栂海新道(帰路) ~親不知から蓮華温泉へ~
ボッチで蓮華温泉へ
そろそろバスの来る時間。風と小雨の中をバス停で待っていると蓮華温泉行きのバスが到着した。糸魚川駅発なので誰も乗っていない。結局乗ったのは自分一人だけ。しかしガイドのお姉さん何処かで見たような・・・とすぐに思い出した。先月蓮華温泉でバスが出発する時に声を掛けてくれた眼鏡のお姉さんでした。
車内で切符を買って出発。街中を抜けると雨が強くなってきた。降ったり止んだりを繰り返して平岩駅に到着。ここで出発時刻まで乗客を待つものの、誰も乗車せず。
最後まで運転手さんとガイドさんと自分の三人で蓮華温泉へと向かうのであった。
蓮華温泉行きのバスが到着。自分にとって貴重な便だ。
運賃とは別に荷物料金310円が必要。
運転手さんとガイドさん3人で蓮華温泉へ。
うわ・・・雨が強くなってきた。
平岩に到着。取り敢えず雨は止んだ。
平岩駅で出発時間までしばし停車。
蓮華温泉に向けて急坂を上っていく。雲が厚くなってきたな。
ここからが遠いんだよね。
途中の白池を通過。
ゲートまでやってきた。あと少し。
ようやく蓮華温泉に到着。糸魚川駅から1時間半の旅。
バスは帰路へ。どうもありがとうございました。
留守番をしてくれていたインプレッサ。さ、帰ろう。
何とか無事に戻ってこられた。帰路の運転も慎重に。
蓮華温泉の駐車場は平日且つ台風接近中とのことでガラガラ。運転手さんとガイドさんにお礼を言い、インプレッサの元へ。辺りは小雨混じりの風が吹いているので車内で着替えを済ます。
それにしても山行は丸二日間しかなかったけど、実に中身の濃い二日間だった。
二日間のデータ、移動水平距離は41.6km、累積標高差+3,320m、-4,805m、時間のトータルは25時間30分。よく頑張りました。特に2日目の17時間ひたすら下って登って下って登って下って下って・・・の繰り返しはキツかったね~。
車のエンジンを掛け、蓮華温泉駐車場を後にする。途中でヒワ平展望台に寄っていく。ここから見える山は・・・ああ、雪倉岳、朝日岳はここからも見えるんだ。ほぼ半月前にフラフラになりながら歩いた稜線。これも思い出深い夏の山行の記憶。
これで栂海新道山行も終わり。昨年の扇沢から雪倉岳へ北上し、今年になって雪倉岳から朝日岳へ、そして日本海へと一本の線が繋がった。しかしこれで終わったわけではない。アルプスの終着駅には達したけど、折り返しも有りだ。まだまだ登っていない山、登りたい山がたくさんある。
継続は力なり。これまで通りガツガツせずに程よく頑張っていこう。
ヒワ平展望台へちょっと寄り道。