瓢ヶ岳

瓢ヶ岳 ~一年の区切り~

苔むした石垣

  
瓢ヶ岳

一旦林道に合流し、ここから登山道は続いている。19年前は整備されたばかりだったはず。

登山道は一旦広い林道に出る。林道とは言っても何年も車両が通った形跡はなさそうだ。実は途中で林道を横切るのはすっかり忘れていた。林道に出てGPSでルートを確認し、行く先を歩いていくと右手に手摺りが見えたところで思い出した。改めて19年前の写真と比べてみると法面のコンクリートブロックや石垣は表面がほぼ緑色に苔むしていて、時の流れを感じさせる。よくよく見ると、当時の標識も変わっている。

ここで更に思い出したのは、19年前はここが整備されたばかりだったこと。コンクリートブロックは真っ白で、林道も真っ平らで雑草の一本もない。

  
瓢ヶ岳

工事がなされて間もないと思われる法面の真新しいコンクリートブロック。木村さんは下山中。

瓢ヶ岳

これが19年前の写真。木村さんと瓢ヶ岳に初めて登り、下山したときに撮ったもの。春のポカポカ陽気の中で気持ちの良い登山だったことを覚えている。
しかし19年の年月でここまで変わるものか、いや、これが普通なのか、それとも朽ち果てていないのか。何年か後にここがどうなっているのか、また訪れてみたい。

  
瓢ヶ岳

なんだろう? まるで白きくらげ。

瓢ヶ岳

ここから登山道は急坂になっていく。

瓢ヶ岳

まだ暖かくなるのは先。木々も色づいていない。

  
瓢ヶ岳

何とか尾根に出た。標識が立っている。

瓢ヶ岳

いやいや、登山口からまだ半分も来ていないのか…

瓢ヶ岳

ここから登山道は更に険しくなっていく。そしてこの先に延々と続く直登が待っている。このルートがあまり登られていないのは予想以上に体力を使うためかもしれない。


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