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新年へ 雪上刻む

北アルプスで新年を迎えようと越年登山者が新穂高から入山し、雪が吹き付ける中を目的地へ進みました。新穂高登山指導センターによると、30日に登山届を出した岐阜県側からの入山者は92人でした。
良いお年を。

トラックで山県市PR

山県市のキャラクターをデザインしたラッピングトラックが山形市役所でお披露目されました。デザインは市の名山めぐり事業のイメージキャラクター「山県さくら」が笑顔で来訪を呼びかける様子を描いたもので、市の認知度向上策の一環です。
市内の運送会社など13事業者が協力し、トラックやキッチンカーなど41台を市の広告塔として県内外で走らせてアピールします。

御嶽の王滝口道 入山規制緩和を検討

長野県王滝村は王滝口登山道で実施中の入山規制について、噴火警戒状況が悪化しないことを前提に、来年9月末までに緩和する検討に入りました。9合目から王滝頂上までの通行を新たに認めるものです。
王滝村は防災対策強化のため王滝頂上に新たな避難施設を建設する方針です。王滝頂上から御嶽山頂の剣ヶ峰までの規制はこれまで同様に継続する見通しです。

火山性地震 焼岳で増加

気象庁は23日、焼岳で火山性地震が増加していると発表しました。噴火警戒レベル1を継続した上で、山頂付近では火山性ガスの噴出などに注意を呼びかけています。
地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動は発生しておらず、地殻変動や噴煙の状況に変化はないとのことです。

白川村で不明の遺体発見

白川村の猿ヶ馬場山付近で19日から行方不明になっていた男性の遺体が発見されました。死因は凍死とのことです。
高山署によると、県警ヘリが猿ヶ馬場山山頂から南西約1kmの通称「なお谷」の谷底に倒れた状態で発見されました。

遭難死亡女性の身元判明

21日の奥穂高岳の遭難事故で死亡が確認された女性の身元が判明されたと高山署が発表しました。

奥穂高岳で遭難 女性一人死亡

長野県警は21日、ロバの耳付近で登山中に積雪で遭難した男女3人を救助しました。このうち、50代の女性は病院で死亡が確認されました。死因は凍死。女性と同行していた男性に怪我はありませんでした。
20日午後5時35分頃、長野県警に「奥穂高岳に向かう途中、雪で動けなくなった」と通報があり、捜索していた県警ヘリが21日午前8時頃に3人を発見しました。3人は19日に岐阜県側から入山し、20日に穂高岳山荘に宿泊予定でした。
救助された当時の気温は氷点下2℃で、風速15mの風が吹いており、野営に必要な装備は持っていなかったとのことです。

白川村で登山の男性不明

高山署は20日、猿ヶ馬場山に一人で登山に出かけたとみられる60代の男性が行方不明になったと発表しました。
署によると、有料駐車場の管理人が18日朝から乗用車が駐車されたままになっていると通報。署員が車内を調べ、猿ヶ馬場山に登山に行くというメモを見つけました。岐阜県警山岳警備隊員らが20日捜索しましたが見つからなかったため、21日も県警ヘリなどで捜索します。

63の灯、教訓未来へ

2014年の御嶽の噴火災害から27日で4年となり、遺族らは王滝村で開かれた追悼式で、噴火時刻の午前11時52分に合わせて黙とうしました。夜には木曽町の公園で住民らが慰霊式を実施、死者58人、行方不明者5人と同じ数のろうそく63本を並べ、改めて犠牲者を悼みました。

御嶽噴火から4年、規制解除

木曽町は26日、山頂に至る黒沢口登山道の立ち入り規制を解除しました。この日は午前10時半頃、町職員が規制の看板やロープを撤去し、遺族らが山頂に向かました。
今季、山頂に登れるのは10月8日正午までです。

のぞき岩避難小屋 下呂市が来月一新

下呂市は10月に岐阜県側の登山道の7、8合目の間にある「のぞき岩避難小屋」を一新します。鉄製コンテナを利用した施設で、噴火の際に飛んでくる噴石に耐えられるよう天井にアラミド繊維のシートを施して強度を高めます。
設置場所にはこれまで軽量鉄骨造り約6平米の小屋がありましたが、登山者の安全対策や雨よけのために新しい小屋が設置されます。

乗鞍岳で初氷観測

乗鞍岳の鶴ヶ池で23日、初氷が観測されました。観測は昨年より6日早く、過去10年間の平均観測日より6日早いそうです。
乗鞍スカイライン管理事務所によると、午前6時10分頃、鶴ヶ池東側に長さ5m、幅5m、厚さ2mmの氷が張っているのを職員が見つけました。

御嶽山頂の規制、26日解除

御嶽の噴火を受け、火口から半径約1kmで立ち入りを禁じている黒沢口登山道について、長野県木曽町は21日、規制の一部を26日~10月8日に解除すると発表しました。
解除されるのは、九合目付近から最高地点の剣ケ峰に至る約600メートル。26日午前10時半から遺族らに、正午から一般登山者に解除します。今年は山小屋の営業終了日に合わせて規制を戻し、来夏の登山シーズンに再び解除する方針です。

乗鞍岳に冬の足音

乗鞍岳で19日朝に初霜が観測されました。乗鞍スカイライン管理事務所によると、同日午前6時頃パトロール中の職員が標高2700mの畳平鶴ヶ池のほとりで約1cmの霜柱を見つけました。天気は晴れで気温は3℃、昨年より3日早い観測だったようです。

男性滑落死-竜ヶ岳-

17日午後3時15分頃、鈴鹿山脈の竜ヶ岳登山道の長尾滝付近で70代男性が滑落しました。男性は病院に運ばれましたが、頭部を強く打って死亡が確認されました。
男性は友人ら5人と朝から山に入り、下山途中に登山道から約5m下の沢に滑落したようです。

大津の山中で男女二人死亡

15日午前11時半頃、比良山系明王谷付近の登山道近くで「人が倒れている」と登山者が警察に届け出ました。警察や消防が駆けつけたところ、60代とみられる男女二人が倒れているのが見つかりましたが、既に死亡していました。
登山中に滑落した可能性もあるとみて、身元や詳しい状況が調査されています。

北アの遺体、身元判明

高山署は14日、滝谷付近で13日に発見された遺体の身元を確認したと発表しました。死因は多発外傷です。
死亡した男性は10日に最低コル付近で滑落しました。

北アで遺体見つかる

高山署は13日、滝谷付近で遺体を発見したと発表しました。10日に滑落した男性とみて身元の確認を進めています。
署によると、男性を捜索中の県警ヘリが11日、人影を見つけ、県警山岳警備隊が13日に心肺停止状態の男性を確認しました。男性は70歳前後で、友人と北穂高岳を目指す途中、最低コル付近で滑落しました。

北アで男性が滑落

10日午前11時10分頃、奥穂高岳と北穂高岳の間の最低コル付近の稜線で、男性が滑落したと北穂高岳小屋に連絡があり、小屋の従業員が高山署に通報しました。
署によると、男性は70歳前後で、同日午前7時30分頃、友人と二人で穂高岳山荘を出発し、北穂高岳を目指していたようです。当時は雨も降っていたそうです。

「県民の安全守る」殉職3隊員に誓う

2009年9月に北アルプスで岐阜県防災ヘリ「若鮎Ⅱ」が救助活動中に墜落した事故で殉職した県防災航空隊員3人の慰霊祭が8日、県防災学校で営まれ、遺族や消防関係者ら約220人が参列しました。
事故を風化させまいと隊員やOBら有志が同校に慰霊碑を建立、慰霊祭を毎年開いています。

北アの遺体、身元判明

高山署は7日、奥穂高岳と西穂高岳の間の稜線下の岩場で6日に見つかった遺体(50代 男性)の身元が判明したと発表しました。死因は全身を打ったことによる外傷性ショック。
署によると、遺体発見現場は天狗のコル付近で、稜線から約70m下の岩場で倒れており、滑落したと見られています。

御嶽山頂規制 26日にも解除

御嶽の周辺自治体などでつくる御嶽山火山防災協議会は、木曽町から山頂に向かう登山道について、山頂に至る約600mの入山規制を9月末を目途に解除する同町の方針に同意しました。この登山道は岐阜県側からの登山道と山頂付近で合流するため、解除後は2014年の噴火後初めて岐阜県側の登山口からも山頂までの通行が可能となるようです。
岐阜県内の登山道は一ノ池などがある山頂付近で入山規制が継続されており、こちらの解除時期は明らかにされていません。

御嶽に新登山道

下呂市は、6月下旬の大雨で登山道が崩壊し、通行止めにしていた小坂町落合の登山道に新道を設け、8日に通行規制を解除します。
登山道は大雨により、大坂登山口近くの吊橋「千人橋」が流出し、谷川が渡れない状態になっていますが、登山口から約50m離れた場所に入口がある「原生林遊歩道」を一部活用し、同遊歩道の途中から分岐して、専任橋上方約100mの登山道に合流する約1kmの道を新たに設けました。
千人橋の復旧工事時期は未定となっています。

御嶽山頂 規制解除へ

2014年の噴火災害以降、山頂付近への立ち入り規制が続く御嶽について、麓の長野県木曽町が登山道や避難シェルターの整備が進んだとして、同町側から山頂に至る登山道に限り、9月末を目途に規制解除する方針を固めたことが4日わかりました。立ち入り規制が解除されれば、14年の噴火から初めてになります。
木曽町は被災した山頂付近の山小屋を解体し、約90人を収容できるシェルターを設置し、火山灰に覆われるなどしていた登山道の復旧もほぼ完了したとしています。

富士山ここから眺めて

日本地図センターは富士山が見える地域を簡単にインターネットかの地図上で確認できる「富士山ココ」を公開しました。
確認できるのは、建物がなければ富士山頂が見える可能性のある地域。北は福島、南は八丈島、最も遠い場所は南西へ300kmを超える三重、和歌山県境付近の尾根などで、富士山を見ることができる可能なエリアを赤く表示しています。
「富士山ココ」のURLはこちら→https://info.jmc.or.jp/fujisankoko/

北アルプスで男性行方不明

高山署は31日、北アルプス西穂高岳に一人で登山に出かけたとみられる50代の男性が行方不明になったと発表しました。男性は27日に穂高岳山荘に宿泊した後、行方がわからなくなり、30日になっても帰宅せず連絡が取れないため、親族が警察に届け出ました。
9月1日朝から岐阜、長野両県警が捜索します。

浅間山警戒レベル1に下げ

気象庁は30日、浅間山で「火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなった」として、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。今後もごく小規模な噴火が起きる可能性がありますので、注意してください。

沢登り男性滑落 死亡

30日午後3時35分頃、関市板取、川浦(かおれ)渓谷の板取川で沢登りをしていた男性が滝つぼに滑落し、溺れました。一緒に沢登りをしていた男性に引き上げられましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。関署によると死因は溺死とのことです。

ひな一時保護でライチョウ繁殖

北岳近くで生まれたライチョウのひなを生息地にとどめたまま、約1ヶ月限定で人間が外的から守る「一時保護」を行った結果、保護が終わった後も自然の中で成長し、子どもをつくったことが19日わかりました。
環境省によると、保護事業により個体が自然の中で繁殖したのは初だそうです。

山岳映画無料上映

飛騨山岳会と山岳映画サロンは9月6日午後6時30分から高山市昭和町の市民文化会館で「第10回飛騨高山山岳映画の夕べ」を開きます。
「奥黒部の山々 雲表の山旅」、「白山秋紀行」、「白山秋紀行」、「国境論争の地 金剛堂山・白木ヶ峰へ」など7本を上映する。
※入場無料ですが、整理券が必要となります。整理券は同会館、飛騨市文化交流センターなどで配布しています。

「登山届は必ず提出して」

白山の周辺自治体や警察などでつくる白山二県(岐阜・石川)合同山岳遭難防止対策連絡会議は一八日、平瀬道登山口で登山者に啓発グッズを配布して安全な登山を呼び掛けました。
同会議は、7月1日から8月31日までの期間を「山岳遭難防止対策強化期間」と設定。「知って 備えて 安全登山」をスローガンに、夏山登山の安全啓発に取り組んでいます。

能郷白山の魅力語る

能郷白山の開山1300年を記念した講演会が岐阜県本巣市の糸貫ぬくもりの里であり、NPO法人環白山保護利用管理協会の曽我副理事長が白山連峰や能郷白山など山の魅力を語りました。
講演会は地元住民らで組織する能郷白山開山1300年実行委員会が山の日に合わせて開催されました。

西穂高岳で滑落 男性が心肺停止

11日午前6時頃、西穂高岳で「ツアーの参加者が落ちた」と110番があり、岐阜県警山岳警備隊が稜線から約120m下で心肺停止の60代男性を発見しました。
高山署によると、ツアーは東京の旅行会社が募集し、男女11人が参加、添乗員1人、ガイド2人が付いており、10日に西穂山荘に宿泊、西穂高岳を目指していました。

ロープウェイが停電で40分停止

3日午前10時55分頃、御在所ロープウェイでロープウェイとリフトが停電のため停止、約40分後に運行を再開しました。ゴンドラに子供を含む約70人、リフトに約20人が乗っていましたが、けが人や体調不良を訴える人はいなかったようです。
中部電力によると、菰野町で車が電柱に衝突したため起きた停電の影響だったようです。

能郷白山で初の合同訓練

岐阜県警山岳警備隊の能郷白山方面隊は、能郷白山で福井県警と初の合同山岳救助訓練を行いました。同方面隊は、北方、揖斐の両署員で構成し、定期的に山岳救助訓練を行っています。今回は両県警の16人が参加しました。
隊員たちは温見峠の登山口から入山、GPSやレスキューハーネスなどの使用方法を確認し、負傷者役の隊員を背負って下山する訓練を実施しました。

滑落事故の対応確認

加茂署と加茂消防事業組合は、八百津町久田見の木曽川支流の旅足川河川敷で、合同の山岳救助訓練を初めて行いました。
旅足川は高さ200mの新旅足橋がかかるV字谷の旅足渓谷を流れ、林道からの滑落事故の救助訓練に適した地形のため実施しました。河原で負傷者を発見したと想定し、署員と加茂消防救助隊の29人が県警航空隊2人の指導を受けながら、渓谷の斜面から川岸まで全長約50mのロープを張り、怪我人に見立てた荷物を担架に乗せてロープで引き上げる訓練に取り組みました。

夏山シーズン万全警備

岐阜県警山岳警備隊飛騨方面隊と民間の北飛山岳救助隊が北アルプスで夏山警備を実施しています。20日に新穂高登山指導センターで夏山警備の開始式がありました。8月20日までの期間中、同センターに少なくとも警備隊員が2名常駐、同15日まで穂高岳山荘に3名が常駐し、週末は山岳パトロールを行います。

登山者の位置情報記録

奥飛観光開発などは20日、同社が運営する新穂高ロープウェイで、登山者向けの位置情報提供サービス「登山者おもいやりタグ」の導入に向けた実証実験を始めました。
同サービスの実証実験は全国初で、登山者自身が身に着けた手のひらに収まるサイズのビーコンタグから出る電波を、同ロープウェイの4駅と新穂高ビジターセンター山楽館、西穂山荘の計6箇所に設置した受信機で受け取り、通った場所と時間を記録するものです。
実験では新穂高温泉駅で1日につき30人まで希望者にビーコンタグを配布し、自由に敢行や登山を楽しんでもらった後に同駅で回収、辿ったルートや滞在時間などを分析します。

北アで滑落、男性死亡

20日午前6時30分頃、北アルプス間ノ岳付近で愛知県の60代男性が倒れているのを岐阜県警山岳警備隊員が見つけ、現場で死亡を確認しました。死因は頸椎骨折などです。
高山署によると、男性は19日に西穂山荘から穂高岳山荘へ向かう予定で、間ノ岳山頂から先の稜線から約50m下の岩場で心肺停止の状態で発見されました。滑落したとみられています。

北アで落石、2人重症か

15日午前10時45分頃、剱岳の標高約2,650m付近の岩場で落石があり、登山中だった山岳ガイドらが巻き込まれました。山岳ガイドは肋骨骨折、女性は腰の骨を折る重傷と見られ、富山県警のヘリで病院に搬送されました。

関ヶ原、クマ2頭射殺 ~伊吹山の山裾~

13日朝、伊吹山の山裾2ヶ所で関ヶ原町有害鳥獣捕獲隊員がツキノワグマの成獣2頭がくくりわなにかかっているのを見つけ町に連絡、住民に危害が及ぶ恐れがあるとして、クマはいずれもその場で射殺されました。
現場から最も近い住宅は200mほどで、今年度に町内で見つかり射殺されたクマはこれで3頭になります。垂井町と関ヶ原町は住民に注意を呼びかける一方、見回りなどの警戒を強めています。

恵那山の魅力探る ~来月11日「山の日」に向けシンポ~

「山の日」に向けてふるさとの山の魅力について考える「山の日シンポジウムin中津川」が12日、中津川市の東美濃ふれあいセンターで開かれました。岐阜県と中津川市の主催で、地元の高校生や山に関わる人たち約500人が集まりました、
自然や歴史、文化など地域の山の魅力の継承を議題にしたパネルディスカッションでは、市内の山岳連盟や自然環境団体の代表者、恵那山麓の恵那神社宮司ら5人が登壇、シンポジウムでは今井通子さんの講演のほか、恵那農業高校の生徒による森林に関する研究発表もありました。

御嶽 夏山シーズン打撃

飛騨地方で降った大雨で御嶽の下呂市側登山道は大きな被害を受け、通行止めとなっていますが、復旧の見通しは立っておらず、今シーズンの利用は絶望的とのことです。
下呂市は今年度工事費2470万円をかけて登山道の整備に取り掛かる予定でした。

北ア遭難防止啓発 ~東京で岐阜など3県連携~

本格的な夏山シーズンを前に北アルプスがある岐阜、長野、富山の三県合同山岳遭難防止の啓発セミナーが東京都内で開かれました。北アルプス遭難者の約3割が首都圏からの登山者であり、無理のない計画的な登山を呼び掛けました。
セミナーでは登山愛好者ら約100人が参加、各県警の山岳警備隊員らが遭難事例を紹介しながら登山届の書き方や提出の必要性、単独登山の危険性を説明しました。
岐阜県によると、昨年の北アルプスでの遭難件数は313件、遭難者数は339人で、うち111人が首都圏からの登山者でした。

大雨、下呂で護岸崩壊

28日未明に岐阜県内に降った大雨の影響で、下呂市小坂町の小坂川の護岸壁が約8mにわたって崩壊するなど被害が出ました。
また、御嶽山小坂登山口から約700mの草木谷に架かる長さ37mの仙人橋が流されたほか、9合目の五ノ池小屋前の高さ6m、幅18mの石垣が崩落しました。市は登山道を立ち入り禁止にしています。

遭難救助 基本学ぶ ~県警山岳警備隊新隊員8人訓練~

県警山岳警備隊の新隊員を集めた訓練が25日、日和田高原ロッジ・キャンプ場で行われ、新隊員は装備品の使い方やロープの結び方など基本を学びました。訓練は27日までの3日間で、搬送訓練や滑落を想定した訓練も行います。
飛騨方面隊の陶山小隊長は「自分と遭難者の命を守れるよう、最低限の知識や技術を身に付けてほしい」と話しました。

山岳遭難者最多3111人

昨年1年間の山岳遭難事故は全国で2583件(前年比88件増)発生し、遭難者は31111人(182人増)、うち死者・行方不明者は354人(35人増)だったことが警視庁のまとめでわかりました。いずれも統計が残る1961年以降で最多で、遭難者の半数は60歳以上でした。
都道府県別では長野が最多の292件、次いで北海道236件、山梨161件の順で、岐阜は78件でした。

2ヶ所でクマ出没

13日午前5時30分頃、関ヶ原町関ヶ原の八幡池付近で、仕掛けた罠の確認に向かっていた町有害鳥獣捕獲隊員がクマ1頭を目撃し、町へ連絡しました。約1時間後、池から約1.5km北西の林道でツキノワグマ1頭が罠にかかっているのを別の隊員が見つけ、町へ届けました。けが人はいません。
八幡池は町役場から約500m北、林道は伊吹山ドライブウェイの料金所から約600m北東にあります。

御嶽の安全祈る

下呂市小坂町の御嶽小坂登山口で3日、山開き式が行われました。関係者役40人が犠牲者に黙祷をささげ、夏山シーズンの登山者の安全を祈りました。
市によると、昨年度の岐阜県側からの登山者数は3494人(前年度比249人増)。市は本年度に7合目と8合目の間にある「のぞき岩」付近に避難小屋を建てるほか、登山道の改修を行う予定です。
御嶽は昨年8月に噴火警戒レベルが1に引き下げられ、現在は火口から約1km範囲の立ち入りが規制されています。

西穂高岳で男性遭難か

高山所は30日、西穂高岳に一人で登山に出かけた70代男性が行方不明になったと発表しました。長野県警がヘリで捜索しましたが見つからず、31日朝から捜索を再開します。
男性の登山届によると、新穂高ロープウェイで入山、西穂山荘を経由し、同日中に上高地へ下山する予定だったそうです。

白山の夏山登山遭難防止を啓発

白山の遭難事故防止について議論する本年度第1回の「白山二県合同山岳遭難防止対策連絡会議」が白川村で開かれ、夏山シーズンに合わせて広報啓蒙活動を行うことなどを決めました。
高山署によると、白山で昨年発生した山岳遭難事故は12件(前年比6件減)で、うち8件が7、8月の夏山シーズンに発生し、遭難者は14人(動6人減)でした。

能郷白山開山1300年祝う

今年で開山1300年を迎えた能郷白山の開山祭が26日、うすずみ温泉で行われ、シーズン中の登山客の安全を祈願し、神事が営まれました。
能郷白山は高僧泰澄が奈良時代の718年の旧暦3月に開山したとされ、古くから霊峰として崇められています。過去にはどうさんの山頂に3体の観音像が安置されていたことから、「岐阜円空仏を彫る会」が彫り上げた3体の観音像を寄贈、山頂付近にある社に運び込み奉納されました。

金華山で撤去に汗

金華山山頂付近でストローなどの食品関連の大量のゴミが不法投棄されているのが見つかった問題で、林野庁岐阜森林管理署は24日、ボランティアらと撤去作業を行いました。現場からは空き瓶や空き缶など大量のゴミが出てきて、土嚢袋約200袋を回収しました。
山で出たゴミは必ず持ち帰りましょうね。

八百津町に里山遊び体験施設「いろどりむら」開設

八百津町の最高峰の見行山(905m)の登山道入口近くに里山遊びなどの体験施設「福地いろどりむら」が20日オープンしました。ヒノキ風呂を備えた六角形の体験宿泊施設「いろどりの家」、ピザ窯のある「屋外調理小屋」、「炭焼き小屋」、「屋外トイレ」の四つの建物が建設され、まき割りや山の散策、小川での水遊びが楽しめます。見行山に登る際に寄られても面白いかと思います。

福地いろどりむらのサイトはこちら

白馬 田起こしの合図~笠ヶ岳に雪形浮かぶ~

笠ヶ岳の斜面に馬の雪形が姿を見せています。
地元では残雪で馬が現れると田起こしの目安とされています。今年はGW後半に一旦形が見えましたが、その後の降雪により馬の形が消えたそうです。
北アルプスにも春が訪れましたね。

山岳遭難、死者・不明2人

長野県警は7日、ゴールデンウィークに県内で発生した山岳遭難状況を発表しました。件数は前年より8件少ない15件で、死者は1人、行方不明者が1人でした。このうち11件が連休前半に集中しており、県警は「天候が崩れた連休後半を避け、前半に登る人が多かったためではないか」と分析しています。

釜ヶ谷山で遭難の2人救助

山県署は29日、釜ヶ谷山で28日に遭難した80代男性と70代女性を創作中の県防災ヘリが発見し、救助したと発表しました。2人に怪我はないようです。
2人は散策のため28日午前に入山し、下山中に迷ったため、29日早朝に携帯電話で救助要請。10時半頃山頂から約3kmの山林で救助されました。

負傷者救助で連携確認

中濃消防組合は美濃市の古城山と関市迫間のふどうの森で山岳救助の訓練を行い、万が一の山岳事故に備え関係機関との連携を確認しました。
美濃市での訓練ではGPS情報や地図などを使用し、発生場所を特定。素早く現場に駆け付けると、救助者に応急処置を施し担架にのせて下山、防災ヘリに引き渡しました。
関市での訓練では、大岩見晴台へのハイキング中に転倒し負傷、動くことができなくなった男性2人を救助するという想定で実施。各務原市消防本部と同航空隊も参加しました。隊員が関市側と各務原市側から大岩見晴台まで向かい、それぞれ要救助者を救出。航空隊へ引き継ぐ流れを確認しました。

県内山岳遭難87人

岐阜県警は10日、昨年1年間の県内の山岳遭難発生状況を発表しました。発生件数は78軒(前年比14件減)、遭難者数が87人(28人減)で、遭難者数は2012年以来5年ぶりに100人を下回りました。
内訳は死亡7人(2人減)、重傷29人(5人増)、軽傷14人(14人減)。行方不明は0人(1人減)で、37人(16人減)が無事救助されました。単独登山者が約半数を占め、年齢別では60歳以上が52人と約6割でした。
発生場所は、北アルプスが40件で最多。態様別では転落・滑落が27人で全体の31.0%、道迷いが21人で24.1%、次いで転倒と発病・疲労が各16人で18.3%でした。

県警地域課は減少した要因として、天候が安定していたことや、登山届の提出が定着してきたことなどが考えられるとしています。

雪上新年へ一歩 ~北アで越年登山~

新年を北アルプスで迎えようと、越年登山のパーティーが奥飛騨温泉郷の新穂高などから入山しました。
新穂高登山センターによると、31日に登山届を出して岐阜側から入った登山者は64パーティー計135人。28日からの4日間では平年並みの183パーティー計413人でした。

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