どんぐり山

どんぐり山 ~未踏の道~

迷路のような山道

  

砂防ダムから下りていくと、舗装路が見えてきた。右は芥見権現山と北山の間にある老洞峠につながるけど、チェーンがあって車両は入れない。 舗装路に出る手前左手に踏み跡が続いているけど、ここも私有地のため立入禁止の看板が立っている。まずは舗装路に出て、老洞峠とは反対の方向にちょっと歩いていく。そろそろお昼ご飯をと思い、誰も来ないだろうと道に座って持ってきたおにぎりとパンを食べる。
この舗装路を歩いていくと、駐車場から市街地に出るけど、途中左手に薄い踏み跡が続いているのを見つけた。ダメ元でここを歩いていくと、確かに薄いけど踏み跡は沢に沿って踏み跡が続いている。行く手を見落とさないように歩いていくと、何とどんぐり山と槍どんぐり山の間、先ほど歩いたルートに合流した。そのまま槍どんぐり山まで登っていく。
本日二度目の槍どんぐりの山頂。ちょっと休憩後、山頂から覗いてみると、西側に薄く踏み跡が続いている。どうやら下りていくルートがあるようだ。ちょっとここを下りてみる。左手には岩峰が続いている。どうやらどんぐり山から見た岩峰の北側を巻くように踏み跡が続いているようだ。しかしかなりの急斜面で、足元も悪い。慣れない人は立ち入らないほうが良さそうだ。

  

しばらくすると道は樹林帯の中に入り、看板が立っているのが見える。よくよく見ると、さっき登ってきたルートに合流、更には看板には「崩落危険 この先落石事故防止の為立入禁止」と書かれている。何といつの間にか立ち入り禁止区域に入ってしまった。槍どんぐりの西尾根は立ち入らないようにしよう。

どんぐり山

砂防ダムから下りていくと、老洞峠に通じる舗装路に出た。

どんぐり山

この辺りはかつて山火事のあった山域。古びたどんぐり山の看板が山の復興の象徴だ。当時は歩いていると黒く焦げた木が見られたけど、さすがに今はその跡もない。もう二度とあんな災害は起きないようにしたいものだ。

  
どんぐり山

一旦舗装路をちょっと歩いて再び山の中へ。

どんぐり山

槍どんぐり山頂再び。

どんぐり山

西尾根方面に踏み跡が続いている。

  
どんぐり山

結構急な斜面だった。行く手に何か立っている。

どんぐり山

歩いてきたところは立入禁止だった。失態だ。

どんぐり山

この山域を行ったり来たり。上って下ってを繰り返す。さほど休憩無しでぶっ通しで歩いているので、足がちょっと張ってきた。何とか頑張って五差路まで歩く。ここからは無難に芥見権現山登山口に下り、そこから桐谷坂を経て下山するとしよう。


  

ようやく芥見権現山登山口へと下りてきた。まるで迷路のようなルートだったけど、何とか頭の中で整理できたと思う。帰って地図を更新するときに改めて復習だ。
再び桐谷坂に戻る。帰路は往路をそのまま戻ろうかと思ったけど、例の南ルートが実際はどうなっているか確かめておきたい。県道を関方面へ下っていき、左手にある南ルートの入口にたどり着く。ここからは明瞭に踏み跡が続いており、この先を確認するため、このルートを辿っていく。間違えていなければ往きのルートに合流するはず。
ルートは途中から踏み跡が薄く、落ち葉が敷き詰められた急坂になってきた。これは疲れた足にこたえる。ひたすらルートを見極めながら登っていくと、踏み跡が横切る箇所に出た。どうやら往きに通ったところだ。正確には、今登ってきたところを下りていかなければならなかったのだけど、さすがにここはわからない。できれば南ルートは立ち入らないほうがいいね。見覚えのあるルートを進むと、桐谷坂に下りていく三叉路の指導標が見えてきた。あとは来た道を戻るだけだね。

  
どんぐり山

芥見権現山登山口に到着。結構疲れたな。

どんぐり山

桐谷坂を渡ってそのまま県道を関方面へ。

どんぐり山

ここが南ルート入口。残念なのは辺りはゴミだらけ。

  
どんぐり山

最初は踏み跡は明瞭だったのだけど…

どんぐり山

ここが間違えたところ。これはわからないわ。

どんぐり山

三叉路まで戻ってきた。これで一安心。


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