麦草岳 ~中アの端っこ~
避難小屋からもキツい
頭上に見えてきた建造物。避難小屋なのか?
見晴台を過ぎ、相変わらずの登山道を登っていくと、前方になにやら建造物が見えてきた。もしかしたらあれが避難小屋か? 近づいていくとやはりたどり着いたのは避難小屋だった。今はシーズンだから中に入れるかもと扉を開けてみる。中には誰もいない。小屋は2階建てでかなりきれい。何とストーブから消化器まで設置されている。トイレは外にあり、避難小屋の屋根にはソーラーパネルが設置されているという、最新設備だ。ここまで設備が整っている避難小屋も珍しいだろう。
ここは麦草岳のほか、福島Aコースが通る分岐点になっている。今日は麦草岳へのピストンだ。
立派な避難小屋に到着。中に入ってみる。
中には薪ストーブ。かなりきれいだ。
2階建てになっているのでそこそこの人数が休めそう。
右手はトイレで避難小屋の屋根にはソーラーパネル。ここまで充実した避難小屋はなかなか見られないよ。
避難小屋横にある指導標。
ここは木曽駒との分岐点だ。
避難小屋横にある指導標には福島Aコース登山口から木曽駒ヶ岳へと続く道が通っているが、そこに細い踏み跡が分岐している。ここが麦草岳への登山道だ。さあ、麦草岳までもう少し。頑張って登ろう…と出発したのだけど、これまた厳しい急登がひたすら続く。低木も登山道に張り出しており、歩きにくい。何といっても登っても登ってもまったく頂上に着く気配がしない。見上げると岩峰がある。あそこが頂上かと思って頑張ってみるのだけど、まだ頂上は先。
念のためGPSで確認してみるけど、確かに山頂まではもうすぐなんだよね。こんなにシンドイとは思わなかったよ。
麦草岳への登山道がぽっかりと口を開けている。ここから登っていけばその先は麦草岳山頂だ。あと少しだと思ったけど、かなり甘かった…
狭い急登を登っていく。
たまに大岩を巻いて進む。
なかなか山頂に着かないぞ。かなり疲れてきた。
見上げると頭上に岩峰。あそこが山頂かと思ったけど、違った…
こ、ここが山頂か!!