釜ヶ谷山 ~春はまだ遠し~
伊自良の奥山
まあ、ここのところなんというか週末は何かと忙しいけど、一ヶ月ちょっとぶりに山に登ろうと思い、向かったのが伊自良湖から登っていく釜ヶ谷山。ここは16年前に木村さんと登った山だ。山県市が名山めぐり事業として舟伏山、相戸岳、そして釜ヶ谷山の三座を三名山として指定し、ここを登ったら認定書を発行していたという記憶があるけど、2020年4月から新型コロナウイルスまん延防止のため(当時は緊急事態宣言中)事業を中止していたらしい。
でもってあれから3年ほど経ってコロナもそろそろ落ち着いた現在、久しぶりにこの山域に登ってみる。相戸岳は年末に登ったし、舟伏山は山県市のサイトを見てみたら、昨年夏の大雨により登山口地内で落石と土砂崩れが発生し現在は入山禁止。最後に残ったのが釜ヶ谷山。比較的山頂まで距離もないけど、前回も春先に登り北斜面はそこそこ雪が残っていた。今回はどうだろうね。
伊自良湖畔の駐車場からスタート。雪がちらついてるけど、天気予報は信用できないな。
ちょっと歩いていくと臨時駐車場。今日は登る人いるのかな?
しばらくは舗装路歩き。
間もなくキャンプ場に到着。人っ子一人いない。
キャンプ場を過ぎて更に細い舗装路を歩いていく。左へぐるりと回るところで「奥の院」と掘られた石柱が立っている。その横に釜ヶ谷山登山道の標識。実質、ここが奥ノ院ルートの登山口だ。
奥の院の石柱の対面には「行者岩 入口←」の石柱。ここからちょっと歩くと舗装が切れるが、なぜか車の轍がついている。気にせず歩いていくと、だんだんと道は「らしく」なり、石仏のあるところが終点らしい。そこから先は樹林帯の中を登山道が続いている。さすがにここからは車では入っていけない。
左にはかつての管理棟か。轍の付いている未舗装路を歩いていく。どうやら雪は止んで晴れてきた。
奥ノ院ルートの標識。まだ轍が続く。
石仏の横には豚コレラ予防のための看板。
道がだんだんと荒れ始めてきた。
樹林帯の中の登山道を登っていく。周りの見通しは良くない。
登り切ると稜線に出たようだ。左手には休憩舎。
急登がないのでまだまだ余裕。
かなり古い道標だ。
一際大きな石仏のあるところがみぞれ林道との分岐。ちょっと汗が出てきた。
いきなり現れた鉄塔。
ちゃんとこの先にもルートは続いている。
登山口付近にも注意書きがあったけど、ここは渓流沿いにヒルが多発するところで、夏には登るところではない。まあ、今の季節は大丈夫だけどね。
知らぬ間にどんどん標高は上がっていったようだ。山頂まではちょうど半分くらいまで来ただろうか。