烏帽子岳~念丈岳

烏帽子岳~念丈岳 ~中アの玄関口~

14年振りの烏帽子

  

今年は何とか間隔を空けないようにと心掛けていたのだけど、5月の連休が終わり、その次の週にも山に向かったのだが、それ以来はなかなか忙しくて登ることができない。まあ、週2日しか休みがないし、うち1日は部屋の掃除や洗濯、一週間分の買い出しなどに費やされて実質1日しか休みがない。ここは仕事の合間を見て有り余っている休暇を取って山に行くことにする。実に一ヶ月振り。本当はもう少し早く登りたかったんだけど、こればかりは仕方がない。

今回登る山は登山を始めた年に木村さんと登った信州の烏帽子岳。あの時はデジカメを忘れてしまったので、次の年に再度登って以来だ。どうしてこの山を選んだかというと、以前KUMAクンが烏帽子岳に登りたいと言っていたから。そしてできればその先の念丈岳へも登ってみたいと。それならロケハン兼ねてどんなもんか一度登っておこうと思ったわけ。自分の記憶がいい加減なことは蕎麦粒山で確認済み。一緒に登るときに迷惑をかけてはいけないので、あらかじめ確認しておく。

お金がないので高速は使わない。日の出の時刻くらいに出発できれば何とか余裕を持って帰ってくることができるだろう。ちょっと早めに自宅を出ると・・・何と国道が事故で通行止めと電光掲示板に表示されている。ここは裏道へと迂回して国道に合流したものの、まだ事故現場は先だったようで、先を行く車がハザードを点けて停まっている。これはヤバイと思い、速攻でUターン。裏の裏道へと暗い道を進み、何とか通行止めの箇所を迂回することができた。後から思えば無理して迂回して正解だったよ。

  
烏帽子岳~念丈岳

鳩打峠手前の広場に車を停める。ここから出発。

飯田の街から松川町へ向かう。ナビで確認しながら、これまた真っ暗な林道小八郎線を延々と上っていく。どれくらい進んだだろうか。左手に広場があり、そろそろかなと思ったら目の前に登山口が現れた。その先は車両通行止め。ここが鳩打峠だ。ちょっとだけ戻って広場に車を停める。やはり14年前の記憶は頼りにならない。

車の中で朝食をとり、準備をしているとだんだんと空が明るくなってきた。伊那谷方面を見ると、南アルプスが見事に浮かんでいる。なんかこれだけでも得した気分。

  
烏帽子岳~念丈岳

東の空が明るくなってきた。真正面が仙丈ヶ岳で右手の高い山が北岳。

烏帽子岳~念丈岳

今日の天気も良さそうでラッキー。

  
烏帽子岳~念丈岳

伊那谷の人たちは東に南アルプス、西に中央アルプスを見ながら生活してるんだね。それにしてもいい景色だ。


  

車を停めた広場から登山口へ。あらかじめ用意しておいた登山届をポストに入れて出発。14年前の写真と比べると、登山口の様子もだいぶ変わっている。すっかり辺りは明るくなり、山に一礼して出発。細い登山道をゆっくりと登っていく。

ちなみに、木村さんと登った14年前のレポ「烏帽子岳~雷にビビりながら~」も合わせて見てね。当時の山の様子と比べるのもなかなか面白い。

  
烏帽子岳~念丈岳

広場からちょっと歩くと登山口。

烏帽子岳~念丈岳

ここは鳩打峠。標高は1,118m。「熊出没注意」が気になる。

烏帽子岳~念丈岳

ポストへ登山届を投函。今日の目標は念丈岳だ。

  
烏帽子岳~念丈岳

14年前の登山口とはすっかり変わってしまった。ルートマップの看板の所から作業用のモノレールが延びていたはず。

烏帽子岳~念丈岳

英語、ハングル語、中国語とこの山もグローバルになった。

烏帽子岳~念丈岳

できれば奥念丈まで行ってみたいのだけど、今日はやめておく。

  
烏帽子岳~念丈岳

山に一礼して出発。無事に戻ってこれますように。

烏帽子岳~念丈岳

最初は丸太の階段。

烏帽子岳~念丈岳

すぐに緩やかな登山道に変わる。


  

急でもなく、平坦でもない普通の登山道だ。登山道に沿った作業用のモノレールは既に撤去されてしまったようだ。
どんどん進んでいくと、木に何か貼ってある。よくよく見ると、山頂での写真を撮ると、オリジナル缶バッジがもらえるとのこと。これはいいや。忘れないように帰りに寄っていこう。

  
烏帽子岳~念丈岳

緑の中の赤い花は映えるね。

烏帽子岳~念丈岳

お日様もだいぶ昇ってきた。やっぱ明るいといいね。

烏帽子岳~念丈岳

烏帽子岳までまだ10分の1か・・・。

  
烏帽子岳~念丈岳

植林帯の中をどんどん登っていく。

烏帽子岳~念丈岳

整備された気持ちのいい登山道だね。

烏帽子岳~念丈岳

よくよく見てみると、山頂の写真を撮って温泉のある清流苑か松川町観光案内所で見せれば缶バッジがもらえるとのこと。これはいいなあ。念丈岳まで行くことができればそこの缶バッジもらいに行こう。


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