各務原アルプス

各務原アルプス ~新年第1弾は低山からお山のポ!~

今日はガイド

  

昨年はわずか2回しか山に登ることができなかった木村さん。今年こそはかつての月一回のペースに近づきたいものです。しかし今年で登山歴は12年目。納古山から始まった登山もよく続いてますね。2015年はどこの山に登り、どんな景色に出会い、どんな人たちに出会うのでしょうか。
そんな中、このサイトからリンクしている「お山のフリーペーパーPO!」の編集人でおなじみのカニさんからTwitterで「各務原アルプス行きませんか?」とのお誘い。そういえば12月に関市の登山ショップCATTLECALL主催の関南アルプス(各務原アルプス)縦走ツアーに行かれていたっけ。どうやら今回は迫間不動を起点に明王山から南コースを下り、再度北コースに合流、迫間山を経て戻ってくるという周回コースがご希望とのこと。ここならルートはわかってるし、みんなを案内することもできるでしょう。声をかけたら木村さんとアッちゃんが来ることになりました。
何事もトラブルはつきもの。山行まであと数日というところでカニさんは風邪をこじらせたようで行けるかどうか微妙な状況。私は私で一週間前にアッちゃんと登った花房山で雪を踏み抜いて転倒した際にどうやら右膝の靭帯を痛めたようで・・・。なかなか痛みが引かず、しぶしぶ山行の二日前に整形外科に行ったところ、内服薬と外用薬でかなり痛みが引きました。やっぱり気合で治すには無理がありましたね。

集合場所は迫間不動の駐車場。木村さんもちょっと迷った(これもプチ遭難)けど無事到着。準備をしているとアッちゃんも合流しました。今日のパーティーは我々含めて男性4名、女性3名の計7名。カニさんは出発点まで来られたものの、やっぱ調子が悪いみたいで今日はパス。かなり残念でした。でもって私cirrusはリーダーとガイドの二役。でも何より今日の華、山ガール3人が一緒。テンションも上がる木村さんとアッちゃん。
計画したルートは迫間不動から明王山へ舗装路を歩き、金比羅山に立ち寄った後、南コースを下ります。迫間不動への舗装路を横断し、一旦谷へ下りた後、北コースに向けてひたすら登ります。北コース合流後は時間と体力の様子を見て大岩見晴台までピストン、そして最後に迫間山に立ち寄り八方不動から下山する周回コースです。

  

今日の天気予報は晴れ。今年は曇りの日が多いので、あまり遠くまでの景色は期待できないかな?
皆さんお互いに自己紹介をしていざ出発。迫間不動から舗装路を稜線に向かって登っていきます。舗装路といえど路面の水が凍っていてとても危険。声を掛けながら注意して進みます。そういえば木村さんは昨年の6月以来の登山だとか。調子出るまでゆっくり行きましょう。
あまり舗装路ばかりでは味気ないので、最後は直登のコースを登っていきます。息を切らしながら登っていくと明王山頂上。おー相変わらずいい眺めですね。

各務原アルプス
  

後続の皆さんも山頂に到着。木村さんはやはり久々でちょっと苦しそうかな?
それにしても素晴らしい景色。遠くはちょっと雲がかかっているものの、雪を被った御嶽がよく見えます。そして昨年の9月に噴火した形跡。わずかながら噴煙も確認できます。

各務原アルプス
各務原アルプス
     

本来は真っ白な御嶽は美しいものですが、噴火で多くの人が亡くなり、未だ何人かが発見されずにあの山のどこかに残されていることを考えると複雑な気持ちにもなります。

皆さん360°の景色を楽しんでいるところ、更に楽しんでもらおうと持ってきた秘密兵器(?)。双眼鏡で更に拡大して山々を楽しみます。
条件が良ければ北アルプスの笠ヶ岳がはっきりと見えるはず。向かって御嶽の左側が乗鞍岳。更に左を見ると笠が見えるはずですが・・・やはり遠くは雲がかかっていてここからは北アルプスは拝めませんね。ま、御嶽と乗鞍がきれいに見えただけでも満足。

各務原アルプス

  
各務原アルプス

十分景色を楽しんだ後、次の山に向かって歩きます。山頂の隣は電波塔。この横を下り再度舗装路へ。しばらく歩くと左手に金比羅山への登り口があります。ここから山頂まで一登り。皆さんスイスイと登ってきます。
金比羅山山頂は各務原市の最高峰で標高383.0m。今回のコースで唯一三角点のあるところです。山頂には金比羅宮が祀られていますが、周りは木々に囲まれてあまり眺望はよくありません。
木々の間からさっきまでいた電波塔のある明王山が見えています。

「こちらの方が高いのか・・・」とアッちゃん。


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