蕎麦粒山

蕎麦粒山 ~平成の記憶と令和の登山~

心も体もズタボロ

  

新緑の中、長い長い下り坂を足取りも重く下っていく。下りとはいえ、帰路もかなり薮と格闘したため、体力も尽きており、たまに足も止まってしまうほどだ。
どれほど下っただろうか、右手から沢の音が聞こえてきた。そろそろ登山口が見えてくるはず。そして分岐路に出た。左へと進んだら行き止まり。ここでも判断力が鈍っている。元に戻って逆方向へ進むと眼下にインプレッサの赤色の車体が見えてきた。ようやく下ってきたよ。

  
蕎麦粒山

新緑の中、ヤシオの花が咲いている。

蕎麦粒山

ムラサキヤシオ。そういえば鈴鹿にも行かなきゃね。

蕎麦粒山

もうここまでくればひたすら下るだけだ。

  
蕎麦粒山

かなりの急坂。登るのは大変だ。

蕎麦粒山

なんか大きな道が横切っているよ。

蕎麦粒山

ここは左手へ進む。枝が落ちていて歩きにくい。

  
蕎麦粒山

この先は道は無くなっていた。元に戻って逆へ進む。

蕎麦粒山

お、インプレッサだ。ようやく戻ってきた。よかったな。


  

道なりに下っていくと、前回アッちゃんと調査した沢に出る。そこに架かっている橋を渡り、舗装路へ登ったところが登山口。日没前に下山することができてよかったよ。お疲れ様でした。

  
蕎麦粒山

沢が見えてきた。ここはアッちゃんと調査済み。

蕎麦粒山

この橋を渡れば登山口はすぐそこ。

蕎麦粒山

夕日に照らされる蕎麦粒山。何と言っても今日は天気に恵まれてよかった。しかし・・・強烈な山だったな。15年前は木村さんも自分も元気だったんだな。

  
蕎麦粒山

ムラサキキケマン。まだ花を楽しむ余裕があるってか。

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ここが新道の登山口。ホッとする。

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ここで往きに歩いた舗装路と合流。

  
蕎麦粒山

日もかなり傾いた。この時期そこそこ日は長いのだけど、今日は目一杯歩いたなあ。しかもこれだけ一日中薮と格闘したのは記憶に無いよ。

蕎麦粒山

釣り客のプリウスがチェーンを外して無断で入っていた。絶対に真似しないようにね。

  
蕎麦粒山

令和第一弾の山行も終了。お疲れ様でした。

久々ハードな登山だった。思えば前回アッちゃんと訪れたときは引き返して正解だったかもしれない。出発が遅かったので、恐らく無事下山したとしても日没後だっただろう。

15年ぶりに訪れた蕎麦粒山。旧道はほぼ廃道化しているので山頂へのルートとしてはお勧めできない。登るのなら新道だけど、地図とコンパスはもちろん、GPSもあったほうがいい。とにかく厳しい山だが、山頂からの奥揖斐の山々の景色は最高だ。登るのなら天気のいい初春や晩秋かな。
今回は久々スパッツを装着したけど、下山後はスパッツのゴムはボロボロ、ゴアテックスのスパッツやグローブも穴が開いてボロボロ。でも最後まで心が折れずに下山できた。まずは令和第一弾の山行は無事に終了。次も頑張ろう。


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