドを含む18人のパーティーで室堂から入山、剱岳周辺を訪れていました。警察が詳しい事故の状況について調べています。

剱岳・早月尾根で滑落し死亡

剱岳の早月尾根で、下山中だった50代男性が滑落して死亡しました。
上市警察署によりますと、一昨日の午後1時前、剱岳の早月尾根の標高およそ2,670m地点で、男性が滑落しました。同行者が110番通報し、午後5時半ごろ山岳警備隊員が滑落した場所からおよそ200m下のガレ場に横たわる男性を発見しました。昨日は天候が悪くヘリコプターが飛べなかったため、きょう午前10時前、県警ヘリコプター「つるぎ」で男性を収容しましたが、脳挫傷による死亡が確認されました。
男性は、2人パーティーで剱岳に登頂した後、下山の途中でした。事故当時は霧が深かったということです。

登山中にバランスを崩して転倒

常念岳で50代女性が登山中に転倒し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
17日午前6時半過ぎ、山小屋から「ひざを痛めた登山者がいて、一晩、様子を見たが、自力歩行ができない状態」と警察に救助要請がありました。女性は16日、4人パーティで一ノ沢登山口から入山し、常念乗越に向けて登山中、バランスを崩して転倒して、けがをしました。その後、付近の山小屋に行き、朝まで様子を見ましたが、痛みがとれなかったということです。女性は17日午前10時ごろ、長野県消防防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。右ひざの骨折で重傷のようです。

長野の登山道付近でクマ1頭の目撃情報

飯縄山の登山口近くで17日朝、体長1mほどのクマの目撃情報があり警察が注意を呼びかけています。
警察によりますと17日午前7時すぎ、飯縄山登山口にある駐車場近くで「クマがいる」などと通報がありました。クマは体長1mほどで、警察が駆けつけましたが発見できなかったということです。
長野市では戸隠神社奥社の参道でも16日、クマの目撃情報があり、警察が注意を呼びかけています。

獅子岳で転倒

16日午後0時45分ごろ、獅子岳(標高約2,620m)で50代男性が転倒し、左足首の骨を折る重傷を負いました。
上市署によりますと、男性は単独で登山道を歩いていたところ、バランスを崩したとみられます。県消防防災ヘリ「とやま」が出動し、富山空港から済生会富山病院に搬送されました。

龍王岳南壁でロッククライミング中に落下

立山連峰の標高2,720m付近の龍王岳南壁で、60代男性がロッククライミング中に落下し胸部の骨を折る重傷です。
上市警察署によりますと、15日午前8時30分頃、龍王岳南壁で、ロックライミングをしていた男性が、約3mの高さから落下しました。男性が肩の痛みを訴えたことから同行者が110番通報し、山岳警備隊員が男性を救助し室堂警備派出所まで同行。男性はその後、自分で下山し富山市内の病院を受診。胸部の骨を折る重傷とみられます。
現場は、登山道から15分から20分ほど離れた場所で、男性は龍王岳の頂上を目指して登りはじめた際にバランスを崩し落下したということです。

鳶山の登山道で滑落か

15日午後、鳶山の登山道で60代男性が倒れているのが見つかり、16日朝に救助されましたが、その後、死亡が確認されました。
上市警察署によりますと、15日午後4時半ごろ鳶山で登山者から「登山道で倒れている人がいる」と近くの山荘を通じて、警察に通報がありました。15日は悪天候だったことから、16日朝に県警ヘリ「つるぎ」が出動、現場から男性を救助しましたが、その後、死亡が確認されました。
男性は単独で登山をしていたとみられ、15日午前3時に近くの山荘を出発した後、薬師岳から室堂方面へ縦走する姿が目撃されていました。現場は登山道から約120m下の急斜面で、警察は男性が滑落したとみて、事件・事故の両面で捜査する方針です。

剱岳の北方稜線で山岳事故

けさ、剱岳の北方稜線で50代男性が倒れているのが見つかり、その後搬送先で死亡が確認されました。
上市警察署によりますときょう午前8時ごろ剱岳の標高およそ2,350mの北方稜線で男性がルートから外れた場所で倒れているのを山岳警備隊員が見つけました。その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
発見場所近くの山小屋から「宿泊予定の登山者が到着しない」とおととい夕方、通報がありきのうから山岳警備隊が捜索していました。警察は目黒さんがルートから滑落したものとみて死因などを調べています。

クライミング中に滑落し行方不明

16日午後、北穂高岳でクライミングをしていた40代男性が滑落し、行方不明になっています。
16日午後1時ごろ、北穂高岳山荘の支配人から県警の山岳警備隊員に「クライミング中に同行者が滑落したという男性が来ている」と、通報がありました。通報を受けて県警のヘリコプターが捜索を行いましたが、悪天候のため現場に近づけず、午後5時30分現在 発見には至っていないということです。
現場は北穂高岳(標高3,106m)の滝谷付近で、滑落した男性は仲間3人と山に来ていたとみられます。警察は、天候の回復を待って捜索を再開する方針です。

その後17日に遺体で発見されました。男性はおととい午前、北穂高岳滝谷の標高2,800m付近の岩場で登山仲間の男性と2人でロッククライミングをしていた際に、約50m滑落。岐阜県警の山岳警備隊員と民間の救助隊員が17日午後0時30分ごろに男性を見つけて死亡を確認し、きょう天候が回復したため県警のヘリにより収容されました。

小蓮華山付近を登山中に体調不良により行動不能

小蓮華山を登山していた女性が体調不良により行動不能となり、救助されました。
女性は16日、小蓮華山付近を登山中に体調不良により行動不能となりました。警察によりますと、午後3時半頃、本人から「めまいと頭痛がする」と消防に救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊が出動して、午後7時過ぎに女性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
女性は16日、2人パーティで栂池登山口から入山していました。

足を滑らせてバランス崩して滑落 天狗ノ頭付近で遭難

天狗ノ頭付近(唐松岳~白馬鑓ヶ岳間)で60代男性が滑落し大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は16日、唐松岳に登山中、天狗ノ頭付近の登山道上(標高約2,700m)で足を滑らせてバランスを崩して滑落しました。午前7時過ぎ、同行者から消防に救助要請があり、午後0時半ごろ、長野県消防防災ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。左手の骨折などで重傷です。
男性は15日、2人パーティで猿倉登山口から入山していました。

道に迷い行動不能となり救助 唐松岳で遭難

唐松岳で20代男性が登山中に道に迷い、行動不能となり、救助されました。
男性は16日、唐松岳付近を登山中、道に迷い登山道から外れ行動不能になりました。通りがかりの登山者から正午前「男性がぬかるみにはまって、動けない」と長野県山岳遭難防止常駐隊に救助要請があり、同隊員が出動して午前11時半ごろ男性を救助しました。男性にけがはないようです。
男性は16日、単独で八方登山口から入山していました。

北鎌尾根で遭難 「動けなくなり、登れない下れない」と救助要請

槍ヶ岳の北鎌尾根(標高約2,700m)で40代男性が行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。
男性は16日、北鎌沢付近を登山中、道に迷い、北鎌尾根の急峻な場所に入り込み、行動不能になりました。男性の関係者から午前7時頃、「動けなくなり、登れないし、下れない」と警察に救助要請があり、長野県警ヘリが出動し、午前11時過ぎに、男性を救助しました。男性にけがはないようです。
男性は14日、単独で上高地登山口から入山していました。

鹿島槍ヶ岳付近で滑落 安否不明

鹿島槍ヶ岳付近(標高約2,500m)で50代女性が滑落して、安否不明となっています。
警察によりますと、16日午前9時前、「同行者が滑落した」と110番に通報がありました。女性は15日、3人パーティで入山し、八峰キレット付近で滑落したということです。長野県警のヘリコプターが出動しましたが、天候不良により中断しました。女性とは連絡が取れておらず、安否は不明です。天候をみて、17日、県警ヘリなどで救助する予定です。

17日朝から創作が再開され、午前10時すぎに女性を登山道脇の急斜面で救助しましたが、死亡が確認されました。女性は100mから150mほど滑落したとみられていて、警察が原因を調べています。

「左足首の痛みで動けない」と救助要請

鳴沢岳で登山をしていた韓国の60代男性が転倒し、けがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は15日、単独で鉢ノ木岳に向けて登山中、転倒して、けがをしました。通りがかかりの登山者から午前7時半頃、「男性が左足首に痛みを訴え、動けない」と北アルプス広域消防本部に救助要請がありました。北アルプス北部地区山岳遭難防止協会救助隊員が出動して、午前11時ごろ、富山県消防防災ヘリが男性を救助し、大町市内の病院に搬送しました。左足首の骨折などで重傷です。

白馬岳で下山中に体調不良で行動不能

8月15日、白馬岳で下山中の30代女性が体調不良となり、近くの山小屋に収容されました。
警察によりますと、女性は15日、白馬岳を下山中、体調不良により行動不能となりました。午前7時半過ぎに同行者から「貧血で動けない」と山小屋に救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、隊員が担いで午前8時半頃、女性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
女性は14日、7人パーティで栂池から入山していました。

縦走中に転倒 赤沢岳

赤沢岳で15日午前、80代女性が転倒して大けがをしてヘリコプターで救助されました。
大町警察署によりますと、女性は15日午前、標高およそ2,600mの赤沢岳の山頂付近で転倒しました。午前11時過ぎに本人から救助の要請があり、午後1時前に長野県警のヘリコプターが女性を救助して大町市内の病院に搬送しました。女性は右足首の骨を折る大けがです。
女性は2人パーティで2泊3日の予定で14日に扇沢登山口から入山し、15日は赤沢岳の山頂付近を縦走していました。

ツアー登山中に負傷

南アルプスで14日朝、40代女性が登山中にけがをして救助されました。命に別条はないということです。
警察によりますと、14日午前8時半ごろ、南アルプス千枚岳で、登山をしていた女性が足を負傷しました。通報を受けた県警の山岳遭難救助隊が午前11時ごろに女性を発見し、背負って下山したということです。女性はツアーで登山をしていて、搬送時、意識もあり、命に別条はないということです。

常念岳から蝶ヶ岳に向け縦走中に行動不能に

蝶ヶ岳で40代男性が体調不良により行動不能となり、救助されました。
男性は14日、常念岳から蝶ヶ岳に向け縦走中、蝶槍付近(標高約2,480m)で体調不良により行動不能となりました。本人から宿泊予定の山小屋に「頭が痛くて、手足がしびれて動けない」と連絡があり、従業員から午後3時40分ごろ、安曇野警察署に通報がありました。救助要請を受けて、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員2人が出動し、男性に同行して、午後6時半ごろ山小屋に収容、救助しました。
警察によりますと、症状などから男性は軽度の熱中症とみられるということです。男性は14日、2人パーティで三股登山口から入山していました。

白馬岳付近の山小屋で体調不良により行動不能

14日、白馬岳付近の山小屋で60代男性が体調不良となり、15日、ヘリコプターで救助する予定です。
警察によりますと、14日午後4時半頃、同行者から「男性が胸と背中の痛みを訴え、動けなくなっている」とパトロール中の長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請がありました。男性は白馬岳付近の山小屋で体調不良により、行動不能となったということです。15日早朝から長野県警ヘリなどで救助する予定です。
男性は14日、3人パーティで猿倉登山口から白馬岳に入山していました。

その後、男性は一夜明けた15日の午前7時半過ぎに長野県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。男性は、救助を求めた時点では、意識はあるものの、会話ができない状態だったということですが、救助された時には、会話もできるようになっていたということです。

立山連峰の登山道で転倒

立山連峰、雄山の標高2,710m付近の登山道で50代女性が転倒し、自力で歩けなくなり、富山県警山岳警備隊に救助されました。女性は左足首を骨折する重傷です。
上市警察署によりますと、13日午後2時30分ころ、立山連峰の雄山で、一ノ越方面で下山中だった50代女性が足を滑らせて転倒しました。女性は知人と2人で近くの山小屋まで移動しましたが、自力で歩けなくなったため、山小屋を通じて救助を要請しました。要請を受け富山県警山岳警備隊の隊員3人が女性を室堂まで背負って搬送し、女性は救急車で運ばれました。女性は左足首を骨折しており、重傷とみられています。

笠ヶ岳で女性が足骨折の疑い

8月14日午前6時30分ごろ、笠ヶ岳で、単独で登山をしていた40代女性が転倒して足にけがをしました。別の登山者が見つけて110番通報し、岐阜県警の山岳警備隊が出動して、女性は約6時間後に県警ヘリによって救助されました。女性は右足首の骨折の疑いがあるということです。
現場は笠ヶ岳笠新道の登山口から北西に約600m付近の、標高約1,800mの登山道で、女性は濡れた石で足を滑らせ転倒したということです。

「木道から落ちた」足を滑らせ滑落

唐松岳で70代女性が登山中に滑落し、けがをして救助されました。
消防によりますと、14日午前11時40分ごろ、通りがかりの登山者から「70~80代の女性が木道から落ちた」と通報がありました。
警察によりますと、女性が唐松岳方面へ登山中、八方尾根付近(標高約1,900m)で足を滑らせて滑落して、けがをしました。消防署員と長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、女性を背負って同行下山し、午後1時半ごろ、救助しました。女性は北安曇郡内の病院に搬送され、頭部などをけがしているということですが、軽傷とみられます。
女性は14日、2人パーティで八方尾根登山口から入山していました。

「足がつって歩けない」遭対協が救助

中央アルプス中岳付近で60代女性が下山中に疲労により行動不能となり、救助されました。
女性は13日、2人パーティで千畳敷から入山し、木曽駒ヶ岳から下山中、中岳付近(標高約2,925m)で疲労により行動不能となりました。通りがかりの登山者から付近の山小屋に「疲労で動けない人がいる」と連絡があり、従業員から午後3時過ぎ、警察に通報がありました。中央アルプス遭難防止対策協会救助隊員が出動し、女性を発見して救助し、午後4時40分ごろ、付近の山小屋に収容しました。
警察によりますと、女性は足がつって歩けない状態だったと訴えていたということです。女性は疲労はしているものの、けがはないようです。

「足がつった」と救助要請

白馬岳で50代男性が登山中に疲労のため行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。けがはないようです。
男性は13日、単独で猿倉登山口から白馬岳に入山し、大雪渓を登山中、疲労のため行動不能となりました。午後4時半ごろ、本人から「足がつって、左足が上がりづらい」と110番に救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊が出動して午後6時頃、長野県警ヘリで男性を救助しました。疲労しているがけがはないようです。

「滑落して動けない状態」甲斐駒ヶ岳で男性が遭難

甲斐駒ヶ岳で登山をしていた70代男性が滑落し、けがをしました。警察などが救助にあたっています。
警察によりますと、正午ごろ通りがかりの登山者から「4人パーティのうち1人が滑落して動けない状態だ」と110番通報がありました。男性は13日、4人パーティで甲斐駒ヶ岳を登山中、山頂付近の登山道(標高約2,900m)から滑落してけがをしました。男性は左足と胸の痛みを訴えていて、会話ができる状態だということです。警察や地元の遭対協の隊員が出動して、救助にあたっています。

転倒してけが、体が冷え疲労により動けなくなる

白馬岳で50代男性が下山中に転倒し、けがをして、警察などに救助されました。
男性は8月11日、大雪渓(標高約1,700m)付近を下山中に岩と岩の間に足を挟み、両膝を強く打ち、けがをしました。11日正午前、同行者から「男性がひざを負傷して、疲労もあり動けなくなった」と110番に救助要請がありました。
警察によりますと、男性は自力で下山しようとしましたが、足の痛みに加え、当時、現場周辺では雨が降っていて、体が冷えたことが疲労につながり、自力での下山が難しくなったということです。救助要請を受け、大町警察署山岳遭難救助隊と長野県山岳遭難防止常駐隊が出動して、男性を背負って同行下山し、午後3時40分頃、救助しました。両ひざの打撲で軽傷です。
男性は9日、親子2人で栂池登山口から白馬岳に入山していました。

周辺は強い風雨 低体温症のような症状

五竜岳で、60代と70代の男女2人が登山中に行動不能となり、救助されて近くの山小屋に収容されました。
警察によりますと、2人は8月8日、4人パーティで柏原新道から入山し、8月10日に五竜岳山頂付近(標高約2,800m)を登山中に、体調不良で行動不能になりました。2人とも低体温症のような症状だったということです。午後1時頃、同行者から長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請があり、隊員2人が出動し、2人を救助し、午後2時半ごろ、近くの山小屋に収容しました。2人にけがはないということです。
10日、五竜岳周辺は強い風雨だったということです。

バリエーションルートで動けなくなる

明神岳で登山をしていた40代男性、50代女性2名の合わせて3人が技量不足のため行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。
3人は9日、上高地から入山し、明神岳を経由して岳沢方面に向かっていたところ、奥明神沢付近(標高約2,700m)で技量不足のため行動不能となりました。午後2時半頃、47歳の男性から110番に救助要請があり、長野県警ヘリが出動し、午後5時前に3人を救助しました。3人ともけがはありません。
警察によりますと、3人は登山道のないバリエーションルートで、ルート選定を間違えて崖に出てしまい、動けなくなったということです。

木の根に足を挟まれて転倒

唐松岳で登山をしていた50代男性が登山道で転倒し、けがをして救助されました。
男性は9日、単独で日帰りの予定で八方尾根登山口から入山し、唐松岳から下山中、八方尾根の扇の雪渓付近(標高約2,350m)の登山道で転倒して、けがをしました。午後4時頃、本人から長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請があり、隊員3人が出動し、午後8時頃、男性を救助しました。左足首をけがしましたが、軽傷とみられます。
警察によりますと、男性は木の根に足を挟まれて転倒したということです。

雲ノ平の登山道 転倒して自力で山荘にたどり着くも回復せず

雲ノ平、標高2,590m付近の登山道で6日、70代女性が転倒して下山できなくなり、8日までにヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、6日午後2時30分ごろ、雲ノ平の標高2,590m付近の登山道で、三俣蓮華岳から雲ノ平山荘に向かっていた女性が、足を滑らせて転倒、右足首を負傷しました。女性は6日のうちに自力で雲ノ平山荘までたどり着き、安静にしていましたが回復せず、自力で歩けなくなったことから7日、山荘を通じて山岳警備隊に救助を要請しました。要請を受け8日午前、富山県消防防災ヘリが出動し、病院へ救急搬送されました。
女性は右足首を骨折する重傷とみられます。

「右足が痛くて自力下山できない」単独登山の男性を救助

涸沢で登山をしていた60代男性がけがをして行動不能となり、救助されました。
男性は9日、涸沢から上高地に向けて下山中に、けがをして行動不能になりました。午前6時40分頃、本人から「右足が痛くて自力下山できない」と警察に救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し男性を救助、午前11時40分頃、同行下山しました。男性は右足をけがしましたが、軽傷とみられます。
男性は8日、単独で上高地から入山していました。

唐松岳で遭難 転倒して重傷

唐松岳で登山をしていた40代男性が転倒し大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
男性は9日、唐松岳の山頂付近の登山道(標高約2,600m)で転倒してけがをしました。午前6時前、本人から長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請があり、午前8時前、県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は右ひじ脱臼骨折で重傷です。
男性は8日、3人パーティで八方尾根登山口から入山し、9日、下山予定でした。

19人パーティの山岳ツアーの添乗員が疲労により行動不能

燕岳の登山口付近(標高約1,450m)で60代男性が疲労により行動不能となり救助されました。
男性は7日、19人パーティの山岳ツアーの添乗員として、燕岳登山口から入山し、8日、同登山口に向け下山中、疲労により行動不能となりました。8日午後7時頃、「ツアーのグループは下山したが、添乗員が下りてこなくて心配だ」とツアー会社から安曇野警察署に通報があり、同署の山岳遭難救助隊と地元の遭対協救助隊が出動し、午後10時半過ぎに男性を救助しました。男性は疲労しているもののけがはないということです。

「3人が低体温症のような症状」登山者1人が意識不明の状態

8月7日、白馬岳で登山者3人が低体温症と見られる状態で動けなくなり、救助されましたが70代男性1人が意識不明となっています。
7日午後6時半前、「3人が低体温症のような症状で行動不能になった」と白馬岳の山小屋に救助要請がありました。長野県警の常駐隊員などが山頂近くにいた男性2人と女性1人を山小屋に運びましたが男性1人は意識が無く、残る2人は会話はできるということです。一行は7日、8人パーティーで蓮華温泉から入山し、3人が途中の山小屋に宿泊して、5人で白馬岳を目指していたということです。7日の白馬岳周辺は強い風雨が続き、視界も悪かったということです。8日は天候不良のため、ヘリコプターは飛べず、9日以降、回復を待って出動し、救助する予定です。

その後、3人はヘリコプターで救助されましたが、意識不明の70代男性の死亡が確認されました。ほかに救助された70代男性と60代女性にけがはありませんでした。
発表によりますと、遭難者は7日、8人で入山、うち3人は途中の山小屋で宿泊し、残り5人で白馬岳に向かっていました。7日午後6時25分頃、男性ら3人が動けなくなったと同行者から山小屋を通じて通報がありました。悪天候の影響で低体温症になったとみられ、付近の山小屋に収容されていました。

登山ツアーで朝日岳から蓮華温泉ロッジに移動中に歩行困難

登山ツアー中の70代女性が歩行困難となり、消防に救助されました。女性は病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、女性は7日、登山ツアーの参加者ら合わせて10人で、朝日岳から蓮華温泉ロッジに向かっていたところ、歩行困難となったということです。同行していたツアーガイドがほかの参加者とともに蓮華温泉ロッジまで向かい、救助を要請。女性は駆け付けた消防によって救助され、病院に運ばれました。命に別状はないということです。
女性が参加した登山ツアーは3日間の日程で、長野県の栂池から白馬岳などを縦走し、最終日の7日は朝日岳の朝日小屋から蓮華温泉ロッジまで向かう行程でした。当日は雨が降るなど天候が悪かったということです。

山小屋滞在中に体調不良 八ヶ岳連峰赤岳

八ヶ岳連峰の赤岳で8日、山小屋に滞在中に体調不良から動けなくなっていた60代女性が救助され、病院に搬送されました。
茅野警察署によりますと、女性は、赤岳周辺の標高およそ2,700mにある山小屋に滞在中に、体調が悪化し、動くことができなくなりました。同行していた仲間から8日の午前5時半過ぎに救助を求める通報があり、茅野警察署の山岳遭難救助隊や諏訪広域消防本部の特別救助隊などが出て、午前中に女性に接触し、午後3時前に救急隊に引き継いで、茅野市内の病院に搬送されました。女性には、おう吐や脱水などの症状があるということです。
女性は、4人パーティで6日に赤岳に入山して、7日に下山する予定でしたが、吐き気がするなどの体調不良を訴えたことから、7日の夜も延泊して様子を見ていましたが、回復しないことから仲間が救助を要請していました。

火打山と妙高山縦走で道に迷う

妙高警察署によりますと、8月7日午後4時13分、火打山と妙高山を縦走していた50代男性と10歳未満の女性の親子から「道に迷った」と110番通報がありました。2人は同日午後6時6分、長野県警のヘリコプターで救助され、けがはありませんでした。
同署によれば、2人は6日に笹ヶ峰登山口から火打山に登り、7日に妙高山を目指していましたが、三峰分岐周辺の標高約1,860m地点で道に迷いました。当時は雨が降っていたようです。

奥穂高岳で滑落 男性を背負って救助

奥穂高岳山頂直下の岩場で滑落してけがをした70代男性が岐阜・長野県警の山岳隊員らに背負われて下山し、長野県内の病院に運ばれました。男性は意識があり、命に別状はないということです。
警察によりますと、男性は、きのう午前8時半ごろ、奥穂高岳から下山中に標高3,050m辺りの岩場でおよそ5m滑落し、頭などを負傷しました。男性は、岩場下にある穂高岳山荘に待機していた岐阜県警・山岳警備隊の隊員に救助され、山荘近くに開設された岐阜大学夏山診療所で診察を受けました。その結果、顔や腰などの骨折が疑われたことから、きょう午前、岐阜・長野県警の山岳隊員と民間の救助隊員のあわせて13人が交代で、男性を穂高岳山荘から長野県松本市の上高地まで搬送用具で背負って下ろし、救急車で病院に搬送しました。
男性は1人で入山し、岩場で風にあおられて滑落したということです。きのうからきょうにかけて奥穂高岳一帯は悪天候でした。岐阜県警ヘリなどは悪天候で、救助のためのフライトができませんでした。警察の山岳隊員らはきょう午前7時に山荘を出発し、午前11時15分に上高地に到着しました。

「下山中、体調不良で動けなくなった」御嶽で警察・消防・遭対協が救助

御嶽で登山をしていた50代男性が、体調不良で動けなくなり救助されました。
5日午後2時前、標高約2,740mの御嶽の黒沢口登山道9合目付近で男性から「下山中、体調不良で動けなくなった」と、付近の山小屋を通じて通報がありました。男性は家族4人パーティで4日に入山し、下山中に体調不良になったということです。警察、消防、地元の遭対協が出動し、男性を救助、木曽町内の病院に搬送しました。けがはないということです。

白馬乗鞍岳を登山中に転倒 天狗原付近

白馬乗鞍岳で登山をしていた70代男性がけがをしてヘリコプターで救助されました。
男性は8月4日、白馬乗鞍岳を登山中、天狗原付近(標高約2,300m)で転倒してけがをしました。午後2時40分頃、本人から北アルプス広域消防本部に救助要請があり、午後4時半頃、長野県消防防災ヘリに救助され、大町市内の病院に搬送されました。頭部をけがしているようです。

槍ヶ岳で滑落 北鎌尾根から槍ヶ岳頂上に向け登山中

槍ヶ岳で登山をしていた50代女性がけがをして、ヘリコプターで救助されました。
女性は8月4日、北鎌尾根から槍ヶ岳頂上に向け登山中、足を滑らせて滑落してけがをしました。午後0時半頃、同行者から松本広域消防局に救助要請があり、午後2時頃、長野県消防防災ヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。左足首の骨折などで重傷です。
女性は3日、2人パーティで2泊3日の予定で上高地から入山していました。

「疲労で動けなくなった」烏帽子岳で遭難

烏帽子岳で60代男性が疲労のため行動不能となり、救助されました。
8月3日午後5時頃、男性の同行者から大町警察署に「同行者が疲労で動けなくなり、救助要請します」と通報がありました。男性は8月3日、北アルプス烏帽子岳のブナ立尾根を下山中に疲労のため行動不能になりました。大町警察署山岳遭難救助隊員と長野県警本部山岳遭難救助隊員が出動し、3日午後9時20分頃、男性を救助しました。
男性は2日、2人パーティで扇沢登山口から入山していました。

鳳凰三山を縦走予定の男性が不明 連絡取れず

鳳凰三山を縦走し、北岳に向かう予定の70代男性の行方が分からなくなり、3日から警察が捜索を行っています。
甲斐警察署によりますと、男性は7月25日、韮崎市清哲町の青木鉱泉から鳳凰三山の地蔵ヶ岳、観音ヶ岳、薬師ヶ岳を縦走し、その後、北岳に向かう予定で入山しましたが、現在、連絡がとれなくなっています。男性の家族から3日、地元の警察署に行方不明の届け出がされたため、甲斐署の山岳救助隊が青木鉱泉から地蔵ヶ岳に至る登山道付近を捜索しましたが、見つかりませんでした。
4日も早朝から捜索を再開します。

蓮華岳「蓮華の大下り」で体調悪化

蓮華岳で3日、50代男性が体調不良で動けなくなり、長野県警のヘリで救助されました。
男性は3日朝、6人パーティーで山小屋を出発し、蓮華岳の山頂を経て「蓮華の大下り」を降りはじめましたが、午前8時半ごろ標高2,400m付近で呼吸困難などで行動不能となり、同行者が警察に救助を要請しました。長野県警のヘリが午前10時40分過ぎに男性を救助し、大町市内の病院に搬送しました。
パーティーは3泊4日の予定で8月1日に大町市の扇沢から入山し、針ノ木岳などを経て4日に七倉に下山する予定でした。

涸沢で転倒 脚の骨を骨折し歩けず

涸沢で3日朝、50代男性が転倒して動けなくなり、警察などに救助されました。
男性は7月30日に単独で上高地から入山し、3日は涸沢から下山していましたが、午前6時過ぎに転倒して自力での歩行が出来なくなりました。通りかかった登山者から通報を受けた、常駐の長野県警山岳遭難救助隊員と山岳遭難防止常駐隊員が男性を背負って下山し、午前9時半前に救急隊に引き継ぎました。男性は松本市内の病院に搬送されましたが、右脚を骨折していたということです。

槍ヶ岳で3人が遭難 落石を受け頭から出血

槍ヶ岳で登山者の男女3人が遭難して、ヘリコプターで救助されました。1人は落石を受け負傷、2人は技量不足により行動不能となりました。
8月3日、槍ヶ岳の北鎌尾根(標高約2,450m)で60代女性が落石を受け負傷、いすれも60代男性と40代男性が技量不足により行動不能となりました。午後0時20分頃、遭難した1人から「3人パーティで槍ヶ岳に向かっていたところ、北鎌のコル手前付近で同行者が落石を受け、頭から出血している」と110番通報がありました。また、男性2人も技量不足のため行動不能になったことから、救助要請があり、長野県警ヘリが出動し、午後2時前、3人を救助しました。女性は大町市内の病院に搬送され、左側の頭部にけがをしているということです。 男性2人にけがはありませんでした。
3人は2日、2泊3日の予定で上高地から入山していました。

唐松岳を登山中に転倒して足首を骨折

唐松岳で50代男性が転倒し、けがをして救助されました。男性は8月2日、唐松岳を登山中、八方尾根(標高約2,200m)で転倒してけがをしました。同行者から2日午前10時半頃、「男性が足を踏み外して骨折の疑いがある」と警察に救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員と大町警察署山岳遭難救助隊員が出動し男性を救助、その後、池田町内の病院に搬送しました。右足首骨折などで重傷です。
男性は2日、5人パーティで唐松岳に入山していました。

登山男性負傷、ヘリで救助

2日午前0時30分頃、標高約1,700mの滝谷出合付近で槍ヶ岳山荘から下山していた40代男性が足を負傷し、約2時間30分後に県警ヘリで救助されました。男性は高山市内の病院に搬送され、右足首骨折の疑いです。
高山署によりますと、男性は7月31日に4人パーティーで入山し、槍ヶ岳(3,180m)に登頂、槍ヶ岳山荘からの下山途中で浮き石を踏んでくぼみに足を挟まれて動けなくなり、同行者の男性が110番しました。

岩場でバランスを崩して転倒 北穂高岳で遭難

2日午前、北穂高岳で60代女性が転倒して県警ヘリに救助されました。
女性は7月31日に2人パーティーで上高地から入山し、8月2日は北穂高岳から涸沢に下山していましたが、午前9時半過ぎに標高約2,750mの南稜取付付近の岩場でバランスを崩して転倒、負傷しました。同行者が山小屋を介して救助を要請し、午前11時20分過ぎに長野県警のヘリが救助して松本市内の病院に搬送しました。女性は右肩などを負傷していますが、軽傷とみられています。

登山中に転倒し歩行困難になった女性を救助

新潟県糸魚川市の兵馬ノ平近くの登山道で40代女性が転倒し歩行困難となり、富山県消防防災航空隊のヘリコプターなどで病院に搬送されました。女性は右足を負傷していますが、命に別状はないということです。
警察によりますと、2日午前7時20分ごろ、警察に糸魚川市消防本部から連絡がありました。埼玉県滑川町の46歳の女性が蓮華温泉から朝日岳に向かう途中の登山道でぬかるみに足を取られて転倒。歩けなくなったところ、パトロール中の山岳救助隊員に発見され、救助要請がされたということです。現場に向かった消防団員が女性を救助し、蓮華温泉キャンプ場まで搬送した後に、午前10時前に富山県消防防災航空隊のヘリコプターが収容し、病院に搬送されました。女性は右足を負傷していますが、命に別状はないということです。

心肺停止の状態 中遠見山付近で遭難

中遠見山付近(標高約2,000m)で50代男性が体調不良のため行動不能になり、ヘリコプターで救助されました。男性は8月2日、2人パーティで中遠見山を下山中に体調不良になり行動不能になりました。
警察によりますと、通りがかりの登山者が心肺停止の状態で倒れていた男性に心臓マッサージをして、心拍が再開しましたが、意識が混濁状態で、午前11時半頃、警察に救助要請しました。長野県警ヘリが出動し、午後1時前に男性を救助、会話ができる状態だったということです。その後、男性は松本市内の病院に搬送され、命に別条はないということです。

「頭痛や吐き気、動けない」水晶岳で遭難

水晶岳で30代男性が体調不良のため行動不能になり、救助されました。
男性は8月1日、水晶岳の東沢乗越付近(標高約2,800m)で体調不良により動けなくなりました。同行者が付近の山小屋に「男性が頭痛や吐き気の症状を訴え、動けない」と通報し、スタッフから警察に午後4時過ぎに救助要請がありました。付近をパトロールしていた長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動して、午後6時半頃、男性を救助して、付近の山小屋に収容しました。
男性は7月31日、4人パーティで七倉登山口から入山していました。

「登山道から落ち、自力で戻れない」雪渓上でバランス崩す

爺ヶ岳の柏原新道(標高約2,300m)で50代女性が滑落し、けがをして救助されました。
女性は8月1日、爺ヶ岳を下山中に雪渓上でバランスを崩して滑落し行動不能になりました。同行者が付近の山小屋に通報し、付近をパトロールしていた長野県遭難防止常駐隊員が出動し、午後1時前、警察に「女性は登山道から落ち、自力で戻れない」と伝え、午後1時40分頃、女性を登山道に引き上げ救助しました。女性は数十m滑落したとみられますが、左ひじ擦過傷で軽傷です。
女性は7月31日、2人パーティで入山していました。

「転倒して負傷した」針ノ木岳を下山中

針ノ木岳で60代女性が転倒して大けがをして、ヘリコプターで救助されました。
女性は8月1日、針ノ木岳を下山中、標高約2,400m地点で転倒して、けがをしました。同行者から付近の山小屋に「女性が転倒して負傷した模様だ」と連絡があり、午前11時頃、支配人から警察に救助要請がありました。長野県警ヘリが出動して、午後3時半頃、女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。左足首の骨折で重傷です。
女性は7月31日、2人パーティで扇沢から入山していました。

下山中に足を滑らせて転倒

八ヶ岳連峰縞枯山付近(標高約2,200m)で80代男性が転倒し、けがをして救助されました。
男性は8月1日、八ヶ岳連峰縞枯山の山頂から北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に向けて下山中、木道で足を滑らせて転倒し、けがをしました。午後1時半頃、同行者から救助要請があり、諏訪広域消防本部特別救助隊が出動して、男性を救助し、午後3時30分、救助隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に搬送しました。左大腿骨骨折で重傷です。
男性は1日、24人パーティで入山していました。

下山中の登山部員搬送

31日午前11時45分頃、弓折岳(2,592m)の小池新道で双六岳(2,860m)から下山していた男子高校生が体調不良となり、県警ヘリに救出されました。飛騨市内の病院に搬送されましたが、命に別状はなく、熱中症とみられます。
高山署によりますと、男子生徒は登山などを行う「アルペン部」の夏合宿中で、引率していた女性教員が同日午前10時40分頃、「男子生徒が転倒し、気分が悪いと言っている」と110番しました。

「大キレット付近で動けなくなった」技量不足のため遭難

北穂高岳でドイツ国籍の20代男性と20代女性が技量不足のため行動不能になり、救助されました。
警察によりますと、女性から午後2時半頃、「大キレット付近」で動けなくなった」と山小屋に連絡があり、スタッフから警察に救助要請がありました。2人は8月1日、槍ヶ岳を経由して北穂高岳に向かっていたところ、大キレット「飛騨泣き」付近(標高約2,900m)で技量不足のため行動不能になりました。長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、午後5時頃、2人を救助し、付近の山小屋に収容しました。2人ともけがはないようです。
2人は7月31日、上高地から入山していました。

「疲労のため動けなくなった」 槍ヶ岳

槍ヶ岳で60代男性が疲労のため行動不能となり、長野県消防防災ヘリで救助されました。疲労しているものの、けがはないということです。
警察によりますと、8月1日午前9時過ぎ、槍ヶ岳北鎌尾根(標高約2,800m)にいた男性から「疲労のため動けなくなった」と警察に救助要請がありました。午前11時過ぎ、長野県消防防災ヘリで救助されました。男性は、疲労しているものの、けがはないということです。
男性は、4人パーティで、7月30日に上高地から入山し、3泊4日の計画で登山をしていました。

「道に迷ってしまった」戸隠山で救助

戸隠山で道に迷っていた50代男性が8月1日救助されました。男性は疲労しているもののけがはないとみられます。
警察によりますと、7月31日午後5時ごろ「道に迷ってしまった」と男性から消防に救助要請がありました。男性は31日に日帰りの予定で単独で戸隠山に入山しましたが、ルートを誤り道に迷ったということです。警察は男性にビバークを指示し、1日早朝から県警の機動隊員、山岳安全対策課山岳救助隊員、長野中央警察署員と長野市消防局員の11人が捜索したところ、午前10時前に鏡池から戸隠神社奥社にかけての登山道から外れた場所で男性を発見したということです。同行下山して救助しました。
男性は疲労しているものの、けがはないとみられます。

常念岳で下山中に転倒

常念岳で60代男性が下山中に転倒し、ヘリで救助されました。右足を骨折する重傷だということです。
警察によりますと、男性は7月31日、単独で常念岳に入山し、山頂から下山していたところ、頂上付近(標高約2,700m)で転倒し右足にけがをしました。午後2時半ごろ、男性から松本広域消防本部に救助要請があり、付近の山荘に常駐する北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊が出動し、午後4時ごろ、男性は富山県消防防災ヘリに救助されました。男性は松本市内の病院に搬送され、右足の骨折などで重傷とみられます。

つかんだ岩がはがれ3m転落

八峰キレットを単独で登山をしていたシンガポール人の男性が、岩場から転落し腰の骨を折る重傷です。
黒部警察署によりますと、31日午前9時ごろ、八峰キレットで単独登山中のシンガポール人の30代男性が、岩場を降りていたところ右手でつかんだ岩がはがれ足を踏み外し、約3m下に転落しました。男性は動けなくなったため、自身が持っていた衛星通信機器を使って救助要請をしました。県警ヘリが出動し約4時間後に救助されましたが、腰の骨を折る重傷です。
標高2,500m地点にある「八峰キレット」は、北アルプス3大キレットのひとつに数えられる難所で、男性は冷池山荘から五竜山荘に向けて登山していたということです。男性は30日に長野県の扇沢から入山、4泊5日の日程で8月3日に長野県の栂池に下山する予定でした。

餓鬼岳で滑落

餓鬼岳の登山道(標高約1,400m)で7月30日、60代男性が滑落し、けがをしました。男性は、別の登山者の救助活動中の救助隊員らに発見され、病院に搬送されました。頸椎骨折で重傷とみられます。
警察によりますと、男性は30日、餓鬼岳を下山中、滑落しけがをしていたところ、別の登山者の救助のため活動していた大町警察署山岳遭難救助隊員らに発見されました。男性は「首が痛い」などと訴え、山岳遭難救助隊員らと下山し、午後8時過ぎに救助され、長野県大町市内の病院に搬送されました。男性は頸椎骨折で重傷とみられます。

山の写真撮ろうとバランス崩し10m滑落

北穂高岳で70代男性が山小屋のテラスから滑落し、救助されました。左足首を負傷しているということです。
警察によりますと、男性は30日に単独で上高地から入山し、31日は涸沢から北穂高岳に登りました。しかし、山頂近くの山小屋のテラスで写真を撮っていてバランスを崩し、約10m滑落したということです。山小屋の従業員を介して本人が長野県山岳遭難防止常駐隊に救助を要請し、付近をパトロール中だった岐阜県警の山岳警備隊や北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊が出動。正午過ぎに岐阜県警のヘリで救助され、岐阜県内の病院に搬送されました。男性は左足首を負傷しているということです。

崖下20mに落としたモバイルバッテリーを取りに行ったら…

燕岳で7月31日、40代男性が登山道を外れ、メガネ岩付近(標高約2,700m)行動不能となりました。北アルプス南部山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、登山道まで復帰させ救助されました。けがはないということです。
警察によりますと、7月31日午前7時前、男性から「登山道から外れ、登れなくなった」と山小屋を介して、救助要請ありました。男性はモバイルバッテリーを落とし、約20mの崖下まで取りに行きましたが、技術不足で戻れなくなったということです。近くにいた北アルプス南部山岳遭難防止対策協会の救助隊員2人が出動し、午前7時すぎ、男性と接触し登山道まで復帰させ、救助しました。
男性は30日から単独で中房温泉登山口から入山し、31日は燕岳の山頂から下山する途中だったということです。

下山中につまずき岩と岩の間に足が挟まる

餓鬼岳で単独で登山をしていた70代男性が大けがをして、救助されました。
男性は7月30日、餓鬼岳を下山中に登山道上(標高約1,350m)でつまずいて岩と岩の間に足が挟まり、けがをしました。他の登山者から30日午後2時過ぎに救助要請があり、警察や消防らが出動し、午後8時頃、男性を救助し、北安曇郡内の病院に搬送しました。右下腿骨折で重傷です。
男性は29日に入山していました。

「疲労で足がけいれんして動けない」白馬岳大雪渓で遭難

白馬岳で70代女性が疲労により行動不能となり、救助されました。
女性は30日、白馬岳を下山中に大雪渓(標高約2,000m)で疲労のため動けなくなりました。警察によりますと、30日午後3時ごろ、本人から「疲労で足がけいれんして動けない」と北アルプス広域消防本部に救助要請がありました。大町警察署山岳遭難救助隊と県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、同行下山し、午後7時半ごろ、女性を救助しました。
女性は29日から単独で猿倉登山口から1泊2日の予定で白馬岳に入山していました。

下山中に転倒 仙丈ヶ岳で遭難

仙丈ヶ岳で70代女性が下山中に転倒して足をけがして、行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。
女性は7月30日、仙丈ヶ岳から下山中、藪沢ルート丸橋付近(標高約2,250m)で転倒して足をけがして、行動不能となりました。午後0時半ごろ、通りかかった登山者から「けがをしている人がいる」と伊那警察署に救助要請があり、警察署員や上伊那広域消防本部署員が出動し、午後3時前、長野県消防防災ヘリに救助されました。女性は伊那市内の病院に搬送され、左足を骨折する重傷とみられます。
女性は、29日から夫婦で入山していました。

「転倒してけがをした」五竜岳で遭難

五竜岳で70代男性がバランスを崩して転倒し、けがをしました。
男性は30日、五竜岳山頂付近(標高約2,600m)を登山中にバランスを崩して転倒し、けがをしました。30日午後4時過ぎ、本人から「転倒してけがをした」と警察に救急要請がありました。男性は臀部をけがしているようです。警察は男性に一晩ビバークを指示し、31日朝から長野県山岳遭難防止常駐隊員と富山県警ヘリが救助する予定です。
男性は29日から単独で八方尾根登山口から入山していました。

「岩につまずき3mほど滑落」槍ヶ岳で遭難

槍ヶ岳で60代男性が滑落し救助されました。男性は7月30日、槍ヶ岳に向けて登山中、東鎌尾根(標高約2,860m)で滑落し、けがをしました。午後3時頃、男性の同行者から松本警察署に「男性が岩につまずき、3mほど滑落した」と救助要請がありました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午後4時半ごろ、男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。男性は右足をけがしているようです。
男性は29日、3人パーティで中房温泉から入山していました。

「今いる場所がわからない」日没と疲労で行動不能

横尾付近で単独で登山をしていた80代男性が遭難しました。男性は7月29日、槍ヶ岳から下山中、横尾付近(標高約1,650m)で日没と疲労のため行動不能になりました。
警察によりますと、男性から家族に電話やメッセージアプリで「今いる場所がわからない」と連絡があったということです。午後7時半頃、家族から救助要請を受け、長野県警山岳遭難救助隊員が出動し、午後9時半前、男性を付近の山小屋に収容しました。疲労しているもののけがはないということです。男性は7月25日、単独で上高地から入山していました。

「急斜面で身動きがとれない」奥穂高岳で遭難

29日午後1時すぎ、奥穂高岳に登っていた60代男性から、「急斜面で身動きがとれなくなった」と救助要請がありました。県の消防防災ヘリが午後5時過ぎに、男性を救助しましたが、けがはないということです。
警察によりますと、男性は、登山道ではないルートを登っていて、急な斜面で進むことも、戻ることもできなくなってしまったということです。

下山中に浮石でバランスを崩して足をひねる

車山で60代女性がけがをして、救助されました。女性は7月29日、車山の山頂から車山肩へ下山中、浮石でバランスを崩して右足をひねりけがをしました。
警察によりますと、29日正午過ぎ、同行者から諏訪広域消防本部に救急要請があり、消防署員が出動し、午後2時前に女性を救助、諏訪市内の病院に搬送されました。右足首の骨折で重傷です。女性は29日、2人パーティで車山に入山していました。

縦走中に滑落「両足をけがして動けない」

唐松岳で70代女性が滑落して、重傷を負いました。
女性は29日、唐松岳から五竜岳へ縦走中、牛首付近(標高約2,500m)で滑落しました。午前7時半頃、本人から長野県山岳遭難防止常駐隊員に「滑落して、両足をけがして動けない」と救助要請があり、県消防防災ヘリが出動し、午前10時頃、女性を救助し、大町市内の病院に搬送しました。両足首の骨折で重傷です。女性は、29日から友人と5人パーティで唐松岳に入山していました。

体調不良で動けなくなる 横尾谷で遭難

横尾谷で70代男性が体調不良により行動不能となり警察に救助されました。
男性は28日、奥穂高岳から下山中、横尾谷(標高約1,650m)で体調不良により動けなくなりました。同行者から午後3時20分頃、救助要請があり、長野県警山岳遭難救助隊員が出動し、午後5時頃、男性を救助、その後、松本市内の病院に搬送しました。
男性は26日、6人パーティで上高地から入山していました。

高山病とみられる症状 山頂付近の山小屋で体調不良

唐松岳で単独で登山をしていた50代男性が27日、体調不良により行動不能になりました。翌28日、男性は長野県山岳遭難常駐隊と同行下山し、救助されました。けがはないということです。
警察によりますと、男性は27日、1泊2日の予定で単独で八方尾根登山口から入山し、27日夕方、唐松岳山頂付近の山小屋(標高約2,600m)で体調不良により、行動不能となりました。男性は県山岳遭難常駐隊に「具合が悪い」と頭の痛みなどを訴え、この日は山小屋に宿泊しました。一夜明け、自力下山は困難だったため、県山岳遭難常駐隊と同行下山し、28日午前11時過ぎ、救助されました。
警察によりますと、男性は高山病とみられるということです。

激しい腹痛を訴える 槍ヶ岳で男性をヘリコプターで救助

槍ヶ岳で30代男性が体調不良で行動不能になり、ヘリコプターで救助されました。男性は7月26日、5人パーティで上高地から入山し、28日に槍ヶ岳から下山中、槍沢登山道天狗原分岐付近(標高約2,400m)で体調不良のため行動不能となりました。同行者から「男性が腹痛を訴え、行動ができない」と110番通報があり、県警ヘリが出動し午前11時前に男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。
男性は激しい腹痛を訴えているということです。

「全身にしびれがある」19歳学生が熱中症の疑い

中遠見山で19歳の男子学生が体調不良により行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。
28日午後2時40分過ぎ、一緒に登山していた父親から「息子が五竜岳から下山中、全身にしびれがある」と110番通報がありました。
警察によりますと、男子学生は北アルプス中遠見山付近(標高約1,900m)で体調不良により行動不能になりました。県警ヘリが出動し、午後4時半過ぎ男子学生を救助し、大町市内の病院に搬送しました。発熱や両足のしびれなどの症状があり、熱中症の疑いがあるということです。
男子学生は27日、父親と2人で八方尾根登山口から入山していました。

木曽駒ヶ岳で遭難 転倒して右足骨折の大けが

28日午後3時前、駒ヶ岳で50代男性がスリップして転倒しました。同行者が救助要請を行い、男性は2時間後に消防防災ヘリに救助され、伊那市内の病院に搬送されましたが、右足の骨を折る大けがをしました。
男性は28日に3人パーティーで千畳敷から入山し、標高およそ2,650mの濃ヶ池付近を登山中だったということです。

クマに男性が襲われる

長野県大鹿村の小日影山の登山道へ通じる道路で50代男性がクマに襲われ、けがをしました。
警察によりますと、男性は7月26日午前4時ごろ、小日影山の登山道へ通じる道路を1人で歩いていたところ、クマに右腕をかまれました。登山に向かう途中、クマが茂みから現れ、襲われたということです。男性は登山をやめ、車を運転して愛知県に戻り、病院で治療を受けました。右腕にけがしている模様です。
クマの体長は約1mの成獣とみられ、警察などが付近の住民に注意を呼びかけています。

切り立った岩場が続く難所付近で滑落 戸隠山・蟻の塔渡り

戸隠山で28日午前、70代性が登山道から滑落して動くことができなくなり、救助活動が行われています。
長野中央警察署によりますと、女性は、28日に8人パーティで戸隠山に入山し、午前8時ごろ標高およそ1,900mの蟻の塔渡り付近の登山道から滑落して行動不能になりました。同行していた人からの通報を受け、県警の山岳遭難救助隊員や長野市消防局の消防署員らが出動して、現在救助活動が行われています。長野市消防局によりますと、女性とは連絡が取れていて、会話ができる状態だということです。
女性が滑落した詳しい場所はわかりませんが、蟻の塔渡りは、切り立った険しい岩場が続く難所の一つです。

「両足がけいれんして動けない」女性を救助

長野市の奇妙山を登山していた60代女性が体調不良により行動不能となり、消防と警察に救助されました。
女性は27日、2人パーティで奇妙山に入山し、山頂付近(標高約1,000m)で体調不良を訴えました。午前10時半頃、同行者から「60代女性が両足をけいれんしていて、動けない」と通報がありました。救助要請を受け、消防と警察が出動して、午後2時半頃、女性を救助、病院に搬送しました。女性は軽症のようです。

「足をひねって動けない」下山中に転倒

霞沢岳で60代男性が下山中に転倒してけがをし、ヘリコプターで救助されました。
男性は26日、3人パーティで上高地から入山し、27日、霞沢岳から下山中、K1ピーク付近(標高約2,400m)で転倒して、けがをしました。午前10時半ごろ、同行者から60代男性が足をひねって動けなくなった」と消防に通報があり、長野県警ヘリが出動し、午後0時半過ぎ、男性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。男性は右ひざをけがしているようです。

「熱中症で動けない」男性をヘリコプターで救助

白馬鑓ヶ岳で70代男性が体調不良により行動不能になり、ヘリコプターで救助されました。
男性は7月24日、2人パーティで栂池高原から入山し、27日に白馬鑓ヶ岳の小日向のコル付近(標高約1,800m)で体調不良により行動不能になりました。本人から午前11時半ころ、「熱中症により動けなくなった」と110番通報があり、長野県警のヘリが出動して、午後2時半ころ、男性を救助しました。「吐き気がする」などと訴えていたということです。男性は27日、下山予定でした。

有峰の登山道で転倒

26日午前8時30分頃、有峰の黒部源流付近の登山道(標高約2,450m)付近で、60代男性が転倒し、左足首の骨を折る重傷とみられます。
警察によりますと、男性は、三俣蓮華岳キャンプ場から雲ノ平キャンプ場へ向かう途中の登山道で、足を滑らせて転倒し左足首を負傷。自力で雲ノ平キャンプ場までたどり着き、安静にしていたものの、容体が回復せず、自力での歩行が難しくなったことから、27日、雲ノ平山荘を通じて富山南警察署に救助を要請。防災ヘリ「とやま」が出動し、男性は病院に救急搬送されたということです。左足首の骨を折る重傷とみられます。

南岳周辺で男性が死亡

今月24日以降、南岳周辺で行方不明となっていた70代男性が27日、長野県警のヘリで救助されましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は今月23日に単独で上高地から入山したとみられ、24日に南岳付近の山小屋に宿泊して以降、下山予定の25日を過ぎても帰宅せず、男性の家族から警視庁に「上高地から入山し、南岳を登山して帰宅する予定だったが戻ってこない」などと通報があり、行方がわからなくなっていました。
長野県警は26日午前8時前に警視庁から連絡を受け、県警ヘリで南岳周辺を捜索しましたが発見に至りませんでした。27日朝からヘリで捜索していたところ、午前11時頃、登山道から外れた岩場で倒れている男性を発見し救助しましたが、死亡が確認されました。男性は登山道から外れた場所で倒れた状態で見つかり、警察は滑落したとみて当時の状況を調べています。

雷鳥坂で転倒し足首の骨折る重傷

警察によりますと、今月27日午前7時ごろ、雷鳥坂(標高約2,690m)で80代男性が転倒しました。山岳警備隊員と県警ヘリ「つるぎ」が出動し、男性は病院に搬送されましたが、左足首の骨を折る重傷とみられます。

大日岳で転倒 左手首の骨を折る重傷

27日、大日岳(標高約2,310m)で山岳事故が発生しました。
警察によりますと、27日午前4時10分ごろ、60代女性が大日岳で転倒、負傷し、山岳警備隊と県警ヘリ「つるぎ」が出動して病院に運ばれました。左手首を骨折する重傷とみられます。

北穂高岳で台湾の女性が滑落

北穂高岳で登山中に台湾の60代女性が滑落、けがをしてヘリコプターで救助されました。
女性は24日、11人パーティで新穂高温泉から入山し、25日、槍ヶ岳から北穂高岳方面に登山中、大キレット付近(標高約3,000m)で滑落してけがをしました。午後3時半頃、パトロール中の長野県山岳遭難防止常駐隊員が「頭から出血している遭難者がいる」と松本警察署に連絡し、午後4時半頃、長野県警ヘリで救助、松本市内の病院に搬送しました。女性は頭部にけがをしているようです。

崩れてきた岩の下敷き 右脚骨折の重傷

25日午後1時半ごろ、有峰の標高2,060m付近にある登山道で、フランス人の30代男性が、手掛かりにした縦50cm、横1mの岩が崩れ、下半身が下敷きとなりました。男性は動けなくなったため、一緒に登山をしていた日本人男性が山小屋を通じて救助要請し、県警ヘリに救急搬送されましたが、右脚のひざ下を骨折する重傷です。
男性らは25日薬師岳に入山し、雲の平キャンプ場で1泊、その後岐阜県側に移動し、27日新穂高に下山する予定でした。
近年、外国人観光客による軽装での無謀な登山が問題となっていますが、警察によりますと、2人は登山用の装備を身に着けていたということです。

奥穂高岳に登頂後下山中に滑落し死亡

奥穂高岳で26日、男性が滑落し、死亡しました。
警察によりますと奥穂高岳・標高およそ2,800mのザイテングラート付近で26日午前8時過ぎ、70代男性が滑落したと同行者から通報がありました。通報から1時間余りで男性は県警ヘリに救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
男性は12人パーティーできのう(25日)に上高地から入山したもので、きょう奥穂高岳に登頂し、下山中に滑落したということです。

北鎌尾根で行動不能

槍ヶ岳の北鎌尾根で26日午前7時40分頃、疲労で行動不能となった50代男性が救助を要請しました。午前11時前に長野県警のヘリが救助しましたが、疲れているもののけがは無いということです。

乗鞍岳で遭難 男性が死亡

乗鞍岳で、24日から行方がわからなくなっていた70代男性が見つかり、死亡が確認されました。
警察によりますと、24日午前4時ごろ、男性の妻から「夫が乗鞍岳に登山に行って帰ってこず、連絡がつきません」と高山警察署に通報がありました。岐阜県警のヘリや山岳警備隊などが捜索したところ、25日午前11時半ごろ標高約2,940mの場所で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。男性は全身にすり傷があり、転倒した可能性があるということです。発見場所は、山頂から北西に約130mの登山ルートから外れた岩場となっていて、警察が当時の詳しい状況を調べています。

北穂高岳で滑落

北アルプス北穂高岳で25日午後2時半ごろ、70代男性が北穂高岳から涸沢方面に下山中に滑落しました。男性は自ら救助要請し、午後4時過ぎに県警ヘリに救助され、松本市内の病院に運ばれました。男性は顔面を骨折するなど重傷ということです。
男性は1人で24日に上高地から入山したということです。

称名滝をクライミング中に滑落か

24日午前、称名滝の滝つぼに20代男性が沈んでいるのが発見され、その後、死亡が確認されました。
上市警察署によりますと、23日午後5時ごろ、男性の家族から称名滝をクライミングしてから帰ってこないと警察に通報がありました。警察が捜索し、24日午前10時半頃、称名滝で男性が滝つぼで沈んでいる状態で発見され、その場で死亡が確認されました。
死因は滝つぼに落ちたことによる溺死で、警察は一人で称名滝をクライミングしている最中に滑落したものとみています。

西穂高岳で60代から70代男性が死亡しているのを発見

西穂高岳で滑落したとみられる60代から70代の男性が死亡しているのが見つかりました。
 警察によりますと、午前8時半すぎ、西穂高岳で「山岳遭難が発生、30mくらい滑落した」と登山をしていた男性から通報がありました。岐阜県警の山岳警備隊などが捜索したところ、通報から約2時間後に山頂から北東に約340m付近で死亡している男性が発見されました。死亡した男性は60代から70代くらいで、身長約165cm、白色のヘルメットに青色の上着、黒色のズボンなどを身に着けていたということです。男性は登山中に滑落したとみられ、全身に骨折の疑いがあるということです。警察は身元の確認を急ぐとともに当時の詳しい状況を調べています。

学校登山で転倒し膝を脱臼

燕岳で、学校登山をしていた17歳の女子高校生が、転倒して足にけがをして、ヘリコプターで救助されました。
安曇野警察署によりますと、高校生は24日朝、燕岳の標高およそ2,400mの合戦ノ頭付近を下山中に転倒して足にけがをしました。高校生は23日から学校登山で引率の教員などを含め97人で入山していて、午前8時半ごろ教員から「生徒がけがをした」と110番通報がありました。けがをした高校生は午前10時前に長野県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。学校登山に同行していた医師によりますと、高校生は、骨折などはなく、右の膝を脱臼しているということです。
学校登山は1泊2日の日程で燕岳に登るもので、高校生らは安曇野市の中房登山口に向け下山する途中でした。

白馬岳で落石を受ける

23日、白馬岳を下山中に20代男性が落石を受けてけがをし、ヘリコプターで救助されました。男性は付近の山小屋に自力で移動して、従業員を通じて110番通報がありました。長野県警ヘリが出動して、午前9時15分頃、男性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。男性は23日、3人パーティで白馬岳に入山していました。

登山女性、熱中症疑い搬送

22日午後1時30分頃、弓折岳(2,592m)付近で単独登山をしていた40代女性が体調不良になりました。熱中症と見られ意識はあり、県警ヘリで収容後、高山市内の病院に搬送されました。
高山署によりますと、女性は双六小屋に向けて登山をしていたとみられ、他の登山者の50代女性が「女性が熱中症のようで意識が朦朧とした状態」と110番通報しました。

穂高岳山荘で登山男性滑落

22日午後2時5分頃、穂高岳山荘(2,996m)付近で下山していた70代男性が約10m滑落しました。意識はあり、鼻骨骨折とみられます。
高山署によりますと、男性は21日に上高地から入山し、22日に奥穂高岳に登頂、同山荘を目指して下山していた際に滑落しました。穂高岳山荘に常駐する県警山岳警備隊が滑落する男性を目撃、高山署に通報し、県警ヘリで収容され、飛騨市内の病院に搬送されました。

頭部から出血、自力で歩けない状態 奥穂高岳で滑落

奥穂高岳で60代男性が下山中に滑落し、長野県警のヘリコプターで救助されました。
男性は21日、単独で上高地から入山し、23日、奥穂高岳から涸沢に向けて下山中、ザイテングラート(標高約2,870m)で滑落して、けがをしました。23日午前5時20分頃、通りがかった登山者から「滑落したと思われる男性がいる」と110番通報があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員と岐阜県警察山岳警備隊員が出動し、午前7時過ぎ、男性を長野県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。
警察によりますと、男性は頭部から出血していて、自力で歩行できない状態だったということです。男性は頸椎損傷で重傷です。

「具合が悪くて動けない」頭痛や吐き気などの症状で行動不能

千畳敷付近(標高約2,700m)で70代女性が体調不良により行動不能になり、救助されました。
女性は23日、仲間と5人で千畳敷から入山し、八丁坂を登山中、体調不良により行動不能になりました。同行者から午後1時20分頃、「仲間の女性が具合が悪くて動けない」などと駒ケ根警察署に救助要請がありました。中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が女性を救助、駒ケ根市内の病院に搬送されました。
女性は頭痛や吐き気などの症状を訴えていましたが、けがはないようです。

新穂高ロープウェイ展望台がリニューアル

新穂高ロープウェイの山頂駅「西穂高口駅」の屋上展望台がリニューアルオープンしました。
新穂高ロープウェイでは「新穂高GRAND VIEW」をコンセプトに、日本で唯一となる2階建て新ゴンドラの導入をはじめ、施設全体のリニューアルが進められています。標高2,156mの屋上展望台はウッドデッキを設け、北アルプスを楽しめる空間として「AlpScape(アルプスケープ)」と名付けられました。

「疲労で動けなくなった」と救助要請

白馬岳で登山をしていた70代男性が疲労のため行動不能となり、救助されました。男性にけがはないということです。男性は7月22日、夫婦で猿倉登山口から入山し、宿泊予定の白馬岳付近の山小屋に向かっていたところ、白馬岳の大雪渓付近(標高約2,100m)で疲労により動けなくなりました。午後1時前、長野県警山岳遭難救助隊と北アルプス広域消防本部の消防署員が合同でパトロールをしていた際、男性から「疲労で動けなくなった」と救助要請がありました。男性と妻はパトロール隊と同行下山し、午後5時前に救助されたということです。男性は疲労しているが、けがはないようです。

空木岳で遭難 山中に転倒

空木岳で7月20日、40代女性が下山中に転倒し、21日、長野県警のヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、女性は3人パーティで20日に日帰りの予定で空木岳に入山しましたが、山頂から木曽殿山荘方面に下山中に転倒し、足を負傷しました。パーティーの1人から「同行者が転倒した」と110番通報があり、その後、近くの山小屋まで自力で移動したということです。21日午前9時半頃、県警ヘリで女性を救助して、木曽町内の病院に搬送しました。女性は右足骨折の重傷です。

鹿島槍ヶ岳付近の山小屋のはしごから転落

鹿島槍ヶ岳付近の山小屋内(標高約2,500m)で50代女性がはしごから転落し、けがをして、ヘリコプターで救助されました。
女性は20日、2人パーティーで柏原新道登山口から入山し、鹿島槍ヶ岳付近の山小屋に宿泊中、21日朝、はしごから転落してけがをしました。女性は自力で歩行できないことから、山小屋の支配人を通じて21日午前6時頃、救助要請があり、午前9時半頃、長野県消防防災ヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は左足首をけがしているようです。

大キレット付近で行動不能

北穂高岳で登山をしていた60代男性が疲労のため行動不能になり、救助されました。
男性は7月18日、単独で上高地から入山し、21日、南岳から北穂高岳に向け登山中、大キレット付近(標高約2,800m)で疲労のため行動不能になりました。男性は「疲労や手足のしびれ」の症状を訴えていて、21日午前10時半頃、パトロール中の長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請しました。午後3時半頃、男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。男性は疲労しているものの、けがはないようです。

守屋山で体調不良により行動不能

伊那山地守屋山の諏訪社付近では、19日、30代女性が体調不良により行動不能となり救助されました。女性は19日、家族3人で守屋山に入山し、山頂から下山中に行動不能になりました。同行していた家族から消防に救助要請があり、消防署員が出動して、午後6時45分頃、女性を救助し、茅野市内の病院に搬送しました。女性にけがはないということです。

燕岳で転倒 左腕骨折

燕岳で7月19日、40代女性が下山中に転倒し、重傷を負いました。
警察によりますと、女性は18日に2人パーティーで中房登山口から入山し、19日午前7時半過ぎ、下山中に燕岳の合戦ノ頭付近(標高約2,600m)で転倒して、けがをしました。同行者から消防に救助要請があり、午前9時半ごろ、長野県消防防災ヘリで女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は左腕骨折などで重傷です。

脱水症状で行動不能に 白馬岳大雪渓

7月20日、白馬岳を登山していた20代男性が体調不良のため行動不能になり、救助されました。男性は20日、2人パーティで猿倉から1泊2日の予定で白馬岳に入山し、登山中、大雪渓(標高約2,600m)で体調不良のため行動不能となりました。午後4時半頃、同行者から大町消防署に救助要請があり、県山岳遭難防止常駐隊が出動し、午後6時半頃、男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
警察によりますと、男性は脱水症状により歩行できなくなったとみられます。

剱岳 北方稜線で滑落

剱岳の標高2,600m付近の北方稜線で、40代男性が滑落する事故があり、県警ヘリに救助されました。男性は頭や胸の骨を折る重傷です。
上市警察署によりますと、20日午前8時40分頃、剱岳の北方稜線で男性が滑落する事故がありました。現場は標高約2,600m付近とみられています。男性は頭部や胸部などを骨折したなどの重傷です。事故の連絡を受け、山岳警備隊員が出動。県警ヘリコプター「つるぎ」が男性を救助しました。

常念岳と大天井岳の間を縦走中に転倒

7月20日、大天井岳で50代女性が下山中に転倒し、重傷を負い、救助されました。
警察によりますと、20日、女性は常念岳から大天井岳の間を縦走中、大天荘付近(標高2,900m)で転倒しました。20日午後1時半ごろ、本人から「大天井岳から下る途中で転倒し、歩けない」と警察に救助要請があり、午後5時前、県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は右足の骨折などで重傷を負いました。
女性は19日、2泊3日の日程で登山仲間の女性と2人で一ノ沢登山口から入山していました。

浮き石で転倒 大黒岳

7月20日、大黒岳(標高約2,350m)で下山中に浮き石により転倒した40代男性がヘリで救助されました。
警察によりますと、男性は19日、唐松岳に1人で入山し、20日、五竜岳から下山中、浮き石で転倒し負傷しました。付近をパトロールしていた長野県山岳遭難防止常駐隊員に本人が救助を要請し、正午過ぎ、長野県消防防災ヘリで救助され、大町市内の病院に搬送されました。男性は右足を負傷しているということです。

槍ヶ岳で滑落 登山者1人が死亡

槍ヶ岳で19日午後、登山者が滑落し、警察が20日朝救助しましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、19日午後6時半ごろ、槍ヶ岳の山頂付近で、通りかかった登山者が人が滑落するのを目撃しました。県警ヘリが20日朝から捜索したところ、岩場の斜面に倒れている滑落者を発見・救助しましたが、死亡が確認されました。
目撃した登山者の話によると、滑落した人は登山道ではない場所を通っていて、数十mほど滑落したということです。警察が身元の確認を進めています。

その後、死亡した遭難者の身元が70代男性と判明しました。

北鎌尾根で落石 女性が負傷

7月20日、槍ヶ岳で落石があり、40代女性がけがをしました。
警察によりますと、槍ヶ岳の北鎌尾根(標高約2,800m)で落石があり7月20日午前9時過ぎに女性の同行者から「同行者が落石を受け負傷した」と110番通報がありました。女性は午前11時過ぎに県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。右腕を負傷している模様だということです。女性は20日から4人パーティで槍ヶ岳に入山し、登っている途中だったということです。

赤兎山で遭難

赤兎山で、60代男性の行方が分からなくなっていて、警察や消防が捜索を進めています。
警察によりますと、男性は19日午前8時30分頃、家族に「赤兎山に登山に行く」と告げて家を出ましたが、夕方になっても帰宅しないことから家族が警察に届け出ました。通報を受けた警察が19日に登山口の駐車場に男性の車があることを確認し、20日午前5時からヘリコプターで捜索を開始。午前7時からは警察や機動隊、消防など15人が登山道を捜索しましたが、男性は見つかっていません。男性は1人で登山していたとみられ、長袖のシャツに登山用のズボン、黒のリュックを背負っていたということです。赤兎山は標高1,628.7mで、男性は年に1、2回は登っていました。

その後、20日朝から警察や消防が捜索しましたが男性の行方は分かっておらず、捜索は20日正午に一旦、打ち切られました。21日朝から再開することにしています。

その後、男性は21日朝、自力で下山しました。けがなどはありませんでした。山を下りる途中で道に迷い遭難したということで、熱中症にならないように川の水を飲んだり日陰を歩いたりして、下山ルートを探していたということです。大野市上打波の鳩ヶ湯温泉付近で、通りかかった人に近くの商業施設まで送ってもらい、持参していた携帯電話を充電して家族に連絡を入れ、救助されました。健康状態に問題はないということです。

剱岳 源次郎尾根で落石 右肩骨折の重傷

剱岳の標高2,550m付近の源次郎尾根で20日朝、登山をしていた60代女性が落石を受けて負傷し、県警ヘリで救助されました。
上市警察署によりますと、20日午前6時40分頃、北アルプス剱岳の標高2,550m付近の源次郎尾根で右肩等に落石を受けました。事故を受けて県警山岳警備隊員と県警ヘリコプター「つるぎ」が出動し、女性は救助され病院に搬送されました。女性は右肩等を骨折する重傷です。

野口五郎岳の山頂付近で男性をヘリで救助

野口五郎岳の山頂付近(標高約2,900m)で7月20日朝、50代男性が救助されました。男性は疲労しているもののけがはない模様だということです。
警察によりますと、20日朝6時ごろ、男性から長野県山岳遭難防止常駐隊に「疲労により行動不能」と救助要請がありました。県警ヘリが出動し、午前9時過ぎに男性を救助し、大町市内の救急隊に引き継ぎました。男性は疲労しているものの、けがはないということです。
男性は18日に単独で七倉登山口から入山していたということです。

空木岳で下山中に足を負傷

空木岳で7月20日、40代女性が下山中に転倒し、足を負傷しました。7月21日以降、ヘリコプターで救助する予定です。
警察によりますと、女性は3人パーティで20日に日帰りの予定で空木岳に入山しましたが、山頂から木曽殿山荘方面に下山中に転倒し、足を負傷しました。パーティーの1人から「同行者が転倒した」と110番通報があり、その後近くの山小屋まで自力で移動したということです。21日以降に長野県警ヘリで救助する予定です。

「疲労により動けなくなった」と救助要請

燕岳を下山中に60代女性が疲労により行動不能になり、ヘリコプターで救助されました。
女性は7月18日、3人パーティーで中房登山口から入山し、19日、下山中に燕岳の第一ベンチ付近(標高約1,700m)で疲労により行動不能になりました。同行者から午後2時半頃、「女性が登山道で疲労により動けなくなった」と消防に救助要請があり、午後4時半頃、長野県消防防災ヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は疲労しているものの、けがはないようです。

白馬連山で滑落 県の消防防災ヘリが救助

雪倉岳付近で60代男性が滑落し遭難、県の消防防災ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと18日午前8時すぎ、白馬連山内の白馬山荘から、朝日岳に向かっていた男性が雪倉岳付近の雪渓を歩いていて約20~30m滑落しました。男性は自力で消防へ通報し、救助を要請。その後、午前10時40分ごろ、県の消防防災ヘリに救助され、病院へ搬送されました。男性は3泊4日で1人で登山に来ていて、3日目の朝、滑落したということです。男性は両足の大腿部をケガしていますが、意識はあり命に別条はないということです。

足滑らせ骨折 雲ノ平

17日午前10時半ごろ、雲ノ平付近の登山道で、60代男性が足を滑らせて転倒しました。男性は雲ノ平山荘から高天原山荘へ向かう途中で事故に遭い、左足首を骨折する重傷を負ったとみられています。男性は自力で雲ノ平山荘まで戻り、しばらく安静にしていましたが、症状が回復せず自力での下山が困難になったため、18日朝、山荘を通じて富山南警察署に救助を要請しました。要請を受けて警察のヘリコプター「つるぎ」が出動。18日午前9時22分に男性を収容し、富山空港で救急隊に引き継いだあと、富山市民病院へ搬送されました。
事故が起きた標高2,450m付近の登山道で、足場の悪い箇所があったものとみられています。

奥穂高岳のザイテングラート付近で遭難

7月17日、奥穂高岳で登山をしていた60代男性が疲労により行動不能となりました。18日、天候の回復を待って警察などが救助活動を行う予定です。
男性は17日、単独で上高地から入山し、涸沢から奥穂高岳に向け登山中、ザイテングラート付近(標高約2,750m)で疲労により行動不能になりました。午後2時20分頃、本人から「低体温症で動けなくなった」などと警察に救助要請があり、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、男性と接触、ビバークの装備を渡し、一泊するよう指示しました。
18日、天候の回復を待って、警察などが救助活動を行う予定です。

その後、救助隊員が持参したテントで隊員とともにビバークし、一夜明けた18日の午前8時半過ぎに近くの山小屋に収容されました。
男性は、疲労はしているもののけがはなく、救助隊員に自力で下山する意向を伝えたということです。

下山中の男性が転倒し右足を骨折 甲武信ヶ岳

14日午後1時過ぎ、甲武信ヶ岳のナメ滝付近(標高約1,900m)で60代男性が下山中に転倒し、動けなくなりました。男性の同行者からの通報を受け、警察の山岳遭難救助隊や消防の救助隊が入山。午後5時半前に男性を救助し、佐久市内の病院に搬送しました。男性は右腓骨と右脛骨を折る重傷です。
男性は知人ら3人パーティーで、男性が転倒した場所は携帯電話の電波が届かない場所だったため、同行していた1人が電波が届く場所まで下山し、救助要請したということです。

白馬岳で落石 巻き込まれた女性2人がけが

白馬岳の大雪渓で 40代および50代女性2人が落石に巻き込まれ、けがをしました
警察によりますと、2人はそれぞれ13日に白馬岳に入山し、午前11時すぎ、標高約1,800mの大雪渓で、落石に巻き込まれました。2人は別のパーティーで、40代女性は7人パーティーで、50代女性は単独で登山していたとみられます。40代女性の同行者が消防に連絡し、およそ2時間後に県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。40代女性は両足に、50代女性は腰にけがをしているとみられています。
警察によりますと、上から転がってきた大きな石が途中で割れ、その破片が落ちてきたということです。

唐松岳で男性が病気で体調不良

13日午後、唐松岳で病気で動けなくなった70代男性が県の消防防災ヘリで救助されました。男性は13日午後4時過ぎ、唐松岳の標高およそ2,400m付近で体調を崩し、動けなくなりました。男性の同行者から救助の要請があり、およそ1時間半後に県の消防防災ヘリが救助して、松本市内の病院に搬送しました。
警察によりますと、男性は持病があったということで、14日が下山予定日でした。

白馬鑓ヶ岳 女性が滑落

13日午前9時半過ぎ、白馬鑓ヶ岳小日向のコル付近(標高約1,700m)の雪渓で、40代女性が足を滑らせて滑落しました。女性自ら消防に「滑落した」と救助要請し、正午前に長野県の防災ヘリが救助し、病院に搬送しました。女性は右足の骨を折る重傷です。
女性は夫と2人で12日に栂池自然園から入山、13日に白馬槍ケ岳から猿倉に向けて下山中に滑落したということです。

下山中に岩場でつまずき転倒 八ヶ岳連峰赤岳

八ヶ岳連峰で12日、30代女性が左足首にけがをして動けなくなり、県警の山岳遭難救助隊などが女性を救助しました。女性は12日、4人で八ヶ岳連峰赤岳に入山し、赤岳から美濃戸に向けて下山していた際、標高およそ2,600mの地蔵尾根付近で岩場でつまづいて転倒し、午後5時すぎ、同行していた友人が「左足首を負傷して、女性が動けなくなっている」などと消防に救助を要請し、県警の山岳遭難救助隊などがおよそ3時間後に女性と接触し、一緒に下山しました。女性は、会話ができる状態で 体調に問題はないということです。

赤岩岳でマレーシアの女性4人が行動不能

赤岩岳付近を登山していたマレーシアの女性4人が、倒木によって動けなくなり、救助されました。
9日午後3時前、燕岳から槍ヶ岳へ向かっていたマレーシア人の女性4人が「倒木で動けない」と、知人を通して救助を求めました。木が倒れ登山道が通れない状況だったということです。救助隊員が 現地に向かい、午後8時過ぎに救助して山小屋に連れていきました。救助されたのは、いずれもマレーシア国籍で30代から40代までの女性4人で、けがはありませんでした。

北岳を下山中に転倒し重傷

北岳を下山していた60代男性が転倒して重傷を負い、9日朝に防災ヘリで救助されました。
南アルプス警察署によりますと、7日午後2時ごろ、北岳の山中で、山頂から宿泊先の山小屋へ下山していた男性が転倒し、左足首を負傷しました。その後、自力で山小屋に到着しましたが、山小屋関係者が8日、警察に救助を要請。9日朝、長野県の防災ヘリが男性を救助し、松本市内の病院へ搬送しました。男性は左足の骨を折る重傷です。

燕岳で下山中にバランスを崩して転倒

燕岳で60代女性が下山中に転倒して、大けがをしました。女性は7月7日、単独で中房温泉登山口から入山し、8日、下山中に燕岳の第1ベンチ付近(標高約1,600m)でバランスを崩して転倒し、けがをしました。午後0時半頃、本人から救助要請があり、警察と消防が出動し、午後4時頃、女性を救助しました。女性は安曇野市内の病院に搬送され、右足骨折で重傷を負いました。

常念岳で登山道上の階段を踏み外して転倒

常念岳の第2ベンチ付近(標高約2,300m)で60代女性が下山中に転倒して、大けがをしました。
警察によりますと、女性は7月5日から3人パーティーで一ノ沢登山口から入山し、6日、下山中に登山道上の階段を踏み外して転倒してけがをしました。 6日午後10時半前、通りがかりの登山者を通じて110番通報があり、警察と地元の遭対協の隊員が出動し、午後6時過ぎに女性を救助しました。女性は松本市内の病院に搬送され、右肋骨骨折などで重傷を負いました。

南越百山で遭難の男性 長野県警ヘリが救助も死亡確認

中央アルプスを縦走中に南越百山(2,569m)山頂付近で体調が悪化し行動不能となった70代男性が7月6日朝、長野県警のヘリコプターで救助されましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、5日午後3時20分頃、同行していた登山ガイドから「ツアーに参加した男性が意識が無い」と警察に通報がありました。南越百山から宿泊予定の山小屋までは1時間ほどですが男性は既に動かせない状態で、6日午前7時前に長野県警のヘリが発見・救助したものの、麓のヘリポートで救急隊が死亡を確認しました。
一行はガイドを含む5人パーティーで、4日に飯田市上飯田の登山口から中央アルプスに入山、安平路山や奥念丈岳を経て5日は越百山の山小屋に宿泊し、6日に木曽郡大桑村へ下山する予定でした。
安平路山から南越百山までは藪が茂って通過が難しい場所もある熟達者向けのルートです。死亡した男性も登山経験は豊富だったと見られますが、5日の行程ではパーティーに遅れ気味だったということです。

四阿山で体調不良に

四阿山(2,354m)で5日、50代男性が体調不良になり長野県のヘリに救助されました。
警察によりますと、男性は5日朝に単独で菅平牧場から入山しましたが、四阿山と根子岳に登って再び四阿山に戻ろうとしたところ、山頂付近で手足のしびれや脱力感に襲われ動けなくなったということです。男性は午後1時前に消防に救助を要請し、午後2時半過ぎ、長野県の防災ヘリが男性を救助して上田市内の病院に搬送しました。幸い軽症とみられ、点滴などを受けた結果、体調は回復したということです。
5日の長野県内は各地で最高気温が30℃を超える真夏並みの暑さとなり、低いところでも標高が1,200mを超える菅平でも26.3℃を観測していました。

苗場山を下山中に体調不良で行動不能

苗場山の登山道で70代女性が下山中に体調不良で行動不能になり、長野県警のヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、7月3日、女性は知人と2人で苗場山に入山し、4日、山頂から下山中、小赤沢登山道9合目付近で体調不良で行動不能になりました。午前9時前、同行者から「体調不良で下山できません」と110番通報があり、県警ヘリが午前11時過ぎに救助しました。女性は飯山市内の病院に搬送され、けがはないということです。
女性は警察に対し、「紫外線によるアレルギー症状で顔が腫れて目が開けられなくなった」などと話しているということです。

白馬岳の大雪渓付近を登山中に落石にあたる

白馬岳の大雪渓付近(標高約2,200m)で落石が40代女性にあたり、けがをして、ヘリコプターで救助されました。
女性は7月4日、4人パーティーで北アルプス白馬岳に入山し、登山中に落石を受けました。午後2時頃、同行者から「大雪渓付近で落石が仲間の右脇付近にあたり、出血している。自力で歩行ができない」などと119番通報がありました。長野県消防防災ヘリが出動し、午後4時40分頃、女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は脇腹付近をけがしているようです。

岩場で足を滑らせて転倒 八ヶ岳連峰天狗岳

八ヶ岳連峰天狗岳の登山道上(標高約2,300m)で60代女性が足を滑らせて転倒し、左足をけがしました。
警察によりますと、7月3日、女性は2人パーティーで八ヶ岳連峰に入山し、天狗岳から唐沢鉱泉登山口に向けて下山中、岩場で足を滑らせて転倒し、左足をけがしました。3日午後0時半過ぎ、同行者から「女性がけがをした」と110番に救助要請があり、茅野警察署山岳遭難救助隊、諏訪地区遭対協、諏訪広域消防本部特別救助隊の計9人が出動して救助活動にあたっています。
女性と接触はできており、同行下山しているということです。女性は左足をけがしているということです。

南アルプスから救助要請 男性を救助

70代男性が広河内岳付近で遭難し、長野県警のヘリコプターで救助されました。男性にけがはありません。2日午後1時8分、男性から「低体温症で下山できない」と110番通報がありました。男性はその後、長野県警のヘリコプターで救助されました。男性にけがはありません。
警察によりますと、男性は単独登山中で、登山のために静岡に来ていたということです。

五竜岳で男性が遭難

五竜岳の山頂付近(標高約2,800m)で50代男性が滑落し、けがをしてヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、7月2日、男性は2人パーティーで遠見尾根から入山し、山頂付近を登山中、滑落してけがをしました。午後2時20分頃、同行者から「仲間が滑落して近くの山小屋に移動したが、自力で下山できない」と警察に救助要請がありました。長野県消防防災ヘリが出動し、午後4時半頃、男性を救助し、松本市内の病院に搬送されました。男性は右目付近をけがしているようです。

南アルプス登山口で開山祭

南アルプスの登山口・南アルプス市芦安の広河原で28日、開山祭が開かれ、地元の関係者が登山者の安全を祈願しました。
開山祭では地元・芦安地区の小中学生が「山の唄」の合唱を披露したほか、100年前の登山案内人ふんした関係者が束ねた蔓を切り払う「蔓払いの儀式」を行い、夏山期間中の登山の安全を祈願しました。
北岳など南アルプス山系の山では去年の夏山期間中に19件の遭難事故が発生していて、県警は無理のない登山を心がけるよう呼びかけています。

足を滑らせ登山道に戻れず 燕岳

燕岳(標高2,763m)に向かっていた60代女性が縦走路で滑落し、救助されました。目立ったけがは無いということです。
29日午後2時前、登山者から「蛙岩付近で滑落した女性が助けを求めているが、姿が見えない」などと警察に通報がありました。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が現場に向かい、午後4時半ごろ、登山道に戻れなくなっていた女性を救助しました。幸い、目立ったけがは無いということです。
警察によりますと、女性は28日に単独で一ノ沢から入山し、常念岳の山小屋に宿泊して29日に下山する予定で燕岳に向かっていました。女性は「足を滑らせて20mほど滑落した」と話しているということです。

常念岳の山頂付近で20代大学生が負傷し歩けず

常念岳(2,857m)で29日朝、縦走中の20代男子大学生がバランスを崩して左脚を負傷し、長野県のヘリに救助されました。
警察によりますと、男性はサークルの11人パーティーで28日に三股登山口から入山し、29日は蝶ヶ岳に向かう予定でした。しかし午前6時頃、常念岳の山頂付近を登っていたところ、小さな石の多いザレ場でバランスを崩し、転倒して歩けなくなったということです。男性は自分で消防に救助を要請し、午前10時頃に長野県の消防防災ヘリが救助して松本市内の病院に搬送しました。左膝を脱臼している可能性があるということです。

黒部湖付近 登山道からダムに滑落

上市警察署によりますと、27日午後1時半ごろ、黒部湖付近(標高約1,480m)で妻と2人で登山をしていた60代男性が登山道から約50m下のダムに転落しました。事故に気付いた妻が通報し、片岡さんは県警のヘリが救助し救急隊によって病院に運ばれましたが、搬送先の病院で外傷性ショックにより死亡が確認されました。
警察によりますと、片岡さんは妻と2泊3日で長野県の扇沢から入山し黒部ダムや水晶岳を登山する予定だったということです。警察が妻から話を聞くなどして転落の原因を調べています。

八ヶ岳連峰東天狗岳付近で下山中に転倒して重傷

八ヶ岳連峰東天狗岳付近(標高約2,600m)で70代女性が下山中に転倒して重傷を負いました。
警察によりますと、女性は6月28日、単独で八ヶ岳連峰東天狗岳に入山し、山頂から北方に向けて下山中に転倒して負傷しました。家族などから救助要請があり、午後2時頃、長野県警のヘリコプターで女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。左手首骨折などで重傷とみられます。

八ヶ岳連峰硫黄岳付近で体調不良で行動不能

八ヶ岳連峰硫黄岳付近(標高約2,500m)で60代男性が登山中に体調不良で行動不能になり、救助されました。
警察によりますと、男性は6月28日、単独で八ヶ岳連峰硫黄岳に入山し、山頂に向けて登山中に手足のしびれなど体調不良で行動不能になりました。山小屋の従業員を通じて救助要請があり、地元の遭対協の隊員が出動し、男性を救助して同行下山しました。男性は軽症とみられます。

西穂高岳で男性が滑落

6月21日正午ごろ、西穂高岳で登山者から「20~30mの高さから人が滑落している」と110番がありました。通報を受けて、県警航空隊ヘリと山岳警備隊など合わせて8人が出動し、標高約2,700m付近に滑落していた60代男性を約3時間半後に救助しました。男性は高山市内の病院に搬送され、後頭部に打撲がありますが、意識はあり命に別状はないということです。男性は妻と2人で登山をしていました。警察は詳しい事故の原因を調べています。

ザイテングラートで下山中に滑落してけが

22日午前8時半ごろ、奥穂高岳のザイテングラート付近(標高約2,400m)で、40代女性が滑落しました。女性は21日に2人で上高地から入山し、奥穂高岳から涸沢へ向けて下山中だったということです。女性は、胸などにけがをしているということです。通報を受けた救助隊員が午後1時すぎに女性を付近の山小屋に連れていき、その後、県警ヘリで松本市内の病院に運ばれました。

下山中に疲労により行動不能に

高ボッチ高原第2駐車場西方の山林内で60代男性が疲労により行動不能になり、救助されました。
警察によりますと、男性は6月21日午前9時頃、単独で高ボッチ山に入山し、下山中に疲労により左膝の痛みのため、行動不能になりました。本人から午後2時40分頃、消防に「膝が曲がらなくなり、動けなくなった」などと救助要請がありました。午後6時ころ、消防署員が男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は軽傷のようです。

西岳で滑落 韓国籍の女性がけが

警察によりますと、20日午後1時前、北アルプス西岳で、韓国籍の40代女性が滑落しました。女性は、県の消防防災ヘリに救助され松本市内の病院に運ばれましたが、両膝にけがをしているということです。女性は8人パーティーで槍ヶ岳に向かっていたということです。

白馬岳の大雪渓付近でタイ国籍の40代女性が滑落

6月18日、白馬岳の大雪渓付近(標高約2,200m)で遭難して救助された登山者はタイ国籍の40代女性で、肋骨骨折などで重傷を負ったことがわかりました。
警察によりますと、タイ国籍の女性は6月18日、2人パーティーで北アルプス白馬岳に入山し、大雪渓を登山中に滑落し、けがをしました。18日午後4時半頃、同行者から救助要請があり、午後6時頃、県警ヘリで女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は肋骨骨折などで重傷です。

白馬岳の大雪渓上部で遭難 ヘリコプターで救助

白馬岳の大雪渓上部(標高約2,400m)で50代男性が行動不能になり、長野県警のヘリコプターで救助されました。白馬岳の大雪渓周辺では6月17日以降、山岳遭難が3件相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
警察によりますと、男性は19日、単独で猿倉から入山し、宿泊予定の白馬岳付近の山小屋に向かって登山中、雪渓で行動不能となりました。午後2時前、本人から「動けなくなったので助けてください」と救助要請があり、午後4時過ぎ、県警ヘリで救助しました。男性にけがはないようです。男性は技量不足で行動不能になったとみられます。

白馬鑓ヶ岳でアメリカ国籍の20代男性2人が遭難

白馬鑓ヶ岳でアメリカ国籍の20代の男性2人が遭難し、1人は安否が確認できていません。6月20日早朝から長野県警のヘリコプターで救助する予定です。
警察によりますと、男性2人は19日、八方尾根スキー場から入山し、白馬鑓温泉に向け登山中に1人が滑落しました。もう1人が「男性が滑落した、見えなくなった」などと110番通報し、救助要請しました。滑落した男性は安否不明だということです。
現場は雪が残っていて急な斜面で、救助要請した男性も行動不能となっていることから、警察はその場でビバークするよう指示したということです。20日早朝から県警ヘリで捜索する予定です。

20日午前6時過ぎに県警ヘリで1人の男性を救助しました。けがはありませんでした。20日は滑落した男性は発見に至らず、21日、再び捜索が行われ、午後2時15分頃、男性を発見し救助しましたが、その後、死亡が確認されました。男性は雪が残る急峻な岩場で倒れている状態で見つかったということです。

浅間連峰の黒斑山を下山中に転倒

浅間連峰の黒斑山山頂付近(標高約2,370m)で60代女性が下山中に転倒してけがをして、ヘリコプターに救助されました。
警察によりますと、女性は6月18日、夫婦で浅間連峰の黒斑山に入山し、下山中に木の根に足を取られて転倒し、けがをしました。午後4時頃、夫から「妻がけがをした」と消防に救助要請があり、午後5時半頃、長野県消防防災ヘリで救助され、佐久市内の病院に搬送されました。左足骨折などで重傷です。

常念岳を下山中に石につまずき転倒

常念岳の常念乗越付近(標高約2,400m)で70代男性が転倒して負傷し、長野県警のヘリコプターに救助されました。
警察によりますと、男性は16日午後1時半頃、常念岳山頂から下山中、石につまずきバランスを崩し転倒し、けがをしました。その後、自力で山小屋に向かい、一晩様子を見ましたが、17日午前4時半過ぎ、本人から「痛みが強くなり、自力で下山できない」と警察に救助要請がありました。
男性は17日午前7時半頃、県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。右上腕の骨折などで重傷です。男性は16日、2人パーティーで一ノ沢登山口から入山していました。

「雪渓で動けなくなった」白馬岳で遭難

白馬岳の小雪渓上部(標高約2,600m)で60代男性と40代女性が行動不能となり、救助されました。2人にけがはないということです。
警察によりますと、2人は6月17日、猿倉から入山し、白馬岳を目指して登山中、雪渓で行動不能となりました。午後3時半過ぎ、男性から「雪渓で動けなくなった」と警察に救助要請がありました。2人は午後5時半過ぎ、長野県警のヘリコプターで救助されました。2人にけがはないということです。警察によりますと、2人は知人で、装備が不十分だったとみられます。

八ヶ岳連峰八柱山で女性が行動不能に

八ヶ岳連峰八柱山(標高2,114m)で、70代女性が山頂付近で体調不良のため行動不能となり、長野県の消防防災ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、女性は6月12日、6人パーティーで八柱山に入山しましたが、山頂付近で体調不良のため行動不能になりました。午後1時ごろ、同行者が「具合が悪くて動けない」と通報、午後2時25分に県の消防防災ヘリコプターで救助され、佐久市内の病院に搬送されました。女性は目まいなどの症状を訴えていて、軽症とみられます。

燕岳で男性が転倒

燕岳で転倒してけがをした60代男性が長野県警のヘリで救助されました。男性は、7日、5人パーティーで入山し、山小屋に到着する直前に転倒して、けがをしました。8日午前6時50分頃、男性から救助要請があり、県警のヘリが出動して松本市内に男性を運びました。

登山中の60代男性が熊に襲われ顔の骨を折る重傷

7日午前8時ごろ、金糞岳を登っていた60代の男性から「クマに襲われた」と警察に通報がありました。男性は左肩や左ほほをかまれ、顔の骨を折る重傷を負っていて、現在も病院で治療を受けているということです。意識はあるそうです。
署によりますと、現場は「連状台」の登山口から南に約200mほど入った付近です。男性は1人で登山をしていて、突然、前方に熊が現れたそうです。5月末には、現場から南に約6km離れたところでもクマが目撃されています。

甲斐駒ヶ岳で男性が登山道から滑落

6月7日の午前9時半すぎ、甲斐駒ヶ岳で「登山道から人が滑落したのを目撃した」などと複数の110番通報がありました。滑落したのは50代男性で、通報を受けた山梨県警の山岳救助隊や県警ヘリはやてが現場に向かい、自力で登山道まで上がってきた男性を救助しました。男性は市内の病院に搬送されましたが、ろっ骨や左手首などを折る大けがを負いました。
男性はきのう、北沢峠登山口から仙丈ヶ岳を登頂した後に山中でテント泊し、きょう午前4時ごろから甲斐駒ヶ岳の山頂に向けて登山を開始していたということです。

内蔵助谷で滑落し男性が頭の骨を折り重傷

7日午前11時ごろ、内蔵助谷(標高1,250m付近)の下りで男性が登山道から15mほど滑落しました。同行者が携帯電話で110番通報、富山県警のヘリに救助され病院に搬送されましたが、頭の骨を折る重傷です。
警察によりますとこの男性は11人のグループで山菜をとるために入山し、日帰りの予定で登山していたということで、下山途中の登山道で足を滑らせたとみられています。

戸隠連峰の高妻山で男性が行方不明

戸隠連峰の高妻山に入山した60代男性が行方不明になっています。6月6日、長野県警のヘリコプターが捜索しましたが、発見に至らず、7日は地上から捜索する予定です。
警察によりますと、男性は6月4日に単独で高妻山に入山し、翌日の帰宅予定日に戻らず、連絡もつかないことから、家族が6日午前10時頃、警察に届け出ました。6日、県警ヘリが捜索しましたが、発見に至らず、7日は地上から警察や消防、地元尾の遭対協の隊員などが捜索する予定です。

その後、7日朝に男性が遺体で発見されました。警察によりますと、高妻山山頂手前の「ヒゲスリ」と呼ばれる急登付近に倒れているのを発見されました。男性は登山歴50年以上で、日帰りの予定で今月4日に単独で入山したとみられています。現場の斜面には残雪があり、遺体より高い所にピッケルが落ちていたということです。警察は男性が死亡した状況を詳しく調べています。

標高2,500m付近で意識不明の男性発見 槍ヶ岳

槍ヶ岳で男性一人が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。男性が見つかったのは槍沢の標高およそ2,500m地点です。
警察によりますと6日午前8時前、通りがかかった登山者から「意識がない男性が倒れている」と警察に通報がありました。男性は高齢とみられ、積雪のある山の斜面に意識不明の状態で倒れていたということです。
午前10時半すぎ、県警ヘリに救助されましたが死亡が確認されました。現場付近で行方不明者の情報はないということです。警察は、男性の身元の確認を進めています。

毛勝山で100m滑落 右腕骨折の重傷

5日午後1時40分ごろ、毛勝山で登山をしていた60代女性が、登頂後に標高およそ2,300m付近でバランスを崩し100m滑落しました。女性は自ら携帯電話で110番通報し、午後6時10分ごろ富山県警のヘリに救助され病院に搬送されましたが、右腕の骨を折る重傷です。
警察によりますと女性は、友人と2人で5日午前4時ごろ入山し、日帰りの予定で登山していたということで、残雪に装着していたアイゼンをとられ滑落したとみています。

毛勝山で100m滑落 右腕骨折の重傷

5日午後1時40分ごろ、毛勝山で登山をしていた60代女性が、登頂後に標高およそ2,300m付近でバランスを崩し100m滑落しました。女性は自ら携帯電話で110番通報し、午後6時10分ごろ富山県警のヘリに救助され病院に搬送されましたが、右腕の骨を折る重傷です。
警察によりますと女性は、友人と2人で5日午前4時ごろ入山し、日帰りの予定で登山していたということで、残雪に装着していたアイゼンをとられ滑落したとみています。

男女5人が下山中に道に迷い、疲労のため行動不能

爺ヶ岳周辺(標高約1,800m)で50代から70代の男女5人が下山中に道に迷い、疲労のため行動不能になり、長野県警のヘリコプターに救助されました。遭難したのは、70代男性1名、50代男性1名、50代女性3名の5人です。
6月4日午後8時過ぎ、70代男性から「道に迷い、動けない」と110番通報があり、警察は、その場に留まり、一晩ビバークするよう指示しました。5日午前4時前、同じ男性から「疲労で3人が自力歩行できない」と110番通報があり、県警ヘリが出動し、午前9時頃、5人を救助しました。5人とも疲労しているがけがはないようです。

槍ヶ岳で韓国籍の男女2人救助

6月1日、槍ヶ岳の東鎌尾根(標高約2,650m)で韓国籍の30代女性が滑落し、救助に向かった40代男性とともに県警ヘリで救助されました。女性は軽傷、男性はけがはないということです。
警察によりますと1日午前10時前、韓国領事館から「下山中に動けなくなった人がいる」と通報がありました。女性が槍ヶ岳から下山中に東鎌尾根付近で滑落し、別のパーティーで単独で入山していた男性が救助に向かいましたが、2人とも身動きがとれなくなったということです。通報を受けて出動した県警ヘリが午後1時過ぎに2人を救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は左足の太ももを打撲するなどの軽傷で、男性はけがはないということです。

腰の痛みを訴え、自力下山できず救助要請

6月1日、北穂高岳の南稜付近(標高約2,870m)で滑落した70代男性は、午後1時半ころ、県警ヘリで救助されました。首、背中などの骨折で重傷のようです。
男性は5月29日、単独で上高地から入山し、6月1日、北穂高岳から涸沢方面に下山中、滑落しました。男性は腰の痛みを訴えていて、自力で下山できないことから、本人から救助要請がありました。出動した遭対協の隊員が男性を発見して救護し、午後1時半ころ県警ヘリで救助して松本市内の病院に搬送しました。男性は首、背中などの骨折で重傷のようです。

蝶ヶ岳で男性が約10m滑落

蝶ヶ岳・蝶沢付近で、登山をしていた40代男性がおよそ10m滑落しけがをしました。
警察などによりますと、5月30日午前11時半ごろ、蝶ヶ岳・蝶沢付近、標高およそ2,300mの地点で、40代男性がバランスを崩しておよそ10m滑落しました。背中と右足を負傷しているようです。男性は29日、単独で三股登山口から入山して、30日、蝶ヶ岳から三股登山口に向けて下山中でした。男性本人からの通報を受け、県警の山岳遭難救助隊や松本広域消防局などあわせて9人が救助に向かっています。

守屋山で下山中に遭難

守屋山の山頂東峰付近(標高約1,600メーmトル)で80代男性が下山中に疲労で行動不能になり、救助されました。5月29日、男性は夫婦で守屋山に日帰りの予定で入山しましたが、下山中に疲労で動けなくなりました。
警察や消防によりますと、午後1時頃、妻から「夫の足がつった」といった内容の通報があり、消防と警察が出動し、午後3時20分頃に救助しました。男性は疲れているもののけがはないということです。

霞沢岳で遭難か 男性が行方不明

霞沢岳(2,646m)周辺で登山をしていたとみられる30代男性が行方不明になっていて、28日朝から警察が捜索しています。
警察によりますと、男性は5月25日から1泊2日の予定で、1人で霞沢岳に向かったとみられます。予定日を過ぎても下山しなかったことから、27日午前10時半頃、関係者から届出があり、長野県消防防災ヘリで捜索しましたが、発見に至りませんでした。
男性は25日は上高地の山小屋に宿泊していて、霞沢岳に向かったとみられています。28日朝から長野県警山岳遭難救助隊員が5人体制で地上から捜索していますが、今のところ手がかりはないということです。

その後、男性は4日ぶりに発見されました。道に迷い、救助を待っていたということです。
警察によりますと、男性は25日、霞沢岳に単独で入山し、その後、連絡が取れなくなっていました。29日朝、県の消防防災ヘリが霞沢の沢筋にいる男性を発見し、救助。男性に疲労は見られるものの、目立ったけがはありませんでした。県消防防災航空センターによりますと、男性は自身の位置が分からなくなり道に迷ったとみられています。非常食や沢の水を取りながらビバークし、救助を待っていたということです。

高齢の夫婦が遭難 蝶ヶ岳

蝶ヶ岳で登山をしていた80代男性と70代女性の夫婦が遭難し、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、5月27日、夫婦で上高地から入山し、28日に横尾経由で蝶ヶ岳方面に向かっていたところ、妻が転倒してけがをして、夫も疲労のため行動不能になりました。夫から午後2時頃、救助要請があり、午後4時過ぎ、長野県消防防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。妻は頭部を打撲しているようで、夫は疲労しているもののけがはないとみられます。

御在所岳「おばれ岩」崩落の危険で「中登山道」通行禁止

御在所岳の「中登山道」で5月25日、高さ10m以上ある2つの岩「おばれ岩」が倒れかかっているのが見つかりました。菰野町と同観光協会、菰野生産森林組合、御在所ロープウエイでは、ほかの登山道を利用するよう呼びかけています。
倒れかかったのは、24日に降った雨の影響とみられます。中登山道はおばれ岩の2つの岩の間を通るため、通行禁止になっています。けが人は出ていません。26日午前、町の担当者が現地を訪れて状況を確認しました。中登山道の入口には別登山道への迂回を呼び掛ける注意が表示されています。

奥穂高岳に向け登山中に滑落して足などにけが

涸沢で26日、滑落してけがをした50代女性が、ヘリコプターで救助されました。
松本警察署によりますと、女性は26日の早朝、奥穂高岳に向かって登山中に、標高およそ2,500m付近の涸沢で、滑落してけがをしたものです。女性は、通りかかった山小屋の従業員からの救助要請で出動した、県の消防防災ヘリコプターに午前10時前に救助され、松本市内の病院に搬送されました。左足などにけがをしているようです。女性は、25日に単独で上高地から入山していました。

男性が滑落 胸の骨など折る重傷 剱岳の平蔵谷

剱岳で登山をしていた男性が、雪で滑って滑落し胸の骨などを折る重傷です。
警察によりますと23日午後0時40分ごろ、剱岳の標高およそ2,650mにある平蔵谷で男性が滑落しました。男性は自分で119番通報し、石川県の防災ヘリで病院に搬送されましたが、胸の骨などを折る重傷です。命に別条はないということです。警察は男性が雪で滑ったとみて滑落した原因など詳しく調べています。

八ヶ岳連峰で遭難 赤岳から硫黄岳に登山中

八ヶ岳連峰硫黄岳付近(標高約2,700m)で50代男性が遭難し、救助されました。
警察によりますと、男性は5月23日、3人パーティーで八ヶ岳連峰赤岳に入山し、24日、赤岳から硫黄岳に登山中、足を滑らせて転倒し、けがをしました。午前10時半頃、本人から救助要請があり、警察や地元の遭対協、消防が出動し、午後6時過ぎに救助され諏訪市内の病院に搬送されました。男性は左足腓骨骨折などで重傷です。

山の今昔、写真で見える化

今と昔の山岳環境を比較するため、登山者が撮影した写真約600枚を集めたデータベースを日本山岳会と東邦大、東北大がウェブ上に公開しました。植生の変化などを見える化し環境保全につなげるのが狙いです。
固有の動植物が生息する高山帯は生物多様性を守る上でも注目されます。ヨーロッパアルプスでは1800年代から調査が進み、地球温暖化の影響による高山植物減少などの報告があります。国内でも同様の変化が予想されますが、山岳環境の研究者自体が少なく、比較対象となる過去のデータも少ないのが課題です。
そこで一般登山者が自身の記録として残すことが多い写真に着目し、。1960年代から日本山岳会会員が撮影した写真約576枚を4月に公開、今後も拡充させます。90年代以前の写真が特に不足しているそうです。

バランス崩して転倒5m滑落 蝶ヶ岳

蝶ヶ岳で23日、50代女性が転倒して滑落し、ヘリコプターで救助されました。
安曇野警察署によりますと、女性は、蝶ヶ岳に向け登山中に、標高およそ2,200m付近の蝶沢付近で、バランスを崩して転倒し、5mほど滑落して動けなくなりました。午後1時過ぎに本人から松本広域消防局に救助要請があり、午後3時過ぎに県の消防防災ヘリコプターに救助され、松本市内の病院に搬送されました。女性は右の足首や頭にけがをしているようです。女性は23日に1人で安曇野市の三股登山口から入山して、蝶ヶ岳の山頂を目指していました。

御嶽 噴火警戒レベル「1」に引き下げ

気象庁は20日、御嶽の噴火警戒レベルについて「レベル2:火口周辺規制」 から「レベル1:活火山であることに留意」に引き下げました。
御嶽は去年12月以降、山頂付近を震源とする火山性地震が増加しましたが、今年2月以降は少ない状況が続き、火山活動は低下しているとしています。御嶽の噴火警戒レベルが1になるのは今年1月16日以来です。気象庁は登山する際はヘルメットを持参するなどの安全対策を引き続き呼びかけています。

雨飾山で男性が行方不明

雨飾山に19日に単独で入山したとみられる50代男性が行方不明となっています。警察はストック1本を見つけましたが、二次遭難の危険性が高く、きょうの捜索を打ち切りました。
19日午後8時ごろ、男性の家族から「日帰りの予定で登山に行ったが帰ってこない」と警察に届け出がありました。男性は19日、塩尻市の自宅から単独で小谷村の雨飾山に入山したとみられ、その後、連絡が取れなくなっています。警察が地元の遭対協と協力して捜索したところ、登山道を外れた斜面でストック1本を発見しました。人の姿は確認できなかったということです。周囲には雪が崩れた跡や空洞があり、二次遭難の危険性が高いことから、午後3時すぎに20日の捜索を打ち切りました。警察は21日以降の捜索方法を検討するとともに、ストックの持ち主を調べています。

その後、26日の正午過ぎに県の消防防災ヘリコプターに救助されましたが、死亡が確認されました。

槍ヶ岳で滑落 夫婦で登山中のドイツ国籍男性を救助

5月20日、槍ヶ岳でドイツ国籍の50代男性が滑落し、救助されました。
警察によりますと、男性は5月18日、夫婦で上高地から入山していましたが、20日、槍ヶ岳から下山中に滑落して負傷しました。男性はメッセージアプリで他の外国人登山者に「滑落して右足首を負傷し、行動できない」と送り、受信した登山者が宿泊先の山小屋に知らせました。山小屋から警察に午前8時過ぎに連絡がありましたが、強風のためヘリコプターは飛べず、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午前10時半ごろに男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。男性は右足を負傷しているようです。

GWの山岳遭難、過去最多 236人、警察庁統計

警察庁は19日、ゴールデンウイーク期間中(4月26日~5月6日)の山岳遭難の発生状況を公表しました。
全国で203件発生し、236人の遭難者の約5割は60歳以上でした。いずれも統計がある1994年以降で最多で、死者は13都道県で21人、行方不明者は2人、負傷者は106人でした。遭難原因は「道迷い」が約3割でした。
都道府県別の発生件数は、長野が28件で最多で、神奈川が16件、群馬が14件と続きました。全国の警察は救助隊員など延べ967人を投入し、ヘリコプターは39回出動しました。

雪上に倒れていた男性の遺体を発見 戸隠連峰西岳の第一峰付近の沢

5月19日正午過ぎ、戸隠連峰西岳の第一峰付近の沢(標高約1,830m)で、長野県警山岳救助隊員が捜索活動中、雪上に倒れていた身元不明の男性の遺体を発見し、午後3時頃、県警ヘリで収容しました。男性が倒れていた場所は、急峻な岩場で所々に雪が残っていました。男性の特徴は40代くらい、中肉で上下赤色ウェアを身に着けていたということです。
警察によりますと、1月5日に戸隠連峰で遭難し行方不明になっていた30代男性を捜索中に身元不明の遺体を発見したということです。

その後、28日に遺体の身元は行方不明になっていた30代男性と判明しました。

焼岳で遭難 男性が下山中に転倒

焼岳の登山道上(標高約1,630m付近)で50代男性が転倒してけがをして、救助されました。男性は5月19日、2人パーティーで新中の湯登山口から入山し、下山中に転倒してけがをし、自力で歩けなくなりました。本人から午後3時過ぎ、消防に救助要請があり、警察と消防が出動して、午後6時頃、男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は左足首をけがしているようです。

御嶽で女性遭難救助

17日午前8時50分ごろ、御嶽の登山道で、50代女性が標高2,600m付近で下山途中に足が岩場に挟まって動けなくなり、自ら100番通報しました。現場付近は雨と強風のためヘリが出動できず、岐阜県警山岳警備隊や下呂市消防本部、民間救助隊の隊員ら13人が女性を背負って下山し、午後3時20分ごろ病院に搬送されました。女性は左足首骨折の疑いがあるということです。
警察によりますと女性は登山仲間3人と16日に入山し、17日早朝から下山する途中だったということです。

「登山道を外れて道に迷った」男性2人を救助 焼岳

焼岳で登山をしていた20代男性2人が行動できなくなりました。
警察によりますと、2人は16日、新中の湯登山口から北アルプス焼岳に入山しました。午後7時20分ごろ、標高およそ1,900m付近を下山中に「登山道を外れて道に迷った」などと警察に救助を要請しました。山岳遭難救助隊が17日6時半ごろから捜索に入り、午前11時45分ごろ2人を救助しました。2人に疲労はあるものの、けがなどはないとみられています。

剱岳で男性が死亡 スキーのために入山し滑落か

剱岳の標高2,150m付近の雪渓で、山スキーをしていたとみられる男性の遺体が16日発見されました。付近は上級者コースで、警察は谷の様子を確認しようとして滑落した可能性があるとみて、遺体の身元の確認や当時の状況を調べています。
15日午後9時頃、「池ノ谷に入山中の男性と連絡が取れない」との通報が警察に入りました。通報は遺体で見つかった男性の関係者とみられる人物からのものでした。翌16日、地上からは県警山岳警備隊、空から民間のヘリコプターが捜索に出動し、雪渓に倒れている男性を発見しました。その後、富山県警の要請を受けて長野県警のヘリが出動し、16日午後2時32分に男性の遺体を発見、収容しました。
警察によりますと、男性が倒れていた場所から数百メートル上部の崖で、男性のものとみられるスキー板とリュックが見つかったということです。警察は、男性が山スキーの途中で谷の様子を確認するために一旦スキーとリュックを置いた際、滑落した可能性があるとみて、身元の確認を進めるとともに、引き続き当時の状況を調べています。

その後、遺体は50代男性と判明し、更に状況を調べています。

爺ヶ岳周辺で遭難か

爺ヶ岳周辺で5月上旬から、60代男性が行方不明になっています。
警察によりますと、14日午後1時過ぎ、男性の友人から「5月上旬から連絡が取れなくなっている男性の車を登山口で発見した」と110番通報がありました。友人は男性から山に登るなどと連絡があり、探していたということです。警察は14日午後3時半ごろから1時間あまり県警ヘリなどで、捜索しましたが発見には至りませんでした。
15日は天候を見て、ヘリなどで再び捜索する予定です。

通報を受けた警察がヘリコプターで捜索したところ、14日午後、爺ケ岳の沢の中で男性のリュックを発見しました。警察によりますと、男性の登山計画書は今のところ確認されていません。リュックが見つかった周辺には雪が残っていて雪崩や崩落の恐れがあり、警察は、雪の状況を見つつ捜索を続ける方針です。

雪崩に3人巻き込まれる

北穂高岳の北穂沢付近(標高約2,750m)で60代夫婦ともう1人が雪崩に巻き込まれ、60代男性が死亡しました。
警察によりますと、12日、夫婦で上高地から入山し、13日、北穂高岳に向けて登山中、雪崩に巻き込まれ滑落しました。13日午前11時ころ、目撃者から救助要請があり、午後0時半ころ、長野県警のヘリコプターで2人を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、夫の死亡が確認されました。妻は軽傷のようです。もう1人、雪崩に巻き込まれましたが、自力で下山したということです。
警察によりますと、雪崩の規模は幅が約30m、長さが約500mだったということです。

播隆祭 北アルプスの登山安全祈願

山シーズンを前に、北アルプスの岐阜県側の開山祭「播隆祭」が10日、高山市奥飛騨温泉郷村上の村上神社で営まれ、関係者が登山者の安全を願いました。
槍ヶ岳や笠ヶ岳を開山したと伝わる播隆上人の偉業をたたえるとともに山の安全を祈願する祭りで、今年で64回目。県や市、警察、山小屋関係者ら約100人が参列しました。

南アルプスで遭難か

長野県飯田市から南アルプス南部に入山したとみられる40代男性と連絡が取れなくなっていて、警察が11日朝から捜索することにしています。
警察によりますと、男性は5月3日に知人に「山登りに行く」と伝え、4日に都内のレンタカー会社で「長野に行く」と話して6日までの予定で車を借りていました。しかしその後は連絡が無く、9日に家族が警視庁に届け出ました。長野県警が各地の登山口を捜索したところ、10日午前、飯田市南信濃の芝沢ゲートの駐車場で男性のレンタカーが発見されたということです。
芝沢ゲートは南アルプス南部の聖岳や光岳の登山口となる易老渡への入口にあたります。警察では11日早朝から15人態勢で男性を捜索することにしています。

北燕岳で男性が遭難

北燕岳で5月9日、登山をしていた60代男性が道に迷って行動不能となり、救助を要請しました。警察などが10日朝から救助にむかう予定です。
警察によりますと、男性は7日に単独で白沢登山口から入山し、9日午後3時過ぎ、北燕岳山頂付近で道に迷って行動不能になったということです。男性に大きなけがはないようで、テントなどの装備があることから、警察はビバークするよう指示したということです。

八ヶ岳連峰赤岳付近で遭難 男性が死亡

八ヶ岳連峰赤岳付近(標高約2,800m付近)で斜面に倒れている男性を発見し、病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は5日、2人パーティーで八ヶ岳連峰編笠山に入山し、6日、赤岳付近を登山中に何らかの原因で同行者とはぐれました。同行者から6日夕方、山梨県警に救助要請があり、捜索したところ、登山道から外れた斜面で倒れている男性を発見、午後6時半過ぎ、山梨県警ヘリで救助し、山梨県北杜市内の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。
警察が遭難した原因や、男性の身元の確認を進めています。

その後、40代男性と身元が確認されました

北穂高岳で男性が滑落

北穂高岳の南稜付近(標高約2,900m)で50代男性が滑落してけがをしました。
警察によりますと、男性は5月4日に単独で上高地から入山し、6日、北穂高岳から涸沢方面に下山中に滑落してけがをしました。午後4時半頃、本人から「右足を負傷して自力で歩行できない」と救助要請がありました。男性は軽傷のようです。
警察は今晩はビバークするよう指示し、7日朝から救助活動にあたる予定です。

戸隠山 登山道から滑落

戸隠山を登山していた40代男性が滑落して、行動不能になりました。警察などが捜索しています。男性は5日、単独で戸隠山に入山し、八方睨から戸隠神社奥社までの間の登山道から滑落して行動不能になりました。警察や消防、地元の遭対協の隊員などが捜索にあたっています。

焼岳でフランス国籍の3人パーティーが遭難

焼岳でフランス国籍の20代女性3人パーティーが遭難し、このうち2人が滑落してけがをしました。3人は、5日に日帰り予定で、新中の湯登山口から入山し、焼岳を経由して上高地方面に下山していたところ、2人が滑落しました。5日3時前、宿泊施設を介して救助を要請し、県警のヘリで救助され、松本市内の病院に運ばれました。
3人のうち2人がけがをしていて、1人は軽傷だということです。

蝶ヶ岳で登山道から約20メートル滑落

蝶ヶ岳で、50代男性が遭難し、県の消防防災ヘリで救助されました。
警察によりますと、男性は1人で蝶ヶ岳から下山中に、バランスを崩して転倒し、登山道からおよそ20m滑落しました。通りかかった登山者を通じて消防に救助を要請し、県の消防防災ヘリで松本市内の病院に搬送されました。男性は首の骨を折るなどの重傷とみられています。

奥穂高岳で滑落 女性けが

奥穂高岳のコブ尾根付近(標高約2,830m)で40代女性が滑落してけがをしました。女性は5日、岳沢からジャンダルム方面に向かっていたところ、滑落してけがをしました。一緒に登山をしていた40代女性が救助しようと現場に下りましたが、自力で動けなくなってしまったということです。滑落した女性から午前11時前に救助要請があり、午後0時半過ぎに長野県警のヘリコプターで2人を救助しました。滑落した女性は松本市内の病院に搬送され、けがの程度は確認中です。同行の女性はけがはないということです。2人は4日、上高地から入山していました。

「膝が痛くて下山が難しい」と救助要請 常念岳

常念岳の山小屋付近(標高2,400m)で20代男性が膝の痛みを訴え、警察に救助されました。男性は4日から、3人パーティーで三股登山口から入山し、5日「膝が痛くて下山が難しい」と山小屋関係者を通じて救助要請をしました。安曇野警察署山岳遭難救助隊3人が出動し、同行下山し午後4時半ごろ救助されました。男性は病院には搬送されていませんが、膝がはれており軽傷とみられます。

涸沢で宿泊中に体調不良

涸沢(標高約2,300m)で60代男性が体調不良を訴え、長野県警のヘリコプターで救助しました。男性は5月3日から13人パーティーで上高地から入山し、4日から涸沢に宿泊していて、5日、体調不良を訴えました。同行者から5日午前6時半前、救助要請があり、約2時間後、県警ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。

前穂高岳で遭難 大学生2人を救助

前穂高岳の紀美子平付近(標高約2,900m)で20代男子大学生2人が疲労のため行動不能となっていましたが、5月4日、長野県警のヘリコプターで救助されました。2人にけがはないということです。
警察によりますと、4月30日に2人パーティーで上高地から入山し、5月3日、前穂高岳から岳沢方面に向けて下山中に疲労のため行動不能になりました。3日午後5時頃に千葉市の男性からの救助要請を受け、長野県警のヘリコプターが救助に向かいましたが、気流や天候の関係で近づけず、3日はビバークを指示。そして、4日午後2時前に改めて県警ヘリで近づき、2人を発見・救助しました。松本市内の病院に搬送しましたが、2人は疲労はしているものの、けがはないということです。

蝶ヶ岳で滑落

蝶ヶ岳の登山道上(標高約1,900m付近)で滑落した50代男性を3日正午前、警察が救助しました。
警察によりますと、男性は2日、単独で蝶ヶ岳に入山し、3日、横尾に向けて下山中に滑落して行動不能になりました。本人から3日午前7時過ぎ、救助要請があり、長野県警山岳遭難救助隊員が出動、正午前に男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。けがの程度は確認中だということです。

蝶ヶ岳で遭難 約50~100m滑落

5月1日、蝶ヶ岳で60代男性が滑落し、救助されました。
警察によりますと、男性は5月1日、蝶ヶ岳方面から上高地の徳沢に向かって下山している途中に約50~100m滑落しました。同行者が「登山道から滑落し、木にぶつかってけがをした」と警察に通報しました。ヘリでの救助が難しい場所だったため、県警の山岳遭難救助隊員などが現場で男性を引き上げ、背負って救助し、午後5時半に救急隊に引き継いで長野県松本市内の病院に搬送しました。男性は腰の打撲などで軽傷です。
男性は4月30日に仲間と3人で三股登山口から入山していました。

八ヶ岳連峰で女性を救助

2日午後1時10分ごろ、八ヶ岳連峰の縞枯山を登山中の40代女性が積雪を踏み抜いて足を痛めたと、同行者から救助要請がありました。長野県警茅野署山岳遭難救助隊員や諏訪広域消防本部特別救助隊員が出動し、女性を救助しました。女性は茅野市内の病院に搬送され、左足の筋肉離れで軽傷です。
茅野署によりますと、女性は2人パーティーで2日に八ヶ岳ロープウェイから入山しました。

空木岳で男性死亡

5月1日、空木岳で登山をしていた高齢とみられる男性が滑落し、死亡しました。
警察によりますと、男性は4月30日に30代男性と2人パーティーで入山し、5月1日に空木岳から池山尾根(標高約2,000m)を下山中に道に迷い、男性が滑落したということです。同行者の男性が救助を要請し、男性は午後5時過ぎに防災ヘリで救助されましたが、病院で死亡が確認されました。同行者の男性にけがはありませんでした。

八ヶ岳連峰・編笠山で遭難

八ヶ岳連峰の編笠山で滑落した80代男性が救助されました。
警察によりますと、4月30日に男性は息子と2人で八ヶ岳連峰の編笠山で登山をしていましたが、午後4時半ごろ、標高およそ2,500mの地点で足を滑らせ、およそ10m滑落したということです。5月1日早朝から出動した長野県の消防防災ヘリが男性を救助し、午前6時前に松本市内の病院に搬送しました。消防によりますと、男性は「転倒し、胸を強く打った」と話していたということです。

焼岳で道に迷って遭難

焼岳で60代男性が道に迷い、県警ヘリで5月1日救助されました。
男性は4月30日に日帰りの予定で単独で焼岳登山に向かいましたが、前日から宿泊していた上高地周辺の施設に現れず、午後6時半過ぎに施設が警察に届け出ました。5月1日、男性が登山道から西方に外れた標高およそ1,650mの場所にいるのを捜索中の県警ヘリが発見し、午前7時半すぎに救助しました。男性はけがはない模様だということです。
警察によりますと、男性は「下山中、道に迷った。樹林帯で動かず装備していたエマージェンシーシートで暖を取った」と話しているということです。

爺ヶ岳周辺で遭難 男性が行方不明

爺ヶ岳周辺を登山していた、50代男性が行方不明になっていて、警察は28日早朝から捜索する予定です。
警察によりますと、男性は2人パーティーで25日から2泊3日の予定で鹿島槍ヶ岳方面に登山していて、同行者は先に下山していました。男性が28日、勤務先に出勤していなかったことから、同行者が家族に確認したところ、「連絡が取れなくなっている」と聞き、長野県警に通報しました。28日早朝から大町警察署山岳遭難救助隊員などが捜索する予定です。

30日、遭難者を捜索中の長野県警のヘリコプターが午前8時前に爺ヶ岳の南西の扇沢の標高1,670m付近で山中で倒れている1人の遺体を発見し、身元は50代男性とわかりました。

また、午前10時半頃にも県警のヘリが、爺ヶ岳南西の柏原新道の東側斜面の標高約1,720m付近で倒れている1人の遺体を発見しました。身元は別に登山をしていた40代男性と判明しました。

1人で下山中に道に迷い行動不能に 上高地岳沢登山口

上高地で27日午後、西穂高岳方面から下山していた50代男性が道に迷って動くことができなくなり、救助されました。
松本警察署によりますと、男性は、1人で岐阜県の新穂高温泉から西穂高岳方面に向かった後、下山する途中、上高地の標高およそ1,600mにある岳沢登山口の近くで、道に迷って動けなくなり、午後6時半過ぎに電話で警察に救助を求めました。男性は県警山岳遭難救助隊員らに救助され、午後12時前に松本市内の病院に搬送されました。男性は、疲労していて、寒さを訴えていたということですが、けがはないということです。

縦走中の男性が遭難 同行者から救助要請受けるも雪で近づけず 大天井岳

大天井岳で28日、40代男性が滑落し、警察などが天候の回復を待って救助に向かうことにしています。
大町警察署によりますと、男性は27日、2人で上高地から入山した後、蝶ヶ岳などを経由して山小屋に宿泊し、28日は常念岳から大天井岳の山頂近くを縦走していました。28日正午過ぎ、同行していた男性から「男性が滑落して姿が見えない」と警察に救助の要請がありましたが、男性が滑落した標高およそ2,800m付近は雪が降っていて視界が悪く、現場に近づくことはできませんでした。警察では天候の回復を待って、ヘリコプターなどで救助に向かう予定です。

その後、30日朝6時過ぎに県警ヘリが救助しました。男性は意識はあり、会話も出来ますが、腕の骨を折るなど重傷だということです。

滑落した女性を助けようとした男性も滑落 蝶ヶ岳

長野県警松本署によりますと27日、蝶ヶ岳の登山道上(標高約1,900m付近)で、60代女性が滑落、救助しようとした60代男性も滑落し動けなくなり、午後1時3分に男性からの救助要請がありました。県警山岳遭難救助隊員と北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、2人を救助し、2人は松本市内の病院に搬送されました。男性は肋骨骨折で重傷、女性は頭部打撲などで軽傷のようです。
2人は26日に上高地から入山し、横尾を経由して蝶ヶ岳方面に向かっていました。

涸沢で遭難 50~60代くらいの男性が死亡

涸沢(標高約2,200m)で4月26日午後3時前、山岳パトロール中の長野県警山岳遭難救助隊員が雪上に倒れている男性を発見しました。呼びかけたものの、応答はなかったということです。午後4時頃、県警ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。目立った外傷はないということです。
男性は50~60代くらいで、警察が身元の確認を進めています。

その後、死亡した男性は60代で、身元が判明しました。死因は確認中です。

登山道から10m滑落し行動不能に 蝶ヶ岳

蝶ヶ岳(2,677m)で26日、前日に滑落して動けなくなっていた50代男性が救助されました。
警察によりますと、男性は25日に入山し、山小屋に宿泊する予定でしたが、標高約2,500mの蝶槍付近で登山道から約10m滑落し、行動不能となりました。午後6時頃、男性が救助を要請し、26日午前5時半過ぎに長野県の消防防災ヘリが救助して松本市内の病院に搬送しました。足首をねん挫していて軽傷とみられています。

前常念岳で遭難 約30m滑落

25日、前常念岳の中腹(標高約1,900m)で60代女性が登山道から滑落し、けがをして、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、女性は25日、単独で入山し、山頂へ向けて登山中に約30m滑落し、けがをしました。付近を通りかかった登山者から午前9時45分ころ、消防に救助要請があり、午後0時半ころ、長野県消防防災ヘリに救助され、病院に搬送されまさした。女性は右足の骨折などで重傷です。

中房温泉に続く県道が崩落、通行止め

中房温泉に続く県道が崩落し、通行止めが続いています。山小屋などではキャンセルが相次ぐ中、県は大型連休を前に4月25日から歩行者に限り通行できるようにしました。4月14日、安曇野市穂高有明の県道で路面が長さ10m、幅2.5mに渡って崩落。整備工事をしていたバックホーが転落し、運転していた50代の男性が死亡しました。
現在も通行止めが続いています。北アルプスの玄関口・中房温泉に続く唯一の県道で、観光に大きな影響が出ています。

八ヶ岳連峰で登山中に落石

八ヶ岳連峰の横岳で登山中の50代女性が落石に遭い、重傷を負って県警ヘリで救助されました。女性は4月19日に仲間と3人で八ヶ岳連峰の横岳に登っていましたが、午前9時半前、同行者から「落石にぶつかってけがをした」と警察に通報がありました。出動した県警ヘリが正午前に標高2,500m付近で女性を救助して松本市内の病院に搬送しました。 肩の骨を折る重傷とみられています。女性はヘルメットをかぶっていましたが、石が頭に当たるなどして出血したということです。

雨乞岳で滑落 防災ヘリで救助

24日午前11時ごろ, 雨乞岳で山岳遭難が発生したという情報がありました。
警察や消防によりますと、登山者から「沢の下から声が聞こえる」という通報が消防にありました。男性が登山道から滑落したということです。落ちて足が動かなくなったということですが意識ははっきりしています。消防によりますと、男性は防災ヘリで救助され、骨折の疑いがあるということです。

噴火警戒レベル「1」に引き下げ 焼岳

気象庁は18日、焼岳の噴火警戒レベルをおよそ1か月半ぶりに1に引き下げました。17日、県道の冬季閉鎖が解除され観光シーズンの幕が開けた上高地の関係者もにぎわいに期待を寄せています。上高地は4月27日に開山祭が予定されています。今年は、大型連休の宿泊予約も好調だということで、去年以上のにぎわいが期待されています。

登山道で大規模土砂崩落

徳本峠を経由して上高地・明神まで続く登山道「島々明神線」で大規模な土砂崩落が発生し、長野県が島々宿登山口から徳本峠までの約16km区間を通行止めにしました。復旧のめどは立っていません。
長野県によりますと、9日午前、登山道を整備するボランティア団体から「土砂が崩落している」と通報がありました。崩落現場は島々宿登山口から8kmほどの地点で、登山道に設けた足場などが流されたようです。県は「雪解けが原因と思われる」とし、近く現地を確認して対応を検討するそうです。

「地面に亀裂」猿倉駐車場を閉鎖

猿倉登山口にある駐車場の一部に亀裂が入っているため、村では駐車場を閉鎖し、登山者は八方の駐車場を利用するよう呼びかけています。白馬村によりますと2024年の秋、駐車場の地面の一部に亀裂が入っているのが見つかりました。このため登山者が停めた車の安全が確保できないとして村などは14日、駐車場の閉鎖を決めました。
猿倉に通じる県道は、4月24日の10時に冬の間の通行止めが解除されますが、猿倉周辺に他に駐車場はないため、村では自家用車は村内の八方第3・第5駐車場に停めて、八方バスターミナルからタクシーやバスで登山口まで移動するように呼びかけています。バスは連休中の5月3日から6日まで運行します。
村では「詳しい調査をこれから行うことから、解除の時期は未定」と話しています。

南岳で身元不明の遺体

警察によりますと、5日午前11時前、遭難者を捜索していた県警ヘリが、南岳の東側斜面(標高約2,600m)に倒れている遺体を発見し、収容しました。遺体は一部が雪に埋もれ、全身が凍りつき霜に覆われた状態でした。性別などはわからないものの、赤いヤッケに黒いズボン、登山靴に白いヘルメットを被っていました。
南岳では3月30日、50代男性が滑落し、同行者の女性から救助要請がありました。その後、女性とも連絡が取れなくなりましたが、女性は無事下山したということです。31日には富山県の防災ヘリが捜索しましたが、発見に至りませんでした。警察は、遺体はこの男性の可能性があるとみて身元の確認を進めています。

1人で中央アルプスへ入山の男性が遭難

1人で空木岳に向かった30代男性が予定を過ぎても下山せず、警察が31日の朝から捜索しています。
駒ヶ根警察署によりますと、男性は29日に1泊2日の予定で単独で入山して空木岳へ向かったまま下山予定の時刻を過ぎても帰宅せず、行方が分からなくなっています。30日の午後7時すぎに、知人から届け出がありました。登山アプリによって登山道の途中にある池山小屋辺りで男性の位置情報が確認されたということで、31日の朝から捜索を行っていますが、31日正午現在でまだ見つかっていません。

長野県警駒ケ根署によりますと4月4日午前11時50分頃、空木岳の池山尾根(標高2,000m)の雪渓上で、身元不明の1人の遺体を発見し、行方不明者を捜索中の県警ヘリコプターが午後0時25分に収容しました。性別は男性で年齢は30~40代くらい、身長165cmくらいの中肉で紺色の上衣に黒色のズボンを着用し、腕時計を所持していました。警察が身元の確認をしたところ、行方不明になっている30代男性と判明しました。

爺ヶ岳で男女2人が約50m滑落

爺ヶ岳で60代男性と50代女性が滑落して負傷し、救助されました。2人は29日、9人パーティーで入山し、30日、爺ヶ岳の東尾根付近(標高約1,100m)を下山中に約50m滑落してけがをしました。30日午前10時半ころ、女性から救助要請があり、警察と地元の遭対協の隊員が出動し、午後3時過ぎに2人を救助し、大町市内の病院に搬送しました。男性は両足の脛骨と腓骨骨折で重傷、女性は軽傷とみられます。

南岳で男性が滑落

南岳付近で登山をしていた50代男性が滑落し、警察などが天候の回復を待ち、31日以降、救助に向かう予定です。警察によりますと、男性は29日、2人パーティーで入山し、30日、南岳付近で滑落しました。男性のけがの程度はわかっていません。同行者から30日午前10時過ぎ、救助要請がありました。その後、同行者は避難小屋に向かったとみられますが、2人とも連絡が取れていないということです。
周辺は風が強く、30日は救助にあたれず、天候の回復を待ち、31日朝以降、長野県警のヘリなどで救助に向かう予定です。

川辺町の低山ツアー満喫

低山登山で人気を集める川辺町の遠見山や米田富士など、町内の七つの山を中心に登山を楽しむツアーが東京の旅行会社によって企画され、全国から訪れた約30人の登山愛好者が御当地ならではの低山登山の魅力を満喫しました。
4日間の日程でツアーは組まれ、「川辺セブンマウンテン」の登山を楽しみ、カタクリの花が見頃を迎えた鳩吹山にも足を運びました。

白馬乗鞍岳で発見の遺体判明

白馬乗鞍岳(2,436m)の山頂付近で27日に発見された遺体は、行方が分からなくなっていた40代男性と分かりました。警察によりますと、男性は3月22日に1泊2日の予定で単独で白馬岳方面に向かったまま帰宅せず、26日に家族が警察に届け出ていました。
登山口に近い栂池高原の駐車場で、男性の物と見られる車が見つかっていました。27日朝から地上と上空から捜索した結果、白馬乗鞍岳の山頂付近で警察の捜索隊が遺体を発見し、身元の確認を進めていました。

飼育ライチョウ 越冬成功

環境省信越自然環境事務所は26日、人工飼育後に中央アルプスに放鳥した絶滅危惧種ニホンライチョウ一羽が越冬に成功したと発表しました。人の手で雛から育てた個体が自然で冬を越すのは初めてで、今後野生での繁殖が期待されます。
環境省は昨年9月、この個体を含め人工飼育した計7羽を放鳥、4月以降に残る6羽の状況を本格的に調査します。

白馬岳周辺で男性が行方不明

白馬岳周辺に登山に向かったとみられる40代男性が、下山予定を過ぎても戻らず行方が分かっていません。26日午前11時半ごろ、男性が勤める会社から家族に「出社していない」という連絡が入り、家族が警察に救助を求めました。
男性は22日に1泊2日の予定で、白馬岳方面に向かったものとみられます。ふもとの駐車場には男性の車が残されたということです。警察は、26日にヘリなどで男性を捜索しましたが発見には至らず、27日もヘリと地上から捜索を行うことにしています。

西穂高岳で単独登山者が行方不明

西穂高岳から下山中の50代男性が21日から行方不明になっています。男性は今月20日に1人で新穂高温泉から山に入り、21日に西穂高岳方面に登ったあと、21日の昼頃に「滑落したが、けがは無い」と自ら110番通報をしました。その後「自力で登山道に戻れた」と連絡がありましたが、そのまま行方が分からなくなり、家族が警察に救助要請をしました。警察などが地上から捜索に向かっています。

松本警察署の山岳遭難救助隊などが22日朝から出動して、午前11時ごろに北アルプス西穂高岳の独標付近(標高約2,700m)で男性を発見。男性は県警ヘリで救助されましたが、松本空港で救急隊によって死亡が確認されました。

中央アルプスで行方不明

中央アルプスに一人で入山した30代男性が行方不明となっています。登山計画書によりますと、男性は、7日から1泊2日の予定で入山し、木曽駒ヶ岳などに登頂する予定でした。
19日、家族が警察に相談し、登山アプリの位置情報を確認したところ、7日夕方時点で、檜尾岳周辺にいたことが分かりました。警察は現在、ヘリコプターで捜索しています。

八ヶ岳連峰茶臼山で遭難

八ヶ岳連峰茶臼山で60代男性が登山中に足をけがをして、救助されました。警察によりますと、男性は18日、2人パーティーで八ヶ岳連峰に入山し、19日、麦草峠から北横岳方面に向けて登山中、五辻付近(標高約2,100m)で左足をけがしました。19日午後1時頃、本人から110番通報で「けがをして動けなくなった」と救助要請があり、警察や地元の遭対協の隊員が出動し、救助しました。
男性は茅野市内の病院に搬送され、左ふくらはぎ筋断裂の軽傷だということです。

八ヶ岳連峰赤岳で2人遭難 行動不能に

八ヶ岳連峰赤岳山頂付近(標高約2,899m)で16日、50代男性2人が行動不能になり、警察と遭対協が救助に向かっています。
警察によりますと2人は3月15日、1泊の予定で赤岳に向けて入山。日没のため山頂付近でビバークしました。一夜明け、きょう16日、積雪のため道がわからなくなり、行動不能になったということです。午前6時ごろ、自ら通報し、警察の山岳遭難救助隊員1人と諏訪地区の遭対協4人が救助に向かっています。電話はつながる状態で、けがや病気などはないということです。

その後、警察などが救助し、付近の山小屋まで同行下山しました。警察と地元遭対協合わせて5人が出動し、午後5時半頃、遭難した男性2人を救助。近くの山小屋まで同行下山したということです。2人にけがはなく、明日、自力で下山する予定です。赤岳付近は昨夜から雪が降り、風も強い状況だったということです。

納古山で登山の女性がけが

9日午後0時20分頃、納古山に至る登山道で、70代女性が登山道から約10m下に滑落し、左足を負傷しました。通りがかった登山者が119番し、加茂消防事務組合の職員に救助され美濃加茂市内の病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
加茂署によりますと、女性は仲間と入山し、中級コースを登山中でした。

涸沢岳で滑落

9日午後7時30分頃、涸沢岳付近で20代男性2名が約200m滑落しました。2人は腰部打撲、後腹膜出血とみられます。10日に県警ヘリで収容され、高山市内の病院に搬送されました。
高山署によりますと、2人は9日に入山し、涸沢岳に登山中に1人が滑落したため、その様子を見に行こうとしたもう1人も滑落し、一方の男性が110番しました。

木曽駒ヶ岳で男性死亡

中央アルプス木曽駒ヶ岳で、斜面に倒れていた50代男性を県警ヘリが収容し、死亡を確認しました。
男性は9日、1人で木曽駒ヶ岳に入り日帰りで下山する予定でしたが夕方になっても帰宅せず、連絡も取れなくなったことから家族が警察に通報しました。警察が、10日早朝からヘリで捜索したところ、木曽駒ヶ岳の標高およそ2,700m付近で心肺停止の状態で倒れている男性を発見し救助しましたが、その後、死亡が確認されました。男性は稜線からおよそ150m下で見つかっていて、警察は滑落したとみて死亡した原因を調べています。

甲斐駒ヶ岳で滑落か 意識不明の男性発見も救助難航

北杜警察署によりますと、9日午前8時45分ごろ、甲斐駒ヶ岳で登山中の男性が滑落するのを別の登山者が目撃し、山小屋関係者を通じて110番通報しました。県警のヘリコプターなどが現場に向かい、標高2,200m付近で意識不明の男性を発見しましたが、雪崩の危険性が非常に高いため、いったん救助を断念しました。
現場の状況から、男性は約500m滑落したものと見られます。警察は雪崩の危険性がなくなり次第、救助を再開する方針です。

斜面でバランス崩し数100m滑落

中央アルプス千畳敷で滑落して動けなくなった50代女性が8日、警察に救助されました。救助された女性は8日の朝、3人パーティで中央アルプスに入山しましたが、急な斜面でバランスを崩し、数100m滑落したということです。警察の山岳遭難救助隊などが午後3時半ごろ、千畳敷カールで横になっていた女性を見つけ救助しました。
女性は左足の骨を折る大けがをしていて、駒ヶ根市内の病院に運ばれました。現場近くには、およそ2mの積雪があったということで、警察が状況を調べています。

八ヶ岳連峰天狗岳で滑落か 男性の遺体発見

八ヶ岳連峰の天狗岳で8日、身元不明の男性の遺体が見つかりました。警察は、7日から行方不明になっている60代男性とみています。警察によりますと、午後3時すぎ、天狗岳の急斜面(標高約2,300m)で倒れている男性がいるのを、警察の救助隊と地元の遭対協が発見しました。男性は60代くらい、頭から出血するなどしていて、その場で死亡が確認されました。現場は、登山道からかなり離れた急斜面で、滑落したとみられます。
天狗岳では7日から、1人で入山した男性が行方不明になっており、宿泊予定の山荘に現れず、夕方、家族が捜索要請をしていました。8日の夕方は悪天候でヘリが飛べず、警察は明日以降、天候の回復を待ってヘリで遺体を収容し、身元を確認するとしています。

長野県警佐久署によりますと、発見された遺体は9日午前、県警ヘリコプターで収容され、八ヶ岳に出かけて行方不明になっていた男性と確認されました。

八ヶ岳連峰赤岳で男性が死亡

八ヶ岳連峰赤岳で7日、登山道から60代男性が滑落して死亡しました。
7日正午ごろ、赤岳から下山中の登山者が「滑落したのを目撃した」と警察に通報しました。午後2時ごろに長野県警のヘリが赤岳の南西側斜面(標高約2,500m)で倒れている男性を救助しましたが、既に意識は無かったということです。現場の状況から男性は300mから400mほど滑落したとみられ、諏訪市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

南アルプスで女子大学生が400m滑落

3月6日午後2時半頃、聖岳で「仲間1人が滑落した」と同行する山岳部のメンバーから110番通報がありました。警察によりますと、20代女子大学生が聖岳東尾根を登っていたところ、凍った道で足を滑らせ、約400m滑落しました。静岡県警のヘリコプターが、通報から約1時間半後に女子大学生を救助し、焼津市の病院に搬送しました。女子大学生は首を骨折したほか、全身に打撲を負いましたが、救助した際には、会話はできていたということです。
女子大学生は大学の山岳部に所属する男女4人で、3月5日から8日にかけて、聖岳から茶臼岳を登山する計画でした。警察によりますと、登山計画は提出されていたほか、女子大学生の装備に目立った不備は見当たらなかったということです。

焼岳 噴火警戒レベル2に引き上げ

焼岳で山頂直下を震源とする火山性地震が増えていて、気象庁は4日午前、噴火警戒レベルを「火口周辺規制」の2に引き上げました。
気象庁によりますと、焼岳では3月1日から山頂直下を震源とする火山性の地震が観測されていて、3日は20回、4日も午前9時までに20回観測されました。

御嶽の噴火警戒レベルを2に引き上げ

気象庁は火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、御嶽の噴火警戒レベルを1から2に引き上げて、火口から概ね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、御嶽では去年12月中旬以降、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加していて、16日午後9時までの24時間に25回の地震を観測したということです。このため、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして気象庁は午後10時に5段階の噴火警戒レベルをレベル1(活火山であることに留意)からレベル2(火口周辺規制)に引き上げ、地獄谷火口から概ね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
御嶽の噴火警戒レベルが2になるのは2022年6月23日以来です。

西穂高岳で低体温症に

西穂高岳で13日、1人で登山をしていた40代男性が低体温症で動けなくなり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、13日午前6時40分ごろ、長野県警山岳警備隊から「山荘に宿泊予定だった男性が到着していない」と岐阜県警に情報提供がありました。その後、13日午後0時半ごろ、男性本人から「低体温症で動けない。凍傷もある」などと110番がありました。通報を受けた岐阜県警山岳警備隊が携帯電話の位置情報などを元にヘリコプターで捜索。午後2時15分ごろ、西穂高岳の山頂から南西に100mの稜線上にいる男性を発見し、救助しました。男性は高山市内の病院に運ばれましたが、低体温症と両手の凍傷が疑われるということです。
男性は12日に1人で入山、西穂高岳に登って西穂山荘で1泊する予定でした。12日は雪が強く降っていたということです。

単独登山で遭難か 北アルプス西穂高岳

北アルプスに登山に出かけた50代男性の行方が分からなくなっていて、遭難したとみられています。1月6日に男性の母親が「息子が登山に行ったまま、帰宅予定日を過ぎても帰ってこない」と警察に届けました。警察によりますと、男性は12月27日から西穂高岳に登る予定だったということで、28日と29日に西穂山荘に宿泊したことが確認されています。しかし、山荘を出発した後の足取りは不明で、下山予定の1月3日を過ぎても連絡が取れていないということです。警察は、天候の回復を待って山岳警備隊が捜索にあたる予定です。

単独で越年登山の男性が行方不明

2024年末の12月26日に戸隠連峰に入山し、縦走して1月5日に下山予定だった30代男性が行方不明になっています。男性は12月26日に長野市鬼無里から戸隠連峰に単独で入山し、登山計画書では妙高山まで縦走して1月5日に新潟県妙高市赤倉に下山する予定でした。しかし下山予定を過ぎても戻らず、連絡もつかないことから、家族が5日夕方、警察に届け出ました。
男性は登山歴約20年で、冬山の装備はしっかりしていたということです。警察は6日以降、戸隠山から妙高山にかけて、ヘリで捜索する方針です。

爺ヶ岳で大学生3人が行動不能

31日、爺ヶ岳で大学生の男女3人が悪天候で身動きが取れなくなり、長野県警は1月1日朝から捜索を行う予定です。遭難したのは、関東の大学に通う20歳から23歳の男女3人のパーティーで、12月26日から山に入り31日午後2時半ごろ、爺ヶ岳の標高約2,500mの東尾根付近で「風が強くてビバークしようとしたところ、テントが飛ばされた」と1人が警察に通報しました。
警察によりますと、3人は、悪天候で身動きが取れなくなっています。いずれも会話ができる状態ですが、20歳の女性は、低体温症の症状を訴えているということです。警察は雪洞を作って寒さをしのぐよう指示していて、1月1日朝から県警山岳遭難救助隊などが捜索活動を始める予定です。

その後、1日午前7時すぎ、長野県警の山岳遭難救助隊など12人が救助に向かい、午前10時半ごろまでに全員が県警ヘリで救助されました。命に別条はないということです。

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