釜ヶ谷山 ~春はまだ遠し~
ポツンと一棟
ようやく山頂が見えてきたぞ。
木の階段を登り、斜度も落ち着いた先が山頂だ。山頂は日が照っており、雪も積もっていはいない。ここにはログで作られた小さな小屋もある。どうやら地元の遠足などでよく登られているようだ。
さすがにこの時期、時間に登る人はいないだろう。山頂からあたりを見渡してもやはり木々に囲まれてその間からしか遠くは見渡せない。もうちょっと暖かければ山頂でスープでも飲んでもいいかなと思ったけど、立ち止まるとどんどん体が冷えてくる。極度の冷え性にはやはり体を動かしていないといけないかな。ここは下山することにしよう。
ここが釜ヶ谷山の山頂。広くもなく狭くもない。誰もいない寂しい山頂だけど、山県市三名山の一座だ。
お馴染み、山県さくらの看板。
二等三角点。点名は「釜ヶ谷」。そのまんまか。
小さな避難小屋。「千把(せんば)小屋」と名前がついている。
小屋からの眺めはこんなもの。
日が照っているけどまだまだ寒い。
山頂からはかろうじてこれの景色が精一杯。せめて北側が開けていると能郷白山や舟伏山が見えるはずだ。
立ち止まるとやはり寒い。そろそろ下山するとしよう。