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北アルプス積雪平年より多め ~県警が冬山情報~

岐阜県警は北アルプスの冬山情報として、今年の積雪は平年より多めと発表し、「入山前には必ず気象情報を確認し、登山中にも天候に注意して、無理な行動はとらないでほしい」と呼び掛けています。

14~18日の県警ヘリでの調査は以下のとおり。
鏡平山荘周辺:最大4mの積雪
双六岳~笠ヶ岳:最大3~3.5mの積雪
北穂高岳~南岳:最大2.5~3mの積雪
蒲田富士、中岳周辺:雪庇あり

28日から来年1月9日まで、新穂高登山指導センターに県警山岳警備隊員と北飛山岳救助隊員計2名が常駐し、31日から1月2日までには西穂山荘に山岳警備隊が常駐します。
年末年始に入山される方は細心の注意を。

美濃市で女性滑落、救助

13日午後1時頃、美濃市の天王山で70代女性が登山道から滑落し腰を打撲、県警ヘリに救助されました。
女性は旅行会社が企画したツアーに参加しており、下山中に登山道から斜面を30m以上滑り落ちたようです。

登山者の道筋を集めて地図修正

国土地理院は12日、登山者向けのスマホ用アプリを提供する「ヤマレコ」と「ヤマップ」の2社と協定を締結しました。登山者が実際に歩いた道筋を集めたビッグデータの提供を受け、地形図に反映することで遭難を防ぎ、安全で安心な登山に役立てることを目的としたものです。

「ヤマレコ」も「ヤマップ」も利用していませんが、ルートの精度が求められますね。

白山で火山性地震増

気象庁は29日、白山で午前3時から7時の4時間に250回火山性地震が観測され、火山活動がやや高まっているとして今後の推移に注意するよう呼び掛けています。
噴火レベルは1(活火山であることに注意)を維持することとしています。
これを受けて岐阜県は大野郡白川村、郡上市、地方気象台などと情報共有し、両市村に注意喚起を図るよう要請しました。

クマに襲われケガ

26日午前10時55分頃、白馬乗鞍岳でバックカントリースキーをしていた30代男性がクマに襲われたと同行者から119番がありました。男性は頭を噛まれるなどして重傷とみられますが、意識はあり長野県警などが救助して病院に搬送しました。
男性は知人と二人で26日に入山し、滑走中にクマに遭遇したようです。

トレイルランで男性死亡、滑落か

18日午前9時55分頃、埼玉県秩父市で開かれたトレラン大会の運営者から救助要請があり、埼玉県防災ヘリが登山道の斜面で50代男性を救助しました。大会に参加して滑落したとみられ、頭を強く打っており、搬送先の病院で約2時間半後に死亡が確認されました。
現場は大持山へ向かう尾根で向かって右側が崖になっており、目撃者によるとバランスを崩して約100m滑落したようです。
大会は事故を受けて中止されました。

郡上・藤巻山で2人遭難

17日午前6時20分頃、郡上市の藤巻山で70代男性と女性が遭難したと郡上署が発表しました。迷惑駐車の連絡を受けた署員から車の持ち主の携帯電話に連絡したところ、「山に登って下りる場所を間違えた」と話したそうです。
県警や消防が捜索しましたが見つからなかったため一旦捜索は打ち切られました。
翌19日に捜索が再開され、標高約500m地点の林道で発見されました。二人に怪我は無いとのことです。

中央アルプスで男性病死

14日午前11時半頃、中央アルプス経ヶ岳の9合目付近の登山道で、40代男性が倒れて「意識がない」と同行者の女性から110番があり、男性は長野県警のヘリで病院に搬送されましたが死亡が確認されました。心臓疾患による病死とのことです。

登山道で転倒の男性救助

8日午後2時30分頃、川上岳の登山道で60代男性が転倒してケガをし、下呂市消防本部の救急隊員と下呂署の山岳警備隊員に担架で救助され、病院に運ばれました。
男性は仲間2人と下山中に足を滑らせ、石と石の間に左足を挟み、脛を骨折しました。

焼岳、8月に噴気

火山噴火予知連絡会は3日、焼岳の火山活動について、8月9、10日に山頂西側の黒谷火口で白色の噴気を確認、今後の推移に注意する必要があるとしました。

北アで男性滑落、骨折か

1日午前7時5分頃、ジャンダルムで40代男性が滑落し、県警ヘリが約3時間後に救助しました。男性は足首骨折の疑いがあるほか、頭部に切り傷を負っているようです。
北アルプスの岐阜県側では、9月22~24日にもジャンダルムなどで60~70代の男女3人がいずれも滑落して重症を負っており、署は注意を呼び掛けています。

剱岳で女性が滑落死

富山県警上市署は30日、剱岳の標高2,600m地点で70代女性が29日に滑落し、死亡したと発表しました。死因は外傷性ショックとみられています。
女性は仲間3人と28日に入山、剱岳登頂後の29日午後2時50分頃登山道から約80m滑落し、仲間の一人が山小屋を通じて県警山岳警備隊に連絡、午後10時50分頃女性を見つけましたが意識不明だったようです。
30日に天候の回復を待ってヘリで署に搬送、死亡が確認されました。

御嶽噴火から三年

58人が死亡、5人が行方不明となった御嶽の噴火から27日で3年となるのを前に、被災者家族会「山びこの会」は26日、長野県王滝村で慰霊祭を開きました。
慰霊祭は7合目付近の遥拝所で行われ、遺族や不明者家族のほか、村の有志30人が参加しました。

重傷男性の身元判明

高山署は22日、ジャンダルム付近で滑落し救助された60代男性の身元を発表しました。
男性はソロでジャンダルム岐阜県側へ約70m滑落し、頚椎骨折や全身打撲の重傷です。滑落を目撃した別の女性登山者が110番したようです。

乗鞍岳に冬の気配

乗鞍岳で22日朝、昨年より8日早く初霜が観測されました。この日の朝は寒気と放射冷却の影響で冷え込み、高山市荘川町六厩では最低気温6.5℃を観測しました。

御嶽に新たな池

御嶽の9合目にあるニノ池近くに水がたまり、池のようになっており、山小屋関係者の間などで「二.五ノ池」と呼ばれています。池の場所はくぼ地になっており、噴火前は大雨で水たまりができる程度で次第に消えていましたが、火山灰が地表を覆って雨水がたまりやすくなり、池のようになったといいます。

60代男性南アルプスで死亡

15日午前9時5分頃、仙丈ヶ岳で下山中の登山者から「人が倒れている」と110番があり、県警ヘリが標高2600m付近の登山道で倒れていた60代男性を救助しましたが、搬送先の病院で死亡しました。目立った外傷はなく、病死とみられています。
男性は日帰りの予定で15日に一人で入山したようです。

滑落事故の男性死亡

11日に滝谷クラック尾根で男性が滑落した事故で、県警ヘリが男性を収容し、高山市内の病院で死亡が確認されました。死因は外傷性ショック。

北ア滑落の男性心肺停止

11日に滝谷クラック尾根で男性が滑落した事故で、高山署は12日、男性が心肺停止状態になっていると発表しました。
署によると、男性は命に別状がないとしていましたが、雨が振り、夜間の気温低下で体力が消耗したとみられています。県警ヘリと山岳警備隊は、天候の回復を待ち救助に向かいます。

滝谷クラック尾根から滑落

11日午後0時半頃、滝谷クラック尾根で滑落があったと長野県警を通じて高山署に連絡があり、県警ヘリと山岳警備隊が現場に向かいましたが、悪天候のため救助を断念し、天候が回復次第救助が再開されます。
滑落したのは20代の男性で、意識はあり、足は動かないが命に別状はないとのことです。男性は同行者とクライミングをしており、尾根から約20m滑落したようです。

北アで滑落か、50歳男性が死亡

9日午前7時半頃、北穂高岳の岩場で倒れていた50歳男性が長野県警のヘリで収容され、その後死亡が確認されました。全身を強く打っており、登山中に滑落したとみられます。
男性は4日に岐阜県側から1人で入山し、倒れていたのは標高役2800mの岩場で槍ヶ岳方面に縦走中だったようです。

北ア登山の70歳女性死亡

富山南署は8日、富山県の北アルプスで登山をしていた70歳の女性が7日午前、黒部川源流付近の沢に転落し、自力で小屋に着いたが、同日午後に死亡したと明らかにしました。
小屋にいた医師が診察し、体を温めたが回復せず、7日は視界が悪くヘリによる救急搬送ができなかったようです。

遺体は一宮の64歳男性

山県署は6日、船伏山で1日に遺体で発見された男性はDNA鑑定により、愛知県一宮市の男性であることが判明したと発表しました。

山を描いた映画6本

飛騨山岳会と山岳映画サロンの共催で、山岳映画のチャリティー上映会「第9回飛騨高山山岳映画の夕べ」が7日に高山市昭和町の市民文化会館で開かれました。
1957年撮影の16ミリフィルム「黒部の源流」や2017年撮影のビデオ「孤高の山 大木場ノ辻に挑む」など6本が上映されました。

舟伏山で男性遺体を発見

1日午前8時55分頃、舟伏山の沢で男性の遺体を登山者が見つけ、110番通報しました。山県署は登山に出かけたまま行方がわかっていない60代男性とみて身元の確認を急いでいます。
発見場所は通称「水たまり場」近くの沢で、登山道から約50m下で誤って転落したとみられています。

北アで不明、8日ぶり救助

富山県警上市署は1日、北アルプスで行方がわからなくなっていた70代男性を獅子岳の山中で8日ぶりに発見、救助したと発表しました。衰弱はしているが意識ははっきりしているとのことです。
男性は24日に立山の室堂から1人で入山、27日か28日に新穂高温泉に下山予定だったようです。

明日夜間通行止め解除

岐阜県古川土木事務所は、県道槍ヶ岳公園線で7月下旬から実施している夜間通行止めを9月1日午前5時に解除し、終日片側交互通行とします。

下山の男性3人 川に流され死亡

29日午前10時50分頃、北海道平取町の幌尻岳で、登山中の男女8人のうち男性3人が川に流されたと消防に通報があり、いずれも搬送先の病院で死亡が確認されました。
3人はメンバー5人と29日朝に宿泊先の山荘を出て下山する途中であり、増水した川の上に張ったロープに命綱をつけ渡ろうとした際、1人が足を滑らせて水中に沈み、助けようとした2人も溺れたようです。

立山黒部「トロバス」とお別れ

関西電力は28日、「立山黒部アルペンルート」の関電トンネルで運行するトロリーバスを廃止し、2019年4月に架線を使わず車載バッテリーで走る電気バスに変更すると発表しました。
コスト削減などが理由で、1964年の運行開始から約半世紀の歴史に幕を閉じます。

御嶽高山帯にシカ

林野庁岐阜森林管理署は、御嶽の8合目付近でニホンジカを初めて確認しました。高山帯での生息調査で、センサーカメラを設置したところ6、7月に各1頭が撮影され、2016年度調査では6合目付近で1頭が確認されており、御嶽の高山帯への侵入が確実に進んでいるとみられています。
近年、ニホンジカの個体数が増え、生息域が高山帯へ拡大し、八ヶ岳などではコマクサなど高山植物の食害が問題となっています。

民間委託で来春運行再開を目指す~長野県防災ヘリ~

9人が死亡した長野県の消防防災ヘリコプター「アルプス」の墜落事故を受け、長野県は航空体制のあり方を協議する検討会の作業部会が開かれ、民間委託で来年春の運行再開を目指す方針で一致しました。民間航空会社から機体をリースし、パイロットや整備士も委託することとし、県所属のパイロットと整備士とともに「ダブルパイロット制」を導入、熟練者の指導を受けながら人材育成を目指します。
県で唯一の消防防災ヘリだったこともあり、新たな機体の導入も望まれるところです。

御嶽 警戒レベル1に

2014年に噴火した御嶽について、気象庁は21日、火山活動が静穏化しているとして5段階で示す噴火警戒レベルを最も低い1の「活火山であることに留意」へ引き下げました。また、火山周辺警報も解除しました。
噴火した火口列の一部の噴気孔では現在も勢いよく噴気が出ており、気象庁地震火山部は「活動はゆっくりと低下しているが、噴火前の状態に戻ったわけではなく、再び活発化する兆候があればレベルの引き上げもあり得る」としている。

地元自治体は今後、一般の人の9合目より上への立ち入り規制は維持した上で、登山道やシェルター整備などを進める考えのようです

滑落1週間、74歳男性生還

富山県警は20日、富山・長野県境の北アルプスで1週間前に滑落し、連絡が取れなくなっていた男性を発見、救助しました。男性は衰弱していますが、命に別状はないとのことです。
男性は13日午後4時頃、標高約1,000mの登山道で足を滑らせ、約10m下の沢に滑落、急斜面を上がれなかったため、雨具で寒さをしのぎ、沢の水を飲んで持参のチョコレートを小分けにして救助を待っていたようです。

登山届は出されており、滑落場所から動かなかったことが早期発見につながったと見られています。

北アで滑落の男性死亡

長野県警大町署は17日、鹿島槍ヶ岳で12日に滑落した30代男性を県警ヘリが収容し、死亡が確認されたと明らかにしました。

美濃、加賀、越前から登山グループ集結 白山山頂で語る

白山の登拝の道「禅定道」の歴史や価値を見直す「白山フォーラム2017」が白山室堂ビジターセンターで行われました。
白山開山1300年を記念した企画で、フォーラムに先立ち、美濃・加賀・越前の白山登拝の3馬場で登山隊が結成され、各禅定道をたどって山頂で集いました。

北アルプスで遭難相次ぐ

黒部川で沢登りをしていた60代男性が足を滑らせて流され、救助されましたが死亡が確認されました。
また、鹿島槍ヶ岳では縦走中の30代男性が登山道から滑落し、県警などが捜索しています。

スマホで遭難者探索

「山の日」の周知活動をしている「全国山の日協議会」は、登山届を提出できるスマートフォンのアプリ「コンパス」を使って登山者が実際に通ったルートを把握し、遭難した場合の早期発見につなげるシステムを開発、富士山などで実証実験を始めました。那須岳、浅間山でも実証実験を始めており、丹沢山地でも近く実施、4年後の実用化を目指します。

白山信仰各地が芸能

白山の開山1300年を記念し、白山市の白山比咩神社で開かれている奉祝大祭で10日、白山信仰が広まった周辺地域の伝統芸能が披露されました。
大祭は11日夜、地元白山市を拠点に活動する女性和太鼓グループによる演奏で締めくくられます。

焼岳で小規模噴気

気象庁は10日、焼岳山頂の西側山腹で小規模な噴気が確認されたと発表し、注意を呼び掛けました。噴火警戒レベルは1を継続していますが、松本市と高山市はいずれも登山ルートの規制はしていないとしています。

気象庁によると、焼岳で9日午後11時50分頃から10日午前2時頃にかけて、空振を伴う地震を6回観測し、山頂の西側約400m付近の山腹で白い噴気を確認しました。

富士山の落書き除去

富士山須走口7合目付近で、本来の登山ルートとは違う方向を示す矢印の落書きが見つかった問題で、環境省、静岡県、山梨県は落書きされた岩に溶剤を吹きかけて浮き上がらせ、金属製のブラシでこすり落とす除去作業を行いました。

富士山に弾丸登山 女性一時意識不明

7日午前11時10分頃、富士山御殿場口で「仲間の体調が悪く身動きが取れない」と119番があり、県警が約2時間半後に意識不明となっていた女性を救助しました。病院搬送後に回復し、命に別状はないとのことです。
女性は富士山へ「弾丸登山」をしており、山頂に到着したものの体調不良を訴え、御殿場口7合目付近で動けなくなったようです。

外国人誘客の”準モデル”に

環境省は7日、北アルプスを中心に岐阜、長野、富山、新潟の4県にまたがる中部山岳国立公園を訪日外国人誘客の先行モデル地区に選定された国立公園8ヶ所に準ずる公園に位置づける方針を決めました。
岐阜県は同公園の県側の活性化を図る取り組み方針をまとめた基本構想を策定しており、”準モデル”の指定により、乗鞍岳や奥飛騨温泉郷といったエリア内の魅力発信へはずみがつきそうです。

間ノ岳の遺体、身元判明

高山署は4日、北アルプス間ノ岳付近で2日に見つかった遺体の身元がDNA鑑定により、行方不明になっていた30代男性と判明したと発表しました。
心は外傷性ショックとのことです。

通行止め時間短縮

岐阜県古川土木事務所は4日、県道槍ヶ岳公園線の夜間通行止めを、落石の応急対策が完了したことにより午後8時30分~翌午前5時に1時間半短縮しました。

北アで男性遭難か

高山署は1日、北アルプスに登山に出かけた30代男性が行方不明となり、遭難した可能性があると発表しました。
男性の登山届によると、槍ヶ岳を目指して23日に新穂高から1人で入山し、27日に下山予定だったとのことです。

1300年、歴史受け継ぐ

白山開山1300年を記念して7月29日に郡上市で行われた「白山開山千三百年祭 姫神白山夢幻奏コンサート」に約2千人が来場し、盛況のうちに幕を閉じました。
白山信仰ゆかりの神社関係者が集う「白山開山1300年大祭」もあり、神仏習合を再現する形で神事・大法会が執り行われました。

栃木県で登山の男性遭難か

栃木県警日光署は31日、登山に出かけた岐阜県の40代男性が行方不明となり、庚申山か皇海山で遭難した可能性があると明らかにしました。

一般県道槍ヶ岳公園線 夜間通行止

高山市奥飛騨温泉郷神坂地内において道路法面からの落石が発生したため、当分の間、夜間通行止となります。昼間については片側交互通行の規制となりますが、状況によっては全面通行止となることがあります。新穂高から入山される方はご注意を。
規制期間:平成29年7月28日(金)から当分の間
規制時間:午後7時から午前5時まで
規制区間:高山市奥飛騨温泉郷神地内「神坂公民館」から「たから流路工河川公園前」までの区間

詳しくはこちら(古川土木事務所)⇒ 一般県道槍ヶ岳公園線規制区間(PDF:667KB)

北アの岐阜県側 残雪少なめ~岐阜県警夏山情報~

岐阜県警は26日、北アルプスの県側の夏山情報を発表しました。全体的に雪は少ないが、標高2,000m以上のルートにはまだ多く残っている箇所もあり、「天候により、残雪上はアイスバーン状態から柔らかく崩れやすい状態まで変化が激しい」とし、登山者に滑落や転倒に注意を呼び掛けています。
県警ヘリが上空から確認したところ、北穂高岳など一部に残雪はあるが、大半の登山道では雪は残っていないとのことです。
県警では8月16日まで、高山市奥飛騨温泉郷神坂に新穂高登山指導センターを開設し、夏山警備を実施しています。

涸沢岳登山の男性滑落

14日午後4時15分頃、涸沢岳で「仲間の男性一人が滑落した」と韓国人登山グループから消防を通じて高山署に通報がありました。岐阜県警山岳警備隊員と長野県警ヘリが救助に向かいましたが、悪天候と日没のため搬送を断念、現場付近で野営となりました。
男性は涸沢岳北側稜線から3、4m滑落したとみられます。一行は約30名のパーティーで、上高地から入山、槍ヶ岳から穂高岳山荘に向かう途中でした。

夏山登山 遭難防止へ~県警など、北アで警備開始~

本格的な夏山シーズンを迎え、岐阜県警山岳警備隊飛騨方面隊と民間の北飛山岳救助隊は14日から北アルプスでの夏山警備を開始します。
8月16日まで新穂高登山指導センターに警備隊員と救助隊員が各1名が常駐、穂高岳山荘には8月15日まで警備隊員3人が常駐します。また、毎週末に両隊合同で双六岳や槍ヶ岳などをパトロールします。
登山には体力と技量に合った計画をたてるようにしましょう。

北アで遭難相次ぎ3人死亡

4日、北アルプスで山岳遭難が相次ぎました。

午前6時35分頃、奥穂高岳で20代男性が滑落したと登山者から110番があり、県警ヘリで救助されましたが、病院で死亡が確認されました。また、奥穂高岳の別の場所で3人パーティーのうち男性1人が雪崩に巻き込まれ、県警ヘリが救出しましたが、病院で死亡が確認されました。

午前6時頃、剣岳の標高約2,400m地点の谷で50代の男性が滑落、県警ヘリが救出しましたが、病院で死亡が確認されました。

大洞山で夫婦遭難

4日午後4時35分頃、郡上市の大洞山登山に出かけた30代夫婦から「山中で道に迷った」と119番がありました。郡上署などが付近を捜索しましたが見つからず、5日早朝から県防災ヘリを投入し、捜索を再開します。

恵那山で遭難の男性救助

恵那山で2日、下山中に遭難した男性(40代だったようです)は3日午前6時15分頃、岐阜県警のヘリに発見、救助されました。ソロで神坂峠から入山、道に迷い、登山道から約50m下の沢に滑落し、東京都内の弟のスマートフォンにLINEで連絡を取ったそうです。男性は右足首に軽い捻挫を負っていました。

県内で山岳遭難相次ぎ二人救助

岐阜県内で2日、登山者の山岳遭難が相次ぎました。

午前6時頃、白出沢付近で静岡県の50代の男性から「腰が痛くて動けない」と通報、県警ヘリに救助されました。1日に雪の斜面で足を滑らせ3mほど転落して腰を痛めたそうですが、命に別状はありません。

午後2時20分頃、大日ヶ岳で愛知県の50代の女性から「道に迷った」と110番があり、県警ヘリが救助しました。女性にケガはありません。

午後5時55分頃、恵那山を登山していた広島県の50代とみられる男性の弟から「兄が遭難した」と届け出がありました。翌3日に捜索の予定です。

恵那山で迷った男性救助

1日午前9時頃、恵那山を登山中の60代男性から「道に迷って下山できない」と110番があり、出動した岐阜県警のヘリが山頂付近にいた男性を救助しました。山頂付近は50cm~1mの積雪があり、男性は冬山用の装備を持っておらず、山小屋で一泊した次の日に道に迷ったそうです。

GW控え県警が春山情報

大型連休を前に岐阜県警地域課は27日、北アルプスの岐阜県側の春山情報を発表しました。登山道の積雪は50cm~6mと例年並み。人気の登山道の積雪は西穂山荘から西穂高岳にかけて50cm~3m、南岳から槍ヶ岳にかけて50cm~4m、槍ヶ岳から西鎌尾根を経て双六岳にかけて0~3m。雪庇が笠ヶ岳から双六岳の稜線上と涸沢岳西尾根に大きく張り出されています。
県警山岳警備隊員と民間の北飛山岳救助隊員が28日から5月8日まで、新穂高登山指導センターに常駐します。入山前には必ず気象情報を確認してください。

石徹白の山中に心肺停止の男性

20日午後1時頃、郡上市石徹白に釣りに来ていた男性から「山中で男性が亡くなっている」と110番がありました。現場は石徹白登山口から南東に500mの山中。男性は登山風の服装でリュックを背負っており、署で身元の確認を進め、長野県のから岐阜の山に登り、その後行方不明になっていた男性だったと発表しました。死因は寒冷死。

新人警官が金華山早駆け競争

岐阜県警察学校の伝統行事「金華山早駆け競争」が18日、金華山であり、4月採用の新人警察官・警察職員計142人が山頂の岐阜城を目指して力走しました。県歴史資料館前をスタートし、岐阜城までの1,765m、標高差約300mの七曲り登山道を駆け上がるコースで、トップは12分50秒。頼もしい限りです。

伊吹山ドライブウェイ今季営業スタート

伊吹山ドライブウェイは15日、今季の営業を開始しました。営業は11月26日までの予定です。

郡上市で登山の男性が行方不明

11日午後2時20分頃、長野県の男性の家族から「郡上市の毘沙門岳に登ったという連絡があって以降、連絡が取れない」と警察に相談がありました。捜索したところ、石徹白の神社付近で男性の車が発見されたようです。男性は毘沙門岳に登った後、銚子ヶ峰や願教寺山に行き、岐阜県内の山を登って8日に自宅に戻ると家族に伝えていました。

登山届未提出初の罰則適用

岐阜県は6日、登山届を提出しないで指定の山域に入山した登山者に5万円以下の過料を科す県山岳遭難防止条例の罰則規定を初めて適用しました。3月上旬に西穂高岳で遭難し救助された県外在住の男性に対し、5万円の過料を科す処分決定の通知書を4日に送付しました。

西穂高岳で男性滑落、救助

25日午前8時55分頃、北アルプス西穂高岳で40代男性が滑落、県警ヘリに救助されました。男性は左足首の骨折など重傷を負いました。単独登山で、ピラミッドピークから独標方向に向かっていたところ、足を滑らせて100mほど滑落、自身で110番通報しました。

西穂高岳滑落事故の二人は無事

19日午前10時10分頃、北アルプス西穂高岳ピラミッドピーク付近で、登山者二人が滑落するのを別の登山者が目撃し、通報がありましたが、天候不良のためその日の創作は打ち切られました。
翌日の20日に岐阜および長野県警は二人が自力で上がり、無事だったことを確認しました。滑落したのは東海地区から6人パーティーで訪れた男女で、滑落した二人に怪我は無いとのことです。

西穂で滑落相次ぎ2人が重傷

4日午前11時30分頃、北アルプス西穂高岳独標付近で70代男性が約100m滑落、腕の骨を下り全身に打撲を負いました。また正午頃、ピラミッドピーク付近で一名が約150m滑落、肋骨を折るなどしました。いずれも長野県警のヘリに救助されています。

西穂高岳で男性滑落

26日午前10時15分頃、北アルプス西穂高岳山頂付近で60代男性が稜線から約100m滑落、同行した登山仲間が110番連絡し、長野県警ヘリが約2時間半後に救出しました。男性は右足を折るなどの重症ですが、命に別条はないとのことです。

山岳遭難49件 年末年始、過去最多

昨年12月29日~今年1月3日の年末年始に全国で発生した山岳遭難は49件に上り、22件だった前年同期の倍以上になったことが警視庁のまとめでわかりました。死者・行方不明者の13人、負傷者の24人とともに、いずれも統計を取り始めた2003年以降で過去最多になりました。
また、49件の遭難のうち、警察などへの登山届が出ていたのは12件のみだったそうです。

各地で遭難事故多発

31日午後4時10分頃、北アルプス槍ヶ岳の飛騨沢付近で「3人が岐阜県側に滑落した」と一緒に登っていた男性から110番連絡がありました。県警ヘリが1日朝から救助に向かい、滑落した3人のうち負傷した2人が救助されました。残る1人に怪我はなく、同行者と一緒に自力で下山するとのことです。

30日午後0時10分頃、中央アルプス伊那前岳で「人が落ちた」と登山者から山小屋に連絡があり、県警の捜索により、20代の男性を発見して病院に搬送しましたが、31日に死亡しました。県警によると、下山中に強風にあおられて足を滑らせ、尾根から300m滑落したようです。

31日午前11時半頃、南アルプス北岳で登山者の滑落を目撃したと連絡があり、県警ヘリが捜索したところ、標高2,800m付近で男性を発見し救急搬送しましたが、死亡が確認されました。県警によると、標高3,000m付近の登山道から約200m滑落したとみられます。

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