表銀座縦走 二日目 ~感謝と恩返し~
ここから見る槍穂
ようやくお日様が東天井岳のちょっと右の稜線から顔を出した。改めて今日の始まり。やはり日が昇ると元気が出てくる。ちょっと寒いけどすぐに気温が上がってくるだろう。
そろそろ日の出。ちょっと足を止める。
ようやくお日様がこちらを照らし始めた。
おはようございます。一日の始まり。
お日様が顔を出している左側の三角のピークが東天井岳。写真右端の三角の山は常念岳だ。
ようやく今歩いている登山道にも日が照ってきた。しかし足元には霜柱。9月末とはいえ、この標高ではあたりまえか。
改めて喜作新道をヒュッテ西岳目指して歩き出す。左手には常念、右手には槍を見ながらの稜線歩きはまた格別だ。日もすっかり昇り、山々も朝日の色からいつもの色に戻ってきた。ふと、常念の向こうを見ると、昨日同様に雲海が広がっている。これは常念登った人は感動モノだろうな。
登山道を進むにつれ、東鎌尾根も近くなってきた。途中にある指導標にはヒュッテ西岳まで1.3kmと書かれている。気になるのは赤岩岳山頂の文字。
足元には霜柱。寒いはずだ。
常念から蝶。その向こうには果てしなく続く雲海。よくよく見ると蓼科山が浮かんでいるようだ。南アもうっすら。
緩やかな稜線とはいえ、たまにこんな登りも。
穂高もだんだんと近くなってくる。北穂の小屋は岩にへばりついているよう。
槍もいつもの姿。だんだんと小槍が隠れてくる。
これから歩く東鎌尾根が一望。あんなところ登っていくのか。
赤岩岳山頂と書かれた指導標。大天井ヒュッテから2.8kmでヒュッテ西岳まで1.3kmなので、大天荘からはかなり歩いてきたことになるな。ピラミダルな常念も見る位置によってはわずかに形が違う。
前穂北尾根の向こうに梓川。
あそこは明日上高地に下りていく道だ。
周りの山々を楽しみながら快調に歩く。途中で赤岩岳への分岐に差し掛かるが、足元が悪く踏み跡も薄い。後先を考え、赤岩岳はスルーすることにする。
目の前は西岳か。そろそろヒュッテ西岳が見えてくるはずなんだけどな・・・。
吊尾根と前穂。あそこも真っ暗な中を歩いたなあ。
前穂と北尾根。自分には無理。
大天荘からヒュッテへの登山道がはっきりわかるね。
北穂高小屋。かつて飛騨泣きからどうやって登ったんだろう?
赤岩岳を振り返る。今日は巻いたけど、また機会があったら登ってみよう。今回の山行は安全重視で余裕を持つ。
常念山脈の向こうに見える雲海。
もっと標高の高いところから見たいね。
西岳手前付近から360°の眺め。天気がいいのがありがたい。
ちょっと逆光で見にくいけど、穂高から蝶、常念~大天井への眺め。山々の間から雲海も見えるよ。