向山見晴台 ~クマのいない山~
穏やかな祝日
見晴台から続く稜線を西へと向かう。ちょっとアップダウンが続くけど、さほど厳しいルートではない。5分ほどで向山に到着。山頂の標識と休憩用の簡易ベンチが置かれただけの質素なピークだ。ここでは2人の登山者がいたのみ。景色は南側がわずかに見える程度なので、山頂の写真を撮るだけで見晴台へと戻る。
向山山頂に着いた。標高303mの静かな山頂だ。ここは写真を撮るだけ。
見晴台へ戻ってきた。やはり誰もいない。ほんとに静かな山域だ。
木陰用なので切っちゃいけないらしい。
さて、ここでちょっと早いお昼にでもするかなと思ったけど、下山は別の道から下りるとして、ここは向山と反対の須衛山へと向かう。すぐ近くに展望台があったはず。あそこもマイナールートなので、恐らく誰もいないだろう。ご飯を食べた後はそのまま岩坂トンネルへと下山すればいいか。
暑くもなく寒くもなく、湿度も低いので汗をかくこともない。穏やかな祝日だ。
向山見晴台から下りて登ればすぐに須衛山。ここは珍しく三角点のあるところだ。狭い山頂には誰もおらず、ここでも写真を撮るのみで須衛東展望台方面に下りていく。案の定、展望台には誰もいない。ここでザックを降ろしてこれまた久しぶりにSVEAで湯を沸かす。果たしてうまく火が点くかと心配だったけど、プレヒート後に独特の轟音で火が点いてくれた。さすがに湯が沸くのも早い。早々にスープとコーヒーをつくり、持ってきたおにぎりと一緒に食べる。
いいなあ、こんなポカポカ陽気の祝日。
向山見晴台からすぐに須衛山。意外にもここからは枝道が何本か延びている。赤い看板には遭難などの緊急時に場所を知らせるための番号が書かれている。
点名は「須衛」の四等三角点。ICタグが見えるかな?
須衛山を訪れたら周辺の枝道をチェック。
岩坂峠へは左折。展望台へはまっすぐ。
気持ちのいい天気じゃないか。
須衛東山展望台。ここからの眺めもなかなかいい。木のベンチがあるので、ここでお昼ごはんとする。時間はたっぷりあるからちょっとノンビリしてみる。
ここから見えるのは各務原・関南アルプスの東方面。稜線を辿っていくと明王山の鉄塔まで見えている。ここまで空が広がっているといい気分。
ちょっと霞んでいるけど、御嶽も見えていたよ。
SVEAで湯を沸かしてスープとコーヒータイム。