常念岳~蝶ヶ岳 ~槍穂を従え大縦走~
常念からの大展望
ようやく山頂直下まで辿り着いた。ちょっと雲が出ているが、視界は良好。周りの山々が手に取るように一望できる。す~さんどこまで山の名前言えるかな?
常念小屋からのルートも合流したせいか、登山者も多くなってきた。常念小屋に続く道にはこれから下山するのか、一つのパーティーが列をなして歩いている。
さて、目の前は常念岳山頂。あと一頑張りだ。
ようやく山頂直下まで来た。槍を見つめるす~さん。
指導標が見えてきた。常念小屋と山頂との分岐点。
一つのパーティーが常念小屋に向けて一列に下りていく。
さぁ、あと一頑張りだ。ここを登りきれば念願の山頂。
ここからがこれまた遠いんだな・・・
山頂手前で振り返ってみる。険しい山だな。
ようやく常念岳山頂に辿り着いた。3,000mに満たないが、思った以上に厳しい山だった。よく常念岳はビギナーにお勧めと言われるが、特に三股ルートは岩場も多く体力も必要だ。やっぱり常念小屋に宿泊してゆったりと登りたい山だね。
祝日ということもあって山頂は人が多い。雲が多いので遠くの山は隠れているが、目の前の槍穂は一望できる。安曇野側から穂高は初めて見たが、この景色はすごいの一言だ。
遂に常念岳山頂到着。山頂には古びた祠が祀られている。標高2,857mで常念山脈の主峰だ。
ここは百名山だったね。
稜線は南へ蝶ヶ岳へと続く。
山頂横に小さな方位盤。ここにも人がいっぱいだ。
再度大天井岳からの稜線。ちょっと雲多いな。
上高地の霞沢岳から穂高連峰、大キレットを経て槍ヶ岳、表銀座、裏銀座までとんでもない大絶景だ。
いつまでもノンビリしている訳にはいかない。蝶ヶ岳に向けて常念岳を後にする。
十分景色を楽しんだ。しかし今日は蝶ヶ岳まで縦走し、そこから三股まで下らなければならない。時間は11時ちょっと前。山頂から見るとガスの向こうに蝶ヶ岳ヒュッテが見え隠れしている。あんな遠くまで行くのか?
もうちょっと景色を楽しみたいが、槍穂は蝶ヶ岳への稜線と並行しているので、稜線を歩きながらもいろいろな角度から楽しむことができるだろう。しかしこのままでは明るいうちの下山はギリギリか? 時間によっては蝶ヶ岳ヒュッテでの宿泊も現実味を帯びてきた。しかし山では無理せず安全が第一。
賑やかな常念岳山頂を後にし、蝶ヶ岳へ延びている稜線を下りていく。