雪倉岳~朝日岳

雪倉岳~朝日岳二日目 ~心が折れて五輪尾根~

先は長い

とりあえずはお腹も満たされ、沢の水も飲んで再出発。気温もどんどん上がってきて少し歩くと汗が吹き出す。「五輪の森」の指導標のところで小休止。入れ替わりに出発する男性に挨拶すると、「まだまだ先は長いですね」。そう、この下りが瀬戸川まで延々と続くのだ。

  
雪倉岳~朝日岳

朝日岳方面はまだガスの中だ。今日は栂海新道行かなくてよかったと自分に言い聞かせ納得させる。

再度ひたすら下っていき樹林帯を抜けると前方の視界が開けた。五輪高原に木道が続くのが見える。あそこまで下っていかなければならないが、単調な樹林帯の中よりは景色のいい湿原の中を歩く方が気持ちが良いだろう。
頑張って五輪高原を目指す。

  
雪倉岳~朝日岳

シャッターを切ったらガスがかかってしまった。

雪倉岳~朝日岳

ちょっとガスが掃けて木道が見えている。

雪倉岳~朝日岳

ようやく見えてきた五輪高原。五輪尾根登山道が延々と続く。いい景色だがまずは頑張ってあそこまで下りなくては。

  
雪倉岳~朝日岳

ようやく木道に出た。これまた延々と続く木道。斜度が小さくなったので軽快に歩く。

雪倉岳~朝日岳

ピンク色のシモツケソウ、黄色のキンコウカ、薄紫色のシロウマアサツキなどなど。


  
雪倉岳~朝日岳

花園三角点は三等。点名は「横前倉」。

お花畑の中の木道をひたすら歩く。すると目の前に標柱が現れた。「花園三角点」と掘られており、その横には三角点がある。大抵基準点は山のピークにあるものだけど、こんなところにひっそりと基準点があるのも珍しいね。

左手の山を見ていると、一人の男性が「あの赤い建物は白馬大池山荘でしょうかね?」と聞いてきた。う~ん・・・方向的にはこの尾根の向こうのはず。後から地図で確認すると、今目指している白馬蓮華温泉ロッジだった。
へ~ こんな方向にあるんだな。

  
雪倉岳~朝日岳

花園三角点の標柱。ルート上にぽつんと立っている。

雪倉岳~朝日岳

時間があればのんびりしたいよね。

雪倉岳~朝日岳

それにしてもよく整備してあるね。

  
雪倉岳~朝日岳

花園三角点付近から見える白馬蓮華温泉ロッジ。結構標高高いなぁ。登り返しがキツそう。

雪倉岳~朝日岳

写真を拡大。確かにスタートした白馬蓮華温泉ロッジだ。

  
雪倉岳~朝日岳

木道は終了。再度険しい山道になる。

雪倉岳~朝日岳

いかにも毒持ってますというようなタマゴタケの幼菌。実は毒はないらしいよ。

雪倉岳~朝日岳

タマゴタケの成菌。食べられるそうだけど色が毒々しいね。


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