裏銀座縦走

裏銀座縦走 ~裏銀座大縦走~

鷲が羽を広げる最高峰

  

恐らく鷲羽岳への登りが今日のルートで最もキツイところだろう。槍から歩き続けてきただけに疲れも溜まっている。見上げるほどに大丈夫か? と思うくらいだ。ま、ゆっくりでも休みながら一歩一歩登っていけばいつか山頂には着くだろう。この先もマイペースで。

  
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最初は緩やかだと思ったがやはり意外に厳しい。振り返ると三俣山荘が眼下にどんどん遠くなっていく。

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ちょっと登ってデーンと登る。体力もつか?

  
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かなり高度が上がったかな? いや、まだまだ。見上げても山頂はまだ頭上だ。しかし歩いては振り返るごとに景色が変わっていくのがわかる。
三俣山荘は眼下に、そして三俣蓮華岳の左手に黒部五郎岳の姿も見えてきた。三俣山荘の北側(写真右側)の沢は黒部川の源流となっているんだ。

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見れば見るほどの絶景。山全体を見ると遠くからでも紅葉も素晴らしい。苦しい登りだけでなく、景色を楽しみながら登っていけばいいね。

  

ひえ~やっぱ息が切れた。山頂手前で小休止。と思ったが、山頂手前ではなく、左手に登山道がまだ続いていて山頂はその先だ。まだこんなところでバテてはいられない。

ようやく山頂が見えてきた。ふと右手を見ると火口湖だ。あ、あれが有名な鷲羽池か。危うく見逃すところだったよ。

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まだ山頂は見えないか。ひたすら登るのみ。

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ここからルートは更に左手へ。

  
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ようやく山頂が見えてきた。そこそこ人がいるみたい。

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山頂手前からは有名な鷲羽池。まさに火口湖だ。


  
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何とか息が切れながらも鷲羽岳山頂に到着。予想はしていたが、何ともキツイ登りだった。バックは槍が岳。あんな遠くからよく来たなあ。山頂にいた関西のおじさんに笑われちゃったよ。
これまでの山頂と比べて、人はそこそこ多い。とはいっても10人もいないけどね。意外だったのは、ここから三俣蓮華岳経由で黒部五郎小舎に向かう人が多かったこと。恐らく折立からの登山者だろう。

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標高は2,924.2m。槍ヶ岳山荘を除いては今日の最高峰。

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鷲羽岳からはワリモ岳、水晶岳と北へ稜線が続く

  
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ちょっと雲が厚くなってきたけど、ここでも360°の景色を味わってね。そういえばここは百名山。だから人も多いのかな?


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