老梅山

老梅山~椎倉山~黒屋山 ~関の山で遊ぼう~

関の怪しい(?)山

  

ちょっと体がしんどいのと日増しに寒さに弱っていくということもあって、昨年の秋からは近場の低山ばかりを登っている。年が明けてもこの傾向は変わらず、今回は更に自宅から近い関市内の山だ。
年明けの某日、行きつけのアウトドアショップ「CATTLE CALL」に行った時の話。何やら怪しい山のことを教えてもらった。関市の中池公園の北側、東海環状道の南側に並行して東西に走る稜線。どうやらここが歩けるらしい。しかもちょっとした岩場もあるとのこと。中池公園はよくバイクで通るところなのだけど、確かに公園を過ぎてトンネルへと続く先には東西に山が連なっている。登山口も教えてもらい、日が昇ってからゆっくりと自宅を出た。

  
老梅山

お寺のちょっと上に駐車スペースがある。

県道の関金山線を走り、途中で東香寺というお寺さんの横の坂を上っていくと、ちょっとした駐車場が左手にある。ここが登山口だ。隅に停めて準備をして出発。登山口には「この路は里山保全の管理の路です。利用の方は自己の責任で利用して下さい。ケガ等は「一切責任」は負いません。」との手書きの看板が立っている。関の殆どの山がそうだと思うが、ここも私有地なのだろう。
登山口からはっきりとした踏み跡が山の中に続いている。辺りは針葉樹の樹林帯。まるで伐採のための作業道みたいだ。踏み跡に沿って登っていくと、岩場が見えてきた。CATTLE CALLさんからは左に巻くように言われている。ちょっとフリーで登ってみたくもあるけど、危険なことはやめておこう。

  
老梅山

駐車スペースのところにポッカリと開いた登山口。今日はここから縦走し、最終目的地の黒屋山まで歩く。帰りは来た道を引き返すピストンだ。

老梅山

登山口にある注意書き。入山は自己責任で。

老梅山

樹林帯の中、踏み跡が続く。

  
老梅山

道は荒れてはいない。まるで作業道のよう。

老梅山

岩場が見えた。そのまま登りたいけどやめておく。

老梅山

大きな岩は踏み跡に沿って左へと巻く。


  

そろそろ空が近くなってきた。ゴツゴツした岩場を更に登っていくと、平坦な岩が鎮座している。近くに「八畳岩と座禅岩」と書かれた看板が掛かっている。どれが八畳岩でどれが座禅岩かはわからなかったけど、名前の如く、八畳の広さで座禅ができそうな岩だ。そして眺めが一気に広がる。遠くに恵那山、ちょっと頭を出した御嶽だ。更に目の前には尖った岩がドーンとそびえ立つ。あそこまで行けるかな?

  
老梅山

ゴツゴツした岩が出てきた。どうやら稜線まで登ってきたもよう。まずはここを登りきると何があるのか確認する。

老梅山

八畳岩と座禅岩の看板があった。

老梅山

登りきった先には大きな平坦な岩が鎮座。

  
老梅山

危険な箇所にはロープが張られている。

老梅山

東には恵那山がはっきり。ここから見る限り、雪は見られないほど少ない。

  

というわけでその尖った岩場のところまで行ってみると、北側の眼下には東海環状道、そして南側には関から各務原の山々が一望だ。あれ? こんな低山でめちゃ景色いいんじゃないの?
今日は天気もいいし、こんな狭い岩場にひとりきりで眺めを楽しんでいるなんて、久しぶりのぜいたくなボッチの山頂だ。

老梅山

手前の山は関の権現山。その向こうに真っ白な御嶽が見えている。

  
老梅山

座禅岩の北側に尖った岩が見えている。どうやらあそこまでは行けそう。ただ、岩場に慣れていない人は止めたほうがいいと思う。

  
老梅山

尖ったところまで来た。ロープが巻かれている。

老梅山

眼下には東海環状道。

老梅山

なんかジオラマのような東海環状自動車道が東西に走る。場所的には美濃関JCTと関富加ICの間だ。

  
老梅山

岩場から南側の眺め。眼下の津保川は大きく蛇行しており、遠くには城山から芥見権現山までの各務原・関アルプスの全景が望めるよ。


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