北アルプスで滑落、女性けが
25日午前9時頃、西穂高岳山頂付近で50代女性が稜線から約400m滑落しましたが、自力で稜線まで登り、約2時間半後に県警ヘリで救助されました。凍った雪で足を滑らせたようですが、右太もも打撲などの軽傷とのことです。
25日午前9時頃、西穂高岳山頂付近で50代女性が稜線から約400m滑落しましたが、自力で稜線まで登り、約2時間半後に県警ヘリで救助されました。凍った雪で足を滑らせたようですが、右太もも打撲などの軽傷とのことです。
岐阜県は平成26年7月に「岐阜県北アルプス地区における山岳遭難の防止に関する条例」を制定し、平成26年12月1日から施行しています。その後の条例改正により、平成27年4月1日から活火山である御嶽山及び焼岳の一部を届出を義務付ける対象エリアに追加されました。
平成28年12月1日からは、活火山である白山が対象エリアに追加されます。
なお、平成28年12月1月から罰則規定が施行されます(白山は除く)。
◆参考URL(岐阜県公式HP)岐阜県北アルプス地区及び活火山地区における山岳遭難の防止に関する条例
17日に滝谷で男性登山者が滑落した遭難事故で、岐阜県警山岳警備隊などは滝谷D沢の稜線から約200m下で男性を発見し、収容しました。男性は死亡が確認されました。死因は脳挫傷。
長野県王滝村は24日、御嶽登山道の立ち入り規制区域を縮小しました。火口から約1kmの九合目にある避難小屋まで行けるようになりました。現在、御嶽の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)で、火口約1km圏への立ち入り解除の目途は立っていません。
◆参考URL(王滝村公式HP)御嶽山噴火に関する情報
24日午後2時35分頃、西穂高岳独標付近で50代男性が尾根から約15m滑落し、岐阜県警山岳警備隊員らが救助、病院に搬送しました。滑落した男性は西穂高口から3名で入山、縦走中に足を滑らせたようです。男性は意識があり、命に別状はないとのことです。
17日午前11時40分頃、滝谷C沢付近を登っていた登山者から「同行していた人が稜線から滑落した」と通報がありました。滑落したのは60代男性で、12人のパーティーで北穂高岳から涸沢岳に向けて縦走していたようです。当日は視界不良で捜査は打ち切り、天候悪化のため20日現在捜査は延期となっています。
17日午前8時頃、中津川市加子母の小秀山(1,982m)を登山中の男性会社員から救助要請があり、40代の男性が県防災ヘリで救助されました。救助された男性は通報者と2名で二ノ谷ルートから入山、約2km地点で足を踏み外して滑落したようです。
噴石対策として9合目の山小屋「五の池小屋」で進めていた屋根の補強工事が20日に終わります。鋼製の屋根の上に防弾チョッキに使われるアラミド繊維を2枚重ねし、防水シートと合わせて強度を高めました。約10センチの噴石に耐えられるようにし、登山者が噴石から身を守れるシェルター機能を備える計画です。
9日午前8時50分頃、奥穂高岳(3,190m)の斜面で愛知県の50代の男性が倒れているのを登山者が発見し、山小屋を通じて通報しました。長野県の防災ヘリが救助しましたが、低体温症で死亡が確認されました。標高2,800m付近の登山道の斜面で心肺停止の状態で発見され、滑落したとみられています。
岐阜県は1日、山岳遭難防止条例の過料規定を12月1日に施行すると発表しました。義務付けられている登山届の未提出者らには5万円以下の過料が科せられます。対象区域は、北アルプスの西穂高・奥穂高、滝谷、穴毛谷の各区域、御嶽山と焼岳の火口域から1キロ以内が通年。北アルプスで通年区域以外の登山届提出義務付けエリアは12月1日~4月15日となります。
14日午前10時30分頃、奥穂高岳(3,190m)から南の「ロバの耳」付近で、男性登山者から「目の前で人が落ちた」と長野県警に110番がありました。岐阜県警ヘリが男性を救助しましたが、死亡が確認されました。男性はソロでロバの耳からの岩場を下っている途中、約100m滑落したようです。
9日午前9時25分頃、北穂高岳西側の滝谷第3尾根(標高約2,800m)付近で「3人パーティーの1人が転落、足を負傷した」と登山者から110番連絡がありました。岐阜県警ヘリは悪天候のため9日の捜索を打ち切り、10日に天候の回復を待って捜索を再開する予定です。
29日午前10時35分頃、奥穂高岳(3,190m)の穂高岳山荘付近のはしご場で80歳代の男性が約100m下に滑落し、死亡が確認されました。男性は単独で28日に上高地から入山、下山途中に浮き石に足を取られて滑落したとみられています。
17日午後3時頃、恵那山(2,191m)を登山中の愛知県の男性から「道に迷った」と110番通報があり、岐阜県防災ヘリが出動、同日救助しました。男性にケガはなし。神坂から入山し、正規のルートではない道に迷い込んだようです。
16日午後4時20分頃、恵那山(2,191m)で登山中の高校生が左足を負傷して動けなくなり、岐阜県警ヘリが救助しました。山岳部の登山で教諭2人、生徒11人のパーティーだったようです。
8月27日~28日に御嶽で講習会が開催されます。
◆参考URL(岐阜県山岳連盟)「山の日」制定記念・御嶽飛騨頂上登山講習
本格的な夏山シーズンの遭難事故に備え、岐阜県警山岳警備隊飛騨方面隊は1日、北アルプスでの夏山警備を開始しました。
8月11日の「山の日」を前に、岐阜県山岳連盟は関市若草通のわかくさ・プラザで初心者向けの登山講習会を開き、参加者約60人が登山者として必要な知識を学びました。
2017年に「白山開山1300年」を迎えるため、白山市内で来年度から3年間、記念事業を展開することになり、PR用のロゴマークなどを決めました。
ニホンライチョウの人工飼育に取り組む富山市ファミリーパークは29日、乗鞍岳で採取した卵4個のうち2個が孵化したと発表しました。
岐阜県下呂市と長野県木曽町は、噴火に伴う御嶽の入山規制の一部を解除し、28日正午から同市小坂町の摩利支天乗越から木曽町の御岳ロープウェイまでを通行可能にします。
上野動物園は27日、絶滅が心配される国の特別天然記念物ライチョウの人工飼育で昨年に続いて卵の孵化に成功し、ひな4羽が誕生したと発表しました。
27日午後8時50分頃、揖斐郡揖斐川町の釈迦嶺(1,175m)で名古屋市の会社員が下山中に動けなくなったと揖斐書に届け出ました。28日に県防災ヘリなどで救出予定です。
白山国立公園にある石川県指定の天然記念物「白峰百万貫の岩」に、ロッククライミング用の「ハーケン」と呼ばれるくさびが少なくとも六本打ち込まれていることが分かりました。
御嶽での国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の生息調査で20日、長野側の調査結果を信州大の名誉教授らが発表し、「噴火はライチョウの生態に大きな影響を与えていない」との見解を示しました。
2014年9月の御嶽山噴火災害を踏まえ、長野県関連7火山の防災に関わる地元市町村や専門家らが意見交換する県火山防災連絡会議は17日、県庁で初会合を開きました。
北アルプス・奥穂高岳(高山市、標高3,190メートル)で4月末に発生した遭難事故で、救助活動に当たった県警の警察航空隊と山岳警備隊員の3人が15日、本部長表彰を受けました。
環境省長野自然環境事務所は14日、北アルプス乗鞍岳で、国の特別天然記念物であるライチョウの巣からハシブトガラスが卵を捕食した映像を公開しました。
岐阜県可児郡御嵩町は14日、国の名勝天然記念物に指定されている鬼岩公園で、巨石群の岩の一つにロッククライミング用のハーケン(くさび)2本が打ち込まれているのが見つかったと発表しました。
北アルプス乗鞍岳(岐阜、長野県)の最高峰、剣ケ峰(3,026メートル)の直下にある乗鞍岳頂上小屋で11日、冬の間貯蔵して寝かせた日本酒の蔵出し作業があり、酒瓶を詰めた箱を背負った関係者が雪の残る登山道を下りました。
岐阜、石川など4県にまたがる白山(2,702メートル)の岐阜県側の山開きが7日、大野郡白川村の平瀬白山神社で行われ、出席者が登山者の安全を祈願しました。昨年9月に気象庁の噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)の運用が始まってからは初めての山開きです。
御嶽山(岐阜、長野県)の岐阜県側登山口(下呂市小坂町)で5日、山開き式が開かれ、噴火から2年目の夏山シーズンの安全を願いました。
また、岐阜県側の調査でライチョウ16羽が確認されたそうです
登山者の登山届について、岐阜県は3日、岐阜、石川県境の白山で今年12月1日から提出を義務化する方針を明らかにしました。
既に北アルプス地区・活火山地区における登山届は条例で義務化されています。
◆参考URL(岐阜県)山岳遭難防止対策
御嶽山(岐阜、長野)9合目の五の池小屋(下呂市小坂町落合)が28日から今季の営業を開始するのを前に、ヘリコプターによる物資の荷上げ作業が行われました。
長野県が御嶽山で6月から行う国特別天然記念物ライチョウの生息調査を前にした予備踏査が20日、木曽郡王滝村であり、頂上南の「奥の院」の南側などで10羽を確認しました。
警察庁は16日、ゴールデンウイーク期間中(4月29日~5月8日)の山岳遭難の死者は昨年の連休より3人少ない21人、行方不明者は2人多い4人だったと発表しました