伊吹山

伊吹山 ~四度目の正直~

ようやくスタート

  

この時期、国道21号の高架を西へ走ると遠くに真っ白な伊吹山が見える。滋賀県最高峰のこの山は四季を通じて楽しめるが、冬期には雪山入門ということでたくさんの登山者が集まる。この伊吹山、なんと積雪量ではギネス記録。1927年2月14日に1,182cm。11mの雪なんて想像がつかない。しかしここのところどうも雪があまり積もらないようだ。実はちょうど一年前にも計画はしていたのだが、あまりの雪の少なさに見送ったという経緯がある。

そして今年こそ登るぞ!! と思ってはみたものの年が明けてもほとんど雪が積もらず。寒波が来るまでしばらく待つかと考えていたら、アッちゃんから「伊吹山登りませんか」の連絡。

伊吹山

昨年2月7日の伊吹山。薄っすらと雪をかぶっているのみ。

  

仕事の都合上アッちゃんは日曜日しか行けない。しかし予報はうまい具合というか当日の予報は今シーズン最大の寒波到来とか。当然のことながら見送り。その後も同じように悪天候で計3回続く。こういう時に限って土曜日は晴天で日曜日は雨。「二度ある事は三度ある。しかし四度は無い。」という訳で、今シーズン最後のチャンスと予定を組むものの、天気予報は悪天候。直前まで粘り、ようやく前日に決行の連絡をアッちゃんにする。景色は期待しなくても、とにかく伊吹山に登ることができればいいや。

近くのコンビニで待ち合わせし、アッちゃんの後についていく。駐めるところは民間の駐車場。以前アッちゃんが伊吹山に登った時に利用したところだ。登山口へは一般道をちょっと歩くだけ。三宮神社の横のポストに登山届を入れていざ出発。一年越しでようやく伊吹山のスタートに立ったよ。

  
伊吹山

民間の駐車場に車を駐める。オーナーの連絡先をもらった。

伊吹山

なぜか自分の車は一等地。料金は今日だけ400円。

伊吹山

まずは三宮神社で登山の安全祈願。

  
伊吹山

神社の横にある登山ポスト。

伊吹山

ちゃんと登山届を書いて提出します。

伊吹山

かつてはスキー場へ行くリフトの駅があったとか。


  

登山口から一合目までしばらく土の道を登っていく。最初は丸太の階段だったが、そのうち雪が現れた。まだ朝なので凍っているが、下山時にはグチャグチャになっているかもしれない。

日陰の寒い中を30分ほどひたすらあるき続けると、前方にロッジらしき建物が現れた。ここがようやく一合目。目の前には雪原が広がっており、かつてはスキー場だったことがよく分かる。

一旦ザックを下ろし、ここでアイゼンを装着することにする。この先アイゼンは必須となるなら早めに着けておくのに越したことはない。

伊吹山

ここが伊吹山登山口。「なだれ注意報発令中」の看板が不気味だ。

  
伊吹山

一合目まで凍った雪の上をひたすら登っていく。

伊吹山

今は凍ってるけど、下りはグチャグチャかもね。

伊吹山

ようやく一合目に到着。ちょっと暑いぞ。

  
伊吹山

一合目から旧ゲレンデ。周りに電柱や電線があるのがスキー場だった名残か。ここでアイゼンを装着。後から何人か登ってくる人たちがいたが、ここでアイゼンを着けていたようだ。実質、伊吹山登山はここがスタート。

伊吹山

アッちゃんもアイゼン装着。

伊吹山

自分はシモンのアイゼン。久々だ。


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