御嶽の噴火警戒レベルを2に引き上げ
気象庁は火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、御嶽の噴火警戒レベルを1から2に引き上げて、火口から概ね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、御嶽では去年12月中旬以降、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加していて、16日午後9時までの24時間に25回の地震を観測したということです。このため、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして気象庁は午後10時に5段階の噴火警戒レベルをレベル1(活火山であることに留意)からレベル2(火口周辺規制)に引き上げ、地獄谷火口から概ね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
御嶽の噴火警戒レベルが2になるのは2022年6月23日以来です。