槍穂縦走 三日目 ~終わりよければ~
初めての上高地
再度岳沢を渡る。ここからルートは再度樹林帯の中へ。
紅葉は始まったばかりだ。来週あたりが見頃かも。
この先急登はもちろん、急な下りもない。ちょっとしたハイキングだ。しかし気は抜かないでおこう。再度だけ沢を渡り、紅葉が始まったくらいの樹林帯の中をのんびり下っていく。
だんだんと日も照ってきた。右手には西穂の稜線。こちらから見ても凄いなぁ。
沢の向こうは西穂の稜線。相変わらず険しい山だ。
緩やかな下りだが油断は禁物。ここは山の中だ。
ここは冬季に西穂へ登る西穂高展望所付近。岳沢に西穂高沢、間ノ沢、天狗沢が合流している。
どんどん先へ進むと木の橋や木道が現れた。ようやく上高地の入り口に来たのだろうか、軽装で歩いてくる人たちが増えてきた。間もなく左手に岳沢クーラー。真夏にはありがたいだろう。
目の前が開けると広い未舗装路が横切っている。ここで登山道も終わり。ようやく一般道に出た、とはいっても上高地の中なので車は走っていないけどね。
地図を広げて行くべき方向を確認。広い道を歩いていく。だんだんと人が増えてきた。河童橋への指導標に従って更に歩いていくと、梓川の向こうに今日歩いてきた奥穂、吊尾根、前穂が一望。空は青空。今日も運がいいぞ。
現れた丸太の橋。そろそろ上高地への入り口かな?
岳沢クーラー。気温もそれほど高くないので冷気はさほど感じられず。
荒れた木道有り。
そして整備された木道あり。軽装のハイカーも増えてきた。
お、ここで登山道も終わりか?
ここが上高地から岳沢への登山口。長い山歩きもここで終わりだ。
広い未舗装路をとぼとぼ歩く。いい雰囲気だ。
ここのゲートを越えると人が一気に増えてきた。
河童橋は・・・こちらか。
梓川から穂高連峰。今回の拡大写真はこれが最後。ガスが出ることもなく、今日も雲一つ無い晴天でよかったよ。