
御池岳 ~ティーティティー~
ノタノ坂から土倉岳
目の前に鉄塔が見えてきた。地図のとおり、送電線が続いているのがわかる。ちょうどここで周りが開けたので5分ほど小休止。今日は昨日と異なり、天気も安定とのことで気持ちがいい。周りを見渡してみると・・・あれが御池岳のテーブルランドか?
しばらくは送電線に沿って巡視路を歩いていくが、途中で送電線は北東の方角に続いていく。登山道は尾根伝いに明瞭に続いているが、急坂の後に緩やかな坂を繰り返しながら標高を上げていくのでさほど苦しくはない。
しかし周りの木々は冬の様相。新緑の季節になるともっと気持ちがいいだろう。
木に「鈴鹿10座」のテープが巻かれている。銚子ヶ口に登ったときも同じものを見つけた。「鈴鹿10座」は北から御池岳、天狗堂、藤原岳、竜ヶ岳、日本コバ、釈迦ヶ岳、銚子ヶ口、イブネ、御在所山、雨乞岳だ。うち御池岳、天狗堂、日本コバ、イブネの4座が未登。

鉄塔に到着。ちょっと休憩しよう。

彼方に鉄塔は続く。

あれが御池岳のテーブルランドか。まだ先は長いな。

しばらくは送電線に沿って歩くのか。

ここからは平坦な道が続く。ちょっと登って平坦を繰り返すようだ。

たまに現れるノタノ坂の指導標。

冬枯れの木々の中に続く登山道を登っていく。

あ、鈴鹿10座の黄色のテープ見っけ。

ここからは土倉岳への登り。登って平坦、登って平坦を繰り返すのでさほど苦しくはない。新緑の季節ならもっと気持ちがいいだろうけど、こんな風景も好き。

木々の向こうにテーブルランドが近づく。
順調に土倉岳に向けて登っていく。途中でイワカガミの群生に出会う。しかし今の季節では花は見られず。っーか、まだ葉は紅葉したまま。その横にはアセビの木。これまた花は付いていない。来月に気温が上がってくれば鈴鹿の山はきれいな花に囲まれるだろう。
だんだんとテーブルランドが近づいてきた。と、登りきった先に標識が見えてきた。土倉岳に着いたようだ。今回のルートで唯一三角点のあるところ。いつの間にか標高は1,000mを超えていた。
土倉岳山頂はそこそこ広い。ここでザックを下ろして水分補給。しかし今日は誰とも出会ってないな・・・。

イワカガミを発見。まだ紅葉したままだ。

こちらはアセビの木。鈴鹿名物?

所々でイワカガミが群生している。ピンク色の小さな花が咲き誇るのはもうちょっと暖かくなってから。

右手にテーブルランド。地図ではあそこに取り付くのはかなりの急登。

先に標識が見えてきたぞ。

土倉岳に到着。御池岳南尾根の前衛峰といったところか。
三角点は三等。点名は「河倉峠」。

ちょっとここで水分補給を兼ねて休憩。

山頂に向けて出発。ここから急登を覚悟せねば。