各務原・関南アルプス

各務原・関南アルプス ~再出発は歩きすぎ~

桐谷坂~芥見権現山~北山

  

気をつけて県道を横断し、向かいの旧道を歩いていく。左手眼下には桐谷坂を三ツ池に向かって走っていく車。今歩いているのがその旧道なのだけど、かなり狭い。まだ交通量が少ない時代はこれでよかったのかもしれないね。

  

しばらく歩くと右手に芥見権現山への登山口が見えてきた。小さなケルンに権現山登山口と書かれている小さな標識が立っているだけで、その先に登山道が続いている。しばらくは緩やかな登りなのだが、だんだんと急になってくる。いや、疲れがかなり溜まってきているのでそう感じるのだろうか。

各務原・関南アルプス

県道を横断したところから旧道を歩く。

各務原・関南アルプス

昔はここを車が行き交っていたのか。

  
各務原・関南アルプス

ここが芥見権現山への登山口。県道の旧道にひっそりとある。気温は30℃まで上がってきた。ここから権現山まで気温と疲れで何度も足が止まってしまうとは。

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向山からの下りと同様、今度は登っていく。

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光輪公園への分岐。ここから先は何度も歩いたはず。

  

断面図を見ても、桐谷坂から芥見権現山まで最初は一気に高度を上げ、その後アップダウンが続く。しかし厳しい登りだ。暑さと疲れが重なり、何度も足が止まってしまう。

途中で大洞光輪公園からのルートと合流。ここからは昔何度も歩いたはずなんだけど、こんなに遠くてこんなにキツかったっけ・・・?

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足が止まっては休憩を繰り返す。やはり久しぶりにしては今日の山行はハードだ。

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ようやく北山へと下りていくケルンに到着。権現山はすぐそこだ。


  

ようやく芥見権現山に到着。足が張ってしまってつる寸前になっているため、休憩舎のベンチに腰を下ろしてしばし休憩。フラフラだけどようやくここまでたどり着いた。たまに吹く風が心地よいけど、こんなに暑くなるとはね。

しかし記録をたどっていくと、最後に芥見権現山に登ったのは2013年。実に7年ぶりの山頂だったとは、自分でもびっくりだ。
でも相変わらず景色はいい。南側には北山から諏訪山へと続く稜線が見えている。改めてここは東西に長く連なる山々だと言うことがわかる景色だ。

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ようやく、ようやく芥見権現山に着いた。思わずベンチに座り込む。
山頂にあるのは二等三角点。点名は「芥見村」。

  
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ここは南側の景色が開けている。東西に続く北山からの稜線。

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いや~、ここまで気温が上がるとは思っても見なかった。


  

何とかこの先、北山から各務原権現山、そして伊吹の滝へ下りていけそうか。いや、まだまだ北山への急な登りが待っている。ここはゆっくりでもいいので、一歩一歩前に進んでいこう。
芥見権現山からちょっと戻り、先程のケルンから老洞峠への急坂を下りていく。かなりの傾斜で、足元もザレているため危険箇所の一つでもあるせいか、巻道も整備されているほど。

普通なら何ら問題なく下っていける箇所も、足が踏ん張れない。そして暑さからくるバテで途中で座り込んで休憩するも、何とか老洞峠まで下りていくことができた。

  
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さてと、まずは老洞峠への急坂を下る。

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足が張って踏ん張れない。しかも直射日光。

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フィックスロープがあるくらいだからかなりの急坂だ。

  
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芥見権現山から老洞峠までの下り。わずかな距離なのだけど、ここで十分に休憩を取る。ザックを下ろして道に座り込む。ここは車両は侵入できないので安心して休憩。しかも風の通り道のせいか、気持ちのいい風が疲れを飛ばしてくれるよう。

十分に休憩を取り、ザックを担いで最後の難関、北山への急登に望む。本当に最後の急登だ。

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老洞峠で休憩。今日はトレッキングポールを持ってきたが、結局出発から最後まで一度も使わなかったな。


  

老洞峠からは北山に向かって一気に登る。ここもかなりの急登なので、途中で巻道が延びているが、ここは直登ルートへ。ゆっくりでも一歩一歩進んでいくと、フラフラの割には思った以上に早く山頂が見えてきた。開けたところで左を見ると、今日歩いてきた山々が連なっている。あんな遠くから歩いてきたのか。

北山山頂の手前には簡単な手作りの休憩舎。ここではラジコンで遊ぶ人が多いのだけど、今日は誰もいない。北山の山頂は広いけど、恐らくここが最高点だったはず。しかし、何とか最後の難関を乗り越え、ここまで来た。後は隣の各務原権現山から伊吹の滝へと下りていくのみ。

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老洞峠から北山へ。この先の急登がキツい。

  
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見上げるくらいの急登。敢えて巻道は使わないのは単なる意地。

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急登を登り切ると左手に今日歩いてきた山々が見えてくる。いやいや、よく歩いてきたなあ。

  
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北山の吹き流しが見えてきた。後少し。

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「ようこそ北山へ」のノボリ。誰が立てた?

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よくここまで登ってこられた。確かここが北山山頂のはず。周りは植生調査の対象となっている。


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