立山連峰縦走2

立山連峰縦走2 二日目 ~昨日の自分を超えてゆけ~

台地と海を望む山頂

そろそろ次の鳶山に向けて出発。しばらくは木道の上を歩いていく。左手には4年前と同じく雪渓が見られ、その先には点々と池塘も見えている。前はガスの中だったのでわからなかったけどね。
徐々に標高が上がってくると、剱岳や爺ヶ岳も顔を出し始めた。ここからの五色ヶ原も格別な眺め。

  
立山連峰縦走2

左前方が鳶山。まずはあの頂上を目指す。

立山連峰縦走2

しばらくは木道の上。歩きやすいね。

立山連峰縦走2

山荘を振り返る。延々と続く木道の先に立山が見えている。あそこから歩いてきたんだよ。

  
立山連峰縦走2

以前も見た雪渓が残っていた。

立山連峰縦走2

その先にはいくつかの池塘群。

立山連峰縦走2

道は登るようになってきたが、木道は続く。

立山連峰縦走2

雪渓を見下ろす。以前訪れた時はガスと雨の中で雪渓しか見えなかったんだよね。こんな素晴らしい景色だったんだ。

  
立山連峰縦走2

チングルマの綿毛。至るところに群生している。

立山連峰縦走2

時期が早ければ白い花にお目にかかれるけどね。

立山連峰縦走2

多分オヤマノエンドウだと思う。多分ね。

立山連峰縦走2

先ほどよりちょっと登ったところで同じ写真。池塘は三日月池という名前があるそうだ。


  
立山連峰縦走2

あのピークまで登れば鳶山山頂。ガンバレ。

途中で木道が切れ、石の登山道を登っていくと鳶山山頂だ。あの雨とガスで何も見えなかった4年前と比べると、視界は良好。改めてここからの景色は凄いと思った。
北は眼下に五色ヶ原、バックには剱から立山。東には五竜から続く後立。南には読売新道の赤牛、そして今回のルートの越中沢岳、薬師岳。素晴らしいの一言。そして西には富山湾と富山の街。眼下には立山カルデラの砂防工事現場が見えている。江戸時代の飛越地震の後、明治に入り幾度となく砂防工事が続けられてきており、令和の現在も実質工期無期限として続いている。
五色からちょっと登ったところだけど、これだけ素晴らしい眺めだとは思ってもみなかったよ。

  
立山連峰縦走2

鳶山に到着。五色ヶ原山荘からさほど時間は経っていないけど、あまりの景色にザックを下ろしてみる。ここを素通りするのはもったいない。

立山連峰縦走2

以前も見た、山林局の主三角点か?

立山連峰縦走2

剱岳が全容を見せたけど、かろうじて見えるくらい遠い。そして後立は五竜まで姿を現した。

立山連峰縦走2

眼下の五色ヶ原には点々と三日月池が見えている。南の遠くは槍穂もよく見えてるね。これから歩く越中沢岳への登山道もはっきり見えてるのがわかるかな?

立山連峰縦走2

こちらは360°一気観。西側の足元の谷が立山カルデラの砂防工事現場のある湯川谷。ガスが出てなくてよかったね。

  
立山連峰縦走2

立山カルデラの砂防工事現場。通常は関係者以外立入禁止となっているため、現場を見るには山から見下ろすしかない。それにしても現場の人たちには本当にご苦労さまです、としか言いようがないほど大変な工事だ。

立山連峰縦走2

小さな構図では立山カルデラは収まりきらない。

立山連峰縦走2

この建物は? しれっと写っていた弥陀ヶ原ホテル。

  

多分鳶山から見た山の中ではかなり遠いだろう。うっすらと雲の中に浮かぶ白山。糸版高いピークが御前峰。左の低いピークが別山だ。先月は雄山からも見えたけど、今日も富士山、白山、雄山と三霊山を見ることができるのは運がいい。

次は目の前に見えている越中沢岳に向けて出発。

立山連峰縦走2

遠くに浮かぶ白山。日本三大霊峰のひとつ。遠くから見ても大きな山だ。

  
立山連峰縦走2

目の前に見えるピークが越中沢岳。平日の朝とはいえ、この静けさはいいな。

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三日月池の名前の由来は何だろうね?

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明日は薬師岳まで行けるか?


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