御池岳

御池岳 ~ティーティティー~

鈴鹿の最高峰

  

3月になってようやく今年の初登りとなったわけだけど、その後がなかなか続かない。今年は暖冬で雪が少なかったこともあり(個人的にはありがたかったけど)、この時期に残雪を求めてなんてのは考えていない。でもちょっと登り応えのある山をと考えたところ、ひさびさに鈴鹿あたりを登ってみたくなった。実は昨年末にちょっとした縦走を計画していたのだけど、諸事情で中止。暖かくなって落ち着いたらと考えていたけど、あまりにも歩く距離が長いので、まずは足慣らしに鈴鹿の最高峰、御池岳に登ることにする。

実は鈴鹿には何度も訪れているのだけど、最高峰の御池岳には登ったことがない。ここは山頂部が数百mにわたって平になっており、「テーブルランド」と呼ばれている。ここはスノーシューを履いてこのテーブルランドをいつか歩きたいと思っていたのだけど、今回は雪もないので、これまた歩いてみたかった西のT字尾根のルートを選択する。途中でバテなければいいけど。

  

堤防道路を走っていなべ市に入る。このまま国道421号線の石榑トンネルを抜け、道の駅で一休み。ここから君ヶ畑の集落を抜け、小又谷駐車場まで細い道を進んでいく。駐車場の一番奥に車を停め、しばらくすると徐々に辺りが明るくなってきた。今日のルートは小又谷駐車場から沢に沿って作業道を歩き、途中からノタノ坂登山道に入る。土倉岳を経由してテーブルランドにある山頂へ。そして帰路はT字尾根から御池林道に下り、駐車場に戻ってくるという周回コースだ。いつも使っている昭文社の地図にはT字尾根のルートは載っていないので、自分で地図を印刷して読図をしながら歩いていかなくてはならない。

御池岳

今日は周回コース。無事にここに戻れますように。

  
御池岳

駐車場はそこそこ広いけど、車は自分を含め2台だけ。

御池岳

茨川へのルートもこちら。

御池岳

ここから小又谷作業道が沢に沿って続いており、しばらくは作業道を歩いていく。なんかクマ出没注意の看板が不気味・・・。

  
御池岳

この地図が一番わかりやすいかも。

御池岳

作業道はここから始まる。お隣は駐車場。

御池岳

鬱蒼とした植林帯の中。

  
御池岳

所々荒れているので車両通行は無理。

御池岳

こんなところに洗い越し。

御池岳

ここがノタノ坂登山道の登山口。出発から1kmも距離はなく、一旦沢に下りて鉄製の橋を渡る。
実は勘違いして一旦通り過ぎてしまった。もうちょっとしっかり予習しておかなくてはね。


  
御池岳

作業道は更に続いている。

作業道から指導標に従い、登山道に入る。先の沢には鉄製の細い橋が架けられているが、途中で踏み板が無い箇所もあるのにビックリ。

ここから踏み跡に沿って登っていく。周りの樹木はヒノキだ。ルートは登り一辺倒だがあまり斜度を感じない。それもそのはず、ルートはジグザグに続いている。さすがに植林帯の中なので眺望は無いが、歩きやすい登山道だ。

ひたすら登っていくと、南からの尾根に取り付いたようだ。多少は眺望が開けそう。

  
御池岳

登山口の先、沢に鉄製の橋が架かっている。

御池岳

細いので落ちないように注意。

  
御池岳

ヒノキの樹林帯の中、急坂をひたすら登る。

御池岳

お、尾根に出たようだ。

御池岳

鈴鹿国定公園の印。

  
御池岳

御池岳と茨川との分岐に差し掛かる。御池岳は左の細い道をヒノキ林の中へ。

尾根に出たら分岐が現れた。地図で確認すると、右側に続いているのが茨川、更には治田峠につながる。ここから藤原岳へ縦走する人もいるらしい。そして南へはヒキノに至る。

地図を見て改めてわかったのが、尾根に沿って送電線が続いている。となると、このルートは登山道というよりも鉄塔の巡視路か。(実際、このあとは鉄塔を巡る旅になる)

御池岳へは指導標左に続いている細い道を行く。とりあえず山頂までの前半の難所はクリア。次の目標地点は土倉岳。


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