
大日三山縦走 一日目 ~大いなる日輪~
稜線はガスの中
室堂乗越を出発し、次は奥大日岳を目指す。ここからちょっとした登り。ただ登山道は整備されており、危険な岩場などもない歩きやすい道だ。途中から急登をひたすら登って奥大日岳手前のピーク、カガミ谷乗越に到達する。とはいっても標識も何も無いピークなので、知らないうちに通り過ぎてしまったということ。
カガミ谷乗越を過ぎると、急にガスが昇ってきて、みるみるうちに辺りの視界が悪くなってきた。大抵お昼前後からガスが昇ってくるのはいつものこと。ガスが晴れたり掛かったりで、踏み跡に沿ってどんどん先に進むと、足元に指導標が現れた。道なりに行けば大日小屋なのだけど、奥大日岳はここから外れたルートの先となっている。指導標に従って先に進むと、岩が積まれたピークに奥大日岳の標識があった。大日三山のうち、まずは奥大日岳に到達。ここで持ってきたおにぎりでお昼ご飯。辺りはガスが立ち込めて視界は無し。山ではこんなこともあるさ。

多分オヤマリンドウだろう。

アルペンルートを上りと下りのバスがすれ違う。

手前のピークがカガミ谷乗越だろう。

振り返ると北側のカガミ谷からガスが昇ってきている。稜線を歩いているとよく見る光景だ。既に立山も厚い雲の中だ。これもお昼近くなるとよく見る山の景色。

ここを登った先がカガミ谷乗越のはず。

立山三山は完全に雲の中。

ちょこんと出たピークが奥大日岳。実はルート右手が奥大日岳の最高点。ルートがあったとしても寄っていく体力が無い。

まだこの時点ではガスが掃けている。

ガスがまた立ち込めてきた。視界も悪い。

ルート上に現れた池塘。

奥大日岳へは本ルートからちょっと外れる。

山頂まであとちょっとだ。

岩が積まれているピークに奥大日岳の標識。

三等三角点。点名はそのまま「奥大日」。

最高点はここから500m弱東にあるそうだけど、正規なルートではないので敢えて立ち寄らない。

とりあえずここでお昼ご飯。何も見えないのでちょっと退屈。