蕎麦粒山

蕎麦粒山 ~平成の記憶と令和の登山~

登山道じゃない…

  

かなりの急登だ。今は春が終わる頃なのでまだまだ薮化はしていないので足元の岩や木を掴みながら登っていく。しばらく進めそうなところを登っていくと、目の前に踏み跡らしきものが現れた。よくよく見ると谷の方から続いており、先にテープが巻かれている。そして山側には踏み跡が続いている。何とか従来の旧道に合流したようだ。ちょっと一安心だが、この先とんでもない悲惨な目に遭うことになる。

  
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頭の上にシャクナゲの花。どんどん急登を登る。

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振り返ってみると、かなりの急坂。しかし歩けないことはない。

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進む方向はこちらでいいはず。

  
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これじゃ夏は薮化して歩けないかもね。

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踏み跡に出た。谷側の木にはテープ。恐らくここが旧道なんだろう。何はともあれホッとする。


  
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辺りはシャクナゲの木がたくさん生えており、木村さんと登った急登を思い出す。あのときは木の根や枝を掴みながら本当にここが登山道なのかと半信半疑でひたすら登ったっけ。

そして15年後も木の根を掴みながら登っていく。かろうじて進む方向がわかるのは15年山に登り続けた成果だろう。

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現在の旧道はこんな感じ。シャクナゲの木が行く手を遮っているが、これを掻き分けながら先に進む。

  
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15年前にあったフィックスロープは見つからなかった。木を掴みながらこんな急登を登っていく。しかし・・・下りはともかく、登るのにはこれは手強いぞ。

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登ってきたところを振り返る。

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ちょっと一息。しかし急な登りはまだまだ続く

  
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タムシバの花。まだまだ花を楽しむ余裕もあるが・・・。

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木の根元からはイワウチワの花。

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まだまだ登る。山の到るところで新緑の葉がきれいだ。その緑の中に白いタムシバの花、足元にはピンクのイワウチワの花、そしてシャクナゲの花が咲いている。木村さんと登ったのは秋だったので、シャクナゲの木は邪魔でしかなかったけどね。

  
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シャクナゲの花が咲いている。

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この山域での花は初めてかも。

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しかしこの急坂はしんどいな~。

  
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あちこちにシャクナゲの花が咲いているのがいい。厳しい登りでちょっとは気休めになるね。

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なんか頭上に向かって登っていくようだ。

  
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境界杭だろうか? いや、ここは特に市町村境は無かったはず。

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ここにもシャクナゲの花。ちょうどいい季節だ。

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木々が行く手を遮る。とはいっても踏み跡は何とか明瞭だ。
何とかここまで木を掴みながらの登山がどちらかというと楽しめてはいるが、この先は帰りたくなってしまうほど悲惨な目に遭遇する。


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