立山連峰縦走2

立山連峰縦走2 二日目 ~昨日の自分を超えてゆけ~

ガスの中の日の出

登山道はどんどん急になっていく中をひたすら頑張って登っていくと、急にピークに到達した。そこには「獅子岳」の標識。予定よりも早く獅子岳山頂に着いた。あたりはちょっぴり明るくなったところ。わずかに遠くの山々の稜線が確認できる。せっかく日の出前にたどり着くことができたので、ここで休憩を兼ねてご来光を待つとしよう。

  

登山道はどんどん急になっていく中をひたすら頑張って登っていくと、急にピークに到達した。そこには「獅子岳」の標識。予定よりも早く獅子岳山頂に着いた。あたりはちょっぴり明るくなったところ。わずかに遠くの山々の稜線が確認できる。せっかく日の出前にたどり着くことができたので、ここで休憩を兼ねてご来光を待つとしよう。

ザックを下ろしてまだ取っていない行動食を食べる。ここでもふんわりチョコバームを食べる。お腹が空いた中を歩いてきたので美味い。しかし、予定よりちょっと早く着いてしまったようだ。日の出時刻までまだ30分ちょっとあるぞ・・・。

立山連峰縦走2

獅子岳山頂に到着。思った以上に早く着いた。右が浄土山、左が五色ヶ原。ここで日の出を待つ。

  

やはり体を動かしていないとどんどん冷えてくる。行動食を食べながらこまめに体を動かし、ひたすら日の出を待つ。後立の鹿島槍の辺りが一際明るくなってきた。ご来光はあそこかな?
しかし悪いことにガスが上がってきた。一瞬にして辺りはガスの中。ここは我慢してひたすら待つ。徐々にガスも切れてきた。

立山連峰縦走2

左の大きな山は雄山。その右奥には後立の稜線が続く。あの尖っている独特の山は鹿島槍。あそこからご来光なのか。

  
立山連峰縦走2

鹿島槍の後ろがだんだんと明るくなってきた。

立山連峰縦走2

と思ったら突然谷からガス。辺りはみるみるうちに視界不良に。

立山連峰縦走2

ガスが切れた遠くには富士山も見えてきたぞ。

  
立山連峰縦走2

手前の餓鬼岳の左奥には八ヶ岳と蓼科山。このままガスが出ませんように。

立山連峰縦走2

まだまだ富士山も見えているが・・・。

立山連峰縦走

かなり明るくなってきた。相変わらず谷からガスが上がってきたり切れたりを繰り返す。そろそろ日の出の時刻なのだが雲が厚い。

  
立山連峰縦走2

富士山の左手の山は南アの甲斐駒。

立山連峰縦走2

ここまできれいに見えているのにね、ちょっと雲が厚くてご来光は無理か。

  
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雲海に浮かぶ四阿山。あんなに遠くまで見えるんだな。

明るくなって改めて空に雲が広がっているのがわかる。ただ時間的にはあと10分ほどで日の出の時刻なので、最後まで諦めない。ひたすらお日様が顔を出すのを待つのみ。

しかしここからの眺めもまたいいもんだ。後立は五竜から針ノ木、野口五郎と水晶の間の稜線の向こうには槍穂が見えている。

  
立山連峰縦走2

日の出の時刻は過ぎた。しかしいつものご来光は見られない。どうやら雲が掛かってお日様は顔を出すことはなかったようだ。
槍穂の方向にカメラを向けるといきなり手前の谷からガスが上がってきた。なかなかうまくいかないけど、タイミングを待ってできるだけたくさんの山の姿を撮る。眼下には黒部湖。ここからの眺めも迫力あるなあ。

立山連峰縦走2

日の出の時刻が近い。しかし空には厚い雲。鹿島槍の後ろに日の出の光がわずかに漏れているのみ。今回はこれが精一杯だ。

  
立山連峰縦走2

槍穂にカメラを向けたら手前の谷からいきなりガス。タイミングが難しい。

立山連峰縦走2

ガスのせいか、ピントも合ってくれないな。

立山連峰縦走

ガスが広がる前に全景を撮ろうとしたけど、なかなかうまくいかない。でもこれだけでもなかなかの景色だ。

立山連峰縦走

これが五竜から黒部五郎までの一望の景色。遠くに四阿山、八ヶ岳、富士山、南アと見ることができたのは十分すぎるかも。

  
立山連峰縦走2

眼下に黒部湖。あの大きなダム湖が小さく見える。

立山連峰縦走2

今回も富士山が見えてよかったよ。

立山連峰縦走2

蓼科山と八ヶ岳。登るのはいつのことだろう。

立山連峰縦走

上の一望写真からガスが多少切れたので再度撮影。黒部五郎の右手前にはこれから登る越中沢岳、薬師岳が続く。

  
立山連峰縦走2

こちらが立山方面。一ノ越は龍王岳に隠れているけど、浄土山南峰、から龍王岳、鬼岳と歩いてきた山々を改めて振り返る。

残念ながら今日のご来光は諦め。っていうか、ご来光を拝めるのはラッキーと思うしかないね。
相変わらずガスが昇って晴れてを繰り返している中、あまりに体が冷えてしまったので、そろそろ出発。かなり長居してしまったが、明るくなったのであたりの景色を楽しみながら歩いて行こう。次の目標地点はザラ峠だ。

  
立山連峰縦走2

手前は読売新道が苦しかった赤牛岳。

立山連峰縦走2

薬師方面はまたまたガスが上がってきた。

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日の出待ちでかなり長居してしまった獅子岳山頂。立山の山々に別れを告げ、山頂を去る。ここからはザラ峠まで長い長い下りだ。


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