高屹山

高屹山 ~飛騨の里山侮るなかれ~

また来たい山

  

下りはもう一つのルートから下っていく。山頂直下はちょっと急勾配。しかし路面は荒れておらず、幅も広いので安心して歩くことができる。途中で二本の赤松が生えており、それぞれ「キンサンアカマツ」「ギンサンアカマツ」の看板。なるほど、曲がったところがきんさんぎんさんの腰が曲がったところとそっくりといったところか。アカマツといえば松茸。もしかしたらこの山域、生えてるのかな? もしそうだとしたら山が荒らされちゃう。

一旦登山道は林道(とはいってもほぼ廃道状態だけど)に合流し、その先で下山ルートに分かれる。下山ルートは植林用の作業道のように針葉樹林帯をジグザグに下りていくのでちょっと味気ない。やはり時計回りの周回が適しているようだ。

  
高屹山

山頂直下は急傾斜。

高屹山

転倒しないように注意してね。

高屹山

「キンサンアカマツ」と「ギンサンアカマツ」。仲良く並んで生えている。

  
高屹山

道の傾斜も緩くなってきた。

高屹山

この先で林道に合流。

高屹山

右が山頂から下りてきたルート。

  
高屹山

すぐに林道から下山ルートとの分岐へ。

高屹山

ここからは植林帯の中。

高屹山

ここでも随所に倒木。ぶつけないように注意してね。


  

山頂からは30分ほどで登山口に到着。なかなか面白いいい山だったね。そして登山口に置いてある。登山ガイドを一部いただく。この山は通称「たかどやま」とも呼ぶらしい。

帰りにぼちぼち林道を歩いていると、二人のおばちゃんが歩いてきた。どこに車を停めたのかきかれたので、クリーンセンターからと告げる。どうやら途中まで車で林道を入ったそうだが、下を擦りそうなので途中の広場にデポしたそうだ。この先坂も急になって凸凹も多くなるので正解だね。おばちゃんたちと別れて再度帰路につく。

そして林道入口に到着。昨年のリベンジというわけではないが、楽しい里山山行だったね。今日も無事下山。お疲れさまでした。

  
高屹山

山頂から登山口までは約30分。登山口の看板が見えてきた。

高屹山

今日もいい景色を味わえた。

高屹山

登山ガイドを一部もらう。

  
高屹山

さて、最後に林道を歩かなくては。

高屹山

おばちゃんたちがデポした青い車だ。

高屹山

花が一通り終わると梅雨の時期に入る。

  
高屹山

若葉がきれいだったね。

高屹山

ようやくスタート地点に戻ってきた。

高屹山

これにて今日の山行終了。


  

飛騨の入口の里山だからちゃちゃっと登れるかな~? と思っていたけれど、意外にも体力を要する山だった。断面図を見ても登り一辺倒。しかも足元の悪い箇所や最後は急登が続くので、甘く見てはいけない山でもある。

しかし山頂やふれあい広場を始め、登山道は整備されており、地元の観光協会や有志の方々び努力によって快適に登山が楽しめることを実感できる。
百名山や日本アルプスなどメジャー級の山もいいけど、里山には里山の魅力がいっぱい詰まっている。その土地の歴史や謂れ、伝説などを知っておくだけでももっともっと登山が楽しくなるんだよね。

もうすぐ梅雨。それが開けると本格的な夏山始動だ。

高屹山

地元の人達に守られている山を大切にしたい。


  1. 地図
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 6

このページの上に戻る