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甲斐駒ヶ岳 男性2人が動けなくなる

甲斐駒ヶ岳で30日、男性2人がアイスクライミングをしていたところ、周囲が暗くなり、体力も消耗していたことから動けなくなりました。2人は、山の中で一晩過ごし31日朝、警察のヘリに救助されました。
警察によりますと、60代と50代男性の2人は29日、尾白川渓谷登山口から甲斐駒ヶ岳に向けて登山を始め、山小屋に一泊した後、30日午前6時頃からアイスクライミングをしていました。アイスクライミング中に周囲が暗くなり、体力も消耗して行動が出来なくなったことから2人は警察に通報し、救助を要請したということです。2人は山の中で一晩過ごし、警察は31日朝からヘリで周辺を捜索、午前9時半ごろに発見して救助しました。2人にケガはありませんでした。

八ヶ岳連峰南沢で足を滑らし転倒

八ヶ岳連峰南沢で27日、登山をしていた20代女性が転倒して足を負傷し、救助隊に救助を要請しました。女性は病院に搬送され、右足首骨折の重傷だということです。
女性は27日、日帰りの予定で2人パーティーで八ヶ岳連峰に入山し、赤岳方面から下山中に南沢大滝付近(標高約2,100m)の登山道で足を滑らせて転倒したということです。同行者から消防に救助要請があり、警察や消防、遭難防止対策協会の救助隊員が出動して女性を搬送し、救急隊に引き継ぎました。女性は右足骨折の重傷だということです。

アイスクライミング中に約15m転落

警察によりますと、26日、40代女性が登山仲間と6人パーティーで八ヶ岳連峰阿弥陀岳に入山し、南沢大滝でアイスクライミング中に転落し、腰などを打ち行動不能になりました。正午ごろ、同行者から「アイスクライミング中に仲間の1人が15mほどの高さから転落し、腰を痛めている」などと110番通報がありました。警察や地元の遭対協などが地上から救助に向かい女性と合流し、県警ヘリに女性を収容し病院に搬送しました。女性は腰など打撲の軽傷です。

山頂付近で積雪により足を滑らせて約10m滑落

八ヶ岳連峰権現岳の山頂付近(標高約2,700m)で20代男性が、足を滑らせて滑落し、長野県警のヘリで救助されました。男性は25日、三ツ頭登山口から単独で入山し、権現岳に登頂後、積雪により足を滑らせて約10m滑落しました。男性は登山道に戻れなくなり、行動不能になったため、午前9時過ぎ、本人から救助要請があり、正午頃、県警ヘリで救助されました。けがはありませんでした。
警察によりますと、男性は冬山の登山経験がなく、装備も不十分だったということです。

南木曽岳で山岳遭難

24日午後5時過ぎ、南木曽岳(1,679 m)を下山していた40代女性から救助要請がありました。足を負傷していて、動けないということです。女性は5人パーティーで入山していました。要請を受けて警察などの救助隊が現場に向かいました。現場は標高1,200m付近で、10cm程度の積雪があるということです。

女性が下山途中に転倒しけが

17日午後0時50分ごろ、岐阜県加茂郡七宗町上麻生の通称「シャレ山」で、「60代の女性が足を骨折して動けなくなった」と一緒に登っていた男性から110番通報がありました。警察によりますと、女性は下山途中に転倒し、左足をけがしたとみられます。消防救助隊が救助に向かい、17日午後5時ごろに女性を見つけましたが、辺りが暗く下山が困難となったため、18日午前9時45分ごろ、名古屋市消防のヘリコプターで女性を救助し、美濃加茂市内の病院へ搬送しました。命に別状はないということです。

八ヶ岳連峰の赤岳鉱泉付近で遭難

八ヶ岳連峰赤岳付近で40代女性が足を滑らせて大けがをし、救助されました。女性は13日夕方、赤岳鉱泉付近(標高約2,200m)のテント場で足を滑らせて転倒しました。当時、地面は凍結していたということです。13日夜は、近くの山小屋に宿泊し、様子を見ましたが、自力歩行ができなかったため、14日午前5時半ころ、同行者を通じて警察に救助要請がありました。警察と消防が9人体制で出動し、女性を背負って下山、その後、病院に搬送しました。女性は右足骨折で重傷です。
女性は13日に2人パーティーでアイスクライミングを目的に八ヶ岳連峰赤岳に入山したということです。

金華山の登山道「めい想の小径」で滑落

警察によりますと10日の午前10時40分頃、金華山で40代女性が登山中に岩場で足を踏みはずして滑落しました。女性は夫と2人で登山をしていて夫が消防に通報しました。女性は消防のヘリコプターで病院に搬送され、足首の骨を折るけがをしました。意識はあり命に別状はないということです。
女性が登っていたのは岐阜公園から金華山の北側を回る「めい想の小径」で、山頂から下山して300mほどの所だということです。

金華山で男性が約2m滑落

4日午後0時20分ごろ金華山で、妻と2人で登山をしていた80代男性が滑落しました。男性は約2m滑落したとみられ、通りかかった登山者が消防に通報しました。男性は県警のヘリコプターで市内の病院に運ばれましたが、肋骨を折るなどの大けがをしました。意識はあり、命に別状はないということです。
男性が登っていたのは岐阜公園から金華山の北側を回る「めい想の小径」で、滑落したのは山頂まで残り250mほどの所だということです。

女性2人が登山後に遭難し行方不明に

29日午後6時45分頃、「御池岳に登山した女性2人がはぐれて下山していない」と一緒に登った友人から東近江警察署に通報がありました。遭難したのは60代女性と50代女性で、友人たち6人のパーティで御池岳に登った後、下山中でした。
友人によると、ノタノ坂付近で前を歩いていた2人の姿が見えなくなり、降り口の駐車場に到着したものの、2人がいないので通報したということです。日帰り登山のため、2人は軽装だということで、気温の低下が心配されます。警察と消防は30日朝から14人態勢で捜索する予定です。

その後、警察によりますと、30日午前9時半頃、無事に下山したと2人から警察に連絡があったということです。2人は29日、一緒に来ていたグループとはぐれた後、道に迷ったため、山小屋で一晩を過ごした後、30日朝に自分たちで下山し、帰宅したということです。2人にけがはありませんでした。

大天井岳で遭難 救助要請

大天井岳の標高2,850m付近で40代男性が24日に行動不能になりましたが、25日午後、警察などの救助隊と無事合流しました。
警察によりますと、24日午後6時40分頃に男性から「風が強く、疲労もあり動けなくなった」と救助要請がありました。男性は単独で安曇野市の登山口から常念岳に入山し、24日は常念岳から燕岳に向けて縦走中していたということでテントや非常食も持っていました。警察や地元の遭対協のメンバー6人が25日早朝から男性と連絡を取りながら救助に向かい、午後0時半ごろ下山して来た男性と合流して登山口に向かいました。男性にけがは無いということです。

妙義山で男性が滑落し死亡

25日午前、妙義山で40代男性が登山中に滑落し死亡しました。警察によりますと、25日午前10時過ぎ別で登山をしていた男性から「滑落した人がいる」と110番通報がありました。警察や消防などが捜索したところ11時過ぎに妙義山の丁須の頭の西側の50m地点で発見されました。男性はヘリで前橋市内の病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
警察は、一人で登山中だったと見て詳しい原因などを調べています。

恵那山で下山中にけが

20日午前7時50分ごろ、恵那山(2,191m)の前宮ルート登山道で、下山中に左脚を負傷して動けなくなったと、60代男性が消防を通じて岐阜県警中津川署に通報しました。男性のけがの程度は不明ですが、命に別条はありません。
署によりますと、男性は19日に単独で入山し、山頂付近の山小屋で1泊。20日午前6時ごろから下山し、標高約1,800m付近の登山道で、約50cmの岩から飛び降りた時にけがをしたそうです。男性は県警ヘリで救助されました。

鳩吹山で登山者転倒、骨折か

19日午前10時35分ごろ、鳩吹山(313m)の登山道で、40代男性が下山中に足を滑らせて転倒しました。男性は右足を骨折の疑いで、関市内の病院に搬送されました。
可児署によりますと、男性は仲間の男性と2人で登山をしており、下山中に転倒して自ら119番しました。

郡上市の東殿山で女性が滑落し肋骨骨折などの大けが

郡上市の東殿山で20日午前11時55分ごろ、友人4人と登山に訪れていた50代女性が約30m滑落しました。女性は下山中で、標高430m付近で木の根につまずき滑落したということです。滑落した本人が119番通報し、防災ヘリが出動して病院に搬送しました。女性は肋骨を骨折するなどの大けがをしました。
東殿山は、八幡町の市街地の南側にある標高578mの山で、山城の城跡があることから登山道が設けられています。

竜ヶ岳で男性滑落し死亡

18日午後2時半前、標高約1,100mの竜ヶ岳にある登山道・遠足尾根で、登山中の男性から「知人が滑落した。ケガをしている」と警察に通報がありました。警察と消防が上空などから捜索し、およそ1時間後に通報した男性ら2人を発見しました。滑落したのは50代男性で、三重県の防災ヘリで心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、午後7時半ごろ、死亡が確認されました。警察によりますと、滑落した男性は下山途中に竜ヶ岳の頂上あたりの岩山展望台付近の道幅50cmほどの登山道から約5m下に滑落したとみられています。
当時現場では雨やみぞれが降っていたとみられ、警察は男性が滑落した経緯を詳しく調べています。

転倒し右足骨折 黒部峡谷

黒部警察署によりますと、今月3日午後3時半ごろ、黒部峡谷、標高800m付近で、30代男性が黒部峡谷鉄道の欅平駅から阿曽原温泉小屋に向かっていたところ、小屋の手前およそ150mほどの登山道で、足を滑らせて転倒し、右足を骨折しました。男性は自力で歩くことができなくなり、同行者のもう一人が阿曽原温泉小屋を通じて山岳警備隊に救助を要請。男性は阿曽原温泉小屋の関係者に小屋まで運ばれ、一夜明けた4日午前7時ごろ、県消防防災ヘリで救助されました。
警察によりますと、男性が足を滑らせた場所は「水平歩道」を超えていましたが、道幅70cmほどの狭い砂利道だったということです。また、男性は登山歴5年ほどでしたが、今回のルートは初めてだったということです。

入道ケ岳で女性遭難、自力で下山

3日午前11時ごろ、入道ヶ岳で、50代女性が「登山道を外れて遭難した」と110番しました。鈴鹿署員らが午後3時ごろに女性を発見し、自力で下山しました。けがはありません。
同署によりますと、女性は同日午前8時ごろに1人で入山。下山中、道に迷ったということです。

黒部峡谷下ノ廊下 20m下の黒部川に滑落

警察によりますと、1日午前10時ごろ黒部峡谷 下ノ廊下の黒部別山谷出合付近(標高約1,100m)で、50代女性が登山道から20m下の黒部川に滑り落ちたと、同行している登山者から警察に通報がありました。女性は富山県消防防災ヘリで救助され病院に搬送されましたが、肩や肋骨、右足などの数個所を骨折する重傷です。
現場は紅葉が人気のルートで、女性は黒部ダムから阿曽原温泉小屋に向って登山道を歩行中、バランスを崩したとみられています。

登山中道に迷い…男性が遭難

10月31日夕方、長野県川上村にある高登谷山の標高1,600m付近で、ひとりで登山に来ていた70代男性が、登山ルートを外れて道に迷い、動けなくなりました。男性から救助要請を受けた警察が31日夜に男性を発見して救助しました。男性にけがはない模様です。

釈迦ケ岳で女性遭難

1日午後1時半ごろ、釈迦ケ岳で登山をしていた50代女性が「身動きができなくなった」と110番しました。四日市西署員らが約1時間40分後に救助。けがはありませんでした。
同署によりますと、女性は同日午前10時半ごろから1人で入山し、岩ケ峰尾根の山頂に到達した後、下山していたところ登山道を外れたとみられます。

奥穂高岳で韓国人男性登山客1人死亡

奥穂高岳で韓国人男性登山客1人が死亡したと日本メディアが28日に伝えました。報道によりますと、22日に奥穂高岳に向かう登山道で心停止の状態で見つかりその後死亡した男性登山客が韓国人と確認されました。高山署は死亡した登山客が50代の韓国人で、死因は低体温症だと発表しました。
調査の結果、男性は19日に中部空港を通じて入国し、同日2人が4泊5日の日程で登山する計画という登山届を提出していました。男性と同行したとされる登山客は現在連絡がつかない状況です。

山肌を5mほど滑落 三周ヶ岳で登山中に動けなくなった男性をヘリで救助

三周ヶ岳の中で28日、滑落して動けなくなっていた70代男性が、29日正午前にヘリコプターで救助されました。命に別状はないということです。警察によりますと、男性は28日、登山仲間の女性2人とガイドの男性の計4人で揖斐川町にある標高1,292mの三周ヶ岳を登山していました。途中で男性が山肌を5mほど滑落して動けなくなったため、ガイドの男性が先に下山し、午後6時20分頃警察に救助を要請。残りの女性2人はその場で男性に付き添い野営しました。29日正午前、岐阜県警のヘリコプターが男性を救助しました。男性は首などを打ったものの意識はあり、命に別状はないということです。

焼岳登山中の男性がクマに襲われ負傷

25日昼ごろ、焼岳で登山中の男性がクマに襲われ、手にけがをして病院に搬送されました。
高山市によりますと、焼岳登山道の入り口から2km付近で40代の男性がクマに襲われました。男性は左手首に傷を負い、午後0時45分ごろに消防へ通報して、飛騨市内の病院に搬送されましたが、意識はあるということです。当時男性は1人で登山中でした。逃げたクマは2頭いて、体長は不明です。
市では登山道の入り口に注意を促す看板を設置したほか、登録した市民にはメール配信でクマの出没情報を伝え、注意を呼び掛けています。今年の高山市のクマの目撃件数は、9月末時点で245件で、去年同時期の113件を大きく上回っています。このうち、人が襲われたケースは去年はありませんでしたが、今年は今回を含めて3件発生しています。

北アルプスで遭難 連絡が途絶えて5日ぶり

三俣蓮華岳に向かったまま行方がわからくなっていた2人のうち、大学生が24日朝、ヘリで無事救助されました。もう1人の自営業の男性は23日、自力で下山しました。
警察によりますと、20代男性は23日、大町市に自力で下山し救助を求めました。もう1人の20代男子大学生は、24日午前6時半ごろ、野口五郎岳の西側の東沢谷内(標高約2,200m)でヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。命に別条はなく、会話もできるということです。

2人は今月18日、七倉登山口から入山。高瀬ダムや湯俣を経て、伊藤新道、そして、竹村新道を1泊2日で行く予定でした。ところが、今月19日・午後5時すぎにスマートフォンから「もう1泊する」と家族宛てにメールを送り、伊藤新道の最終地点、三俣山荘の近くで野営をしました。翌20日、竹村新道の入り口の水晶小屋付近まで来たものの、この辺りで道に迷い、午後4時ごろ東沢谷まで下りたところで行動不能に陥りました。きのう23日朝まで2人でテントをはってビバークを続け、3日分の食料が尽きた後は沢の水を飲んでしのいでいました。そして、体力が回復した自営業の男性が稜線まで登り、野口五郎岳から烏帽子岳を縦走する形で、23日午後7時ごろ出発地点の七倉登山口まで1人で下山。その後、保護された男性が警察に野営場所を伝え、24日朝の救助に至りました。
警察によりますと、遭難した2人の登山歴はおよそ1年と3年でした。スマートフォンの地図を頼りに行動していたものの、予備のバッテリーを持っておらず電源が切れたことで道に迷った可能性があるということです。

降雪の奥穂高岳山頂付近で男性死亡

岐阜県側の奥穂高岳山頂付近で男性が亡くなっているのが見つかりました。
22日午前8時すぎ、奥穂高岳山頂に程近い標高3,150mの登山道で、男性が倒れているのを登山道を点検していた穂高岳山荘の支配人が発見し、警察に通報しました。
警察によりますと、男性は、40~50代とみられ、うつぶせの状態で倒れていて、その後、死亡が確認されました。山頂付近は、約40cmの積雪で、男性は死亡してから日が浅いとみられています。男性は単独登山とみられ、黄色のジャンパー、灰色のウインドブレーカー、チェーンスパイクが付いた黒の登山靴を履いていたということです。

行方不明の20代2人 捜索も発見できず

三俣蓮華岳に向かったとみられる20代の男性2人(うち1名は大学生)の行方が分からなくなっています。警察が捜索をしましたが手掛かりはみつかっていません。2人は18日から1泊2日の予定で七倉登山口から北アルプスに入り、三俣蓮華岳方面に向かったとみられています。
下山予定の19日の夕方、大学生から家族に「もう一泊する」と連絡がありましたが、翌20日以降は連絡が取れないため、家族が警察に相談していました。21日までに他の登山者が登山道で「2人らしき人物とすれ違った」という情報があります。警察は2人が遭難した可能性があるとみて22日朝から地上と上空から捜索をしましたが、手掛かりはみつかりませんでした。2人はテントなどの装備はあるとみられますが、三俣蓮華岳周辺は雪が積もっているということです。

浅間連峰・黒斑山で約20m滑落

10月21日、槍ヶ岳の大曲付近(標高約2,320m)で20代男性2名が登山中に道に迷い22日、浅間連峰・黒斑山で70代男性が滑落して行動不能になり、消防署員が救助しました。軽傷とみられます。男性は登山仲間で作る10人パーティーで22日、浅間連峰黒斑山に入山。 山頂から草すべり付近(標高約2,100m)を下山中に足を滑らせて転倒しおよそ20m滑落しました。男性は、自力で下山を続けましたが途中で動けなくなり、午後4時前に同行者が119番通報しました。男性は消防署員に救助され、病院に搬送されました。軽傷だということです。

吹雪で積雪 槍ヶ岳の大曲付近で道迷い

10月21日、槍ヶ岳の大曲付近(標高約2,320m)で20代男性2名が登山中に道に迷い行動不能になりました。午前5時半頃、このうちの1人から救助要請があり、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員と長野県警が出動し、2人と同行して下山し、午後6時過ぎに横尾の山小屋に救助しました。2人にけがはないもようです。
警察によりますと、現場付近は吹雪で積雪があったということです。

全国から20人余の警察官が集結

増加傾向にある山岳遭難の救助指導者を養成する研修会が17日から8日間の日程で長野県内で開かれています。全国から24人の警察官が集まり、長野県警の山岳遭難救助隊から知識や技術を学んでいます。
18日は、救助に必要なロープの基本的な扱い方を学んだあと、実際に垂直に岩場を降りる訓練を行いました。

滝の近くで登山道から沢に転落

田立の滝の付近で、登山をしていた70代男性が足を滑らせ、登山道から沢に転落しました。同行していた仲間の男性から救助の要請があり、警察と消防が現場に駆け付け、午後6時頃救助されました。男性はけがをしているものの、意識はあるということです。

女性が転んで負傷 中央アルプス乗越浄土

長野県警駒ケ根署によりますと、曽駒ケ岳に17日、2人パーティーで入山した50代女性が18日午前、宿泊した乗越浄土付近(標高約2,850m)のテント場で転倒し負傷しました。本人からの救助要請を受け、駒ケ根署山岳遭難救助隊員と中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動して救助、18日午後2時40分、救急隊に引き継ぎ、駒ケ根市内の病院に搬送しました。股関節に痛みを訴えています。

登山中に仲間とはぐれ行方不明に

滋賀県東近江市の山中で登山をしていて連絡が取れなくなっていた50代男性が18日朝、無事救助されました。男性は17日の朝8時半ごろ、登山仲間と2人で東近江市の山に入りましたが、その後仲間とはぐれ、午後3時半ごろから連絡が取れなくなっていました。滋賀県警は三重県警と合同で、18日午前7時から捜索を開始し、約1時間後に男性を無事救助しました。
事前に、携帯電話の電波が通じる場所に移動した男性から「下山します」と連絡があったということです。警察によりますと、男性にけがはなく、低体温症のおそれもないということです。

横尾谷を下山中に疲労で動けなくなる

17日、北アルプス横尾谷(標高1,700m付近)で80代男性が疲労で行動不能になり救助されました。男性は15日、3人パーティーで上高地から入山し、17日、涸沢から横尾に向け下山中、疲労により行動不能になりました。午後6時15分頃、本人から救助要請があり、地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が救助し、松本市内の病院に搬送しました。
男性はけがはないもようです。

北穂高岳で約20m滑落 一晩ビバーク

17日、北穂高岳で60代男性が滑落して行動不能になり、ヘリで救助されました。男性は16日、北穂高岳の南稜付近(標高約2,850m)で足を滑らせて約20m滑落して動けなくなりました。一晩ビバークして翌日、他の登山者が助けを求める声と笛の音を聞き、近くの山小屋に連絡、その山小屋を通じて、17日午後1時10分頃、警察に通報がありました。 午後3時半前、長野県消防防災ヘリが男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。けがはないもようです。
男性は10月12日に単独で上高地から入山し、北穂高岳から涸沢に向けて下山中でした。

黒部峡谷「水平歩道」70代男性が斜面を滑落

16日午後、黒部峡谷の登山道でツアーに参加していた70代の男性が斜面を滑落し、山岳警備隊が捜索にあたりましたが見つかっていません。警察によりますと、16日午後4時40分ごろ、黒部峡谷、標高950m付近の登山道にいたツアーガイドの男性から阿曽原温泉小屋に「滑落者が出た」と携帯電話で通報がありました。通報を受けて阿曽原温泉小屋で秋山シーズンの警備にあたっていた富山県警の山岳警備隊員2人が現場に向かいましたが、登山道の下の斜面には樹木があって視界が悪く、呼びかけにも応答がないため、日没をむかえ救助活動を中断しました。
警察に提出された登山届によりますと、滑落したのは70代男性とみられ、2日間の日程で訪れていました。警察によりますと、現場は阿曽原温泉小屋から南東約600m付近で、黒部峡谷の左岸の絶壁を「コ」の字型にくりぬいた道幅70cmから1mのいわゆる「水平歩道」と呼ばれる登山道にあたります。
滑落したとみられる男性は、ほかにガイド2人、登山者4人の計7人の登山ツアーで訪れていました。富山県警は17日午前6時から富山県の消防防災ヘリを出動させるほか、山岳警備隊も地上から捜索活動を再開する予定です。

横尾谷・本谷橋付近 体調不良で行動不能に

14日午後4時ごろ、2人パーティーで涸沢方面から横尾谷付近に下山していた40代女性が体調不良で行動不能となりました。疲労や寒さによるものとみられる手足のしびれがあったということです。
長野県警松本署によりますと、女性は上高地から入山し、涸沢方面から下山中でした。同行者からの要請を受けて北アルプス南部地区遭対協隊員が出動し救助、女性は松本市内の病院に搬送されました。

登山道で足を滑らせて右足を負傷 妙高山

警察によりますと14日午後3時すぎ、妙高山に登山に来ていた50代男性が下山途中に登山道で足を滑らせ転倒しました。男性は右足を負傷し、歩行不能となったため「自力で下山できなくなった」と自分で110番通報したということです。
男性は1人で登山に訪れていたということで、午後5時前に新潟県警のヘリコプターで救助され、上越市内の病院に運ばれました。

剱沢で沢登り中に左ひざを強打

きょう午前9時25分ごろ、剱沢の標高およそ1,000m付近で、30代女性が沢登りで水面に飛び込んだ際、水中の岩に左ひざを強打し、一緒に登山をしていた夫が富山県警の室堂警備派出所に救助要請しました。県の消防防災ヘリが出動し、女性を病院に搬送しましたが、左ひざを骨折する重傷です。

日没で行動不能に 八ケ岳連峰で救助要請

13日午後6時22分、八ケ岳連峰美濃戸中山付近(標高約1,700m)を下山していた60代男性が「道に迷い、暗くなりライトもないので、救助してほしい」と自ら救助を要請しました。長野県警茅野署山岳遭難救助隊員らが出動して男性を救助し、同行下山を開始。午後9時25分に美濃戸口に下山しました。男性にけがはありません。
同署によりますと、男性は13日に行者小屋から美濃戸口に向けて単独で下山中でした。

志賀高原で行方不明の女性を県警ヘリが発見、救助

12日、志賀高原の赤石山を登山していた30代女性が行方不明になっていましたが、13日午前、県警ヘリが発見し救助しました。女性は12日の午前中から赤石山を登山していましたが、午後6時頃、宿泊先に「道に迷った」と連絡があり、その後、行方がわからなくなっていました。この日は地元の山岳遭難防止対策協議会が捜索しましたが、発見に至りませんでした。
13日午前6時半頃から、警察と同協議会が捜索にあたり、県警ヘリが女性を発見し、午前9時頃、救助しました。女性は疲労はあるものの、目立ったけがはないということです。

登山中に全身の痛み訴え行動不能に 東篭ノ登山の山頂付近

13日、東篭ノ登山を登山していた70代女性が体調不良で行動不能になり、長野県警ヘリで救助されました。女性は山頂付近で胸の痛みや全身の痛みを訴え、動けなくなったということです。同行者から午後2時前に救助要請があり、県警ヘリが救助し、佐久市内の病院に搬送しました。命に別条はないということです。
女性は13日、11人パーティーで日帰りの予定で登山をしていました。

山頂付近で足を滑らせて転倒 苗場山

13日、苗場山の山頂付近(標高約2,000m)で60代女性が転倒して足を骨折するなど重傷を負いました。女性は13日、山頂付近を散策中に足を滑らせて転倒しました。山小屋関係者を通じて午前10時半過ぎに消防に救助要請があり、長野県警のヘリが出動し、飯山市内の病院に搬送しました。右足首骨折など重傷です。
女性は12日に2人パーティーで苗場山に入山していました。

雨飾山で女性がスリップして転倒

雨飾山で50代女性が登山道上(標高約1,700m)でスリップして転倒しました。通り掛かった登山者を通じて、午前10時半過ぎ、消防に救助要請があり、新潟県消防防災ヘリが救助、糸魚川市内の病院に搬送しました。女性は左上腕骨折の重傷を負いました。
女性によりますと、「靴に泥がついていて、岩に足をかけた時に滑った」と話しているということです。女性は12日、3人パーティーで雨飾山に入山し、登山中でした。

燕岳でテント内から男性の遺体

燕岳の野営場(標高約2,700m)でテント内から身元不明の男性の遺体が発見されました。
12日午前8時過ぎ、野営場の管理者がテントの中で男性の遺体を発見し、午前11時半ころ、県警ヘリに収容しました。身体の特徴は50歳代くらいで、中肉だということです。警察が身元の確認を進めています。

その後、みつかった遺体は、韓国籍の50代男性と身元が16日に確認されました。警察によりますと男性は12日午前、燕岳の野営場でテントの中で遺体でみつかりました。所持品などから男性を特定し、来日した家族が身元を確認しました。テントの中には暖を取った跡がありましたが、死因については分かっていません。男性に外傷はなく警察は事件性は低いとみています。
男性は登山のために来日したとみられ、登山届けによると6日に中房登山口から単独で北アルプスに入山しました。入山後は3泊4日で大天井岳・常念岳・蝶ケ岳を経由して上高地へ抜ける予定でした。

登山道で転倒 骨折 標高1,200m付近の内蔵助出合

富山県警上市警察署によりますと11日午前9時20分ごろ、黒部川、内蔵助出合の標高1,200m付近で、静岡県から登山に来ていた60代女性が転倒し、歩けなくなりました。同行していた女性が警察に救助を要請、富山県警ヘリが点検中だったため、女性は長野県警のヘリで救助され病院に搬送されました。女性は左足の骨を折る重傷です。
警察によりますと、現場は岩と草が混じる登山道で、当時は雨でぬれていて女性は岩でスリップしたものとみられています。また、女性は友人らあわせて4人で11日長野県側の扇沢から入山、この日は黒部ダムから黒部川沿いの登山道を歩き阿曽原温泉小屋に宿泊、12日は欅平からトロッコ電車で黒部市宇奈月に下山する予定でした。

「腰痛で動けない」赤石岳を登山中の70代男性

赤石岳付近で、持病の腰痛が悪化し、動けなくなっていた70代の男性が10月10日、山梨県警のヘリコプターで救助されました。男性の命に別状はないということです。
警察と消防によりますと、8日夜、男性が「腰痛のため動けない」と赤石岳にある山小屋に連絡し、その後、山小屋から消防に救助要請があったということです。この日、偶然付近の登山道で調査をしていた静岡市消防局の山岳救助隊員が翌9日早朝、救助に向かい、午前6時ごろに男性と合流、正午過ぎに静岡中央警察署の山岳遭難救助隊に引き継ぎましたが、天候不良のため、男性は山小屋に一泊したということです。
天候回復を待機していたところ、男性は10日午前10時すぎに山梨県警のヘリコプターに救助、病院に運ばれました。警察によりますと、男性の体調に変わりはなく、けがもないということです。

山岳トレイル大会の出場者42人がハチに刺される

8日正午ごろ、位山(1,529m)一帯で開催された「第6回飛騨位山トレイル」で、出場者42人がハチに刺されました。うち10人が病院に運ばれ、3人が入院しましたが、いずれも命に別条はありません。
実行委員会によりますと、大会には248人が出場。市位山交流広場を発着点に、位山から川上岳(1,625m)にかけて縦走する40kmのロングコースと32kmのミドルコースの出場者が川上岳の登山道で次々にハチに襲われ、頭や足、首などを刺されました。ハチはキイロスズメバチで、コース脇に巣があるとみられます。大会は続行され、ハチに刺されたにもかかわらず完走した選手もいました。
実行委員会は「大会前に下見と試走をしたが、その時は発見できなかった」としています。

70代とみられる男性が心肺停止の状態 空木岳

10日午前7時半ころ、空木岳で通り掛かりの登山者から「登山道上に倒れている人がいる」と110番通報がありました。警察が出動し、午後4時前、男性を発見しましたが、呼吸と脈がなく心肺停止の状態です。所持品などから70代とみられ、空木岳の池山尾根登山道上(標高約2,650m)に倒れていました。現場に滑落の痕や落石などは確認されていないとことです。
担いで救助するのは困難なポイントのため、11日、天候の回復を見て、県警ヘリで救助する予定です。

その後、長野県警駒ケ根署は12日、70代男性が遭難し、死亡したと発表しました。署によりますと、十分な装備を持っていませんでした。低体温症が死因とみて調べています。
男性は単独で9日に入山したとみられ、天候の回復を待ち、県警ヘリコプターが11日午前、救助しました。

火打山を下山中の仙台市の男性が一時遭難

10月5日に火打山で一時遭難した60代男性が2日後に県警ヘリによって救助されました。男性は左足をケガしましたが、命に別条はありませんでした。
10月5日午後1時ごろ、火打山の登山道で男性が倒れているところを別の登山者が見つけ、黒沢池ヒュッテの従業員を介して「登山者が山から滑落して負傷したようだ」と、警察に通報がありました。発見から約2時間半後の5日午後3時半ごろ、男性が倒れていた場所から最も近い高谷池ヒュッテにいた妙高山域遭難対策連絡会の会員によって男性は高谷池ヒュッテに運ばれました。
6日午前5時半過ぎから警察と消防の救助隊が高谷池ヒュッテに救助に向かいましたが、吹雪や積雪などの天候不良から救助を断念。7日朝に再び救助活動を行い、7日午後1時前に、男性は県警ヘリによって救助されました。男性は左足にケガをしましたが、命に別条はないということです。

3連休の山梨県内 山岳遭難4件相次ぐ

山梨県内では7日から8日にかけて、4件の山岳遭難が相次ぎました。
3連休初日の7日は甲斐駒ヶ岳で転倒した60代男性が救助を要請したほか、岩殿山で道に迷った50代男性が助けを求めました。
また、8日は早川町の笊ケ岳で体調不良となった70代男性と鶏冠山で滑落した40代男性がそれぞれ救助を要請しました。
4人はいずれも命に別条はないということです。4人のうち2人が単独登山による遭難でした。

ロッククライミングスポットで滑落

7日、長野県川上村の小川山の廻り目平でロッククライミングをしていた50代男性が滑落して、重傷を負いました。男性は7日、2人パーティーで小川山に入山して、廻り目平でロッククライミング中に足を滑らせて約20m滑落しました。他の登山者から7日午後3時15分ころ、消防に救助要請があり、約3時間後に救助され、佐久市内の病院に搬送されました。肋骨を骨折する重傷です。
廻り目平は、人気のロッククライミングスポットとして、県内外から愛好家が訪れています。

常念岳 疲労で行動不能

8日、常念岳の三股登山口付近(標高約1,400m)で60代男性が疲労により行動不能になり、救助されました。男性は8日、常念岳から三股登山口を目指して下山中、疲労により行動不能になりました。同行者から午後5時半過ぎ、救助要請があり、警察が出動し、午後8時前に救助しました。疲労はあるが、けがはないもようです。
男性は7日から2人パーティーで一ノ沢登山口から入山し、常念岳から三股登山口に向けて下山中でした。

苗場山で岩場でスリップして転倒

8日、苗場山で60代女性が登山道で転倒して、救助されました。女性は長野県栄村の小赤沢に向け下山中、登山道7合目付近(標高約1,800m)で雨に濡れた岩場で足を滑らせて転倒しました。同行者から正午過ぎに救助要請があり、消防が救助しました。左足首を捻挫する軽傷です。
女性は8日、5日パーティーで苗場山山頂から下山中でした。

御嶽で転倒 バランス崩す

8日午後、御嶽で60代女性登山者が転倒して重傷を負い、救助されました。女性は7日、3人パーティーで御嶽に入山、8日午後1時半ごろ、ロープウエーの駅に向かって下山中、バランスを崩し、転倒しました。本人からの救助要請で救助隊が出動、介助しながら下山し、救急隊に引き継ぎました。
女性は右足首骨折の重傷ということです。

屏風ノ頭で約50m滑落 女性を県警ヘリで救助

8日、屏風ノ頭で40代女性が滑落して、長野県警のヘリに救助されました。軽傷のもようです。
女性は涸沢から下山中に屏風ノコル付近(標高約2,350m)で約50m滑落しました。同行者から午前9時30分ころ、救助要請があり、県警ヘリは出動し、松本市内の病院に搬送しました。軽傷のもようです。
女性は10月6日から、2人パーティーで上高地から入山し、8日は涸沢から下山中でした。

槍ヶ岳を登山中に体調不良で行動不能

8日、槍ヶ岳で20代男性が体調不良に行動不能になり、長野県警のヘリで救助されました。男性は槍ヶ岳に向け登山中、天狗原分岐付近(標高約2,400m)で体調不良により行動不能になりました。同行者から午前11時過ぎに救助要請があり、県警ヘリが出動して、松本市内の病院に搬送しました。軽傷のもようです。
男性は7日から4人パーティーで上高地から入山し、槍ヶ岳に向け登山中でした。

登山道から100m滑落か 大天井岳で男性が遭難

大天井岳で8日午前8時半頃「パーティーの仲間が滑落した」と警察に通報がありました。燕岳から槍ヶ岳に向かう「表銀座」にある標高2,700mの「喜作レリーフ」付近で40代男性が滑落したということです。長野県警のヘリが午前10時半過ぎに登山道から100mほど下の地点で男性を救助しましたが、意識不明で頭を強く打つなどしており重傷と見られています。
男性は5人パーティーで7日に中房登山口から入山し、昨夜は大天井岳の山小屋に泊って8日朝から下山中だったということです。

その後、病院で男性の死亡が確認されました

戸隠山の難所「蟻の塔渡り」を200m滑落

8日午前8時半頃、戸隠山で男性が滑落したと後続の登山者が警察に通報しました。長野県警のヘリコプターが午後1時に登山道から約200m滑落した男性を救助し長野市内の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。
現場の「蟻の塔渡り」は幅が狭く左右が切り立っていて地質も脆く、過去に何度も死亡遭難事故が起きています。警察によりますと遭難した50代男性は単独の登山者で、岩を乗り越えようとしてバランスを崩したと見られ、身元の確認を進めています。

東川岳で転倒 男性が足骨折の重傷

7日午後、東川岳で50代男性登山者が転倒して重傷を負い、救助されました。男性は4人パーティーで東川岳付近を登山中、転倒して右足首を骨折する重傷を負いました。到着した山荘からの救助要請で、県警ヘリが出動。男性は松本市内の病院に搬送されました。
男性は浮石を踏んでバランスを崩し、転倒したとみられています。

横尾谷 女性が足負傷で行動不能

7日午前、横尾谷で50代女性登山者が足を痛めて行動不能となり、救助されました。女性は5日、単独で上高地から入山、7日午前11時頃、涸沢から横尾方面に下山中、足を痛めて行動不能になり、救助を要請しました。県警の山岳遭難救助隊が出動し、女性を背負って下山させました。女性はその後、松本市内の診療所に搬送されました。浮石に乗って、足をひねった可能性があるということです。

焼岳で下山中に転倒

7日、焼岳で50代男性登山者が転倒して重傷を負い、ヘリで救助されました。男性は6日、3人パーティーで中ノ湯から入山、午後1時45分ごろ、焼岳から上高地へ下山中に転倒、行動不能となりました。本人からの救助要請で、県警ヘリによって松本市内の病院に搬送されました。右足首を骨折の重傷ということです。

西穂高岳 山小屋で体調不良で行動不能に

7日午前、西穂高岳で体調不良で行動不能になった70代男性登山者が救助されました。男性は6日から2人パーティーで入山、山小屋で一泊しましたが、7日朝、体調不良で行動不能となり、救助を要請しました。持病が悪化したとみられています。
男性は県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。

栂池高原の木道でスリップ 女性が転倒し腰を打つ

7日、栂池自然園で50代女性が転倒し、県警ヘリで救助されました。女性は仲間6人で散策中、午前11時前、木道でスリップし、転倒したということです。腰を強く打ったことから、仲間が救助を要請。県警ヘリで救助され、北安曇郡内の病院に搬送されました。
7日朝の栂池自然園は場所によってうっすら雪が積もっていたということです。

飛騨乗越付近の登山道で雪に埋もれた女性が見つかる

警察によりますと、7日午後0時45分頃、槍ヶ岳飛騨乗越の西、およそ200m付近の登山道で、「人が倒れている」と男性登山者から新穂高登山指導センターに通報がありました。岐阜県警のヘリが現地に向かい、午後3時半頃、山岳警備隊員が標高2,950m付近で遭難者を確認。意識や呼吸がなく、その場で死亡が確認され、遺体を収容しました。
見つかった女性は40代から60代ぐらいで、身長151cm、体格は普通で、白髪まじりの肩までの髪、上着は白色のウインドブレーカーに紫の長袖シャツ、灰色のズボンに黒い手袋、黒のザックを持っていたということです。着衣の乱れや外傷はなく、警察は死因を調べるとともに、身元の確認を進めています。

その後、遺体は40代女性と確認されました。提出された登山届によりますと、女性は10月4日に1人で新穂高を出発し、13日に長野県の上高地に到着する予定でした。現場は5日から6日にかけて吹雪で見通しが悪かったということです。

仙丈ケ岳で60代女性が滑落

6日午後3時32分ごろ、仙丈ケ岳を下山中の女性が滑落した、と近くの登山者が救助要請しました。滑落した60代女性は午後4時50分に長野県警ヘリコプターが救助。伊那市内の病院に搬送しましたが、頭部などを負傷して軽傷のもよう。
伊那署によりますと、女性は6日に単独で仙丈ケ岳に入山し、山頂から北沢峠に向けて下山中に滑落しました。

火打山“初冠雪”の日に60代男性が足を滑らせ転倒

火打山の登山道で5日午後、60代の男性が倒れて動けなくなり、近くの高谷池ヒュッテに保護されました。5日に初冠雪が確認された火打山には10cmほどの積雪がある上、天候も吹雪いているため、警察では7日朝にあらためてヘリコプターで救助に向かう予定です。
警察によりますと5日午後1時頃、60代男性が火打山を下山中、足を滑らせて転倒し動けなくなっていたところ、通りがかった別の登山客が発見し、宿泊予定の黒沢池ヒュッテを通じて警察へ通報がありました。男性は意識があるものの左足をけがしていて歩くことができないため、近くにある高谷池ヒュッテに居合わせた「妙高山遭難対策連絡会」のメンバーが男性を救助しました。
その後6日に警察や消防が高谷池ヒュッテに救助に向かったものの、付近には10cmの積雪があり、吹雪いていたことなどから男性を背負って下山することは困難と判断したということです。警察では天候の回復を待って、7日朝からあらためてヘリコプターで救助に向かう予定です。

登山道に身元不明の遺体 八方尾根

6日朝、八方尾根の登山道で男性の遺体が見つかり、警察が身元の確認を進めています。警察によりますと午前8時20分頃、八方尾根の標高1,850m付近の登山道で倒れている男性を登山者が発見し、現場から100mほど下った山荘から警察に通報しました。その後、出動した山岳遭難救助隊員が遺体を収容しました。
男性は70歳代くらいで身長170cmくらい、小太りで青い雨具の上下に黄緑色のデイパックを背負っていました。
八方尾根は北アルプスの中でも人気の登山ルートですが6日はゴンドラやリフトは強風のため終日運転を見合わせていました。警察は男性が昨夜、山荘に泊った登山者だった可能性があると見て調べています。

その後の調べで、遺体は70代男性と判明しました。男性は前日の夜、山荘に泊っていて、単独で入山したとみられるということです。目立った外傷はありませんでした。

乗鞍岳で初雪 観測時の気温は氷点下2℃

乗鞍岳(標高3,026m)で5日、初雪が観測された。昨年より1日、過去10年の平均より10日早い初雪です。
乗鞍スカイライン管理事務所によりますと、乗鞍スカイラインの終点・畳平(標高2,702m)周辺で昼前からみぞれが降り始め、午後1時5分ごろに2~3センチの積雪を確認しました。観測時の気温は氷点下2℃でした。

下山途中に転倒し女性けが

5日午前8時30分ごろ、滝谷避難小屋近くの登山道(標高約1,800m付近)で、下山中だった60代女性が転倒し、右足首を骨折する重傷を負いました。警察によりますと女性は右足を骨折したとみられています。
女性は夫婦で登山に訪れていて、槍平小屋から新穂高にむけて200mほど下山した岩場で足を滑らせたということです。女性は、午後2時30分頃山岳救助隊に救助され、病院に搬送されました。現場は当時、雨が降っていて足場が悪かったということです。
女性は夫と1日から4泊5日の予定で入山。5日は槍平小屋から新穂高登山口に向かっていました。

強風雨の中央アルプスで行動不能

中央アルプス中岳の山頂付近(標高約2,900m)では、単独で登山していた70代男性が寒さと疲労により、行動不能になりました。午後0時半過ぎ、山荘から通報を受け、警察が出動し、午後5時10分に救助し、その後、駒ケ根市内の病院に搬送されました。男性は低体温症とみられますが、会話もでき、命に別条はないということです。
5日、中央アルプスの稜線は風が強く、冷たい風が降っていたということです。

吹雪の北アルプスで女性が行動不能

5日午後1時半ごろ、南岳(標高3,033m)の山小屋に登山者が「仲間が動けなくなった」と救助要請がありました。山岳遭難対策協会の救助隊員が出動し、山頂近くにいた70代女性を救助し午後2時45分、山小屋に運びこみました。女性は低体温症とみられますが意識はあり、命に別条は無いということです。女性は2人パーティーで上高地から入山し南岳を目指していましたが吹雪で動けなくなったとみられています。
5日の槍穂高連峰は吹雪で、6日も風雪が強い状況が続いて積雪が増えるとみられています。

登山道から滑落し携帯通じずビバーク

餓鬼岳で3日、登山道から滑落した50代男性が、4日になって救助されました。
男性は3日午前9時ごろ、北アルプス餓鬼岳の標高およそ2,450m地点を、燕岳に向けてひとりで縦走していたところ、登山道から足を踏み外し、30mほど滑落しました。滑落した地点は携帯電話が使えず、動くこともできなかったため、男性は、一晩、ビバークしたということです。男性は4日になって自力で携帯電話の使える場所まで移動し、午前11時すぎに警察に救助を要請。午後2時すぎに富山県の消防防災ヘリで救助され、富山市内の病院に搬送されました。
男性は全身を打撲しているものの意識はあるということです。

北アルプスの山小屋で宿泊中にベッドから落ちて足をけが

五竜岳の遠見尾根登山道上(標高約2,330m)で足の痛みから行動不能になった50代男性が富山県消防防災ヘリに救助されました。男性は2日、単独で唐松岳に入山し、山頂付近の山小屋に宿泊中、ベッドから落ち足をけがしました。4日、五竜岳を経由して下山中に足の痛みから行動不能になりました。午前8時半ころ、本人から救助要請があり、富山県消防防災ヘリし救助し、富山市内の病院に搬送しました。足を打撲していて軽傷の模様です。

燕岳を下山中に疲労で行動不能に

燕岳で60代の男性が疲労で行動不能になり、警察などに救助されました。男性は4日、燕岳を下山中、合戦尾根第3ベンチ付近(標高約2,000m)で疲労により両足の太ももに痛みが出て、動けなくなりました。正午前、本人から救助要請があり、警察など4人が出動して、背負って下山し救助しました。疲労はしているものの、けがはないもようです。
男性は3日、2人パーティーで中房登山口から入山し、4日は下山中でした。

空木岳で約40m滑落「尾根の下から助け求める声」

空木岳の池山尾根付近(標高約2,150m)で70代男性が滑落し、警察などに救助されました。警察によりますと、3日午前10時前、池山尾根を登山中の男性から「尾根の下の方から助けを求める男性の声がする」と110番通報がありました。駒ヶ根署の山岳遭難救助隊員や地元の山岳遭難防止対策協会救助隊員など7人が出動し、男性を発見、背負って下山して救助しました。頭部から出血していますが、会話はできる状態だということです。
警察によりますと、男性は1日に単独で千畳敷から入山し、3日に空木岳から下山中に登山道から約40m滑落したということです。

槍ヶ岳の天狗原分岐付近で遭難

3日、槍ヶ岳で60代女性が転倒し、けがをして岐阜県警ヘリに救助されました。警察によりますと、女性は天狗原分岐付近(標高約2,450m)で足を滑らせて転倒し、けがをしました。午前7時30分過ぎ、本人から救助要請を受け、岐阜県警ヘリが救助して、松本市内の病院に搬送しました。右膝打撲の軽傷のもようです。
女性は1日、単独で上高地から入山し、3日、槍ヶ岳から上高地に向けて下山中でした。

横尾本谷で滑落 男性が重傷

30日午前8時前、横尾本谷(標高約1,900m)で、60代男性が浮石をつかみ、1mほど滑落、右足の骨を折る重傷を負いました。同行者から救助要請があり、県警ヘリが出動・救助して、松本市内の病院に搬送しました。
男性は3人パーティーで北アルプスの本谷出合から南岳方面を登山中でした。

恵那山を下山中に転倒 男性が骨折

30日午後0時50分ごろ、恵那山の標高約2,100m付近で、20代男性がつまづいて転倒、左のすねの骨を折る重傷を負いました。男性は救助を要請、県警ヘリで救助され、飯田市内の病院に搬送されました。
男性は単独で入山、阿智村側を下山中でした。

八ケ岳連峰ニュウ、道に迷った男性が救助要請

28日午後3時9分、八ケ岳連峰ニュウ付近の山中(標高約1,850m)にいる70代男性から「道に迷って行動不能になった」と救助要請がありました。佐久署によりますと、男性は28日に単独でニュウに登頂し下山中にルートを誤って道に迷いました。同署員と県警本部山岳遭難救助隊が29日早朝から救助のために山へ入る予定です。

槍沢、体調不良で行動不能の男性を救助

28日午前9時50分、槍沢(標高約1,850m)を下山中の70代男性が体調不良で行動不能になったと、同行者から救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊員や松本署山岳遭難救助隊員が男性を救助し、午後4時に救急隊に引き継ぎました。男性は松本市内の病院に搬送されましたが、けがはないもよう。松本署によりますと、男性は25日に2人パーティで上高地から入山しました。

涸沢、体調不良で行動不能の男性を救助

28日午後1時30分、涸沢Sガレ上部(標高約2,100m)を登山中の70代男性から、体調不良で行動不能になったと救助要請がありました。松本署山岳遭難救助隊員らが男性を救助し、午後5時15分に救助隊に引き継ぎました。男性は松本市内の病院に搬送されましたが、けがはないもよう。松本署によりますと、男性は16人パーティで27日に上高地から入山し、28日は横尾から涸沢に向かって登山中でした。

八ケ岳連峰の西岳、40代の女性が行動不能に

長野県警茅野署によりますと、八ケ岳連峰の西岳付近(標高約1,800m)で27日午後、40代女性が体調不良で行動不能になりました。
女性は同日、2人パーティで西岳に入山し、下山中でした。同行者からの救助要請を受け、諏訪広域消防特別救助隊員と同署山岳遭難救助隊員が出動。引き継いだ救急隊が諏訪郡内の病院に搬送しました。

クマに襲われ頭と右手を切る重傷 上高地で韓国籍の男性

松本警察署によりますと、27日午後0時半過ぎ、上高地で韓国籍の30代男性がクマ1頭に襲われました。消防と警察によりますと、男性は頭と右手を切る大けがをして病院に搬送されましたが、意識はあり 歩ける状態だっということです。現場は、河童橋から北におよそ200mの遊歩道付近で、男性は1人で観光していたところ、クマに襲われたとみられています。
クマの行方はわかっていません。クマは体長70cmほどの成獣とみられ、警察が看板などで注意を呼びかけています。

登山中に滑落したとみられる男性の遺体見つかる

警察によりますと26日午後2時45分ごろ、奥穂高岳で、男性が救助を求めていると通報がありました。男性はその時点では携帯電話で通話ができる状態でしたが、天候不良でヘリコプターによる救助ができず、警察は「明日、助けに行く」と男性に説明。27日午前11時20分ごろに長野県側から登った山岳警備隊員が男性が滑落した場所に到着しましたが、男性は既に死亡していたということです。
警察によりますと、死亡したのは60代男性で、奥穂高岳から西穂山荘に向かう途中にある標高2,835mの「天狗のコル」付近からおよそ100m下の岐阜県側の岩場で発見されました。警察は天候が回復し次第、ヘリコプターで遺体を回収する方針です。

南アルプスの笊ケ岳で遭難か

行方不明になっている50代男性は23日、家族に行き先を告げずに自宅を出発し、そのまま行方が分からなくなり、南アルプスの笊ケ岳で遭難した可能性があることが分かりました。静岡県警の山岳遭難救助隊が救助のため向かっています。
警察によりますと、パソコンの検索履歴などから男性は南アルプスの笊ケ岳に向かったとみられていて、26日には笊ケ岳で山岳ガイドが登山道から10m下に転落している人らしきものを発見しました。服装の特徴などから行方不明になった男性の可能性があるとみられますが、呼び掛けに対し応答はないということです。県警の山岳遭難救助隊が27日、救助に入るということです。

27日午前9時40分頃、警察と消防が南アルプスの標高2,000m付近で滑落して頭にけがをした男性を発見、死亡が確認されました。この遺体は所持品などから行方不明になっていた男性会社員と確認されました。

北アルプスを縦走中に道に迷う

9月25日、天狗沢(標高2,400m付近)で台湾国籍の60代女性が道に迷い行動不能になり、地元の山岳遭難防止対策協会救助隊の隊員に救助されました。女性は25日、14人パーティーで西穂高岳から奥穂高岳に向けて縦走中に転倒して右腕をけがしました。女性と付き添いの1人がパーティーを外れて、天狗のコルから岳沢に向けて下山中に道に迷い、行動不能になりました。午後6時半ころ、関係者から救助要請を受けて、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊の隊員が近くの山小屋まで救助しました。
女性の回復をみて、下山する予定です。

涸沢のパノラマコースとの分岐付近で転倒

9月26日、涸沢のパノラマコースとの分岐付近(標高約2,500m)で70代女性が転倒し、頭などをけがして長野県警ヘリで救助されました。女性は25日、単独で上高地から入山し、26日、奥穂高岳から涸沢に向けて下山中にバランスを崩して転倒し、けがをしました。午後9時過ぎ、本人から救助要請があり、県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。
女性は頭などにけがを負いましたが、命に別条はないということです。

前穂高岳 神戸市の男性が滑落

長野県警松本署によりますと、26日午前、前穂高岳重太郎新道(約2,600m付近)で、50代男性がバランスを崩して滑落しました。男性から要請を受け長野県山岳遭難防止常駐隊と松本署山岳遭難救助隊が救助に向かっています。男性は左足などを負傷しているもよう。
松本署によりますと、男性は24日、単独で上高地から入山。この日は奥穂高岳から岳沢に向けて下山中でした。

男性が阿曽原温泉小屋に向かう登山道で転倒し重傷

24日午後1時40分ごろ、仙人谷ダムの南西約400mの登山道(標高約1,100m)で、60代男性が足を滑らせて転倒し重傷を負いました。
警察によりますと、男性は4人パーティーで池ノ平小屋から阿曽原温泉小屋に向かって登山道を歩いていたところ、木の根に右足を滑らせて後ろ向きに転倒しました。登山仲間がその場で119番通報し、岡本さんはヘリで病院に搬送されましたが、左足首を骨折する重傷です。
現場は足場が土で、ところどころ木の根が出ている登山道で、当時は晴れていて風もなく視界も良好だったということです。

仙人谷付近で女性が登山道から滑落し死亡

25日、仙人谷付近で60代女性が登山道から滑落し死亡しました。女性は25日午前7時35分ごろ、阿曽原温泉小屋に向かって登っていたところ、標高およそ1,700mの登山道から15m下に滑落したということです。県警ヘリが出動し、鷲見さんは病院へ運ばれましたが、その後死亡が確認されました。死因は沢に落ちたことによる溺死でした。
警察は事故の原因や当時の詳しい状況について調べています。

乗鞍岳で初霜 過去10年平均より9日遅い観測

乗鞍岳で25日、初霜が観測されました。乗鞍スカイライン管理事務所によりますと、25日午前5時50分ごろ、畳平の鶴ケ池周辺で霜が降りているのをパトロール中の職員が確認しました。霜柱の高さは5cmほど、当時の気温は2℃だったということです。
初霜の観測は去年より27日遅く、過去10年の平均より9日遅いということです。

白馬岳から白馬大池に向け縦走中に転倒 女性が重傷

25日午前、小蓮華山付近の登山道上(標高約2,600m)で40代女性が足を滑らせて転倒し、けがをしました。午前8時過ぎ、同行者から通報があり、県消防防災ヘリが救助し、その後、大町市内の病院に搬送されました。右足首骨折の重傷です。
女性は9月23日から3人パーティーで入山し、25日、白馬岳から白馬大池に向けて縦走中でした。

御嶽噴火から9年 下呂市で慰霊式

死者・行方不明者63人を出した御嶽の噴火から今月27日で9年になるのを前に、岐阜県下呂市で慰霊式が行われました。御嶽山は、2014年9月27日に噴火し、58人が死亡、5人が行方不明となっています。24日は、噴火から9年になるのを前に岐阜県側の登山口がある下呂市で慰霊式が行われました。
式には、下呂市の山内市長らが臨み、噴火した午前11時52分に一分間黙とうした後、献花台に花をささげ、犠牲者の冥福を祈るとともに、防災への誓いを新たにしていました。

乗鞍岳 男性が転倒 行動不能に 消防防災ヘリが救助

乗鞍岳で登山中の50代男性がけがをして動けなくなり、ヘリコプターで救助されました。男性は23日午前、乗鞍岳の剣ケ峰から畳平に向け下山中に転倒、背中を打撲し動けなくなりました。一緒にいた仲間が消防に救助要請し、消防防災ヘリに救助されました。松本市内の病院に搬送されましたが軽傷の模様です。
男性は登山サークルの8人パーティーで23日に畳平から入山しました。夏山の登山歴はおよそ10年ということです。

白馬岳で男性が滑落 ヘリで救助

白馬岳で60代男性が滑落し、頭を深く切るけがをしました。男性は24日午前8時半ごろ、白馬大池から白馬岳に向けて縦走中に、標高2,800mの三国境付近で、浮石でバランスを崩して転倒し、6mほど滑落しました。滑落を目撃した登山客が通報し、長野県警のヘリコプターが約2時間半後に救助しました。男性は、意識ははっきりしているものの、頭の骨が見えるほどの深い傷を負ったということです。
長野県警によりますと、男性はヘルメットを着用していませんでした。

乗鞍岳で男性が転倒して行動不能に

23日午前、乗鞍岳の剣ヶ峰から畳平に続く登山道の標高2,950m付近で、50代男性が転倒して動けなくなったと、一緒に登山していた仲間から消防に救助要請がありました。男性は背中の打撲などのけがをしていて、23日正午ごろ、長野県の消防防災ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に運ばれました。

前穂高岳付近 縦走中に足ひねる 男性が行動不能

24日、前穂高岳付近を縦走中に足を負傷した20代男性登山者がヘリで救助されました。男性は23日、上高地から単独で入山、明神岳から前穂高岳に向けて縦走中に足をひねって、行動不能になりました。一夜明けて、「足を痛めて動けない」と本人から消防に救助要請があり、24日午後1時前、県の消防防災ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。
男性は1泊2日の日程で縦走する予定だったということです。

「人が滑落した」 稜線から200m下で女性発見、死亡確認

24日午前11時50分ごろ、北穂高岳の稜線上にある長谷川ピーク(標高2,841m)近くで、登山者の女性から「人が滑落した」と110番がありました。約2時間50分後、民間の山岳救助隊が稜線の約200メートル下で、50~60代とみられる女性が倒れているのを発見しました。女性は県警ヘリで救助されましたが、全身を強く打っており死亡が確認されました。死因は多発外傷です。
高山署によりますと、女性は1人で登山に来ていたとみられ、前を進んでいた別の登山グループが後方でガラガラという音に気づき振り向くと、女性が落ちていくのが見えたということです。女性は1人で南岳から北穂高岳に向かっていたとみられ、身元の特定を進めています。

雨飾山の雨で濡れた登山道 女性が転倒し遭難

23日午後、雨飾山の登山道で、40代女性が左足首をけがして動けなくなりました。一緒に登山していた友人らが下山して通報し、救助隊によって女性は救助されました。
警察によりますと、女性は23日、日帰りで友人8人と一緒に雨飾山を登山していましたが、午後2時頃、下山している途中で転倒し、左足首をけがして動けなくなったということです。女性を含む5人は現場に残り、他の4人が先に下山して警察に通報。午後5時前に、消防と警察の救助隊によって女性は救助されました。女性は病院に搬送されましたが、命に別状は無いということです。登山道は雨で濡れていて、女性は足を滑らせて転倒したということです。

男性が転倒 ヘリで搬送、死亡確認

警察によりますと、午前10時すぎ、西穂高岳独標の南西約400mの登山道で60代男性が登山中に転倒しました。男性は意識不明の状態でヘリコプターで搬送されましたが、その後死亡しました。
男性は30代の娘と2人で日帰りで登山に来ていたということで、警察が死因などを調べています。

空木岳 70代男性が疲労で行動不能に

22日未明、空木岳を下山中の70代男性が疲労で動けなくなり、救助されました。男性は20日、2人パーティーで空木岳に入山、21日の下山中、疲労により行動不能となりました。このため、夜10時前、同行者が救助を要請しました。
2人がいたのは標高2,000mの池山尾根で、駒ヶ根警察署は県警本部とも相談の上、ある程度下ってきていることや体調も心配されたことから、深夜、山岳遭難救助を出動させました。
その後、22日午前2時ごろ、隊員が2人を発見、男性を背負って下山。午前3時45分頃、救急隊に引き継ぎました。男性は市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
21日夜、駒ヶ根市は雨で、未明に止みました。警察によりますと、2人は、登山を続けるには食料・水が不十分だったということです。

入山から約10日 不帰嶮で遭難の男性無事救助

黒部警察署によりますと、9月17日に不帰嶮付近で助けを呼ぶ声が聞こえたとして、県警などが捜索していた山岳遭難で、20日午後、40代男性が無事救助されました。命に別状はなく、入山からおよそ10日ぶりに生還を果たしました。
男性は唐松岳の北側に位置する不帰嶮付近で遭難していたもので、20日午後3時40分頃、不帰嶮の西、およそ1kmの標高2,080mの谷にいるところを捜索中の県警山岳警備隊員が見つけ、県警ヘリつるぎで救助しました。男性は病院に搬送され、診察を受けていますが命に別状はないということです。
県警は9月17日、不帰嶮付近を登山していた人から「富山県側から『助けて』という声が聞こえる」という通報を受けて以降、山岳遭難とみて20日まで4日間、捜索を続けていました。登山届などから、男性は9月10日から2泊3日の日程で白馬乗鞍方面から1人で入山し、唐松岳方面を登山して12日に下山する予定でした。男性は、「登山中、道に迷った」と話しているということで、警察は体力の回復を待って遭難した状況など話を聞くことにしています。

爺ヶ岳で下山中に体調不良…意識不明に

爺々岳で20日、登山をしていた80代男性が体調不良を訴え、救助を要請しました。その後、県警ヘリで救助されましたが、搬送時は意識がない状態だったということです。
警察によりますと、男性は19日から仲間と2人パーティーで爺々岳に入山し、山小屋で一泊して20日に下山していたところ、柏原新道(標高約1,750m)で体調不良を訴えたということです。荷物をおろして休んでいましたが、状態が悪化したことから、午後4時前に仲間が救助を要請。およそ1時間後に県警ヘリで救助しましたが、搬送時は意識がない状態だったということです。
現在、病院で手当てを受けています。

その後、病院で死亡が確認されました。死因は公表されていません。

涸沢で「腰痛悪化」救助要請 男性を県警ヘリで搬送

18日、涸沢でテント泊をしていた男性が腰痛のため、救助要請をしました。 救助を求めたのは50代男性です。男性は4人パーティーで16日に上高地から入山、涸沢に到着。翌17日には奥穂高岳を目指す予定でしたが、腰痛を感じ、1人、テントに残りました。18日になっても腰痛は治らず、県山岳遭難防止常駐隊に救助を求めました。19日朝、県警ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。
男性は、登山前から腰に不安を抱えていたということです。

滑落した登山者など男性2人を救助 北岳

警察によりますと9月17日午後1時15分ごろ、50代男性が単独で南アルプスの北岳を登頂後、下山中に標高2,900m付近で足を滑らせ5mほど滑落し顔や左手を負傷しました。通りがかった登山者から連絡を受けた山小屋関係者が警察に救助を要請しました。およそ45分後に付近をパトロールしていた警察の山岳救助隊が男性を発見・救助しました。男性は病院に運ばれ左手の小指脱臼などのけがをしていました。
また、仲間と4人で北岳に登山に来ていた60代男性が18日午前4時ごろ、山小屋で体調不良となりました。通報を受け、県警ヘリ「はやて」が救助し、男性は病院に運ばれ、命に別状はないということです。

涸沢で約2m滑落 単独登山の男性が救助要請

涸沢で18日、70代男性登山者がバランスを崩して滑落し、左ひじをすりむくなどの軽傷を負いました。男性は救助を要請し、県警の山岳遭難救助隊員に付き添われながら下山しました。
警察によりますと、男性は17日に単独で上高地から入山し、18日午前10時ころ、横尾から奥穂高岳へむけて登山中、本谷橋(標高約1,800m)付近でバランスを崩し、2mほど滑落しました。男性は警察に救助を要請し、自力歩行が可能だったことから山岳遭難救助隊員に付き添われて下山しました。左ひじをすりむくなどの軽傷だということです。

爺ヶ岳で転倒

17日9時35分、爺ケ岳の標高1,800m付近で東京都の40代女性が転倒し、左足を骨折しました。

前穂高岳で滑落

17日午前8時2分、前穂高岳の標高約2,550m付近で、50代男性が登山道から滑落、左足を骨折しました。

前常念岳で転倒 男性がけが

安曇野警察署によりますと、18日午後3時半過ぎ、前常念岳の標高およそ2,400mの頂上付近で転倒してけがをしたと、60代男性から通報がありました。男性は、右の足首をけがしているものと見られ、警察では、19日に救助に向かうことにしています。
男性は、2人パーティーで16日に三股登山口から入山し、常念岳に登った後、三股登山口に向けて下山中に転倒したということです。

その後、19日の朝に自力で登山口まで下山しました。

剱沢の登山道から5メートル滑落 左ひざじん帯を損傷

16日午前6時半ごろ、標高1,790mの剱沢で、30代女性がバランスを崩して登山道から5メートル滑落、左ひざを負傷しました。女性は友人と2人で登山をしていて、歩いて山小屋にたどり着きましたが、17日になって痛みがひどくなり歩けなくなったため、県警ヘリが女性を富山空港まで搬送し、消防に引き継ぎました。
事故があった現場は狭い登山道で、女性は路肩を踏み外したとみられ、左ひざのじん帯を損傷する重傷だということです。

前穂高岳で落石でけが

前穂高岳で午前10時半ごろ、60代男性が落石を受けて右手に軽いけがをしました。男性は午後2時ごろ、県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に運ばれました。

東天井岳へ縦走中に転倒

中山で午前8時ごろ、40代女性が東天井岳に向けて縦走していたところ、転倒して右手首を骨折しました。女性は午前10時前に、長野県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に運ばれました。

常念岳で行動不能

警察によりますと、17日午後3時すぎ、常念岳近くの標高およそ2,500m地点で、60代男性が疲労により行動不能になりました。男性は16日から単独で北アルプスに入り、17日は蝶ヶ岳から常念岳に向けて縦走しているところでした。
男性は17日夜はその場所でビバークをし、警察では18日の本人の体調次第で救助に向かう予定です。

涸沢の水不足深刻化

涸沢で水不足が続き、深刻さを増しています。冬場の積雪やまとまった雨が少ないことが影響しています。山小屋は水場での飲用水の提供を中止し、登山者らに対し、あらかじめ徳沢や横尾で必要な水を汲んで登ってもらうよう呼びかけています。
涸沢ヒュッテ社長の小林剛さんによりますと、小屋では北穂高岳北穂沢の伏流水などを利用し、主に調理や飲み水、トイレに使っていますが、14日夕方ごろに水不足への危機感を強め、3連休を前に現状を伝えることにしました。ペットボトル飲料水を急きょ荷上げし、売店ではラーメンの提供を一時的に取りやめています。
涸沢小屋も同様に水不足に悩んでおり、普段は宿泊やテント泊の利用者が使える水道の利用を中止。小屋によりますと、水を引き入れている水源が枯れている状態です。まとまった雨が少ないことが一番の原因で、雪解けが早かったことも影響しているようです。水の持参を呼びかけ、販売用のペットボトル飲料水も通常より多く用意しています。

北ア北部の山小屋も水不足で、唐松岳(2,696m)の唐松岳頂上山荘は、水源にしている雪渓の雪がほぼ枯れ、16日もトイレの手洗い用の水は使えない状態でした。売店には、水の代わりにペットボトル飲料水を購入するよう呼びかける張り紙がありました。

ロッククライミング中に40メートル滑落

長野県警佐久署によりますと、17日午前、南佐久郡川上村川端下の岩場、通称「烏帽子岩」付近で仲間3人とロッククライミングをしていた50代女性がバランスを崩して約40m滑落、負傷しました。背中の痛みを訴えていますが、意識はあるようです。同行者から救助要請があり、県防災ヘリが救助、佐久市内の病院に搬送されました。

岩場を降下中の男性が転落死 仲間も落石で負傷

北穂高岳でロッククライミングに向かっていた男性が転落死し、落石により仲間の女性も負傷しました。事故があったのは北穂高岳の「滝谷」付近で、17日午前7時15分ごろ「近くで助けを求めている登山者がいる」と110番通報がありました。
警察の山岳救助隊が駆け付けたところ50代男性が岩場からおよそ100m下に転落しているのが見つかりました。男性は死亡したとみられます。また、落石によって一緒に登っていた50代女性も落石に当たり、薬指を骨折する重傷を負いました。
男性らはロッククライミングの名所として知られる滝谷の第4尾根に向かって岩場を下っている最中でした。

前穂高岳 6歳男児が行動不能に

17日午後3時半ごろ、保護者と3人で前穂高岳から下山していた6歳男児が紀美子平付近で行動不能となり、保護者から救助の要請がありました。男の子は岩場を降りることができず、動けなくなったということです。県警の山岳遭難救助隊が出動、隊員に付き添われて近くの山小屋に入りました。
3人は16日に岳沢から入山、17日は前穂高岳を登頂後、岳沢に下山する予定でした。

涸沢岳で約50m滑落 男性が頭部外傷で重傷

17日午前11時20分ごろ、涸沢岳の標高2,750m付近で、50代男性が滑落。北穂高岳から涸沢岳へ縦走していた別の登山者が滑落を目撃していて、通報しました。
男性は50mほど滑落したとみられ、県警ヘリで救助されましたが、頭を強く打つなどして重傷ということです。単独で入山したとみられています。

槍ヶ岳山頂付近で50m程度転落 女性が負傷

17日午後3時25分ごろ、槍ヶ岳の山頂付近(標高3,140m)で、50代女性が50mほど転落しました。女性は3人パーティーで、同行者からの通報で、県警ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。搬送時、意識はありました。けがの程度は不明ですが、全身を強く打ったとみられるということです。
女性は16日、仲間と上高地から入山、北鎌尾根を経由して槍ヶ岳山頂を目指していたということです。

槍ヶ岳北鎌沢付近でバランス崩す 男性をヘリで救助

16日、槍ヶ岳の北鎌沢付近(標高約2,500m)で、40代男性が滑落しました。午後3時過ぎ、通りかかった登山者を通じて救助要請があり、県警ヘリで救助され、大町市内の病院に搬送されました。左肩などををけがしている模様です。
男性は16日、単独で上高地から入山し、北鎌沢を経由して槍ヶ岳に向け登山中でした。バランスを崩し滑落したということです。

急斜面を30メートル滑落 燕岳の山小屋直下

16日午後2時半頃、燕岳で40代男性が滑落したと山小屋から警察に通報がありました。男性は2人パーティーで中房温泉から日帰りの計画で入山し、燕岳(標高2,762m)に登頂後、下山を始めた際に山小屋の燕山荘直下の合戦尾根でバランスを崩し、登山道から30メートルほど滑落したということです。遭対協のメンバーが男性を登山道まで引き上げ、午後5時過ぎに長野県警のヘリコプターが救助して松本市内の病院に搬送しました。左肩を負傷していますが会話は出来る状態ということです。

穂高平小屋近くに男性の遺体 行方不明の男性か

14日午後、穂高平小屋近くの山の斜面で男性の遺体が見つかりました。北アルプスでは登山に出掛けた男性が行方不明になっていて、警察が身元の確認を進めています。
遺体が見つかったのは、奥飛騨温泉郷神坂の穂高平小屋から南西へ400mほどの場所です。14日午後5時15分ごろ、山岳遭難者の捜索を行う会社の捜索チームが山の斜面で倒れている遺体を発見し、110番通報しました。
警察によりますと、見つかったのは白髪の男性の遺体で、身長172cmくらいで細身、長袖のアンダーシャツに黒色のTシャツ、青色のスパッツの上に黒色の短パンをはき、リュックを背負っていました。遺体は 腐敗が進んでいるということです。
北アルプスでは、9月7日から奥穂高岳に登山に出掛けた男性が行方不明になっていて、警察は、遺体がこの男性の可能性もあるとみて、身元の確認を進めています。

小嵩沢山で男性が道に迷って行動不能に

松本警察署によりますと、小嵩沢山で15日、60代男性が道に迷って動けなくなり、長野県警のヘリコプターで救助されました。男性は15日に一人で小嵩沢山から徳本峠へ向けて登山中に、ルートを誤って道に迷い、動けなくなりました。午後1時半過ぎに、本人からの救助要請を受けて、長野県警のヘリコプターが出動し、午後3時半前に救助しました。けがはない模様です。

疲れで行動不能になったシンガポールの女性を救助

白馬乗鞍岳の山頂付近(標高約2,400m)でシンガポール国籍の50代女性が疲労のため行動不能になり、警察などが救助しました。14日午後9時過ぎ、女性の友人を通じて救助要請があり、近くの山荘に常駐している山岳遭難防止対策協会の救助隊員が現場に向かい、一緒にビバークして一晩を過ごしました。女性にけがはない模様です。15日正午過ぎ、警察などが救助しました。
女性は14日、単独で入山したということです。

沢登り中に落石 男性が大けが

北アルプスの最奥部から流れ出す湯俣川(標高約1,900m)で、沢登りをしていた20代男性が落石により大けがをしました。14日正午過ぎ、知人を通じて消防に救助要請があり、男性は群馬県消防防災ヘリで救助され、病院に搬送されました。右前腕骨折で重傷の模様です。
男性は13日、3人パーティーで高瀬ダムから入山し、14日、沢登り中に落石にあいました。

赤岩岳で約100m滑落か 男性が心肺停止の状態

穂高連峰・西穂高岳に近い赤岩岳(標高約2,800m付近)で、男性が滑落し、心肺停止の状態で発見されました。
14日午前7時40分ころ、西穂高岳から赤岩岳に向けて縦走していた登山者から「滑落する男性を目撃した」と110番通報がありました。岐阜県警ヘリが出動して捜索し、心肺停止状態の男性を発見しました。天候悪化のため、回復を待ち救助する予定です。現場周辺は急な斜面の岩場で男性は約100メートル滑落したとみられます。

木曽駒ケ岳で男性が疲労で行動不能に

駒ヶ根警察署によりますと、木曽駒ヶ岳で14日午前、疲労のため動けなくなっていた60代男性が救助され、病院に搬送されました。けがはない模様です。
男性は、13日に2人で入山して木曽駒ヶ岳に向け登山中に、標高およそ2,900mの山頂付近で、疲労のため動くことができなくなりました。本人からの救助要請で、中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動して救助し、14日正午前に、救急隊に引継ぎ、駒ヶ根市内の病院に搬送されました。疲れはあるものの、けがないということです。

唐松岳周辺で男性が行方不明

大町警察署によりますと、唐松岳の周辺で40代男性会社員が下山予定日を過ぎても下山せず、行方不明になっています。男性は10日から2泊3日の予定で白馬乗鞍岳方面から1人で入山し、唐松岳方面に縦走していましたが、下山予定日をすぎても帰宅していないということです。
13日午後から県警の山岳救助隊などが捜索しています。

車山で登山中に転倒し足の骨を折る大けが

12日午前11時前、車山で登山をしてた70代の女性がけがをしたと消防に通報がありました。女性は午後1時すぎに消防の特別救助隊に救助され、市内の病院に搬送されましたが右の足を骨折する大けがをしたということです。
警察によりますと、女性は12日、9人パーティで車山に入り山頂付近を歩いていてバランスを崩し転倒したと見られます。警察が当時の詳しい状況を調べています。

浮石踏み左足首骨折の重傷 別山山頂から剱御前小舎へ向かう途中

警察によりますと、10日午後3時15分ごろ、立山連峰にある別山(標高2,880m)の山頂から、剣御前小舎(標高2,760m)に向かう登山道付近(標高2,800m付近)で50代女性が浮石を踏んでバランスを崩した際に左足首を痛めました。同行者に支えられながら剣御前小舎に向かいましたが、歩けなくなったため富山県の消防防災ヘリで病院に搬送されました。
女性は左足首の骨を折る重傷です。事故当時、室堂周辺の天気は晴れで、現場は、岩と砂利が混在する足元が不安定な稜線上の登山道でした。

鹿島槍ヶ岳で女性滑落

11日午後1時すぎ、鹿島槍ヶ岳の標高2,800mの吊尾根付近で、「女性が滑落した」と同行者から消防に通報がありました。滑落したのは40代の女性で、10日に登山仲間の男性と扇沢から入山し爺ヶ岳に登った翌11日、鹿島槍ヶ岳の山頂付近を縦走中に滑落したということです。
警察によりますと、女性はかなりの距離を滑り落ちたとみられ、けがの程度は不明です。警察は12日早朝から、大町警察署の山岳遭難救助隊のほか、長野県警察本部の山岳安全対策課、警備部の機動隊で豊富な経験を持つ隊員、8人態勢で救助に向かいます。
ここ数日、天候が安定せず地上からの救助を先行しますが、天候が回復すればヘリでの救助も検討するということです。

その後、県警の山岳遭難救助隊と県の消防防災ヘリが12日朝、救助に向かい、午前7時45分ごろヘリが意識不明の女性を救助しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

奥穂高岳に向かった男性が行方不明

岐阜県警高山署は10日、奥穂高岳に登山に出掛けた60代男性が行方不明になったと発表しました。同日、岐阜県警が約10人態勢で捜索したが見つからず、11日も早朝から捜索を再開する予定です。
署によりますと、男性は登山届を提出しており、9日に新穂高ロープウェイの新穂高温泉駅付近から入山し、奥穂高岳間を往復予定でした。男性は7日、「明日は奥穂高岳に行く」旨を家族に伝え、登山に向かったとみられますが、9日夕に男性と連絡が取れない家族が長野県警に通報していました。

前穂高岳稜線で滑落

10日午前11時頃に前穂高岳から上高地へ下山中だった40代女性が標高2,850m付近の稜線でバランスを崩して滑落し、手首を痛めたと同行者から通報がありました。軽傷と見られ、今夜は現場にテントを張るということで、警察の山岳遭難救助隊員らが、11日早朝から松本署山岳遭難救助隊などが4人態勢で救助予定です。

奥穂高岳で重傷の男性を救助

奥穂高岳で10日午前9時前、標高2,700mのザイテングラート付近で、前日に単独で上高地から入山していた50代男性が涸沢を下山中、バランスを崩して転倒、肋骨の骨を折る大けがをしました。本人から救助要請があり、午後1時半過ぎに県警ヘリで救助されました。

100メートル以上滑落か 五竜岳で滑落

午前10時前、五竜岳の遠見尾根で60代男性が滑落したと同行者から警察に救助要請がありました。男性は9日に3人パーティーで入山し五竜岳の山小屋に宿泊した後、白馬村方面に下山中だったということで、標高2,330m付近の登山道から50m以上滑落したと見られています。地上から向かった長野県警の山岳遭難救助隊員が現場で意識の無い状態の男性を確認しました。麓に下ろすのは11日朝からになるということです。

四阿山 バランス崩し転倒、大けが

長野県警上田署によりますと、10日午後、四阿山(標高約2,350m)に3人パーティーで入山していた60代男性が下山中、バランスを崩して転倒、左足首の骨を折る大けがをしました。同行者から上田広域消防本部に救助要請があり、同消防署員が出動。消防ヘリで上田市内の病院に搬送されました。

甲斐駒ケ岳 岩場で転倒し負傷

伊那署によりますと、9日午前、甲斐駒ケ岳の六方石付近(標高約2,750m)付近で、70代男性が登山中に岩場で足を滑らせて転倒し負傷しました。居合わせた登山者を通じて要請があり、同署山岳高原パトロール隊らが出動。県警ヘリで午後5時40分ごろに救助し、伊那市内の病院に搬送しました。

燕岳の山小屋で体調不良により行動不能

燕岳を登山していた40代女性が山小屋(標高約2,700m)に宿泊中、胸や背中の痛みなどの体調不良により、行動不能になりました。午前5時前、本人から救助要請があり、警察が午後2時前に救助し、松本市内の病院に搬送しました。
女性は6日、単独で一ノ沢登山口から入山し、7日から山小屋に宿泊していました。

立山連峰 石畳の登山道で転倒

上市警察署によりますと6日午前9時25分ごろ、立山連峰の標高2,270mの雷鳥沢野営場付近で、20代女性が登山道で体調不良となり転倒しました。女性は石畳の登山道で転倒したため顔面を負傷、自力で歩くことができなくなり近くの登山者が雷鳥沢野営管理所を通じて室堂警派出所に救助を要請、県警の山岳警備隊員が女性を背負って救急隊に引き継ぎました。女性は病院に搬送され、顔の骨を折る重傷です。
警察によりますと女性は5日、友人と2人で立山室堂からハイキングの目的で入山、雷鳥沢でキャンプしたのち6日、室堂へ帰る途中の事故でした。

南沢山で女性が行動不能に

長野県警飯田署によりますと、南沢山の中腹付近で3日午後、50代女性が体調不良により行動不能になりました。女性は同日、2人パーティで阿智村の登山道から入山し、登山中でした。同行者が飯田広域消防本部に救助要請。出動した同消防署員が救助し、飯田市内の病院に搬送しました。

畳平から単独往復 剣ヶ峰で下山中の女性転倒し骨折

乗鞍岳で下山中の女性が転倒し脚を骨折する重傷を負いました。事故があったのは乗鞍岳の剣ヶ峰付近で3日午前10時ごろ60代女性が下山中につまずき転倒しました。女性は、警察のヘリで救助されましたが右の大腿骨を折るなど重傷です。警察によりますと女性は、畳平から単独で剣ヶ峰を往復する予定でしたが県の条例で義務付けられている「登山届」は出していなかったということです。

入笠山で男性が足首骨折か

長野県警茅野署によりますと、入笠山の登山道で3日午前、70代男性(70)が足をひねりけがをしました。左足首の骨を折っている可能性があります。
男性は同日、1人で入山し、山頂から下山中でした。本人が諏訪広域消防本部に救助を要請し、同消防署員が出動して救助。諏訪市内の病院に搬送しました。

八ケ岳連峰硫黄岳 60代女性が転んで行動不能に

茅野署によりますと、1日午後、八ケ岳連峰硫黄岳近くの山小屋(標高約2,300m)で、60代女性が転んで動けなくなりました。女性は8月31日から2人パーティーで入山。同行者からの要請を受け、諏訪地区山岳遭難救助隊員らが出動し救助しました。9月1日午後9時40分すぎに救急隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に搬送しました。軽傷のもようです。

70代女性、滑落死 雨乞岳から下山中

滋賀県警甲賀署は2日、武平峠登山口から雨乞岳方面に約700mの地点で、70代女性が滑落して死亡したと発表しました。
署によりますと、女性は1日朝から友人2人と一緒に雨乞岳に登った後、下山している途中でした。10mほど滑り落ちたとみられ、死因は肺挫傷でした。同日午後4時ごろに友人が119番しました。

常念岳 登山中に足を滑らせ負傷

安曇野署によりますと、2日午後1時半ごろ、常念岳の胸付八丁付近(標高2,090m)で、50代女性が登っている最中に足を滑らせて負傷しました。女性は同日、6人パーティーで入山。同行者からの要請を受け、県警山岳安全対策課などが出動し救助しました。女性は軽症のもようです。

日没により行動不能に 北穂高岳で単独登山難

29日午後、北穂高岳の南稜取付付近(標高約2,800m)で、50代男性(54)が、日没により動けなくなりました。29日午後7時20分ころ、本人から救助要請を受け、警察などが出動して発見し、30日午後1時過ぎに同行して下山して救助しました。けがはないということです。
男性は28日、単独で上高地から北アルプスに入山し、29日、北穂高岳から涸沢に向けて下山中でした。

五色ケ原に向かう登山道で転倒、骨折

警察によりますと、30日午前10時45分頃、龍王岳から五色ヶ原方面に向う途中の登山道(標高約2,760m付近)で60代女性がバランスを崩して転倒し左足首を骨折しました。自力では歩けなくなってしまったため一緒に登山に来ていた夫が110番通報。富山県警山岳警備隊が出動し女性を背負って救出、病院に運ばれました。命に別状はないということです。

ジャンダルム付近で10m滑落

30日午前7時20分ごろ、ジャンダルム(3,163m)付近で、登山中の60代男性が約10m滑落し、骨盤骨折などの重傷を負いました。男性は県警ヘリで救助され、病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
高山署によりますと、男性は29日に上高地から1人で入山、30日は穂高岳山荘を出発し、奥穂高岳と西穂高岳の稜線を歩いていました。近くにいた登山者の男性が110番しました。

天狗沢付近で道迷い 行動不能に

天狗沢付近(標高約2,350m)では29日午前、30代の男性が道に迷い、動けなくなりました。午前7時10分ころ、本人から救助要請があり、午前10時過ぎに県警ヘリが救助しました。けがはない模様です。
男性は28日、単独で上高地から入山し、29日、岳沢から天狗のコルへ向けて天狗沢を登山中でした。

御嶽で滑落 骨折の重傷

29日午後、御嶽の三ノ池から南東方約300m付近(標高約2,700m)で40代女性が登山道でバランスを崩して約2m滑落しました。午後4時前、同行者から救助要請があり、午後5時半過ぎに、長野県消防防災ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。右手首骨折などで重傷の模様です。
女性は29日、2人パーティーで御嶽山に入山し、山頂から五ノ池方向へ下山中だったということです。

八ヶ岳連峰の赤岳で滑落

29日午前、八ヶ岳連峰赤岳山頂付近(標高約2,800m)の登山道上で男性登山者が倒れているのを他の登山者が発見、110番通報しました。男性は意識がない模様です。通報などの状況から、男性は滑落した可能性があるということです。
警察は天候を見て、30日以降、県警ヘリで救助する予定です。

その後、天候の回復を見て30日朝、県警ヘリが救助しましたが、その後、頭部外傷などにより死亡が確認されました。亡くなったのは、80代男性と判明しました。
登山届によりますと、28日に単独で入山し、29日に下山する予定でした。ヘルメットは着用していなかったということです。現場などの状況から、男性は滑落した可能性があるということです。

鹿島槍ヶ岳で手首骨折の重傷

28日午前鹿島槍ヶ岳の八峰キレット(標高約2,500m)付近で60代女性が滑落し、午前9時過ぎ、近くの山小屋の従業員を通じて救助要請がありました。午前10時50分ころ、県警ヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。右手首骨折による重傷の模様です。
女性は27日、2人パーティーで柏原新道登山口から入山し、28日、鹿島槍ヶ岳を経由して、五竜岳方面に縦走中に登山道から数十m滑落したとみられています。

餓鬼岳で数十メートル滑落

警察によりますと、28日に40代女性が北アルプス餓鬼岳の登山道上(標高約1,200m)で滑落しました。午後12時半ころ、同行者が消防へ通報し、午後4時半過ぎ、長野県の消防防災ヘリが女性を救助し、松本市内の病院に搬送しました。搬送時、女性は頭部から出血するなどけがをしていましたが、意識はあったということです。
女性は27日から仲間4人と餓鬼岳に入山し、28日に下山していた際に登山道から数十m滑落したとみられています。

山小屋到着目前で10m滑落 八峰キレット

八峰キレットで50代男性登山者が滑落しけがをしました。男性は26日、一人で扇沢から入山し、宿泊するキレット小屋を目指していましたが小屋の手前の八峰キレット(標高約2,500m)付近でおよそ10m滑落しました。午後2時半ごろ通りがかりの登山者が身動きが取れなくなっている男性を発見し、介護しながら山小屋まで付き添いました。男性は胸や腰を負傷している模様です。
午後4時前に県警ヘリに収容され松本市内の病院に搬送されました。

奥穂高岳で滑落

午前8時前、奥穂高岳の標高およそ2,850mのザイテングラート付近で、50代女性が滑落しました。女性は県警ヘリで救助され、松本市内の病院に運ばれましたが、鼻の骨を折るけがと見られています。
女性は25日から2人で入山し、奥穂高岳から涸沢方面に向け下山中に岩場で足を滑らせ、およそ10m滑落したもので、同行していた人が救助を要請したということです。

伊吹山の登山道 3カ月程度で復旧作業終了へ

伊吹山では7月の土砂崩れ以降、麓からの入山禁止が続いていますが、米原市では25日、伊吹山の自然再生についての協議会が開かれ、登山道の復旧については県の担当者から3カ月程度での作業終了を目指すとする報告がありました。
協議会には、県や地元・米原市の他、地域の環境保全グループなど伊吹山の保護・再生に関わる約40人が出席しました。今年度・1回目のきょうの会議では、シカの食害によって危機的状況にある高山植物群の保全の取り組みや、シカの駆除の実績報告と合わせ、喫緊の課題として、通行止めが続く登山道の復旧作業について話し合われました。
年間24万人以上が訪れるとされる県内最高峰の伊吹山では、先月中旬の大雨により、複数箇所で土砂崩れが発生。登山道が使えず、登山目的での麓からの入山は禁止されています。
工事を共に進める県と米原市では、作業期間を3カ月程度とする一方、期間内の工事終了には困難も伴うとしています。

白馬大雪渓の登山ルートが27日午後3時から通行止め

猛暑などの影響で、白馬岳に通じる白馬大雪渓の雪解けが進み、白馬村は27日午後3時をもって、大雪渓の登山ルートを通行止めにすることを決めました。
2022年の冬は雪の量が少なく、この夏の猛暑や雨で雪解けが進み、安全な登山ルートを確保することができなくなったとしています。登山道の状況によっては、通行止めが早まる可能性もあるということです。
白馬岳登山の迂回ルートとしては、白馬鑓温泉ルートと栂池ルートは通行が可能です。

登山中のフランス人男性 西穂高岳独標付近で足を骨折する大けが

25日午前11時半ごろ、西穂高岳独標付近で「落石により男性が負傷した」と消防に通報がありました。警察によりますと、けがをしたのはフランス国籍でデザイナーの30代男性で、約1時間後に警察のヘリコプターで救助され、病院に搬送されましたが左足の骨を折る大けがをしました。
警察によりますと、30cmほどの石が斜面から落ちてきて、男性に直撃したということです。けがをした男性は、別のフランス人の男性と上高地から日帰りで登山をしていたということです。

70代男性登山客がロバの耳で滑落し死亡

北アルプスで、70代男性登山客が滑落し死亡しました。警察によりますと、25日午前8時過ぎ、奥穂高岳の標高3,040mにある岩山から20mほど下で、男性が倒れているのを通りかかった登山客が発見し通報しました。救助に向かった警察がその場で死亡を確認しました。
登山届などによりますと70代男性は、25日早く穂高岳山荘を出発し、単独で西穂高岳に向かう途中で滑落したとみられます。現場付近は通称「ロバの耳」と呼ばれる北アルプスでも屈指の難所でした。

唐松岳 男性が転倒し右足をけが

長野県大町署によりますと、23日午前、唐松岳登山道(標高約2,600m)で、昨日単独で白馬岳に入山し、きょう唐松岳を経由して下山していた40代男性が転倒し、右足首をけがしたもよう。男性から連絡を受けた近くの山小屋従業員が付き添い、山小屋に収容しました。

鹿島槍ヶ岳の吊尾根付近で約10m滑落

警察によりますと、23日午前、50代女性が鹿島槍ヶ岳の吊尾根付近(標高約2,750m)で足を踏みはずし約10m滑落しました。23日午前7時45分ころ、通りかかった登山者を通じて救助要請があり、警察などが出動し女性と合流しましたが、頭と背中をけがしていて、自力で下山できない状況だということです。23日は近くの山小屋に収容するか、ビバークして、翌日、天候を見て、県警ヘリで救助する予定です。
女性は22日、2人パーティーで入山し、23日、鹿島槍ヶ岳山頂付近を縦走中に滑落したということです。

御嶽山の八丁ダルミで転倒 60代男性が大けが

20日午前、標高およそ3,000mにある御嶽の八丁ダルミで、60代男性がバランスを崩して転倒しました。男性は近くの山荘まで自力で移動し1泊しましたが、21日午前8時過ぎ、木曽広域消防本部に、自ら通報して救助を求めました。男性は午前9時半過ぎに、長野県の消防防災ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に収容されましたが、右足のくるぶしを骨折する大けがを負っている模様です。
男性は、19日に単独で御嶽に入山し、剣ヶ峰から王滝山頂に向けた下り坂でバランスを崩して転倒したと話しているということです。

登山道で60代女性が転倒 右足の骨を折る重傷

富山南警察署によりますと、21日午前10時ごろ、雲ノ平山荘から薬師沢小屋までの標高2,250m付近の登山道で、60代女性が濡れた岩に足をすべらせ転倒、右足が木道と岩の間に挟まれ負傷し、歩くことができなくなりました。女性と同行していた登山者が、薬師沢小屋に向かい、午前11時半ごろ小屋の従業員から無線で富山県警山岳警備隊に救助を要請しました。要請を受けて出動した消防防災ヘリが女性を収容、午後4時すぎに富山空港で救急隊に引き継がれ、病院に搬送されました。女性は右足の骨を折る重傷です。
女性は18日、合わせて17人にツアーで有峰の折立から入山、太郎平小屋や黒部五郎小舎、雲ノ平山荘を経て21日は太郎平小屋に向かう途中でした。

剱岳 下山中に50m滑落 肋骨など折る重傷

20日午後4時50分ごろ、剱岳の標高800m付近の早月尾根で、50代女性が下山中に滑落しました。女性は滑落した場所から動けなくなり、同行していた男性が警察に救助を要請しました。要請を受けて富山県警山岳警備隊が出動し、斜面にいた女性を発見、ストレッチャーで引き揚げ救助し、救急隊が病院に搬送しました。女性は肋骨と肩の骨を折る重傷です。
女性は20日午前3時ごろ上市町の馬場島から入山、剱岳に登頂した後の下山中で馬場島まであと15分の所での事故でした。現場は木の根や砂利が混在する狭い登山道で、事故当時は雨が降っていたということです。

落石に巻き込まれたか ジャンダルム付近で男性死亡

午前8時前、ジャンダルム付近で「落石があって人が巻き込まれたかもしれない」と登山者の男性から警察に通報がありました。男性は、落石の音と人の声を聞いたということです。およそ2時間後、県警ヘリが斜面で倒れている人を発見し、心肺停止の状態で松本市内の病院に搬送しましたが、その後死亡が確認されました。
死亡したのは30代~40代とみられる男性で、奥穂高岳に一人で登頂しようとしていたとみられています。警察が身元の特定を進めています。

「下山中に道に迷った」19歳の男女2人が遭難

19日に霊仙山に登っていた19歳の男女2人と連絡が取れなくなり、警察は2人が遭難したとみて、20日朝から捜索を行っています。
警察によりますと、いずれも19歳の女性と男性は、19日午前10時ごろ、霊仙山の榑ケ畑登山口から入山しました。19日午後5時半ごろ、女性から家族に「下山中に道に迷った」と電話があり、その後、連絡が途絶えたということです。警察は2人が遭難したとみて、消防と合同で20日朝から20人以上の態勢で捜索を行っています。

その後、20日午後に男女2人は発見され救助されました。
警察は2人が遭難したとみて、捜索を行っていましたが、正午ごろに滋賀県警のヘリが霊仙山の屏風岩の近くで座り込んでいた2人を発見したということです。その後、滋賀県の防災ヘリにより2人は救助されました。2人は脱水症状があり病院へ搬送されたということですが、命に別状はないということです。

御嶽で転倒 左足を負傷し行動不能

警察によりますと20日午前10時半ごろ、御嶽を登山中の60代男性から救助要請がありました。男性は単独で登山していましたが、三ノ池付近で転倒して左足を負傷。行動不能になったということです。午後5時過ぎにヘリで救助し、松本市内の病院に搬送されました。命に別条はないということです。
男性は20日に入山し、あす下山する予定でした。

涸沢で女性がバランス崩し左足骨折

20日午前9時40分ごろ、涸沢(標高2,200m付近)で60代女性がバランスを崩して左足を負傷し、行動不能となりました。本人からの救助要請を受け、長野県山岳遭難防止常駐隊員、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動。女性は救助隊に背負われて下山し、松本市内の病院に搬送されました。左足の骨を折る大けがだということです。
女性は18日に12人パーティーで上高地から北アルプスに入山。20日は奥穂高岳から上高地へ下山する途中だったということです。

「伝説の登山道」復活祝う

長野、富山両県を結ぶ北アルプスの登山道「伊藤新道」の復活を祝うイベントが19日、出発点となる長野県大町市の湯俣温泉で開かれました。約40年前に廃道となった「伝説の登山道」が20日に本格開通するのを前に、登山ファンや山小屋関係者ら約300人が集まり喜びを分かち合いました。
伊藤新道は湯俣温泉から、鷲羽岳(2,924m)と三俣蓮華岳(2,841m)の間にある富山市の三俣山荘までをつなぐ約10キロの登山道。山荘を経営する伊藤圭さんの父が私費を投じ、1956年に完成しました。
開通後、付近のダム工事で水位が上昇し、つり橋が流されるなどして83年ごろには通行が困難となっていました。

蝶ケ岳の山小屋付近、男性が足首をひねり骨折

蝶ケ岳で午前8時半頃、50代男性から「左足首をひねってけがをした」と救助要請がありました。午後1時10分過ぎに長野県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されましたが、左足首の骨を折る重傷ということです。
男性は13日に安曇野市の三股登山口から単独で入山し、下山のため山小屋を出発した直後にけがをしたということです。

槍ケ岳槍沢付近、男性が行動不能に

松本署によりますと、19日午前、槍ケ岳槍沢付近(標高約2,200m)で、50代男性が疲労で動けなくなりました。男性は2人パーティーで17日に上高地から入山し、きょうは槍ケ岳から上高地に向けて下山中でした。同行者からの要請を受け、同署山岳遭難救助隊員らが出動。午後2時50分過ぎに県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しましたがけがは無いということです。

八ケ岳連峰丸山 男性が転倒、けが

佐久署によりますと、18日午後1時半ごろ、八ケ岳連峰丸山付近の登山道(標高約2,200m)で、単独で登り下山していた50代男性が登山道で転倒し、右足を負傷したもよう。男性から佐久広域消防本部に救助要請があり、同消防署員と佐久署員が午後5時10分に男性を救助、佐久市内の病院に搬送しました。

北アルプス南岳 行動不能のカナダ人男性を救助

警察によりますと、18日午前9時半ごろ、北ルプス南岳を下山していた60代のカナダ人男性から救助要請がありました。男性は谷に荷物を落としてしまい、拾いに行ったところ、稜線の登山道に戻れなくなったということです。
救助隊員が駆け付けて男性を救助、登山道に復帰させたということです。

北アルプス天狗沢 男性登山者が死亡

松本署によりますと、18日午前、北アルプス天狗沢付近(標高2,550m)を通りがかった登山者から「雪渓上に倒れている人を発見した」と119番通報がありました。富山県防災ヘリが出動し、正午すぎに救助しましたが、死亡が確認されました。男性の身元について確認中です。

親子のクマ3頭を駆除 北アルプス薬師岳登山口

薬師岳の登山口周辺で、クマの目撃情報や人身被害が相次いでいることを受け富山県や警察などは15日、親子のクマ3頭を駆除しました。富山県は引き続き警戒を呼びかけています。
富山県や警察などは15日からパトロールを実施したところ、親子のクマ3頭を発見。人身被害の恐れがあることから駆除しました。しかし、その後も目撃情報は続いていることから、県は引き続き警戒するようを呼びかけています。

常念岳で男性が転倒してけが

長野県安曇野警察署によりますと、17日午前9時半前、標高およそ2,600mの常念岳の頂上付近で、40代男性が転倒しました。男性は頭をけがしているものとみられ、本人から連絡を受けた安曇野警察署の山岳遭難救助隊員らが救助に向かっているということです。
男性は、日帰りの予定で一ノ沢登山口から入山し、常念岳に登頂後、下山する途中でした。

有峰でクマ被害多発

富山市有峰の薬師岳の登山口付近でクマが連日出没しています。11~13日にかけ、男性が背後から襲われてかすり傷を負ったほか、食料やリュックを奪われるなどの被害6件が発生。登山者からは「車を揺すられた」などの体験談も聞かれました。連日大勢の登山者が訪れる中、クマは餌を求めて人の集まる場所に現れているとみられ、富山県が注意を呼び掛けています。
県によりますと、クマの被害が相次いでいるのは有料の有峰林道の途中にある折立駐車場とキャンプ場。元々クマの生息地のため目撃は珍しくありませんが、被害が出ることはめったにありませんでした。12日には登山口付近で食事していた男性がクマに下半身を引っかかれ、13日には別の登山者が駐車場近くに置いたリュックをクマに持ち去られました。管理者の北陸電力はキャンプ場を12日から閉鎖しました。
今年1~7月に県内で確認されたクマの目撃・痕跡情報は136件で、前年同期と比べて5件少なく、ほぼ例年並み。担当者は、夏は山菜や木の実が少ない時期とし「クマが餌を求めて動き回るので注意が必要だ」と強調しました。

立山連峰で女性登山者を山岳警備隊員が2時間背負って救助

今月13日午前9時50分ごろ立山連峰雷鳥坂 通称馬ノ背(標高約2,600m付近)で50代女性が剱沢から室堂に向けて雷鳥坂を下っていたところ、バランスを崩して転倒し、右足首を負傷して歩行不能となりました。女性は、前日に家族3人で剱岳に登頂したあと下山中で一緒にいた夫が110番通報し富山県警山岳警備隊員が出動しました。パトロール中の山岳警備隊員など6名が救助にあたり、女性を2時間あまり背負い室堂警備派出所まで搬送し、救急隊に引き継ぎました。
女性は、富山市内の病院に搬送され右足首骨折の重傷でした。

剱岳から下山中に転倒 腰の骨を折る重傷

13日午前7時半ごろ、剱岳平蔵のコル付近(標高約2,820m)で、60代男性が登山道の岩場でバランスを崩し、約3m滑落しました男性は自力で近くの山小屋まで歩きましたが、その後は歩くことができず、パトロール中の山岳警備隊に助けを求め、富山県警のヘリ「つるぎ」で救助され病院に運ばれましたが、腰の骨を折る重傷です。
事故当時、男性は仲間と2人で早朝に山小屋を出発し、剱岳に登頂後、下山中でした。

入笠山で男性が転倒、頭部負傷

13日正午過ぎ、入笠山で60代男性が山頂から下山中に足を滑らせて転倒、頭に軽傷を負いました。同行者から救助要請があり、消防ヘリで松本市内の病院に搬送されました。

白馬大雪渓 女性が疲労で行動不能に

長野県警大町署によると、12日午後、白馬岳の白馬大雪渓付近(標高約2,000m)で、60代女性が下山中、疲労のため行動不能となりました。同行者からの救助要請を受け、大町署山岳遭難救助隊員と県山岳遭難防止常駐隊員が出動。12日午後6時半前に救助しました。女性にけがはないもようです。
女性は10日に2人パーティーで栂池登山口から入山。当時は白馬岳から下山中でした。

薬師岳の登山口でクマに襲われ軽傷

薬師岳の登山口で、30代の登山者の男性がクマに襲われ軽いけがをしました。付近ではクマの目撃情報が多く、県は入山する際は十分注意してほしいと話しています。クマによる人身被害が発生したのは、北アルプス薬師岳への登山口である富山市有峰の折立登山口です。
富山県によりますと12日午前6時ごろ、県外から登山に来た30代の男性が登山口で朝食をとっていたところ、背後からクマに襲われました。男性は命に別条はなく、腰からおしりにかけてかすり傷を負いました。

八ケ岳連峰赤岳 発熱などで女性が行動不能

長野県警茅野署によりますと、12日午後、八ケ岳連峰赤岳付近(標高約2,200m)で、50代女性が、発熱や嘔吐などで体調不良となり行動不能となりました。同行者から救助要請を受け、諏訪広域消防特別救助隊員と茅野署山岳遭難救助隊員が出動。女性は12日午後5時半過ぎに県警ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。軽症のもようです。
女性は11日から20人パーティーで八ケ岳連峰天狗岳に入山。この日は赤岳付近を下山していました。

唐松岳で女性が転倒しけが

長野県警大町署によりますと、12日午前、唐松岳の登山道上(標高約2,600m)を下山していた60代女性が転倒しました。近くで活動中だった県山岳遭難防止常駐隊員を通して救助要請があり、県警機動隊員、山岳遭難防止常駐隊員が12日午後2時に救助。女性は両足首を負傷しているもようです。
女性は11日に4人パーティーで唐松岳に入山していました。

八ケ岳連峰中岳 男性が転倒し重傷

長野県警茅野署によりますと、12日午前、八ケ岳連峰中岳のコル付近 (標高約2,500m)で、40代男性が、足を滑らせて転倒しました。同行者から救助要請を受け、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊員、諏訪広域消防特別救助隊員、茅野署山岳遭難救助隊員が出動。男性は12日午後2時40分過ぎにヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。左足骨折で重傷です。
男性は11日に3人パーティーで中岳に入山。この日は下山中でした。

焼岳で行動不能に

長野県警松本署によりますと、11日夜、焼岳の中尾峠付近(標高約2,400m)で、70代男性が行動不能となりました。同行者からの救助要請を受け、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動。同日午後10時に近くの山小屋に収容しました。男性にけがはないもようです。
男性は11日、2人パーテイで新中の湯登山口から入山し、焼岳から焼岳小屋へ登山中でした。

鳩吹山登山道で転倒、骨折

10日午前7時20分頃、鳩吹山(313m)の登山道で、70代女性が足を滑らせて転倒、右腕を骨折し、美濃加茂市内の病院に搬送されました。可児署によりますと、女性は一人で山登りをしており、下山中に転倒して自ら119番しました。

笠ヶ岳登山道の杓子平付近で下山中斜面滑り落ち右足首骨折

警察によりますと11日午前8時ごろ、笠ヶ岳の登山道にある杓子平付近で、一人で登山に来ていた50代男性が山を下りる途中、斜面で滑り転倒しました。男性が携帯電話を使って新穂高登山指導センターに助けを求めたのを受け、センターが119番通報しました。通報からおよそ2時間後にヘリコプターが現場に到着し、男性は病院に搬送されましたが、右足首を骨折するけがをしたということです。

空木岳で70代男性が転倒

10日午後3時40分ごろ、空木岳の木曽殿越付近(標高約2,600m)を歩いていた70代男性が転倒し、頭部を負傷しました。男性からの救助要請を受け、岐阜県警ヘリコプターが男性を救助し、長野県木曽郡内の病院に搬送しました。
長野県警木曽署によりますと、男性は9日に2人パーティーで入山。空木岳山頂から木曽殿越へ向かっている途中でバランスを崩して転倒したとみられます。

立山連峰 登山道の草を踏み抜き7m滑落

富山県警上市警察署によりますと10日正午ごろ、立山連峰の標高2,530m付近の越中沢岳で、60代男性が登山道の草を踏み抜き、およそ7m滑落しました。近くで転落の様子を目撃した別の登山者が山小屋に連絡、山小屋から富山県警山岳警備隊に救助要請が入りました。その後、連絡を受けた県消防防災へり「とやま」が出動して男性を収容、病院に搬送しました。男性は右足の骨を折る重傷です。
警察によりますと、男性は9日に富山市有峰の折立から入山し薬師岳山荘に宿泊。10日は五色ヶ原を回って11日に室堂から下山する予定でした。

中央アルプスで40代男性が滑落

中央アルプス濁沢大峰付近(標高約2,724m)では、40代男性が登山道から滑落しました。7日午後0時30分ころ、通りがかりの登山者が男性を発見し、消防へ通報、午後3時10分ころ、長野県消防防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。軽傷の模様です。

薬師岳 60代男性 登山道で転倒

薬師岳の薬師沢小屋付近の登山道で5日、兵庫県の61歳の男性が転倒し、右足首の骨を折る重傷です。5日午後3時ごろ、薬師岳の薬師沢小屋付近(標高約1,955m)の登山道で、60代男性が足を滑らせ転倒しました。男性は仲間3人と薬師沢小屋まで歩き、6日は山小屋で安静にしていたものの回復せず、自力での歩行が困難となったため7日朝、富山県警山岳警備隊に救助を要請しました。男性は県警ヘリ「つるぎ」に救助され、富山空港で救急隊に引き継がれて病院に搬送されました。男性は右足首の骨を折る重傷です。
警察によりますと、男性は5日に入山、事故当時歩いていた木道は雨で濡れていて、足を滑らせたということです。

燕岳 8歳の男子児童が体調不良

6日、燕岳を親子で登山していた8歳の男子児童が体調不良で行動不能になりましたが、7日朝、警察などにより救助されました。6日、燕岳の合戦小屋付近(標高約2,350m)付近で8歳の男子児童が頭痛や吐き気などの症状を訴え行動不能になりました。6日午後10時40分ころ、一緒に登山していた父親から救助要請があり、警察などが、7日早朝に出動して、中房登山口まで同行下山して、午前8時前に児童を救助しました。けがはない模様です。
児童は6日から父親と2人で燕岳に入山し、7日に下山予定でした。2人は合戦小屋附近で持参してきたテントに1泊し、救助を待ったということです。

四阿山で男性が転倒しけが

上田署によりますと、7日午後、四阿山の中尾根登山コース(標高約2,020m)で、60代男性が、下山中に転んで負傷しました。男性は同日、2人パーティーで根子岳から入山。同行者からの要請を受けて、県警山岳遭難救助隊員が救助に向かっています。

浮石踏んで転倒

5日午前11時ごろ、標高およそ2,760mの浄土山で、室堂に向かって下山中の60代男性が、登山道にあった浮石を踏んで転倒し、近くにいた別の登山者が110番通報しました。県警の山岳警備隊が出動し、男性を背負って室堂平まで搬送、男性はその後救急搬送されましたが、左手首を折るなどの重傷です。
男性は6日下山予定で、当初ほか2人と登山していましたが、5日はそれぞれの下山ルートに分かれて、一人で行動していました。

剱岳小窓ノ王付近で歩行中に転落し死亡

6日朝、剱岳で登山をしていた60代男性が転落し、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。上市警察署によりますと、6日午前8時30分ごろ、剱岳の標高およそ2,700mメートル・小窓ノ王付近で、上級者向けの登山ルートを3人パーティーで登山し最後尾を歩いていた、60代男性が転落したのを、同行していた男性が気付き、警察へ通報しました。男性は70mほどがけ下へ転落していて、県警ヘリコプター「つるぎ」が現場へ向かい、男性を収容し病院へ搬送しましたが、頭を強く打っていておよそ2時間後に死亡が確認されました。
警察は、男性が転落した原因などを調べています。

槍ヶ岳で体調不良で行動不能

槍ヶ岳の坊主の岩小屋付近(標高約2,650m)では6日午後、50代女性が体調不良で行動不能になりました。6日午後1時ころ、本人から救助要請があり、松本警察署山岳遭難救助隊員らが搬送して横尾まで下山し、救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送されました。頭痛や吐き気などの症状を訴えていますが、軽症の模様です。
女性は5日、5人パーティーで上高地から入山し、槍ヶ岳から上高地に向けて下山中でした。

白馬岳でスリップして転倒

白馬岳の大雪渓付近(標高約2,300m)では6日午前、60代男性が下山中にスリップして転倒しました。午前9時ころ、同行者を通じて救助要請があり、警察などが救助しました。左足をひねってけがをした模様です。
男性は5日、2人パーティーで白馬岳に入山し、6日は下山中でした。

五竜岳で落石により約20m滑落

6日午前、五竜岳の登山道上(標高約2,700m)で落石があり、それにより30代男性が約20m滑落しました。午前6時30分ころ、付近を通りかかった登山者から通報があり、県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。両腕をけがした模様です。
男性は5日、単独で五竜岳に入山し、6日、鹿島槍ヶ岳方面に向けて縦走中でした。

鷲羽岳の登山道で転倒

富山県警山岳警備隊によりますと、5日午前8時半ごろ、鷲羽岳の標高2,883mの登山道で、兵庫県から登山に来ていた40代女性が足を滑らせ転倒しました。女性はすれ違った登山者に救助要請を依頼し、依頼を受けた登山者が三俣山荘を通じて富山県警山岳警備隊に救助を要請しました。女性は県警ヘリ「つるぎ」に収容され、富山空港で救急隊に引き継がれ病院に搬送されました。女性は右足の骨を折る重傷です。
女性は仲間と合わせて3人で4日、新穂高方面から入山、5日は鷲羽岳から水晶岳をまわって三俣山荘に宿泊し、6日に新穂高方面から下山する予定でした。警察が引き続き事故の原因を調べています。

目の前で登山者が斜面から滑落

妙高山で「前を歩いていた登山者が斜面から落ちるのを見た」と通報がありました。通報があったのは5日午後4時ごろで、通報者が午後1時~午後2時までの間に妙高山の頂上から下山中に、鎖場で前を歩いていた下山中の登山者が斜面に落ちるのを見たということです。通報者は顔を下を向いていて、顔をあげた瞬間に滑落した様子を目撃。その場所からは携帯電話の電波が繋がらず、通報者は下山して妙高警察署赤倉駐在所に直接来て通報しました。
妙高署によりますと鎖場は斜面が急で鎖が設置されている登山道で、滑落した人の性別や服装などは全く分からないということです。警察は6日午前5時ごろから捜索救助活動を始める予定です。

5日夜10時半頃、滑落した40代男性から連絡があり、「5日午後1時半過ぎ頃に妙高山のクサリ場付近で登山道から滑落しましたが、無事登山道に自力で戻り下山しました」というものでした。男性はやぶの中に転落して、ケガは擦り傷を負った程度だということです。
男性は、「ネットニュースで妙高山の滑落のことを知り、時間や場所からして自分じゃないかと思い連絡した」と話しているということです。

表銀座で遭難

午前11時過ぎには赤岩岳の喜作新道の標高2,700m付近でツアー登山の60代女性が体調不良で行動不能になったとガイドから消防に通報がありました。吐き気などがあったということで、女性は正午過ぎに長野県の消防防災ヘリで救助され松本市内の病院に搬送されました。軽症と見られています。
女性は11人パーティーのツアーに参加して4日に中房登山口から入山、槍ヶ岳などを経て7日に上高地に下山する予定でした。

ツアー登山の60代女性が転倒

5日午前8時頃、ツアーに参加している60代女性が転倒してけがをしたと登山ガイドから警察に救助要請がありました。燕岳の南の蛙岩付近の標高2,650mの尾根で転んだということです。女性は午前10時前に長野県警のヘリで救助され松本市内の病院で手当てを受けました。
女性は17人パーティーのツアー登山に参加して4日に中房登山口から入山、常念岳を経て6日に安曇野市の一ノ沢に下山する予定でした。

槍ケ岳で転落、ハイマツに体引っかかる

4日午前8時ごろ、槍ケ岳の西鎌尾根(標高約2,600m)で、登山中の70代男性が岩につまずき、約1m下に落ちました。男性は約2時間後に県警ヘリに救助されました。左肩を骨折する重傷とみられますが、命に別条はありません。
高山署によりますと、男性は2日、長野県の上高地から1人で入山。4日は槍ケ岳の山荘を出て弓折岳に向かっていました。ヘルメットは着けていませんでしが、体がハイマツに引っかかって止まったようです。近くにいた登山者の男性が110番しました。

常念岳 男性が転倒

常念岳で50代男性が胸突八丁から約400m一ノ沢登山口寄り(標高約1,650m)で転倒しました。4日午後2時20分ころ、本人から救助要請があり、長野県消防防災ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。右足首の骨折で重傷の模様です。
男性は3日、単独で一ノ沢登山口から入山し、4日、常念岳に登頂後、一ノ沢登山口に向けて下山中でした。

白馬岳 男性が転倒

白馬岳で3日、50代男性が山頂付近(標高約2,930m)で転倒しました。山小屋に一泊して、4日午前6時前に付近で活動中の長野県山岳遭難防止常駐隊員を通じて救助要請し、同行下山しました。左前腕をけがしている模様です。
男性は、単独で白馬岳を登山していました。

長岡市・鋸山 道に迷い下山できなくなった男性を救助

2日夜、長岡市の標高700m余りの鋸山に登山に出掛けたところ下山できなくなったとして30代男性から警察に通報があり、3日朝、警察と消防が男性を救助しました。
警察によりますと男性は2日午後11時半ごろ「山頂付近にいるが暗くて下山できない」として警察に通報しました。警察と消防は3日早朝から救助に向かい、午前6時ごろ、鋸山の8合目付近で男性を発見し救助しました。男性にけがはなく「道に迷った」と話しているということです。

槍ヶ岳で滑落 40代男性けが

警察によりますと、40代男性が3日午後、槍ヶ岳の北鎌尾根北鎌のコル付近(標高約2,350m)で滑落しました。3日午後2時ころ、通りかかった登山者を通じて救助要請があり、県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。右腕をけがしている模様です。
男性は2日、単独で上高地から入山し、北鎌沢を経由して、北鎌尾根を槍ヶ岳に向けて登山中に滑落しました。

白馬岳 男性が行動不能に

長野県大町署によりますと、白馬岳の大雪渓付近(標高約2,300m)で3日午後、60代男性が疲労のため行動不能になりました。けがはないもようです。男性は同日、息子と2人で白馬岳へ向け入山していました。ほかの登山者を通じ救助を要請し、長野県山岳遭難防止常駐隊員が救助しました。

南アルプスで遭難

南アルプスで60代男性が遭難しました。男性は1日から2人パーティーで仙丈ケ岳へ入山し、2日、北沢峠へ下山中、5合目付近(標高約2,500m)で疲労により動けなくなったということです。午後6時ころ、同行者から救助要請があり、警察などが捜索しています。

白馬岳の大雪渓付近で行動不能

白馬岳の大雪渓付近(標高約1,560m)で50代女性が疲労のため行動不能となりました。2日午後3時ごろ、同行者を通じて救助要請があり、約2時間半後、警察などが救助しました。疲労しているもののけがはない模様です。

槍ヶ岳北鎌尾根独標付近で遭難

8月2日、槍ヶ岳で60代男性が遭難しました。警察はあす3日以降、天候の回復を待って救助する予定です。男性は北鎌尾根独標付近(標高約2,730m)で疲労と右ひざの痛みのため、動けなくなり、午後2時20分ころ、通りかかった登山者を通じて、救助要請がありました。警察はあす以降、天候の回復を待って救助する予定です。このため、その場所に留まり、ビバークするよう指示しました。
男性は7月31日に単独で上高地から入山し、北鎌沢を経由して、北鎌尾根と槍ヶ岳に向けて登山中でした。

3日、長野県警のヘリコプターが出動し、午後3時半過ぎに男性を救助して松本市内の病院に搬送しました。右腕などにけがをしているものと見られます。

爺ケ岳 女性を救助

長野県大町署によりますと、1日午後3時10分すぎ、爺ケ岳の柏原新道(標高1,600m)で、70代女性が下山中、疲労のため動けなくなりました。女性は7月30日に4人パーティーで入山。本人からの要請を受け、同署山岳遭難救助隊員が出動、午後5時20分に救助しました。けがはないもようです。

北穂高岳で下山中に転倒

1日午前10時過ぎ、北穂高岳の標高2,580m付近の北穂高沢で、60代女性が転倒しました。女性は仲間からの通報で出動した長野県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されましたが、右の足首の骨を折る大けがです。
女性は、7月30日に2人パーティーで上高地から入山し、1日は北穂高岳から涸沢に下山する途中でした。

西穂高岳で体調崩しヘリで救助

西穂高岳で、登山に来ていた高校生が体調を崩し、1日朝、ヘリコプターで救助されました。
7月31日の午後7時半過ぎ、西穂高岳の標高2,350m付近にあるテント場で宿泊していた男子高校生が体調不良で動けなくなったと、近くの山小屋の関係者から通報がありました。これを受け、1日の午前6時前に長野県のヘリコプターが現場に向かい、高校生を救助して松本市内の病院に搬送しました。
高校生は、松本市内の高校の山岳部のメンバー14人で登山に来ていましたが、発熱などの症状が出たということです。

白馬鑓ケ岳 男性を救助

長野県大町署によりますと、7月31日午後6時すぎ、白馬鑓ケ岳小日向のコル付近(標高約1,570m)で、前日から単独で入山していた50代男性が下山中、疲労のため行動不能となりました。本人から救助要請があり、同署山岳遭難救助隊員が出動、午後10時40分に救助しました。けがはないもようです。

雲ノ平で70代男性が登山道で転倒

富山南警察署によりますと、30日午前6時ごろ、雲ノ平山荘から薬師沢小屋までの標高2,290mの登山道で、70代男性が転倒しました。同行者が薬師沢小屋に向かい、小屋の従業員からの無線連絡で太郎平小屋に常駐する富山県警山岳警備隊に救助要請しました。
その後、県警からの連絡を受けた県消防防災ヘリが男性を収容し、市内の医療機関に搬送しました。男性は右膝の骨を折る重傷です。

八ケ岳で右足骨折

31日夕方、八ケ岳連峰の美濃戸中山付近(標高約1,700m)を下山中の60代男性がつまづき、右足を負傷しました。同行者からの救助要請を受け、長野県警茅野署山岳遭難救助隊員らが出動して、男性を救助し午後8時12分に救急隊に引き継ぎました。男性は長野県茅野市の病院に搬送されましたが、右足骨折などで重傷のもようです。男性は30日から3人パーティーで赤岳に入山していました。

7月発生の「山岳遭難事故件数」前年比で大きく増加

本格的な夏山シーズンを迎え、山岳遭難事故の件数が増加傾向です。
富山県警によりますと、富山県内で7月に発生した山岳遭難事故は24件と去年の19件から大きく増加していて、コロナ禍前の件数に迫る勢いです。

7月29日、30日と、雲ノ平付近の登山道で50代女性、70代男性が転倒で骨を折る大けがをしています。

八ケ岳で東京の高校生が体調不良に 救助し病院に搬送

31日午後4時30分ごろ、八ケ岳連峰の赤岳付近の山小屋(標高約2,200m)に滞在中の男子高校生が体調不良を訴え、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が救助、茅野市内の病院に搬送されました。38度以上の高い熱が出ましたが、軽症のもようです。男性は31日から高校の職員の引率のもと、17人パーティーで八ヶ岳連峰赤岳に入山して。山小屋の1泊して、8月1日に下山する予定でした。

鎖場から50メートル滑落か 西穂高岳山頂付近で男性死亡

31日朝、西穂高岳で男性が滑落し、ヘリコプターで救助されましたが、その後死亡が確認されました。
31日午前6時40分ごろ、標高およそ2,900mの西穂高岳の山頂付近から男性が滑落したのを登山者が目撃し、警察に通報しました。男性はおよそ3時間後に県警のヘリコプターで救助されましたが、その後死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は鎖場からおよそ50m滑落したと見られています。男性は30日、2人パーティーで上高地から入山し、31日の朝、西穂高岳から奥穂高岳に向け縦走中でした。警察が男性の身元を確認しています。
その後、身元は無職の福島県いわき市の66歳男性と判明しました。

燕岳で転倒、頭部を負傷

31日午後2時30分ごろ、燕岳から中房登山口へ下山中の70代男性が転倒し、頭部を負傷しました。同行者からの救助要請を受け、長野県警安曇野署山岳遭難救助隊員と豊科消防署員が出動し、男性を救助しました。男性は30日から3人パーティーで入山していました。

ロッククライミング後に滑落

長野県佐久署によりますと、川上村の小川山麓の廻り目平(標高約1,600m)で30日、70代女性がロッククライミング後の下山中に足を踏み外して約5m滑落しました。同行者から要請を受けて佐久広域消防本部が救助し、佐久市内の病院に運ばれました。女性は肋骨骨折などで重症のもようです。
女性は29日に8人パーティーで入山していました。

ウクライナ人女性が遭難 県警ヘリが救助 麦草岳

麦草岳で30日、ウクライナ人の女性が道に迷い遭難しました。女性は31日朝、救助されました。
救助されたのはウクライナ国籍の30代女性です。女性は30日、駒ヶ根市側から単独で木曽駒ヶ岳に入山しました。登頂後は、木曽方面に下山する予定でしたが、麦草岳の七合目付近で道に迷ったため、午後7時すぎに携帯電話で警察に救助を求めました。
警察によりますと女性は登山道から外れた草むらの中の切り株にもたれかかるようにして一晩をあかし、翌31日朝、午前7時前に県警ヘリに救助されました。けがはないということです。
女性は県外在住でおよそ1年、日本に暮らしているということですが、日本語を話すことが出来ず、通報の際、警察は通訳を介して遭難の状況を確認しました。また遭難した場所は携帯電話の位置情報で把握したということです。

木曽駒ヶ岳、下山中に転倒しけが

長野県木曽署によりますと、30日午後、木曽駒ヶ岳の福島Aコース5合目付近(標高2,100m)で、70代男性が下山中に転倒し、左目付近をけがをしました。本人からの救助要請を受けて県警山岳遭難救助隊が出動し、31日未明に木曽郡内の病院に搬送されました。

沢登りの女性、滝の途中で滑落

29日午前11時ごろ、岐阜県大野郡白川村平瀬の大倉山にある大白水谷の沢登りをしていた30代女性が、滝を登っている途中で滑落しました。岩場に腰を打ち付け、骨折したとみられます。女性は県防災ヘリで救助され、高山市内の病院に搬送されました。
高山署によりますと、女性は夫と29日午前9時30分ごろに、平瀬道登山口から入山。高さ4メートルほどの滝を登っていた際、バランスを崩して滑落、夫が110番しました。

郡上で登山中の男性死亡

29日午後1時20分頃、大日ヶ岳(1,709m)で登山中の50代男性が標高約1,400m付近で倒れ、意識を失いました。県防災ヘリで救助され、搬送先の郡上市内の病院で死亡が確認されました。死因は致死性不整脈とみられます。 郡上署によりますと、男性と山を登っていた知人の男性が別の登山者に「登山中に友人が突然倒れ、意識不明状態になった」と伝え、登山が110番しました。

北穂高岳 千葉県の女性が転倒、けが

松本署によりますと、30日午後1時25分、北穂高岳南稜(標高約2,950m)付近で、1人で入山し、北穂高岳から涸沢に向けて下山していた50代女性が転倒し、左膝をけがしました。本人からの救助要請で、県警山岳遭難救助隊が出動するなどし、松本市内の病院に搬送されました。軽傷のもようです。

北アルプス南岳付近、男性が行動不能に

松本署によりますと、天狗原から南岳の中間付近(標高約2,850m)で30日午前、30代男性から救助要請がありました。疲労により足を痛めて行動不能になっていました。軽傷のもようです。男性は29日、2人パーティで南岳へ登山中に足を痛めました。長野県山岳遭難防止常駐隊員と県警ヘリが出動し救助。松本市内の病院に搬送しました。

白馬乗鞍岳で男性が行動不能に

大町署によりますと、白馬乗鞍岳の登山道上(標高約2,000m)で29日午後、60代男性が疲労のため行動不能になりました。けがはないもようです。同行者が救助を要請し、同署山岳遭難救助隊員が出動。近くの山小屋に収容しました。

御嶽「八丁ダルミ」が規制緩和

御嶽で29日、王滝頂上と最高峰の剣ヶ峰(3,067m)を結ぶ「八丁ダルミ」の立ち入り規制が緩和され、2014年の噴火災害後初めて一般の登山者が足を踏み入れました。
午前10時半に王滝村の越原道広村長が王滝頂上の規制看板を外すとおよそ150人の登山者が次々に「八丁ダルミ」へ足を踏み入れました。一般の登山者が「八丁ダルミ」を歩くのは死者行方不明者63人を出した2014年9月27日の噴火災害以来初めてです。きょうは多くの人がヘルメットをかぶっていました。
「八丁ダルミ」は火口に近く、身を隠す場所もほとんど無いことから噴火当時多くの犠牲者が出ました。長く立入規制が続いてきましたが、新たに2基の避難シェルターを設置し火山活動も落ち着いていることから規制を緩和することになりました。
今シーズン、山頂付近の規制が緩和されるのは7月29日から10月11日までです。

白馬岳 体調不良の女性救助

大町署によりますと、29日午前、白馬岳の白馬大雪渓付近(標高約2,450m)で、下山していた70代女性が体調不良となり、同行者が救助を要請しました。女性は大町署山岳遭難救助隊員と県山岳遭難防止常駐隊員に救助され、大町市内の病院に搬送されました。発熱と疲労が見られたものの、けがはないということです。

御嶽で男性が岩場で転んで左足首けが

木曽署によりますと28日、御嶽の黒沢十字路付近(標高約2,900m)で、60代男性が岩場で転んで左足首を負傷しました。骨折のもようです。男性は同日、2人パーティーで入山し、剣ケ峰山頂から下山中でした。本人からの要請を受け、木曽地区山岳遭難救助隊が出動。29日午前9時10分過ぎに救助し、長野県警ヘリで木曽郡内の病院に搬送されました。

根子岳の登山道 男性死亡

29日午後1時15分ごろ、根子岳登山道にいるという男性から119番通報がありました。その後、50代男性(51)が意識を失った状態で登山道に倒れているのを別の登山者が発見しました。駆け付けた救急隊員と警察官が死亡を確認。同署によると、男性に外傷はなく、急病の可能性もあるとみています。

白馬岳の大雪渓付近で転倒 岩の上を歩いていてバランス崩す

白馬岳の大雪渓付近(標高約2,350m)で40代女性が転倒してけがをしました。警察によりますと、28日、女性は2人パーティーで白馬岳に入山し、大雪渓付近で岩の上を歩いていてバランスを崩し転倒したということです。
午後1時前に同行者から救助要請があり、大町警察署山岳遭難救助隊員と長野県山岳遭難防止常駐隊員が救助しました。女性は大町市内の病院に搬送され、左足をけがした模様です。

針ノ木岳で70代男性が滑落

28日午前9時半過ぎ、針ノ木岳で、70代男性男性が、標高およそ1,800m地点で登山道から滑落しました。通り掛かった登山者からの通報で県警のヘリや山岳遭難救助隊員が現場に向かい、午前11時半過ぎに男性を救助して松本市内の病院に搬送しました。
男性は登山道から10mほど下に滑落していて、左足などにけがをしていると見られます。男性は27日から一人で針ノ木岳に入り、28日に下山する途中でした。

学校登山の女子中学生が体調不良 ヘリで救助

八ヶ岳連峰で学校登山の中学生が体調不良を訴え、ヘリコプターで救助されました。警察によりますと28日午前6時前、八ヶ岳連峰の根石岳山頂付近(標高約2,600m)で女子中学生が体調不良で歩けなくなったと学校関係者から救助要請がありました。生徒は午前9時前に県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に運ばれましたが症状は軽いということです。
生徒は学校登山で27日に入山し、28日は山頂でご来光を見た後、下山途中に体調を崩したということです。

空木岳で男性が遭難

木曽署によりますと、26日午後7時ごろ、空木岳に日帰りの予定で入山した40代男性が夕方になっても下山しないと、先行して下山した同伴者から110番通報がありましたた。同署などが27日早朝から捜索する予定です。

奥穂高岳で男性が滑落 下山する途中で8m下に滑り落ちる

26日午後2時20分ごろ、標高約3,000mの穂高岳山荘から約30mほど手前の岩場で、下山しようとしていた30代男性が、バランスを崩して約8m滑落しました。男性は27日午前8時ごろ、岐阜県警のヘリで救助され病院に搬送されましたが、足首を骨折するなどのけがをしているということです。
男性は26日に夫婦で上高地から奥穂高岳に登り、この山荘に向かっていました。

黒部源流域への冒険 北アルプス最深部へ続く登山道復活

北アルプス最奥部の黒部源流域にある三俣山荘と大町市の高瀬渓谷・湯俣をつなぐ登山道「伊藤新道」が、8月20日に本格開通します。伊藤新道は同山荘を経営した故伊藤正一さんが開いたが荒廃、40年前から一般登山者は通行できなくなっており、長男で現経営者の圭さん(46)が中心となって再興を進めています。圭さんらは開通を記念するイベントを8月19、20日に湯俣で開きます。

伊藤新道は長さ8km余、高低差1,000mを超え、長野、岐阜、富山県境の三俣蓮華岳や鷲羽岳へ続きます。正一さんが私財を投じ、10年余をかけて1956(昭和31)年に開通させましたが、谷筋の崩落やつり橋が落ちるなどして通れなくなりました。
圭さんらは川を歩いて渡り、自分でルートを探す冒険的な要素もある上級者コースとして復活させようと2年前から整備を開始。3カ所につり橋を架け、転落する恐れがある岩場に足場を設けるなどしてきました。8月初めに崖に桟道を設置すれば、想定した最低限の整備を終えます。伊藤新道の入り口の湯俣から第1つり橋までの約2キロ区間は、上級者でなくても行けるように整備されました。

北アルプス・鬼岳で登山中の男性が稜線から滑落

北アルプス・鬼岳で登山中だった60代男性が登山道から滑落し、顔の骨を折るなど重傷となっています。
今月26日午前8時半ごろ、北アルプスの鬼岳付近(標高約2,600m)で、60代男性が登山道から約50m滑落しました。男性は、富山県警のヘリ「つるぎ」で救助され、病院に運ばれましたが、顔の骨を折るなど重傷です。事故当時、男性は仲間3人と室堂から五色ヶ原に向かって登山中で、事故を目撃した他のパーティーの山岳ガイドが警察に通報しました。男性が歩いていた登山道は、土砂や岩石が露出した稜線でした。

大天井岳で男性が滑落して重傷

長野県松本署によりますと、25日午後、大天井岳(標高約2,650m付近)で60代男性が転倒、滑落して、頭がい骨骨折などのけがをしました。重傷のもようです。
男性はこの日、12人のパーティーで中房温泉から入山し、大天井岳に向けて登山中でした。男性本人から山小屋を通じて救助要請があり、県警ヘリが出動し松本市内の病院に運ばれました。

黒姫山で行動不能

黒姫山で40代男性が体調不良により、行動不能となりました。25日、男性は単独で日帰りの予定で黒姫山に入山。午後1時ごろ、下山中に黒姫山新道分岐付近(標高約1,450m)で体調不良となり、警察に救助を要請しました。25日午後5時前、警察と消防が救助して男性は信濃町の病院へ搬送されました。けがはない模様で体調も回復したということです。

横尾谷本谷橋付近でけが

23日に7人パーティーで上高地から入山した50代男性が25日、涸沢から横尾方面へ向けて下山していた際、横尾谷本谷橋付近(標高約1,750m)で足を痛めて動けなくなりました。25日午後2時すぎ、同行者が消防へ通報、約2時間半後に男性は県警ヘリで救助され、松本市内の病院へ搬送されました。軽症とみられます。

槍ヶ岳から南岳に縦走中に道に迷い行動不能に

北アルプス南岳を登山していた60代女性が道に迷い行動不能になり、岐阜県消防防災ヘリなどに救助されました。目立ったけがはないということです。
松本警察署によりますと、女性は7月22日に単独で中房温泉から入山し、24日、槍ヶ岳から南岳に縦走中に横尾尾根付近(標高約2,700m)で道に迷い、行動不能になりました。
25日午前6時30分過ぎに本人から救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員と岐阜県消防防砂ヘリが出動し、午後0時30分に救助、岐阜県飛騨市内の病院に搬送しました。疲労はあるものの、目立ったけがはないということです。
松本警察署によりますと、女性は急峻なところで発見されました。身動きがとれないたま、一晩ビバークし、朝になってから通報したということです。女性は25日に下山予定でした。

アイゼンを岩場にひっかけたか…60代男性太もも骨折の重傷

23日、剱岳の熊の岩から下山していた60代男性が転倒し左足の骨を折る大けがをし、救急搬送されました。警察によりますと男性は、23日午前7時15分ごろ剱岳の熊の岩から下山中、標高2,790m付近の長次郎谷のガレ場で転倒しました。男性は、自力で歩けなくなったため同行していた40代男性が山岳警備隊員に救助を要請。県警ヘリコプターで、富山赤十字病院に運ばれましたが左足のふとももの骨を折る重傷を負いました。
警察によりますと、男性は22日、扇沢から入山、立山・室堂を経由し剱岳の熊の岩まで登山をしていました。ガレ場には雪が残っていて、アイゼンを岩場にひっかけたとみられるということです。

立山ザラ峠の浮石で足を骨折の女性 自力で山小屋まで戻り救助を要請

今月24日立山連峰のザラ峠に向かう途中、40代女性が、浮き石を踏んで転落し、右足首を骨折する事故がありました。この女性は携帯電話の電波の繋がらないことから自力で五色ヶ原まで戻り、山小屋に救助を求め、富山県警ヘリが女性を収容し、病院に搬送しました。
警察によりますと女性はこの日五色ヶ原キャンプ場を出発し室堂を目指す計画でした。

日帰り登山のはずが帰宅せず死亡 御在所岳

御在所岳へ登山に行ったまま帰宅せず、遭難したとみられていた男性が、21日昼頃に発見され、死亡が確認されました。
16日の朝から御在所岳に1人で日帰り登山に行った40代男性が翌朝になっても帰宅せず、連絡がつかないため男性の妻から警察に通報がありました。男性は遭難したとみられ、山岳警備隊などで捜索を行っていたところ、21日に一般登山客から人が倒れているとの情報を受け、登山道から離れた場所で死亡している男性を発見しました。警察で死因などについて調査しています。

白馬大池 男性けが

大町署によりますと、24日午後、白馬大池近くの登山道上(標高約2,380m)で下山していた60代男性が負傷しました。左足を負傷しているもようで、連絡を受けた山小屋の従業員が男性に付き添い山小屋に移動し、警察へ通報しました。男性は自力で下山できないため、25日午後1時すぎ、警察が救助し、新潟県糸魚川市内の病院へ搬送しました。左足を負傷していますが軽傷とみられます。男性は23日に、4人パーティで白馬岳に入山していました。

八ケ岳の硫黄岳で男性遭難

茅野署によりますと、24日午前、八ケ岳連峰の硫黄岳山頂付近(標高約2,700m)で、60代男性が、下山中にスリップをしてバランスを崩し、左足を骨折するなどのけがをしました。男性は23日に6人パーティーで入山、同行者からの救助要請を受けて、県警ヘリで松本市内の病院に運ばれました。

登山ガイドの男性 体調不良で救助

長野県警大町署によりますと、24日午後、唐松岳の八方尾根登山道上(標高約2,620m)で、70代男性が下山中に体調不良となりました。富山県警ヘリコプターや長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、男性は同日午後2時5分に救助され、富山県内の病院に搬送されました。男性は登山案内人としてパーティーを引率していました。

御嶽噴火災害の遺族らが慰霊登山

死者58人、行方不明者5人を出した2014年の御嶽噴火災害の遺族らによる慰霊登山が23日に行われました。慰霊登山をしたのは遺族らで作る「山びこの会」で、7組15人が王滝頂上と最高峰の剣ヶ峰を結ぶ「八丁ダルミ」に向かいました。
火口に近い「八丁ダルミ」は噴火当時多くの犠牲者を出した場所で9年近く立ち入り規制が続いてきましたが避難用のシェルター設置など安全対策が進み、今月29日から規制が緩和される見通しとなっています。
23日は県が特別に立ち入り許可を出し、遺族らは現場で花を手向けて犠牲者を悼みました。このあと、一行は噴火後初めて八丁ダルミを抜けて最高峰の剣ヶ峰に向かい、慰霊を行いました。

吊尾根から滑落

長野県警によりますと、23日午前7時半頃、奥穂高岳と前穂高岳を結ぶ標高およそ3,000mの吊尾根から女性が滑落したと同行者から消防に通報がありました。長野県の消防防災ヘリコプターが午前9時半過ぎに女性を救助して松本市内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。女性は県外在住の50代とみられ21日に5人パーティーで新穂高温泉から入山し、槍ヶ岳から奥穂高岳、前穂高岳を経て23日に上高地へ下山予定だったということです。一行はけさ、穂高岳山荘を出発しましたが、女性は吊尾根のクサリ場付近で岳沢の方へおよそ250m滑落したと見られています。

槍ケ岳北鎌沢付近で落石により右手に大けが

槍ヶ岳では午前11時すぎ、槍ケ岳北鎌沢付近(標高約2,400m)で、2人パーティーで登山をしていた50代男性が落石により右手薬指を切断する大けが。県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。

山で脱水症状か…めまいや嘔吐

爺ケ岳で登山をしていた60代女性がめまいなどを訴え長野県警により救助されました。脱水症状とみられます。救助された女性は22日、2人で爺ケ岳に入山し山頂付近にある標高約2,450mの山小屋に宿泊しました。その後、体調を崩し救助を要請したということです。女性は脱水症状とみられ、めまいや嘔吐の症状がありましたが、快方に向かっているということです。

五竜岳で滑落 左腕負傷

警察によりますと、22日朝8時頃、五竜岳の遠見尾根で、50代男性が滑落しました。目撃していた登山者から「男性が滑落し、姿が見えなくなった」と通報があり、ヘリが出動して救助しました。男性は左手首や肋骨を折る重傷でしたが、命に別条はないということです。
男性は少なくとも100m程度は滑落したとみられていますが、ヘルメットをしていて、頭部にはけがはなかったということです。男性は21日に単独で入山、当時は下山中だったということです。

上高地のキャンプ場にテント残し行方不明…民間捜索会社が左足の骨を発見

2022年5月に上高地周辺で行方不明になっていた男性の遺体の一部が発見されました。
警察によりますと、7月10日、行方不明になっていた男性の家族に依頼を受けた民間捜索会社から西穂高岳の善六沢(標高約1,730m付近)で白骨化した遺体の一部を発見したと通報がありました。見つかったのは左足の骨で、DNA鑑定や遺留物など周辺の状況を調べた結果、身元は70代男性と判明しました。
男性は2022年5月2日に上高地に入り、5日に帰宅する予定でしたが帰ってこず、行方がわからなくなっていました。河童橋に近いキャンプ場に一人で宿泊していて、テントが残されたままでした。遺体の一部はキャンプ場から北西に標高が200mほど高い場所で見つかったということです。警察は男性が登山中に遭難したとみて調べています。

剱岳 岩登り中に転落したとみられる2人の遺体判明

剱岳で17日、岩登り中に転落したとみられる男性2人の遺体が見つかった事故で、警察は三重県の30代男性と愛知県の40代男性と判明したと発表しました。
17日午後、剱岳の小窓ノ王付近の標高約2,690mの岩場の斜面で、山岳ガイドの男性がうつ伏せで倒れている男性2人の遺体をみつけました。富山県警ヘリが出動して2人を収容、救急隊が死亡を確認しました。2人が倒れていたのは、上級者向けのロッククライミングのルートの近くで、警察は岩登り中に転落したものとみています。

常念岳で男性が疲れで動けなくなる

安曇野警察署によりますと、常念岳一ノ沢登山口付近(標高約1,320m)で70代男性が疲労により行動不能になりました。
男性は7月18日から2人パーティーで三股登山口から入山し、20日、常念岳から一ノ沢登山口を目指して下山中に疲労により動けなくなったということです。20日午後7時40分ころ、本人から救助要請があり、安曇野警察署山岳救助隊員が出動し、午後10時10分ころ、同行下山して救助しました。男性は疲労はあるものの、けがはない模様です。

北アルプス縦走中 飲み物尽き… 疲労で身動き取れず

20日、北アルプスで登山者が遭難しました。21日朝、県警のヘリが男性を救助しました。
救助されたのは70代男性です。20日、男性は北アルプス天狗ノ頭(標高約2,720m)付近を縦走中、疲労のため身動きが取れなくなり、午後7時すぎに携帯電話で警察に救助を求めました。21日午前7時前、男性は県警のヘリに救助され松本市内の病院に搬送されました。疲れは見られるものの、けがはないとうことです。
男性は20日、一人で唐松岳に入山し天狗ノ頭方面へ縦走し、山小屋を目指していました。救助された際に食料は持ち合わせていましたが、飲み物は飲み切っていました。また、テントなどビバークする装備は持っていなかったということです。

雲ノ平で転倒し足首骨折 60代男性ヘリで救急搬送

雲ノ平の登山道で20日朝、60代男性が遊歩道で転倒し左足首を骨折し、ヘリで救急搬送される事故がありました。男性は今月20日午前6時40分頃、同行者とともに雲ノ平山荘から太郎平小屋へ向かう途中、標高およそ2,500m付近の登山道で足を滑らせて転倒しました。男性は左足首を骨折する重傷で、同行者が近くの山小屋を通して救助を要請。富山県警のヘリ「つるぎ」で救助され、病院へ運ばれました。
警察によりますと、男性らは2人で、少なくとも今月17日から入山していたとみられます。男性が転倒した登山道は、岩場などに板を敷き並べて作ってあったということで、警察が事故のいきさつを調べています。

御在所岳へ一人日帰り登山の男性 翌日になっても帰宅せず

御在所岳へ登山に行った男性が17日朝になっても帰宅せず、連絡がつかないため遭難した可能性が高く、現在も行方が分かっていません。
警察の調べによりますと、16日の朝から御在所岳に一人で日帰り登山に行った40代男性が、17日朝になっても帰宅せず連絡がつかないと、男性の妻から警察に通報がありました。男性は遭難した可能性が高く、山岳警備隊は17日から18日にかけて捜索を行いましたが発見には至らず、きょう19日も早朝から捜索を行っています。

剱岳 成人男性2人の遺体発見

上市警察署によりますと17日午後3時40分ごろ、剱岳の標高およそ2,690m・小窓ノ王付近の登山道から外れた斜面で、成人男性2人が倒れているのを山岳ガイドが見つけました。2人は30歳から40歳前後で、どちらも身長160から170cmぐらいでした。1人はオレンジ色、もう1人は黄色のジャンパーを着ていたということです。
通報を受け、県警ヘリコプター「つるぎ」が現場に向かい2人を収容し、救急隊に引き継ぎましたが、いずれも死亡が確認されました。2人の遺体は複数の箇所が骨折していたということです。また現場近くには岩場があり、2人はロッククライミングの装備をしていたということです。上市警察署は、2人が滑落した可能性が高いとみて、身元の確認など調べを進めています。

上市警察署は18日午後、遺体で見つかった男性2人のうち1人は、30代男性であることが判明したと発表しました。上市警察署は残る1人の身元や2人の死因を調べる一方、現場の状況から滑落した可能性が高いとみて、事故の原因を調べています。

登山中の女性が体調不良 ヘリコプターで救助 蝶ヶ岳

18日午前6時過ぎ、蝶ヶ岳の山小屋から、滞在中の60代女性が体調を崩したと警察に救助要請がありました。
女性は2人パーティーで16日に上高地から入山し、山小屋に滞在中に体調を崩したということで、18日の午前10時前、県警のヘリコプターが救助して松本市内の病院に搬送しました。命に別状はないということです。

白馬鑓温泉で男性滑落

長野県大町署によりますと、白馬鑓温泉付近の登山道(標高約2,150m)で18日、60代男性が滑落してけがをしました。打撲のもようです。男性は16日に単独で白馬岳に入山し、18日は鑓ケ岳を経由して下山中でした。パトロール中の県山岳遭難防止常駐隊員が救助し、近くの山小屋に収容しました。

八ケ岳で男性が行動不能

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の天狗岳西尾根付近(標高約2,200m)で17日、50代男性が体調不良で行動不能になりました。男性は同日、2人パーティで西天狗岳から唐沢鉱泉へ下山中でした。同行者からの通報を受け、同署山岳遭難救助隊員らが救助。救急隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に収容しました。

女性が転倒し負傷 白馬乗鞍岳

大町署によりますと、白馬乗鞍岳の登山道(標高約2,300m)で17日、60代女性が転倒してけがをしました。右足首にけがをしたようです。女性は16日、3人パーティで白馬岳に入山し、17日に白馬乗鞍岳を経由して下山中でした。同行者から救助要請があり、同署山岳遭難救助隊員らが救助。救急隊に引き継ぎ、大町市内の病院に収容しました。

針ノ木岳 落石で男性がけが

大町署によりますと、針ノ木岳の針ノ木雪渓付近(標高約1,830m)付近で17日、70代男性が落石でけがをしました。胸の骨を折り重傷のもようです。男性は単独で登山中でした。別の登山者を介して救助要請。県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。

伊吹山、シカの食害で?土砂崩れ

伊吹山の登山道で12日に大雨による土砂崩れが発生し、シカに草木を食い荒らされる食害で、山の保水力が低下したためとみられ、県は対策を検討します。
伊吹山は、高山植物の広がる草原が有名ですが、山に生息するシカがこれらを食べ尽くす「裸地化」が以前から地元で問題になっていました。15日に県や米原市、識者らでつくる「伊吹山を守る自然再生協議会」が開いた会合では、今回の土砂崩れが食害で引き起こされたとの点で意見が一致。元々、石灰質の多い地質のため、裸地化で保水力が一気に下がったとみられます。
16日は協議会メンバーらが、土砂崩れ現場や裸地化の進んだ登山道を視察。山頂付近ではシカに破られた高山植物の保護ネットやシカの足跡が多数確認されました。

登山に出かけた男性が行方不明 伊吹山

伊吹山で登山をしていた70代男性が行方不明になり、警察と消防が捜索を行っています。
警察などによりますと、17日午前7時半頃、男性の家族から「山に登って帰ってこない」と警察に通報がありました。
男性は16日早朝に1人で自宅を出発し、電車などで米原市の伊吹山に向かったとみられますが、16日夕方、家族に対し電話で「山を下りている途中だ」と伝えた後、連絡がとれなくなったということで、警察と消防が男性の行方を捜索しています。

伊吹山では12日、大雨などの影響で登山道の一部が崩れていることが確認され、米原市が登山の自粛を呼び掛けています。

白馬岳、男性が転倒し骨折のもよう

大町署によりますと、白馬岳の猿倉登山口から白馬尻までの間(標高約1,480m)で16日午前、40代男性がスリップして転倒し、けがをしました。左足首の骨が折れているもようです。男性は同日、2人パーティで白馬岳に入山し山頂へ登山中でした。同行者から救助要請があり、同署山岳救助隊員らが出動。救助隊に引き継ぎ、北安曇郡内の病院に搬送されました。

乗鞍岳で転倒

乗鞍岳で16日午後、下山していた60代女性が転倒。長野県防災ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送されました。女性は右足を負傷し、軽傷のもようです。

前穂高岳で遭難相次ぐ

長野県警松本署によりますと、16日午前、前穂高岳の紀美子平付近(標高約2,850m)で、20代男性が左肩を負傷しました。要請を受けた県警ヘリコプターが同日午後4時46分に救助し、松本市内の病院に搬送しました。同署によりますと、男性は15日から3人パーティーで入山。北穂高岳に向かう途中で負傷しました。

恵那山の登山道 倒木でけが

飯田署によりますと、15日午後、恵那山広河原登山道入り口から約100mの地点で、30代男性がハンモックテントを立ち木に設置したところ、木が倒れて下敷きになり、けがをしました。軽傷のもようです。署員や消防隊員らに救助され、飯田市内の病院に収容されました。

白馬岳大雪渓付近で転倒

大町署によりますと、15日午後、白馬岳大雪渓付近(標高約2,540m)で、70代男性が12人パーティーで登山中に転倒し、頭部を負傷しました。軽傷のもようです。同署山岳救助隊員らが出動、大町市内の病院に運ばれました。

前穂高岳で滑落 心肺停止状態 悪天候でヘリ収容できず

前穂高岳で16日に滑落事故が相次ぎました。長野県警によりますと、50代女性が午前6時頃、標高約2,800mの5峰付近を登山中に滑落し、同行者から救助要請がありました。松本署と県警の山岳救助隊が救助に向かいましたが、心肺停止の状態で発見されました。
午前8時過ぎには、前穂高岳の標高約2,850mの紀美子平付近から、女性が滑落したのを別の登山者が目撃し、心肺停止の状態で見つかりました。
天候の悪化でヘリが飛べず、ともに救助ができないということです。

伊吹山の登山道が崩落、通行止めに 複数箇所で土砂流出

伊吹山の登山道(上野登山口ルート)が12日の大雨により大規模に崩落し、管理する滋賀県は13日から通行止めにしました。市は途中で合流する同市上平寺からの登山道(上平寺ルート)も含めて登山自粛を呼び掛けています。自動車専用道の伊吹山ドライブウェイは通行可能で、9合目の駐車場から山頂への登山はできます。
市によりますと、土砂の流出は7合目付近から4合目付近にかけて複数箇所で起きており、危険な状況となっています。上野登山口では、地元自治会がロープを張り、入山禁止を呼び掛けるチラシを設置しています。また、麓から3合目につながる林道でも土砂の流出が確認されています。
復旧には長期間かかる見込みです。

白馬岳大雪渓付近で転倒 オーストラリア国籍の10代男性を救助

白馬岳でオーストラリア国籍の10代男性が下山中に転倒して足を負傷し、長野県警ヘリで救助されました。男性は登山には適さない軽装だったということです。
警察によりますと、オーストラリア国籍の10代男性は10日、2人パーティーで白馬岳から下山中に大雪渓付近(標高約2,150m)で転倒して、左足にけがを負いました。知人を介して救助要請があり、翌日の11日、大町警察署山岳遭難救助隊が出動、午前11時10分に県警ヘリで救助して、松本市内の病院に搬送しました。
警察によりますと、男性は旅行滞在中でTシャツに短パン姿、登山靴ではないシューズを履いていて軽装だったということです。

槍ケ岳 韓国の男性けが

長野県警松本署によりますと、8日午前、槍ケ岳から上高地に向けて下山していた韓国籍の70代男性が足を滑らせて転倒しました。県警山岳遭難救助隊が救助し、男性は松本市内の病院に運ばれました。右足打撲など軽傷のようです。
同署によりますと、男性は16人パーティーで5日に北アルプスに入山しました。

御嶽で1人の遺体を収容・急峻な谷の途中の岩場で発見

御嶽の標高2,350mの王滝頂上・南東側斜面付近で、7日午前、長野県警のヘリコプターが性別のわからない1人の遺体を収容しました。現場は、急峻な谷の途中の岩場で、登山道から滑落したとみられます。4日の午前に発見したものの、現場の状況から当日は収容できず、7日に改めて県警の山岳遭難救助隊が向かったものです。
御嶽山では4月に1人で入山したポーランド国籍の男性の登山者が行方不明になっていることから、警察ではその登山者の可能性があるとみて身元の確認を進めています。

白馬大雪渓 20代中国人男性が遭難 疲労で動けず

4日、白馬岳で登山をしていた中国人の男性が疲労で行動不能となり、防災ヘリで救助されました。けがはないということです。救助されたのは、旅行で北アルプスを訪れていた中国人の20代男性です。
警察によりますと、男性は3日から1泊2日の日程で白馬岳を単独で登山する予定でしたが、標高約2,250mの大雪渓付近で疲労のため身動きが取れなくなり、午後6時半ころ消防に救助を要請しました。男性は、雪渓の近くで一晩過ごし、4日午前9時前、県消防防災ヘリで救助され、大町市内の病院に搬送されました。けがはないということです。

長野県内で遭難2件 苗場山で女性滑落 八ケ岳西岳で男性が行動不能

飯山署によりますと、苗場山の小赤沢登山道6合目付近で3日午前、女性が滑落しました。女性は同日、6人パーティで登山中でした。同行者から救助要請があり、同署員らが出動していまする。
一方、茅野署によりますと、八ケ岳連峰の西岳山頂(標高約2,400m)で同日、80代男性が体調不良で行動不能になりました。男性は2日、3人パーティで西岳に入山していました。3日午後、本人から救助要請を受けて県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。

八ケ岳連峰天狗岳で男性が行動不能

茅野署によりますと、10日午後、八ケ岳連峰天狗岳を下山していた60代男性が道に迷い、行動不能になりました。茅野署山岳遭難救助隊員が10日午後8時10分過ぎに救助し、登山口まで同行しました。男性にけがはありません。

西岳で動けなくなっていた登山者3人をヘリコプターで救助

北アルプスの西岳で動くことが出来なくなっていた外国人の登山者3人が9日午後、長野県警のヘリコプターで救助されました。
警察によりますと救助されたのはいずれもチェコ共和国の40代女性と14歳と11歳の男性の3人です。3人は4人パーティーで8日、大天井岳から下山する途中で、装備の不備により動くことができなくなり、残る1人が近くの山小屋に救助を求めました。3人は9日午後、県警のヘリコプターで救助されました。いずれもけがはないということです。

連休中の山岳遭難で11人死亡 69人負傷、警察庁まとめ

警察庁は17日、ゴールデンウイーク期間中(4月29日~5月7日)に山岳遭難が156件発生し、178人が遭難、このうち6県で11人が死亡したと発表しました。行方不明者は1人、負傷者は69人でした。前年の連休に比べ発生は1件増え、死者は1人増えました。
警察庁によりますと、遭難者のうち81人が60歳以上でした。北アルプス前穂高岳では、登山中の男性3人が滑落し、50代の2人が死亡、60代の1人が肋骨を折るなどの重傷を負いました。
全国の警察は救助隊員ら延べ760人を投入し、ヘリコプターが40回出動して捜索や救助活動に当たりました。

ロッククライミング中滑落、男性けが 御在所岳前尾根

12日午前10時20分頃、御在所岳前尾根でロッククライミングをしていた40代男性が約5m下に滑落し、本人から「けがをして下山できない」と110番がありました。連絡を受けた四日市西署山岳警備隊や菰野町消防本部の隊員らが救助に向かい、約2時間後に保護、名古屋市の防災ヘリで四日市市内の病院に搬送しました。男性は左足首にけがを負いましたが、命に別条はないそうです。
同署によりますと、男性は知人らと5人で同日午前6時40分に入山していました。

「播隆祭」 山の安全を祈願

10日に奥飛騨温泉郷で、北アルプス飛騨側開山祭「播隆祭」が行われ、地元関係者など約100人が参列しました。江戸時代に槍ヶ岳を開山するなどした「播隆上人」の偉業をたたえるとともに、山の安全を祈りました。
神事のあと、伝統芸能の「鶏芸」や、獅子が蛇を捕まえる獅子舞「へんべとり」が奉納されました。

金華山の白骨遺体 登山中に不明の男性と判明

今年4月に金華山で見つかった白骨化した遺体は、2月に金華山で行方不明になった60代男性と判明しました。
警察によりますと、遺体は 4月28日、金華山で草刈りをしていた岐阜市の職員が見つけました。警察で身元の確認を進めたところ、DNA型鑑定や衣服などから60代男性と分かりました。この男性は、2月12日、20人ほどのグループで金華山に登り、途中で行方不明となっていました。遺体は白骨化していたため死因はわかっていませんが、衣服などに目立った損傷はなかったということです。

GW中の山岳遭難 去年の約3倍に

ゴールデンウィークに県内で発生した山岳遭難は去年と比べて3倍近くに増加しました。長野県警は「コロナ禍前に戻った印象」としています。
県警山岳安全対策課によりますと、先月29日から今月7日の9日間でコロナ禍前の2019年と同じ18件の山岳遭難が発生し、4人が死亡しました。去年のゴールデンウィークは10日間で7件発生し、1人が死亡しています。去年の3倍近く発生した理由について、県警は「天候が安定し多くの入り込みがあった」と分析しています。県警は「春山特有の怖さ」として、朝と昼の気温差で凍結した残雪を挙げています。

赤石岳で男性滑落 救助を要請

5日午後5時半ごろ、赤石岳を一人で登っていた男性から「30~40m転落して、山小屋に避難している」と警察に通報がありました。
警察によりますと、転落したのは20代男性で、足を滑らせて滑落し、両腕や足などに出血を伴うけがをしました。命に別条はないそうです。男性はその後、自力で山小屋に避難し、待機しているようです。
警察は、6日早朝から山岳救助隊5人で救助に向かう予定です。

その後、9日に避難小屋で静岡中央警察署山岳遭難救助隊の隊員4人に救助され、長野県警のヘリで松本市内の病院に搬送されました。警察によりますと、男性は左足をねん挫したほか、両腕に打撲や擦り傷を負っていたということです。

弓折岳で男性滑落、救助

5日午前7時30分頃、弓折岳付近で、下山中だった50代男性が雪で滑り、約300m下に落ちました。男性は約2時間半後に長野県警のヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。頭部裂傷などの重傷を負ったが、意識はあるそうです。
高山署によりますと、男性は3日、新穂高登山口から1人で入山。5日は弓折岳付近でのテント泊を終え、新穂高登山口に向けて下山していました。近くを通りがかった男性が気付いて119番しました。

八海山で沢登り中に滑落

南魚沼市の八海山で5日、沢登りをしていた男性が滑落して右足にケガをして県警ヘリコプターに救助されました。
警察によりますと、5日午前9時前、「沢登りをしていたが滑落した」と110番通報がありました。ケガをしたのは60代男性で、5日午前6時頃から知人と3人で八海山に入り、5合目付近で沢登りをしていたところ滑落し、右足をケガしたということです。県警のヘリコプターが午前10時半ごろ、男性を救助し、男性は病院に運ばれました。警察は、男性が沢登り中に踏み外したとみて調べています。

奥穂高岳で400m滑落、ヘリで救助されたが死亡

5日午前5時10分頃、奥穂高岳の岩場「ザイテングラート」付近(約2,600m)で、70代男性が滑落しました。長野県警のヘリコプターで救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
松本署の発表によりますと、男性は3日から仲間と2人で入山して奥穂高岳に登頂。この日は下山中で、約400m滑落しました。

八ケ岳連峰の赤岳、女性が転倒し行動不能に

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の赤岳付近(標高約2,670m)で5日午前、70代女性が転倒して行動不能になりました。通報を受けた同署山岳遭難救助隊員らが救助活動をしています。

前穂高岳 男性が滑落し重傷

長野県警松本署によりますと、4日午後、前穂高岳の前穂高沢付近を下山していた60代男性が滑落しました。男性は北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の隊員が引き上げ、山小屋に運ばれました。5日午前8時15分、県警ヘリコプターで救助し、松本市内の病院に搬送されました。左腕の骨を折り、重傷です。

北穂高岳、落石で男性負傷

松本署によりますと、北穂高岳の北穂高沢付近(標高約2,500m)で4日、20代男性が落石に遭いけがをしました。男性は3人パーティで入山し、北穂高岳へ登頂中でした。自力で近くの山小屋まで下山し、山小屋関係者が救助要請しました。県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。

布引山で女性頭を打つけが

長野県警大町署によりますと、4日午前6時54分、布引山から冷乗越間の稜線上(標高約2,400m)で20代女性が縦走中に滑落してけがをしました。同行者の要請で県警ヘリが救助して、その後、大町市内の病院に搬送されました。同署の発表によりますと、女性は頭を打っていますが軽傷のようです。

高妻山で男性が滑落し負傷

長野中央署によりますと、高妻山の山頂付近(標高約2,350m)で4日、20代男性が転倒し滑落しました。腹部打撲など負傷したようです。男性は同日、2人パーティで高妻山に入山し、山頂から下山中でした。男性から救助要請を受け、県警ヘリが救助。救急隊に引き継ぎ、長野市内の病院に搬送しました。

仙丈ケ岳 男性2人を救助

伊那署によりますと、3日午後、仙丈ケ岳に入山していた、20代男性2名が道に迷い、行動不能となりました。要請を受けた長野県警ヘリコプターが3日午後6時40分に救助しました。2人にけがはありません。

焼岳で滑落 女性重傷

長野県警松本署によりますと、3日午前焼岳から下山していた50代女性が約20m滑落しました。右足の骨を折る大けがです。女性は県警ヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。

蝶ケ岳 男性滑落

安曇野署によりますと、3日午後、蝶ケ岳から下山していた20代男性が登山道から滑落しました。男性にけがはありません。救助要請を受けた安曇野署山岳救助隊員が登山口まで同行し救助しました。

御在所山でロッククライミング男性滑落

1日午後2時20分頃御在所山前尾根でロッククライミングをしていた60代男性が約2m下に滑落し、別の登山客が119番しました。連絡を受けた四日市西署山岳警備隊員や地元消防隊員らが入山し、約6時間後に救助。男性は左肩や左足首にけがを負い、四日市市内の病院に搬送されましたが命に別条はないようです。

大杉峡谷シシ淵で兵庫の男性滑落けが

1日午後4時15分頃、大杉峡谷シシ淵で60代男性が滑落しているのが見つかりました。頭部挫創などを負っています。
大台署によりますと、山小屋従業員が通報し、男性は他の登山客に付き添われ山小屋に移動しました。警察と消防が2日午前7時10分頃接触し、自力で下山できない男性を防災ヘリで病院へ搬送しました。滑落原因は調査中です。

登山事故 男性が大けが

3日午前9時半頃、槍ヶ岳山荘から槍平小屋に向けて下山していた50代男性が雪で滑って転倒し、足首を骨折する大けがを負いました。
警察によりますと、現場は標高約2,000mの槍平小屋から北西に600mほどの地点で、毎年ゴールデンウイークの時期には、雪が残っているということです。

間ノ岳で女性が滑落

南部警察署によりますと、3日午前7時頃、間ノ岳で30代女性が尾根から10m下に滑落しました。女性は韮崎市内の病院に運ばれましたが、肩や足の骨を折る大けがをしました。女性は友人と2人で前日夜から山頂を目指し登山をしていました。

金華山登山道で転倒、大けが

3日午前10時50分頃、金華山で、70代男性が登山中に足を滑らせて転倒しました。男性は消防に救助され岐阜市内の病院に搬送されましたが、肋骨や鎖骨などを折る大けがを負いました。岐阜中署によると、男性は妻と登山道「めい想の小径」を登っていましたが、山頂まで約200mの地点で後ろ向きに転びました。男性の後ろを歩いていた別の登山客が目撃し、119番しました。

針ノ木岳 登山道から150メートル滑落

富山県警上市警察署によりますと2日午前9時50分頃、針ノ木岳の標高2,700m付近の斜面で「登山道から男性が滑落した」と別の登山者から通報がありました。男性は、富山県警のヘリ「つるぎ」で救助され、病院に運ばれましたが、約3時間半後に死亡が確認されました。
死亡したのは、50代男性で、警察によりますと、男性は長野県から単独で日帰りの予定で入山したとみられます。男性は登山道から斜面を約150mほど滑落したとみられ、周囲には所々積雪が残っていたということです。死因は外傷性くも膜下出血とみられ、警察が詳しい滑落の原因を調べています。

前穂高岳で登山中の男性3人が滑落 2人死亡

午前9時過ぎ、標高約2,500mの前穂高岳の奥明神沢付近で、山小屋の人から「遭難が発生したかもしれない」と警察に通報がありました。警察や地元の山岳遭難対策協会が午前10時頃、滑落した男性の登山者3人を発見し救助しました。2人は心肺停止の状態で、ヘリコプターで搬送されたが死亡が確認されました。1人は意識がありますが、けがをして病院に搬送されました。
3人は全員が同じパーティーではなく、少なくとも1人は他の登山者の滑落に巻き込まれたとみられます。滑落した現場は積雪があり、滑りやすかったようです。

悪沢岳付近で50歳女性が滑落 救助されるも意識不明の重体

静岡県警によりますと、悪沢岳付近で2日午前9時25分頃、「後ろで大きな声が聞こえ、振り返ると妻の姿が見えなくなった」と一緒に登山をしていた夫から110番通報がありました。遭難したのは、50代女性で、500mほど滑落したとみられます。
2日午前10時15分頃、捜索していた静岡県警のヘリに発見・救助され、病院に搬送されましたが女性は意識不明の重体のもようです。
滑落した女性は夫と共に4月30日、畑薙から入山し、1日目は椹島で一泊、2日目は千枚小屋に泊まり、3日目となる5月2日は悪沢岳付近を登山している途中だったということです。

槍ケ岳でアイゼン外れ男性が行動不能に

松本署によりますと、槍ケ岳の山頂付近(標高約3,150m)で2日午前、40代男性が、アイゼンが外れ紛失し行動不能になりました。男性は4月30日に新穂高から単独で入山し、5月2日は付近の山小屋から山頂に向けて登山中でした。男性からの救助要請を受け、北アルプス南部地区山岳遭難対策協会救助隊員が出動し救助しました。

御在所山で男性が滑落で左足首けが

警察によりますと、1日午後2時20分ごろ菰野町にある御在所山の前尾根で、「男性が2mくらい滑落した」と別の登山客から消防に通報がありました。
滑落したのは1人で登山をしていた60代男性で、左肩や左足首にけがをし、自力で歩くことができなくなりました。その後、男性は山岳救助隊の隊員らに担がれて下山しました。男性に意識はあるということです。

立山 バックカントリースキーの男性が重傷

富山県警上市警察署によりますと、29日午前9時10分頃、立山連峰の標高2,400mにある雷鳥荘付近の斜面で、40代男性がバックカントリースキーをしていたところ、バランスを崩し転倒しました。同行していた妻が山小屋を通じて室堂警備派出所に救助を要請し、富山県警山岳警備隊が男性を雪上車に収容して搬送、救急隊に引き継ぎました。
男性は病院に搬送されましたが、左足を骨折する重傷です。

蝶ケ岳で遭難、男性が心肺停止の重体

長野県警安曇野署によりますと、蝶ケ岳で30日午前、登山道に人が倒れているとの連絡が近くの山小屋にありました。その後、この山小屋の関係者が心肺停止で登山道に倒れている男性を発見し、死亡が確認されました。

宝剣岳を背にアルプホルンの音色を響かせた中アの開山式

長野県駒ケ根市の駒ケ根観光協会は28日、中央アルプスの開山式を中ア千畳敷で開きました。新型コロナや天候不良の影響で、宝剣岳を望む晴天の下での開催は5年ぶりです。神事で山の安全を願い、アルプホルンの音色とともに登山シーズンの幕開けを祝いました。式典後には、地元のアルプホルン愛好者でつくる「アルプホルン駒ケ根」のメンバー6人が演奏を披露しました。
同協会によりますと、この日の千畳敷の気温は9.9度(午前9時30分)で、積雪は例年より1mほど少ない2.2mでした。

金華山に白骨遺体、市職員が発見

28日午後2時30分ごろ、岐阜市の金華山で、白骨化した遺体を草刈り中の岐阜市役所の男性職員が見つけ、110番しました。
岐阜中署によりますと、男性が草むらで頭蓋骨を発見し、駆け付けた署員が近くに全身の骨があるのを確認しました。現場は登山道を外れた山林で、付近には灰色の運動靴とリュックサックがありました。性別や年齢などは分かっていません。現場は、金華山ロープウェー山麓駅から南東約100mの山中で、署が身元や死因などを調べています。

中央アルプス千畳敷で4人が行動不能に

28日午前10時過ぎ、中央アルプス千畳敷上部の乗越浄土付近で、男性4人が110番で救助を求めました。パトロール中の警察署員と遭対協の救助隊員が午後12時半過ぎに行動不能になっていた4人を救助しました。いずれもケガは無いということです。
警察によりますと遭難したのは、20代~50代男性です。友人同士で、「日帰りで景色の良い所まで行こう」と稜線付近まで登ったものの動けなくなったということです。
現場は千畳敷上部の急斜面で、凍った所もありますが、全員がアイゼンやピッケルなど雪山で必要な装備を持っていませんでした。

涸沢テント場で「息をしていない状態」で発見

涸沢テント場で28日40代男性が心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されました。同行していた知人男性が朝起きてこない男性のテントを確認したところ、息をしていないの状態でみつかり、警察に通報しました。
正午過ぎに松本警察署の山岳遭難救助隊員がヘリで救助し、空港で死亡を確認しました。テント場は標高2,300mほどで、当時の天候は晴れだったということです。警察が死因などを調べています。

黒姫山で男性遭難

23日午後6時すぎ、黒姫山しらたま平付近(標高約1,998m)で、60代男性が仲間3人とはぐれたと長野中央署が発表しました。長野県警と長野市戸隠山岳遭難救助隊が24日早朝から捜索します。
その後、男性を24日午前10時15分に発見しました。男性は新潟県側に自力で下山していました。疲労していますが、けがはないようです。

常念岳東尾根、男性が行動不能に

安曇野署によりますと、常念岳の東尾根(標高約1,000m)で9日午後、40代男性が道に迷い、疲労のため行動不能になりました。男性は同日、単独で入山し前常念岳に登頂後、三股ゲートに向け下山中でした。本人が救助要請しましたが、日没が迫っていたためビバークを指示。同署山岳遭難救助隊員らが10日朝、救助に向かい、同日午前10時25分に安曇野署山岳遭難救助隊員らが男性を発見し、同行下山しました。男性にけがはありません。

八ケ岳連峰の天狗岳付近の山小屋で救助

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の天狗岳付近の山小屋(標高約2,400m)で30日午前、神奈川県相模原市の女子高校生が体調不良となり、同署山岳遭難救助隊員と諏訪広域消防特別救助隊員が出動。生徒は同行して下山し、茅野市内の病院に搬送されました。生徒は27日から、30人パーティーで入山していました。

白馬岳、50代男性が滑落し死亡

大町署によりますと、白馬岳の主稜上(標高約2,800m)で29日午前、3人パーティーで入山していた50代男性らが滑落しました。収容先の松本市内の病院で死亡が確認されました。同行者からの救助要請を受け、富山県警ヘリが2人を救助。救助された50代女性は、左足などにけがをしました。

八ケ岳赤岳近くで転倒、行動不能の登山者を救助

茅野署によりますと、八ケ岳連峰の赤岳近くの山小屋(標高約2,200m)付近で19日午後、50代男性が凍結した地面に足を滑らせ右足にけがを負い、行動不能になりました。右足の骨を折ったようです。山小屋関係者から救助要請があり、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動し、警察ヘリで救助。松本市内の病院に搬送しました。

八ケ岳連峰赤岳で男性が遭難

八ケ岳連峰赤岳の標高約2,200m付近で17日、60代男性が道に迷い遭難しました。警佐久署によりますと、同日午後3時56分に遭難を認知しましたが、日没と悪天候により同日中のヘリコプターでの救助は見合わせました。男性は16日に単独で入山。17日に赤岳へ登頂した後、大天狗方面へ下山中に道に迷いました。
男性は2日後に救助されました。けがはありません。

ロッククライミング中に足元の岩はがれる

9日午後1時頃、八ヶ岳連峰赤岳の標高約2,600m付近で、30代男性が単独でロッククライミングをしていたところ足元の岩がはがれ、約200m下へ滑落しました。男性は自ら救助要請をして、1時間半後に山梨県消防防災ヘリに救助されました。男性は病院に搬送されましたが、右足の骨折や左肩を打撲するなど重傷を負いましたが命に別条はありません。現場には雪があり大事には至らなかったということです。
警察によりますと、男性は冬山登山の経験があり、冬山の装備も十分で、登山届も提出していました。

下山中に60代男性、疲労で動けず

5日午前0時25分頃、岐阜県本巣市根尾上大須の明神山(標高1,134m)を下山していた60代男性が疲労で動けなくなり、約2時間後消防隊員に救助されました。男性は衰弱しており揖斐郡内の病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
北方署によりますと、男性は4日朝に2人で入山。尾根伝いに1周するコースで、道中が藪だったため、正規のコースから外れてしまったとみられます。同行していた80代男性が電波の届く場所まで移動して家族を通じて110番し、救助隊を案内しました。

八ヶ岳連峰赤岳付近で男性が約100メートル滑落

4日午前、八ヶ岳連峰の赤岳付近で男性が滑落し、病院に運ばれましたが心肺停止の状態です。遭難があったのは赤岳(標高2,670m付近)で、4日午前10時すぎ、登山客から「男性が滑落した」と警察に通報がありました。
男性は地蔵尾根の登山道から急しゅんな斜面をおよそ100m滑落したとみられ、山梨県の消防防災ヘリで佐久市内の病院に運ばれましたが、心肺停止の状態です。
男性の年齢は50代から60代くらいで今のところ身元はわかっておらず、目撃した人は「1人で下山していた」と話しているということです。

登山道から約150m滑落 西穂高岳西穂独標付近でバランス崩す

西穂高岳で40代女性が登山道から約150m滑落して行動不能となりヘリコプターで救助されましたが、けがはない模様です。
3日午前8時過ぎ、同行者から「西穂高岳に一緒にいた方が長野県側に100mほど滑落した」と警察に救助要請がありました。警察によりますと、女性は2日、2人パーティーで新穂高ロープウェーから西穂高岳に入山し、3日、山頂に向けて登山中、西穂独標付近でバランスを崩して、登山道から雪上を約150m滑落して動けなくなりました。岐阜県警ヘリが午前11時10分頃救助しましたが、女性にけがはない模様で病院に搬送はされませんでした。
警察によりますと、女性は冬山は1年ほどの経験だということです。

「岐阜のグランドキャニオン」で63歳女性が転倒、骨折

1日午前11時30分頃、遠見山の山頂付近で、下山中の60代女性が転倒して右足にけがをし、岐阜県防災ヘリで救助されました。女性は右足首を骨折しましたが、命に別条はないようです。
加茂署によりますと、女性は登山仲間の70代男性とこの日の朝から山を登っていました。遠見山は「岐阜のグランドキャニオン」とも称され、近年登山者が増えています。

六百山で男性を救助

長野県警松本署は28日、六百山の山頂付近(標高約2,340m)で30代男性が救助されたと発表しました。松本市内の病院に運ばれ、疲れてはいるが命に別状はないようです。
男性は2月27日、単独で入山。霞沢岳を経由し、六百山山頂から上高地へ下山中に、日没で行動不能になりました。一晩ビバークしたものの、自力で下山できないと救助を要請。28日午前10時すぎ、富山県防災ヘリで救助されました。

八ケ岳連峰の中岳、女性が行動不能に

茅野署によりますと、八ケ岳連峰中岳付近で26日、40代女性がけがのため行動不能となりました。軽傷のもようです。女性は同日、単独で入山し阿弥陀岳付近の登山道で滑落し、足などにけがを負いましたが、その後も中岳に向けて登山を継続中でした。本人から救助要請を受け、午後4時半過ぎに静岡県警ヘリが救助し、松本市内の病院に収容しました。

雪に埋もれて遺体で発見 野伏ケ岳で行方不明になっていた男性

岐阜県警郡上署は22日、郡上市の野伏ケ岳で行方不明になっていた30代男性を遺体で発見したと発表しました。死因は寒冷死です。
署によりますと、22日午前、標高1,000m付近の斜面で、あおむけの状態で雪に埋もれている男性を見つけました。現場は白山中居神社から北西に約2.5kmで、周辺は約1mの積雪がありました。

八丁ダルミの規制解除へ 御嶽

御嶽の火山防災協議会が20日に高山市で開かれ、多くの犠牲者が出た尾根「八丁ダルミ」の立ち入り規制に関し、麓の長野県王滝村が7月下旬をめどに解除する見通しだと明らかにしました。
八丁ダルミは噴火以来立ち入り規制が続いており、王滝村は昨年、噴石から身を守るトンネル型のシェルターを設置し、登山道の整備も進めてきました。協議会は新型コロナウイルス流行以降、書面による協議が続き、現地開催は3年ぶりで、地元自治体関係者や有識者が出席しました。

天狗原で動けなくなった女性を救助 山スキーで転倒

白馬乗鞍岳天狗原の南側斜面(標高約2,100m)で18日昼過ぎ、バックカントリースキー中に転倒して動けなくなっていた50代女性は19日午後1時過ぎに救助されました。大町署によりますと、北安曇郡内の病院に運ばれ、右脚を骨折する重傷でした。
女性は5人パーティーで、同行者が119番通報。女性を含む3人がビバークし、2人は自力で下山しました。19日早朝から同署山岳遭難救助隊などが救助に向かっていました。

金華山で60代男性が行方不明 七曲り登山道で登山中

12日午後0時35分ごろ、岐阜市の金華山に約20人のグループで登山に来ていた60代男性が行方不明になったと、男性の妻が市内の交番へ届け出ました。警察と消防が捜索しています。
岐阜中署によりますと、男性は同日午前10時50分ごろ、妻らグループで七曲り登山道を経由して山頂を目指していたところ、グループを抜け出して走って行ったそうです。後続が追いかけましたが見失い、警察に届け出ました。署によりますと、男性は身長175cmぐらいで痩せ型、白色のハイネックシャツ、黒色のズボン、紺色のリュックサック、灰色のトレッキングシューズ姿です。

米山の山中で倒れている女性を発見 すでに心肺停止

米山で行方不明者を捜索していたヘリコプターが倒れている女性を発見しました。心肺停止の状態で、4日から登山に出かけて行方不明になっていた女性と見られています。
警察によりますと4日朝から米山に登山に出掛けた60代女性が行方不明になっていました。家族からの通報で警察と消防が捜索にあたっていて5日は発見に至らず、6日午後1時半すぎ、県の防災ヘリコプターが登山道から外れたところで倒れている女性を発見しました。すでに心肺停止の状態だったということです。
服装などの特徴から行方不明となっている女性とみられていて警察と消防が確認を急いでいます。他の登山者の話によると4日の米山は山頂付近は強い吹雪になっていたということで、警察は志賀さんが登山道を外れて遭難した可能性があると見ています。

その後、遺体は行方不明となっていた60代女性と確認されました。

入笠山で負傷の男性救助

茅野署によりますと、入笠山の標高約1,800m付近で5日、足をひねりけがをした30代男性を救助しました。軽傷のようです。男性は同日2人パーティーで入山し、山頂からの下山中にけがをしました。同行者からの救助要請を受け、同署山岳遭難救助隊員らが出場し救助、諏訪郡内の病院に搬送されました。

常念岳、女性が行動不能に

安曇野署によりますと、常念岳の東尾根(標高約2,100mメートル)で5日、体調不良で行動不能になった30代女性を救助しました。疲れていますが、けがはないようです。女性は4日、4人パーティーで常念岳に向け入山していました。同行者から救助要請があり、同署山岳遭難救助隊員らが出動し、同行して下山しました。

米山で60代女性行方不明に

新潟県の米山で登山に出掛けた60代女性が行方不明になっていて警察が捜索しています。警察によりますと女性は4日1人で米山に登山に出かけましたが予定を過ぎても帰宅せず、家族が上越警察署に届け出ました。女性の車は登山道入り口の駐車場に停められていて、携帯が繋がらずどこにいるかは分かっていません。
女性は身長152cmくらいのやせ型、黒髪の短髪で、赤色のジャンパー、黒色のズボン、紺系色の登山バックに赤色系の登山靴を履いていたということです。
警察が消防と合わせて10人で5日午前7時から捜索を進めています。

その後、5日の捜索で女性は見つからず、警察などは6日朝に再び捜索する方針です。

五竜岳、男性が行動不能に

大町署によりますと、五竜岳の南方稜線上(標高約2,600m)で5日、滑落して行動不能になった30代男性を救助しました。左膝をけがしているようです。男性は1月10日に新潟県内から単独で入山し、北アルプスを縦走していました。自ら救助要請し、富山県警ヘリが救助、松本市内の病院に搬送されました。

常念岳の東尾根で男性が行動不能

安曇野署によりますと、常念岳の東尾根(標高約1,300m)で3日、疲れて行動不能になっていた70代男性を救助しました。けがはないようです。男性は2日、単独で常念岳へ向け登山中に疲労のため行動不能になりました。本人が3日に救助要請し、同署山岳遭難救助隊員などが救助、安曇野市内の病院に搬送されました。

金華山で男性滑落、登山道は積雪して凍結

31日午後0時15分ごろ、金華山で下山途中の60代男性が登山道から数十m下の山中に滑落しました。男性は軽度の外傷性くも膜下出血などで市内の病院に搬送されましたが、意識はあるそうです。
岐阜中署によると、現場は「めい想の小径」の山頂から約300m下った地点で、登山道には積雪があり凍結していたようです。助けを求める男性の声に気付いた男性登山者が別の登山者を通じて119番しました。男性は1人で登山しており、アイゼンは装着していませんでした。

30代男性2人行方不明 バックカントリーのスノーボードで遭難か

長野県白馬村へスノーボードに出かけた30代男性2人が行方不明になっています。警察は八方尾根でバックカントリー中に遭難したとみて捜索しています。
9日朝、警察の遭難救助隊が八方尾根スキー場から捜索に向かいました。2人はバックカントリーのスノーボード仲間で8日、日帰りの予定で白馬村へ出かけましたが、夜になっても帰らず、電話なども通じないため親族が警察に届け出ました。
八方尾根スキー場近くの駐車場で2人が使っていた車が見つかっていて、警察は八方尾根でバックカントリー中に遭難したとみています。
警察によりますと、唐松岳(標高2,696m)の頂上近くで2人を見かけたという目撃情報があるということですが、9日の捜索では発見できませんでした。10日も天候を見ながら引き続き捜索を行うことにしています。

西穂高岳で20m滑落か

長野県警松本署によりますと、7日に50代男性が西穂高岳で20mほど滑落しました。男性が同日午前10時過ぎに救助要請し、同署山岳遭難救助隊員らが救助に向かいました。男性は6日に2人パーティーで西穂高岳に入山し、7日は新穂高ロープウェイに向かって下山中でした。男性にけがは無いようです。

八ヶ岳連峰赤岳の岩場で転落 稜線から約100m下で発見

1月2日、八ヶ岳連峰赤岳で遭難した40代男性について、6日、捜索していた富山県警のヘリが男性を発見、救助しましたが、死亡が確認されました。男性は1日、単独で八ヶ岳連峰赤岳に入山、2日、下山中に「岩場で転落して身動きが取れない」と警察に救助を要請しました。警察や地元の山岳遭難防止対策協会などが捜索していましたが、悪天候の影響で発見には至りませんでした。
6日午前10時40分ころ、富山県警のヘリが赤岳の南西側斜面(標高約2530m)で男性を発見、救助しましたが、死亡が確認されました。男性は稜線から約100m下で倒れている状態で発見されたということです。

八ヶ岳連峰を越年登山の60代男女4人が遭難

八ヶ岳連峰を登山していたの60代男性3人と60代女性1人が遭難し、2日早朝から警察などが捜索する予定です。
1日午後9時半頃、このうちの1人から「日が暮れて雪洞を掘ってビバークしているが、気温が下がって仲間が衰弱するので救助してほしい」と警察に連絡がありました。警察によりますと、4人は八ヶ岳連峰の石尊稜付近(標高約2,708m)を登山中に日没のため行動不能になりました。けがや体調が悪い人はいないということです。現場は吹雪いていて、ビバークして一夜を過ごすとしていますが、装備は十分ではないということです。4人は12月31日に美濃部口から入山し、山小屋に2泊して1月2日に下山予定でした。警察や地元の山岳遭難防止対策協会救助隊らは2日午前4時から9人体制で地上から捜索する予定で、天候をみて県警ヘリで上空からも捜索するとしています。

その後、けが人はおらず、全員無事だということがわかりました。

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