大日ヶ岳 ~ちょっとだけ残雪~
青い空に残雪
リフト駅横に登山道は続いている。実質ここが登山口のようなもの。となると、ここまではウォーミングアップか。かなり厳しいウォーミングアップだったけど、まだまだ余裕だ。一登りすると緩やかな踏み跡が続く。
今日は何と言っても天気がいい。日差しは暑いけど、標高が高いだけにたまに吹く風が気持ちいい。たまに現れる倒木を巻き、タムシバの花を楽しみながらひたすら歩いていくのだが、徐々に斜度がきつくなってくる。次のピークで休憩するとしようか。
リフト駅から休むことなく先に進むことにする。
ここら一帯は国有林なんだね。
最初はなだらかだけどだんだんきつくなってくる。
ちょっとした倒木が道を遮ることも。
お、タムシバの花だ。
所々で満開。やはり季節がちょっと遅いようだ。
急登を乗り越えてピークに立つ標識が見えてきた。
リフト駅から最初の主要ピーク、水後山に到着した。ここには三等三角点が設置されている。さすがにここでザックを下ろして休憩。水分と糖分を補給する。標高は約1,600m弱。ここからは遠くに御嶽と乗鞍がうっすら見えている。うっすらというのは季節柄春霞がかかっているか、黄砂のせいだろう。前回の夕森山から見た御嶽はかなり近かったけど、このように遠くから御嶽と乗鞍を並べて見るのも久しぶりだ。ここからは剣ヶ峰の左に摩利支天山、継子岳と続いて見える。継母岳付近の噴煙はちょっと遠くて確認できないか。
行く手には大日ヶ岳につながる尾根が続いている。手前に大きなピークもあり、まだまだ先は長いぞ。
水後山に到着。標高は1,558.5m。途中からなかなかの急登になってしんどかったなあ。
御嶽の4つの峰がきれいに見える。写真はコントラスト強調してるけど、実際は霞んでいて薄っすらとしか見えない。
はるか遠くに大日ヶ岳。
こちらは乗鞍。外来植物駆除のお誘いが来てないということは、今年も中止かと思ったら、飛騨地区在住者限定だそうな。
暑くもなく、寒くもなく、いい天気で良かった。
水後山から大日ヶ岳方面。これから歩く登山道が見えている。手前のピークは大日ではなく前衛峰の鎌ヶ峰。目指すは更にそのまた向こう。
水後山を後にして出発。
まずは目の前の鎌ヶ峰を目指す。
歩いてきた稜線を振り返る。右手奥の荒島岳がだいぶ低くなった。山頂からはどの程度山々が見えるだろうか。