どんぐり山～未踏の道～

主峰からちょっと寄り道

槍どんぐり山から主峰のどんぐり山へ。

槍どんぐり山から再度登ってきた道を戻り、三叉路からどんぐり山へのルートを進んでいく。道はちょっと薄暗い樹林帯の中を大きく下っていく。すぐに道は平坦になり、左手にどんぐり山への登り口がある。ここから低木の中を歩いていくと、何箇所か分岐があるものの、どこを歩いても山頂につながるようだ。そして今回の主峰、どんぐり山に到着。主峰といっても向山の稜線よりも標高は低いけどね。
ここからの眺めも先ほどの二峰同様、なかなかいい。天気がいいのでもっと訪れる人が多いかなと思ったけど、ボッチの山頂だ。ばあ、これはこれで静かでいいか。ちょっと行動食を摂っておこう。

ここがどんぐり山への登り口。「安全登山」の標識が付けられているのですぐわかる。この先、道は分岐しているけど、どのルートを歩いても山頂に行くことができる。できるだけ歩きやすいと思う道を行けばいい。

登り口から山頂までこれまたすぐ。

空は青空の登山日和。ちょっと暑いくらいだ。

どんぐり山到着。これでどんぐり三山完登だ。

誰もいない静かな山頂を満喫してる。

改めて地図で確認すると、やはりピークが三つあり、西からどんぐり山、槍どんぐり山、前どんぐり山と名前が付けられているのがわかる。しかし、いつ何時このピークへの踏み跡ができたのだろう？　でもこんな近場に登山を楽しめる山があるなんていいね。

どんぐり山からの眺め。市街地から近く、標高183mの山とは思えないほどの絶景。

どんぐり三山を完登したものの、今日はまだ歩いていないルートの確認もある。まずはどんぐり山を下り、元のルートを西へと歩いていく。大きく左にカーブしたところで右手に踏み跡が続いている。ここを歩いていくと、芥見権現山への主ルートにつながるようだ。鬱蒼とした樹林帯の中を登っていくと、「アルプスコース」の標識が現れる。左が芥見権現山、右が桐谷坂だ。何とかこのルートも確認できたので、来た道を引き返す。

元の道に戻り、途中で砂防ダムを左手に見て、山を下りていく。このどんぐり三山を巡るルートは、芥見権現山への主ルートの南側を通っているのが地図を見るとわかるよね。