穂高連峰で大学生が疲労などで行動不能に
穂高連峰で14日、20代男子大学生が行動不能となり警察に救助されました。
警察によりますと、男性は13日に友人と2人で上高地から入山し、穂高連峰の通称「パノラマルート」から涸沢を目指しました。しかし、体力不足でたどり着けずこの日は「屏風のコル」付近でビバークしました。
14日は涸沢には行かずに上高地に降りることにしましたが友人は先に下山してしまい、大学生は疲労と体調不良で行動不能になったということです。午前9時過ぎに本人が救助を要請し、長野県警の山岳遭難救助隊員5人が出動して大学生と合流、午後5時前に登山口まで同行下山しました。疲れているもののケガは無いということです。