西穂山荘 ~行けなかった北ア縦走~
ついていかない心と体
改めて西穂高駅を出発。「これより登山道」の看板が登山口だ。ここから樹林帯の中を歩いていく。久しぶりに重い荷物を担いでいるせいか、すぐに息が切れてきた。しかもここまで標高が上がったのにかなり暑さを感じる。途中で軽装の外国人が抜かしていく。たまらず途中でザックを下ろして休憩。ロープウェイで一気に標高が上がったので体がついていかないのか。何度も休憩しながらなんとか西穂山荘へとたどり着いた。本当にこの先大丈夫かと思う。

西穂高口にある三等三角点。点名は「栗尾」。

ようやく見つかった登山届のポスト。

ここが実質の登山口。ここからは登山装備が必要だ。

樹林帯の中の急坂を登っていく。それにしても暑いな。

すぐに息が切れてしまった。休みながらゆっくり登っていく。

高い木に取り付けられた指導標。冬季は雪深いんだよね。

何とかたどり着いた西穂山荘。この先大丈夫だろうか?

いつもとちょっと人が少ないかな?

いつもの西穂山荘だ。ちょっとテラスで休んでチェックイン。部屋はもちろん相部屋。既にコロナも落ち着いて、一部屋に五人ほどの宿泊となる。
それにしても駅から山荘までバテバテだった。しばらく布団の上で横になるが、なんか体調がおかしくも感じる。明日からは一線級の縦走路を歩くのだが、これでいいのだろうか?
そして夕食。自分の体調の確認として、バテバテでも食事を難なく食べることができればOK。なかなか喉を通らなかったら体調がおかしいということ。で、今はというと、食べるのがちょっとしんどい。しかし全く食欲がないわけでもない。完食した後で様子を見ることにする。なんか体調だけでなく心もネガになってきた。何とか少しでも体力回復を期待して布団に横になる。

8月ももう終わり。これから一気に草紅葉が始まるだろう。

明日はここから出発。この丘の向こうは最初のピークの丸山。

目の前には霞沢岳。ガスが出ていないので全景がはっきりと見える。

明日は大丈夫だろうか…
消灯の時間となったがなかなか寝付けない。しかし寝付けないのはいつものこと。明日は暗いうちに出発するのだけど、体も心も言うことを聞いてくれないようだ。しかも悪いことに(とはいっても大方予想できたのだが)同部屋の宿泊者が大きないびきをかきはじめた。これでは睡眠どころではない。寝付けない中、外へ出てみる。雲は出ておらず、いい天気のようだ。山荘で寝付けないのはいつものことだけど、体も心もついていかない中でこの難コースを歩いていいものだろうか?
そんな中、若い人たちがヘッデンを点けて西穂に向かって出発していく。そういえば予定では自分ももうすぐ出発する時刻だ。休みを取ってここまでやってきたけど、どうしようか。
