八ケ岳・赤岳で70代男性が体調不良
長野県警茅野署によりますと、八ケ岳連峰赤岳の稜線にある「地蔵の頭」付近(標高約2,700m)で24日、70代男性が疲労で動けなくなりました。同日夜、同行者からの通報を受け、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動して男性を救助し、午後10時すぎに山小屋に運びました。
男性は3人パーティーで入山し、当時は山小屋に向かう途中でした。
長野県警茅野署によりますと、八ケ岳連峰赤岳の稜線にある「地蔵の頭」付近(標高約2,700m)で24日、70代男性が疲労で動けなくなりました。同日夜、同行者からの通報を受け、諏訪地区山岳遭難防止対策協会救助隊が出動して男性を救助し、午後10時すぎに山小屋に運びました。
男性は3人パーティーで入山し、当時は山小屋に向かう途中でした。
23日午後2時40分ごろ、岐阜市の金華山で、80代男性が下山中にバランスを崩して登山道から約5m下に滑落しました。頸椎や胸を骨折しましたが、命に別条はありませんでした。
白馬鑓ヶ岳で20代の男性の行方がわからなくなり、警察などが捜索しています。男性はきのう、単独で白馬鑓ヶ岳に入山しましたが、日没後も下山しなかったため、家族が警察に救助を要請しました。
警察によりますと、男性の携帯電話の位置情報は、下山中とみられるきのう午後3時ごろに標高1,600m付近で確認されたのを最後に途絶え、通話もできなくなっているということです。警察と遭対協は、男性が遭難したとみて位置情報が最後に確認された場所などを捜索しています。
その後、午後1時半すぎに男性本人から警察に連絡があり自力で下山したことが分かりました。警察によると男性は10日午後3時ごろ、下山中に崖から滑落し動けなくなったため、その場で一晩過ごしました。 11日朝になって下山を再開し、ふもとにたどり着きました。男性は両ひじや足に軽いけがをしているものの帰宅したということです。
25日夕方、金華山の山頂付近の登山道に男性が倒れているのを、登山客が発見しました。男性は病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと25日午後4時ごろ、岐阜市にある金華山の登山道「めい想の小径(こみち)」の山頂付近で男性が倒れているのを別の登山客の男性が発見し、消防に通報しました。男性は市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは60代男性で、服装の乱れやけがなどはなかったといい、警察は死亡した原因を調べています。
大天井岳周辺で単独で登山していた20代女性が行方不明になっていて、長野県の県警ヘリなどが22日早朝から捜索を行う予定です。
女性は単独で11月18日から一泊二日の予定で常念岳方面から燕岳方面に縦走していたとみられ、宿泊予定の山小屋に現れなかったということです。家族から通報があり、22日午後2時から午後4時まで、県警ヘリで捜索しましたが、発見に至りませんでした。23日午前6時半ころから、県警ヘリなどで再び捜索する予定です。
(その後の状況)
23日は悪天候でヘリがフライト出来ず、地上から警察が5人態勢で捜索しましたが発見には至っていません。
24日は午前7時から引き続き5人態勢で正午ごろまで捜索しましたが、発見には至りませんでした。悪天候でヘリはフライト出来ませんでした。
25日は天候をみながら、朝からヘリで再び捜索することにしています。
警察によると女性は登山計画書を提出しており、携帯電話はつながらない状態だということです。
22日午前10時25分頃、立山の室堂山の標高2,500m付近で、山スキーをしていた60代男性が転倒し動けなくなりました。同行していた男性が近くの山小屋を通じて警察に救助を要請。連絡を受けた富山県警山岳警備隊が男性を救助、室堂ターミナルで救急隊に引き継ぎました。男性は右足の骨を折る重傷です。
警察によりますと、現場は室堂山北側のなだらかな斜面で積雪は30cmから40cm、ところどころに岩が露出していたということです。男性は仲間4人で山スキーをしていて、雪だまりに足を取られて転倒し、動けなくなったということです。
18日午後2時50分ごろ、野谷荘司山(約1,800m)の山頂から南東約1kmの岩場で、県警山岳警備隊員が登山者とみられる男性の遺体を発見しました。高山署は今年8月に山中で行方不明となっていた70代男性の可能性が高いとみて、身元の確認を急いでいます。
署によりますと、遺体は標高1,050m付近の滝の下にある岩場であおむけに倒れた状態で見つかりました。緑色のかっぱを身に着け、付近にザックとストックがありました。
県警は男性が遭難した8月に計26人態勢で捜索を行いましたが、発見できずに一時中断。落葉の時期を待って18日朝から捜索を再開していました。
北アルプス黒部峡谷の登山ルート、下ノ廊下で9日見つかった遺体は、30代男性と分かりました。
警察によりますと男性は11月2日、「富山県の山に行く」と家族に言って自宅を出ましたが、出勤日の7日になっても戻らないため、家族から行方不明届けが出されていました。
連絡を受けた富山県警は、黒部ダムに設置された防犯カメラの映像から男性が下ノ廊下から北上したとみて、県の消防防災ヘリコプターを出動させ捜索したところ、9日午後2時半ごろ、白竜峡の手前の標高およそ1,100m付近の黒部川で遺体を発見、11日にその男性と確認しました。警察は、男性が登山道から8m下の黒部川に転落したとみて詳しく調べています。
9日午後2時25分ごろ、北アルプス黒部峡谷の下ノ廊下、黒部ダムと白竜峡の間の標高およそ1,100m付近の黒部川で、行方不明者を捜索していた富山県の消防防災ヘリコプターが男性の遺体を見つけました。
警察によりますと、遺体の頭部には傷があり、男性が登山道から転落した可能性があるとみて調べています。死因は水死でした。
警察には数日前、「『富山県の山に行く』と言って出かけた男性が戻らない」として、県外の家族から行方不明届けが出されていて、富山県の消防防災ヘリコプターが捜索していました。警察は慎重に身元の特定を進めています。
長野県警伊那署は9日午後5時30分、仙丈ヶ岳の登山道1合目付近(標高約2,150m)で、右足を負傷した40代男性を救助しました。男性は単独で仙丈ヶ岳に入山し、下山途中にバランスを崩して転倒してけがを負い、午後2時30分に自ら救助要請しました。伊那署員や伊那消防署員が男性を救助し、男性は長野県伊那市内の病院に収容されました。
長野県警松本署によりますと6日午前9時40分、北アルプス赤岩岳の近く(標高約2,850m)で行動不能になった20代男性を県警ヘリコプターで救助しました。男性は5日に単独で上高地から入山。日帰りの予定で天狗のコルに登りましたが下山途中で日没になり、その場でビバーク。寒さと体力消耗で行動不能になり、6日午前6時45分に自分で救助要請しました。
長野県警飯田署によりますと、恵那山で6日午後、70代男性が転倒して負傷しました。軽傷のようです。
男性は同日、1人で恵那山に入山し、山頂から広河原登山口へ下山中でした。本人が救助要請し、県警ヘリコプターが午後3時50分前に救助。飯田市内の病院に搬送しました。
飯田市の風越山で、2人パーティーで登山していた60代男性が体調不良を訴え、ヘリコプターで救助されましたが、死亡しました。
警察によりますと、男性はけさ同行者1人と風越山に入山し山頂へ向けて登山していましたが、体調不良で意識を失ったということです。午前11時前に、通りがかった別の登山者から消防に「70歳くらいの登山者が倒れて意識がない」と救助要請がありました。県警ヘリが救助に向かい、午後1時20分ごろ救助して、飯田市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
男性に持病などがあったという情報はなく、体調不良となった原因はわかっていません。体調を崩した地点は山頂に近い展望台付近で、標高はおよそ1,400mでした。
11月3日、常念岳の山小屋から「予約していた女性2人が来ない」と通報がありました。
2人と連絡が取れず、警察は遭難した可能性があるとみて、4日午前6時半から県警ヘリで捜索を行いましたが、2人が登っていたのは常念岳でなく八ヶ岳連峰で、午前8時ごろに家族と連絡が取れ、無事が確認されました。
2人は「山小屋での宿泊はキャンセルしたつもりだった」と話しているということです。
北アルプスで40代男性が遭難し、心肺停止の状態で発見されました。警察によると、男性はきのう上高地から一人で入山し北穂高岳に向けて登山をしていました。ところが2日午後1時前、男性の登山仲間から「宿泊予定の山小屋に宿泊していない」と警察に情報提供があったということです。
午後4時すぎ、捜索していた救助隊員が北穂高岳南峰の斜面に心肺停止の状態で倒れている男性を発見しました。現場の斜度は30度近く、20cmほど雪が積もっていました。登山道から50mほど離れた場所で見つかったことから男性は滑落したとみられています。
警察によると、男性は5年ほどの夏山登山の経験があるものの、雪が積もるシーズンの登山は初めてだったということです。
甲斐駒ヶ岳で29日午前、下山していた40代男性(45)が転倒し重傷です。警察によりますと男性は29日午前10時45分ごろ、甲斐駒ケ岳山頂から北沢峠に下山中、標高約2700mの駒津峰付近で浮き石でバランスを崩して転倒しました。男性が携帯電話で長野県伊那警察署に救助を要請、県警ヘリが午後1時ごろ救助し松本市内の病院に搬送しました。男性は右足を骨折し重傷です。
警察によりますと男性は登山歴1~2年で、28日から1泊2日の日程で単独で甲斐駒ケ岳に登っていたということです。
焼岳の山頂近くで松本市が運営する焼岳小屋について、市が宿泊営業の廃止を含めた整備案を検討していることが26日、分かりました。新型コロナウイルス感染拡大などによる宿泊客減少や建設費の高騰を受け、既存の建て替え計画を見直します。噴火時のシェルターなど火山防災に必要な機能を踏まえた計画をつくり、2024年度の着工を目指します。
25日午後0時半ごろ、黒部峡谷の黒部ダムの下流側、下ノ廊下の標高1,000m付近の登山道で、50代男性が岩に足を滑らせ転倒し、動けなくなりました。同行していた男性が仙人谷ダムで歩き、ダム職員に救助要請を依頼、連絡を受けた富山県警山岳警備隊が消防防災ヘリに出動を要請しました。
動けなくなった男性は、4時間半後に消防防災ヘリで救助され病院に搬送されましたが、右足の骨を折る重傷です。
男性は同行者と2人で25日、上流側の黒部ダムから下ノ廊下に入り、下流側の阿曽原温泉小屋に向かう途中、白竜峡を過ぎ十字峡に至る間で岩に足を滑らせ転倒したということです。
長野県警松本署によりますと、前穂高岳の紀美子平付近(標高約2,850m)で23日、60代男性が疲労で動けなくなりました。本人が同日午前10時すぎに救助を要請、同日午後4時すぎ、長野県警ヘリが救助して消防隊に引き継ぎ、松本市内の病院に運びました。
男性は21日、単独で上高地から入山し、この日は前穂高岳に登山中でした。松本署の山岳遭難救助隊、北アルプス南部地区山岳遭対協隊員が救助のため出動しました。
長野県警茅野署によりますと、八ケ岳連峰箕冠山の標高約2,500m付近で23日、70代女性が浮き石でバランスを崩して転倒し、左足首をけがしました。正午すぎに同行者が救助を要請、長野県警ヘリが午後2時半すぎに救助し、長野県茅野市内の病院に運びました。
女性は22日、22人パーティーで八ケ岳連峰に入山。この日は箕冠山から夏沢鉱泉に下山中でした。
御嶽の王滝頂上と剣ケ峰を結ぶ尾根筋「八丁ダルミ」で、王滝村が新設・移設を進めていた鋼鉄製シェルター2基が完成し、21日、現地で竣工検査を終えました。シェルターの完成で、立ち入り規制が続いている「八丁ダルミ」の来季の規制緩和へ向けての下準備がほぼ終わりました。
シェルターは、いずれも30人を収容できます。八丁ダルミ下部にある「まごころの塔」付近に1基を王滝頂上から移設し、「まごころの塔」と剣ケ峰を結ぶ登山道「直登ルート」のほぼ中間地点にもう1基を新設しました。
村は今後、規制緩和に向けて登山道整備や、登山道以外に進入しないようにするためのロープ張りを進め、。安全対策のソフト面でもパトロール員の増員と避難誘導体制のマニュアル化や、登山者へシェルターの位置を知らせ、滞留しないよう促す看板の設置などに取り組む考えです。立ち入り規制の緩和はできるだけ早い時期を目指し、早ければ開山季に入る来年7月にも実施されます。
長野県警佐久署によりますと、22日午後、八ケ岳連峰雨池山の雨池峠付近で、下山していた50代女性が体調不良となりました。嘔吐や両足のけいれんなどの症状があるようです。女性は22日に2人パーティーで入山しました。同行者が110番通報し、県警山岳遭難救助隊員と佐久署員が救助、女性は佐久市内の病院に搬送されました。
17日午前11時20分ごろ、黒部峡谷の標高およそ920mの志合谷付近で、捜索中の山岳警備隊員が、水平歩道と呼ばれる断崖絶壁の登山道から30m下の谷筋に倒れている男性の遺体を発見しました。
死亡したのは60代男性で、今月6日から13日までの予定で1人で富山県内で登山をしていたとみられています。死因は外傷性ショックでした。
警察によりますと男性は10月10日以降、家族との連絡がとれなくなったということで家族が警察に届け出を行い、富山県警山岳警備隊が付近を捜索していました。17日に発見しましたが天候が悪化したため近づけず、19日に富山県の防災ヘリで収容しました。警察は、男性が何らかの原因で水平歩道から転落したとみて詳しく調べています。
長野県警茅野署によりますと18日午後2時6分、八ヶ岳連峰の北横岳の北横岳ヒュッテ付近で体調不良になり動けなくなった70代男性を消防の特別救助隊員が救助し、長野県諏訪市の病院に収容しました。男性は軽症だそうです。
男性は18日に3人パーティーで入山し、山頂へ向かう途中で体調不良になり行動不能になりました。同行者が午前11時7分に諏訪広域消防本部に救助要請しました。
10月11日に空木岳で発見された身元不明の男性の遺体について、警察は18日、50代男性と判明したと発表しました。警察によりますと、男性は9月2日ころから連絡がとれず、家族の依頼を受けて、警察や民間の捜索団体などが捜索していました。
行方不明になってから1カ月余り経った10月11日、民間の捜索団体が空木岳池山尾根付近(標高約2,200m)で身元不明の男性を発見しました。県警ヘリが翌日朝、遺体を収容し、身元を確認したところ、行方不明となっている50代男性と判明しました。
男性は登山道から170m余り下の沢で倒れていて、150~200m滑落したとみられています。
長野県警茅野署によりますと、八ヶ岳連峰赤岳の赤岳頂上山荘付近(標高約2,900m)で16日、高校生の女性が体調不良で動けなくなりました。同行者が午前10時半ごろに救助を要請。茅野署の山岳遭難救助隊員、諏訪地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、同日午後4時48分に救助しました。
女性は前日に11人パーティーで入山しており、軽症のようです。
16日、長野県大鹿村の大西山(1,741m)にグループで登山に来ていた男性が下山中に滑落、連絡が取れなくなっています。
警察によりますと、男性は8人くらいのグループで大西山に登り、下山中に標高1,150m付近の登山道から急斜面を滑落したということです。一緒にいた仲間が午後4時過ぎ、警察に通報しました。明日早朝から警察と消防で捜索に入るということです。
(続報)
番組制作会社「NHKエデュケーショナル」などによりますと、死亡したのは、この会社のエグゼクティブプロデューサーの60代男性でした。男性は、きのう午後4時すぎ、大西山北東の標高1,150m付近を下山中に、登山道から滑落しましたおよそ50m滑落したとみられ、17日7時半ごろ、山林で発見されましたが、その場で死亡が確認されました。
男性はNHKのBSの番組の撮影で、おとといから2日間の日程で大鹿村を訪れ、きのうの朝から9人パーティーで大西山に登っていたということです。
長野県警松本署によりますと、15日午後、涸沢から下山していた60代男性と60代女性がルートを誤って道に迷い、行動不能になりました。要請を受けた松本署が16日早朝から救助に向かう予定です。
長野県警大町署によりますと、唐松岳(標高約2,300m付近)で14日、50代男性が登山中に倒れました。意識がないようです。
男性は同日、2人で八方尾根登山口から入山しました。他の登山者から119番通報があり、同署山岳遭難救助隊員と北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員の計7人が救助に向かっています。
14日午前7時頃、室堂山の標高2,650m付近の登山道で、80代女性が足を滑らせ転倒し、顔面を強く打って動けなくなりました。同行していた親族が富山県警の室堂警備派出所に通報しました。女性は、駆け付けた県警山岳警備隊員に背負われて室堂まで移動し、その後救急隊によって病院に搬送され手当てを受けました。女性は顔面を骨折する重傷で、意識はあり命に別状はないということです。
現場は石畳の登山道で、警察は女性が石か砂で足を滑らせて転倒したものとみて調べています。女性は13日に室堂から入山、この日は室堂山荘に宿泊。14日は室堂山に登る途中の事故でした。
12日午後4時前、妙高山を赤倉温泉方向に下山していた70代男性と50代女性から「沢に迷い込み道に迷った」と警察に救助要請がありました。警察と消防は6人体制で救助隊を編制し、救助を要請した携帯電話の位置情報をもとに午後5時半に捜索を開始。約30分後に、遭難していた2人を見つけました。2人にケガはなく、救助隊の付き添いのもと午後7時前に新赤倉登山口に下山しました。
警察によりますと、2人は知人関係で、11日から妙高市に宿泊し、12日の朝から妙高山に登っていたということです。
松本署によりますと12日夕、前穂高岳の重太郎新道(標高約2,450m)付近で70代女性が滑落して負傷しました。同行者からの救助要請を受け、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動して救助活動をしていますが、女性の負傷程度は不明としており、あす13日早朝に県警ヘリコプターで救助する予定です。
女性は11日に4人パーティーで上高地から入山。12日に奥穂高岳から岳沢へ下山していた際、足を踏み外して滑落したようです。
長野県警の松本署によりますと12日午後1時33分、涸沢のパノラマコース付近(標高約2,100m)で足を負傷した40代男性を県警ヘリコプターで救助しました。男性は長野県松本市の病院に収容されましたが、左足骨折で重傷のようです。
男性は12日に4人パーティーで涸沢から上高地へと下山中、岩の間に足を挟んで負傷。午前11時43分に自分で救助要請しました。
空木岳で身元不明の男性の遺体が発見され、県警ヘリが収容しました。警察が身元の確認を進めています。身元不明の遺体が発見されたのは、空木岳池山尾根付近(標高約2,200m)です。
警察によりますと、11日午後1時15分ころ、家族の依頼を受けて行方不明者を捜索していた民間の捜索団体が登山道から170m余り下の沢で倒れている男性を発見しました。150~200m滑落したとみられています。通報を受け、県警ヘリが12日午前9時50分ころ、遺体を収容しました。
身体などの特徴は、年齢は不詳、やせ型で黒色系の長袖Tシャツ、黒色のショートパンツ、黒色のトレッキングシューズを身に着けていました。警察が身元の確認を進めています。
長野県警佐久警察署によりますと、蓼科山(標高約2,400m)で9日午前、山頂から下山していた60代男性が転倒し負傷しました。左足首の骨を折る大けがです。
男性は同日3人で入山しました。同行者から救助要請があり、同署山岳高原パトロール隊と佐久広域連合消防本部が出動し、午後3時20分に救助。佐久市内の病院に収容しました。
長野県警松本署によりますと、北穂高岳(標高約3,050m)で9日午前、男子中学生が落石に当たり負傷しました。左腕にけがをしたようです。
男子中学生は8日に上高地から入山し、9日は2人で北穂高岳へ登山中でした。付近の山小屋の同署山岳遭難救助隊員に救助要請し、同救助隊員と県山岳遭難防止常駐隊員が同行して涸沢まで下山しました。
9日午前6時45分ごろ、笠ケ岳(標高2,897m)の穴毛谷二ノ沢付近で、50代女性が死亡しているのを捜索中の県警高山署員が発見しました。
同署によりますと、女性は8日から1泊2日の日程で、山岳クラブ主催の笠ケ岳の沢登り合宿にメンバー13人と参加。同日正午ごろ、穴毛谷二ノ沢付近(同2,140m)を下山中に足を踏み外し、約20m下の岩場に滑落したようです。死因はけい髄損傷でした。
長野県警松本署によりますと、北穂高岳大キレット(標高約2,750m)で9日午前8時10分すぎ、7日に分かった槍穂高連峰周辺での山岳遭難の捜索をしていた岐阜県警のヘリコプターが斜面に倒れている遺体を見つけ、午前10時すぎ、長野県警のヘリコプターが遺体を収容しました。遺体は男性で、身元については確認中です。
松本署によりますと、8日に上高地から入山し、奥穂高岳方面に向かったが、途中で上高地へ引き返すため下山していた50代男性が、道に迷い行動不能になりました。男性は同日午後5時20分過ぎ、県警ヘリコプターで救助されました。けがはありません。
松本署によりますと、8日に上高地から入山し、奥穂高岳方面に向かったが、途中で上高地へ引き返すため下山していた50代男性が、道に迷い行動不能になりました。男性は同日午後5時20分過ぎ、県警ヘリコプターで救助されました。けがはありません。
8日午後0時35分ごろ、笠ケ岳(2,898m)の穴毛谷で、沢登りをしていた男性から「女性が滑落した」と山岳クラブ会長の男性を通じて110番がありました。滑落した50代女性は意識不明の重体だそうです。高山署によりますと、女性は山岳クラブの一員で、8日にメンバー5人と入山。穴毛谷の二ノ沢付近(約2,140m)でザイルを使って降下中に15~20mほど滑落しました。
現場付近の天候は曇りで、ガスがかかっていたため救助できず、9日早朝から山岳警備隊と県警ヘリが捜索に向かいます。
槍・穂高連峰で、70代男性の行方がわからなくなり、警察があす捜索を行う予定です。行方がわからなくなっている男性は8泊9日の予定で先月28日に単独で入山し、今月4日に南岳付近の山小屋を出発しました。下山予定だったきのうになっても連絡が取れないことから、きょう午後3時半ごろ、家族が警察に通報しました。
警察は、男性が遭難したとみて、あすヘリで捜索を行う予定です。
8日は朝からヘリコプターも出て捜索が行われましたが手がかりはなく、捜索は打ち切られました。9日は地上からの捜索も予定されています
4日午前10時すぎ、北穂高岳滝谷の標高2,600m付近で、ロッククライミング中の20代男性が誤って足を踏み外し、岩場を約30m滑落しました。
現場周辺は携帯の電波が届かない地域だということですが、「滝谷で滑落して動けない」と同僚に送ったメールが運よく届き、県警本部に救助要請がありました。4日は悪天候のため捜索が行えず、5日早朝に開始。正午前に山岳救助隊員が岩場に倒れている男性を見つけ、県警ヘリが男性をピックアップ、救助しました。男性は全身を強く打っていて、頭から出血があるということですが、意識はあって命に別条はないということです。男性は1人で訪れていたものとみられ、登山届は提出していませんでした。
4日、白馬岳の白馬大雪渓で男性の遺体が見つかりました。警察が県警ヘリで収容し、身元の確認を進めています。現場の状況から、滑落したとみられています。
警察によりますと4日午前9時半過ぎ、白馬大雪渓(標高1,800m付近)を登山中の人から「雪渓上で倒れている登山者がいる」と通報がありました。県警ヘリが出動し、午前11時過ぎに男性の遺体を収容しました。男性は頭部に傷があり、周囲の状況から滑落したとみられています。
所持品などから警察は、死亡したのは埼玉県の70代男性とみて身元を確認しています。家族から長野県警に4日午前8時45分「下山予定日を過ぎても帰宅しない」と連絡があったということです。家族によると男性は、1泊2日の予定で単独で白馬岳に登ったということです。
その後、収容された遺体は70代男性と判明しました。死因は低体温症でした。
4日午前10時15分ごろ、奥大日岳の標高2,600m付近の登山道で70代女性が15m滑落したと同行していた登山者から警察に連絡が入りました。連絡を受け富山県の消防防災ヘリが女性を救助し病院に搬送しましたが、女性は全身を打つ重傷で、意識はもうろうとしているものの命に別状はないということです。
女性は3日に室堂から入山して雄山や浄土山を登山したあと雷鳥荘に泊まり、4日は奥大日岳に向かう途中の事故だったということです。警察が詳しい事故の原因を調べています。
警察によりますと10月3日午前、雨飾山(標高1,963m)へ登山に来ていた70代男性が、山頂に向かう途中で転倒し、足や頭部などを負傷、歩行困難になりました。別の登山者が男性を目撃し午前11時すぎに消防へ通報しました。その後、午後1時13分頃、県警のヘリコプター「こしかぜ」が雨飾山の8合目付近にいる男性を発見し救助しました。
男性は糸魚川市内の病院に搬送されましたが、軽傷だということです。男性は富山県から夫婦で登山に来ていました。
長野県警駒ケ根署などは3日、中央アルプス千畳敷八丁坂付近(標高約2,620m)で転倒して左足を負傷した40代女性を救助しました。女性は同市内の病院に収容されました。
女性は3日に2人パーティーで千畳敷から入山し、宝剣山荘からの下山中に転倒して左足を負傷。午後0時50分、自ら救助を要請しました。駒ケ根署山岳遭難救助隊と中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会救助隊員の計4人が出動し、女性を救助して午後4時44分に救急隊へ引き継ぎました。
長野県警安曇野署によりますと、燕岳の合戦小屋近く(標高約2,350m)で1日、30代男性が疲労により行動不能になりました。本人からの救助要請で、同日午後4時すぎに県警ヘリが救助し、松本市内の病院に運びましだ。男性にけがはないようです。男性はこの日、単独で燕岳に入山、下山中でした。
長野県警安曇野署によりますと、3日午後1時59分燕岳の合戦尾根(標高約2,100m)を登っていた50代女性を県警ヘリコプターで救助し、同市内の病院に搬送しました。女性は疲労していますが、けがはないそうです。
女性は3日に2人パーティーで入山し、疲労で行動不能となったため、午前11時23分に自分で救助を要請しました。
長野県警木曽署によりますと、2日午後、御嶽の9合目付近(約2,800m)で、下山していた70代男性が、浮き石でバランスを崩して転倒しました。軽傷のようです。男性は県警ヘリコプターで救助され、木曽郡内の病院に搬送されました。
長野県内は1日朝、放射冷却の影響で冷え込み、中央アルプス将棊頭山(2,730m)直下の西駒山荘で初氷が確認されました。屋外の寒暖計は2℃で初氷は昨年より2日早いです。9月の気温が高めに推移したため、紅葉は遅れ気味のようです。
長野県警松本署によりますと、2日午後、槍ケ岳の天狗池付近(約2,500m)で、50代女性が体調不良で行動不能になりました。軽症のようです。県警ヘリコプターで救助し、松本市内の病院に搬送されました。
2日午前7時ごろ、北アルプスのジャンダルム(3,163m)頂上付近で、登山中だった50代女性が約10m滑落し、県警ヘリに救助されました。女性は腰の骨を折るなどの重傷とみられますが、命に別条はありません。
高山署によりますと、女性は1日に1人で入山し、2日は穂高岳山荘から西穂高岳へ向かっていました。近くにいた登山者が山荘支配人を通じて署に通報しました。
2日午前、北アルプスで山岳遭難が相次ぎました。
北穂高岳では午前8時50分頃、30代男性が単独で入山し、山頂付近(標高約3,070m)を登っていたところ、落ちてきた石が右手に当たり、指の骨を折る重傷を負いました。男性は救助要請し、県警ヘリで松本市内の病院に搬送されました。
奥穂高岳のザイテングラート(標高約2,750m)では午前11時35分頃、2人パーティーで入山した20代女性が下山中に足を踏み外して滑落しました。軽傷の模様で、女性は同行者の救助要請により、消防ヘリで松本市内の病院に搬送されました。
1日午前、南アルプスの間ノ岳付近を縦走していた男性が「登山道から外れ道に迷っている」と警察に救助を要請しました。警察のヘリコプターや山岳遭難救助隊が救助に向かっています。
警察によりますと男性は30代とみられ、1人で登山していたということです。男性は農鳥小屋に向かっている途中だったということで、警察は動かないように指示し、ヘリコプターと山岳遭難救助隊が救助に向かっています。
長野県警安曇野署によりますと、30日午前、燕岳合戦尾根の登山道で、下山中の60代男性が転倒して負傷しました。右足にけがをしたようです。男性は13人パーティーで登山。同行者から松本広域消防局を通じて救助要請があり、同署山岳遭難救助隊員が出動して救助しました。
松本警察署によると、30日午後、涸沢の本谷橋付近(標高約2,000m)で、上高地から登山中の40代男性が転倒して負傷しました。軽傷のようです。男性からの救助要請を受け、同署山岳遭難救助隊員と県山岳遭難防止常駐隊が出動。救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に収容しました。
長野県警松本署によりますと、30日午後、乗鞍岳の前川本谷大滝付近(標高約1,850m)で、登山中の40代女性が滑って転倒し負傷しました。軽傷のようです。同行者から松本広域消防局に救助要請があり、消防署員が出動。消防ヘリに救助され、松本市内の病院に搬送されました。
30日午前11時55分ごろ、奥穂高岳の通称ロバの耳(標高3,040m付近)に滑落したとみられる女性がいると、男性登山者から通報がありました。女性は約2時間後に岐阜県警ヘリに救助されましたが、その場で死亡が確認されました。死因は多発外傷です。
高山署によりますと、死亡していたのは60代女性で、29日に1人で入山し、30日に西穂高岳山荘から穂高岳山荘に向かう途中、ロバの耳付近の稜線上から約100m滑落したとみられます。登山届は提出されていました。
29日午前6時ごろ、雲ノ平の標高2,550mにある雲ノ平山荘から双六小屋に向かう途中の登山道で、70代男性が転倒し、腰を強打しました。男性は雲ノ平山荘に戻りましたが、その後自力で歩くことができなくなったため、山小屋を通じて警察に救助要請が入り県警ヘリによって救助され、病院に搬送されたということです。男性は転倒した際に腰を強打していて腰部骨折の重傷です。
長野県警木曽署によりますと、熊沢岳から東川岳に向かう稜線上(標高約2,700m)で26日、70代女性がつまずいて転倒しました。午後2時すぎに宿泊予定の山荘経営者からが救助を要請、県警ヘリが同4時前に救助し、木曽郡内の病院に運びました。右手首を骨折する重傷のようです。
女性は25日に3人パーティーで中央アルプスに入山。26日に宝剣岳から空木岳に向かい、山荘で宿泊予定でした。
八ヶ岳連峰横岳で26日、登山をしていた30代女性がバランスを崩して滑落しました。女性は県警ヘリで救助されましたが、意識不明の重体とみられています。
警察によりますと、女性は仲間と2人で八ヶ岳に入山し、横岳の小同心付近(標高約2,650m)を登山中にバランスを崩して10mほど滑落したということです。仲間からの通報を受け、県警ヘリが女性を救助して、松本市内の病院に搬送しましたが、女性は意識不明の重体とみられています。
きょう午前8時50分ごろ、剱岳のカニの横ばい付近、標高およそ2,850mで、40代男性がバランスを崩し、80mほど滑落しました。男性は県消防防災ヘリコプターで救助され病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、およそ2時間半後に死亡が確認されました。死因は外傷性ショックでした。
警察によりますと男性は4人パーティーで、先頭を歩いていたということです。
長野県警茅野署によりますと、25日午前、八ケ岳連峰横岳の岩壁「大同心」(標高約2,650m)で、クライミング中だった50代女性が右手指にけがをし、行動不能になりました。登山パーティーからの救助要請を受け午前11時半すぎ、県消防防災ヘリに救助され、松本市内の病院に運ばれました。女性は24日、6人パーティーで入山していました。
25日午前、太郎平小屋から薬師沢小屋の間の登山道で60代女性が転倒し右足首を骨折しました。
警察によりますと女性は、きょう午前8時ごろ太郎平小屋から薬師沢小屋に向かっていた途中の登山道、標高2,090m付近で転倒しました。女性は、自力で歩けなくなったため、通りかかった登山者を通して県警山岳警備隊員に救助を要請。県警ヘリコプターで救助され、県立中央病院に運ばれました。五十棲さんは右足首を骨折し重傷とみられます。
長野県警大町署によりますと、25日午前、槍ケ岳の小槍(標高約3,000m)で、40代男性がクライミング中、落石でけがをし、行動不能になりました。同行者からの救助要請を受け、県警ヘリが午前10時45分に救助、松本市内の病院に運びました。左手指挫滅などで重傷のようです。
槍ケ岳北鎌尾根で登山者の遺体が見つかりました。おとといから行方不明の60代男性と見られています。
警察などによると60代男性はおととい、槍ケ岳北鎌尾根で仲間と登山をしていたところ、登山道からおよそ100m下に滑落し、行方不明になりました。午後2時前、捜索していた県警ヘリが、山の北西側の斜面で倒れている遺体を発見しました。警察は身体的な特徴などから、行方不明になっている男性とみて、身元の確認を進めています。男性は21日に上高地から入山し、2泊3日の日程で槍ケ岳に登る予定でした。
槍ケ岳北鎌尾根で22日午前、登っていた60代男性が登山道から滑落し、警察は天候の回復を待ってヘリで救助することにしています。
22日午前9時半すぎ同行者が携帯電話で警察に救助を要請しました。同行者によると、男性は登山道から約100m下に滑落して動かなくなり、呼び掛けにも応じないということです。警察は天候の回復を待ってヘリで救助する予定です。
警察によると男性は同行者と2人で21日に上高地から入山し、2泊3日の日程で槍ケ岳に登る予定でした。
大町署によりますと、不動岳(標高約2,600m)付近で19日午後、疲労により動けなくなった50代男性から救助要請がありました。男性にけがはないもようです。同署山岳遭難救助隊と北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊が救助に向かっています。
松本署によりますと、18日午前、槍ケ岳に入山し、上高地に下山していた50代男性が転倒し、左足首の骨を折る大けがをしました。その後、長野県警ヘリコプターで松本市内の病院に搬送されました。
16日午後7時すぎ、火打山で「下山中に足腰が立たなくなっている人がいる」と別の下山者から消防に通報がありました。
消防の山岳遭難救助隊員が現場へ向かったところ、笹ヶ峰登山口から約2kmの登山道で、動けなくなっている80代男性を発見しました。ケガがないことから、隊員が背負って下山しました。男性はその後、体力が回復したということです。
警察によりますと、男性は午前9時ごろに笹ヶ峰登山口から1人で火打山の登山を開始しましたが、途中で登頂を諦めて下山したところ、足腰が動かなくなったということです。
17日午後2時20分ごろ、西穂高岳のピラミッドピーク(標高2,750m)の頂上付近で、20代女性が約150m滑落しました。前を歩いていた登山者から山荘のオーナーを通じて高山署に通報があり、約2時間後に県警ヘリが救助しました。女性は頭や腕を強く打ち重傷ですが、意識はあるそうです。
署によりますと、女性は単独で下山中だったとみられ、西穂高岳から西穂山荘へ向かう途中のピラミッドピークの頂上を少し過ぎた辺りで滑落しました。当時は小雨が降っており、視界が悪かったようです。
長野県大町署によりますと、針ノ木岳(標高約2,500m)で16日、右足を負傷した40代男性から救助要請があり、長野県警ヘリコプターが救助して松本市内の病院に収容しました。
男性は単独で新穂高登山口から入山し、16日に針ノ木岳を登山中に崩れた岩が足に当たって負傷。その後、自力で山小屋まで到着しましたが行動不能になったようです。
松本署によりますと、涸沢(標高約2,350m)で16日午後、体調不良のため動けなくなった60代男性から救助要請があり、長野県警ヘリコプターが救助して松本市内の病院に収容しました。
男性は13日から北穂高岳に単独で入山、15日の下山中に体調不良となりました。涸沢で宿泊しましたが、体調は回復しなかったようです。
大町署によりますと、15日午前、鹿島槍ケ岳八峰キレット(標高約2,500m)で縦走中の40代男性が転倒して負傷しました。右足にけがをしたもようです。自力で山小屋に到着しましたが行動できなくなり、救助を要請しました。
長野県警ヘリが午前10時15分すぎに救助し、北安曇郡内の病院に収容しました。
長野県警松本署によりますと、涸沢(標高約2,300m)のテント場で15日、60代女性が転倒しました。同行者からの救助要請で、同日午後5時すぎに長野県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は顔などにけがを負ったもようです。
女性はこの日、5人パーティーで上高地から入山していました
八ケ岳連峰の美濃戸南沢登山道(標高約2,160m)で14日午前10時半ごろ、意識不明の状態で倒れている男性を別の登山者が見つけ、山小屋を通じて警察に通報しました。茅野警察署によりますと、男性は高齢とみられますが年齢やけがの状況などはわかっていません。発見した登山者は、男性と前後して登山道を歩いていましたが、倒れた瞬間は見ていないということです。
茅野警察署の山岳遭難救助隊員と諏訪広域消防特別救助隊員が救助に向かっています。
長野県警小諸署によりますと、14日午前、、黒斑山近くの「トーミの頭」付近(標高約2,100m)で、40代男性が約3m滑落しました。右足を骨折したもようで、午後1時前に群馬県防災ヘリで佐久市内の病院に搬送されました。
男性は同日2人で入山し、前掛山に向けて登山中、石につまずいて滑落しました。同行者が同日午前10時40分ごろ、救助を要請し、小諸署山岳高原パトロール隊員、小諸消防署員らが出動しました。
11日朝、黒部峡谷の登山道で40代男性がおよそ15m滑落し富山県警のヘリで救助されました。男性は手首の骨を折るなどの重傷です。
黒部警察署によりますと11日午前8時ごろ、黒部峡谷の標高1,750mの仙人温泉小屋から南西750m付近の登山道で男性がバランスを崩し、南側の斜面におよそ15m滑落しました。同行していた登山者の男性から救助の要請を受けた別の登山者が、仙人池ヒュッテの従業員を通して富山県警の室堂警備派出所連絡しました。
連絡を受け、県警ヘリが男性を救助し病院に搬送しましたが、男性は右手首などを折る重傷です。男性は同行者2人と仙人池ヒュッテから阿曽原温泉小屋に向かう途中の事故でした。
9月12日午前11時ごろ、聖岳にある椹島ロッジの職員から「登山者が登山道から1,2m滑落して、落石で頭をけがをした」と消防に通報がありました。警察によりますと、滑落したのは60代女性で、仲間2人と登山中、標高約1,360mにある聖沢吊橋付近の登山道から滑落し、一緒に登山をしていた仲間がロッジまで下山し、救助を要請したということです。
消防によりますと、女性は頭から出血するけがをしましたが、意識があり、自力で動ける状態で、通報から約3時間後に消防のヘリで救助、病院に運ばれました。
11日、西穂高岳で40代男性が下山中に足を滑らせて登山道から滑落しました。12日早朝から長野県警のヘリコプターが捜索する予定です。
警察によりますと、男性は11日、会社の同僚2人と西穂高岳に日帰りで登山をする予定でしたが、午後2時50分ごろ、西穂独標付近(標高約2,700m)を下山中にスリップしてバランスを崩して滑落しました。同行者から警察に救助要請があり、12日早朝から県警ヘリで捜索をする予定です。
警察が同行者から話を聞いたところ、滑落した男性の姿は目視で確認できず、呼びかけにも応答がないということです。
その後、県警ヘリが12日早朝から捜索にあたり、男性を心肺停止の状態で発見し救助しましたが、死亡が確認されました。警察によりますと、男性は登山道から約100メートル滑落したとみられています。
5日朝、北アルプスの登山道で、登山者がおよそ70m滑落し大けがをしました。
5日午前6時50分ごろ、標高3,140mのジャンダルム北東およそ150mの登山道で、20代女性がバランスを崩し、岐阜県側におよそ70m滑落しまして頭や右足に大けがをしました。
岐阜県警は県警ヘリが点検中のためフライトできず、富山県警に救助を依頼。富山県警のヘリと山岳警備隊員5人が救助し、女性は岐阜県高山市の病院に搬送されました。
女性は登山仲間5人と、1泊2日の予定で前日に新穂高から入山し、奥穂高岳からジャンダルムへ稜線の登山ルートを進んでいました。
北穂高岳で発見された身元不明の遺体について、4日朝、長野県警のヘリコプターが収容し、身元の確認を進めています。天候不良が続き県警ヘリを飛ばせず、遺体発見から4日後の4日午前7時40分ころ遺体を収容しました。警察が身元の確認を進めています。
北穂高岳では、29日から2泊3日の予定で単独で登山をしていた60代女性が行方不明となっています。
31日午前11時過ぎ、北穂高岳南稜で、行方不明者の捜索を行っていた警察の救助隊員が、斜面で倒れている女性の遺体を発見しました。
警察によりますと31日午前11時過ぎ、北アルプス北穂高岳南稜(標高約2,890m)の斜面で、行方不明者の捜索を行っていた警察の救助隊員が倒れている女性の遺体を発見しました。登山道から50mほど下の急斜面で、現場の状況から滑落したとみられています。警察は、天候の回復を待って、ヘリコプターで収容する予定です。
北穂高岳では、29日から2泊3日の予定で単独で登山をしていた60代女性が行方不明となっています。30日に同じ山小屋に宿泊する予定でしたが、夕方になっても戻らなかったということです。
白馬乗鞍岳(標高2,469m)で28日、40代男性登山者が下山中に足を骨折し救助されました。警察によると28日正午前、白馬乗鞍岳の南東側登山道(標高約2,000m)で40代男性登山者が、足にけがをして動けなくなったと仲間の登山者が長野県大町警察署に通報しました。
大町警察署山岳救助隊員と長野県山岳遭難防止常駐隊員合わせて5人が現場に向かい午後3時40分に男性を救助し、救急隊が病院に搬送ました。男性は下山中に岩と岩の間に右足が挟まり足首を骨折しました。
警察の調べによると男性は仲間4人と27日に猿倉登山口から入山し、山小屋に1泊して28日に下山する予定でした。
27日午前9時30分ごろ、関市迫間の山林で、登山に訪れていた男性から「山中を歩いていたら頭蓋骨が落ちていた」と110番がありました。開署によると、発見されたのは人骨で、死後どの程度の時間が経過しているのかや、性別、年齢などは不明で、署は身元や事件性の有無などを調べています。
現場は大岩不動から南に約150mほどで、未舗装の登山道脇にある幅3mほどの沢に落ちていました。
2014年9月に死者58人、行方不明者5人を出した岐阜、長野両県にまたがる御獄の噴火災害の記憶や教訓を伝え、防災情報を発信する2カ所のビジターセンターが27日、長野県王滝村と木曽町に開館しました。記念式典で阿部守一知事は「教訓を後世に引き継ぎ、御嶽は火山であることを伝えていかなければいけない」とあいさつしました。
当時、火山防災に有用とされる同種の施設はなく、火山だと理解し防災知識を身に付け、安全に登山できるよう対策を講じる必要性があると設置が決まりました。2カ所のセンターでは、14年の噴火で犠牲になった登山者らが着ていた服や、噴石の衝撃で曲がった登山道の手すりなどを展示、災害の悲惨さを伝えます。
25日北アルプスで滑落した50代女性の捜索が、26日朝から行われ、女性は遺体で発見され、収容されました。女性は、25日午前11時半ごろ、南岳から北穂高岳に向かう、険しい岩場になっている長谷川ピーク付近の稜線から滑落し、いっしょに登山をしていた、10代の息子が北穂高小屋を通じて「母親が滑落した」と警察に通報していました。しかし、雨のためヘリによる捜索ができず、天候が回復した26日、午前7時過ぎから岐阜県警ヘリが捜索が開始し、滑落現場からおよそ60m下の岩場で、ヘルメット姿でうつ伏せに倒れている女性を発見しましたが、その場で死亡が確認されました。
女性らは2泊3日の予定で、24日に上高地から入山し、25日は、槍ヶ岳山荘から、北穂高岳に向かう途中でした。
北アルプスで登山中の女性が稜線から滑落し、行方が分からなくなっています。
25日午前11時45分ごろ、北アルプスで「母が滑落した」と19歳の男性から山小屋を通じて警察に連絡がありました。警察によりますと、50代女性が息子と2人で登山中、南岳と北穂高岳の間にある稜線、「長谷川ピーク付近」で滑落したということで、現在、女性は行方がわからなくなっています。2人は24日から2泊3日の予定で北アルプスを訪れていました。
現場は標高約2,800mで、当時は雨が降っていたということで、警察は26日天候を確認し、ヘリコプターで女性を捜索する予定です。
23日、60女性が妙高山に登っていたところ、途中で滑落して動けなくなり、県警の山岳遭難救助隊員が女性を救助しました。女性の命に別条はありませんでした。女性は23日、友人と黒沢池ヒュッテから妙高山に向かって登山中、大倉乗越付近の登山道で足を滑らして2m下へ滑落し、右膝付近を負傷しました。負傷した女性は午前9時半前に警察へ通報。県警のヘリコプターにより、黒沢池ヒュッテの近くに降ろされた山岳遭難救助隊員が午後1時前に女性と合流し、笹ヶ峰登山口まで一緒に下山して救助しました。
女性の命に別条はありませんでした。
21日午前5時ごろ、太郎山付近の登山道(標高約2,320m)で、男性が横向きで倒れているのを登山者が見つけ、山小屋に通報しました。山小屋にいた山岳警備隊員と医師が現場に向かい、男性の死亡を確認しました。富山南署が身元を調べています。
同署によると、男性は中年とみられ、身長約170cmの中肉で黒髪短髪。青色かっぱ上着と黒色かっぱズボン、紺色の登山靴を着用していました。紺色ザックを携行しており、登山者とみられ、目立った外傷はありませんでした。同署は滑落や事件の可能性は小さいとみて、死因を調べています。
その後、所持品などから遺体は50代男性であることが22日確認されました。死因はくも膜下出血とみられるということです。
21日午後1時20分ごろ、穂高岳山荘近くの登山道で、下山していた60代女性が滑落し、左の肘や胸部に骨折とみられる重傷を負いました。
高山署によると、女性は登山ツアーに参加しており、奥穂高岳から涸沢岳に向かっていました。鎖を使って下山する岩場でバランスを崩し、約10m下に落ちたとみられます。山荘の支配人から山岳警備隊員に連絡があり、県警ヘリが救助しました。
槍ケ岳で20代男性が滑落し身動きが取れなくなっています。腕にけがをしているとみられ警察などが救助に向かう予定です。
20日午前9時前、槍ケ岳の北鎌尾根(標高約2,400m)で20代男性が登山中に滑落し警察に救助要請しました。男性はおよそ20m滑落し、腕にけがをしている模様です。午前中に県警ヘリが救助に向かいましたが、天候不良で現場に近づけず上空からの救助は出来ませんでした。警察の山岳救助隊などが陸上から救助に向かう予定です。
大学生は19日、単独で上高地から入山していました。家族によると登山経験は3年ほどで今回のルートは初めてだったということです。
ジャンダルムで15日に滑落し、自力で動けなくなった50代男性が19日、岐阜県警ヘリで4日ぶりに救助されました。男性は左足などを骨折した疑いがあり、重傷とみられます。滑落直後に男性からの119番で駆け付けた県警山岳警備隊員が交代で現場に5日間ビバークし、天候の回復を待って救助しました。
県警によると、男性は13日に長野県の上高地から単独で入山。15日午前8時40分ごろ、穂高岳山荘から上高地へ戻る途中にジャンダルムから北東約150mの稜線上で足を踏み外して約30m滑落しました。男性は左足や胸を骨折した疑いがあるほか、左膝に裂傷を負いました
現場は急峻な岩場で、夜間の気温は10℃、最大風速は約15m。隊員らは簡易な雨よけを使いながら男性のそばに付きっ切りで待機し、19日午前6時45分ごろにヘリで救助しました。
燕岳で18日、60代男性が心肺停止の状態で救助され、その後、死亡が確認されました。意識を失う前に転倒していたということで、警察が関連などを調べています。警察などによりますと、男性は2人パーティで18日に中房登山口から入山し、燕岳へ登山中、富士見ベンチと合戦小屋の中間付近(標高約2,300m)で意識を失い、行動不能になったということです。
午後1時前に同行者が消防に通報し、午後2時過ぎに県警ヘリで救助されましたが、その時には心肺停止の状態でした。その後、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。同行者の話では、男性は意識を失う前に転倒していたということです。
警察が当時の状況や死因などを調べています。
八ヶ岳連峰の縞枯山で高齢の夫婦が遭難し、2人とも救助されました。
70代の夫婦は、15日、八ヶ岳連峰の縞枯山から下山していましたが、夜になり暗くなったため、妻が救助を要請しようと携帯電話の電波が入る場所を探していたところ、夫とはぐれました。妻からの救助要請を15日夜7時半ごろに受けて警察と消防、遭対協が捜索を行い、妻は16日午前1時半すぎに救助され、鼻の凍傷や衰弱などは見られるものの、症状は軽いということです。
その後、夫も午前11時すぎに登山道から外れた岩陰で休んでいたところを救助され、けがはないとみられています。
黒部川上流の上ノ廊下で沢登りをしていた男性が岩壁から5m下に転落し、13日県警へリで救助されました。男性は手首の骨を折る重傷です。警察によりますと11日午後4時頃、北アルプスの黒部川上流、上ノ廊下の標高1,550m付近で、神奈川から沢登りに来ていた50代男性が岩壁から5m転落しました。近くを通りかかった別の登山者が男性の救助要請を受け、山小屋従業員を通じて山岳警備隊に通報、13日に県警ヘリが出動して男性を救助し、病院に搬送しました。
男性はロープを使って岩壁を降りていたところ、岩に打ち込むハーケンが抜けて転落したもので、右手首の骨を折る重傷です。男性は仲間と2人で10日に長野県側から入山し、12日に富山県側有峰に下山する予定でした。
剱岳で50代男性の行方がわからなくなっています。警察によりますと11日午後5時40分ごろ、山小屋関係者から富山県警の剱沢警備派出所に「宿泊予定の男性が到着しない」と電話連絡がありました。警察は、男性が剱岳周辺で行方不明になった可能性があるとして、地上からは山岳警備隊員、上空からは県警ヘリ「つるぎ」を出して捜索しています。警察によりますと、男性は今月5日に黒部市の欅平から入山、剱岳周辺の岩場を周遊したあと、11日には山小屋に宿泊する予定だったということです。
一方で12日午後3時40分ごろ、剱岳三ノ窓の標高約2,500m地点で身元不明の男性の遺体が発見されました。現場は、両側を岩壁に囲まれたV字の谷で、男性の遺体からは顎や左足など複数箇所の骨折が確認されたということです。警察によりますと、死因は外傷性ショックで、死後数日が経っており、男性が誤って転落したものとみられるということです。
警察では、亡くなったのが今月8日以降、行方がわからなくなっていた男性の可能性があるとして、身元の確認を進めています。
その後、警察は行方不明になっていた男性と判明したと発表しました。
12日午前10時30分ごろ剱沢の標高およそ1,600mの登山道で50代男性が足を滑らせて2m下の川に転落、通りかかった登山者に助けを求め、付近の山小屋を通じて県警に救助を要請しました。男性は県警ヘリで救助され、救急隊によって病院に運ばれましたが左足と左助骨を折る重傷です。警察によりますと男性は12日に剱沢キャンプ場から池ノ平小屋に向かう途中でした。
爺ヶ岳で11日、単独で登山をしていた80代男性から救助要請があり、県警ヘリで救助しましたが、死亡が確認されました。警察によりますと、男性は今月8日から2泊3日の予定で単独で北アルプス爺ヶ岳(標高約2,460m)を登山していていましたが、11日午前6時過ぎに疲労などで動けなくなり、自ら警察に救助を要請していました。県警ヘリが午前10時過ぎに救助し、松本市内の病院に搬送しました、その後、死亡が確認されたということです。
男性はテントを張って寝泊りしていて、救助隊と合流した時は会話ができていましたが、その後、搬送途中に体調が急変し、意識不明の状態となったということです。警察が死因などを調べています。
10日朝、剱岳の標高2,200m付近で登山をしていた60代男性が足を滑らせて転落、富山県警ヘリで救助され病院に搬送されました。上市警察署によりますと、10日午前6時ごろ剱岳の標高2,200m付近の源次郎尾根で、登山に来ていた60代男性が足を滑らせて転落しました。男性は富山県警のヘリコプター「つるぎ」で救助され、富山市内の病院に搬送されました。男性は手首の骨を折る重傷です。
現場は剱岳山頂近くにある急峻な上級者向きルートで、男性は登頂中に足を滑らせて転落したところ岩場に手をつき、手首を骨折したということです。男性は同行者と2人で今月9日に入山、剱岳や別山に登り11日に下山する予定でした。
9日、五竜岳で70代女性が滑落し、富山県警のヘリに救助され病院に搬送されました。女性は首の骨を折る重傷です。警察によりますと9日午後2時10分ごろ、五竜岳の北東側、標高2,550m付近の稜線で、下山途中だった茨城県の70代女性がバランスを崩し、西側の斜面に20m滑落しました。同行していた登山者から消防を通じて救助要請があり、女性は富山県警のヘリで救助され富山市内の病院に搬送されました。女性は首の骨を折るなどの重傷ですが、意識はあり命に別状はないということです。
現場は五竜岳の山頂から五竜山荘に向かって下り勾配の稜線で、女性は登山仲間合わせて13人の愛好会で訪れていて、今月8日に八方池山荘から入山、10日に下山予定でした。
北穂高岳で60代男性が登山道から40m滑落、頭を強く打ち死亡しました。警察によると男性は10日午前8時40分ごろ、標高およそ2,700mの北穂高岳の南稜登山道付近で、他の登山者とすれ違う際にバランスを崩し登山道からおよそ40m滑落しました。別の登山者からの通報で救助隊が現場に向かいましたが男性は頭を強く打っていて意識不明の重体だったということです。
午後2時前に県警ヘリが救助しましたがその後、死亡が確認されました。警察によると男性は妻と2人で7日から入山していて、下山の途中だったということです。
8月6日午後、聖岳で下山途中に女性がけがをしたと消防に救助要請があり、山岳遭難救助隊の4人が救助に向かいました。
6日午後3時過ぎ聖岳にある聖平小屋から「女性が右足首を捻挫して歩けない」と消防に通報がありました。けがをしたのは、40代の女性で下山中に何らかの理由で転倒し、右足首を捻挫するなど軽いけがをしたとみられます。警察の山岳遭難救助隊4人が同日午後6時に救助に向け出発し、7日の早朝から本格的な救助活動に入る予定だということです。
女性はグループで南アルプスの聖岳を訪れていて、転倒した当時、雨が降っていたということです。
光岳の山頂近くにある山小屋が、宿泊した登山客に新型コロナの感染が確認されたため、6日から営業を休止することになりました。
山小屋を管理する静岡県川根本町によりますと、1日に宿泊した登山客の1人が、翌日の下山後に体調不良となり、5日新型コロナの感染が確認されました。また、この客に対応した山小屋の従業員2人が、5日に発熱しました。このため安全が確保できないとして、山小屋は6日から12日まで、営業を休止する措置を取りました。
この期間で約100人の予約が入っていたということで、町が予約した人に連絡するなど対応にあたっています。
槍ヶ岳で5日、登山客とみられる男性の遺体が発見されました。警察によりますと5日午前7時過ぎ、槍ヶ岳で遭難者の捜索を行った県警ヘリが、山頂北側の斜面に横たわっている男性の遺体を発見しました。現場の状況から滑落したとみられ、天候の回復を待ってヘリで収容する予定だということです。
槍ヶ岳では、単独で入山していた60代男性が行方不明となっていて、警察が5日朝から捜索を行っていました。男性は、3日に「北鎌尾根の手前でビバークする」と家族に連絡していましたが、4日以降は連絡が取れなくなり、家族が救助を要請していました。
その後、身元は槍ヶ岳に単独で入山し、警察が捜索していた60代男性とわかりました。全身に外傷が認められ、滑落したものとみられます。
4日昼ごろ立山連峰、一ノ越の標高2,500m付近の登山道で、下山途中の70代男性が転倒し、左足の骨を折る重傷を負い病院に搬送されました。
上市警察署によりますと、4日午後0時ごろ雄山一ノ越の標高2,500m付近の登山道で「同行している登山者の男性が足を滑らせ転倒し、歩けなくなった」と室堂にある警備派出所に携帯電話で連絡が入りました。連絡を受けた富山県警山岳警備隊員が出動し、男性を背負って室堂まで搬送後、救急隊に引き継ぎました。男性は病院に搬送され、左足の骨を折る重傷です。警察によりますと男性は京都に住む教員で、4日は同行の登山者と2人でホテル立山から浄土山に登った後、下山途中に転倒したということです。現場の登山道は石畳となっていて、事故当時は雨が降っていたことから、警察は男性が足を滑らせて転倒したものとみています。
2日午前11時半ごろ、爺ケ岳北峰の標高2,600m付近の登山道で、登山ガイドの女性が浮石を踏み、足をひねって転倒しました。女性は転倒した際に右足首を骨折して重傷です。一緒に行動していた登山者が警察に連絡し、女性は富山県警のヘリ「つるぎ」で救助され富山市内の病院に搬送されました。女性は5人のグループで爺ケ岳に登ったあと、ツアー1泊目となる山小屋に向かう途中でした。このグループはこの日長野県側から入山し、爺ケ岳や鹿島槍ケ岳を登山したあと4日に長野県側に下山する予定で、ツアーはもう一人の登山ガイドが引率して続行しています。
2日午前、金華山の登山道から男性2人が滑落し、1人が意識不明の重体です。2日午前7時45分ごろ、岐阜市の金華山で、グループで登山に来ていた男性3人のうち、2人が登山道からおよそ10m下に滑落しました。この事故で、10代男性が頭を打って意識不明の重体、もう一人の10代男性が顔を切るなどの軽傷を負い救急搬送されました。
事故があったのは、金華山の登山道のひとつ「めい想の小径」で、頂上付近は険しいものの、比較的なだらかな初心者向けのコースだということで、警察が詳しい原因を調べています。
妙高山で8月2日、登山に来ていた男性が滑落し、警察や消防が救助に向かっています。警察によりますと滑落したのは妙高山を登山していた50代男性です。
男性は、単独で登山していましたが山の斜面を10mほど滑落し、動けなくなっています。滑落したあと男性の携帯電話に電波が届いていなかったため救助を求める連絡ができずにいました。その後、2日午前6時前、近くを通りかかった別の登山者が男性の声を聞き滑落しているのを発見し、警察に通報しました。別の登山者に発見された時点で男性にケガはなく意識もあるということです。
2日午前10時すぎに県の防災ヘリコプターが現場付近に到着したものの天候悪化のため、ヘリポートで待機している状況です。一方、地上では警察と消防が現場に向かっていて男性の救助活動を行うということです。
7月10日の静岡県側の富士山の山開き以降、13件の“山岳遭難”が発生し、特に7月25日からの1週間で6件、男女あわせて7人が静岡県警山岳遭難救助隊に救助されています。警察では、特に下山時にけがや体調不良を訴えるケースが多いとして、注意を呼び掛けています。
【富士山静岡県側山岳遭難一覧】(7月10日~7月31日午後3時時点、静岡県警発表)
◇7月12日 男性(55)転倒し頭を岩に打ち付ける
◇7月18日 女性(26)靴擦れをきっかけに足の痛みで動けず
◇7月21日 男性(70)道に迷う
◇7月23日 男性(84)下山中に転倒し足にけが
◇7月23日 男性(37)登山中に発熱
◇7月23日 男性(37)登山中、道に迷う
◇7月24日 男性(51)下山中、疲労で動けなくなる
◇7月26日 女性(74)詳細不明
◇7月26日 男性(28)登山中、道に迷う
◇7月27日 女性(55)女性(65)下山中、道に迷う
◇7月29日 男性(70)下山中、疲労で動けなくなる
◇7月29日 男性(52)下山中に滑落しけが
◇7月31日 女性(56)下山中に体調不良
30日、滋賀県大津市の蓬莱山に登山に出掛けた男性と連絡が取れなくなり、31日朝から県警と消防が捜索を行いました。行方不明になっているのは60代男性で、警察によりますと、蓬莱山に1人で登山する予定だったということです。
男性は日帰りの予定で、31日朝、妻が携帯電話のGPSアプリで蓬莱山の登山ルートにいるのを確認しましたが、その後、携帯電話がつながらなくなり、31日朝になっても帰宅しなかったため県警に通報しました。登山口には男性が乗っていたとみられる車が残っていて、県警と消防は約10人態勢で捜索しましたが、発見に至らなかったということです。
北穂高岳で31日、登山客の20代男性と30代女性の2人に落石が直撃し、消防ヘリで救助され、病院に搬送されました。女性が左腕や右手の指を骨折するなどの重傷で、男性は軽傷です。
警察によりますと31日午前5時半過ぎ、北穂高岳の東稜付近で、3人パーティーが登山をしていたところ、このうち2人に約50センチ大の落石が直撃しました。
南アルプスの茶臼岳で一人で登山をしていた男性の行方が分からなくなり、警察と消防が捜索したところ、29日正午頃、沢に滑落している登山者を発見しました。静岡中央警察署によりますと、登山者が見つかったのは、茶臼岳にある横窪沢小屋(標高約1,650m)付近の登山道から100mほど下の沢です。周辺にリュックサックなど荷物が散らばり、倒れている男性は心肺停止状態だったということです。静岡県警はヘリコプターで救助し、静岡中央署で身元の確認作業などが進められています。
茶臼岳では、70代男性が、27日朝に山小屋を出たあと連絡が取れなくなり、行方不明となっていました。警察は、滑落した登山者はこの男性とみて、身元の確認と合わせ詳しい状況を調べています。
その後、男性は死亡が確認され、身元の確認作業が進められた結果、死亡したのは行方不明の男性と確認されました。所持品などから特定できたということです。
南アルプスの茶臼岳を1人で登山をしていた70代男性が、27日から行方不明になっていることが分かりました。警察が捜索しています。警察によりますと、男性は25日、南アルプスの茶臼岳を1人で登山しようと出発し、27日に自宅に帰る予定でしたが、戻らなかったため28日朝、男性の妻が警察に届け出ました。
男性は26日から茶臼岳にある山小屋に1泊していたことが分かっていますが、27日に山小屋を出発したのを最後に行方が分からなくなっています。また、登山口に男性の車が止まっているのが見つかったということです。警察は山岳遭難にあった恐れもあるとみて、男性の行方を捜しています。
26日夕方、南アルプスの赤石岳で遭難したと救助要請が寄せられました。赤石岳で訓練中だった静岡市消防局の遭難救助隊員が現場へ急行して男性を救助し、山小屋で一泊した後、27日無事に搬送・救助しました。救助された男性は、60代男性と判りました。警察は遭難事故の原因について引き続き調べています。
26日夕方、南アルプスの赤石岳で遭難したと救助要請が寄せられました。静岡中央警察署や静岡市消防局によりますと、26日午後、赤石岳付近で、2人で登山していた男性のうち1人が、何らかの理由で滑落しました。もう1人が救助要請をしたということです。
26日、静岡市消防局は遭難救助隊員6人が赤石岳で山岳救助訓練にあたっていて、午後4時40分頃、標高約2,500mにある山小屋で救助要請の一報を受け取りました。訓練中の隊員たちが遭難現場へと向かい、午後6時頃に男性と接触できたということです。これまでのところ、男性に意識はあり、命に別状はない模様だということです。雨で足元の状態が悪く、夜間のため山小屋まで移動して一夜を明かす予定だということです。
23日、剱岳で見つかった女性の遺体について、上市警察署は、今月20日に入山後、行方不明となっていた40代女性と分かったと発表しました。
上市警察署によりますと女性は今月20日から剱岳で行方不明となり、23日夕方、県警ヘリ「つるぎ」が捜索中に、剱岳東側にある八ツ峰の標高およそ2,800m付近で女性の遺体を発見し、身元の確認を進めていました。遺体が担いでいたリュックサックの中に女性の免許証があったほか、家族の話などから、警察は遺体が行方不明になった女性と断定しました。死因は多発骨折による外傷性ショックとみられ、警察は現場の状況などから滑落した可能性があるとみて原因を調べています。
24日午前7時25分ごろ、西穂高岳と奥穂高岳の間にある「天狗のコル」(2,835m)付近で、30代女性が滑落したと、別の登山者から110番がありました。県警ヘリが約3時間半後に、20m下の岩場で女性を発見しましたが、死亡が確認されました。死因は頭部外傷です。
高山署によると、女性は60代男性と2人で、22日から2泊3日の予定で入山。24日は西穂高岳から奥穂高岳へ移動中でした。岐阜県内の北アルプスでは20~24日にかけて、3件の山岳事故が発生し、2人が死亡しています。
剱岳の稜線付近で23日、女性の遺体が見つかり、警察は剱岳に登山に出掛け行方不明となっている女性の可能性があるとみて身元を調べています。
上市警察署によりますと、遺体が見つかったのは剱岳東側にある八ツ峰の標高およそ2,800m、7峰と8峰の間付近です。23日午後6時30分ごろ、県警ヘリ「つるぎ」が剱岳に登山に出掛け行方不明となっている40代女性を捜索中に登山道からおよそ10m下の斜面で見つけました。死因は多発骨折による外傷性ショックとみられ、現場の状況などから滑落した可能性があるということです。警察が身元の確認を進めています。
檜尾岳頂上近くにある山小屋「檜尾小屋」のリニューアルオープンを記念して、の駒ケ根市は22日、安全祈願祭と記念式典を同市上穂栄町の市地域交流センター(赤穂公民館)を主会場に開きました。国県や市の担当者、山岳関係者など約50人が出席し、看板の除幕やテープカットなど現地の様子を映像でライブ配信。管理人が常駐する山小屋としての新たなスタートを祝いました。
中央アルプスの国定公園化を受け、登山客の安全確保や周辺環境の保全を図る目的で既存の避難小屋が改修れました。新たに木造平屋建ての小屋を増築し、定員はこれまでの10人ほどから最大40人程度まで拡大。檜尾岳直下には緊急時にヘリポートとして利用できるテント場を新設し、小屋には管理人室や乾燥室などが設けられました。
剱岳に向かった40代女性が21日から行方不明となっていて、富山県警が捜索しています。上市警察署によりますと、女性は今月20日に登山届を出して立山の室堂から入山。剱岳を登山し、翌21日に下山する予定でしたが、所属する山岳会と連絡が取れなくなっているということです。単独で登山に向かったとみられ、警察は女性が剱岳周辺で遭難した可能性があるとみています。23日朝から県警山岳警備隊が剱岳一帯を捜索しています。
20日午前11時20分ごろ、北アルプス・間ノ岳近くの斜面で、県警山岳警備隊が男性の遺体を見つけました。所持品から身元は40代男性(48)と確認されました。
高山署によると、男性は17日から2泊3日の予定で、上高地から1人で入山。19日、家族から長野県警を通じて岐阜県警に届け出があり、20日朝から捜索していました。死因は多発外傷。西穂高岳から奥穂高岳に移動中だった18日、何らかの理由で滑落したとみられます。
長野県警飯田署は17日、聖岳で今月9日に入山して行方不明になっていた60代男性が自力で下山したと発表しました。男性は、1泊2日の予定で単独入山したまま下山せず、連絡が取れなくなり、県警山岳遭難救助隊や同署のパトロール隊などが捜索を続けていました。
同署によると、男性は道に迷い、手持ちの食料や野草を食べて約1週間を山中で過ごしました。16日午後10時頃に下山して、職場の同僚に連絡。同僚が消防に救助要請して飯田市内の病院に搬送されましたが、けがはありませんでした。
北アルプスの登山者の安全を守る「夏山警備」の開始式が14日、高山市で行われました。これは北アルプス夏山シーズンの14日から8月16日の期間中、県警山岳警備隊員らが高山市の新穂高登山指導センターや穂高岳山荘に常駐して夏山の警備を行うものです。開始式には山岳警備隊飛騨方面隊の隊員ら35人が出席しました。
気象庁は12日、焼岳の噴火警戒レベルをおよそ50日ぶりに1に引き下げました。
焼岳は今年5月24日、山頂付近の緩やかな膨張や火山性地震が増えたことから噴火警戒レベルが2の「火口周辺規制」に初めて引き上げられました。
山頂付近の緩やかな膨張の可能性がある変化は続いているものの、6月中旬以降地震活動は低調に推移していることから気象庁は想定火口域から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断。12日、噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」に引き下げました。これを受けて松本市は、登山道の規制を解除しましたが、ヘルメットの着用などを呼び掛けています。
聖岳で60代男性の行方がわからなくなり、警察は男性が遭難したとみて12日捜索を行う予定です。男性は9日から1泊2日の予定で聖岳に単独で入山しましたが下山しなかったため、家族が警察に救助を要請しました。
男性とは連絡が取れておらず、警察や地元の遭対協が12日早朝から捜索を行う予定です。
餓鬼岳を登山していた50代、60代の女性2人が行方不明となっていて、警察が11日早朝から捜索する予定です。
登山届によりますと、2人は9日早朝、餓鬼岳に入山し、10日の昼ごろに下山予定でした。しかし、その時間になっても下山せず、連絡が取れなくなったため、2人が所属する山の会のメンバーから警察に届出がありました。警察は下山中に遭難したとみて、11日早朝から捜索する予定です。
その後、女性2人は11日朝、自力で下山していたことがわかりました。警察は下山中に遭難したとみて、11日朝から捜索する予定でしたが、早朝に自力で下山したと2人から連絡があったということです。2人は、山中に目の付近を虫に刺されて視野が狭くなり、疲労もあったことからビバークしたと話していて、けがはないということです。
7日午前11時半ごろ、槍ヶ岳の天狗原付近(標高約2,200m)で身元不明の男性の遺体が発見されました。
警察によりますと、別の山岳遭難の救助活動中に県警ヘリが急な斜面を流れる沢の脇で倒れている遺体を発見、午後1時ごろ、機内に収容しました。身体などの特徴は年齢40歳から50歳代、赤色ジャケット、紫色短パン、黄色登山靴、黄色ヘルメットを身につけていました。警察が所持品などから身元の確認を進めるとともに、死因を調べています。
その後、身元は40代男性と確認されました。登山届によると、男性は7月1日から3日までの行程で北アルプスを単独で登山する予定でした。警察によると、男性が発見された斜面の上部でバッグが見つかっていて、滑落した可能性があるとみて調べています。
6月に噴火警戒レベルが1に引き下げられた御嶽の開山式がふもとの木曽町で行われました。開山式には観光関係者や警察消防など13人が参加し、2014年の噴火の犠牲者に黙とうを捧げた後今シーズンの安全を祈願しました。
御嶽は今年22月、火山性地震が急増し噴火警戒レベル2となりましたが、6月23日、気象庁は静穏な状況に戻る傾向にあるとしてレベルを1の「活火山であることに留意」に引き下げました。
木曽町は、1日から剣ヶ峰までの登山道の規制を解除し、王滝村は10日から王滝頂上までの規制を解除するとしています。
夏山の登山シーズンを前に、岐阜県警山岳警備隊の能郷白山方面隊は、岐阜・福井県境の能郷白山で、救助搬送訓練を実施しました。
方面隊は北方、揖斐署へ県警地域課員で構成し、今年は計9人が訓練に参加しました。隊員は、塩見峠登山道から入山し、登山ルートの確認をしました。傷病者をレスキューハーネスで運ぶ訓練を実施し、無線機での連絡方法を確かめ、山頂に設置された救急箱の飲食物や備品の状況も点検しました。
常念岳から蝶ヶ岳に向かう登山道で70代女性が疲労により行動不能となり、警察が28日早朝から救助に向かう予定です。
警察によりますと、27日午後4時過ぎ、山小屋から「宿泊予定の登山者が到着しない」と警察に情報提供がありました。登山者は70代女性で、警察が携帯電話にかけたところ「疲れて歩けない」と話し、救助の要請がありました。女性は26日、単独で入山し、27日、常念岳を経由して蝶ヶ岳に向けて縦走中に疲労により行動不能になったということです。目立ったけがはない模様です。
警察は女性にビバークするよう指示しました。28日早朝、県警ヘリと安曇野警察署山岳遭難救助隊員などが救助に向かう予定です。
針ノ木岳に登った70代男性の行方がわからなくなり、警察が27日朝から捜索することにしています。警察によると、男性は26日に日帰りの予定で単独で北アルプス針ノ木岳に入山しましたが、夜になっても帰宅せず、午後8時40分に家族が警察に届けました。登山口にあたる大町市の立山黒部アルペンルート扇沢駅の駐車場で、男性の車が見つかっています。
警察によりますと男性は登山経験があり、携帯電話はつながらない状態だということです。警察の山岳遭難救助隊5人が、27日早朝から捜索することにしています。
その後、針ノ木岳山頂付近の斜面で、行方不明の男性を捜索していた警察官が遺体を発見しました。遺体が発見されたのは針ノ木岳北東側斜面(標高約2,610m)です。27日午後0時40分ころ、行方不明者を捜索していた警察が斜面で倒れている男性の遺体を見つけました。登山道から約100m離れていて滑落したとみて調べています。警察は、遺体はこの男性とみて身元の確認を急いでいます。
御嶽は今年の2月に火山性地震が増加するなどしたため、噴火警戒レベルが火口周辺への立ち入り規制を示す「2」に引き上げられました。
気象庁によりますと、その後、地震活動は低調となり火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったとして、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」を示す「1」に引き下げました。気象庁は、引き続き火口内で火山灰などが突発的に噴出する恐れがあるとして、地元自治体の立ち入り規制などに従い、登山の際はヘルメットを持参するなどの安全対策をとるよう呼びかけています。
19日午前8時すぎ、ハライドの山頂(標高908m)近くの登山道で、「滑落して亡くなっている女性を発見した」と登山に来た人から110番通報がありました。警察や消防で調べたところ、登山道から約30メートルの斜面に滑落していたのは50代女性で、頸椎損傷で死亡が確認されました。
女性は、犬を連れて一人で登山をしていたということで、警察では登山中に誤って滑落したものとみて調べています。
18日午後3時ごろ剱岳平蔵谷で30代の登山者が落ちてきた雪のかたまりに接触し、滑落しました。登山者は県警ヘリで救助され、その後病院に運ばれましたが、右足、右腕を骨折し重傷です。事故当時、登山者は仲間2人と剱岳から下山中で、事故を目撃した仲間が警察に通報しました。
八ケ岳連峰の稲子岳(標高2,380m)でロッククライミングをしていた女性が岩場から転落し、けがをしました。警察が救助に当たっています。警察によると転落事故があったのは八ケ岳連峰の稲子岳です。
標高およそ2,300mにある南壁でロッククライミングをしていたところ、午前9時すぎ50代女性がおよそ5m下に転落しました。一緒にいた50代男性はその場から自力で動くことが出来ず、女性が自ら、119番通報して救助を要請しました。その後、2人はともに救助され、午後6時半現在、救助隊とともに下山中だということです。女性は左足を負傷していますが、命に別状はないということです。
14日午前11時ごろ、常念岳の東側斜面(標高約2,750m)で身元不明の男性の遺体が発見されました。警察によりますと、14日午前7時ごろ松本市内に住む男性から「13日に日帰りで常念岳に登る」と言ったまま友人と連絡がとれないと通報がありました。県警ヘリが捜索にあたり、午前11時ごろ東側斜面で倒れている男性を発見し収容しました。男性は登山道から200~300mほど離れたところで倒れていて、滑落した可能性もあるということです。
その後、発見された遺体について身元は20代男性と判明しました。
八ヶ岳連峰の赤岳で滑落した70代女性が12日、県警ヘリで救助されました。鎖骨骨折などの重傷でした。
警察によりますと、女性は11日午後3時過ぎ、赤岳の「地蔵の頭」付近(標高約2,700m)で、登山道から約50mほど滑落しました。女性は10人パーティーで縦走中でした。自力では戻れず、日没で救助もできなきかった為、女性は岩場でビバークしました。食料等は近くの山小屋スタッフから届けられたといういことです。一夜明け、12日朝8時過ぎ、女性は県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。左鎖骨骨折などの重傷を負ったということです。
クズバ山で行方不明となっていた70代男性が11日午前、標高1,600m付近の谷で見つかり、富山県警のヘリで救助されましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、11日午前8時55分ごろ、クズバ山の北西側、標高1,600m付近の谷で、捜索にあたっていた県警山岳警備隊員がうつぶせに倒れている男性を発見しました。男性は県警ヘリで救助されたものの呼びかけに反応はなく、年齢や服装などから行方不明の男性と判明、その後、死亡が確認されました。死因は脳挫傷でした。男性が見つかったのは、登山道の約200m下の谷で、警察は男性が下山中に何らかの理由で滑落した可能性が高いとみて原因を調べています。
11日、八ヶ岳連峰の赤岳で女性登山者が登山道から滑落しました。12日早朝から救助が始まる予定です。警察によりますと、11日午後3時過ぎ、赤岳の「地蔵の頭」付近(標高約2,700m)で、70代女性が登山道から20mほど滑落しました。女性は呼びかけには応じ、会話もできていますが、自力では登山道に戻れず、近くの山小屋スタッフが食料などを届けているということです。
女性は10人パーティーで登山中でした。同行者から通報を受けて、警察と遭難防止対策協会はあす12日早朝から救助に向かうことにしています。
70代男性が9日からクズバ山(1,876m)に登山に出かけたまま、行方がわからなくなっています。男性は9日午後1時頃、電話で自宅の妻に「登頂したので午後7時ごろには帰宅する」と連絡しましたが、時間になっても帰らず、連絡もとれないということです。
警察によりますとクズバ山の9日の天候は曇り、山頂にはところどころ残雪があったということです。10日は、県警山岳警備隊や県警ヘリがクズバ山周辺を捜索しましたが発見には至らず、11日も早朝から捜索を再開します。
9日午前、槍ヶ岳を下山していたタイ人の僧侶3人が滑落し、2人が怪我をしました。3人はオレンジ色の袈裟に運動靴という軽装備でした。
9日午前8時半ごろ、槍ヶ岳・飛騨沢付近で新穂高温泉側に下山中だったタイ人の男性僧侶3人が、残っていた雪の上から数十メートル滑落しました。3人のうち1人が警察に通報し、2人が岐阜県警のヘリで高山市内の病院に運ばれましたが、30代の男性僧侶が左足首を骨折するなどの大ケガをし、もう1人は右足を打撲する軽いケガをしました。3人は6日に上高地側から入り、9日中に槍ヶ岳から下山する予定でしたが、いずれも服装はオレンジ色の袈裟姿に運動靴という軽装備でした。警察によりますと3人は寺で修行中の身で、スマートフォンの翻訳アプリでの聞き取りに対し、「心肺機能を高めたかった」と登山に臨んだ理由を説明しているということです。
3日午前10時40分頃、御在所岳本谷登山道の大黒滝付近で「男性が滑落しケガをしている」という通報が、登山者から警察にありました。滑落した男性は、滋賀県の防災ヘリで四日市市内の病院に搬送されました。多数の骨折がみられるということですが、命に別条はないということです。遭難した40代男性は、一人で登山に来ていました。
剱岳に登山に出かけた60代男性の行方がわからなくなり、富山県警山岳警備隊が捜索しています。
警察によりますと男性は31日夕方、自宅から一人で剱岳の登山に出かけ、1日午前11時半ごろには「登頂した」と妻に電話連絡していました。その後、連絡がとれなくなり男性が帰宅しないことから、1日午後10時すぎに男性の妻が警察に通報しました。
2日は午前8時ごろから県警山岳警備隊と県警ヘリが捜索を始めていて、上市町の馬場島登山口の駐車場で男性名義の車が見つかっています。捜索は今も続いています。
八ヶ岳連峰の横岳で登山中の70代女性が滑落しました。女性は県警ヘリに救助されましたが、心肺停止の状態です。
正午すぎ横岳の「地蔵の頭」付近(標高2,700m)で登山をしていた3人グループから「同伴者が滑落した」と警察に通報がありました。70代女性が登山道からおよそ100m下に滑落し、午後2時半前に県警ヘリで救助されましたが、心肺停止の状態です。3人は山小屋に向かう途中で警察は、登山道から女性が足を踏み外し滑落したとみています。
滑落した女性は、その後死亡が確認されました。
本格的な夏山シーズンを前に1日、剱岳の山開きが行われ、関係者が登山の安全を祈りました。剱岳の山開きは、毎年6月1日に、地元の観光協会や山岳関係者などが参加して登山基地の馬場島で行われています。
新型コロナの影響で、去年まで規模を縮小していましたが、今年は3年ぶりに遭難事故の犠牲者の遺族も出席しました。剱岳で亡くなった人たちがまつられている「鎮魂の社」の前で行われた神事では、犠牲者を追悼し、登山シーズンの安全を祈りました。
常念岳に登山中、行方がわからなくなっていた60代男性が今朝発見され、救助されました。
男性は昨日、常念岳に2人パーティで入山しました。途中、別行動をとっていましたが、待ち合わせ場所に現れず、行方がわからなくなっていました。家族からの要請を受け、警察の山岳遭難救助隊などが、けさから捜索に入りました。
早朝、男性から、一緒に登山していた人に連絡がありおおよその目星をつけて捜していたところ、午前7時すぎ、登山道から外れた場所で男性を見つけました。男性は疲れがみられるものの、けがはなかったということで、およそ6時間半後に救助隊員とともに自力で下山しました。
28日午前9時ごろ、金華山の百曲り登山道で、50代男性が左足首を骨折して動けなくなり、市消防本部の隊員に救助されました。
岐阜中署などによると、男性は1人で入山し、登山口から150m先の岩場でつまずき転倒、「足をくじいて動けなくなった」と119番しました。
焼岳で火山性地震が増加しているとして気象庁は24日、焼岳の噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げました。
気象庁によりますと、焼岳では23日午後11時ごろから山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加し、24日午後3時までに計49回観測しました。山頂付近では緩やかな膨張が続き、中長期的な火山活動の高まりがみられるということです。このため気象庁は焼岳の噴火警戒レベルを活火山であることに留意する「1」から火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げました。
気象庁は火口からおよそ1kmの範囲では大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があるとして警戒を呼びかけるとともに、地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないように注意を促しています。
22日午後、高妻山で女性登山者が滑落し、重傷を負いました。
山岳遭難があったのは高妻山の山頂付近です。22日午後2時15分頃、8人パーティーで入山して、下山中だった60代女性がバランスを崩し、200mほど滑落しました。別パーティーの登山者から通報があり、女性は県警ヘリで救助され、長野市内の病院に搬送されました。肋骨や胸椎を折る大けがでしたが、命に別条はないということです。
山頂付近はまだ雪が多く、女性は岩肌ではなく雪渓のようになっていた斜面を滑り落ちていったということです。
大津市の比良山系で17日に遭難したとみられる80代男性を捜索していた大津北署は19日、滋賀県高島市黒谷の屏風ケ淵近くで男性を発見したと発表しました。けがはなく「道に迷った」と話しています。
滋賀県警大津北署は18日、大津市の比良山系で、80代男性が遭難した可能性があると発表しました。男性は17日朝に日帰りの予定で入山したとみられ、同日夜になっても帰宅しないため家族が警察に届け出ました。
18日午後5時過ぎ、雨飾山にある「雨飾山荘」から「朝6時過ぎに登山に出掛けた2人が予定の時間になっても戻ってこない」と通報がありました。
2人は70代と60代の男性です。警察が確認したところ電話がつながり2人はけがはなく「道に迷ったようだ」と話していて「食料もテントもあるので今夜はビバークする」と話したということです。
現地はまだ残雪が多く、警察と消防は19日朝からヘリコプターで上空から確認しつつ、捜索に当たります。
18日午後5時過ぎ、雨飾山にある「雨飾山荘」から「朝6時過ぎに登山に出掛けた2人が予定の時間になっても戻ってこない」と通報がありました。
2人は70代と60代の男性です。警察が確認したところ電話がつながり2人はけがはなく「道に迷ったようだ」と話していて「食料もテントもあるので今夜はビバークする」と話したということです。
現地はまだ残雪が多く、警察と消防は19日朝からヘリコプターで上空から確認しつつ、捜索に当たります。
爺ヶ岳で発見された遺体の身元について17日、警察は行方不明になっていた70代男性と判明したと発表しました。
16日、県警ヘリが爺ヶ岳で行方不明者を捜索していたところ、午前11時10分ころ男性の遺体を発見し、身元の確認を進めていました。警察は17日、身元について、行方不明になっていた70代男性と判明したと発表しました。
警察によりますと、男性は今月9日から北アルプスの白馬岳などを単独で登山していて、12日には「爺ヶ岳に登る」と家族にメールしていましたが、その後、連絡が無く、家族から15日午後に通報があり、警察が捜索にあたっていました。男性は約400m滑落したとみられ、爺ヶ岳南斜面(標高約1,700m付近)で倒れていたということです。頭などを強くうち、多発外傷が死因とみられています。
午前11時過ぎ、行方不明者を捜索していた長野県警のヘリコプターが、爺ケ岳の南斜面で倒れている男性の遺体を発見し収容しました。警察によると、男性は標高1,700m付近で発見され、身長170cmくらい、中肉・短髪で、カーキ色のベストと水色のTシャツを着ていました。
県警ヘリは、12日に爺ケ岳周辺に単独で入山したまま行方不明になってい70代男性の捜索をしていました。遭難している男性との関連を含め、遺体の身元確認を急いでいます。
岐阜県警高山署は15日、白山で登山中に行方不明になっていた50代女性が遺体で見つかったと発表しました。
同署によると、家族からの依頼で捜索していた長野県の山岳遭難捜索業者から14日夕、「川の中に人の体があるのを発見した」との通報があり、15日午前9時頃、同署が白川村平瀬の「地獄谷」から遺体を収容。所持品などから身元が判明しました。死因は溺死でした。
北アルプスの登山口がある奥飛騨温泉郷の村上神社で10日、山開きの行事「播隆祭」が開かれました。播隆祭は、江戸時代に槍ヶ岳や笠ヶ岳などの登山道を開いたとされる播隆上人の偉業を称えるもので、今年は新型コロナ対策のため参加者を減らし、登山者の安全などを祈願しました。神事のあとには、頭に鳥の羽をつけて舞い踊る「鶏芸」や、「へんべとり」と呼ばれる獅子舞が披露されました。
鎌ヶ岳で8日午前、73歳の男性が死亡しているのが見つかりました。男性は登山道から沢に滑り落ちたとみられています。
8日午前10時半すぎ、鎌ヶ岳で「男性が倒れている」と登山者から警察に通報がありました。倒れていたのは、70代男性で、登山道からおよそ10m下の沢で仰向けの状態で見つかり、その場で死亡が確認されました。警察によりますと、仕事で三重県を訪れていた男性は、休みの7日から一人で山に入り登山中に滑り落ちたとみられています。
8日はほかにも、古ヶ丸山で家族5人で登山していた70代女性が登山道から滑り落ちてケガをしたほか、岐阜県関市の美濃平家岳でも仲間18人で登山していた70代女性が下山中に足を踏み外し、左足首を骨折しました。
大型連休期間中に長野県内で7件の山岳遭難があり、1人が死亡しました。
長野県警によると4月29日から5月8日までの10日間で7件の山岳遭難があり、1人が死亡し、1人が行方不明、3人がけがをしました。このうち白馬大雪渓では、60代男性が意識を失い4時間後に救助されましたが、死亡が確認されました。また、北アルプスの玄関口・上高地では、70代男性がキャンプ場にテントを張ったまま行方がわからなくなっています。
遭難件数は過去10年で2番目に少なく、県警は天候が安定していて雪崩などによる遭難がなかったことを挙げています。県警はこれからの山岳登山について「残雪に向けた対策などを講じたうえで登山してほしい」としています。
上高地を訪れた70代男性がキャンプ場にテントを張ったまま行方不明となり、8日も捜索が行われましたが、発見には至りませんでした。
男性は5月2日に上高地に入り、5日に帰宅する予定でしたが帰ってこず、6日夜、家族が警察に通報しました。河童橋に近いキャンプ場に男性のテントが張った状態で残されていて、中の荷物や家族の話から警察は登山に行った可能性があると見ています。携帯電話は繋がらず、周辺の山小屋でこの男性とみられる人は確認されていないということです。
7日に続き8日も、県警ヘリが登山道などを捜したほか、地上でも捜索しましたが、手がかりは得られず、捜索は終了しました。
北アルプス・八方尾根で、今年2月に雪崩に巻き込まれて遭難していた男性が遺体で見つかりました。遺体で見つかったのは、40代男性です。
警察によりますと男性は2月19日、八方尾根の無名沢で知人男性と2人で山スキーをしていたところ、雪崩に巻き込まれました。知人男性は他の登山者に雪の中から助け出され自力で下山しましたが、男性は呼びかけに応じない状態だったということで、県警の救助隊などが捜索を続けていました。
男性はきょう午前、当時遭難したとされる標高1,400m付近で遺体で見つかり、正午すぎに県警のヘリに収容されたということです。
日本百名山の荒島岳で8日、山開きが行われ、登山客の安全が祈願されました。荒島岳では、雪解けが進むこの時期に山開きの神事を行っています。
標高1,500mを超える荒島岳では、2021年には悪天候や道迷いなどが原因の遭難事故が4件発生しています。8日参加した荒島愛山会のメンバーらは登山客の今年の安全を祈願し、清々しい陽気の中、早速登り初めを楽しみました。
岐阜県警高山署は6日、登山をしていたとみられる50代女性が行方不明になったと発表しました。署によると、女性は先月29日、家族に「登山に行く」と伝えて外出。6日になっても戻らなかったことから、家族が福井県警に行方不明届を出しました。
岐阜県警山岳警備隊などは、同日午後0時55分ごろ、現在は冬季閉鎖されている県道白山公園線のゲート前で女性の車を発見しました。同線は、白山に登る平瀬道登山口などに続いていますが、登山届は提出されていませんでした。県警は7日朝から捜索を再開します。
笠ケ岳の西側斜面に、残雪による馬の姿が浮かび上がりました。
山肌に残る雪の模様が何かの形に見えることを「雪形」と呼び、笠ケ岳を望む高山市上宝町の農家では古くから斜面に馬が姿を現すと、田植えなど農作業の準備を始める目安にしてきました。
雪形は例年、大型連休ごろに現れますが、今年は連休前に出現しました。馬の雪形が見られるのは5月中旬ごろまでで、高山市の市街地からでも見ることができます。
白馬岳で2日、登山中の60代男性が意識を失い救助されましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は仲間と2人パーティーで白馬岳に入山し、大雪渓を登っていたところ、突然意識を失ったということです。仲間からの救助要請を受けた警察と山岳遭難防止対策協会の救助隊員が男性を救助しましたが、その後、死亡が確認されました。
周囲に滑落や落石などの跡がなく、外傷もないことから、警察は急病の可能性が高いとみています。
空木岳で単独登山の男性が遭難し、今朝見つかりましたが、死亡が確認されました。
亡くなったのは60代男性で、警察によると男性は23日から26日までの予定で空木岳に一人で入山。予定日になっても下山しなかったため、家族が警察に連絡しました。今朝捜索していた長野県警のヘリコプターが沢沿いで倒れている男性を見つけ、死亡が確認されました。
発見されたのは登山道から100m以上下がった場所で、警察は男性が登山道から滑落したとみています。
空木岳で単独で登山をしていた60代男性が行方不明となっていて、警察が27日早朝から捜索を行う予定です。
警察によりますと、男性は今月23日から単独で3泊4日の予定で中央アルプスに入山し、空木岳などを登山して26日に下山する予定でした。しかし、24日を最後に男性から連絡がなく、下山予定日になっても連絡が取れなかったことから、家族が警察に通報していました。
警察は27日早朝から捜索を行う予定です。
大型連休を控え長野県警が春山情報を発表しました。
20日時点の積雪は北アルプス・西穂山荘で2.3m、八方池山荘40cm、中央アルプスのホテル千畳敷で2.85m、八ヶ岳の黒百合ヒュッテで1mとなっています。
去年よりも多く、このところの暖かさで融雪も進んでいるとし、県警は雪崩と滑落に注意を呼び掛けています。
乗鞍岳で埼玉県の30代女性が滑落しました。頭や腰を打ちけがはしていますが、意識はあるということです。
警察によりますと、27日午前10時過ぎ、乗鞍岳を下山していた30代女性が肩ノ小屋付近で滑落し、同行していた登山者から警察に救助要請がありました。警察や地元の山岳遭難防止対策協会の隊員が救助に向かっています。
女性は、150メートルほど滑落したとみられ、頭や腰を打ちけがをしていていますが、意識はあるということです。警察によりますと、女性はツアーに参加していて、総勢16人のパーティーで26日午前、乗鞍スキー場から入山、きょう27日、下山していました。
26日午前7時45分ごろ、能郷白山で登山をしていた70代男性2名と、「連絡がつかない」と家族から岐阜県警に通報がありました。遭難したとみて捜索しています。
県警北方署によると、2人は25日朝、根尾能郷の登山口から入山。同日夜に2人から家族に携帯電話で「雪が多くて疲れた。真っ暗で道が分からない。GPSを頼りに歩いている」などと連絡がありました。その後、連絡は途絶えているようです。
乗鞍岳でバックカントリースキーをしていた60代男性が道に迷い、警察などに救助されました。男性は疲れはありますが、けがはないということです。
警察によりますと、男性は24日、バックカントリースキーをするために一人で乗鞍岳に入山しました。
同日午後1時45分ごろ、位ヶ原付近で「道に迷った」と本人から警察に救助要請がありました。約1時間後に地元の山岳遭難防止対策協会の隊員が救助し、その後、男性は1人で下山したということです。
しかし、午後9時ごろ、三本滝付近で再び「道に迷った」と男性の家族から警察に通報がありました。警察が男性に連絡したところ、「体力不足により、行動不能になった」と話し、救助を要請したということです。
25日早朝から警察や地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が捜索にあたり、午前9時40分ごろ男性を発見、救助し、同行して下山しました。男性は疲れはあるものの、けがはないということです。男性はビバークして寒さをしのぎ、一夜を過ごしたということです。
22日午後2時20分ごろ、三方崩山で「登山中に遺体のようなものを見た」と、登山者から高山署に通報がありました。23日朝から県警山岳警備隊が捜索し、山頂近くの登山道で男性1人の遺体を発見しました。所持品などから60代男性と分かりました。署は登山中に遭難したとみて調べています。
署によると、男性は2月16日に「18日から2、3週間の予定で山に入る」と弟へメールを送った後に連絡が取れなくなり、弟が今月22日に行方不明届を出していました。登山道には3メートルほどの積雪があり、雪に埋まった状態で見つかりました。目立った外傷はなかったようです。
19日に宝剣岳で50代の男性が遭難し、20日朝、長野県の県警ヘリに救助されましたが、その後死亡が確認されました。
警察によると、19日午後3時過ぎに本人から「ルートを外れた」と110番に救助要請がありました。直後に電話が切れたため詳しい状況は不明ですが「血は出ている」と話していたということです。
20日午前7時過ぎ、県警ヘリで捜索に向かい男性を発見、救助しましたが、心肺停止の状態で、その後死亡が確認されました。死因は低体温症ということです。
14日、白馬乗鞍岳で70代男性が遭難し、15日に警察が朝から捜索にあたり、救助しました。男性は軽傷だということです。
警察は14日午前7時ごろ地上から救助に向かい、午前9時半ごろ、白馬乗鞍岳の標高約2,000m地点で男性を発見、その後一緒に下山しました。男性は右肩に痛みがあるものの軽傷だということです。
警察によりますと、男性は14日、日帰りの予定で栂池スキー場から1人で入山し場外に出て、山スキーをしていました。14日午後4時30分ごろ本人から「転倒してスキー板が流され、探している間に道に迷った」と警察に救助要請がありました。
警察は日没が近づいていたため、ビバークを指示し、15日朝から捜索にあたりました。男性は雪に穴を掘って、一晩を過ごしたということです。
気象庁は23日、御獄の噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意する」から2の「火口周辺規制」に引き上げました。御獄が噴火警戒レベル2になるのは2017年8月以来。警戒レベルを引き上げるのは14年9月の噴火以来です。
気象庁によると、23日午後2時15分ごろから、マグマの動きなどで発生する火山性地震の増加を確認しました。約5分後に火山性微動とともに、長野県側にある地獄谷が隆起する変化を山頂にある傾斜計が観測ました。地震は1時間当たり最大約80回確認されましたが、いずれも体に感じないほどの微小な地震だそうです。
2日に鹿島槍ケ岳で遭難した20代の男性3人は3日午後、山岳救助隊と合流し、現在全員が自力で下山しているということです。
2日午後8時半ごろ、鹿島槍ケ岳を下山していた27歳の男性から「視界不良で道に迷った」と警察に救助要請がありました。警察によると、男性は鹿児島県から来た大学生と大学OBによる3人パーティーで、先月31日に入山し、爺ケ岳・鹿島槍ケ岳を経由して2日に下山予定でした。3人は2日の夜をテントで過ごし、3日午後、正規ルートに戻って下山を始め、午後3時すぎに山岳救助隊と合流し、午後5時15分に無事下山しました。
岐阜県警地域部は2021年の県内の山岳遭難故の発生状況をまとめました。山岳遭難の発生件数は93件(前年比25件増)、遭難者数は107人(34人増)とともに2年ぶりの増加です。前年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限で登山者数が大きく減っており、反動増とみられています。
県と県警によると、21年の登山届の提出数は暫定値で約3万150件(うち北アルプスが約1万9,200件)。前年から約8,800件(約3,400件)増加しました。山岳遭難の増加について地域部は「密を避けるなど、感染対策をして再び登山を始めた人が増えたことが影響した」としました。
発生場所別では北アルプスが30件(前年比5件増)だったのに対し、それ以外が63件(20件増)と伸び率が大きく、地域部は「新たに登山を始めた人や、近場の山で気軽に楽しもうという人が増え、低山登山者が増えている影響」と分析。遭難者のうち、60歳以上が60人と全体の約6割を占めていることも特徴です。
また、地域部は、昨年12月28日から今年1月4日に行った北アルプス冬山警備の結果も発表しました。山岳警備隊員延べ17人が安全登山の啓発活動などに当たり、遭難事故は2シーズン続けてゼロでした。
宝剣岳を単独登山していて、今月4日から行方不明になっていた40代男性が捜索4日目のきょう8日、発見、救助されました。
警察によると、男性は今月3日に1泊2日の予定で千畳敷から入山し、4日に下山してふもとのバス停で知人と落ち合う予定でしたが、予定時間の午後3時を過ぎても現れませんでした。男性は3日に一人で宝剣山荘に宿泊し、4日午前8時前に山荘を出発したことは確認されていますが、その後、連絡がつかず、警察や山岳遭難防止対策協会救助隊が行方を捜していました。
捜索から4日目の8日、足跡を見つけ、上空から県警ヘリで探したところ、宮田村伊勢滝にある避難小屋の近くで手を振っている男性を発見しました。男性はその後、松本市内の病院に搬送され、治療を受けているということです。男性は避難小屋にとどまっていたとみられ、警察は治療後に男性から詳しい事情を聞くとしています。
1月4日午後、滋賀県の伊吹山で雪崩が発生し、登山者4人が巻き込まれました。いずれも命に別状はないということです。
午後1時すぎ、伊吹山で「数人が雪崩に巻き込まれ1人が負傷した」と登山をしていた男性から110番通報がありました。警察によりますと、伊吹山の6合目付近で、長さ100m・幅50m規模の雪崩が発生して、3人組の登山者と50代前後の男性登山者の計4人が巻き込まれました。3人組は自力で脱出して50代前後の男性を救助。男性は頭をけがしたものの命に別状はないということです。
4人は山中の小屋に一時避難して、4日午後6時現在、救助隊とともに下山しているということです。
中央アルプス宝剣岳で単独登山をしていた40代男性が行方不明となっており、警察が5日から捜索を行う予定です。
警察によりますと、男性は3日に1泊2日の予定で千畳敷から入山し、4日に下山してふもとのバス停で知人と落ち合う予定でしたが、予定時間の午後3時を過ぎても現れなかったということです。男性は3日に一人で宝剣山荘に宿泊し、4日午前8時前に山荘を出発したことは確認されていますが、その後は連絡がつかず、足取りはわかっていません。
男性は身長175センチくらいの中肉で、灰色のリュックサックを背負っているということです。警察によりますと、4日午後の宝剣岳周辺は吹雪のような状況で、天候の状況をみながら5日以降に捜索を行う予定です。