思えば木村さんもKUMAクンも本格的な雪上は初めてのはず。二人を撮影しながら八丁坂を目指します。私も雪の上をアイゼンを着けて歩くのは久しぶり。でもちょっと雪が緩いかな？　ちょっと足を取られながらも進んでいきます。

途中にある指導標から斜度が途端にきつくなります。振り返ると南アルプスをバックに木村さんとKUMAクンがゆっくりと歩いているのが見えます。

マイペースでいいから安全にね。くれぐれもアイゼン引っ掛けてケガしないように。（す～さん新品のゴアテックスのパンツ破っちゃったからね）

斜度はどんどん急になってきました。雪上の直登はキツイですが、真っ白な世界を登っていくのは気持ちいいもんです。再度振り返ってみると眼下にはポツポツと登ってくる人たち。ピッケルよりもストック持ってる人のほうが多いような・・・。

しかし不覚にも木村さんたちを見失ってしまいました。恐らくウエアも脱いでしまったのでしょうか、今まで着ていたウエアの色が見つかりません。見上げるとすぐ頭上にはオットセイ岩。とりあえずあそこまで登って木村さんたちを待つことにしましょう。

オットセイ岩のところでトレースから外れて木村さんたちを待ちます。ここで余裕で登ってきたお姉さんのアイゼンが自分のとお揃いであるのを発見!　思わず写真撮らせてもらいました。なんとアイゼンだけでなく、ピッケルまで同じだったとは・・・。それにしてもスパッツもアイゼンと同色でカッコイイ!!

お姉さんを見送ってからも木村さんたちを探しますが、視力が悪いので全く見つからず。右下の写真（↓）、木村さんとKUMAクンが何処にいるのかわかるかな？

なかなか木村さんが登ってこないので、ここは先に進みます。ジグザグにトレースを辿っていくと、その先は雪がなくなっていました。どうやらこの先アイゼンは必要ないようです。ここでアイゼンを外して二人を待ちます。しかしいくら待っても姿すら見えず。あれ？　途中でパンクしちゃったか、それとも滑っちゃったかな・・・と心配していたところ、ようやく木村さんの姿が見えてきました。

かなり苦しそうな木村さん。何とか雪が切れるところまで辿り着きました。しかしKUMAクンは？

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