納古山

納古山 ~KUMAクン記念日に西尾根を登る~

雨に追われて

  

6月は調子に乗って銚子ヶ峰から三ノ峰まで頑張ったものの、久々のハードな山行にふくらはぎを痛めてしまった。その後はゆっくりと八木三山を歩き、本格的な梅雨に突入。なかなか山に行けない中、このままでは体力が落ちてしまう。
梅雨が明けた週末、登ろうとしたのは久々野の高屹山(たかたわやま)。ここは整備された里山だが、北アルプス南部の景色は抜群とのこと。あいにく天気は微妙だが景色は望めないにしても夏山に向けてウォーミングアップにはなるだろう。今回はKUMAクンと久々野の道の駅で待ち合わせ。しかし国道41号を北上しするにつれて天気は悪くなるばかり。道の駅に着いたときも天気は雨。止む気配はほとんどなし。
KUMAクンは既に到着している。この雨に二人ともテンション下降気味。ちょっとでも雨を避けようということで、国道を南下し、下呂の白草山あたりでもと車を走らせる。しかし走っても走っても雨は強くなるばかり。こりゃ今日の飛騨はダメということで、予定を大幅に変更し、岐阜方面に向かう。
金山辺りまで戻るとようやく雨も小降りになる。しかし、どこの山登ろうか? 各務原アルプスの隠れた岩場? いや、KUMAクンの登ったことのない天王山? 考えながら車を走らせ、関金山線の信号に差し掛かったとき・・・ふとひらめいた。岐阜へはここを右折するが、このまままっすぐ行けば納古山。しかも西尾根の登山口だ。車を停めてKUMAクンに提案すると即決! 5月に登ったときのナビの記録が残っていたので、早速登山口へと向かう。

  

ソロで登ったときは車の腹が擦りそうな未舗装路を亀のようにノロノロ運転していったが、今回は舗装が切れた所の広場に車を停める。ここから西尾根の取り付きの電波塔までひたすら林道歩きになる。
KUMAクンにとっても久々の山登り。しかし好きな納古山の未踏ルートとあってちょっと興奮気味だ。30分も歩かないうちに納古口ルートからの林道と合流。この先、緩やかな勾配が延々と続く。朝の飛騨の天気と正反対で、薄雲が広がる晴天の中、気温はどんどん上昇しているようで、KUMAクン早くもバテ気味だ。まだ登山口にも着いてないよ~。

納古山

今回は車での未舗装路走行は回避。何事も安全第一。

  
納古山

林道を歩いて間もなく分岐。ここは左の本線へ。

納古山

ひたすら歩いて電波塔の入り口の看板。車高の高い車もここまで。

納古山

やはり5月に比べて草が生い茂っている。

  
納古山

気温もだんだんと上昇。緩やかだけど上り坂はキツい。

納古山

だんだん遅れ始めるKUMAクン。ガンバレ!!

納古山

お、遠くに見えるは電波塔。

  
納古山

梅雨明けの8月手前、林道とは言え路面には草が伸び放題。遠くに見える電波塔を目指してひたすら歩く。既にKUMAクン汗だく。やはり久々の登山はキツいね。
電波塔手前でザックを下ろして小休止。電波塔の先が尾根の取り付き点だ。ここで十分休んでおこう。

納古山

ようやく着いた電波塔。でもここがスタートだよ。


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