
大日三山縦走 二日目 ~大いなる日輪~
眼下に湿原
大日小屋を左手に見上げながらそのまま下山ルートへ進む。今日は下りとはいえ、急坂の連続だ。注意して歩かねばならない。しかし時間が経つにつれてだんだんと暑くなってきた。たまらずパーカーを脱ぐが、脱いでも暑い。先に歩いていくにつれて、眼下に視界がひらけてきた。遠くに訳し、その右手前は鍬崎山だ。そしてその手前にはアルペンルートのグネグネの道路と弥陀ヶ原が広がる。これが昨日の朝にバスの中から見た景色を今度はこちらから見ているんだね。弥陀ヶ原の手前は大日平。その中にぽつんと赤い屋根が見える。あそこが今日の最初の目的地である大日平山荘だ。しかしあそこまでかなり遠いぞ…

朝通った指導標。このまままっすぐ下山。

ここまで下りてくるとガスも掃けて視界が広がる。いつも見る薬師はカール側が多いけど、反対側はちょっと違うかな。しかし雄大さは変わらず。
今日は弥陀ヶ原には行けないけど、大日平を歩くと思うとワクワクする。

かなり下りてきたけど、なかなか大日平山荘が近づいてこない。

山荘を拡大。緑の中に赤い屋根が映える。

ようやくここまで下りてきた。ただ、今日も暑い。

ここは日陰なのでいいけど、この先遮るものがない。気温はどんどん上がり、かなり汗も出てきた。

大日平は称名川を挟んで北側にある高原湿地。

途中にある古びたベンチ。指導標もボロボロ。

高原湿地を歩くにはちょっと暑すぎる。

大日岳を振り返る。一気に下ってきたのがよくわかるね。

木道が続く。まだ大日平山荘が見えてこない。

ようやく着いた。右手前のテントは簡易トイレ。

山荘玄関は自由に使えるよ。山小屋には珍しく火曜定休らしい。

大日平山荘に到着。何とここはトイレは水洗(ただし宿泊者のみ使用可)、水が無料でシャワーも使えるとこのこと。称名平から頑張ってここまで登り、山荘でまったりするだけでも良さそうなところだ。外のベンチで朝食代わりの行動食を食べる。かなり疲れたのでしばらく休憩。