雨乞岳

雨乞岳 ~鈴鹿チャレンジ~

花はちょっと早かった

  

十分休憩も取ったので再度帰路につく。ここからは本峰への登り返しを頑張れば、あとはひたすら下るだけだ。ご飯を食べたせいか、何とか順調に本峰、東峰へと歩いていくが、休憩を含めて10時間近く山を歩いている。ちょっとだけ東峰で腰を下ろして小休止。

  
雨乞岳

本峰へ到着。やはり登り返しがキツい。

雨乞岳

いい山なのでまた来よう。

雨乞岳

東峰でちょっと休憩。かなり疲れたよ。


  

東峰から来た道を戻っていく。主稜線から谷沿いのルートへと入り、いつもはシダに覆われている踏み跡を下りていく。足元にはたくさんのシダの若芽。
そして道は植林帯の中へ。しばらくは沢に沿って歩いていくが、下りは踏み跡がわかりにくく、途中で見落としがちになるけど、ここは落ち着いて辺りを確認して確実に下りていく。
沢から離れると後はひたすら暗い植林帯の中を歩いて行くのみ。ここで気がついたのは、アセビの若葉が昼夜の寒暖差で赤く紅葉してまるで花のように色づいていること。心配していた水も登山口まで十分もちそうだ。足元のイワカガミの花も通り過ぎ、登山口が見えてきた。

雨乞岳

まずは東峰からの急坂を下りていく。

  
雨乞岳

足元にシダの若芽がたくさん。

雨乞岳

すぐにここら一帯はシダの葉に覆われるだろうな。

雨乞岳

主稜線から外れて沢に向かって下りていく。まだ空が見えているけど、この先で見通しの悪い樹林帯の中に入っていく。

  
雨乞岳

登山道の周りにはたくさんのアセビの木。鈴鹿の山独特の光景だ。

雨乞岳

紅葉の若葉がまるで花のようだね。

  
雨乞岳

結局イワカガミはここだけ。花はまだ早かった。

雨乞岳

何とか登山口へと戻ってこられたぞ。

雨乞岳

明るいうちに下山できてよかったよ。


  

できるかな~?と思っていた杠葉尾から雨乞岳のピストンだったけど、何とか銚子ヶ口、クラシ、イブネを経由して雨乞岳までたどり着くことができた。例年だと冬に鈍った体を暖かくなって徐々に動かしていくのだけど、この時期にこれだけ歩いたのは初めてじゃないかな? 本日は水平距離で23.2km、累積標高差は±2,237mとなると、やはりたくさん歩いたことがわかる。これも自分の今の体力がわかった上でのチャレンジ。もちろん無理だと思えば途中ですぐに引き返すだけ。
年々体力も筋力も落ちていくけど、ようやく暖かくなり始めて体も動くようになってくれば、まだまだいろいろな山に登れそうだ。今日はそのためのチャレンジだったね。

雨乞岳

春の鈴鹿チャレンジこれにて完了。よく頑張った。


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