裏銀座周回 一日目 ~足跡の記~
のんびり足湯
早速チェックイン。案内された部屋は個室。平日で宿泊客も少ないからラッキーだ。水は豊富にあるので垂れ流し。今日はここまでなので、明日からの厳しい行程に備えてのんびりすることにする。
確か足湯があったな。後で行ってみよう。
今日の部屋は個室。吹き抜ける風が心地良い。
流しの向こうは内湯。今回は残念ながらパス。
外は広い河原に高瀬川が流れる。
山小屋はどこでもポツンと一軒家。
上流へ行くと噴湯丘があるそうな。
河原の一角に作られた足湯。疲れた体に心地いい。
河原に露天風呂があったそうだけど、今は無い。その代わりに近くに足湯がある。パンツの裾を上げて浸かってみると・・・熱いけど涼しい風が上半身を駆け抜けて何とも気持ちがいい。
聞こえるのは沢の音と向こうで動くユンボの音。伊藤新道の整備だろうか。
湯俣山荘が見える。再開はいつだろう。
明日は竹村新道を登っていく。
ユンボが動いている。三俣山荘と湯俣をつなぐ伊藤新道は現在ほぼ廃道となっているが、復活プロジェクトなるものが進行している。開通したとしても長く険しい道で、所によっては沢渡りもあるそうなので、自分には無理だろうな。
まるで時間がゆっくり流れているようで、こんなにボーっとしたのは何日ぶりだろう。ここは登山抜きでテントを担いでゆっくりしてみたところでもある。
今回の実質の登山はここから竹村新道を登っていく。竹村新道は湯俣温泉と裏銀座をつなぐ登山道なのだけど、かなりの急登で時間も掛かるため歩く人は少ないらしい。そういえば宿泊のの予約をするときに山荘のスタッフさんに「竹村新道はキツイですよ!!」と言われた。これまで早月尾根や合戦尾根も登ったことがあることからなんとか大丈夫だと思っていたけど、明日はこの「キツイですよ!!」の意味を思い知らされることになる。