
位山 ~久々でパンク・・・~
何とか追いつく
日陰に座り込んで休むこと15分。このまま眠ってしまいそう・・・いやいや、本当に立てなくなってしまう。先に出発したKUMAクンを追わなくては。重いザックを担いで目の前に続く登山道に入る。最初は木の階段が続くが、すぐに木々の中に続く道へと変わる。
これまでと異なり日陰の中を歩くので助かる。しかも登山道は緩やかな登りなので歩きやすい。
しかし後から断面図を確認してみると、ゲレンデを登るのとさほど変わらなかったことから、やはり暑さでバテてしまったのかな?
だんだんと登山道に巨石が目立つようになってきた。

リフト終点の目の前から登山道は続いている。さて、そろそろ自分も出発。

KUMAクンかなり先に行っちゃったな。

登山道はフラットで歩きやすいよ。

巨石、というよりは小さな岩「六稜鏡岩(ろくりょうかがみいわ)」。

湿度が高いけど日陰なのでゲレンデ歩くよりはマシ。

今度は「御手洗岩(みたらいいわ)」。

御手洗岩の近くに「姫小平」の看板。謂れはわからない。

意外にもこんなフラットな箇所も。それにしてもたまにまとわりつく虫が五月蝿い。夏だからしょうがないか。
先ほどまでヘロヘロだったけど、休憩したこともあって少しずつ足が前に出るようになってきた。今日はトレッキングポール持ってこなかった分だけかなりキツイが、辺りを見渡しながら歩く余裕も出てきた。とはいっても辺りは樹林帯に囲まれていて景色は望めないけどね。
この位山は古くから太陽信仰の山として言い伝えも多いという。点在する巨石にも崇拝の対象となっており、それぞれ○○岩と名前がつけられていたりして、信仰の山ということを改めて感じることができる。
中には位山ピラミッド説なんていうのもあるそうだけど、どうなんだろうね・・・?
登山道の登りもだんだんと緩やかになってきた。すると前方に蛍光色のウェアが見えてきた。ようやくKUMAクンに追いついた。ここからは一緒に山頂を目指す。しかし思った以上に調子に乗って飛ばしてきたのでここにきてまたまた疲れが出てきてしまった。何とかKUMAクンの後をついていく。
目の前に木の柵で囲まれた岩が現れた。ここが鏡岩で、ダナ平林道からのルートとの分岐となっている。山頂はまだまだ先だが、急登はなさそう。あと少し頑張ろう。

ようやくKUMAクンに追いついた。疲れた~。

「門立岩(もんたていわ)」。岩から木が生えている。

「尻立岩(しりたていわ)」。どうやって名前を付けてるんだろ。

今度は「神楽岩(かぐらいわ)」。この奥にあるんだろう。

もうKUMAクンに付いていくのに精一杯。

「鏡岩」に着いた。太陽の力を吸収したと伝えられているそうな。右にダナ平林道からのルートが続く。