木曽駒ヶ岳 ~木村さんとKUMAクンの雪上訓練~
雪は消えた
木村さんがアイゼンを外していると、KUMAクンの姿が見えてきました。いや~これで一安心。しかしKUMAクンも苦しそう。あと少し頑張れ!!
ようやく我々のもとに辿り着いたKUMAクン。一気に高度が上がったせいか、息が切れています。とりあえず腰を下ろして休憩しましょう。
KUMAクンもここでアイゼンを外します。しかしこの急登をよく頑張りました。二人ともアイゼン装着してここまでの雪の上を登ったのは初めて。ここからは夏ルートを辿るので一安心ですよ。
呼吸も整い、乗越浄土に向けて出発。石が敷き詰められた登山道を登っていきます。アイゼンを外したところから乗越浄土まではすぐでした。木村さんにとって5年振り。ここまで来るとホッとします。
ここからの眺めはまた格別。行く手には残雪の中岳。登ってきたところを振り返ると目の前には南アルプスが連なっています。もちろん塩見岳の左側には富士山。そうそう、右手には空木岳が見えてきましたね。
乗越浄土で景色を楽しんでから中岳経由で木曽駒ヶ岳山頂に向かいます。きつい登りはもうありません。宝剣山荘の横は雪が残っていますが、これも問題はなし。滑らないように気をつけて歩けば大丈夫。
目の前には尖った宝剣岳です。ここの山頂は高度感たっぷり。7月に登った時、一番上の岩の上には木村さんは立てませんでした。出発時に指導員さんに聞いたところ、雪がないので問題なく登れるとのこと。一気に登ってみたいところですが、往きはパスして帰りに体力と相談しながら登るかパスするかを判断することにしましょう。
これまた独特の形の天狗岩をバックに中岳に向かいます。