西穂高岳 二日目 ~ようやくたどり着いた景色~
待つことの大切さ
あかんだな駐車場からバスに乗るためのチケットを買うとき、復路は帝国ホテル前からだと乗れないかもしれないので、バスターミナルから乗ったほうがいいよと係の人に言われた。料金は変わらないけど、乗車ができないと待たされることもあるので、バスターミナルまで歩くことにする。登山口から指導標に従い、梓川の右岸に沿って歩く。左手を見上げると、さっきまでいた西穂が見えている。朝に山荘を出発し、あそこから下りてきたのか…と思うと、観光客に混じって上高地を歩いているのがちょっと不思議だ。それにしても外国人多いな。
対岸にバスターミナルが見える。しかし梓川を渡る河童橋はまだ先。ちょっと遠回りになってしまったけど、バスターミナルからバスに乗り、あかんだな駐車場に戻ってきた。駐車場は相変わらずガラガラで、N-VANはぽつんと一台。お留守番ご苦労さま。

登山口からバスターミナルに向けてひたすら歩く。

人がいないように見えるけどたまたま。実際は大勢の観光客。

意外に河童橋までは距離がある。梓川に沿った道を歩く。夏休みになると人も今以上に多くなるだろう。

バスターミナルは川の向こう。

さすがに河童橋は混雑している。

今度は左岸を歩いていく。

西穂の稜線には雲が掛かってきた。あそこから下りてきたんだよ。

登山相談所は閉店中?

バスターミナルでしばしバスを待つ。

あかんだな駐車場に到着。さすがにここは暑い。

ガラガラの駐車場にぽつんとN-VANが一台。

いい山行でした。ありがとうございました。
たまに「『待つこと』が大切」ということを聞く。今回は最初に悪天候と判断が噛み合わずに断念。次に山荘まで来たものの、いきなりの降雨の悪天候。もし次の日に回復しなかったらそのまま下山することも考えていた。だれもが山はコンディションの良いときに登りたいもの。天候、時間(休暇)、体調など一つ噛み合わないと遭難につながる。
登山を始めたときに木村さんと約束したのは、無理をしないこと。少しでも何かが噛み合わず悪い予感がすれば、そこで登るのをやめる。「せっかく来たのだから」よりも「また来ればいい」が、これまで山から教わったことだ。では、また来るのはいつか? ひたすら噛み合う時が来るのを待つことが大切ということ。ガツガツしていたら山はどんどん逃げていくということも、西穂の山頂に立って思い出した。
