御池岳

御池岳 ~ティーティティー~

ティーティティー!!

  

帰路はT字尾根をたどる。ここからのルートは知っている人も多いかと思うけど、道迷いの遭難が多いところ。降下点から確認すると、確かに地図のとおりTの形をした尾根が見える。降下点から地図とコンパスで確認しながら尾根をたどれば間違うような所ではないように思えるけど、これが山の怖いところ。実際に自分も他の山域で道迷いすることも度々。ここは地図を見ながら踏み跡をたどることにする。

  

下降点からはその名の如く、一気に急坂を下りていく。木にテープが巻かれているけど、慎重に踏み跡をたどっていく。
コルからはちょっと登り返し。そして道迷い多発の箇所には指導標が立てられている。ここからはわずかに登り返し、大きく下りを繰り返して高度を下げていく。

御池岳

手前の尾根がT字尾根。確かにTだ。登山口へは分岐から左へ進む。

  
御池岳

下降点から出発。迷わないようにね。

御池岳

かなりきつい急坂だ。テープや踏み跡を見落とさないように。

御池岳

下りきったところからは踏み跡は明瞭。

  
御池岳

ここが雑誌で見た迷いポイント。遭難者は右のゴロ谷へ迷い込んだらしい。今は指導標が立っている。尾根をたどるルートということを頭に入れておけばそのまま真っ直ぐ行くのだけどね。

御池岳

フィックスロープのある登り返し。

御池岳

そろそろなだらかになってきたかな。


  
御池岳

P918に着いた。山頂までは誰にも会わなかったけど、帰路ではこれから山頂を目指す人達とすれ違ったけど、これも10人いなかったっけ。

Tの付け根、P918に着いた。ちょっとした広場になっており、ここでザックを下ろす。
でもって、T字尾根だけに"T"を探す・・・と、そう!! 今歩いているところがT!! で思わず誰もいない山の中でTT兄弟をやってしまった。我ながらちょっと恥ずかしい・・・。

TT兄弟で満足した後は南への緩やかな尾根を下り、P878からは林道に向けて急な下り。距離はさほど無いのだけど、最近は足の筋力が落ちたせいか、下りが相当にきつい。
途中小休止を挟みながら植林帯を下りていくと、沢の音が聞こえてきた。登山口はもうすぐだ。

  
御池岳

P918が木に付けられている。

御池岳

思わずTT兄弟。カメラを片手に持っているので左右別々の2枚を合成したよ。

  
御池岳

P918からは緩やかな下り。Tの左側を行く。

御池岳

方向はこちらでいいね。

御池岳

看板の表面が朽ち落ちているけど、ここがP878。ここまでは緩い坂を下ってきたけど、ここから登山口のある御池林道までは急降下となる。

  
御池岳

案の定、結構な急坂だ。

御池岳

林道にある登山口が見えてきた。

御池岳

鈴鹿の最高峰から無事下山。

  
御池岳

御池林道にある登山口へ下りてきた。登山口にある飛び出し坊やは銚子ヶ口登山口にもあったように、滋賀県八日市市社会福祉協議会に由来する。元祖飛び出し坊やだ。

御池岳

登山口からは舗装された林道を歩く。

御池岳

この橋の向こうが駐車場。いい山行だった。

  
御池岳

駐車場には数台の車。みんな登山を控えたのかな?

登山口からは御池林道を歩き、朝に出発した小又谷駐車場に戻ってきた。前回の瓢ヶ岳に比べればちょっと長目の山行だったけど、何とかバテずに山頂まで行くことができた。今後は徐々にきつい山行に体を慣らしていかないとね。

ここのところ、新型コロナウイルスで人が集まるところはもちろん、外出さえ控えるようになっている中、人との接触が少ない登山が人気のようだ。近くの八風キャンプ場のコテージは利用者が増えているとか。しかし、このままだとこういったところもクラスターになりかねない。時期が経つと山小屋も徐々に開いてくるけど、今シーズンの営業がどうなるかも心配だ。
止めるべきときには何もしないほうがいいと思う。倒れてしまっては山に登ることもできないからね。


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