高屹山 ~飛騨の里山侮るなかれ~
イノシシとクマの山?
「高屹山」はどう読むかというと、「たかたわやま」。飛騨の久々野の山で、標高は低いものの、山頂からは北アルプス、御嶽、乗鞍、白山とこの辺りのメジャーな山が一望できるという。昨年の夏にKUMAクンと登るはずだったのだが、あいにく飛騨は強い雨。その日は諦めて晴れている納古山に登った。
この高屹山は登山口から山頂までさほど時間はかからないが、登山口まで未舗装の林道を進まなければならない。車高の低いインプレッサで底を擦るのはイヤなので、いつもの如く未舗装が始まる手前のクリーンセンターにデポし、そこから30分ほど歩くことにする。
イノシシよけの柵に出くわす。思わずビックリ。
真っ暗な中を国道41号を北に向けて車を走らせる。今日の日の出時刻は4時半頃。道の駅で朝食とトイレを済ませ、クリーンセンターに向けて出発する。標識に従って細い道を進むと・・・あれ? ゲート?? まさかここから歩きになるのか?
車から降りて元通りに動かしておく。
更に進むとクリーンセンター。そこを過ぎたところに駐車スペースがあるので、ここに車を置く。
しかしイノシシの柵があんなところにあったということは、イノシシに遭遇してもおかしくはないということか。熊鈴は効果が無いらしいので、何とか出くわさないようにしたいところ。
クリーンセンターの奥に駐車スペースがある。今日はここにデポ。
横に未舗装の林道。この先が高屹山の登山口だ。
林道には高屹山の指導標。
準備を整えていざ、出発。林道が始まるところには←高屹山登山口の指導標がある。しかしその下に「熊出没注意」の看板。イノシシだけでなくクマにも注意しなくては・・・。山なので仕方ないね。
林道には分岐や枝道が数カ所あるが、いずれも指導標が立っているので間違うことはない。
クリーンセンターを出発していつもより鈴を鳴らしながら林道を歩くこと30分。登山口の看板が見えてきた。これだけでも標高は200m以上高くなっている。
最初の十数mだけは舗装路。熊出没注意の看板を見ていつもより鈴の音が大きく鳴るようにしておく。
林道は平坦だが道幅の狭い箇所や、案の定凹凸が大きいところもある。登山口まではいいウォーミングアップだ。
数ある分岐は指導標の方へ。
急坂ではないが標高はどんどん上がっているようだ。
もう春の花も終わりかな。
枝道に迷い込まないように。
あそこが高屹山登山口。看板が見えてきた。
この高屹山は周回できるようになっており、時計回りで周回するのがいいらしい。
そして山頂手前の広場には「木ホルダー」が無人販売で1個300円で売られている。山の整備のために協力されたい。
高屹山の登山口。山歩き案内の看板がとてもわかり易い。