宇連山 ~遠くて楽しい三河の山~
紅葉の下山
山頂を後にし、北尾根分岐まで一気に下りていく。往きの登りではなかなか山頂が近づかないということで必死に頑張っていたのだけど、帰路の下りでよくよく周りを見渡せば、至るところで色づいているのに気付く。赤や朱色、黄色と僅かではあるが見事に色づいている。思わず何度も立ち止まってしまうけど、やはり秋山はこれがなきゃね。
ちなみに「もみじ」は紅葉の総称というのを昔、木村さんに教えてもらったことがある。漢字では「紅葉」と書くもんね。「楓」の語源は「カエルの手」なんだって。「かへるで」が変わったらしいけど、確かに似ているか。
山頂から出発。しばらくは急坂を下りる。
分岐までは下り一辺倒。
ここでも所々道幅が広い。
見上げると赤い葉っぱ。
赤、橙、黄色となかなか見事。
同じ景色でもシャッターを切ってしまう。
今年の紅葉は楽しめる時期が短いって聞いていたけど、ここまでキレイなら満足だね。
青い空に赤い葉が映える。今年の紅葉三昧はこれで十分だ。
山全体が赤いわけではない。所々色づいている。
もうこれで十分だろう。
分岐まで下り、ここを左折して北尾根を下りていく。これまでと同様に登山道の幅は広いのだが、如何せん傾斜がかなり急だ。思わずここは登りでは使いたくないぞと思ってしまう。
先ほどまでとは異なり、ひたすら急坂を転ばないように気をつけて下りていく。途中でK340を通過。ここにもKがあった。
そろそろ分岐だ。時間はたっぷり。
分岐に到着。ここからは北尾根を歩いていく。
写真ではあまり実感はないけど、かなりの急坂。道幅はこれまでどおり広いのだけど、下りていくのが難儀だ。ここを登りたいとは思わないなあ・・・。
K340地点。この先もK点が出てきそう。
こちらにも境界杭。尾根に埋められているのか?
ここを下りれば一息つきそうだ。下りも結構シンドいな。
何とか急坂を下りた。しかしここからがかなり体力を要する。登山口までひたすら下るのかと思ったら、行く手は登ったり下りたりのアップダウンの連続だ。
急坂を下りたところからしばらく進むと分岐に差し掛かる。指導標には「大幸田峠」と書かれており、あちこちへの所要時間も書かれている。これから歩く北尾根から東尾根は約4時間もかかるんだって。途中でバテないようにしなければね。明るいうちに下山できればいいくらいにしないと。
「大変急な登り」とのお知らせ看板。
最初の分岐。下石、亀石ノ滝に下りていける。
こちらの尾根にも防火水槽があるぞ。
大幸田峠の分岐まで下りてきた。ここから林道へ下りていけば後は楽ちんなのだけど、物足りないのでこのまま北尾根~東尾根を歩くことにしよう。
帰路とはいえアップダウンが続くのはちょっとキツい。
先のピークに一本の色づいた木。